昨年10月に入手したLVCの506XXレプリカ。未洗い状態でもけっこう丈が短いため、「洗ったら縮みまくって着られなくなるのでは・・」という恐怖心が拭い去れず・・。この半年間、バキバキに糊が効いた状態のまま、たまに着用していましたが、着心地が極めて悪かったのは申し上げるまでもありません。暖かかくなってきましたので、今週になってようやく重い重い腰を上げ・・。糊落としのファーストウォッシュをかけてみました。↓冷水...
スニーカー(アシックスタイガーなど)、昔ながらのジーンズ、英国トラッド、フライトジャケット、オーダースーツにオーダーシャツ、革靴、ヴィンテージ万年筆、、昭和レトロ、80年代国産釣り具、等のブログです。
アシックスタイガーが1977年~1985年頃に作り出した傑作スニーカーを紹介しています。その他、紳士靴、オーダースーツやオーダーシャツについて思うこと、昭和レトロな雑貨、ダイワやシマノが1980年代初期に製作した名品(ファントムやバンタム)、失われつつある「フツーのジーパン」などについても。
3月上旬に注文していた赤いギンガムチェックのシャツが完成しました。オムライス屋さん「ラケル」の制服のように見えてしまわないか心配だったのですが、けっこう濃いめの赤だったせいか、思ったより重厚な雰囲気に仕上がってきました。エイコーンの織りネームは、現行品ではなく、古いものを持ち込んで縫い付けてもらいました。シャツの織りネームは、前立ての見えない箇所に付ける細長いデザインのほうが好みなのです。滅多に身...
地球に引力がある限り、落とし物はなくならないことでしょう。引力がなければ、浮遊する遺失物が増えるだけでしょうが、ともかく今の自分は引力が恨めしいのであります。<落とし物1>ジラールペルゴのシーホークジラールペルゴのシーホークを、脱衣カゴから落としてしまいました。昨年の春に落として風防を割ってしまい、代替の風防を探していただくとともにOHを施してもらった大事な時計なのですが、不覚にも鍼灸院の脱衣カゴに...
2006年にモンブラン100周年を記念して発売されたというヒストリカルペンポーチです。下の万年筆は1950年頃に製造されていた234 1/2というモデルで、このペンポーチとは何の関係もないのですが、ロゴマークが共通しているので並べてみたものです。ブランドロゴやネームが刻印された製品はあまり好きではないのですが、この「MONT 山 BLANC」のロゴマークにはなぜか心惹かれます。これで149や146が入れば実用性も抜群なのですが、手...
スリーピースを着るときは、ベストの背中からシャツが覗かないよう、サスペンダーを着けるようにしています。サスペンダーをしているおかげで、ベストの背中に使われているビスコースに皺が入っても(少し丈が短くなる)放置することができたのですが・・。最近、右肩が痛い(五十肩というやつでしょうか)せいでサスペンダーを着けるのが苦痛になってきました。背に腹は代えられぬ、とサスペンダーを外したところ、今度は背中から...
先日、仮縫いを終えたアイリッシュリネンのピンチバック・ジャケット。ようやく仕立てに入ってもらえる、と思ったところ、諸事情でキュプラの裏地が品不足で選択の幅が非常に狭くなっていることを知り・・。一瞬、ビスコースに変更しようかとも思ったのですが、表地も裏地もシワになりやすい生地にするのはいかがなものか、と思い直し・・。なんとかキュプラの裏地を調達して参りました。色はターコイズ。表と裏で全く別の色合いと...
仮縫いで 持ち帰れるのは 画像だけ/アイリッシュ・リネンのピンチバックジャケットについて
昨日、仮縫いの時を迎えたアイリッシュリネンのピンチバックジャケット。今回は再仮縫いの憂き目をみることなく、仕立てに入っていただけることになりましたが、一旦手ぶらで帰らなければならないことに変わりはありません。持ち帰ることができるのは画像だけです。完成してしまうと、着用画像などは滅多に残りません(仕事着が多いので)が、仮縫い画像だけはこうしてブログへど着実に蓄積されていくのであります。...
アイリッシュ・リネンのピンチバックジャケット、ついに仮縫いの時が来ました。
昨年の4月に注文したアイリッシュリネンのピンチバックジャケット。遂に仮縫いの時がやってまいりました。頭の中にだけ存在していたものが、こうして実体をもって現れると、やはり感動します。胸の丸っこいパッチポケット(プリーツ入り)は、大昔のビスポークジャケットの写真を持ち込み、再現していただいたものです。巾着みたいで可愛いので、是非取り入れたかったのです。下側が膨らむようになっているので、一杯にモノを詰め...
ワイシャツの日焼けを防ぎたい。裏返し干しと左右スイッチについて
ちょっと検索してみたところ、ワイシャツの寿命は概ね2年程度、と書かれている記事を多く目にしました。寿命を左右する最大の要因は着用頻度だと思われますが、その他の要因として1)洗濯の方法(クリーニングか洗濯機か手洗いか)2)アイロンがけの方法(マシンによるプレスか、手でアイロンをかけるか)3)接着芯を使用しているかどうか(同じ生地でも接着芯のほうが襟裏の擦れが早かった経験あり)4)カフスの形状(ダブル...
仮縫いの準備はできたけれど/アイリッシュリネンのピンチバックジャケットの裏地探し
昨年の4月末に仕立て出ししたアイリッシュリネンのピンチバックジャケット。諸事情で少し時間がかかりましたが、遂に仮縫いの準備ができたとの連絡が。このタイミングで必要となるのが、持ち込むボタンと裏地です。ボタンは二つ穴ホーンボタンが手配済なのでよいとして・・。問題は裏地です。いつもだと英国B&B社からビスコースの裏地を取りよせておくのですが、今回は準備してありません。それというのも、ただでさえ皺になりや...
「1月は行く、2月は逃げる、3月は去る」などというらしいですが、この時期は本当に吹っ飛ぶように毎日が過ぎていきます。 いつの間にやら3月も後半に突入。桜の開花も間近とか。 冬の間、ウォームビズで活躍してくれたツイードジャケットとともしばらくお別れです。 さらに季節が進み夏になると、「よくこんな分厚くて大げさな服を着ていたなぁ」と毎年新鮮に驚かされます。毎年のことながら、季節はめぐります...
私はあんパンが好きです(つぶあん限定)。 私が菓子パンを3個買ったなら、いついかなる年代の時でも、その中には必ずあんパンを忍ばせていたことでしょう。 ディオにこれまで食べたあんパンの数を聞かれても検討がつかないくらい、子供時分からあんパンを食べ続けてきましたが、アラフィフとなった昨今、さすがに少し飽きてきたことに気づきました。 そんな折、近所のウェルシアでメロンあんパンなる菓子パ...
赤ギンガムのシャツ生地に、大名古屋ビルヂングの「ラケル」を思う。
私はギンガムチェックのビジネスシャツが好きで、20年くらいにわたり、ブルー、ピンク、ネイビー、パープルの生地で仕立てたり、既製品を取り寄せたりしてきました。しかしなぜか、これまでにレッドの生地は購入したことがありません。ピンクが平気だったなら、レッドだって気にせず職場に来て行けそうなものなのに・・。そんなわけでレッドのギンガムチェック生地を取り寄せてみました。手元に届いて気付いたのですが、私にとっ...
娘がK-POPにハマって久しい我が家では、日常的にこれらの音楽が動画付きで鳴り響いております。プログレッシブロック派の父(私)にとって、必ずしも快適な環境とはいえないわけでして・・。。馴染みの鍼灸院でベッドに横になり、「やれやれ、これで一息つけるぞ」と思ったところ、ラジオで流れてきたのは、まさかのK-POP。ステイシー(STAYC)という女性グループの新曲でありました。ところで、第三次バスブーム(1990年代後半)...
昨日入手した英国エイコーン社のリネン生地、70's x 70'sで目付は135gm/mです。価格は一般的なコットンに比べ、突出して高く、35.63ポンド/mもします。うぅ・・。(生地幅は1.5m)かなり逡巡しましたが、このリネン特有のミントグリーンの柔らかな色合いに魅了されていたところ、バレンタインのクーポンコード割引がとどめとなって購入に至りました。今回は無地ということで、1.9m分を購入。軽めの質感に合わせて、普段はやら...
取り寄せていたシャツの生地が到着しました。 輸入消費税の請求書付きです。税額1,600円。 先日、要尺が足らなかった生地の代替品(ブルーのヘリンボーン)と、以前から気になっていたミントグリーンのリネンや赤ギンガムの生地。 後は、真冬用のビエラ生地が一枚。 今回はacorn社の織りネームも付けてみました(安いけれど有料です)。 仕立て代がまた上がりそうなので、早めに仕立て出ししよ...
私は、まだ食べられる食べ物を捨てるのと同じくらい、まだ着られる洋服を捨てるのが苦手です。いきおい、選ぶ洋服は流行に左右され難い定番品や、最初から時代を遡っているようなヴィンテージ調のものが多くなるのですが・・。 そうして流行の埒外に身を置いていると、「なぜトレンドと呼ばれるアイテムには、中庸なデザイン・フィット感のものが少ないのだろう?」ということが些か不思議に感じられることがあります。例え...
2014年に購入した、人生で2本目の万年筆、ディンキーです。1本目は定番のカスタム74でしたが、2本目からいきなりヴィンテージに手を出してしまいました。カスタム74は他人様へ差し上げてしまい手元にありませんので、これが私が保有する最古の(手に入れた時期が古いという意味で)万年筆なのです。知らぬ間にペン先が開いてしまったため、インクを抜いて保管しておりましたが、ペンドクターのお陰で無事復活しました。パイロッ...
2008年、英国Harvie&Hudsonのギンガムチェックシャツ、待機中。
2008年の6月に英国のHarvie & Hudsonから個人輸入したギンガムチェックシャツ。派手過ぎてあまり着る機会がないため消耗度合が低く、まだ一枚、未使用のまま残っております。 もう15年近く前に買ったシャツになるのか・・。思えば、英国のシャツが好きになったのは、2003年頃、同社のオンラインショップに掲載(一年中)されていた色とりどりのギンガムチェックシャツが積み上げられた画像がきっかけでした。ブロ...
贈答用ワイシャツ生地(0.9×2.4m)、シャツにはできませんでした。
先日入手した贈答用の英国製ワイシャツ生地。測ってみると90cm×240cm程度で、要尺が足らないような気がしたのですが・・。いざとなれば袖と襟だけ別生地でクレリックにすればいいだろう、と思って仕立てをお願いしたところ、「クレリックにしても生地が足らない」ことが分かりました。私の寸法(1.8m)では、着丈のかなり短い(タックインできない)シャツか、半袖シャツを作るのが精いっぱいだそうです。結局、この生地のこ...
選ばれし者、青きジャージを纏いて金色の履き口に降り立つべし:アシックス タイガーパウ DS-8000
1980年頃、アシックスが販売していた短距離用スパイク、タイガーパウ DS-8000です。金色に輝くカーフレザー。なんだかロシアンレインディアを連想させるようなシボが入っております。オールウェザートラック(合成ゴムで作られた走路らしい)用ということで、スパイクのポイントは短く、尖っていないタイプのものが付けられています。アシックス・オニツカのスパイクでも、ランスパークというモデルにはアンツーカートラック(土系...
久しぶりに、刺激的な往年のアシックスタイガーにめぐり逢いました。詳細はまた後日・・。...
チュチマ社のミリタリークロノグラフに使われている、レマニア5100というムーブメントのカレンダー部分です。こうした円環のアナログ式カレンダーを見ると・・。「土曜日が一番好きだ」とか「今月もあと3日でおしまいか」などと、曜日や日付に振り回されている自分が、何だか不思議に思われてきます。二つのカレンダーが回し車で、自分はその中を走り回るシマリスになったような気がするのは、ウルトラセブンの名作「超兵器R1号...
英国の靴店、Pediwearが閉店してしまいまったようです。私もトリッカーズやロークの個人輸入でお世話になったお店だったのですが・・。なんとも残念です。過去記事によると、ロークのレギュラーラインを15,000円程度で購入できて、おまけにダスコのシューツリーとネクタイまでもらえた時期もあったようです。ロークやトリッカーズを一度購入すると、次回は同社製品が特別値引きされるサービスもありましたし、セールも頻繁にやって...
ギフト用に、百貨店等で使えるオーダーシャツの生地や仕立券が選ばれることがあるようです。どうした事情か、シャツを仕立てないまま、生地や仕立券だけ死蔵されることも(少なからず)あるものとみえて、そうした古い生地がネットオークション等で売られているのをよく目にします百貨店まで出向いて、採寸してもらったり、仕様を決めたりするのが面倒な方もいらっしゃるでしょうし、単に忘れて仕舞い込んでしまうケースもあること...
新旧のモンブラン万年筆用インクカートリッジを並べてみました。左が旧。おそらく1970年代のもの。当時の販売価格は270円(裏にシールあり)。右が現行品。3年くらい前に購入したものです。面白いのは、旧型のカートリッジが薬莢のような色をしていること。鉄砲の弾薬のこともカートリッジといいますから、それにかけているのでしょうか?空港の荷物検査あたりで、ポケットからパラパラとこいつがこぼれてきたら、大変な緊張が走...
モンブラン146のテレスコープにインクを吸入しました。割れやすい軸に、壊れやすいテレスコープ式吸入機構、痩せやすいコルクの吸入弁・・。毎回、たっぷりとスリルを味わわせてくれます。コルクが完全に乾かぬよう、いつも少しインクが残っているタイミングでこれを行っています。いずれは樹脂製の弁に交換したいのですが、まだコルクが新しいので当面は様子見です。還暦を過ぎたであろう、この146。まだまだ元気に活躍してくれま...
トゥスプリングを高くかかげて/アシックスタイガー・アルティメイト
手前はアシックスタイガーのアルティメイト(1980年代初頭製)。 後方はオニツカタイガーによる完全復刻版、アルティメイトNM(2022年購入)です。 使用に伴う反り返りの影響もあるのでしょうが、オリジナルのほうがトゥスプリングが高いようです。 ※前回、比較記事を書いた時に掲載し忘れた画像がありましたので、改めてアップするものです。 どちらも靴単体では抜群に格好良いのですが、本人が色負けし...
娘がまだ、幼いこどもだった頃、シールの外枠を扉などに貼るのがお気に入りでした。よく見れば「あまったシールは、すきな ところに はってね」と書かれているので、余った外枠を好きな扉に貼っただけなのでありましょう。こういうシールには、たいてい中途半端に剥がした跡があるのが謎であります。貼るのも楽しいし、綺麗に剥がせるならそれも楽しいけれど・・。綺麗に剥がせないと気付いた瞬間に興味を失ってしまった、という...
5月に裏地の取替え修理を依頼していたオッドベストが、ようやく戻ってきました。持ち込んだグリーンのキュプラ製裏地が、職人さん曰く「レディース向けの薄い生地」だったため扱いにくく大変だったそうです。※品番(AKP・・)を確認したら、本当にレディス向けでした。Pはプレタポルテの略なのだとか。<復活したオッドベスト>純正の裏地(キュプラ)も、かなり薄手だったため、手触りや着心地はあまり変わりません。持ち込んだグ...
このブログの過去記事によれば、私が英国のシャツメーカー、トーマス・ピンクのwebサイトが休止中であることに気付いたのは2021年9月のことでした。休止中のサイトには「心配しないで。すぐ戻ってくるから」といったようなことが書かれおり、復活を祈念しておりましたが・・。幸いなことに、それほど時を待たずして、トーマス・ピンクのwebサイトは復活を果たしたようであります。https://thomaspink.com/閉鎖前に比べれば、オンラ...
2021年の3月に頼んだ青いストライプシャツの残布で「クレリックなら要尺が足りる」と言われたので、久しぶりにクレリックシャツを注文しました。襟型は、タブカラーのボタン留めを選択。思えば、私が初めてドレスシャツの類に心惹かれたのは、1998年頃に雑誌で見かけたバルバのタブカラーが最初でした。オーバーサイズだった(当時は気付かなかった)のと、袖口がヤレてきたのとで、完全にタンスの肥やしになっていますが、まだ手...
アマゾンプライムで「シン・ウルトラマン」を見ました。なにも事前情報を持たず(カラータイマーがないことは知っていた)、あまり期待もせずに見たのですが・・予想に反して、非常に面白かったです。当時の設定を拾いつつ、新たな解釈や設定で飽きさせず、大人の鑑賞に十分耐えられる「映画」になっていると感じました。こうなると、「シン・ウルトラセブン」を制作してくれないかと、期待を抱かずにはいられません。<たまたま目...
この4月に購入したロットリングのペンシル、600。適度な重さと視認性の良さで、すっかり手放せなくなったところで、落として口金を曲げてしまいました。修理に出して待つことしばし。「曲がった口金を引き抜いて交換するのかな?」と思っていたのですが・・。グリップ部分がASSYで交換されて戻ってきました。料金は税込みで1,100円です。どうやら、このパーツだけ、販売しているお店もあるみたいですね。本体が復活したのは勿論嬉...
この5月にオーバーホールを依頼していた腕時計が遂に戻ってきました。私が落としてひびを入れてしまった風防の代替品がなかなか見つからなかったそうで・・。修理工房の方が、長い時間をかけて風防合わせをしてくださいました。感謝です。落として風防を割ってしまったあの日以来、時計の付け外しを行う際は、以下の手順を自分に強いています。<腕時計を落下させないための着脱手順>1)可能な限り、机の上で着脱をする。2)や...
フェルムの万年筆、ニブシールを剥がすかどうか懊悩した結果について
先日手に入れたばかりのフエルム製ポケット万年筆(F303)。ペンドクターにペン先調整をしていただいて、いよいよ日常使い開始です。新しい手帳も買って、前任のポケット万年筆と入れ替えるばかり。しかしここで、はたと気付いてしまいました。せっかく発掘した半世紀以上前のフエルム製万年筆のニブシールを剥がしてしまうのは勿体ないのではないか。覆水は盆に返らず、剥がしたニブシールも軸に貼り戻すことはできないのですから...
手持ちの万年筆の中で最も頻繁に使用するのは、モンブランでもパイロットでもなく、手帳に挿したフエルムのポケット万年筆です。8年前、老舗の万年筆屋さんでデッドストックを当時価格にて譲っていただいたものですが・・。手帳用の万年筆として、この上ない書きやすさ。何が他社のポケット万年筆と違うのかよく分かりませんが、ずっとこの1本を手帳に挿し続けています。恐らく1960年代のブツなので、軸でも割れようものなら修理...
モンブランの60年代ペンシル、Pix No.16のグリーン軸を購入。
モンブランの1960年代製メカニカルペンシル(シャープペン)、PixのNo.16(グリーン軸)です。思えば、4年半前(2018年5月)、最初に購入したPixもこのNo.16(黒軸)でした。1.18mm芯のモデルですので、仕事で使うにはいささか太すぎると感じますが・・。書くことそのものを楽しむのであれば、0.92mm芯よりこちらのほうが愉悦にひたれる気がします。Pixはこれで4本になりました。上からNo.75黒軸(0.92mm)No.25黒軸(0.92mm...
断捨離命令が出たため余命数日のAG-44パンツ。お別れ前の記念写真を撮りました。こうして見ると、 なかなか見事なモーニングカット(裾の前を短く、後ろを長くした仕上げ)です。 ジーパン屋のバイト時代、お客さんのリクエストにより、前後差1cmくらいの、なんちゃってモーニングカットで丈直ししたことはありましたが・・。 これだけ前後差があると、内側の始末に工夫が要りそうです。どうなっていること...
キルティングジャケットは好きでも嫌いでもないのですが、軽くてそれなりに暖かく、着回ししやすい大変便利な服だと思います。私が着ているのはBarbourのエスクデールという製品で、過去記事を遡ったところ、もう17年も着続けているようです。同社のワックスジャケットはほとんど着なくなってしまったというのに・・。かくも長きにわたり大活躍のキルティングジャケットですが、やはり真冬の極寒期になると出番が激減します。保温...
2010年のお正月に納品された、BOOKSTER社のツイード・スリーピース(MTO)。特に指定したわけではありませんが、腰裏にはシリコンゴム製の滑り止め付きマーベルトが採用されていました。時は流れ、今や2022年も終わりかけています。ツイードの生地本体はビクともしておりませんが、シリコンゴムは知らないうちに加水分解していたらしく、残り55%くらいになっていました。触ると少しベトつきますし、ポロポロ剥がれてきます。10年...
501XX(1933年モデル)の尾錠交換とユニオンスペシャルでの丈直し完了
10月に購入したリーバイスの501XX(1933年レプリカ)の尾錠(バックル)を交換してもらいました。金具部分のアップです。併せて、綿糸のチェーンステッチでの丈直しも依頼。ユニオンスペシャルのヴィンテージミシンで綺麗に直していただきました。【やってみて初めて分かった注意点】1)二本針バックルは本当に危険。ベストの背中と違い、デニムのストラップは分厚いので、針が浮いた状態になりやすい。→ベストの背中はキュプラや...
妻の実家に置いたままになっていた、中田商店のジャングルファティーグジャケットです。多分、1988年前後に購入したものと思います(映画「プラトーン」の影響)。ちょっと調べてみたところ、当時の価格は4,800円でした。「安いな~」と思いながら通販で購入したのですが、実にしっかりした作りで驚いたのを覚えています。雷魚釣りに行くときなど、ポケットが多くて重宝したのですが、街着としては着なかったので、あまり痛んでは...
妻の実家に保管してあった私物を断捨離すべく、仕分けに行ってきました。 なかなか、捨てられないものばかりですね・・。 これは、1990年代にどこかのバザーで購入した、アメリカ海軍のユーティリティジャケット。確か、千円だったと思います。スナップオンのパッチを自分で縫い付けて、作業用・釣り用として愛用していました。 見た目より暖かく、とても動きやすい服でしたっけ。 調...
ビニールに包まれたまま余生を過ごす、ピンクフロイドのLP「炎」
プログレッシブロックの傑作アルバム、ピンクフロイドの「炎」。 私も大好きな作品であります。 私はリアルタイムでのファンではないので、最初にCDを買って、限定のSBM版CDを買って・・。 次いで、アナログレコードを買い、これで満足すべきところ・・。このアルバム、新品時はビニールで包まれていて中身が見えないようになっていた・・というのを知り、中古レコード屋さんに通い詰めて・・。 ようやく...
イタリアの工具メーカー、ベータ社の1992年版カタログです。 当時、名古屋の東急ハンズで購入しました。 ベータといえばオレンジ色のイメージですが、カタログはシルバー。 とても重厚で、飾っておきたくなります。 ベータの製品は、ラチェットレンチとドライバーを一本ずつ持っているきりですが・・。 私が一番好きなブツは工具ではなく、この銀色のカタログかもしれません。 おわり...
シャツの袖ボタンは1つ、あるいは3つが良いと思うようになりました。
諸物価高騰の折、なんでも頼めるうちに頼んでおこうと思い、ストックしてあったシャツ生地を仕立て出ししておりました。本日納品されたシャツがこちら。 2018年に注文したシャツと同じピンポイント・オックスフォードの生地で、同じ襟型です。前のシャツが、日焼けと変色、襟の擦れで寿命を迎えつつあるので、代替品として注文したのであります。気に入っていたシャツとはいえ、仕様を見直した箇所もあります。ガントレット...
先日購入した復刻版の501XX 1933モデル。 尾錠を二本針バックルに交換しようと思い、まずは現行のバックルを取り外し。 素手でたやすく金具の繋ぎ目を曲げて外すことができました。 ここに1930年代のSOLIDEやらPRIMAやらのバックルを差し込めば完成ですが、当時のバックルは固くてビクともしませんでした。以前、チェコスロバキアのstarバックルでも同じことがありましたっけ・・。 本当に堅牢で、クニ...
感涙止まらず、エドウィンが過去の雑誌広告を一挙公開してくれていた。
80年代~90年代初め頃に掲載されていた、ジーンズの広告には心惹かれるものがありました。特に、80年代末期に見かけたエドウィンのシャワーブリーチの広告は秀逸で・・。「ジーンズは濃紺から履き込むに限る」という個人的信条かなぐり捨てて、広告に載っていたシャワーブリーチのインターナショナル・クラシックシリーズのジーンズを6,900円(多分)で購入したものであります。ところが、この広告が載っている雑誌をうっかり捨て...
尾錠付きのリーバイス501XXを履いてみたかった。/1933レプリカを入手
私は尾錠が付いていた頃の501XXが好きです。好きと言っても、所有したことがないので、「憧れています」と言ったほうがいいのかもしれません。1988年頃だったか、雑誌で尾錠付きの501XXを紹介する記事を読んで、その恰好良さに心奪われたのを覚えています(確かその記事では501SXXとして紹介されていた)。しかし、当時のレプリカジーンズの出来はまだまだ発展途上であり・・。701XX(のちに702に品番変更)の名称で販売されてい...
カフリンクスを付けてからシャツを着る / エクステンション式カフリンクスについて
先日完成した、ダブルカフスのストライプシャツ。袖口幅をかなり狭くした上に、芯地が厚い(次回からダブルカフスの時は薄くしてもらおう・・)ため、カフリンクスを通すのに苦労します。そこで、伸縮性のチェーンを内蔵したエクステンション式のカフリンクスを使ってみることに。少しばかり、チェーンが伸び縮みするため、カフリンクスを付けてからシャツに袖を通すことができます。もっとも、御年90歳以上と思われるアンティーク...
諸事情あって、オーバーホールからなかなか帰還しないメインの手巻き時計の穴を埋めるため・・。この夏は重さ170グラムのステンレスの塊をはめて過ごしました。 ただし、この時計は分厚すぎるので、腕まくりできない季節になると出番が激減します。 仕方ないので、しまい込んでいた自動巻時計にNATOベルトを装着して日常使いにしようと思ったら・・。 こちらもオーバーホールが必要なようで、看過でき...
股リベットの下には又リベットが一つ:1990年、名古屋のショップオリジナルジーンズ
1990年頃、名古屋に存在したヴィンテージショップのオリジナルジーンズです。当時はまだ珍しかった綿糸100%のジーンズで、色落ちも(御覧のとおり)当時としてはなかなか・・。すっかり忘れていたのですが、バックヨーク裏にもセルビッジを配置していたようです。もう一つ、完全に忘却していた重要なディテールが、ツインの股リベット。戦前の501XXなどに見られるフロントボタン下の股リベットのほかに、もう一つリベットが打たれ...
ナイキの爽やか系テニスシューズ、フォレストヒルズです。街履きに向いたテニスシューズといえば、アディダスのスタンスミスが真っ先に思い浮かびますが・・。ナイキだと、このフォレストヒルズあたりが対抗馬でしょうか。白×水色が似合うレザーシューズの筆頭ではないかと思うくらいの爽やかさです。1970年代~80年代初めに人気を博したモデルですが、結構タマ数が残っていた模様で、今でも比較的リーズナブルな価格で手に入るみ...
ブログ移転から3年、リンク切れ補修は道半ば/【書庫】北欧の奇蹟:アリヨンと26の秘密
ヤフーブログからFC2に移転して3年以上が経過しますが、いまだに過去記事のリンク切れに気付いては修復(あるいはリンク削除)、という作業を繰り返しております。本日は、今は亡き北欧の釣り具メーカー、アリヨン(ARJON)について友人が寄稿してくれた記事を修復するとともに、独立した書庫に移し替えました。【書庫】北欧の奇蹟:アリヨンと26の秘密https://cutawaycollar.blog.fc2.com/blog-category-56.htmlYブログ時代に「引...
ナイキ初のエアソール搭載バッシュ、エアフォース1が発売から40周年を迎えたことを記事にしたばかりですが・・。この年、国産釣り具の世界でも、電磁誘導ブレーキを搭載したベイトキャスティングリール、ダイワのファントム・マグサーボが発売されておりますので、こちらも40周年ということになります。どちらも大変魅力的かつ高額で買えなかったため、当時の憧憬を40年経過した今でも引きずっているわけですが・・。リアルタイム...
1982年に「公然たる秘密兵器」というキャッチコピーで発売された、初のエア入りバスケットシューズ「エアフォース1」が今年発売40周年を迎えます。80年代、というとそれほど大昔には感じられないのですが、「40年経過した」と思うとちょっと凄いです。エアフォース1が発売された年の40年前はまだ戦時中ですものね・・。私のエアフォース1は1983年のブツですので1歳若く、今年で39歳。2011年にデッドストックを入手した時、「公...
微修正完了:「スーツは紺に始まり紺に終わる」検証用スーツ注文記
オーダースーツの真の完成は、納品時ではなく、必要な微修正が完了した時だという説があります。そして、この微修正というものは、かなりの確率で発生します。製作者側が大変なのはもちろんですが、注文主にも一定の忍耐が必要ということですね・・。さて、本日は、昨年2月に納品された紺無地スーツの「微修正」が完了したとのことで、受け取りに行って参りました。ようやく本当の「完成」です。上着の修正点は、私の右肩下がりの...
30年近く前、ユタ州のアンティークショップで自分へのお土産用に購入したゴング。すごく重かったのですが、なぜかどうしても欲しくなったらしく、ボストンバッグに入れて持ち帰りました。全く、若者の感性というものは、度し難いですね・・例え昔の自分のしたことであっても。家の中でタイトルマッチをやるわけもなく、一度も使用機会のないまま、沈黙を貫いています。...
この4月に購入したロットリング社の製図用ペンシル、600。 白と赤の爽やかなカラーリング、適度な重量感、視認性の良さetc・・。 すっかり手放せなくなってしまい、職場に常駐させておりました。 60年代モンブランPix75に勝るペンシルはない(私にとって)と思っていましたが、ロットリング600も実に素晴らしい・・。 しかし、細くて固定式の口金を持つ600には、金属製の重たい軸と相まって恐ろし...
メインで使っている時計を落として風防を割ってしまい、まだ修理から戻ってこないため・・。毎日、170g超のステンレスの塊を装着して過ごしておりましたが。。まるで漫画「リングにかけろ」のパワーリストのようで、ブーメランフックやテリオスを放つ必要がない私には、ちょっと負担が大きすぎます。そんなわけで、10年以上前に友人から頂戴したまましまい込んでいた時計を引っ張り出し、痛んでいた革ベルトをNATOベルトに交換し...
小学生の頃、担任の先生が「売り物の時計は、見栄えがいいので大抵10時10分を指している」と教えてくれたのですが・・。今でも、時計の広告を見ると、おおむね10時10分頃を指しているものが多いように思われます。 確かに見た目のバランスがいいですものね。それなら、針が7本もあるようなクロノグラフの場合は、何時何分でストップウォッチをスタートして何時間何分後が一番美しいのだろう・・?そんなことを考えながら、...
夏でも蒸れにくいハリソンのメリノウール100%靴下。しかも、思いのほか耐久性があるのです。価格も比較的安価で言うことなしなのですが、こちらも明日から値上げになるようです。生活必需品なので、少しまとめ買いしました。タバコのカートン買いと一緒で、ほんの気休めにしかならないのですけれど。タバコより日持ちはするので、大事に履いていきたいと思います。...
ダブルカフスのシャツに初めて袖を通した時・・。袖口の重ね方に確信が持てず、雑誌で確かめた記憶があります。もう、25年くらい前のことですが・・。検索してみると、同じことを調べている方が、今でも結構いらっしゃるようです。袖口の重ね方は画像の通りなのですが、なんだかデンセンマンの顔みたいになってしまいました。デンセンマン音頭、どんな曲だったかな・・。...
夢の検証:オニツカタイガーのアルティメイトNMと初代アルティメイトを並べて比較。
1981年~1983年頃にかけて君臨した、アシックスタイガーのスポーツシューズの頂点の一つ、アルティメイト。販売当時は到底手が出せるシューズではなかったため、指を加えて見ているしかありませんでした。1990年頃から、地味に探し続けること30余年。ついに全色揃えることに成功するとともに、オレンジ+黄色×シルバーのモデルについては、マイサイズの28センチを追加で入手。そして、2021年にオニツカタイガーから発売されたアル...
初代アルティメイトの完全復刻版、オニツカタイガーのアルティメイトNM 届く。
先日、オニツカタイガーのオンラインショップで注文したアルティメイトNMが届きました。アルティメイトNMは、およそ40年前にアシックスタイガーが販売していたランニングシューズの傑作、初代アルティメイトの完全復刻版です。【箱】ニッポンメイド専用の箱のようです。往年のオニツカタイガー、アシックスタイガーの「幸せの黄色いハコ」ではありませんでした。【箱の横顔】サイズ表記が5種類も。配色のシールがタイガーストライ...
感涙、オニツカタイガーが初代アルティメイトを完全復刻してくれた(注文編)。
アシックスタイガーが80年代初期に販売していた名品、アルティメイトが、オニツカタイガーブランドから極めて高いレベルで復刻されて、はや一年。30,800円という価格に気おされて逡巡しておりましたが、本日ようやく注文に至りました。「アルティメイトが高いのは当たり前だろ!」と、自分を叱り飛ばしての発注です。なんといっても、アルティメイトは1981年頃のアシックスタイガーの頂点ともいえるモデル(当時価格9,700円)なの...
万年筆に入れるインクは、純正が安心だと言われています。私もできるだけ純正インクを使うようにしていますが、例外はあります。【例外の例】ペリカンのM600ターコイズホワイトと、パイロットの「天色」との組み合わせ。M600を手に入れた瞬間から、この組み合わせしかないと思っておりました。天色は、書いてからかなり時間が経つと、深みのあるいい色になるような気がします。傑作ですね。【例外ではない例】1960年代に製造された...
着なくなったシャツのボタン、どうされていますか?白蝶貝や高瀬貝のボタンだと、捨てるのは忍びないですよね。私はボタンを外して再利用することにしております。ただ、手持ちのシャツの中には、白蝶貝風のプラボタン(mock mother of pearlというらしい)を使ったものもあり・・。どれが貝ボタンで、どれがブラボタンなのか、よく分からなくなってしまうことがあります。【並べてみると】左がプラボタンで、右が貝ボタンです(タ...
古き良き、紙カタログたち(釣り具、革靴、カントリーウェアなど)
押し入れの整理時に、出てきた各種の紙カタログです。1)釣り具関係第二次バスブームと、第三次バスブームの頃のカタログです。ブームに踊らされた自覚はないのですが、ピタリと符合しているのが悲しいところです。リアルタイムで手に入れたものもありますし、後年、ネットオークションで再入手したものもあります。思えば、22年くらい前、初めてネットオークションで手に入れたブツは、画像のオリムピックのカタログでした。購入...
押し入れに眠る1991年の残り香。アンティーク・ラングラーの10MWほか
我が家の天袋にはアシックスタイガーを中心とした80年代のスニーカーが断捨離難民として身を寄せ合っております。そして押し入れには、かつて蒐集したり愛用したりした、ジーンズや釣り具、そして書籍が押し込まれています。押し入れを整理しがてら、懐かしさがこみ上げたジーンズを撮影してみました。いずれも、1991年頃に新品で購入したラングラーです。まずは、アンティーク・ラングラーの10MWもとはツーパッチだったのですが、...
1990年代 Leeのキッズデニムは、大人用顔負けのフル装備だった。
押し入れに保管したあったLeeの子供用ジーンズ。サイズは100(センチ)用です。子供が小さい頃、他人様からいただいたのですが、ほとんど着用しないままとっくの昔にサイズアウトしてしまったものです。1990年代の製品ではないかと思います。ほとんど大人向けと変わらないような重厚な作りですね。フロントボタンは、指にやさしいフック留め。内側にサイドアジャスタ―が付いています。こちらはボタン留めですね。金属リベット、牛...
歩道を歩くのは人間だけとは限りません。踏み潰されないよう、保護してまいりました。クワガタって、本当にカッコいい昆虫ですね。しばらく愛でたらリリースしてきます。...
Leeのトリムフィット・ジーンズに装備された赤いピスマーク、レッドレターLeeは今いずこ
今から30年くらい前、ジーンズショップの店員をしていた私は、毎日毎日、ジーンズを畳んではサイズごとに並べなおすという「商品整理」に明け暮れておりました。いきおい、当時の定番品にはそれなりに詳しくなり、今でも多くのモデルが私の脳裏に刻まれております。今回は、1992年頃のLeeのストレートジーンズのお話を少しさせてください。この頃のラインナップは、復刻系の101、101Zと200等を除けば以下の3種類でした。1)レギ...
ダブルカフスのシャツは、袖丈と連動した袖口幅のサイズが大事だと感じました
英国acorn社から取り寄せた、いわゆるロンドンストライプの生地。ここ8年くらい敬遠していたダブルカフス仕様で仕立てていただきました。なぜダブルカフスを避けていたのかと言いますと・・。最適な袖丈(ゆとり含む)+袖口幅が決まらないと、ジャケットの袖口からシャツが全く見えなかったり、ダラリと3-4センチくらい出てしまったりするからです。カフ周りに余裕がありすぎて袖が手首まで下がってきてしまう場合は、通常のボタ...
昔、駄菓子屋でよく見かけた吊り下げ式のお菓子。自分で1個ずつちぎって10円、20円程度のお金を支払っていたものであります。1個5円の吊り下げ式の飴が、1円切手等を除く当時の再安価商品として深く記憶に刻まれておりますが・・。現代、スーパーやコンビニで見かける吊り下げ式のお菓子は、こうしたセルフカット方式ではないらしく、吊り下げたまま清算するのが一般的であるようです。私はどうも、子供用の駄菓子を大人買いし...
雨の日用の靴を15年半ぶりに入れ替え/トリッカーズのバートンを購入
2006年の12月に購入した雨の日用の靴、JMウェストンのゴルフが、そろそろ寿命を迎えつつあるため、後継の靴を地味に探しておりました。ゴルフは唯一の雨の日用靴として酷使した結果、アッパーがクラックまみれになってしまいました。このため、今度の雨靴は、シボ革(スコッチグレインレザー)がいいなぁ、と思うようになりました。アッパーに凹凸があるので、クラックが入りにくいようなイメージがあるのです(実態は不明)。運よ...
かつて人々を魅了した名品たちは、一度は後進に道を譲るものの、いつかきっと再評価され、再び人々(一部の)を熱狂させるに違いない・・。金銀のカセットテープを眺めながら、そんなことを考えておりました。この頃のカセットは、可愛らしくて捨てられません。中身は多分、デュランデュランか、つちやかおりです。テープは捨てずに40年近く維持してきましたが、不覚にもラジカセを捨ててしまったので、中身を確認することができない...
復刻希望、復刻熱望と、ブログに書き連ねてきた名品、アシックスタイガーのアルティメイト。 これがオニツカタイガーブランドから、画像で見る限り殆ど完璧に復刻されたのは記憶に新しいところです。 あれだけ復刻を望んでいたのですから、現物を確かめなければならない、完成度が高ければ、連れ帰ってオリジナルと比較しなければならないと、一人で義務感にかられ、本日豪雨の中、オニツカタイガーの店舗へ行って...
週休二日制の導入にあたり、松下幸之助氏が「1日休養、1日教養」と、その精神を説いたそうですが、私の場合、ここ数年は「1日休養、1日待機」のような過ごし方をしておりました。コロナの影響で、外出を最低限のものにしていたこともあり、土曜日は仕事のダメージ抜きに消え、日曜日は、翌日からの仕事に向けてのカウントダウン。映画を見たり、本を読んだり、はしておりましたので、「1日教養」に励んでいたといえなくもありま...
ベースボール・マガジン社の月刊誌「ボクシング・マガジン」が休刊になるそうですね。私は1988年~1993年頃まで欠かさず購読しておりましたので・・。30年近く、一冊も買っていないのにナンですが、やっぱり寂しいです。私の購読時期は、ちょうど悪夢の世界挑戦21連続失敗の時期とモロかぶりでしたが、今は井上選手を筆頭に強いチャンピオンが何人も日本にいるのに、まさかあのボクシングマガジンがなくなってしまうとは。ちょっと...
取り寄せていたヴィンテージのファイロファックスが手元に届きました。グリーンの革製品を買うのは初めてですが‥。艶やかな発色と色落ち具合に魅了されてしまいました。往年のファイロファックスに熱烈なファンがいるわけだ、と得心がいきました。...
この6月で、ブックマッチ(紙マッチ)の生産が終了するらしく、あちこちでブックマッチとの別れを惜しむ声が散見されます。喫煙者時代(1998年以前)には、私も時々ブックマッチのお世話になりました。本来、台紙から一本ずつ切り離して着火するのが正しいお作法かと思うのですが・・。台紙から切り離さず、やすり部分に押し付けたまま、指でスライドさせ、着火した瞬間に指を離すという百リスクあって一利なしの着火方法が、一部...
昨夜の試合(井上選手×ドネア選手の再戦)には圧倒されました。「瞬き厳禁」という試合前のコメントもあり、どんな瞬間も見逃すものかと目を皿のようににしてテレビ観戦しましたが、1Rにダウンを奪った右の一撃は・・。何が起こったのか分かりませんでした。観戦中は、ただただ、目の前(画面の中ですが)で起こっていることを、見逃さないように目で追い続けることだけに必死になる・・。毎回、そんな試合を見せてくれますが、今...
ベルンハルト・レッツェルの名著「GENTLEMAN(クーネマン出版社)」によれば、fILOFAX(のシステム手帳)は「予定表を書き込んだチャーチの靴」のようなものだそうです。つまりそれは・・。単純に画にするとこういうことなのですが、その意味するところは・・。同著によれば、長年愛用することで生まれる「古つや」を愛でることができる、傑出した英国製品の一つ、ということなのだそうです。「そうなのか、ふ~ん・・」と、22年間...
先日、落として風防にヒビを入れてしまった腕時計。幸い、ムーブメントに大きなダメージはなかったようです。とはいえ、磁気帯び、遅れの症状が出ているため、風防交換に加えてオーバーホール決定。なんだか変わったケース構造だな、と思っていたら、防水性を高めるために、裏蓋が一体構造になっているらしい‥。知らずにずっと使っていました。シーホークの名前は伊達ではなかった!勿論、今となっては防水性など期待してはならな...
ハガキを書きました。雨続きなので、インクは耐水性が高いと言われている古典ブルーブラックを選び‥万年筆は、プラチナのカートリッジが使えるフェルムを使いました。フェルムのことを教えてくれたお店はもうないけれど、このペンにカートリッジを挿すたびに店主との会話を思い出します。古典インク同様、保存性の高い思い出なのでありましょう。店主が日常使いしておられたフェルムのイカペンは抜群に格好良く、ニブにsoft、hard...
時計のオーバーホールに靴のオールソール・・。このところ、修理関係の出費が相次いでおります。今回は、2013年にバタク・ハウスカットで注文したオッドベストの修理であります。いかにも頑健そうな、H.E.BOX社のヘビーオンスのメルトン生地。9年ばかりの着用ではビクともしません。背中の生地も、H.E.BOX社のヘビーオンスなウール生地なので、こちらもノーダメージです。しかしながら、その裏では・・。薄くて柔らかなキュプラ(...
腕時計を外すとき、誤って落としてしまったことはありませんか?G-Shockならビクともしないのでしょうが、御年70歳くらいのヴィンテージ時計ですとダメージは深刻です。机の上かどこかで、そっと外すべきでありました。反省しきりです。風防が外れて、ヒビが入ってしまいました(右上のあたり)。一応、動いてはおりますが、風防交換と併せて点検とオーバーホールをお願いすることに。前回OHから、4-5年くらい経ちますので、ちょう...
現行品ではありますが、アイリッシュリネンの生地を手にいれましたので、これから仕立て出しに行ってきます。ボタンは、タイガーアイという色(模様)の二つ穴ホーンボタン。来年の3月くらいには、手元に届くといいな、と願っています。裏地をどうしようか、悩んでいるのですが、梱包されていたブルーの袋とのコントラストが綺麗なので、青系もいいな、と感じています。大地と青空のようで。...
もう20数年前のことになりますが、靴関係のBBSで「靴を脱ぐ時に靴べらを使うかどうか」が話題になったことがあります。「必要ないのでは」という意見が多数だったように記憶しており、私も同感だったのですが・・。繰り返しになりますが、あれから20余年。ぎっくり腰を経験し、体の柔軟性が失われた今の自分には、玄関で片足立ちとなり、靴のかかとを引っ張って脱ぐのは、ちょっとした一仕事です。特に、踵がぴったりフィットし...
図書館へ行って、特に借りたい本が見つからないときは、「世界名作全集」に選ばれているような児童文学のうち、きちんと読んだことがないものを借りて読むことにしています。先日そのパターンで借りてきたのが、「アーサー王物語」。アーサー王が携える、聖剣エクスキャリバーの活躍に目を通していると「何か昔、この剣の名前を冠したブツを持っていたような気がする・・」と、古い記憶が甦りそうになってきました。文房具好きの場...
「欲しい服(アイテム)ができてから、それを手に入れる(注文する)まで、どのくらいの時間をかけるか」というのは、完成した後も、その服に対する思い入れとして少なくない影響力を持つような気がします。待つことができる期間が長いということは、そのアイテムへの渇望が少ないことのようでもありますが、反面、そのアイテムを好きでい続けられる期間が長いということでもあります。長い待機期間を経たうえで、晴れて自分のもの...
「ブログリーダー」を活用して、カッタウェイ・カラーさんをフォローしませんか?
昨年10月に入手したLVCの506XXレプリカ。未洗い状態でもけっこう丈が短いため、「洗ったら縮みまくって着られなくなるのでは・・」という恐怖心が拭い去れず・・。この半年間、バキバキに糊が効いた状態のまま、たまに着用していましたが、着心地が極めて悪かったのは申し上げるまでもありません。暖かかくなってきましたので、今週になってようやく重い重い腰を上げ・・。糊落としのファーストウォッシュをかけてみました。↓冷水...
先日、インクサックが劣化していることに気付いたパーカーのビッグレッド(約100歳)。ゴムサックを取り寄せ、先ほどシェラックで接着をしたところです。この時期のビッグレッドは、ペン芯がノコギリザメのようにギザギザとなっており、実に見栄えがよろしいです。書き味はいたって普通(ガチニブ)なのに、先端はノコギリザメ、後端はラッキーカーブと、ペン芯の形状は大変に個性的です。ウォーターマンのNo.7が盛大にボタ落ちす...
若いころ(24年近く前)に無理に無理を重ねて注文したクレバリーのビスポークシューズ。物価高と円安の影響等により、今では到底、手が届かない価格になってしまいました。この靴、2002年頃に釣り込み直し&リソールをしてもらったので、本底の使用歴としては22年くらいになります。かなり長持ちするソールだと聞き及んでいたので、あまり減りを気にすることなく20余年を過ごしてきたのですが・・。本日、靴磨きの際にソールをチェ...
久しく使っていなかったパーカーのデュオフォールド・シニア(通称ビッグレッド)。「久しぶりにインクを入れるか」とプッシュボタンを空押ししてみると、あれ、バーが跳ね返る感触がしない・・。Iバーを抜き取り、首軸を外してみたところ、やはりインクサックの硬化が進み弾力性が失われておりました。ちょっと捻るだけで簡単に千切れてしまったゴムサック。幸い、パキパキに硬化する前だったので、簡単に除去することができまし...
過去に紹介したアシックスタイガーの名品たち。その際に撮影してブログに載せなかった没画像が結構残っています。ビンテージスニーカーは日々劣化していきますので、これら画像も、今となってはそれなりに貴重かもしれない、と考え・・。2点ばかりアップしてみることにしました。1)アシックスタイガーのミシガン・過去記事はこちら強靭なアイボリーのヒールプロテクターが実に印象的です。若者に「靴の踵をつぶして履いてはなら...
ルーペに付いてきた専用ケースの表面がバキバキに割れてきました。どうやらこの革は、通常の表革(銀付き革)ではなく、スプリットレザーであったようです。スプリットレザーは、革の表面層にある銀面が取り去られた床革に、ポリウレタン樹脂などで表面加工を施したもので、代表的な製品は、アシックスタイガーのリンバーアップESです(そうか?)。<脱線>リンバーアップESは、名作リンバーアップSPの廉価版で、見た目は殆ど同一...
万年筆の歴史はとても長いので、100年くらい前の万年筆ならまだまだ残っていて、OHしてもらえばそれを普通に(それなりに)使うこともできます。場所を取らないので、保管スペースがあまり必要ないのも良いところですね。そんなところに惹かれ、新旧の万年筆を買い求めるようになって早十年が経過しました。気づけば、その100年間の製造物が各年代(30年代~40年代前半除く)、図らずも概ね揃ってきたようであります。どの年代にも...
1965年(昭和40年)にプラチナ萬年筆株式会社が発売したノック式万年筆「プラチナ ノック」。ほどなく生産中止になったらしく、現在の中古品流通量はあまり多くないようです。名著「万年筆クロニクル」によれば、マニアが血眼になって探しているとか・・。私も地味に捜索を続けておりましたが、7年前にネットオークションで釣り逃がしてから、一度も見かけることがありませんでしたので、まずまずの絶滅危惧種であるようです。しか...
ボトルインクはカートリッジを買うより数段お得だそうですが・・。だからといって、インク瓶の底に残ったインクを使い切らずに処分するのは気が引けます。シリンジで吸入してコンバータに移すとか、ガラスペン用にするとか、いろいろな対処法があるようですが・・。シェーファーのスノーケル式万年筆が一本あれば、この問題は一撃の吸引で解決します。その代わり、今度はスノーケル式万年筆が抱えるOリングやらサックやらネジやら...
昨日、緊急入院となったジラールペルゴの1950's製(多分)シーホーク。スマートウォッチを購入して「便利だ便利だ」と騒いでいた持ち主に対する「裏切りへの返礼」・・でなければよいのですが。梱包資材は、オーバーホール業者さんが修理品の返送時に使っているものを再使用。この後、時計を巻き付けた円型スポンジを、穴の中へ埋め込んでしまうので、パッと見では、時計が入っているのが分からなくなります。早く全快して戻ってき...
英国靴好きの憧れであるBESPOKE BOOTMAKER、セントジェームズの JOHN LOBBの靴クリームです。ユニオンワークスで取り扱っていたので、靴の修理時に併せて購入しました。もはやここでのビスポークなど、夢見ることも許されない(私には)価格帯に突入していることでしょう。靴クリームの瓶を眺めていると、ここでのビスポークに本気で憧れた2000年代初め頃の自分を微かに思い出します。こちらは2000年に購入したエドワード・グリー...
1984年頃に発売された、アシックスタイガーのジョギングシューズ、マークルです。価格は1985年版カタログによれば5,900円。ハイ・コストパフォーマンスとの触れ込みです。(参考価格:ターサーは8,000円、ネバダは6,200円でした。)ハイテク化、新素材、カラーリングの複雑化が進みつつあったこの1984年に、なぜか往年の名作(廃盤にしたばかり)である「ホノルル」「ボストン」あるいは「ニューヨーク」あたりを彷彿とさせる、先...
1982年頃、ダイワ精工が販売していた缶ペンケースです。なかなか、格調高いデザインで、今見ても大変魅力的ですね。同じクラスの釣友が学校で使用していて、「カッコいいなぁ」と憧れたものでありました。1982年のカタログによれば、価格は260円とのこと。当時の貨幣価値から考えても、まずまずお買い得な価格設定だったのではないでしょうか。よく見ると、価格が二種類記載されていますね。小が260円で、直が430円となっています...
1960年代に作られたモンブランのノック式ボールペン。上が金貼りキャップのNo.79で、下が今回購入したNo.49です。この時代の同社製ボールペンは、ハンマートリガー式のNo.78等が圧倒的な知名度を持っているようですが・・。普段使いには、通常のノック式のほうが使いやすいと実感しております(No.78を失くしてしまった負け惜しみが多少含まれています)。ただ、国内での取り扱いが少なかったのか、No.79はあまり出物がないように...
ここ20年くらい、入れ替わりがほとんどない私のタックルボックス。久しぶりに開いてみたら、まずゲンゴロウ兄弟(フライダイバーほか)と目が合って・・。「おひとり様1個限り」や「抽選」で買ったZEALやバルサ50(左列)を見て、遠き第三次バスブームに魂が移行し・・。今度は右列のスィンフィンのスケールカラーやレーベルのナチュラルプリントカラーを見て、遠い遠い第二次バスブームに幽体が移動し始めたので、慌ててタッ...
1998年頃、名古屋の百貨店にあったギーブス&ホークスのお店で購入したカフリンクスです。箱にはNo.1 SAVILE ROW LONDON の文字が記されています。このNo.1はサヴィルロゥ1番地のことを指すそうですね。私はこの表示を見るたびに、いつも90年代に見かけたラングラーの看板を思い出します。そこには、「No.1 JEANS IN TEXAS. 」 の文字が誇らしげに書かれていました。テキサスは広そうですし、もちろんこれは番地のことではなかっ...
「スマートウォッチが気になる、ような気がする」という記事を書いてから3年余。ようやく私もスマートウォッチ(安価なものですが)を使い始めるに至りました。ライフログ専用ですが、大変便利なもので驚いております。スマートウォッチには、時計機能はもとよりストップウォッチもアラームも付いておりますので、クロノグラフもヴァルカン・クリケットも機能的には出番なしとなるところですが・・。モノとしての魅力は機能とは別...
私はドライクリーニングをあまり好まないので、洗濯タグに何が書かれていようとも、素材がコットンの衣服はエマール+手洗いモードで洗濯機に放り込むことにしています。そして、大抵の場合はそれで問題なく洗濯が完了するのですが・・。稀にはこういうこともあります。70年代のタイダイ染めを彷彿とさせる、見事なセルフ色移りです。何も気にせず、現在着用中ではありますが、この製品に関しては、洗濯タグの「手洗い禁止」はダテ...
1989年3月31日の夜に購入した、ISLATEX社製のフライトジャケット、CWU-45/Pです。どうして日付まで覚えているかというと、この日はまさに消費税誕生前夜・・。「明日から消費税なるものが発生し、3%高くなってしまう」ということで購入に踏み切った一着だからなのです。あれから自分は今までにいくらの消費税を支払ってきたのだろうか・・(遠い目)。そうしたわけで、間違いなく1989年の購入品であるこのブツは、今年で34年目を...
今更ですが、阪神タイガースが日本一になったということで、「そういえば我が家にも野球帽があったはず・・」と天袋に死蔵していた大昔のキャップを引っ張り出してみました。現行品とあまり違いがないようにも見えますが、調べてみると1974年から1981年にかけて採用されていたデザインであるようです。90年頃、古びたスポーツ店で湘南カラーの大洋ホエールズのキャップと一緒に発掘したので、70年代後半ごろの製品と見て間違いない...
3月上旬に注文していた赤いギンガムチェックのシャツが完成しました。オムライス屋さん「ラケル」の制服のように見えてしまわないか心配だったのですが、けっこう濃いめの赤だったせいか、思ったより重厚な雰囲気に仕上がってきました。エイコーンの織りネームは、現行品ではなく、古いものを持ち込んで縫い付けてもらいました。シャツの織りネームは、前立ての見えない箇所に付ける細長いデザインのほうが好みなのです。滅多に身...
地球に引力がある限り、落とし物はなくならないことでしょう。引力がなければ、浮遊する遺失物が増えるだけでしょうが、ともかく今の自分は引力が恨めしいのであります。<落とし物1>ジラールペルゴのシーホークジラールペルゴのシーホークを、脱衣カゴから落としてしまいました。昨年の春に落として風防を割ってしまい、代替の風防を探していただくとともにOHを施してもらった大事な時計なのですが、不覚にも鍼灸院の脱衣カゴに...
2006年にモンブラン100周年を記念して発売されたというヒストリカルペンポーチです。下の万年筆は1950年頃に製造されていた234 1/2というモデルで、このペンポーチとは何の関係もないのですが、ロゴマークが共通しているので並べてみたものです。ブランドロゴやネームが刻印された製品はあまり好きではないのですが、この「MONT 山 BLANC」のロゴマークにはなぜか心惹かれます。これで149や146が入れば実用性も抜群なのですが、手...
スリーピースを着るときは、ベストの背中からシャツが覗かないよう、サスペンダーを着けるようにしています。サスペンダーをしているおかげで、ベストの背中に使われているビスコースに皺が入っても(少し丈が短くなる)放置することができたのですが・・。最近、右肩が痛い(五十肩というやつでしょうか)せいでサスペンダーを着けるのが苦痛になってきました。背に腹は代えられぬ、とサスペンダーを外したところ、今度は背中から...
先日、仮縫いを終えたアイリッシュリネンのピンチバック・ジャケット。ようやく仕立てに入ってもらえる、と思ったところ、諸事情でキュプラの裏地が品不足で選択の幅が非常に狭くなっていることを知り・・。一瞬、ビスコースに変更しようかとも思ったのですが、表地も裏地もシワになりやすい生地にするのはいかがなものか、と思い直し・・。なんとかキュプラの裏地を調達して参りました。色はターコイズ。表と裏で全く別の色合いと...
昨日、仮縫いの時を迎えたアイリッシュリネンのピンチバックジャケット。今回は再仮縫いの憂き目をみることなく、仕立てに入っていただけることになりましたが、一旦手ぶらで帰らなければならないことに変わりはありません。持ち帰ることができるのは画像だけです。完成してしまうと、着用画像などは滅多に残りません(仕事着が多いので)が、仮縫い画像だけはこうしてブログへど着実に蓄積されていくのであります。...
昨年の4月に注文したアイリッシュリネンのピンチバックジャケット。遂に仮縫いの時がやってまいりました。頭の中にだけ存在していたものが、こうして実体をもって現れると、やはり感動します。胸の丸っこいパッチポケット(プリーツ入り)は、大昔のビスポークジャケットの写真を持ち込み、再現していただいたものです。巾着みたいで可愛いので、是非取り入れたかったのです。下側が膨らむようになっているので、一杯にモノを詰め...
ちょっと検索してみたところ、ワイシャツの寿命は概ね2年程度、と書かれている記事を多く目にしました。寿命を左右する最大の要因は着用頻度だと思われますが、その他の要因として1)洗濯の方法(クリーニングか洗濯機か手洗いか)2)アイロンがけの方法(マシンによるプレスか、手でアイロンをかけるか)3)接着芯を使用しているかどうか(同じ生地でも接着芯のほうが襟裏の擦れが早かった経験あり)4)カフスの形状(ダブル...
昨年の4月末に仕立て出ししたアイリッシュリネンのピンチバックジャケット。諸事情で少し時間がかかりましたが、遂に仮縫いの準備ができたとの連絡が。このタイミングで必要となるのが、持ち込むボタンと裏地です。ボタンは二つ穴ホーンボタンが手配済なのでよいとして・・。問題は裏地です。いつもだと英国B&B社からビスコースの裏地を取りよせておくのですが、今回は準備してありません。それというのも、ただでさえ皺になりや...
「1月は行く、2月は逃げる、3月は去る」などというらしいですが、この時期は本当に吹っ飛ぶように毎日が過ぎていきます。 いつの間にやら3月も後半に突入。桜の開花も間近とか。 冬の間、ウォームビズで活躍してくれたツイードジャケットとともしばらくお別れです。 さらに季節が進み夏になると、「よくこんな分厚くて大げさな服を着ていたなぁ」と毎年新鮮に驚かされます。毎年のことながら、季節はめぐります...
私はあんパンが好きです(つぶあん限定)。 私が菓子パンを3個買ったなら、いついかなる年代の時でも、その中には必ずあんパンを忍ばせていたことでしょう。 ディオにこれまで食べたあんパンの数を聞かれても検討がつかないくらい、子供時分からあんパンを食べ続けてきましたが、アラフィフとなった昨今、さすがに少し飽きてきたことに気づきました。 そんな折、近所のウェルシアでメロンあんパンなる菓子パ...
私はギンガムチェックのビジネスシャツが好きで、20年くらいにわたり、ブルー、ピンク、ネイビー、パープルの生地で仕立てたり、既製品を取り寄せたりしてきました。しかしなぜか、これまでにレッドの生地は購入したことがありません。ピンクが平気だったなら、レッドだって気にせず職場に来て行けそうなものなのに・・。そんなわけでレッドのギンガムチェック生地を取り寄せてみました。手元に届いて気付いたのですが、私にとっ...
娘がK-POPにハマって久しい我が家では、日常的にこれらの音楽が動画付きで鳴り響いております。プログレッシブロック派の父(私)にとって、必ずしも快適な環境とはいえないわけでして・・。。馴染みの鍼灸院でベッドに横になり、「やれやれ、これで一息つけるぞ」と思ったところ、ラジオで流れてきたのは、まさかのK-POP。ステイシー(STAYC)という女性グループの新曲でありました。ところで、第三次バスブーム(1990年代後半)...
昨日入手した英国エイコーン社のリネン生地、70's x 70'sで目付は135gm/mです。価格は一般的なコットンに比べ、突出して高く、35.63ポンド/mもします。うぅ・・。(生地幅は1.5m)かなり逡巡しましたが、このリネン特有のミントグリーンの柔らかな色合いに魅了されていたところ、バレンタインのクーポンコード割引がとどめとなって購入に至りました。今回は無地ということで、1.9m分を購入。軽めの質感に合わせて、普段はやら...
取り寄せていたシャツの生地が到着しました。 輸入消費税の請求書付きです。税額1,600円。 先日、要尺が足らなかった生地の代替品(ブルーのヘリンボーン)と、以前から気になっていたミントグリーンのリネンや赤ギンガムの生地。 後は、真冬用のビエラ生地が一枚。 今回はacorn社の織りネームも付けてみました(安いけれど有料です)。 仕立て代がまた上がりそうなので、早めに仕立て出ししよ...
私は、まだ食べられる食べ物を捨てるのと同じくらい、まだ着られる洋服を捨てるのが苦手です。いきおい、選ぶ洋服は流行に左右され難い定番品や、最初から時代を遡っているようなヴィンテージ調のものが多くなるのですが・・。 そうして流行の埒外に身を置いていると、「なぜトレンドと呼ばれるアイテムには、中庸なデザイン・フィット感のものが少ないのだろう?」ということが些か不思議に感じられることがあります。例え...
2014年に購入した、人生で2本目の万年筆、ディンキーです。1本目は定番のカスタム74でしたが、2本目からいきなりヴィンテージに手を出してしまいました。カスタム74は他人様へ差し上げてしまい手元にありませんので、これが私が保有する最古の(手に入れた時期が古いという意味で)万年筆なのです。知らぬ間にペン先が開いてしまったため、インクを抜いて保管しておりましたが、ペンドクターのお陰で無事復活しました。パイロッ...
2008年の6月に英国のHarvie & Hudsonから個人輸入したギンガムチェックシャツ。派手過ぎてあまり着る機会がないため消耗度合が低く、まだ一枚、未使用のまま残っております。 もう15年近く前に買ったシャツになるのか・・。思えば、英国のシャツが好きになったのは、2003年頃、同社のオンラインショップに掲載(一年中)されていた色とりどりのギンガムチェックシャツが積み上げられた画像がきっかけでした。ブロ...
先日入手した贈答用の英国製ワイシャツ生地。測ってみると90cm×240cm程度で、要尺が足らないような気がしたのですが・・。いざとなれば袖と襟だけ別生地でクレリックにすればいいだろう、と思って仕立てをお願いしたところ、「クレリックにしても生地が足らない」ことが分かりました。私の寸法(1.8m)では、着丈のかなり短い(タックインできない)シャツか、半袖シャツを作るのが精いっぱいだそうです。結局、この生地のこ...
1980年頃、アシックスが販売していた短距離用スパイク、タイガーパウ DS-8000です。金色に輝くカーフレザー。なんだかロシアンレインディアを連想させるようなシボが入っております。オールウェザートラック(合成ゴムで作られた走路らしい)用ということで、スパイクのポイントは短く、尖っていないタイプのものが付けられています。アシックス・オニツカのスパイクでも、ランスパークというモデルにはアンツーカートラック(土系...