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縦い名聞の為にもせよ、若しは利養の為にもせよ、身に妙法の行を立て、口に妙法の行を説け。或は身を仏前に運び、口に妙名を唱えよ。若し爾らば意業は自ら妙法の大善に入るべきなり云云。(御書文段P47上) 御書文段とは簡単に言うと日寛上人による御書講義録です。日興上人の御遺誡には御書の極理は師伝によることが示されていますが、この文段を読むと正しく血脈相承による師伝の深さをひしひしと感じます。御書講義ですから本門法義が多い読み物ですが我々信徒の信心の指針となる御指南もたくさんありますので今回から文段に書かれている御指南を少し拝していきたいと思います。初回は「立正安国論」上奏の月に因み『安国論愚記』の中から…