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月夜の猫-BL小説です 真夏の危険地帯18 BL小説 雛子との関係は昔から変わらず仲は良い方だろう。 多分、恋人が男だと告げたとしても、雛子はさほど驚かないに違いない。 のんびりとしているようで、実は元気などよりよほどどんと構えた性格なのだ。 ともあれ、さっき雛子が二日酔いかと聞いたのには、何も言わないで朝帰り
月夜の猫-BL小説です 真夏の危険地帯17 BL小説 すっかり実業家然とした涼子が、Gコーポレーションの自社ビルの前でたくさんのマイクに囲まれている。 「ですが、飛び入り参加してくれたギタリストはあくまでも純粋に音楽が好きなだけなんです。これ以上詮索されると、二度と彼がステージに立つことはないと思われます」 き
Deep Purple featuring Ritchie Blackmore
みなさんお立ち寄りありがとうございます☆今回の音楽レビューは語り継がれるLIVE名盤についてです♪Deep Purple featuring Ritchie …
Deep Purple with Ritchie Blackmore - Burn Live
みなさんお立ち寄りありがとうございます☆今回の音楽レビューは1974年に出かけてみようです♪Deep Purple with Ritchie Blackmor…
月夜の猫-BL小説です 真夏の危険地帯16 BL小説 「先日横浜ベイアリーナで行われた人気ロックグループ、GENKIのライブは大盛況だったことはもちろんなのですが、今、巷でネットで盛り上がっているのは、そのアンコールに登場した謎の超美形ギタリストのことなんです!」 ことさら大げさな身振りの女性リポーターの言葉に
月夜の猫-BL小説です 真夏の危険地帯15 BL小説 元気は名刺を見ようともせずに、黙々と手を動かす。 「天木って言います。ファッション関係の雑誌なんですが、GENKIはちょくちょく取材させてもらっているんですよ。確かにコーヒーは美味いけど、やっぱ元気さんの天職じゃないよな」 無言で元気に拒否されているとわかっ
月夜の猫-BL小説です 真夏の危険地帯14 BL小説 たまたまカップを下げてきた紀子にも聞こえたらしく、元気と豪の顔を交互に見た。 「コーヒーゼリーとアイスコーヒー追加ね」 紀子は豪の台詞には関知せず、ことのほか明るい声で元気にオーダーを告げた。 今度は元気が静かに怒ったのがすぐにわかったからだ。 普段は優しく
Deep Purple with Ritchie Blackmore
みなさんお立ち寄りありがとうございます☆今回は1973年までさかのぼってみましょう♪Deep Purple with Ritchie Blackmore - …
Ritchie Blackmore & the making of Deep Purple
みなさんお立ち寄りありがとうございます☆1週間のご無沙汰でした!今回の音楽レビューは歌い手であるジョー・リン・ターナー在籍時のDeep Purpleです☆Ri…
月夜の猫-BL小説です 真夏の危険地帯13 BL小説 やれやれ、とそんな事情からご機嫌斜めな紀子には細心の注意を払わねばならない元気は嘆息し、それでも自意識過剰かもしれないがこの店が辺鄙な田舎町でよかったと思うのは、日がな一日こういう「客」に店を占領されなくて済むことだった。 確かに、東京にいた頃は元気の携帯には
月夜の猫-BL小説です 真夏の危険地帯12 BL小説 そんな毎日にすっかり同化していた元気だが、謎のギタリストなる、まるで見知らぬ自分が勝手に世の中に出て暴走しているのを見ているような気がする。 どっちにしても、ちょっとみっちゃんと話さなきゃな。 川べりの道を歩く元気の頭の中を、ネットの記事や動画がぐるぐると駆
月夜の猫-BL小説です 真夏の危険地帯11 BL小説 四年前、別れを告げてこの町に戻ってきた元気を忘れられず、豪はストーカーのように元気を思い続けて、最近注目のカメラマンのくせに、ついに元気の住む近くの町に引っ越してきてしまうほど元気一筋な男で、いつも元気の顔を見ると喜んで尻尾を振って駆けてくるリュウと次元が一
月夜の猫-BL小説です 真夏の危険地帯10 BL小説 「元気、昨日はどこ行ってたの?」 さくっと紀子は切り込んだ。 「昨日? だから将清たちと会うって言っただろ?」 優作が見せてくれた携帯の動画を思い出して、どうやら紀子が既に元気が何をしていたか知っているような気はしていた。 昔の元気を知っている連中なら、や
月夜の猫-BL小説です 真夏の危険地帯9 BL小説 「四年前は、それに豪の元彼の優花ちゃんまで絡んでたから、お前、身を引くつもりで、田舎にひきこもったんだろ? けど、今は一応、お前と豪がくっついて、優花ちゃんも容認して事務所で仕事してるわけで、ああ、今は確か優花ちゃん、マサとつき合ってるんだし、お前、もうバンド
月夜の猫-BL小説です 真夏の危険地帯8 BL小説 黒ずくめだがタンクトップに上着を着ているだけ、一平にしてはマシというところか。 「一平? 本人? びっくりした」 優作が言った。 「誰だ?」 元気の左隣に腰を降ろした一平が元気に尋ねた。 「同期の毛利と江川だろうが。それにお前、去年も会ってるだろ、ライブも来て
月夜の猫-BL小説です 真夏の危険地帯7 BL小説 「くっそ、こういうのってみっちゃん、わざとライブ撮影容認しているっぽいぞ」 「ああ、うまく利用しているな」 将清が頷いた。 「それよか、これどうすんだよ、こっそりじゃなくなってんじゃん」 全くこれでは、内緒でライブに出たつもりだったのに元気のことを知っている人
月夜の猫-BL小説です 霞に月の(工藤×良太)21までアップしました BL小説 霞に月の(工藤×良太)21、鬼の夏休み(工藤×良太)23、真夏の危険地帯(豪×元気)6までアップしました。 大変お暑うございます。 時節柄、皆様どうぞご自愛くださいませ
月夜の猫-BL小説です 真夏の危険地帯6 BL小説 「何で一平が俺のホテル知ってんの? 一平には教えるなって浅野にも言ってあったはずだけど」 今回の上京は実のところプライベートでも極秘機密で目的も上京する事すら誰にも教えていない。 しかも一平って、冗談だろ、またぞろおかしな誤解を招くだろうが。 ただでさえ、豪の
月夜の猫-BL小説です 真夏の危険地帯5 BL小説 無論最初から何もかもうまくいくわけではなかったが、みっちゃんが虎視眈々と準備を重ね、その広い人脈やネットをフルに使う頭脳戦略は徐々に功を奏し、メンバーは皆同格、ギャラはしっかり頭割りとなって、それぞれ意欲的に活動しつつ、現在に至っている。 元気の肩書である嘱託社
月夜の猫-BL小説です 真夏の危険地帯4 BL小説 しかしいい加減、そんな事務所の思惑や干渉をさすがに一平もうざったく感じ始め、決定打は事務所側が売れる音楽路線云々と口にしたことだった。 「おい、みっちゃん、事務所辞めるぞ」 事務所側に対して不快そうな目を向けただけで、一平が昔のように怒鳴りつけたりしなかったの
月夜の猫-BL小説です 真夏の危険地帯3 BL小説 「GENKI」のオリジナルメンバーで今はペンネーム「G」で曲を提供してくれている我が社の嘱託社員かつ株主、ただし社外秘、涼子は葛城に元気のことをそう簡潔に紹介した。 学生の頃からメンバーは涼子に頭が上がらなかった。 「GENKI」の発足は高校時代からバンドをや
月夜の猫-BL小説です 真夏の危険地帯2 BL小説 黒のベンツは人知れず横浜ベイアリーナを出ると、横羽線を走り山下町へと向かった。 「ふう、死ぬかと思った……涼子のやつ、いくら何でもカツラとかないだろ! このクソ暑いのに!」 ブロンドのかつらやベネチアンマスクを控室で外し、後部座席に乗り込んだギタリストは大き
月夜の猫-BL小説です 真夏の危険地帯1 BL小説 横浜ベイアリーナで行われている真夏のライブは、人気ロックグループ「GENKI」のライブ史上でも最高の盛り上がりを見せていた。 「なんか、すごくない?」 ステージの袖で腕組みをしてステージとオーディエンスを眺めやりながらブラウススーツの浅野涼子は呟いた。 今まで
月夜の猫-BL小説です 真夏の危険地帯 BL小説 人気ロックグループGENKIの所属する会社社長、浅野涼子にそそのかされて、GENKIのライブにサプライズ出演することになってしまった元気は、身元を明かさないという条件を出したところ、真夏のライブにカツラやマスクをつけて演奏したものの、地獄の熱さを耐え忍んだにもか
月夜の猫-BL小説です 夏を抱きしめて(ラスト)24 BL小説 もう一泊くらいできないのかとおずおずと尋ねてみた豪に、「店があるからな」と思った以上にすげない元気の答えが返る。 ゴミになったのと同じフォーマルスーツをデパートで豪に買わせ、将清に電話をしたら引き出物は会社に持って行ってるというので、会社に寄って受け取った。
月夜の猫-BL小説です 夏を抱きしめて23 BL小説 「ここに元気のサインをくれ」 みっちゃんは取り出した用紙を指でトントンと示す。 「え?」 渡された紙をまじまじと見た元気は、「何だよこれ、契約書って…」と喚く。 「今回の件のような迷惑を被ることがないよう、お前にはそこにサインをして、晴れてうちの社員になる義
月夜の猫-BL小説です 夏を抱きしめて22 bl小説 「ぐちゃぐちゃ言い訳しながら、あの女とよろしくやってたのはお前だろーが」 すると今にも泣きそうだった豪の表情が変わり、豪はクスリと笑う。 「……何がおかしいんだ」 「たまには元気も妬いたりするんだ」 今度は元気の頭が沸騰する番だった。 「誰がだよっ! 俺は
Ritchie Blackmore performing with Deep Purple
みなさんお立ち寄りありがとうございます☆今回の音楽レビューは1991年まで遡りましょう♪Ritchie Blackmore performing with D…
Blackmore's Night - Village On The Sand
みなさんお立ち寄りありがとうございます☆今回の音楽レビューはブラックモアズ・ナイトです☆Blackmore's Night - Village On The …
月夜の猫-BL小説です 霞に月の(工藤×良太)17までアップしました BL小説 霞に月の(工藤×良太)17、夏を抱きしめて(豪×元気)21、鬼の夏休み(工藤×良太midsummer)15までアップしました かぜをいたみ(京助×千雪)46は、不定期更新になっております
月夜の猫-BL小説です 夏を抱きしめて21 BL小説 「俺が、誰といちゃつこうと、てめーの知ったことかよ!」 元気が声をあげると同時に、バン! と豪がまた叩くと、それが合図のようにエレベーターのドアが開く。 豪は言葉もなく、元気の腕を掴むと中に引っ張り込んだ。 「おい……」 エレベーターのドアが閉まるのと、何ご
Rainbow - Can't Happen Here Live 1982
みなさんお立ち寄りありがとうございます☆今回の音楽レビューはRAINBOWです☆Rainbow - Can't Happen Here Live 1982ギタ…
月夜の猫-BL小説です 夏を抱きしめて20 BL小説 「それより、幻のなんちゃらって、いったいなんだよ? みっちゃんはどうしたよ?」 元気は話題を無理やり変えた。 「フン、お前が冬に俺らとじゃねぇとこで、ギターなんか弾くからだろ」 一平が吐き捨てるように言う。 「まさか、ちょっと飛び入りしたくらいで、こんなこと
月夜の猫-BL小説です 夏を抱きしめて19 BL小説 総ガラス張りのバーはビルの八階にあって、BGMも気づけば流れている程度に静かな店である。 「将清もこういう店に足を運ぶほどには大人になったか?」 きらびやかな夜の街を見下ろしながら元気は笑みを浮かべる。 「言ってろ。夜景も酒も折り紙つきだ」 「カップルばっか」
月夜の猫-BL小説です 夏を抱きしめて18 BL小説 すっかり夜のとばりがおりた湾岸線を一台の古いチェロキーが猛スピードで飛ばしていた。 今夜も関東地方は熱帯夜の連続記録を更新したらしい。 夜空は晴れ渡り、月はまだ熱の覚めやらぬ街を煌々と照らし出している。 雑誌に月イチで持っているページの撮影で、豪は四時頃から横
Ritchie Blackmore's Rainbow - Catch The Rainbow
みなさんお立ち寄りありがとうございます☆今回の音楽レビューは再々結成時のRAINBOWです☆Ritchie Blackmore's Rainbow - Cat…
月夜の猫-BL小説です 夏を抱きしめて17 BL小説 「え、いいのか? じゃ、そうさしてもらう……あ、あのさ、毛利が泊めてくれるって言うから。うん、遅くにごめん。え? 電話って誰から?」 ドキリ、と元気の心臓がはねる。 もしや豪からか、と思った元気だが、兄からは意外な名前を聞いた。 「古田? うん、じゃ、番号
Helloween - Keeper Of The Seven Keys Acoustic
みなさんお立ち寄りありがとうございます☆今回のトーマスさんカヴァーはHelloweenの巻です♪Helloween - Keeper Of The Seven…
Graham Bonnet discusses the recording of Rainbow
みなさんお立ち寄りありがとうございます☆1週間のご無沙汰でしたぁ!真夏でも元気でーす!アメブロに居ない時はTwitter?今はX?におりますので興味がある方は…
月夜の猫-BL小説です 夏を抱きしめて16 BL小説 新郎新婦までも興味深々で将清と江川の話に耳を傾けている。 「豪の作品展に、お前の写真、あっただろ?」 「豪の? ……ああ」 将清の口から今日は遠ざけていた豪の名前が出て来たことで元気は俄かに眉を顰めた。 最近売り出し中の坂之上豪の作品展があり、元気も一度
月夜の猫-BL小説です 霞に月の(工藤×良太)13までアップしました BL小説 霞に月の(工藤×良太)13までアップしました。midsummer dream では、夏を抱きしめて(豪×元気)15、鬼の夏休み(工藤×良太)9までアップしております。
月夜の猫-BL小説です 夏を抱きしめて15 BL小説 赤坂にある老舗のホテルで行われた佐野、三田家披露宴には、総勢二百名ほどの出席者があり、その多くは銀行関係者や新郎の父親が大手企業の要職にあることもあってか、業界関係者もチラホラいた。 元気と一緒のテーブルを囲む江川や新郎の友人として代表でスピーチした毛利も
月夜の猫-BL小説です 夏を抱きしめて14 BL小説 GENKIは最近、デビュー当時契約していたレーベルの契約期間が切れたのを機に、以前の事務所から独立し、自分たちで会社を立ち上げた。 株式会社Gコーポレーション、みっちゃんのフィアンセである浅野涼子を事務所の社長にすえているが、いざとなった時後ろで糸を引くのは
こんにちは。今日はお天気が良いので久しぶりに運動に行ってきます。きのう出会った動画で聞き惚れた小倉和博さんの演奏でも♪うまいですわ~~※ うみゃい、の方のうまいではありません。(・∀・)...
月夜の猫-BL小説です 夏を抱きしめて13 BL小説 『ええ、お友達の結婚式が、明日だったと思うけど』 「あ、そう、ですか、すみません」 慌てていたのでどこに泊っているかも聞くのを忘れた。 元気の母は当然眠そうな声だったから、まさかまたかけ直すわけにもいかない。 「結婚式って、んなこと何にも言ってなかったじゃんか
月夜の猫-BL小説です 夏を抱きしめて12 BL小説 パニックという言葉にはさほど縁がなかった。 世界を飛び回り、危険な地域にも足を踏み入れたことがあるが、そういう場所ほど常に冷静に周囲を見、冷静に判断して動く。 でなければカメラマンなど務まらない。 はずだった。昨夜のあの時までは。 「わりぃ、葉子ちゃん」
月夜の猫-BL小説です 夏を抱きしめて10 BL小説 「お帰りなさい。お風呂入ってね」 「すみません」 元気を迎え入れた詩織の明るい声に、かろうじて答える。 「どうした? 元気。顔色がよくないぞ」 ちょうど風呂から出てきたらしくタオルを首に引っ掛けた勇気が元気の顔を覗き込む。 「え、いや、だから、ちょっと夏バテ
Rainbow - Stranger In Us All interview
みなさんお立ち寄りありがとうございます☆今回の音楽レビューはvocalであるドゥギー・ホワイト在籍時のRAINBOWです♪Rainbow - Stranger…
月夜の猫-BL小説です 夏を抱きしめて9 BL小説 その時元気のジーンズのポケットで携帯が鳴った。 はっとして、元気は慌てて携帯を取り出したが、表示されているのは江川という文字。 『今、東京?』 「おう、昼に着いた」 ちょっとガッカリしている自分に苦笑しながら、元気は答える。 『俺んとこ、くればよかったのに』