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前編 ハングルは日本語音を表わしている、しかし中国漢字は日本語音を消してしまう
【はじめに】当ブログ公開(2023年10月初め)にあたって、まず最初は序論を掲載しました。その序論に続いて、これから徐々に本論を展開していきます。Intraasiaは20代の頃は、短い時は数日間、長い時は数か月間の外国旅・滞在を時々する一方、主に国鉄の周遊券やミニ周遊券を利用して日本国内をあちこちへと旅した。しかし、大部分の期間国外に居た1980年代終盤以降近年までは、数えるほどの国内地しか訪れていない。従って日本国内のJRと私鉄でどのくらいの割合が駅名に複数外国語併記がされているか、よく知りません。そこでこの場で述べていく論では、首都圏だけで目にしたこと及び入手した外国語版首都圏路線案内図を基にしていることを、あらかじめお断りしておきます。またこのタイトル下では駅名という表現にはバス停名も含める約束にし...前編ハングルは日本語音を表わしている、しかし中国漢字は日本語音を消してしまう
中編その3 大多数の中国人と華人に馴染みのあるピンインは駅名の外国語併記に向いている
第9章:地名をわざわざ中国漢字化して、日本語音を消してしまう理不尽さに気がついて欲しい〈駅名から地名の由来を知ってもらう必要はない〉中国語・華語話者に駅名の文字が意味するものを知ってもらう必要はない。例えば東京都にある赤羽(駅)の場合、その漢字の意味は赤い羽根だが、単に漢字の意味が分かっても仕方がない、その漢字がどういう経緯で地名となったとか、地名とのつながりがわからないからだ。つまり地名の由来は書かれた漢字からだけでは分からないことが非常に多い。そもそも一般に地名の由来など圧倒的大多数の日本人だって知らないし、交通機関利用者がそれを知っておく必要性はない。知りたい人は地名由来に関する本を探して読めばいいのだ。〈ひらがな地名を中国漢字化するのは愚かな行為〉地名には種々ある。漢字を音読みした地名、訓読みした...中編その3大多数の中国人と華人に馴染みのあるピンインは駅名の外国語併記に向いている
新しくタイトルを付けて掲載する作品につながるお話〈中国人旅行者の発した行き先の発音を考える〉はっきりいつ頃だったかは思い出せませんが、恐らく2000年代前半か中頃のことではないだろうか、Intraasiaは日本を訪れた時にJRや私鉄の駅名に中国語・華語と韓国語が併記されていることに気が付いて、ちょっと意外な思いを感じました。当時のIntraasiaはマレーシア居住(移住)時代であり、時たまごく短期間だけ日本を訪れていた。Intraasiaは日本国外に居るとき、日本語のニュース類や記事は、印刷されたものであれネットに載っているものであれ、昔から全く読まないので、日本事情には疎いのです。駅名の中国語・華語と韓国語併記に関して、その後マレーシアでの移住を終えて去るまで、正直言ってほとんど考察したことはなかった。...序論新しくブログに掲載する作品のテーマを導く