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ギフト用に、百貨店等で使えるオーダーシャツの生地や仕立券が選ばれることがあるようです。どうした事情か、シャツを仕立てないまま、生地や仕立券だけ死蔵されることも(少なからず)あるものとみえて、そうした古い生地がネットオークション等で売られているのをよく目にします百貨店まで出向いて、採寸してもらったり、仕様を決めたりするのが面倒な方もいらっしゃるでしょうし、単に忘れて仕舞い込んでしまうケースもあること...
このブログの過去記事によれば、私が英国のシャツメーカー、トーマス・ピンクのwebサイトが休止中であることに気付いたのは2021年9月のことでした。休止中のサイトには「心配しないで。すぐ戻ってくるから」といったようなことが書かれおり、復活を祈念しておりましたが・・。幸いなことに、それほど時を待たずして、トーマス・ピンクのwebサイトは復活を果たしたようであります。https://thomaspink.com/閉鎖前に比べれば、オンラ...
各書庫の説明と思い入れのある過去記事をご紹介しております。もう少しだけ続きます。【書庫:服飾小物もろもろ】カフリンクス、サスペンダー(ブレイシーズ)は、とても魅力的な小物でありますが、つけるのが少々面倒くさかったり、悪目立ちする可能性があったりします。それだけに、吊るす必然性のある(サスペンダー前提の)パンツと一体になったサスペンダー姿の方をお見掛けすると、なんだか嬉しくなります。先日、ハイバック...
2021年の3月に頼んだ青いストライプシャツの残布で「クレリックなら要尺が足りる」と言われたので、久しぶりにクレリックシャツを注文しました。襟型は、タブカラーのボタン留めを選択。思えば、私が初めてドレスシャツの類に心惹かれたのは、1998年頃に雑誌で見かけたバルバのタブカラーが最初でした。オーバーサイズだった(当時は気付かなかった)のと、袖口がヤレてきたのとで、完全にタンスの肥やしになっていますが、まだ手...
ブルックス・ブラザーズのボタンダウンシャツをまだ購入できる幸せ
米国のブルックス・ブラザーズが経営破綻したというニュースは衝撃的でした。株式会社ブルックス ブラザーズ ジャパンのwebサイトによりますと、同社は米国とは別の単独の法人であるため直接的な影響はなく、国内のショップは通常営業しており、商品構成も当面の間は従来どおりのラインナップで提供可能と見込んでいるとのことで一安心ではありますが・・。この先、定番品がこれまでどおり入手可能であり続けるかどうか、いささか...
日曜日の憂鬱事、シャツのアイロンがけ。シワが思い通りに伸びなければ、なおのことですが・・。最近、この花王のキーピングという、アイロン直前にスプレーするだけで効果があるという「糊」を使っているおかげで、かなりストレスが軽減されました。汚れもつきにくくなるとのことで、新品時から使い続ければシャツの寿命も多少延びるかもしれません。...
https://cutawaycollar.blog.fc2.com/blog-entry-1259.html
アイロンがけをサボりたいときの救世主、ブルックスのノンアイロンシャツ。2年半くらい着ると、襟が擦れてきて買い替える、ということを繰り返しておりましたが・・。今回は、襟の裏返し修理を試みてみました。裏面は、接着芯が貼られていない側なので、少しポコポコしますが・・。一応完成。自力ではなく、妻の手によるものです。感謝。どうか半年か一年くらい延命できますように。...
英国の有名シャツメイカーの一つ、トーマス・ピンク。久しぶりにwebサイトを覗いてみたら、どうも休止中のようであります。「すぐ戻ってくるから心配すんな」というようなことが書いてあるのですが、さて・・。最近はすっかりサイトを覗くことも減っていたのですが、18年くらい前はけっこう憧れのお店で、カタログを取り寄せて何度も読み返したものです。掲載されていたネクタイが欲しくてまだ不慣れだった個人輸入にチャレンジし...
カントリーチェックのシャツを新旧交代(acorn社からのシャツ生地取り寄せ)
冬になると登場頻度が上がる、カントリーチェックのシャツ。色柄・風合い的にツイードの親戚のような錯覚に陥ってしまいそうですが、基本的には綿素材ですので、ツイードのような耐久性は持ち合わせておりません。先月、「今年も頑張ってもらおう」と思って取り出した一枚が、実は天寿を全うしかかっていることに気づきました。このシャツは、英国COLES社の後継、W H TAYLORのパターンオーダーで購入したものです。ちょっとブログ...
シャツの袖ボタンは1つ、あるいは3つが良いと思うようになりました。
諸物価高騰の折、なんでも頼めるうちに頼んでおこうと思い、ストックしてあったシャツ生地を仕立て出ししておりました。本日納品されたシャツがこちら。 2018年に注文したシャツと同じピンポイント・オックスフォードの生地で、同じ襟型です。前のシャツが、日焼けと変色、襟の擦れで寿命を迎えつつあるので、代替品として注文したのであります。気に入っていたシャツとはいえ、仕様を見直した箇所もあります。ガントレット...
先月、仕立て出ししたシャツが納品されました。ガントレットボタンなし、前立てのステッチは均等気味に。一番好きな仕様で作っていただきました。今回はボタンも持ち込みです。襟・袖が破れて廃棄したビエラのシャツから外しておいた高瀬貝ボタンを再利用しました。多分に自己満足の世界なのでしょうが、気に入っていた服の一部が、新しい服の一部として再利用されると嬉しくなります。ストライプのシャツ、考えてみるとオーダーし...
名古屋のオーダースーツ屋さんへ仕立て出ししていたシャツが本日仕上がってきました。生地はエイコーン社の刷毛目(エンド・オン・エンド)です。今回、お店にお願いしたのは、前立て(プラケット)のステッチを、いつもより真ん中に寄せて欲しい、ということでした。このファクトリーの通常の前立ては・・。かなり外寄りにステッチがかかっています。私が持っているシャツでは、米国ブルックスブラザーズのボタンダウンシャツがこ...
シャツの袖口付近、「剣ボロ」といわれているパーツに付けられている(ことが多い)ボタンがあります。一番上のボタンですね。このボタン、「ガントレット・ボタン」という何やら大仰な名前がついておりまして・・。ここでの「ガントレット」とは、昔の騎士が装着していた甲冑用の手袋のことだとか。でも私は、大昔のこちかめのセリフ「ぎゃおん、ガントレット!」を真っ先に連想してしまうのです。このセリフは、突然拳銃をぶっ放...
連休最後の夜、シャツにアイロンをかけるのは憂うつなものであります。アイロン回避策のひとつに、シャツをびしょびしょのまま外に干せばシワはほとんど残らないらしい、というものがあります。化繊混紡のシャツには効果てきめんでしたが、コットン100%のシャツにも有効なのでしょうか? ただいま検証中です。今日は残暑のおかげで乾きが早そうです。...
この春に英国エイコーン社から個人輸入したシャツ生地たち。最後の一枚が仕立て上がりしました。コットン80%にウールが20%というビエラ素材のカントリーチェックシャツです。生地はkendalというシリーズのpolo(BLUE)を選びました。本当はkendalのhunt(RED)の生地がたまらなく好きなのですが、オンラインサイトでは現在注文できない状態のようなので断念。柄のことはさておき、エイコーンのビエラ生地は真冬に袖を通したときの、ヒ...
手持ちのシャツがだいぶ傷んできたので、一枚だけ代替に注文しました。久しく生地の個人輸入をしていないので、生地は国内で入手。いつもリーズナブルにシャツを作ってくださるこの工房、この先もずっと注文を受けてくださることを願ってやみません。...
エイコーン社のカントリーチェックを使ったシャツが届きました。
長年愛用してきたカントリーチェックのシャツの襟が擦り切れてきたので、後継のシャツをお願いしておりました。本日到着したのがこちら。生地はエイコーン社のブラッシュド・コットン。ボタンは使いまわしです。アップにするとこんな感じです。前立てのステッチを3等分っぽく入れてくれる(お願いすると)ようになったのが嬉しいです。このきみどり色が入ったチェックに妙に惹かれます。PAKEMAN CATTO & CARTERのカタログにず...
ダブルカフスのシャツは、袖丈と連動した袖口幅のサイズが大事だと感じました
英国acorn社から取り寄せた、いわゆるロンドンストライプの生地。ここ8年くらい敬遠していたダブルカフス仕様で仕立てていただきました。なぜダブルカフスを避けていたのかと言いますと・・。最適な袖丈(ゆとり含む)+袖口幅が決まらないと、ジャケットの袖口からシャツが全く見えなかったり、ダラリと3-4センチくらい出てしまったりするからです。カフ周りに余裕がありすぎて袖が手首まで下がってきてしまう場合は、通常のボタ...
着なくなったシャツのボタン、どうされていますか?白蝶貝や高瀬貝のボタンだと、捨てるのは忍びないですよね。私はボタンを外して再利用することにしております。ただ、手持ちのシャツの中には、白蝶貝風のプラボタン(mock mother of pearlというらしい)を使ったものもあり・・。どれが貝ボタンで、どれがブラボタンなのか、よく分からなくなってしまうことがあります。【並べてみると】左がプラボタンで、右が貝ボタンです(タ...
ダブルカフスのシャツに初めて袖を通した時・・。袖口の重ね方に確信が持てず、雑誌で確かめた記憶があります。もう、25年くらい前のことですが・・。検索してみると、同じことを調べている方が、今でも結構いらっしゃるようです。袖口の重ね方は画像の通りなのですが、なんだかデンセンマンの顔みたいになってしまいました。デンセンマン音頭、どんな曲だったかな・・。...
カフリンクスを付けてからシャツを着る / エクステンション式カフリンクスについて
先日完成した、ダブルカフスのストライプシャツ。袖口幅をかなり狭くした上に、芯地が厚い(次回からダブルカフスの時は薄くしてもらおう・・)ため、カフリンクスを通すのに苦労します。そこで、伸縮性のチェーンを内蔵したエクステンション式のカフリンクスを使ってみることに。少しばかり、チェーンが伸び縮みするため、カフリンクスを付けてからシャツに袖を通すことができます。もっとも、御年90歳以上と思われるアンティーク...
オンワード樫山gotairiku メンズDressシャツ 脱色修正
オンワード樫山の五大陸のメンズドレスシャツの肩あたりが輪ジミ状に脱色してますこちらの修正のご依頼ですしっとりした上質な綿で、かなり肌触りが良いです本日のビフォ…