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🎦今日ののぶちゃんの映画録は、1995年に公開されたアメリカ、日本、ドイツ合作のヒューマンドラマ映画『スモーク』(Smoke)の配信先動画視聴(UーNEXT)からの感想(懐想記)の投稿です。【スモーク:作品の概要】『スモーク』(Smoke)は、1995年公開のアメリカ、日本、ドイツ合作のヒューマンドラマ映画です。製作会社はミラマックスで、監督はウェイン・ワンです。原作である『オーギー・レンのクリスマス・ストーリー』を書き...
『スモーク」(95)(1996.3.20.)ニューヨーク、ブルックリンの小さなタバコ屋を舞台に繰り広げられる人間模様を、それぞれの真実と嘘、現在と過去を交錯させながら描く群像ドラマ。店主のオーギーをハーベイ・カイテル、常連客のポールをウィリアム・ハートが演じている。去年の公開時に見逃して悔いが残っていた。何しろ目にする批評はおおむね好評で、ウエルメイドな人間ドラマという触れ込みだったからである。ところが、いざ見てみると、思いのほか大きな感動は起きなかった。この映画を、端的に表すなら「袖すり合うも他生の縁」「嘘も方便」といったところだろうが、例えば、同じ類の映画だったローレンス・カスダンの『わが街』(91)などと比べてみても、何だかさらっとしていて、ドライな映画という印象を受けた。その理由として、皆が認める流行に...ウィリアム・ハートの映画その9.『スモーク」