『西洋鏡』

『西洋鏡』

チャン・イーモウ監督の『ワン・セカンド永遠の24フレーム』を見て思い出した映画。こちらの方が中国版『ニュー・シネマ・パラダイス』といえるかもしれない。『西洋鏡』(00)(2009.9.6.)「SHADOWMAGIC」1902年の北京。写真館で働くリウ(シア・ユイ)は、訪れたイギリス人レイモンド(ジャレッド・ハリス)が語る“西洋鏡”と呼ばれる動く写真=映画に強い興味を抱く。史実とフィクションを巧みに織り交ぜながら、中国で初めて映画を撮り、上映した男たちの姿を描く。監督フー・アン。この映画の京劇の名人や写真師、女形もそうだが、中国映画は総じて脇役がいい。ジャレッド・ハリスはリチャード・ハリスの息子だ。『西洋鏡』

2022/04/16 11:56