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楊式太極拳の中興の祖!!楊式太極拳の三世、楊澄甫について!!
楊澄甫は、楊氏三世です。中国武術である太極拳の楊式太極拳中興の祖と呼ばれています。 北京出身で、祖籍は河北省永年県で、本名は楊兆清と言います。字は澄甫。 子に楊振銘(守中)、楊振基、楊振鐸、楊振国がいます。 親戚の趙斌、傅鍾文にも武術を教えました。 父親である、楊健侯に幼い頃より武術を教わり、後年には祖父の「小架子」、父が改良した「中架子」に、さらに健康への要求を考慮した「大架子(楊露禅の108式に対し、一般に85式と呼ばれる)」を完成させました。 また、「十三要點」も残しました。 父健侯と共に北京で指導し、健侯の死後は、武漢、南京で武術を教えました。 1912年頃に、許禹生からの要請もあり、…
太極拳の練習は、ほとんどの場合、慢練で行います。つまり、ゆっくり動く練習法です。 この慢練を重視する太極拳の門派は、多くあります。ほとんどの太極拳の門派で、このような練習をします。 有名な太極拳の門派では、楊式太極拳が有名です。 太極拳の練習において、なぜゆっくり動く、慢練を重視する門派が多いのでしょうか。 そこには、いくつかの理由があります。その理由の一つは、全身協調を行うためです。 太極拳の基本的な考えとして、全身を同時に動かす要求があります。 これは、体の一部分、例えば、指先が動いたとするならば、その動く動作に合わせて、全身が協調して動く必要があるという事です。 太極拳で言う、全身協調と…