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同じ服を着続けることのちょっとした喜び:炎の難燃性フライトジャケット、CWU-45/P(34年目)
1989年3月31日の夜に購入した、ISLATEX社製のフライトジャケット、CWU-45/Pです。どうして日付まで覚えているかというと、この日はまさに消費税誕生前夜・・。「明日から消費税なるものが発生し、3%高くなってしまう」ということで購入に踏み切った一着だからなのです。あれから自分は今までにいくらの消費税を支払ってきたのだろうか・・(遠い目)。そうしたわけで、間違いなく1989年の購入品であるこのブツは、今年で34年目を...
私は決して、ヴィンテージ絶対主義者ではないのですが、時々、越えられない壁のようなものを感じることはあります。一番強く感じるのは、やはり革製品でしょうか。染色技術の未熟、という見方もできるのでしょうが、色落ちしたようなゴートスキンの迫力になんだか圧倒されてしまいます。75年以上の年月が生み出した経年変化の影響もあるのでしょうが、鞣しなのか染めなのか原皮なのか、何だか決定的に変わってしまい、取り戻しがた...
子供の頃の自分と、今の自分。ものの見方や考え方、容貌、生命力、感受性・・何から何までかなり隔たりがあるように思います。共通しているのは記憶だけで、ほとんど別の人間といってもいいのではないか?と思うことも。そうしたわけで、大昔(30年以上前)に買った服に袖を通すときは、「俺が昔買った服」ではなく「昔の自分が(今の自分に)買ってくれた服」だと感じるようになってきました。 さて今日は、32年前の自分が「バ...
15年間の間に増殖したこのブログの書庫は、数えたら40を超えておりました。棚卸しを兼ねて、各書庫のご紹介と思い入れのある過去記事のリンクを貼ってみました。第三回目です。【書庫 ちょっと昔の映画・音楽】80年代の映画、70年代の洋楽が中心です。映画等の感想よりも、そこからこじつけた自分の趣味について書いてある記事のほうが多いです。過去記事「映画「クローズド・ノート」に見るベスト姿の魅力:沢尻エリカと永作博美...
競馬の日、ではありません。まだ10代だった頃からずっと手放さずにいる革ジャンが、G-1という名前のフライトジャケットなのであります。年とともに着用頻度が減っているものの、年に一度はこれを着て過ごし、自我が同一であることを確かめつつ、変わらぬ姿のG-1に感嘆しつつ、変わりゆく我が身のはかなさをかこつことにしているのです。30年以上連れ添っていますが、まだまだ固さが残っています。...