ヴィンテージから時々感じる、越えられない何か。

ヴィンテージから時々感じる、越えられない何か。

私は決して、ヴィンテージ絶対主義者ではないのですが、時々、越えられない壁のようなものを感じることはあります。一番強く感じるのは、やはり革製品でしょうか。染色技術の未熟、という見方もできるのでしょうが、色落ちしたようなゴートスキンの迫力になんだか圧倒されてしまいます。75年以上の年月が生み出した経年変化の影響もあるのでしょうが、鞣しなのか染めなのか原皮なのか、何だか決定的に変わってしまい、取り戻しがた...

2022/03/12 20:14