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植物を年越しさせ、更に 花を咲かせる ささやか であるが、 詩人さんにとっては、難題である😅 水だけで育つように改良された植物 の 存在を知ったときは、文字通り 小躍りした 春から初夏へ移る頃 小さな蕾がついて 小さな花が開いた 美しく儚く だけども、 強くて強くて また生きていける まだ歩いていける、と 思うのだ ランキング参加中詩
ブログ(三つ運営中)でもSNSでも詳しくは触れていないが、自分ごとではないこと(平たく言えば家族ごと)が、そこそこ渋滞している。 共に暮らしていれば互いにもっと「渋滞」していただろうから、風通しというか見通しは明るくはないが暗くもない。 ただ、代理で行う手続きは結構やっかいだ。 関係性の証明、筆者自身の証明(マイナカードが役立った)、何枚も書いた委任状、何本もかけた解約電話、スマホで受ける未知の電話番号(以前にも書いたが役所の担当部署ということが多かった)など。 ことが起こった頃、一気に体重が落ちた。 不思議と風邪もひかず、大きな体調の変化もなかった。緊張感もあったのかもしれない。 日常は大い…
年季の入ったキッチンバサミを手放し、やっと気に入ったものを見つけて取り寄せた。数日前の出来事である。 ところで、「〇〇円以上で送料無料」というサービスがある。 確かにありがたいのだが、車のない我が家からすれば、送料よりも店と家を往復する方が費用がかかることがほとんどだ。 ある程度まとめての購入を心がけてはいるが、送料はそこまで気にしないことにしている。 キッチンバサミを購入した店は、ある料理家さんのいわばブランド店である。 「ブランド」と言っても、手の届きやすい価格設定がされており定番商品も多い。慌ててあれもこれも!…と買い込まなくていい。 キッチン用品のほかに衣料品も扱っており、サイズ調整の…
汗をかきやすい体質である。夏場は大変だ。1日のうち、何度かは着替える羽目になる。 ただ、去年はあまりにも暑くて、エアコンもそれなりに使っていた。それが影響したのか、年末にひどい風邪で寝込んだのである。 実際、夏場にうまく汗をかけた年は、寒くなっても風邪に見舞われることが少なかったように思う。 今夏も昨年以上の猛暑ではないか、との予想が一部で囁かれている。 対策として、春のうちから軽い運動や入浴で汗をかく習慣をつけるといいそうだ。気分も上々、体も軽くなり、一石二鳥以上である。 もちろん、日焼け止め対策もお忘れなく。 ランキング参加中雑記
また雨になる 耳たぶが冷たくなって 確信した また春が滞る 指先が冷たくなって 確信した 散っても散っても それを見ず ただ くる初夏さえ怖いと思った また雨になる 耳たぶが冷たくなって 確信した また春が滞る 指先が冷たくなって 後めたくも安堵する ランキング参加中詩
固いプリン、というものがはやっているそうだ。 猫街で噂になるくらいなので、多分少し前から話題になっているに違いない。ようやく黄色の風も落ち着いて、「詩人さんのせいで云々」と言われることもなくなった。 猫そっくりの店主のところでは扱っておらず、後で差し入れる約束をする。 少し足を伸ばし、駅前スーパーに寄ってみた。 珍しい野菜を少し、時折買う缶詰を少し、そして猫店主と自分自身への土産に固いプリンを買い求めた。目を丸くして喜んでくれるだろう。 何かあるとすぐイカ耳になる店主も、本気で不機嫌になっているわけではないのだ(猫街みたいな場所で店を営んでいるくらいだからね)。 使い慣れない魔法が、嬉しさでち…
料理番組でしか見たことがなかった「あれ」。実は、名称を知らなかった。 スライサーやレンジで使える餅容器など、小さなキッチン用具を少しずつ新調している。一番欲しいのはキッチンバサミなのだが…それはともかく。 「あれ」が欲しくなったのは、ラジオで大根おろしの話題が流れてきたからだ。 力要らずに使えてシンプルで洗いやすくて。そんな都合のいい道具、あるのだろうか? 電動のものも考えたが、そうなると料理の上に直接おろし入れることが難しくなる。そこで「あれ」のことを思い出したのだった。 真ん中が「あれ」 その名をグレーターという。 チーズや柑橘類の皮をおろす時にも重宝するらしい。大根にも使えるよう、少しだ…
あなたの上をわたしの上を 誰かの上を その日は音もたてず通り過ぎる 誰かと祝っても 孤独を楽しんでも その日が音もたてず通り過ぎる 誰かが知っていれば あなたが忘れてしまっても わたしのままに 淡々と その日は音もたてず通り過ぎる いい日だ ろくでもないけれど 心底いい日なのだ
歯科治療を終えて、体重がちょっと増えた話をどこかで書いた。 噛み合わせがうまくいくので、口の中を噛むことが激減。それで、同じ時間で今までより多めに食べることができるようになったようだ。 それでいて、咀嚼もできているからだろう、お腹の不調に悩むことも減った。むしろ、珍しく食べ過ぎてしまう。もっとも、お通じの回数が増えるくらいで、どうということはない。 去年、減り過ぎたのがいい具合に戻ってきた。 おかげさまで、スマートウオッチに「薄い」と表示されることもなくなり、急激に増減もしなくなった。 自分の体にあらためて感謝する日々である。 ランキング参加中詩 ランキング参加中雑記
新ジャガの季節、菜の花も…と思うのだが、なぜか猫街近辺のスーパーで見かけるのは「はなっこりー」である。 ブロッコリーや菜の花もよいが、まるっと食べることのできるはなっこりーは、この季節に食卓にのぼりやすくなる。 袋の中でよくよく洗って、キッチンバサミで切ってレンチン。 じゃがいもを添えるだけでも、ご馳走だ。 冬の間、蓄えたあれこれを手放すのにもいい季節。 野菜がおいしい。 ランキング参加中雑記
リフォームしてから、ガス火炊飯が難しくなった。システムキッチンに組み込まれている、働き者の安全装置のせいだ。 それでも、ココット・エブリィで揚げ物したり煮物をしたり。 ただ、最近は電気圧力鍋で(揚げ物こそしないが)事足りるようになったので、ココット・エブリィの出番はしばらくなかった。 猫街に、暴風警報が出た。 季節がまた少し足踏みしている。それで、ふとたっぷりのスープをこしらえたくなったのだ。 ミントグリーンの鍋に、野菜や芋たちをこれでもかと詰め込み、ハーブソルトをきつめにふった肉を少し。トマト缶が半分残っていたので、それも使う。 あとは適当に水を入れて、最初は中火。ぐつぐついう音が聞こえたら…
乾くか乾かないとか そんなことだけ心配している 風そよぐ朝 彼女はあたしを見向きもしない 降るか降らないか そんなことだけ心配している 暖かな空 彼はあたしを見向きもしない 何を口に入れたところで 腹痛のもとだから こっそり食べたふりをする あたしは彼らを見向きもしない ランキング参加中詩
またひとつ なくしものをした 今度ばかりは手痛かった ただひとつ 残っていたのを 使い果たしてすっかりひからびて またひとつもうひとつ などとふざけてる隙に うっかり落として粉々だ またひとつ なくしものをした 今度ばかりは手痛かった 誰かのおこぼれを頂戴するのは 性に合わない だったら種からまた 育てるしかないかねえ ランキング参加中詩
スポドリの代わりにすればいいさ ねじ巻きを忘れないように、との但し書きは 確かに欠かせないのだがね じゃあ エンプティになったなら その時はその時 眠って眠って眠り倒して また次の時に悩めばいい なんだってできるから きっと ランキング参加中詩
持ち歩き用の充電器が2〜3台ある。 そのうちの1台が、半分だけ壊れた。二口あるOUTの片方が反応しなくなったのだ。 半分使えるのだから、ちょっとぐらい😈 そんな悪魔めいた囁きは、脳内から追いやってしまおう。 すぐにはどうということもなかろうが、やはり過剰に負担がかかりそうだし、まさかの事態にならないとも限らぬ。 近所の電器店に駆け込むもよし、ネットショップでじっくり探すのもよし。 一方、捨てる時は回収ボックスへ…となるので(市区町村により異なるのでご確認を)、車のない我が家では、何かのついでに最寄りの市民センターに立ち寄ることにしている。 ただ、その「ついで」が案外ないものだから、まあそこは季…
子どもの頃、チーズケーキが苦手だった。 思春期の頃、アップルパイが苦手だった。 大人と呼ばれる間際、自分が苦手だった。 大人を通り過ぎた今、チーズケーキに目がない。 ランキング参加中詩
星にも命にもやさしい 愛情にあふれ凜として 誰にでも好かれ 安全面も申し分なくて 口コミだって高評価 それでも 自分にとってもそうであるか 過剰になれば毒ではないのか そういった目は 必要なのだ きっと多分この先の終わりまで ランキング参加中詩
やぶれたオムライスに 出盛りの菜の花 へたくそ、と君が笑う だけど あったかいから美味しいよ いつもありがとね これよ、これ やさしいね だからいつまでも やぶれ上手なんだろうな よしっ、いただきます! ランキング参加中詩
知らない歌が耳たぶにたまって 僕は少しイラッとする 春はいつもそうだ 体にも心にもやわらかいのは 日差しだけで 泣く隙も吹き飛ばしてしまう はしゃぐ甲高い声 パタパタ小さな足音 よろしくね と 知るもんか が 同じ意味だなんて この世は残酷だ ランキング参加中詩
ソフトクリーム色の 空が落ちた 今朝はだから なんの音がしなかった 声を上げず 瞳も上げず あたしはただその光景を うけとめる ソフトクリーム色の 空が落ちた 今朝はだから もうさびしくならなかった 綺麗でちょっと嘘つきで 隠した愛憎なんかをひっかきまわした そんな色だった ランキング参加中詩 ソフトクリーム色の 空が落ちた 今朝はだから もう怖くはならなかった あたしは見事に 空の下 今朝はだから もう眠ったままでよかった
月よう 春色何食べて 火よう 空色何編んで 水よう 桃色花摘んだ 木よう 底冷えぶるるるる 金よう あの件どうなった 土よう まさかの最終便 日よう 春の香いちご味 ランキング参加中詩
猫街は曇り空 冷たく激しい風の街 指先も頬も心までも切り裂かれそうだ いまだ解けない絆の いまだ溶けない心の いまだハリツイタ笑顔の 意味を深く嘆く 猫街は曇り空 冷たく激しい風の街 指先も頬も胸の中までも切り裂かれそうだ ランキング参加中詩
HOW TO本や自己啓発本に頼らなくなってから、しばらく経つ。 取り入れたのはいいが、どうにもしっくりこなかったり合わなかったり。 それはそうだ。 例えば、他人の服のサイズやファッションセンスを真似たとしても、100%自分をその中に合わせることは不可能なのだから。 もちろん、参考になり役立つこともあるにはあるが、相談事の回答と同じような文言を自分なりに導き出せることも増えてきた。 歳を重ねることでわかってくることもあれば、歳を重ねて初めて知る感覚もある。 手放すこと、手放したことに躊躇や後悔がなくなりつつあるのも、いい傾向だと感じている。 心持ち次第で、自由にも頑なにもなれるのだ。 ランキング…
メインブログでも触れたが、外付けの(PCと接続して使う)CDプレーヤーを探している。片付けが過ぎて、どこにしまい込んだかを忘れたのだ^^; さまざまなことを段階的に手放す作業は、ずっと続いている。 その一方で、向こう数年を見据えての備蓄をしたり、小さな植物を手に入れて今を楽しむということもしているから、断捨離とは言えないのかもしれないが。 いつか何かが起こっても…というより、いつ何が起こっても。 そんな思いを行ったり来たりしながら過ごしている。 要するに、探しものついでの戸棚整理を実践中なのである。 ランキング参加中雑記
ツイッター時代の呟きを整理している。いわゆる「ツイ消し」である。 Xに変わってツイッターコマンドを使えなくなっていたのが、最近になってまた使えるようになった。 “何年何月何日から何年何月何日まで”と、自分のアカウントで検索しては、少しずつ投稿を消していくのである。 筆者の場合、ブログ記事の更新通知を多くつぶやいていた。だが、当時のブログを全て削除したため、リンク切れ投稿が山のように存在するというわけだ😅 おまけに、ブルースカイにも籍を置いているのだから、SNSも身軽にしておいたほうがいいのかもしれない。 そこで、空き時間にちまちまと作業しているのである。 思わぬ人とのつながりが続いている一方で…
しばらくぶりに歯医者に通い、しばらくぶりに体重が少し増えた。 スマートウォッチは、現在「標準」を示している。 もしかしたら、ちゃんと「食べて」るつもりで、栄養補給そのものがうまくいってなかったのかもしれない。 入口が不調だったら、いろんな意味での「巡り」は確かに不調になるに違いなかった。 思えば、「トイレにお籠り」という「季節の恒例行事」(!)からも解放された。 「お腹ゆる子」の体質は急には変わらないのだが、何かひとつ調うと思いもしなかった箇所まで良好になっていく。当然とは言え、不思議だ。 そして、ありがたいことである。 ランキング参加中雑記
空腹で目覚めた。 いい傾向である(詩人さんはお腹が弱い)。 とは言え、キッチンであれこれ始めるには早すぎる時刻。トイレと洗面を済ませ、常温の水を少し口にしても、どこかぼんやりしたままだ。 寝室以外のカーテンを開け、細く窓を開けてすぐに閉める。 そうして、二度寝して体力温存である。 あるときそんなぼんやりした意識の中、防災食というわけではないが、レトルト食品のサブスクに出会った。 スキップも退会も約束されており、商品は家のポストに届けられる。支払い方法も選べるのがありがたい。 物珍しさもあり、契約してみた。ちょっとした外食をするよりもずっとお得なのである。 詩人さんは、普段ほとんど外食の機会がな…
眠っている間に 雨になった パラパラざあぁあ 不規則なリズムに起こされ ようやくなんだか軽い心持ちになった 冷蔵庫の中身と 自分の体調と 今の天気と あーでもないね こーでもないな 相談しながらこしらえるスープ キャベツが半分 玉ねぎちょっぴり 水菜を発見 薄切り肉は解凍してハーブソルトを 気持ち多めに パラパラきのこは凍ったまま 人参半本 水を適当に注いで 電気圧力鍋にかけておくだけ 気が向けばキャンディの残りをひとつ 思い出せれば 冷凍庫で行き場をなくした 生姜のかたまり そんなのを入れたっていい 塩だけで美味しい 塩だけで穏やかになる 悩みなんて置き去りにしよう 企みはたいてい成功するに…
気温の上昇が思いのほか早い。 確かに冬めいた日もあるにはあるが、 「そういえばエアコンもストーブも使わなかった」 「そういえばお風呂上がりに羽織りものが必要なかった」 「手袋せずに散歩しても平気だった」… そんなことも増えてきたようだ。 昔よりも春が初夏寄りであるのなら、ましてや夏の盛りは…と、心が落ち着かない。 ゴールデンウイーク頃に、備蓄や非常用のあれこれを見直すのが習慣だが、今年は少し早めにとりかかっている。以下、思いつくままに書いたが、食料品のほかにも数点用意している。 水、炭酸水、野菜飲料、トマト缶、数年保存できるレトルトクッキーやパン類、備蓄ご飯(これは予約購入した)、各種缶詰、パ…
引っ越しの予定こそないが、持ち物との距離感はそこそこでそれなり。 段ボールで荷物が届けば、その日のうちにできる限り分別しておく。 本を読み終わったら、手放す。 記憶は、形を変え美化されやがて昇華の時を迎える。 記録は、手放さない限り存在する。 想いは、ときどき自分の中で良くも悪くも再生される。 ダイエットと少し似ている。 ふと、そんなことを思う。 手放すこと、捨てること、忘れること、忘れられないこと、たくさん。 ただただ、幸せだ。 ランキング参加中詩 ランキング参加中雑記
予報ではかなり高めで推移する、とアプリが伝えてくる。 だが、猫街はまたもや小雪がちらついた。ま、空が落ちるよりいいか…と思い直して、スープの残りを温めた。 鍋が熱々になったところで、戸棚からショートパスタを選び、ひとつかみほど入れて蓋をして火を止める。 パスタが余熱でいい感じになるのを待つ間に、コーヒーを淹れてチョコをひとかけ。 そこへ花束とケーキを抱えた恋人がサンタクロースのように現れ…たりはしないのが、詩人さんの現実であるのだが。 残り物には、いくらだって笑顔の種が詰まっている。 さあ、いただきましょうか。 ランキング参加中詩 ランキング参加中雑記
鳴らない固定電話。 待っているわけでも、連絡するわけでも、ない。 さあて、もう外してしまおう。 手続きはネット上で簡単にできる。が、何箇所かで緊急連絡先に指定していたことをその度に思い出すのだ。 こちらから連絡することはないのだけど。多分、きっと、死ぬまで。 だが、全てを携帯電話の番号で済ませることができない。 いずれは事態も変わるのだろうが。 多分、きっと、死ぬまでには。 ランキング参加中詩
卓上で小さな森を作り始めたトラデスカンチア。 かわいい(嬉)。 このままにしておいても、グリーンで癒される幸せを日々受けとることができる。 ただし、グリーンだけになってしまったり、ラベンダー色が楽しめなくなると知った。そこで、今回の剪定である。切ったものは、小さな容器に水挿ししておけば、元気に育ってくれる。 あたたかい日が続き、思い切って剪定することにした。 いざ植物を前にすると、ハサミを入れるのは少しかわいそうにも思えてくる。だが、酸欠を起こすかもしれないので、ここは大胆に刈り込んでいく。 念のため、切り足りないかしら?…というところでストップ。形よく整った。 猫そっくりの店主から、剪定する…
部屋干し用の洗剤や柔軟剤を使っていた。 だが、香りがどうにも強すぎ、かと言って石けん成分や自然素材に近いものだと、どうしたことか肌具合がよろしくない。 なかなか難しいところだが、柔軟剤はかなり前から使うのをやめており、代わりに酸素漂白剤を使うようになった。色落ちの心配もなく、衣類も固くはならず、香りも大丈夫。 洗剤は、数年前に手首を骨折したとき、片手でも使えるボトルのものに切り替えた。以来、ずっと同じメーカーのものを使っている。 実は、あるスピの方(にしまりちゃんやミシェルさんではないです、お名前失念しました汗)が、室内干しで嫌なにおいが発生しないように(悪いものを引き寄せるらしいのだが、信じ…
冷たい。バカだ。 うまく立ち回れなかったり、少しの失敗をそう称される。ハグは、ベタベタしないでよ、と振り払われる。 本音を打ち明けるのは、ごくごく限られた範囲で。または、紙に書いて跡形もなく破り捨てる。親世代の大人には「生意気で扱いにくく子どもらしくない」、そう映ったことだろう。 もちろん、気づいて学んだり方向転換のすべを覚えていくにつれて、いくらでも修正はきく。 ただ、幼少の頃は何かと「親が絶対」というすりこみが起こりやすくなるものだ。 親も間違う生き物だと、そこそこ早い段階で知ってしまった不幸と幸せ。 そこに後悔はないし、むしろ感謝すら覚える。 家族は綺麗事だけじゃおさまらない。 美しさの…
詩人さんにとって、 親孝行とはそんな感じである。 そして、そればかりか。 どんなに自己中心的でどんなにわがままであるかも、 痛感している。 …と、打ち明けたところ、 相手は「親孝行は、わがままでいいんですよ。それで間違ってないですよ」 そう言ってくれた。 その人の言葉を、今も大切にしている。 悲しみ以上、愛未満にならないために。 ランキング参加中詩 ランキング参加中雑記
二月きさらぎゆきげつき 逃げれば惑う恋の月 二月けいふううめみづき 追うほど増すのは悲しみだけで 二月友チョコ本気チョコ 逃げたい追いたいあなたに逢いたい ランキング参加中詩
水まわりを掃除した。 今までとは違うやり方で。 キッチン用の止水栓セットを購入した。用事を済ませた帰り道、ふと「だいぶ古びてきたな」と思い出して、ネットで取り寄せたのである。 いい機会なので、流し台にぬるま湯をためてしばらくほったらかしにした。ただのぬるま湯ではなく、酸素系漂白剤を溶かしこんだのだ。 やわらかめのスポンジで擦り洗いしながら、水を抜く。 ただ擦るだけより、断然ピカピカになる。楽して汚れもニオイもおさらば、というわけだ。 同様に洗面所でもやってみた。こちらも、ピカピカである。 水まわりが整っていると、多少心身がくたびれていても、なんだか安心感がそこには漂っていて、日常がぐんと底上げ…
とりあえず ご飯を炊いておく(おむすび作ればなおよし、だけど無理せず) とりあえず 水まわりをなんとなくでいいから 片付けておく(拭きあげればなおよし) とりあえず 少しのお金と身分証明と飴玉なんぞを バッグに入れておく とりあえず 空を見上げてうーんと猫みたいに伸びて 「バカだよねえ、でもよくやってるね」 などと笑ってみる とりあえず とりあえずでいいから さめざめと泣いたっていいんだから その日が来たら ランキング参加中詩
詩人さんは、ときどき驚かれるような行動をする。 日帰りで九州から東北へ旅してみたり、例えば本を出してみたり。 それでも、いざ動くまでには人より時間がかかっている。計画中に誰にも話さないから、アクティブだと映るようであるのだが。 時として、慎重さが勝つこともあるし。 だけども、ぽんっと動けることもある。 心はいつだって(体もだが)一筋縄ではいかないのだ。 それでも愛することを誓いますか。 自分の全てを許せますか。 この意識と体温を抱えた器が干上がってしまうまで。 ランキング参加中詩 ランキング参加中雑記
猫街のちょうどいい場所に、猫街シネマがある。 詩人さんは映画好き。と言っても、内容によってはなんらかの(使いこなせない)魔法が発動して手持ちの何かをすっ飛ばす危険性があるから、アクション多めの作品は外では観ない。 ハンカチが飛ぶとかポップコーンを自分が頭からかぶるくらいなら、まあいいとして、座席を引っこ抜くくらいのことは起きそうな気がする。 それで、穏やかそうな物語を選んで、人の少ない昼間に出かけるのだ。 そうやって観た作品は、いつだって素敵だ。 悩みを忘れ、心配ごとを忘れ、訪れた時よりずっと元気になって日常へ戻っていく。シャワーやお風呂みたいだ。 栄養、かもしれません、と猫そっくりの店主がウ…
わたしの声をわたしは わたしはワタシの思いを私は ワタシとわたしの願いをあなたに 押し付けるばかりなのでした 強さも弱さもむしろ さびしい悲しいとやがて 無になり無理を生み出しては ようやく夢と訣別する わたしの声をわたしは わたしはワタシの思いを私は ワタシとわたしの願いをあなたに 押し込めるかりなのでした ランキング参加中詩
久方ぶりのインスタライブに、ちゃんと参加した。 “ちゃんと”と言うのは、前に配信があった時は高熱で寝込んでいたため、ろくすっぽ画面を見ることができなかったからである😂 編集者であるその人は、穏やかな語り口で丁寧にライブを進めていく。 と言っても、ラジオ番組だったら放送事故案件(!)になりそうなほど、ゆったり間(ま)をあけるという、夜にはたまらなく眠…ではなく、心地のよいリズムの持ち主だ。 猫街にも、多分いそうな感じの人だ。 こっそりそんなことを信じていたりする。 リズムが合う。 波長が合う、気が合うということとはまた違うのかも知れないが。 詩人さんのリズムは、どんな風に誰に伝わって揺れ動くのだ…
茂りすぎではないのか^^; 小さな森のような一角が、作業机に出現した。水栽培している、トラデスカンチアの仕業である。 噂には聞いていたのだが、なんとも元気のよい子たちだ。 下へ下へ伸びていくようだが、なぜかぐんぐん空に向かって成長中。 とは言え、剪定の季節にはまだ早い。森がジャングルにならぬよう見守るのが、日々の楽しみとなっている。 元気がいいと言えば、時折こっそりインスタにあげているマジックアマリリスも、すくすく育っている。 人らが見ていない隙に、こっそり背伸びするんですよ 猫そっくりの店主は、そんなふうに教えてくれた。 春がどこから来るのかを一番よくわかっているのは、植物かも知れない。 ラ…
どんっ! てっきり、下手な魔法が自分から漏れ出たのかと思った。 昨夜書き物をしていたところ、キッチンのほうで大きめの…寝た子が起きるくらいの物音が響いた。いや、響いたと感じた。 なぜなら、耳で聞いたのではなかったから。 これはひょっとして、もしかして。 猫そっくりの店主にすすめられた珈琲でも淹れようと、書き物の手を休める。 キッチンでは、球根を突き破るかのように成長を続けていた花が、開こうともがいているところだった。人の気配に驚いたのか、そのまま固まってしまう。 珈琲を淹れるだけだよ、明るくしてごめん 通じたかどうか分からぬが、もそもそと花が揺れた。 急いで咲かなくても、急いで咲き誇っても、そ…
少し長い文章を書く場合、ブログの発信だけでなく、noteやワードプレスを使う方もいらっしゃると思う。 筆者は、noteを使いOWNDを使い、とウロウロしていたのだが、結局は自分にとって一番使い勝手のよい「はてなブログ」のユーザーとなっている。 proユーザー(有料登録者)ではあるのだが、これは自分の記事を読みやすくするための措置で、他に理由はない。 スマホから見た時のプレビューがあまりにも読みにくくて辟易したため、一番お得なコースで契約し、それが今でも続いているというわけだ。 他社のブログを読むと、記事とはなんの関連もない広告が文章の合間に突然現れることがある。オフィシャルのブロガーさんのペー…