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【広島原爆忌】原爆投下から79年 平和記念式典 多くの亡くなられた人の御霊を無駄にしていけない
広島に原爆が投下されて6日で79年となります。国際情勢が緊迫化し、核兵器廃絶に向けた道のりが厳しさを増す中、被爆地・広島はきょう一日、核兵器が二度と使われてはならないという思いを強い危機感を持って国内外に訴えます。
広島市は今年の平和記念式典で、入場規制エリアを昨年まで対象外だった原爆ドーム周辺を含む公園全体に広げる「安全対策」を発表しました。当日は、午前5〜9時に入場規制し、6カ所のゲートで手荷物検査を行うといいます。併せて発表された、園内での禁止行為は、平和記念式典が、被爆国日本の国民の手を離れ、アメリカを中心とする西側諸国のための式典に変わりつつあることを示しているように思います。「式典の運営に支障を来す」としてマイクや拡声器のほか、プラカードや横断幕の持ち込み、はちまきやゼッケンの着用まで禁じ、従わなければ退去を命令することがあるというのです。松井一実市長は記者会見で、「参列する市民の安全を最優先に考えての措置」と強調したということですが、驚きました。市民の安全のために、どうしてプラカードや横断幕の持ち込み、...変質する広島市の平和記念式典