やぐらねぎ ネギ類の[[MORE]]増殖の仕方は、頂部にいわゆる「葱坊主」と呼ばれる花蕾を付けそこにできる種子で増えるタイプと、株元で分けつして増えていく二種類に大別される。当地でもその特徴を意識しながら数種類を栽培しているのだが、ある時ユニークな増え方をするヤグラネギ(櫓葱)と言う品種の存在を知る。いつものごとく好奇心を刺激され(笑)、早速ネット通販で株を入手した。 この品種は頂部に「種子」ではな...
伊豆下田の山奥に独り引きこもり自給自足生活をする阿呆の現実
2016年10月から伊豆下田の山奥に独り移住し、自給農を主軸とした田舎暮らしをしています。このブログではその生活や考察について気まぐれに投稿していきます。
移住した経緯(その肆) 県の企画する[[MORE]]「新規就農者研修」は、一年間指定された農家のもとで実地研修を行った後、農協などの支援を受けながらその営農品目かつその地域で就農するという契約型の育成プログラムだ。それは各者の思惑が狡猾に入り交じった企画に違いないが、脱サラし農業体験で各地を回っていた私にとって手っ取り早く就農する「渡りに船」のように見えたし、研修先に施設園芸を選択すればこれまでエン...
地域タグ:下田市
移住した経緯(その参) 名目は[[MORE]]公的機関が主催する「農業体験プログラム」だったり、民間企業の「農作業アルバイト」だったりの違いはあったが、近県で農業経験できる場所をいくつか見つけ、それぞれ1ヶ月程の期間滞在した。勿論それは農業の実態を知り自身が適応できるか見極めるというのが主目的であったが、その地域が移住先として魅力的かどうか探るのも目的の一つであり、休日には空き物件を見て回ったりもし...
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自家製タケノコ芋とズイキの煮物 移住直後から[[MORE]]栽培を始めたサトイモは、現在では5品種をやっている。それぞれ食感や味わいが違うのは勿論なのだが、当地の圃場への適応度が大きく異なるのは興味深い。 「土垂」と並び当地で良く育つ品種が「タケノコ芋」。毎年子芋を室内保管で越冬させ、春先に種芋として播種、秋から冬にかけて収穫し親芋をメインに食べ、子芋は一部を来年の種芋にまわす、ということを繰り返し...
森の妖怪(24匹目) プランターの[[MORE]]土中から出現したイカのような妖怪は、首回りに数多く纏った分身を周囲に撒き散らそうとしていた。 こちらはまだ幼体のようだ。 ⇨ 森の妖怪一覧へ
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ウクライナ避難民の方へ ロシア軍の[[MORE]]ウクライナ侵攻を受け、日本の岸田首相はウクライナ避難民受け入れを表明し、それに呼応するかのように日本のいくつかの企業や自治体が積極的な受け入れに手を上げた。一方、当地がある自治体は多くの外国人が訪れ平和都市宣言もしている観光都市であるので、私の立場でも行政に協調して出来ることはあるのではないかと、ウクライナ避難民受け入れの方針について問い合わせたのだ...
自家製野菜のスパゲッティ(3皿目) 寒さの峠を越え[[MORE]]少し暖かい日が現れ始めると、冬野菜は一気にトウ立ちモードになる。こうなると葉や根は徐々に繊維質が強くなって食べるに適さなくなるが、代わりに次々出てくる花蕾を片っ端から摘んで消費していくのだ~。 【材料】 “...
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定点採景(2022雪化粧) 傾斜地3段目から[[MORE]]臨む、我が家とその周りの耕作地概観。 (当地では、たまに雪がちらほらと舞うことはあっても、地面が白くなるほど降るのはとても稀。止んで一時間もしたら全く無くなっちゃいましたけどね。) ⇨定点採景一覧へ
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薪ストーブ煙突の交換と放熱改善 形ある物は[[MORE]]例外なくいずれ壊れるのが宿命だが、特に厳しい環境に置かれた物は劣化が激しく消耗も早い。当家リビングの薪ストーブ設備は旧オーナーから引き継ぎそのまま5年使用してきたが、室内の煙突の一部が腐食でボロボロになり穴が空いてきた。腐食に強いステンレス製ではあっても高熱に長いこと晒されれば消耗は避けられないということだ。とりあえずは劣化部分をアルミ箔でグ...
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寒干大根のカリカリ漬け 冬ど真ん中[[MORE]]、終日日照もなく強い寒風が吹きさらす圃場でもそれなりに育ってくれる冬野菜。特に大根は根も葉もボリュームがあり、それぞれ美味しく食べられるので有難い。 葉を切り落とした大根が軒下にいくつもぶる下げられているのは日本の田舎の良くある風景だ。私もそうやって大根を丸ごと寒干しして糠漬けや沢庵も作れればいいのだけども、なかなか大がかりな作業になりそうなのでそこ...
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ばりかん やれることは[[MORE]]できるだけ自力でやる、というのが独り自給自足生活の基本スタンス。とは言え、どうしても独力のみでは難しい事が存在するのも現実だ。 その一つが散髪。髪が伸びてきて鬱陶しくなると、とりあえず100均ショップで買った「ヘアカッター(髪すきカミソリ)」で頭の上部から両サイドにかけて梳いてやり過ごすのだが、後頭部までこれで処理するのはとても難しく、そこだけが伸び続ける。いよ...
どのう 私は何代目かの[[MORE]]オーナーなので詳細についてはわからないが、隣接道路の状態から考えるに、緩やかな傾斜があったところに水平面を造成し、今の家屋が建てられたのだと推測する。その地盤面と元々庭だった現「春ばたけ」、そして昔から菜園として使われていただろう現「夏ばたけ」はほぼ同じ平面上にあるが、私が移住して来て開墾した「冬ばたけ」や「傾斜地」との間には高低差がある。 「冬ばたけ」は南側に...
自家製秋野菜でトムヤンクン風スープ 【材料】 “ ・白菜抜き菜(自家製)[[MORE]] ・ハヤトウリ(自家製) ・キクイモ(自家製) ・古根ショウガ(自家製) ・ニンニク(自家製) ・唐辛子(自家製) ・ルッコラ(自家製) ・パセリ(自家製) ・シークヮーサー(自家製) ・コンソメパウダー(業務スーパー) ・穀物酢(業務スーパー) ・水 ” ”
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はやとうり 昨年の秋[[MORE]]に貰った果菜は、色こそ緑だが、まるで木魚のような珍妙な形をしていた。何という名前って言ってたかなあ、ただでさえ物覚えの悪い頭なのに他の作業に気をとられメモもとらなければ記憶からすぐに消える。思い出せないから特徴を元にインターネットで検索すると、程なく手元の物体と同一と思われる画像が見つかり、そこには「ハヤトウリ」と表記されていた。北米から南米に掛けてよく食べられて...
なめつぶし 伊豆半島[[MORE]]南部に位置する当地は、冬季こそやや乾燥するが、それ以外の季節は雨が多い。それは畝の野菜に灌水する手間などが掛からない反面、過湿で根に病気が出たりして上手く育たないという事象も発生させる。長雨が続けば日照不足に加え表土や肥料分の流亡も起きるし、台風などで強い風雨を受ければ一夜で圃場壊滅ともなり得るのは言うまでもない。設備費が小さく済む露地栽培は気象状況に抗えないのが...
しかくまめ 考えてみれば[[MORE]]当地では四季を通じて多くの豆類を栽培しているが、強健でほとんど手が掛からない上に多く収穫でき、幅広い料理で楽しめるから有難い存在だ。 そんな中、好奇心でまた新たな種類の豆に手を出した(笑)。シカクマメという名前のその豆はインゲンやササゲと同様、春に播種すると夏に蔓を伸ばして成長、そこにぶる下がる若莢を収穫し食べるタイプの豆だ。 ポットに蒔いて発芽させ、ある程度...
うばたまむし 以前[[MORE]]記事にしたヤマトタマムシは煌びやかな緑色の光沢が特徴だが、今回我が地で見つけたウバタマムシは銅のような光沢で、前者の派手さに比べると地味と言うかシックで落ち着いた色彩。体長はやや短い。 頭部や背中には縦に何本かの隆起条があり、それが姥のシワに例えられたのが名前の由来なのだろう。さらにその間には針先で押したような細かい無数の窪みがあり、点画とか砂画のような芸術作品のよ...
うまいな 葉物野菜には[[MORE]]「~菜」という語尾を持つ品種が沢山あるが、その多くはアブラナ科であり、露地では秋から冬に育てるのが一般的だ。春に播種して夏に栽培することも理屈では可能だが、温暖なこの地ではアオムシやコナガ、ナメクジなどの猛攻を受け穴だらけにされてしまうのが現実だ。 そんな中、ヒユ科の「うまい菜」という野菜がある。別名で「フダンソウ(不断草)」や「スイスチャード」とも呼ばれ、根菜...
おどすくん1号2号 害獣は[[MORE]]仮に耕作地に侵入されなくても、防獣ネットに穴をあけたり、斜面を崩したり、マダニなどの病害虫を拡散したり、車両の事故を誘発したり、鳴き喚いて騒音を発生させたり。。。とまあ田舎暮らしをする人間にとってはとにかく迷惑な存在だ。なので日頃から低コストで長期間効果的な害獣忌避方法がないか頭を悩ませているのだ(もちろん生息数が減るのがベストだが!)。 理性のある人間と違...
もやし 結論から言えば[[MORE]]、モヤシは買ってしまった方がラクだ。スーパーマーケットはもちろん、最近はドラッグストアやコンビニエンスストアでも年中いつでも容易に手に入るし、たかだか一袋30円弱の値段にもかかわらず結構なボリュームだからね。 ただ日持ちしないので、2~3週間に1度しか買い出しに行かない私にとってはストックが効かないのが難点。まあ他の自家製野菜があるから困りはしないけどさ。 いわ...
定点採景(2021夏) 傾斜地3段目から[[MORE]]臨む、我が家とその周りの耕作地概観。 ⇨ 定点採景一覧へ
採寸棒 今でこそ[[MORE]]機器や設備の設計にCADというアプリケーションツールを使うのが当たり前だけど、私が新卒で会社に入社した頃はまだドラフターという専用机に紙を置き、コンパスや定規を使って図面を描いていた。さらに遡って学生の時には「製図」という授業があって、先生が「ものさしと定規は用途が違う」と口煩く言っていたのを思い出す。前者は採寸するもの、後者は線を引くためのものと言うわけだ。まあその...
哀愁の欠片22 「へっへぇ~[[MORE]]、俺はこんな高い所まで登ってやったぜぇ!」と言いたげなドヤ顔。 ⇨ 哀愁の欠片一覧へ
だいしもち 25パーセント[[MORE]]の自家製裸大麦配合の麦飯は私の主食としてすっかり定着した。興味本位で雑穀ご飯を炊くことは誰しもあることだろうが、ずっと継続して行えているのは食味の良さだけでなく、経済性(自家栽培で手間無く多収できる)、作業性(脱穀・選別・加工し食べられるようにするのが簡単)、保存性(常温で長期間保存できる)においてメリットがあるからだ。 これまでイチバンボシ(六条裸大麦/う...
びわ 私は失敗した[[MORE]]と思った。ここに移住して来た時にいろいろな果樹の苗を購入し持ち込んだわけだが、ビワについては既にいくつか植樹済であることが後になってわかったからだ。それでも無駄にするわけにいかないから日当たりイマイチで冬には強い西風が通り抜ける劣悪な場所にそれを定植した。 隣に植えたイチジクはあまりの風の強さで主枝が折れ撤収を余儀なくされたが、ビワは煽られ傾きつつも年々茎を太くし、...
そらまめ 当地では[[MORE]]多くの豆類を育てているが、ことソラマメについては関心が薄く、それまで全く栽培してこなかった。他の豆を圧倒的に凌ぐそのボリューム感は大食漢の私を魅了してもおかしくはないのだが、そうならなかったのはこの豆独特の臭気のためだ。提供された食事に含まれていればもちろん残さず食べたが、敢えて自分で買ってきて食べたいとは思わず、当然栽培対象にもならなかった。納豆の臭さは平気(むし...
かもみーる ハーブとは[[MORE]]主にその香りが利用される植物の総称であるが、明確な規定もないことも手伝って、その対象は広く多種に及ぶ。 そんな中、カモミールはよく知られたハーブだ。当地では毎年5月頃に花を咲かせるが、その容姿はまさにキク科ならではでノギクにもよく似るが、花弁が純白で花頭がプックリと盛り上がっているのが特徴的だ。 この地に移住してばかりのころ、さまざまな野菜の種と一緒に数種類のハ...
しかつの その日[[MORE]]農作業終えた私は、夕食に使う天然のシイタケを穫りに向かっていた。そう書くと深山部まで探索に出かけるように聞こえるかもしれないが、既に山の中に住んでいるので(笑)実際は防獣ネットで囲った所有地の外側を周り、すぐ横の隣地を見に行くだけだ。途中、落ちた枯れ枝が散乱する杉林の中、よく見ると足元に枝とは少しニュアンスの異なる物が転がっている。鹿角だ。 雄鹿にのみ生える角は初春に...
のらぼうな 冬野菜の[[MORE]]多くを占めるアブラナ科だが、冬越しして春の暖かさを感じるようになると一斉にトウ立ちし花蕾をつける。これらは全て菜花として味わえるが、なにぶん一斉に出来るので大量すぎて穫りきれないし食べきれない。もうちょっと時季をずらしてして成ってくれたら消費しやすいのになあ、そう思うのは人間の勝手な都合である。 とは言え、アブラナ科の中にも個性派はいる。サイシン(菜心)は晩秋から...
おとしぶみ 春になり[[MORE]]様々な樹木に芽吹く若葉は、徐々にその緑を濃く変えながら大きさを増す。そんな時季、所有地内にあるクリとかハンノキの下では、時々写真のような物が転がっている。大きさは3cm弱、淡緑の葉を巻いて出来た円筒形のそれは、オトシブミという昆虫が作った揺籃(ゆりかご)だ。 Photograph by 森の父さん花鳥風穴...
森の妖怪(22匹目) - 隊長[[MORE]]、ノッペリ星人を捕獲しました! ⇨ 森の妖怪一覧へ
あげます Illustration by acworks 余った種、苗、収穫物、[[MORE]]資材などを再利用してくれる方に無償でお譲りします。下記の内容をよく理解した上で、希望される方はメールフォームで連絡ください。 【提供条件等】 “...
哀愁の欠片21 高等生物は[[MORE]]その発達した脳で考えて行動する。特に人間は文献などを用いて過去の人間の経験も利用するし、最近ではコンピューターや人工知能まで駆使し未来の予測をし行動をする。 一方で植物に脳はない。風や動物に運ばれた種は、そこがどんな過酷な環境であろうと、DNAに組込まれた本能に基づきひたすら生存を試みる。過去も未来も、希望も絶望も決して考える知能ははないのだ。だがそれはある...
光回線 この山奥への[[MORE]]移住を検討するに当たり、そこがテレビや携帯電話の電波が満足に届かない場所でも致し方ないが、文化的な生活を送る上でインターネット回線だけは絶対に確保したいと考えていた。当初電話網を利用したADSLが唯一頼みの綱だったが、収容局までの距離が上限目安4kmとされるところ6km以上もあるので絶望的だと頭を抱えた。ところがダメ元で契約してみると意外や意外、快適な速度で使用で...
新茶2021 冬の冷え込みは[[MORE]]いつもより格段に厳しかったものの、春を迎え暖かくなれば例年のごとく茶葉が芽吹いた。 暖かい日が続き、葉の成長は一時早めに感じられたが、その後の寒の戻りもあってほぼ平年並みになってきた。 それでも他より早く大きくなってしまう「早熟」な葉が部分的に存在してくるので、それらを早摘するのは毎年の恒例の作業だ。あくまでトリミングが目的だから摘む量は決して多くないが、...
自家製唐辛子でホットソース 七味唐辛子同等に[[MORE]]私の食生活で欠かせない調味料となっているホットペッパーソース。タバスコはその中で最も有名なブランドだけれども、いかんせん値段が高いのでいつも類似の安価品を買っていた。ところが最近、その品が店に置かれなくなり、常に切らさないように買い置きしていたストックも残り僅かになってしまった。他の店も探ってみたが、同等品はなかなか見つからない。インターネ...
森の妖怪(21匹目) 苔生した[[MORE]]倒木に腰を下ろし、その妖怪はどこか遠くを見つめていた。 ⇨ 森の妖怪一覧へ
アームカバーで吹き流し 日々の農作業において[[MORE]]アームカバーは欠かせない保護具である。一見地味な存在であるが、手袋と作業着の間の隙間を覆うことで腕の物理的保護だけでなく、異物や害虫が体表へ入り込むのを防ぎ、さらに袖汚れの軽減にもなっている。 いつもは100均ショップで売っている安価な物を使用しているが、一度生地が厚く耐久性がある別の物を使ってみたら蒸れて不快だったのですぐ止めた。チープな...
定点採景(2021春) 傾斜地3段目から[[MORE]]臨む、我が家とその周りの耕作地概観。 (桜はもう大分散ってしまいました。) ⇨ 定点採景一覧へ
ほとけのざ/ひめおどりこそう 寒さ和らぎ[[MORE]]、暖かさが感じられるようになると、畝の雑草の勢いが一気に増し、放置すればあっという間に地表を覆い隠す。そんな茂みの中から、頭一つ飛び出して生えるホトケノザ。 小さいながらも目を引く鮮やかなピンクの花、そして茎を抱くように開く葉が特徴的だ。 花弁は同じシソ科のサルビアに似ていて、同様に花弁の奥にある甘い蜜を吸って遊べるらしい。まあ、五十路に踏みこ...
そるがむ イネ科植物の[[MORE]]ソルガムは、他にもソルゴー、モロコシ、タカキビ、コーリャンなど様々な呼び方があり、とてもややこしい。 世界的には重要な穀類の一つで用途も広いようだが、現在の日本においては緑肥として活用されることが多い。アブラムシなどの害虫を誘引しメイン作物の被害を軽減させる効果や、丈が高くなる特徴は防風やブラインドとしての効果があり、刈り取って土地にすき込めば有機肥料にもなる。...
Tayoriフォーム 以前に[[MORE]]記事に書いたが、Googleアカウントを持っている人は「Googleフォーム」を利用してメールフォームを作るとすぐ簡単に出来るので手っ取り早い。 ただ、当ブログ専用のメッセージ送信ツールとして1年ほど使用した結果、 ・管理者へ送られる通知メールはリンクのみで内容が含まれていない ・アンケート集計向きな管理画面が少々使いづらい ・受信メッセージに返信する機能...
しもばしら 富士山と言えば[[MORE]]、多くの人が山頂部だけ雪を冠した姿を思い浮かべることだろう。これは写真や映像、あるいは絵画などでそういう富士山を多く目にしているからだが、見方を変えればそれはこの地域の降雪の少なさを示していると言える。事実、富士山が裾の方まで真っ白に雪化粧する事は希だし、むしろ近年は温暖化の影響だろうか、真冬でもスッピンで居ることが多い。 冬型の気圧配置が強まり、北陸当たり...
森の妖怪(20匹目) - 寒空の[[MORE]]下、葉を落とした樹々の間から、光る目でこちらの様子を覗う。
もぐら戦記(後編) 潰しても潰しても[[MORE]]更新されるモグラの通り道(トンネル)に、鋏式の捕獲器を設置して数日後、いつものように土を盛り上げた様子がなく平穏を保っていたので鋏式捕獲器を引き抜いてみたところ。。。ああ残念、掛かっていない。ため息をつきながら、以前より同ルートに放置したままになっていた2つの筒式捕獲器も掘り上げてみると。。。なんと、そのうちの1つにモグラが!「おい、そっちかよ!」...
定点採景(2020師走) 傾斜地3段目から[[MORE]]臨む、我が家とその周りの耕作地概観。 ⇨ 定点採景一覧へ
とうがらし 春には[[MORE]]多くの夏野菜をポットに播種するが、その中で特に育成が難しいのがトウガラシである。発芽適温が25℃と高いのが主な要因だが、同属甘味種のシシトウにさほど手が掛からないのを考えると不思議なところである。 天候などの理由で買った種から上手く苗が作れないと「今年はダメだあ」と諦めるのだが、夏になって地温が充分上がると過去のこぼれ種から自然に発芽して来たりして、オイオイといった...
のぎく 秋初旬の[[MORE]]頃から、南側傾斜地の斜面では群生する野菊が花を咲かせる。ここは陽が高い夏場のみ直射日光が当たり、それ以外の時季は終日陰ってしまうが、致し方なくなのか敢えて好んでなのか、そんな場所で葉や花弁を活き活きと広げる。開花期間は意外と長く、冷え込みが厳しくなった12月中盤でも未だ健在だ。 野菊には多くの種類があるようだが、当地のものはおそらく「ノコンギク(野紺菊)」だと思う。ご...
とまと 子供の頃から[[MORE]]トマトは大好きな野菜で、独特の酸味と旨味に加え、多少残る青臭い風味も魅力の一つだった。ところが前述のトウモロコシ同様、マーケットではクセが無く甘いものが主流になってしまった。学生の頃、時々買って飲んでいた国内大手のトマトジュースが突然甘くなりショックだったのを覚えているが(以降は有名外国系に乗り換え)、そう思う人間は少数派で、野菜の果物化進むのは多くの消費者ニーズ...
もぐら戦記(前編) 元々は[[MORE]]粘土質が強く、決して野菜栽培に適した地質では無かった我が耕作地も、掘り返し、木の根や石を抜き、有機質肥料を混ぜ込むことを繰り返していくうちに、表層から少しずつ地質が変化し、状況は改善してきた。 土壌が豊かになると土の色や触感、匂いといった直接的変化に加え、雑草の植生にも変化が起こる。過去記事でも取り上げたハコベは地力レベルが向上してきたことを示す嬉しい指標だ...
さふらん 何かの[[MORE]]種あるいは苗を購入した時、おまけで貰ったサフランの小さな球根2つ。特に興味もなかったが、折角なのでプラ鉢に植えたのが一昨年のこと。翌年ささやかに葉が出てきたので生存してることがわかったが、しばらくすると葉も枯れて地上部には何もなくなった。 そのまま数ヶ月放置していたが、いよいよ土を空けて鉢を片付けようかと穿ってみたところ球根が残っているようなので、さらにそのまま放置を...
むかご 春から夏に[[MORE]]かけては、園芸ネットを利用して栽培する野菜も多いが、毎年意図せず自生してくる蔓植物どもがいつの間にか幅を利かせ、目的の野菜の生育の邪魔をする。春の頃は見つける度に蔓を切ったり、根を引き抜いたりして早期駆除を試みるも、結局盛夏になると隙を突いた個体が大きく茂ってしまう(負)。特にしつこいのがこの写真のようなハート型の葉を茂らせるヤマノイモ科の奴ら。 その中でも繁殖力が...
哀愁の欠片20 中途半端な[[MORE]]暖地に訪れるささやかな紅葉。緑色の草木の中、散り際に赤く燃え上がる柿の葉が映える。 こちらはご近所さんのところの黄葉。実際に立体で見るとなかなかの迫力。
こめ 日本人が[[MORE]]古来より主食としてきた米。田舎暮らしをするとなれば、稲作により米を収穫して自給自足できれば理想的である。 しかし、水田を確保し、そこに水を引き入れ、その状態を管理し栽培をしていくことはとても大変なことだ。さらには苦労が実り豊作になっても、過去の記事で触れたように、収穫した米を手作業のみで食べられるように加工することは容易ではない。 そんな訳で、私は田舎への移住計画の段階...
ちゃのはな/ちゃのみ 茶木は[[MORE]]秋になると写真のような白い花を咲かせる。ただそれは一面にというものではなく、あくまでポツリポツリと散在で。垂れ下がる黄色い大量の雄しべは他のツバキ科の花にもよく似る。 受粉した花は最終的に写真のような実をつけるのだが、こうなるまでに1年を要するらしい。昔から身近で見てきたものだが、そんなに時間が掛かっているとは知らなかった。実は熟すと褐色になり、外皮が下か...
らっかせい 枝豆や[[MORE]]サヤインゲンなどと同じく、春に種を蒔く落花生。毎年それなりの面積を使って栽培しているので、現在では外から種子を調達する必要もなく、収穫した種子の一部を循環することで継続栽培が成り立っている。 マメ科植物なので多く施肥する必要もなく、一旦植え付ければ収穫まであまり手が掛からない一方で、気象や土壌の状態が顕著に生育に影響する難しさがある。また害虫は決して多くはないが、収...
くわのは 風や鳥が[[MORE]]種を運んで来るのだと思うが、これまで無かったところにいつの間にか樹木の幼苗が生え、それがあっという間に大きく成長して驚くことがある。上の写真も一気に巨大化してきた樹木で、いくつかの場所に同様の物が自生してきた。 葉に独特の切れ込みがあるので、これがクワ(桑)の一種であることは容易にわかった。その後いろいろ調べた結果、葉の厚みや硬さ、山野に自生する特徴からヤマグワ(山...
かぼちゃ ある程度の[[MORE]]大きさの菜園が確保できるなら、カボチャを栽培するのは良い選択であると思う。春に種を蒔き、夏から秋にかけて収穫したカボチャはすぐに食べることもできるが、貯蔵性に優れているので翌春にかけてじっくりと消費していくことが出来るのだ。和洋を問わず幅広い料理に利用出来るのも、自給自足する身にとっては有難い食材だ。 当地では毎年数種類を栽培する。カボチャには大きく分けて西洋カボ...
ひめぼたる 秋も中旬[[MORE]]になると、陽の入り後は急に冷え込んでくる。薪ストーブに火が入るようになるのもこの頃だ。 そんな冷え込みを感じるある晩のこと、耕作地を見回っていると(獣害が多くてね)、杉の幹のくぼみで蛍光色に光る小さな点があることに気づいた。初めは何か反射するような、例えば金属片などが付いているのかとも思ったが、考えてみれば月も出ていない暗闇でそういうこともあり得ない。 近づいて懐...
ほととぎす(野草) 秋も中旬になれば[[MORE]]陽が低くなり、南側の傾斜地には直射日光が当たらなくなる。そんな中、まとまって咲く紫色の斑点の花は目立つ存在だ。調べてみると、ホトトギス(杜鵑草)という名前らしい。同名の鳥類がよく知られているが、斑点がその胸元に似ていることが由来らしい。 昨年は見あたらなかったが、例のごとく鳥や風が種を運んできたのだろうか、今年はいくつかの場所で自生しているのを確認...
くり 里山では[[MORE]]秋になると2種類の栗の実が落ちる。1つは自生している原生種(いわゆる「ヤマグリ」)で、もう1つは人為的に植えられた栽培種だ。栗は実をつけるようになるまでの年月が比較的短く(桃栗3年、柿8年、ビワは10年以上)、田舎暮らしを始める人に好んで植えられるが、そのうち住む人がいなくなり放置され、誰も拾わない実を猪鹿などの害獣が食べに寄ってくるという好ましくない結果に至りがちであ...
ねずみ駆除 正直なところ[[MORE]]、田舎暮らしを始める前に、猪や鹿といった害獣に対抗する必要があることは十分承知していたし、面倒な猿は出ないことも把握していた。しかし実際住んでみると、猪鹿の猛威は想定を超えていたし、それ以外の害獣害虫も多大な影響を与えてくる。 住み始めた直後、深夜突然天井を跳ね回る音に眠りを妨げられる。私は昔から横になれば即熟睡で多少の物音は平気なタイプなのだが、保温材も何も...
あおじそ 栽培経験の[[MORE]]ある人ならご存じだろうが、青ジソはとても繁殖力の強い植物で、一度播種すれば以降はずっとこぼれ落ちた種で循環する。我が地で毎年勝手に生えてくる野菜のナンバーワンも青ジソで揺るぎない(笑)。 細かく軽い種は風に飛ばされたり、雨水に流されたりして拡散し、春になるとあちらこちらで発芽する。写真のように少し窪んだところには特に種が集まり易いのか、発生が顕著だ。 これが食用に...
きんもくせい 朝、[[MORE]]玄関の扉を開けると甘~い香り。初夏に咲くクチナシのまったりとした甘さとは違う、爽やかな香りのキンモクセイだ。小さな橙色の花弁の内側には2つの雄しべがあり、これが目のようにも見えて愛嬌がある。 咲き始めで、まだちらほらとしか花はないが、強い香りが開花を強烈にアピールしている。ただどんなに芳香を振りまいても、決して受粉させることは出来ない。というのも、この国には雌株がな...
哀愁の欠片19 - 今日日[[MORE]]、秋晴れの日射しは強烈で冬野菜の苗を枯らしてしまう。我々は青く澄んだ空を、今後いつまでも清々しく仰ぎ見ることができるだろうか?
自家製ライ麦でなんちゃってナン 初夏に[[MORE]]収穫したライ麦(過去記事参照)を粉にし、小麦粉と混ぜてナンのように焼いてみた。 【材料】 “ ・ライ麦(自家製) ・薄力小麦粉(業務スーパー) ・砂糖(ドラッグストア) ・食塩(業務スーパー) ・重曹(業務スーパー) ・ドライイースト(ヨドバシドットコム) ・水 ・キャノーラ油(マックスバリュー) ・マーガリン(マックスバリュー) ” ”
はとむぎ 健康食の[[MORE]]代表格としてその名前が浸透しているハトムギ。その実が野草として定着しているジュズダマ(今の若い人は知らないかなあ)と見た目そっくりなのは近縁種だから。いずれも食用になるが、実の外殻に光沢が少なくあまり硬くないのがハトムギの特徴。ちなみにジュズダマは多年草らしい。 こぼれ落ちた種から容易に発芽するので直播きでもいいのだが、発芽直後に害虫類に狙われやすいので、ポット播き...
哀愁の欠片18 - 刺すような[[MORE]]日射しの下、赤髪を振り乱して踊る情熱の舞。
ハンドスコップの修理 農作業や園芸で[[MORE]]手に持って土を掘ったり苗を移植したりする道具のことを、シャベル、ショベル、スコップ、コテなどさまざまな名称で呼ばれるため困惑するところだが、ここでは著者の独断でハンドスコップと呼ぶことにする。 このハンドスコップ、値段も品質もピンキリで、安いものは100均ショップでも入手できるが、そこそこ使えそうだと思って調達しても、ちょっと硬い土を掘り返そうとし...
なつばたけ 建屋と南側の[[MORE]]傾斜地(山裾)の間にある耕作エリアは、前オーナーが菜園として使っていた唯一の場所だ。陽の高くなる夏季に長い日照時間が得られるため夏野菜の栽培に向いており、私はこの場所を「夏ばたけ」と呼んでいる。 こちらは私が移住して来た時の夏ばたけの様子。先頭の写真(現在)とほぼ同じ位置から撮っている。手入れされなくなって一面雑草がボウボウに生えた状態だったが、取り急ぎ一部刈...
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やぐらねぎ ネギ類の[[MORE]]増殖の仕方は、頂部にいわゆる「葱坊主」と呼ばれる花蕾を付けそこにできる種子で増えるタイプと、株元で分けつして増えていく二種類に大別される。当地でもその特徴を意識しながら数種類を栽培しているのだが、ある時ユニークな増え方をするヤグラネギ(櫓葱)と言う品種の存在を知る。いつものごとく好奇心を刺激され(笑)、早速ネット通販で株を入手した。 この品種は頂部に「種子」ではな...
移住した経緯(その肆) 県の企画する[[MORE]]「新規就農者研修」は、一年間指定された農家のもとで実地研修を行った後、農協などの支援を受けながらその営農品目かつその地域で就農するという契約型の育成プログラムだ。それは各者の思惑が狡猾に入り交じった企画に違いないが、脱サラし農業体験で各地を回っていた私にとって手っ取り早く就農する「渡りに船」のように見えたし、研修先に施設園芸を選択すればこれまでエン...
森の妖怪(25匹目) 巨大[[MORE]]ナメクジ? ⇨ 森の妖怪一覧へ
移住した経緯(その参) 名目は[[MORE]]公的機関が主催する「農業体験プログラム」だったり、民間企業の「農作業アルバイト」だったりの違いはあったが、近県で農業経験できる場所をいくつか見つけ、それぞれ1ヶ月程の期間滞在した。勿論それは農業の実態を知り自身が適応できるか見極めるというのが主目的であったが、その地域が移住先として魅力的かどうか探るのも目的の一つであり、休日には空き物件を見て回ったりもし...
定点採景(2023如月) 傾斜地3段目から[[MORE]]臨む、我が家とその周りの耕作地概観。 ⇨ 定点採景一覧へ ※以下おまけ写真:
えびすぐさ/はぶ茶 緑茶は[[MORE]]自家製でまかなえるけれど、コーヒーはそうはいかない。比較的温暖な当地とはいえ、さすがに露地でコーヒーの木を育てられる環境にはほど遠い。ちなみに南北の回帰線に挟まれた地域が適地で「コーヒーベルト」と呼ばれているらしい。 味に大きなこだわりがあるわけでもなく、一番安いインスタントコーヒーで充分満足するレベルの私なので、似たような味の物があればそれでも構わない。あ...
門扉修繕 当地を[[MORE]]前オーナーから引き継いだ時には、玄関の前にはナニワイバラの乗る木製のアーチがあり、それが道路から敷地へ入る門のようになっていた。ただし扉などはなかったので、猪鹿どもが家屋周りに自由に出入り出来る状態だった。そのままではマズイので、ブラインドの壊れたブラインドパーテーションのパイプ枠と、ホームセンターで調達した一畳サイズの木製ラティスで開閉できる門扉を作った。 2000...
りーふちこり レタスは[[MORE]]四季を通じ比較的栽培しやすい野菜で、家屋最寄の圃場に常時植えておき、朝食の用にちょちょっと摘めるようにしておくと便利である。ただ品種によっては雨や風への耐性が著しく低く、当地の環境に不適なものもある。これまでいろいろな品種の栽培を試し、適応できる品種だけを継続栽培するようにしてきたが、レタスは比較的種が安いこともあって、現在でも栽培未経験な品種を見つけると適宜入...
自家製タケノコ芋とズイキの煮物 移住直後から[[MORE]]栽培を始めたサトイモは、現在では5品種をやっている。それぞれ食感や味わいが違うのは勿論なのだが、当地の圃場への適応度が大きく異なるのは興味深い。 「土垂」と並び当地で良く育つ品種が「タケノコ芋」。毎年子芋を室内保管で越冬させ、春先に種芋として播種、秋から冬にかけて収穫し親芋をメインに食べ、子芋は一部を来年の種芋にまわす、ということを繰り返し...
定点採景(2022晩秋) 傾斜地3段目から[[MORE]]臨む、我が家とその周りの耕作地概観。 ⇨ 定点採景一覧へ ※以下おまけ写真:
森の妖怪(24匹目) プランターの[[MORE]]土中から出現したイカのような妖怪は、首回りに数多く纏った分身を周囲に撒き散らそうとしていた。 こちらはまだ幼体のようだ。 ⇨ 森の妖怪一覧へ
あんのういも 世の中には[[MORE]]甘味となると目の色を変える人達がいる。私も甘い物がけして嫌いではないが、その人達と比べるなら甘党とはほど遠い。ある栽培家が動画で「サツマイモを育てているが、甘い品種はたくさんは食べられない。」と言っていたが激しくこれに同意する。 にもかかわらず新たなサツマイモ品種を育ててみる事になったのは、未知の味への興味や栽培への好奇心であることに違いないが、それが目の前に...
食用ほおずき フリマサイト[[MORE]]には個人が家庭菜園で採取した種子が出品されていて、極めて安い費用で買えることが多いので私も時々利用する。ただ品質は当たり外れが激しく、全く発芽しないということもたまにあるのだが、出品者が初めから品質を保証しない条件で出品しているので、どんな結果になろうとも許容せざろう得ない。 フリマサイトでは同一出品者の商品はある程度の量まで送料一律としていることが多いので...
けつるあずき この辺りの[[MORE]]スーパーマーケットではいつも「緑豆モヤシ」が大量に積み上げられ安価に販売されている。その上の棚には「緑豆でないモヤシ」も種類ごと仕切られ置かれているが、それは緑豆モヤシと比べたらかなり小規模だ。 上の棚の筆頭は「黒豆モヤシ」。地域によっては「ブラックマッペ」とも呼ばれているらしいが、緑豆モヤシに比べるとやや細く、値段は少し高い。じつのところ緑豆より古くから売ら...
えだまめ 毎年毎年[[MORE]]もう止めようと思いながら、ついつい他の種と一緒に手配してしまい、なんやかんやで栽培が続いているエダマメ。それなりに手を掛け、場所を割いて育てても、それに見合った収量がなかなか得られない。全くダメならすぐに諦めるのだが、中途半端に実るものだからもうちょっと改善が出来るのではないかと思ってしまうのよね。 マメ類は直播きすると害虫は勿論、ネズミや鳥の格好の標的になるので、...
定点採景(2022夏) 傾斜地3段目から[[MORE]]臨む、我が家とその周りの耕作地概観。 ⇨ 定点採景一覧へ ※以下おまけ写真:
自家製野菜で冷や汁 これまで[[MORE]]夏バテというものにはまるで縁がなかった私だが、最近は晴れた屋外で半日も作業すると「今日はあまり食欲無いわあ」なんてことが時々ある。歳で劣化してきたせいなのか、気候が厳しくなったのか、あるいはその両方なのか(悲)。ともかくも、そんな時には手っ取り早くできて喉ごしの良い素麺や冷やし茶漬けなんかもいいけれど、旬の自家製野菜を使って「冷や汁」を作り食べるのも一案だ...
森の妖怪(23匹目) その妖怪は[[MORE]]一瞬の隙を突いて手首に巻き付き、私の攻撃をかわした。 ⇨ 森の妖怪一覧へ
じゃんぼにんにく 興味深い[[MORE]]種子をネットショップで見つけると、栽培を試したくなってついついポチッと購入ボタンを押してしまう(勿論希少で高価な物は買わないけどね)。小さい種子ならば郵送して貰っても送料は僅かだし、まとめて買えば送料無料になる場合も多いので気楽だ。ただちょっと大きい物になると送料がグッと大きくなるので躊躇してしまう。なので種芋、球根、苗などはよほど執着がない限りネットでは買...
うめ 夏ばたけ[[MORE]]の隅にあるウメの樹は過去のオーナーが残していった物だが、ここ数年で急に大きく枝を張るようになった。葉も花もない冬季にかなり大胆に剪定するのだが、勢いが強く一年経つとまた元のような繁茂状態になる。手は掛かるのだけれども、早春に満開になる花の華麗さと、そこで蜜を吸おうとチョコチョコ飛び回っているメジロなんかを見ちゃうと、何かほっこりと癒されちゃうので無下に出来ないのよね。 ...
ウクライナ避難民の方へ ロシア軍の[[MORE]]ウクライナ侵攻を受け、日本の岸田首相はウクライナ避難民受け入れを表明し、それに呼応するかのように日本のいくつかの企業や自治体が積極的な受け入れに手を上げた。一方、当地がある自治体は多くの外国人が訪れ平和都市宣言もしている観光都市であるので、私の立場でも行政に協調して出来ることはあるのではないかと、ウクライナ避難民受け入れの方針について問い合わせたのだ...
自家製野菜のスパゲッティ(3皿目) 寒さの峠を越え[[MORE]]少し暖かい日が現れ始めると、冬野菜は一気にトウ立ちモードになる。こうなると葉や根は徐々に繊維質が強くなって食べるに適さなくなるが、代わりに次々出てくる花蕾を片っ端から摘んで消費していくのだ~。 【材料】 “...
猪避鉄板の設置 家屋と[[MORE]]その周りの圃場は樹脂製の防獣ネットでぐるりと囲った。高さも長さも必要だから購入費用もそれなりに掛かった。平坦な場所ばかりではないから設置も苦労し時間も掛かった。にもかかわらず、その防御力はあまりに脆弱だったと言わざろう得ない。鹿はそれを押し下げて侵入、猪は下方を切り裂いて侵入した。 では代わりに金属製のワイヤーメッシュや電気柵にしていたらどうだったか。費用は何倍...
定点採景(2022雪化粧) 傾斜地3段目から[[MORE]]臨む、我が家とその周りの耕作地概観。 (当地では、たまに雪がちらほらと舞うことはあっても、地面が白くなるほど降るのはとても稀。止んで一時間もしたら全く無くなっちゃいましたけどね。) ⇨定点採景一覧へ
薪ストーブ煙突の交換と放熱改善 形ある物は[[MORE]]例外なくいずれ壊れるのが宿命だが、特に厳しい環境に置かれた物は劣化が激しく消耗も早い。当家リビングの薪ストーブ設備は旧オーナーから引き継ぎそのまま5年使用してきたが、室内の煙突の一部が腐食でボロボロになり穴が空いてきた。腐食に強いステンレス製ではあっても高熱に長いこと晒されれば消耗は避けられないということだ。とりあえずは劣化部分をアルミ箔でグ...
わさびな 他の野菜の[[MORE]]種子を買った際に、おまけで貰ったワサビナの種。それはごく少量で期待すべくもなかったが、小さなポット数個に蒔いたところ、しばらくしてコンスタントに発芽した。その後、株がある程度の大きさに成長したところで畝に移植したのだが、害虫の猛攻を受けることになった。アブラナ科なのでまだ暖かい季節では食害のリスクを受けやすかったということはあるが、それにしてもあまりにも突出して酷...
寒干大根のカリカリ漬け 冬ど真ん中[[MORE]]、終日日照もなく強い寒風が吹きさらす圃場でもそれなりに育ってくれる冬野菜。特に大根は根も葉もボリュームがあり、それぞれ美味しく食べられるので有難い。 葉を切り落とした大根が軒下にいくつもぶる下げられているのは日本の田舎の良くある風景だ。私もそうやって大根を丸ごと寒干しして糠漬けや沢庵も作れればいいのだけども、なかなか大がかりな作業になりそうなのでそこ...
ばりかん やれることは[[MORE]]できるだけ自力でやる、というのが独り自給自足生活の基本スタンス。とは言え、どうしても独力のみでは難しい事が存在するのも現実だ。 その一つが散髪。髪が伸びてきて鬱陶しくなると、とりあえず100均ショップで買った「ヘアカッター(髪すきカミソリ)」で頭の上部から両サイドにかけて梳いてやり過ごすのだが、後頭部までこれで処理するのはとても難しく、そこだけが伸び続ける。いよ...
どのう 私は何代目かの[[MORE]]オーナーなので詳細についてはわからないが、隣接道路の状態から考えるに、緩やかな傾斜があったところに水平面を造成し、今の家屋が建てられたのだと推測する。その地盤面と元々庭だった現「春ばたけ」、そして昔から菜園として使われていただろう現「夏ばたけ」はほぼ同じ平面上にあるが、私が移住して来て開墾した「冬ばたけ」や「傾斜地」との間には高低差がある。 「冬ばたけ」は南側に...
定点採景(2021晩秋) 傾斜地3段目から[[MORE]]臨む、我が家とその周りの耕作地概観。 ⇨定点採景一覧へ
つるな 最近は農系[[MORE]]YouTuberの方も多くなり、私も時々それらを視聴し参考にしている。とある方が自身の圃場の夏野菜を説明していたが、その一つに勢いよく育っている「ツルナ」があり、栽培容易で旨いとのこと。それは私がこれまで栽培したことも食べたこともない野菜なので好奇心を持ったということもあるが、夏場に収穫出来る葉物野菜は自給自足生活的に重宝するということもあり、是非当地でも育ててみた...
かき 当地に4本ある[[MORE]]柿の木のうち、なつばたけにある2本がこの年本格的に実をつけた。こちらは前年に突風で半壊した柿の木だが、一年で枝を復活させたわわに実らせた。 果実は縦長でも横太でもなく、球体に近い小振りのタイプ(品種不明)。皮はむかず蔕だけ剥がして四つ割りにして食べてみるが、熟度の浅い薄橙色の実でも渋味はほとんどなく程良い甘みが美味しい。個人的には完熟して軟らかい物より、ある程度硬...
自家製秋野菜でトムヤンクン風スープ 【材料】 “ ・白菜抜き菜(自家製)[[MORE]] ・ハヤトウリ(自家製) ・キクイモ(自家製) ・古根ショウガ(自家製) ・ニンニク(自家製) ・唐辛子(自家製) ・ルッコラ(自家製) ・パセリ(自家製) ・シークヮーサー(自家製) ・コンソメパウダー(業務スーパー) ・穀物酢(業務スーパー) ・水 ” ”
はやとうり 昨年の秋[[MORE]]に貰った果菜は、色こそ緑だが、まるで木魚のような珍妙な形をしていた。何という名前って言ってたかなあ、ただでさえ物覚えの悪い頭なのに他の作業に気をとられメモもとらなければ記憶からすぐに消える。思い出せないから特徴を元にインターネットで検索すると、程なく手元の物体と同一と思われる画像が見つかり、そこには「ハヤトウリ」と表記されていた。北米から南米に掛けてよく食べられて...
なめつぶし 伊豆半島[[MORE]]南部に位置する当地は、冬季こそやや乾燥するが、それ以外の季節は雨が多い。それは畝の野菜に灌水する手間などが掛からない反面、過湿で根に病気が出たりして上手く育たないという事象も発生させる。長雨が続けば日照不足に加え表土や肥料分の流亡も起きるし、台風などで強い風雨を受ければ一夜で圃場壊滅ともなり得るのは言うまでもない。設備費が小さく済む露地栽培は気象状況に抗えないのが...