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反対側は雪をイメージした白糸の部分を少し多めに織り込み、 少し変化をつけました。 上のグレーの部分を織り込む市ははじめとほぼ同じなので、 仕立てた時に織り模様が合うかちょっと心配ですが何とか織り切りました。 そして、次の作品を織る位置になったら、 また織り模様の向きを変えて織っていこうと思います。 ↑このブログが気に入って頂けましたら、ポチッとお願いします。 m(_ _)m また、ブログ村に参加しています。 こちらもよろしければポチッとお願いします。手織り にほんブログ村 ハンドメイド作家 にほんブログ村にほんブログ村<
織る時間が少なかったこともあり織れた幅は少しでしたが 、 淡い地の部分がだんだん増えていくと織り地の雰囲気も明るくなっていくようで ホッとしました。 もうしばらく地の部分を続けてからマチに当たる部分を色を少し変えて 織っていこうと思います。 ↑このブログが気に入って頂けましたら、ポチッとお願いします。 m(_ _)m また、ブログ村に参加しています。 こちらもよろしければポチッとお願いします。手織り にほんブログ村 ハンドメイド作家 にほんブログ村にほんブログ村<
今日から暦の上で春になり、寒さはあるものの心なしか陽射しも明るく感じました。 梅の方もちらほら咲き始めてきて、少しずつでも季節は進んでいるんだと感じます。 ~風景をイメージしながら一段一段慎重に・・。~ はじめの作品はヤシャブシ染めの濃淡の糸から織り、 暑い雲と陽の光とのコントラストを表せたら良いな、と思っています。 今織っている向きは仕立てたら逆向きになるので、 作ろうと思うポーチの型紙も向きにきをつけながら織り模様の位置を調整しています。 ↑このブログが気に入って頂けましたら、ポチッとお願いします。 m(_ _)m また、ブログ村に参加しています。 こちらもよろしければポチッとお願いします…
たて糸を織り機に結び、ようやく織り機にセット出来ました。 織る前はたて糸の房の間が空いているので、厚紙や太めの紐などを織り込んで たて糸の間隔を揃えます。 (その時に機かけの際に間違っていないかチェックします。) 織り模様の見え方を見るため、少しずつ糸を変えて織ってみます。 イメージが固まったら実際に作品用のよこ糸を織り込んでいきます。 ~Twitterのこと~ ここ最近Twitterで「凍結」と言ってたくさんのアカウントが 機能を止められてしまうことが増えているようです。 そしてその凍結をされる基準がいまいち分からないので、 いつ自分のアカウントも使えなくなるか分からず、不安に思っています。…
綜絖(そうこう)に通す作業も無事終わり、 次の段階の、織り機に結び付ける作業まで進みました。 今回は真ん中あたりで織り模様の向きが変わるので、 糸束を細かく区切ってすこしずつ綜絖に通して行きました。 無事に通せてホッとしました。 この後はいよいよ織り機にセットしていきます。 ちなみに今回の作品作りのヒントになった、 雲の切れ目から陽の光が差し込む光景です。 この日も雲が厚く、どことなく曇りがちの日だったので また薄明光線が見られるかも、と買い物のついでに少し小高い場所に行ってみました。 風が強かったのもあり雲の形も変わりやすく光の差し方も流動的でしたが、 雲の色が濃い色だった分光が分かりやすく…
ついこの間お正月になったと思ったら、もう2月がきて戸惑いました。 とはいえ、今年は寒さが厳しいのもあって節分と聞くと ほんの少し春が近づいて来ている気がしてホッとします。 ~出展のおしらせ・イベント編~ 🎪be京都アンテナショップ町家手作り百貨店 今月のアンテナショップでは冬の風景や花、星座をモチーフにしたがまぐちや アクセサリーをメインに出品する予定です。 出品する作品の一例です。 雪に負けず凛と咲く梅の花の様子をイメージしたアクセサリー 冬の星座をモチーフにしたブローチ 雪の結晶をモチーフにしたシリーズ また、2・3月は手作りのための材料市があります。 この材料市は手作りをするうえで買い過…
今回は主に冬の分厚い雲の合間から光が差し込む、 薄明光線(はくめいこうせん)と思われる空の光景をイメージしています。 夕方ごろに街を歩いていたら、空を覆う厚い雲の合間から陽の光が差し込み、 辺りを明るく照らしている光景がとても印象に残りました。 たて糸も光が優しく差し込んでいる様子をイメージして、 色の変わり目が段階的に変わる様に糸を少しずつ入れ替えながら 筬(おさ)という道具に通して行きます。 左右対称になる様に少しずつ慎重に筬に通していきます。 ちなみに藍染めの糸は雲と陽の光の隙間にわずかに見える青い空を イメージしています。 織った時にどんな感じに色が出るか今からドキドキします。 ↑この…
昨年から取り掛かっていた作品が織りあがり、 織り機から外す段階まで来ました。 途中で年を越したりして意外と時間のかかった作品なので、 ほっとした気持ちと、いざ外すとなると何となく名残惜しい気持ちが混ざります。 織り布は天気が良い日を選んで地直しをしてから バッグなどに仕立てていく予定です。 そして、次のたて糸を織り機にかけるための準備を始めました。 今回はヤシャブシ染めの濃淡の糸と色のある糸を組み合わせ、 空の風景をイメージした織り布を織ろうと思っています。 たて糸を一部入れ替え、それぞれの色が並んでいる境目の糸が 少し混ざる様にしようと思います。 ↑このブログが気に入って頂けましたら、ポチッ…
今週末また強い寒波が襲ってくるそうで、この冬は特に春が待ち遠しく感じます。 はやくこの寒さが穏やかになって欲しいですね。 朝晩が特に寒さが厳しいので、気を付けて過ごしましょう。 ~折り返し地点を過ぎました。~ 帯の様な織り模様部分に加え、マチの部分も茜染めの糸で織ることで 更に明るくなっていくようにしました。 今織っている面では茜染めの濃淡の糸を織り交ぜ、 グレーの地の色からの変化をソフトにしました。 今回はマチのある形にしようと思い、その部分にあたる部分を含めて 織り進めました。 ↑このブログが気に入って頂けましたら、ポチッとお願いします。 m(_ _)m また、ブログ村に参加しています。 …
今回の寒波はかなりきついですね。 今回の雪で道路が朝になってもなかなか溶けず移動に苦労したり、 ネットが一時通信障害が起こり、通常に戻るまでやきもきしました。 一時的でもネットが繋がらないと、色々な用事が滞り困り、 現代がいかにネットを使った生活になっているか痛感させられました。 皆様のお住いの地域は大市場部でしたでしょうか? まだ寒波が残っているようなので、引き続き気を付けて過ごして行きましょう。 ~彩りが際立ちました。 ・織りの続き~ 今度はモノクロの地に柔らかい色合いのピンク系の糸を織り込みました。 梅の花が少しずつ花開き、モノクロの冬の風景に彩りが増えて 少しずつ春の気配を感じられたら…
だんだん寒波が近づいて来るごとに雪の勢いも強くなってきましたね。 交通にも影響が出始めていて、今夜から明日にかけての移動が心配です。 車に乗られる方も道路が凍結していたりするので、お気を付けください。 寒さも厳しいので、気を付けて過ごしましょう。 ~次の区画の織りの続き~ 一作目の部分が終わり、織り模様の向きを変えて2作目を織り進めています。 もうしばらく地の部分を織ってから色の付いた糸を織り込む予定です。 手前が一作目の部分で、織り模様の向きが変わっているところが作品の境目に なります。 (写真の真ん中より少し上側の、織り模様がVの字から山形の向けに変わっている あたりです。) ↑このブログ…
バッグで言うところの底の部分を境に反対側を織り、 一作目の部分が織りあがりました。 白い糸を織り込む間隔が難しかったですが、 イメージしていたように織り模様が出てきたのでホッとしました。 このあともう少し地の部分と縫い代の部分を続けて織り、 一作目の区画が織りあがりました。 次は有彩色の糸も使って織っていこうと思います。 ↑このブログが気に入って頂けましたら、ポチッとお願いします。 m(_ _)m また、ブログ村に参加しています。 こちらもよろしければポチッとお願いします。手織り にほんブログ村 ハンドメイド作家 にほんブログ村にほんブログ村<
今月のbe京都アンテナショップ町家手作り百貨店が終了しました。 お越しくださったみなさま、ありがとうございました。 来月は冬から春にかけてイメージした作品を中心に、 チョコレートケーキをかたどったブローチも加えたいと思っています。 美味しそうと思っていただけたら嬉しいです。🎂✨ また、2,3月にはハンドメイドをする方におススメの材料市があります。 これは、ハンドメイドをする際に使いきれなかったり、 作る作品の種類が変わったりした手芸材料や道具を持ち寄る材料市です。 パーツや布など様々な材料がとてもお得なお値段で販売されるので、 ハンドメイドをされる方におススメです。♪ ~手紡ぎ糸をひとつの綛(…
あけましておめでとうございます 🌅🎍 旧年中は作品や投稿をご覧くださり、ありがとうございました。 今年も作品を作り続けていきますので、どうぞよろしくお願いします。 今年はうさぎ年ということで、以前作品のディスプレイに登場した うさぎのマスコットにミニサイズの織り機を合わせました。 (カプセルトイのおもちゃですが、 糸が付いていてちゃんと織れるようになっているんです。) ↑このブログが気に入って頂けましたら、ポチッとお願いします。 m(_ _)m また、ブログ村に参加しています。 こちらもよろしければポチッとお願いします。手織り にほんブログ村 ハンドメイド作家 にほんブログ村にほんブログ村<
少しずつ織り進めてきて、ようやくバッグの底部分にあたる所まできました。 はじめに織ったところは白い糸で雪が少しずつ降り積もっていく様子を イメージしました。 そして底の部分は濃い方のグレーで山や土地などの地面をイメージしています。 今回はヤシャブシという染料で濃淡で染めた糸で、 青みのある墨色の様な色合いから水墨画のような静かな冬の世界の雰囲気を 表せたら、と思って配色しました。 反対側はまた違った風景をイメージして織り模様を作って行こうと思います。 ↑このブログが気に入って頂けましたら、ポチッとお願いします。 m(_ _)m また、ブログ村に参加しています。 こちらもよろしければポチッとお願…
~イベントのお知らせ~ 今参加している、雑貨店おやつ様でのイベントもあと1週間となりました。 冬に向けてあたたかでほっこりするアイテムが集まっています。 お店にはハンドメイド雑貨や絵本、原画展などがいっぱある素敵な空間です。 本や絵本好きな方には特におすすめです。 今回の作品に加え、店頭やお店のオンラインショップでは 前回のイベントに出品した作品も一部お取扱いいただいていますので、 ぜひ一度ご覧になってみてください。(^^)/ 💻お店のサイト 絵と本、ことばのお店、雑貨店おやつ 📱インスタグラムアカウントは以下のアカウントで御検索ください。 mikitonoike 前回のイベントの作品の一部 …
前回染めた糸とこの糸の前に染めた糸を並べて干してみると、 染め液の濃さでの色の差がはっきり分かり興味深かったです。 実際には右の糸はもう少しオレンジの色味のある赤色ですが、 写真の撮り方や調整の仕方は難しいなと感じます。 今回染めた右の濃い色の方はたて糸に出来るので単色でたて糸にしたり、 同じような太さの違う色の糸を組み合わせたりと色々な方法で 使っていきたいと思います。 そして、染めの作業が落ち着いたので綜絖通しの続きを再開しました。 ようやくたて糸が通し終り、ホッとしました。 この後は両端のそれぞれの糸端を織り機に結び織れるようにします。 出展については引き続き雑貨店おやつ様にて冬に向けた…
気が付けばもう12月。 月日が経つのは本当に早いですね。(^_^;) また、サッカーのワールドカップもスペイン戦がもう明日という事にも驚きます。 今回はさすがに試合は生で見ることが難しい時間帯ですが、 勝利を信じて朝を待ちたいと思います。 ~今月のお知らせ~ 今月は先月に引き続いて参加しているイベントやアンテナショップなど、 イベントが続きます。 🧣冬の手ざわり展 @雑貨店おやつ 12/24㈯まで開催 12:00~18:00(金のみ20:00まで。木・日休み) 織物や編み物、キャンドルで作った、冬をあたたかくしてくれる ハンドメイド作品が並びます。 💻オンラインショップ(おだやかな森展の作品の…
今回は少し前に外出時に見かけた空の光景がとても印象的だったので、 印象が強く残っているうちに、とグレー系統と黄色系統の糸を中心にして たて糸を作りました。 ~天使のはしごに魅せられて~ 秋や冬になると雲が厚くなり全体的に町が薄暗くなりがちですが、 そんな雲の切れ目から真っすぐに光が伸びてその辺りを照らす光景を見る機会があり、とても綺麗でどこか神秘的でありがたい感じ(うまく言えませんが、 何か良いことがありそうな、ポジティブな気持ちになれる印象でした。) がして、しばらく見入っていました。 あとで調べてみるとこの現象は薄明光線といって、 厚い雲で太陽が隠れている状態でその雲の切れ目から光が放射状…
筬にたて糸が最後まで通し終ったので、出展の準備に本格的に取り掛かることに しました。 無事に通せていたようでホッとしました。 あともう少し小物を作ろうと思っているので、 出来上がり次第おってご紹介していきたいと思います。 ↑このブログが気に入って頂けましたら、ポチッとお願いします。 m(_ _)m また、ブログ村に参加しています。 こちらもよろしければポチッとお願いします。手織り にほんブログ村 ハンドメイド作家 にほんブログ村にほんブログ村<
明日11/12㈯より今月のbe京都アンテナショップ町家手作り百貨店が始まります。 今月は町家文化祭として様々な手作りや伝統工芸のワークショップや実演が 開催されます。 今月は秋本番という事もあり、秋の自然や食べ物を題材にした作品を 中心に出品しています。 手紡ぎした糸を織り込んだ小銭入れや栗をかたどったブローチといった、 ほっこりした色合いの作品に紅葉をイメージした鮮やかな色合いの作品、 また新選組の羽織の模様を題材にした作品も出品しています。 そして、私は13日㈰に綿から種を外す段階から糸になるまでの流れを 実演します。 下の写真は去年の様子で、綿と種を分ける綿繰り(わたくり)という工程です…
少し前に矢車附子(ヤシャブシ)という染料で濃いグレー系統に染めた糸を 使おうと思い、木枠に巻きました。 実際にはもう少し濃い色合いですが、染める回数などを調整して 2段階の色が出来ました。 この2色のようなモノトーンの色あいで織ったり、 明るい色を組み合わせたりしてアクセントにしたりと 色々なパターンを考えて作って行きたいと思います。 ~染料のこと・矢車附子~ 矢車附子(ヤシャブシ)は古代から使われてきた染料で、 松ぼっくりような形の実を乾かして染料にします。 染液に染めただけの状態ではベージュ系の色ですが、 鉄分を含む助剤に漬けることで黒やグレーに染まります。 ヤシャブシはこの黒い色合いを染…
今回織っている作品が織りあがり、機から外しました。 次に織った区画は小さめのポーチかがま口などの小物にしようと思っています。 今度の区画も両面で異なる織り模様になっています。 (オレンジ色の変わり織りの部分に手紡ぎ糸をおりんでいます。) 織り機から外す時はいつも織りあがった安堵感と名残り惜しさの混じった 不思議な気持ちになります。 この後は水通しや地直しなどの仕上げをしてから仕立てていきます。 今回の作品も来月のイベント等に出品できるように 出来るだけ早く形にしていきたいと思います。 ↑このブログが気に入って頂けましたら、ポチッとお願いします。 m(_ _)m また、ブログ村に参加しています。…
もう反面の織り模様が織りあがり、ようやく1作目の部分が織りあがりました。 最初に織った部分より少し濃い色の部分が控えめになって、 模様部分と地の糸が徐々に入れ替わる様にしました。 模様部分の手紡ぎ糸と地の部分の糸との風合いの違いも感じていただけたら、 と思います。 この後はもう少し小さめの袋地や小物用に織っていく予定です。 今回の織り布もアンテナショップやイベントなどに出品出来るように しっかり織っていきたいと思います。 そして雑貨店おあやつさまでの「おだやかな森」展も 早いものであと1日となりました。 京都にお越しの際にはぜひお立ち寄りください。 この秋はアンテナショップやイベントなど出展す…
一方織り機にかかっている方の織りでは、底部分に近づいていることもあって 織り方も基本的な平織りに徐々に変わり、「わ」の部分にさしかかりました。 その位置を過ぎると今度は袋口に向かって織っていき、 織り模様もそれに合わせて配置や色合いを変わっていくようにしていきます。 底部分に差し掛かったあたりです。 底に近い部分は糸の引っ掛かりや摩擦で切れやすくなるので、 出来るだけ織り目を詰めて織るようにします。 そして両面で織り模様を少し変えることで、気分によって好きな面を表にしたり、 と持つのが楽しみなバッグになれば嬉しいなと思います。 ~ただいまイベント開催中!~ 現在京都の桂にある雑貨店おやつ様での…
先日ご紹介した2色の手紡糸で色を変えながら織り進めています。 ポーチやバッグなどの袋物にする際は一枚の布を縫い合わせることが多く、 底にあたる部分を折り返し地点にして模様をデザインしています。 (マチを作る際はマチ分の長さを足して織るという形です。) 袋口や底の部分は擦れたりすることが多いので、 なるべく糸が引っ掛かりにくいようにシンプルな織り方にしたいと思い、 濃い糸の部分も変わり織りから再び平織りに移る様に織っていきます。 奥の濃い部分がバッグになった時に底の方になります。 ↑このブログが気に入って頂けましたら、ポチッとお願いします。 m(_ _)m また、ブログ村に参加しています。 こち…
しばらく地糸でシンプルな織り方が続いたところで、 織り模様の部分に差し掛かりました。 今回はサーモンピンク系の色が多い縞模様なので、 模様部分はオレンジ系の色合いで織っていくことにしました。 模様部分に使うよこ糸は自分で紡いだ糸です。 それぞれ茜で染めていて段階的に色が変わっていく形にしたいと思っています。 ↑このブログが気に入って頂けましたら、ポチッとお願いします。 m(_ _)m また、ブログ村に参加しています。 こちらもよろしければポチッとお願いします。手織り にほんブログ村 ハンドメイド作家 にほんブログ村にほんブログ村<
現在開催中の雑貨店おやつさまでのイベントに作品を追加しました。 開催期間は10/26㈬までです。 追加したのは大小のがまぐちとカード織りのしおり2点です。 (写真が見つからなかったですが、もう1点は銀杏並木が並んでいる様子を イメージしたしおりです。) 季節的に秋の森や山の風景・自然をイメージした色あいのものが多いです。 天気予報では今回の雨を経て更に秋めいていくとのことで、 よりお出かけしやすくなりそうです。 また、お店の最寄り駅である阪急の桂駅は京都や大阪から嵐山に行く際への 乗り換え地点でもあります。 秋のお出かけに合わせてお越しいただけたら嬉しいです。 ↑このブログが気に入って頂けまし…
~媒染(ばいせん)を経て~ 染まった糸は色が定着しやすいように、また更に色が出やすいように ほんの少しの金属成分を含んだお湯に浸すことをします。 このことを媒染(ばいせん)と呼んでいます。 今回はミョウバンという、弱いアルミ系の成分を含む助剤(じょさい)を 数パーセント溶かしたぬるま湯に糸を繰りながらつけ、 しばらく置いてから糸を絞ってまた染めていきました。 ミョウバンの中の成分が糸と結びついたことで、 はじめに染めた時より色が濃くなっているのが分かります。 そして糸がある程度冷めてからさらに2回目の媒染をし、 三回目の染めをしたところでいったん作業を終えました。 ~媒染で変わる色合い~ ちな…
~秋になると染めたくなる?栗の皮染め🌰ている時の栗の香りや 染まった糸の色合いが栗をペースト状にした時の色あいにどことなく近くて、 美味しそう?に見えて来るのもあって秋になると一度は染めて見たくなる素材です。 今回染める糸は木綿と麻を撚り合わせている糸です。 素材が違う部分がどんな具合に違いがでるかも楽しみです。 糸は100gで、栗の皮は今回は27gほどでした。 栗の皮は煮出しては別の鍋に濾していくのを3回ほど繰り返して染め液にします。 そうして作った染め液にあらかじめ水に浸しておいた糸を手で繰りながら 染めていきます。 しばらく弱火にして染めたら鍋を自然に冷ましておきます。 この冷めていく間…
~出展について~ 今月のbe京都アンテナショップ町家手作り百貨店が終了しました。 お越しくださった皆様ありがとうございました。 来月も秋の自然や食べ物などをテーマにして作品を出品したいと思います。 そして来月は町家文化祭として普段出店している作家さん達がワークショップや 実演をするイベントがされます。 私は綿を種と分ける段階から糸になるまでの流れを実演いたします。 会場では実演をしつつ糸になるまでのお話を出来たらと思っています。 内容については日が近づいたらまた詳しくお知らせしたいと思います。 また、10/26まで桂の雑貨店おやつさまでの『おだやかな森』の展示に引き続き 出展しています。 本や…
明日10/8㈯より今月のbe京都アンテナショップ町家手作り百貨店が 始まります。 今月は秋のなかばということで、秋の風景や味覚、秋の行事などをテーマにした 作品がメインになっています。 また、今月は重陽の節句の行事もあり、真綿を菊に乗せる菊の着せ綿などの展示や、 菊の花をお酒やお茶に入れて飲む体験会なども開催されます。 (申し込みは終了しています。) 菊の花には長寿や疫病を払う力があると信じられた伝説と合わさって、 日本では時代によって形を変えながら菊の生命力などを取り入れる行事が 伝わってきました。 そして重陽の節句にちなみ、菊に真綿を乗せた様子をイメージした 織り布の作品も出品しています。…
ようやくたて糸が筬(おさ)に通し終り、次の工程に進みました。 次はたて糸を上下させる綜絖(そうこう)という部分にたて糸を通して行きます。 今回は幅を広くしたので時間はかかりましたが、バッグ地から小物までと幅広く 作品を作れるので、定期的に大きめの作品を作ることにしています。 また、実際に織った際に近い幅に糸が広がることで、 作品のイメージも更にしやすくなります。 たて糸に縞模様が入っていることもあり、模様とのバランスを見て 織り模様もシンプルな感じにしていきたいと思います。 ~綜絖(そうこう)に通す~ 綜絖(そうこう)はたて糸を上下させ、よこ糸を織り込むための 空間を作る役割があり、そのたて糸…
しばらく筬通しの作業が続くので、今回はこの秋に出展する作品について まとめてご紹介したいと思います。 🍂紅葉の色合いや秋の風景をイメージしたシリーズ 紅葉した葉や秋の実りの代表でもある稲穂と赤とんぼといった、 秋を感じる風景や色合いからイメージした作品です。 秋の色あいは鮮やかながらも春夏とはまた違った色味の印象があり、 赤や黄色の糸を使う場合にはどこかに濃いめの糸を使うことが多いです。 🌰栗モチーフシリーズ 秋の味覚で大好きな栗をモチーフにした作品です。 栗の皮やいがで染めた糸は不思議と実物の栗をイメージしやすい色合いに染まるので、 栗モチーフの作品を作るのが楽しいシリーズです。 (染めてい…
はやいものでもう10月となりました。 お昼はまだ暑さを感じますが、朝晩はさすがに冷えるようになり、 秋らしさを感じるようになってきましたね。 ~出展のお知らせ~ さて、今月は2か所での出展となります。 ①『おだやかな森』9/30㈮~10/26㈬ 場所:雑貨店 おやつ 時間:120:00~18:00(金曜のみ20:00まで) 定休日:木・日 ⓶be京都アンテナショップ町家手作り百貨店 10/8㈯~10㈪ 場所:be京都 時間:11:00~17:00 季節的に秋の風景や自然をイメージして栗や茜、枇杷の葉などで染めた糸で織った がまぐちやアクセサリーなどの作品を中心に出品いたします。 秋のお出かけに…
今回はローズ系の糸でアクセントになる部分を織りました。 色の差がはっきりしている分、織り模様が確認しやすいのでかえって 早く織り進められています。 糸はブラジリアンウッドという、赤い色合いの木の染料で染めました。 深みのある色合いに染まるので、これからの季節に合いそうです。 途中たて糸が切れてしまったところがありますが、 糸を繋げて織り進めていくことで続けて織っていくことができます。 織り進んでいくうちに、色合いの影響か地の糸も赤みが増して華やかな印象に なっている感じがします。 織物はたて糸とよこ糸の交わることで色合いや印象が変わることを改めて感じます。 ↑このブログが気に入って頂けましたら…
一作目の部分が終わり、次の作品の地の部分を織り進めているところです。 地の糸はたて糸と同じ色合いのため、ぱっと見で織り模様を確認するのが 難しくもあります。 なので、踏み木を踏む順番を声出し確認しながら織ったり、 少しずつ織っては斜めから布を見てよこ糸の盛り上がり方から 織り模様を確認するようにしました。 もう少し織り進めたら色糸を織り込んで織り模様をはっきり見える様に していきます。 ↑このブログが気に入って頂けましたら、ポチッとお願いします。 m(_ _)m また、ブログ村に参加しています。 こちらもよろしければポチッとお願いします。手織り にほんブログ村 ハンドメイド作家 にほんブログ村…
いつまでも暑いですね。9月半ばになっても冷房をつけていないと 汗が流れてくる状態というのは初めてで、 秋の涼しく過ごしやすい時期が恋しくなってきます。 ~織り模様と糸の組み合わせを模索~ たて糸が織り機にかかったので、ちゃんと織れているかのチェックや よこ糸の色と織り模様の出方を見るために試し織りをしました。 今回は淡い色合いなので、織り模様がバランスよく出るように色々と試し、 たて糸に近い色合いの少し太めの糸を地に、同系色の少し濃い色合いの糸を 部分的に織り模様として目立せることにしました。 よこ糸がようやく決まったので、このまましばらく織っていきたいと思います。 ↑このブログが気に入って頂…
たて糸を綜絖(そうこうに)に通した後は、それぞれの両端を 織り機に設置している織り付け布に通している棒に結び付けていきます。 先に織り終わりの方の端を結び付けます。 そしてたて糸を織り終りの方の織り付け布が付いている千切(ちきり)という 大きな木の棒に巻き付けていき、 今度は織り始めの方の糸端を結び付けていきます。 たて糸の乱れを櫛で整えながら均等な張り具合で棒に結び付ける作業は 意外と力と気を遣う作業でもあるので、 機にかかった時は「やっと機にかかった!\(^o^)/」と嬉しくなります。 そしていよいよ機織り、と行きたいところですが、 今回の作品の織り方は前回と綜絖と踏み木の繋がる組み合わせ…
たて糸を筬に通す筬通し(おさとおし)の作業が終わり、 機かけの作業から先日地直しした織り布の仕立てを始めました。 通し終ったら幅を測ってちゃんと設定した通りにたて糸が通っているか確認します。 今回はがまぐちとアクセサリーを予定しています。 出来上がり次第ご紹介していきたいと思います。 ↑このブログが気に入って頂けましたら、ポチッとお願いします。 m(_ _)m また、ブログ村に参加しています。 こちらもよろしければポチッとお願いします。手織り にほんブログ村 ハンドメイド作家 にほんブログ村にほんブログ村<
お天気の合間を縫って水通しをし、織り布の水気が取れるまで 次の作品の機かけを始めました。 次は再び枇杷の葉で染めた、サーモンピンク系の糸単色でたて糸にしました。 設定した織り幅は20㎝で、私ががま口やポーチなどによく使うサイズです。 筬の目は櫛の様になっていて、糸が並んでいる順番通りに隙間に通して行きます。 神経を使う作業ですが、通しているうちに無心になれるので 好きな作業でもあります。 この作業が終わったら、乾いた織り布の仕立てを始めたいと思います。 ~たて糸に使う糸のこと~ 私がよくたて糸に使う糸は滑りが良くて2本の糸を撚り合わせている木綿糸です。 たて糸は織っている時にどうしても筬や綜絖…
~今月の出展~ ⓵be京都アンテナショップ町家手作り百貨店 9/10㈯~12㈪ be京都 九月からは秋の始まりという事もあり、秋の行事や自然、 食べ物などをモチーフにした作品が登場します。 重陽の節句モチーフ 栗と栗スイーツモチーフ これらの作品の他にも秋をイメージした作品を出展していますので、 アンテナショップの期間中にもお知らせしたいと思います。 ⓶「おだやかな森」9/30(金)~10/26㈬ 雑貨店 おやつ 京都府の桂にあるハンドメイド雑貨や絵本、イラストが素敵なお店です。 初めて企画展に参加させていただきます。 平和、穏やか、森をテーマにした雑貨の企画展です。 開催が近づきましたら、ま…
今日はいつもお世話になっている、腰機の織物の先生方の作品展に 見学に行きました。 たくさんの緻密で繊細な織り物の作品に、手仕事の凄さや織物の奥深さを 改めて感じました。 ~織りの続き~ 今度は太くて風合いのある糸でざっくりと織り進めています。 地の部分は淡い色合いの糸で織り、途中で茶色系のグラデーションの織り模様を ワンポイントとして織り込みました。 織り模様の部分だけ織り模様が浮き上がっている感じになっています。 今回も「わ」(袋物の底の折り返しの部分)を挟むように織り模様を変えて 両面を気分によって使える様にしたいと思っています。 織り終わりも近くなってきたので、ラストスパートをかけて 織…
来週になると雨が続くと聞き、暑さも少し落ち着いたことから 染めをすることにしました。 ~染料のこと~ 今回は矢車附子(やしゃぶし。夜叉五倍子とも書く。他にも椰子の木、 お歯黒の木など、別名が多い。)という木の実で染めています。 この染料は別名のお歯黒の木からもあるように、昔から(特に江戸時代から) 黒い色を染めるのによく使われてきました。 黒っぽい色は鉄の成分を含んだ液に触れさせることで、 染料の色素が鉄分と結びついてそういった渋い色合いが出るようになります。 染料の量がそんなに多くないですが、なるべく黒く染められたら、 と思っています。 染め方としては染料のヤシャブシの実を数回に分けて煮出し…
たて糸の両端を織り機の前後の部品に結び付け、 ようやく機に掛かりました。 機に掛かった直ぐの経糸の間にはどうしても隙間が出来るので、 厚紙や太い紐を織り込んで隙間を埋めていきます。 そうしてある程度たて糸の間隔が揃ったら試し織りをして ちゃんと織れているかチェックをしつつ、 よこ糸をいくつか織り込んで実際に織った時の色の見え方を見て、 作品用の糸を選びます。 (たて糸との色あいや太さのバランスは 実際に織り込んでみて初めて分かることもあるので、 その度に織物の奥深さを感じます。) はじめの作品は素朴なあたたかみを表したいのもあり、 自分で紡いだ糸で織ることにしました。 ちなみにクリーム色は刈安…
織りあがりをイメージしながら。 ~綜絖通し(そうこうとおし)~
たて糸が設定した通りに筬(おさ)に通ったので、 次の工程として綜絖(そうこう)にたて糸を通して行きました。 今回も縞模様があるので、シンプルな平織りと変わり織りを組み合わせて 織れる織り方を選びました。 綜絖には真ん中に穴が開いていて、たて糸が設定した通りに上下するように 順番通りに通して行きます。 ひと模様ずつチェックをしながら通していき、次の工程に進みます。 ↑このブログが気に入って頂けましたら、ポチッとお願いします。 m(_ _)m また、ブログ村に参加しています。 こちらもよろしければポチッとお願いします。手織り にほんブログ村 ハンドメイド作家 にほんブログ村にほんブログ村<
厳しい暑さがまだ続くものの、気分だけでも秋冬らしさを感じたくて 黄色から茶色系統のグラデーションの糸で縞模様のたて糸を作りました。 今回の縞はキハダ(クリーム色)、オリーブ(ベージュ色)、あせん(茶色)で 染めた糸を使いました。 糸がクロスの形になっている部分はあぜ、または綾(あや)といい、 糸が一本ずつ互い違いに並んでいて、この部分でたて糸の並びが分かり、 その後の機かけの作業に関わってきます。 また、糸束が分かれているのは一束を杭に掛けた回数で出来たたて糸をを数えるために、 キリの良い数の束でまとめている場面です。 確認したらひとまとめにして、必要な本数分のたて糸の束を数えながら 杭にかけ…
~秋の装いにおススメ!モンブランケーキモチーフのイヤリング~ 栗の皮染めの糸で織った布で作った栗シリーズの続きで クルミボタンのアクセサリーが出来ました。 今回出来たのはモンブランケーキをイメージして切り取った織り地と、 トッピングとしてよくケーキに乗っている栗に見立てたビーズ、 また作品に使った糸で作ったタッセルを組み合わせました。 モンブランケーキをイメージした色合いとなっています。 着けた時のイメージです。 落着いた色合いなので、秋の装いにおススメです。 この作品は来月からアンテナショップ等に出品の予定です。 ~ようやく織りあがりました。~ 今織っている織り地を織りあげて機から外しました…
次に織っているのはレース部分の織り模様をメインにして 透かし模様の多いパターンです。 レースになる部分の間隔を色を変えつつ空けていきます。 今手前にみえている方が作品の上部になり、 下に行くにつれて色が濃くなったり織り模様の間隔を広めにしたりして 変化を出しています。 平織りの部分を使って棒を通せるようにして小さな壁掛けにしようと思います。 そしてたて糸の残りもだいぶ少なくなってきたので、 出来る範囲で織れる小物用の織り地にしていきたいと思います。 台風が近づいて来ていますね。 今回は台風になるのが急だったので備えが大変ですが、 気を付けて過ごそうと思います。 ↑このブログが気に入って頂けまし…
今年の夏は酷暑が続く地域や大雨が続く地域が分かれていて、 さらにそれが長く続くという極端な気候に心配の日々が続きますが、 皆様のお住いの地域は大丈夫でしょうか。 水害に遭われている方々にお見舞い申し上げます。 一日も早く日常が戻りますように。 ~棉の開花のタイミングの不思議~ はじめに咲いた花に続くように次々と花が咲くようになってきました。 植物の生長にはそれぞれの段階に適した時期があるようで、 そのタイミングが来たら驚くような変化をします。 こういった光景を見ていると、自然や生き物の不思議さを感じます。 ~織りの続き~ 次の作品も1作目と同じ織り模様にして、ペアとしても使える様にしました。 …