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モンブラン二桁シリーズの金貼キャップには色調のバリエーションがあったのでしょうか?
1960年代のモンブランといえば二桁シリーズ。首軸が割れやすい(軸の中にはインクが入っています)というスリル満点の弱点を持ってはいるものの・・。金貼りキャップを持つ7番台の万年筆には、デザインの完成度やキャップを尻軸に付けたときのバランスの良さなど、抗いがたい魅力を感じます。上が少し大型の#74で下は小ぶりな#72です。軸については、#74はボルドー、#72はブラックなのですが・・。金貼キャップの色も完全に同...
モンブランの人気者万年筆、256です。御年、約60歳。ようやくお迎えが来た・・・のではなく、我が家にお迎えすることができました。キャップが割れやすいと評判ですので、抜き差しは浅く、ソフトに、怯えながら楽しくやっています。...
フェルムの万年筆、ニブシールを剥がすかどうか懊悩した結果について
先日手に入れたばかりのフエルム製ポケット万年筆(F303)。ペンドクターにペン先調整をしていただいて、いよいよ日常使い開始です。新しい手帳も買って、前任のポケット万年筆と入れ替えるばかり。しかしここで、はたと気付いてしまいました。せっかく発掘した半世紀以上前のフエルム製万年筆のニブシールを剥がしてしまうのは勿体ないのではないか。覆水は盆に返らず、剥がしたニブシールも軸に貼り戻すことはできないのですから...
御年60歳のモンブラン256。ニアミントという触れ込みでしたが、そうはいっても使用前のオーバーホールは必須です。 専門店に持ち込んで、 無事にオーバーホール完了。書き味抜群となりました。 イカペン、可愛いです。どうしてこの形のペン先を、今はあまり見かけないのでしょうか? ...
これまで、随分と色々のものを集めてきました。釣り具、スニーカー、革靴、古着、そして万年筆・・。しばしば思うことなのですが、コレクション、というか蒐集行為を末永く楽しむためには、「すごく欲しいモノ」を、あと一つか二つ、そっと残したままにしておくのが良いのではないでしょうか。「(自分が欲しいモノは)全部揃った!」と思ったとたん、そのモノへの関心が突然、薄れてしまう可能性があるからです。そのせいかどうか...
先日入手した箱付き未使用のモンブラン74。インクを通してはみたものの、予想どおり、書き味には問題ありでした。ミント、ニアミント、完全未使用というペンを何本も買い求めましたが、調整してもらわずに書けたペンというのは殆どありません。経年変化でペン芯が変形して、ペン体とのズレや圧迫が生じることがある、とどこかで教えていただいた記憶があります。これもそんな一本なのでしょうか。私は調整スキル0ですので、迷わず...
名作、傑作、マストバイ・・?「モンブランの愛され万年筆、No.74」
モンブランの60年代ヴィンテージ万年筆の中でも、抜群の人気を獲得しているNo.74。名作だ、傑作だ、マストバイだ・・と絶賛する方も多く、廃盤となって半世紀以上も経つのに、いまだに多くのユーザの心を掴んで離さないようです。MINT品の入手、オーバーホール、再調整を経て、ようやくその真価を味わうことができるようになりました。キャップを尻軸に挿したときのバランスの良さ、ソフトで弾力性のあるペン先、ボルドー軸と金貼...