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万年筆に入れるインクは、純正が安心だと言われています。私もできるだけ純正インクを使うようにしていますが、例外はあります。【例外の例】ペリカンのM600ターコイズホワイトと、パイロットの「天色」との組み合わせ。M600を手に入れた瞬間から、この組み合わせしかないと思っておりました。天色は、書いてからかなり時間が経つと、深みのあるいい色になるような気がします。傑作ですね。【例外ではない例】1960年代に製造された...
先日入手した箱付き未使用のモンブラン74。インクを通してはみたものの、予想どおり、書き味には問題ありでした。ミント、ニアミント、完全未使用というペンを何本も買い求めましたが、調整してもらわずに書けたペンというのは殆どありません。経年変化でペン芯が変形して、ペン体とのズレや圧迫が生じることがある、とどこかで教えていただいた記憶があります。これもそんな一本なのでしょうか。私は調整スキル0ですので、迷わず...
名作、傑作、マストバイ・・?「モンブランの愛され万年筆、No.74」
モンブランの60年代ヴィンテージ万年筆の中でも、抜群の人気を獲得しているNo.74。名作だ、傑作だ、マストバイだ・・と絶賛する方も多く、廃盤となって半世紀以上も経つのに、いまだに多くのユーザの心を掴んで離さないようです。MINT品の入手、オーバーホール、再調整を経て、ようやくその真価を味わうことができるようになりました。キャップを尻軸に挿したときのバランスの良さ、ソフトで弾力性のあるペン先、ボルドー軸と金貼...