砂糖生産(製糖)は台湾にとって欠かせない産業の一つです。日本統治時代から今に至るまで、台湾各地にいくつもの製糖工場が設けられ、シュガートレイン(五分車)が収穫したサトウキビを工場まで運搬しています。今でこそ現役路線は虎尾糖廠に付属する「台糖馬公厝線」一路線を残すのみですが、かつては五分車による軽便鉄道網が網目状に張り巡らされていました。そんな五分車の運行拠点だった場所の一つが、現在の台南市北部にあ...
うらたつきがお届けする節約志向の鉄道旅ブログ。 旅行・観光情報を中心に、乗り物&ゆるキャラ情報も掲載しています。 役に立つ旅情報があれば、遠慮なくマネしてください。 一緒に旅への熱き思いをシェアしましょう!
1991年福岡生まれの旅人兼クリエイター。 2009年にYouTubeで発信者デビュー後、Twitter・ブログを併用しながら旅の魅力を伝えている。 幅広い視野を持ち、台湾・東南アジアでの取材も精力的に行う海外鉄。 ★マスコット「そう太」もどうぞ可愛がってください!スポーツが大好きなコツメカワウソの男の子です。
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まさかのまさか、筑豊の山奥に顔出しパネルがあるなんて...。web観光協会を自称するからには、観光資源として重宝される「顔出しパネル」を無視するわけにはいきません。それがどこにあるかと言いますと、福岡県中央部を縦に流れる遠賀川の源流です。嘉麻市の山奥深く、ちょうど旧小石原村(東峰村)との境界付近に、源流を示す小さな公園が整備されていて、そこに顔出しパネルが置かれています。飯塚方面から国道211号線を南下す...
地域タグ:嘉麻市
台風をひっくるめても、ここまでの暴風雨は経験したことがありません。梅雨明け直後の7月30日、福岡県宗像市を暴風雨が襲いました。いわゆる「ダウンバースト」かもしれません。台風に匹敵する嵐とすさまじい大雨、そして雹までもが降ってきました。わずか1時間の出来事でしたが、宗像中に爪痕を残していきました。▲1時間続いた暴風雨▲道路上に散らばった庭で使う何か▲工事の足場が倒壊していた▲虹が出ていた▲暴風雨で崩れた栗の木...
地域タグ:宗像市
今回は大分県東部、由布市にある若宮八幡社をめぐります。鎮座地はJR由布院駅に近く、列車の車窓からも見える神社です。駅からの所要時間を測ったところ、およそ徒歩10分でした。それともう一つ、ここには「宮川滝の口」という湧水があります。1988年には大分県指定「豊の国名水」にも選出され、境内入口には水くみ場が設けられています。実際に見に行ってみると、清水が豊富に流出しているのを確認できました。▲神社入口▲神社前を...
地域タグ:由布市
博多祇園山笠2023を彩る飾り山をめぐる企画。今回は櫛田神社の山笠(番外)をご紹介します。表標題は「歌舞伎十八番暫」、見送り標題は「神話八俣遠呂智」です。▲表標題「歌舞伎十八番暫」▲見送り標題「神話八俣遠呂智」撮影日:2023年7月13日...
地域タグ:博多区
博多祇園山笠2023を彩る飾り山をめぐる企画。今回は中洲流(新天町商店街)の四番山笠をご紹介します。表標題は「長政関ヶ原之勇」、見送り標題は「桃太郎之誉」です。▲表標題「長政関ヶ原之勇」長政関ヶ原之勇関ヶ原の戦いの直前、東西の勢力図は混沌としており、諸大名も東軍(徳川家康軍)と西軍(石田三成軍)の何方に付くか、選択を間違えれば家が滅びることとなり、慎重になっていた。東軍・西軍共に「第三勢力」を自陣営に...
地域タグ:博多区
博多祇園山笠2023を彩る飾り山をめぐる企画。今回は東流(呉服町ビジネスセンター)の三番山笠をご紹介します。標題は「真田十勇士」です。三番山笠東流真田十勇士信濃国(今の長野県)の戦国大名、真田信繁(通称幸村)は、大坂冬の陣・夏の陣において、真田丸と呼ばれる出城を築き、少数ながら豊臣軍の中心となって大活躍をいたしました。この際、幸村は『猿飛佐助』『霧隠才蔵』などで有名な、忍者集団の「真田十勇士」を結成し...
地域タグ:博多区
博多祇園山笠2023を彩る飾り山をめぐる企画。今回は博多リバレインの十七番山笠をご紹介します。表標題は「龍虎相討川中島」、見送り標題は「風雲戦国世到来」です。▲表標題「龍虎相討川中島」▲見送り標題「風雲戦国世到来」撮影日:2023年7月13日...
地域タグ:博多区
博多祇園山笠2023を彩る飾り山をめぐる企画。今回は天神一丁目(パサージュ広場)の九番山笠をご紹介します。表標題は「天下布武勲」、見送り標題は「長良川合戦」です。▲山小屋が置かれたパサージュ広場(手前は顔出しパネル)▲表標題「天下布武勲」▲見送り標題「長良川合戦」撮影日:2023年7月13日...
地域タグ:中央区
どの世界においても、知らないことで損することは多々あります。それを最近痛感したのが、宗像市内にある織幡神社での出来事でした。神社裏手にそびえる「鐘ノ岬」への入口が、境内奥にあることをつい最近知りました。あれだけ足しげく通う定番地なのに、入口の存在を知らないことで、鐘ノ岬に到達した経験はいまだにゼロです。岬からの景色がどんなものか、さっそく調べてみようじゃないですか。▲織幡神社入口まずはいつも通り、...
地域タグ:宗像市
博多祇園山笠2023を彩る飾り山をめぐる企画。今回は川端中央街の十四番山笠をご紹介します。表標題は「曾我の夜討」、見送り標題は「いよいよ!世界水泳福岡」です。▲アーケード入口に置かれた飾り山▲表標題「曾我の夜討」▲見送り標題「いよいよ!世界水泳福岡」撮影日:2023年7月13日...
地域タグ:博多区
博多祇園山笠2023を彩る飾り山をめぐる企画。今回は渡辺通一丁目(サンセルコ広場)の十番山笠をご紹介します。表標題は「智将勇躍誉」、見送り標題は「愛と勇気のアンパンマン」です。▲表標題「智将勇躍誉」▲見送り標題「愛と勇気のアンパンマン」見送り標題は恒例のアンパンマンです。今年公開の映画『それいけ!アンパンマン ロボリィとぽかぽかプレゼント』にあわせた飾りつけになっています。アンパンマンの横に置かれた人形...
地域タグ:中央区
JR山陰本線キハ40系 乗車記(出雲市~浜田)―偉大なローカル線の牛歩旅
出雲市から浜田行の普通列車に乗り、山陰本線を西へと進んでいきます。エンジン全開で飛ばす特急とは対照的に、速度はゆっくりとしており時間もかかります。乗車した列車はキハ47形2両編成です。無人駅では扉の開かない後ろ側の車両に乗車しましたが、どちらの車両にも十数人ほどの乗客がありました。▲田儀駅付近国道9号線と並走する区間は少なくありません。中国地方では赤茶色の石州瓦がよく使用されています。車内から時折見え...
地域タグ:江津市
新潟県最北部に位置する村上市では、三面川の鮭を活かした町おこしが行われています。江戸期には内藤氏の城下町として栄えたことで、武家屋敷や古い商家も残っており、歴史的魅力にも富んでいます。今回は18きっぷ旅の途中、この街に立ち寄りました。新潟から秋田方面に移動すると、村上で長時間待ちになることがあります。あいにく乗り換え時間が50分あったおかげで、市街地を徒歩散策できました。▲JR村上駅前この日の天気は曇り...
地域タグ:村上市
博多祇園山笠2023を彩る飾り山をめぐる企画。今回は「走る飾り山」でおなじみ、上川端通の八番山笠をご紹介します。表標題は「慶 歌舞伎十八番押戻」、見送り標題は「外郎売」です。▲表標題「慶 歌舞伎十八番押戻」▲見送り標題「外郎売」撮影日:2023年7月13日...
地域タグ:博多区
博多祇園山笠2023を彩る飾り山をめぐる企画。今回はソラリア(ソラリアプラザ)の十五番山笠をご紹介します。表標題は「合戦四條畷」、見送り標題は「桜花爛漫花咲爺」です。▲表標題「合戦四條畷」▲見送り標題「桜花爛漫花咲爺」撮影日:2023年7月13日...
地域タグ:中央区
【博多祇園山笠2023】十三番山笠「キャナルシティ博多」飾り山
博多祇園山笠2023を彩る飾り山をめぐる企画。今回はキャナルシティ博多の十三番山笠をご紹介します。表標題は「龍虎決戦川中島」、見送り標題は「音二郎一世風靡」です。▲表標題「龍虎決戦川中島」▲音二郎一世風靡撮影日:2023年7月13日...
地域タグ:博多区
明治炭鉱旧鉱業所建屋(飯塚市勢田)―筑豊山中に眠る日本発展の証
飯塚市勢田(旧嘉穂郡頴田町)の山間にはかつて、明治鉱業による大規模な炭鉱が存在しました。閉山から数十年が経ち、今や炭鉱跡地は自然に還りつつあります。しかし、所々に炭鉱の名残りが残されています。その一つが、今回写真でお届けする鉱業所建屋です。鉱業所建屋は小さな谷間の奥にある、溜池のほとりに立地しています。炭鉱跡地が草木に埋もれつつある中、この建屋は錆びつきながらも倉庫として残っています。また、鉱業所建...
地域タグ:飯塚市
筑豊篠栗鉄道事業部直方運輸センターで開催された「福北ゆたか線フェアin直方」に行ってきました。▲直方駅に停車中の813系(R017編成)と415系(Fm-507編成)JR東日本から譲渡されたFm-507編成の姿を見ることができました。▲813系(R228編成)直方駅からは歩いて、会場のある直方運輸センターへ。会場では485系国鉄色が展示されていました。本日直方入りしたのは、ドアレール由来の飾り帯が復元されているタイプでした。▲ホームライナー 出...
地域タグ:直方市
阪九フェリー「いずみ」甲板から東京九州フェリー「はまゆう」を撮る!
フェリーからの眺めはどれも魅力的ですが、船同士の反航はとりわけ注目に値します。2021年夏以来、およそ2年ぶりに阪九フェリーを利用しました。今回利用したのは泉大津航路で活躍する「いずみ」。新門司港を出発後、夕日を背にうけ周防灘を航行したのち、国東半島沖で日没を迎えます。この時間帯に航行する船といえば、東京九州フェリーを忘れてはいけません。前日夜に横須賀を出た船は、やはり国東半島沖で日没を迎えます。とい...
地域タグ:姫島村
博多祇園山笠2023を彩る飾り山をめぐる企画。今回は新天町(新天町商店街)の十六番山笠をご紹介します。表標題は「龍王兎伝説」、見送り標題は「サザエさん」です。▲表標題「龍王兎伝説」表標題のモチーフになっているのは、臨済宗の僧侶・南浦紹明にまつわる伝説です。南宋での修行を終えて帰国の途につく際、南浦はオオカミに追われるウサギを助けました。帰国の船に乗ると、今度は大嵐に巻き込まれます。ここでウサギが海に身...
地域タグ:中央区
【施設紹介】JR久大本線 由布院駅(大分県由布市)―外国人でにぎわう主要駅
今回は大分県東部、由布市にあるJR由布院駅をめぐります。同駅は久大本線東部の要所にあたり、すべての特急列車が停車するほか、ここで折り返す普通列車・特急「ゆふいんの森」も設定されています。外国人に人気の観光地「由布院」の玄関口です。▲駅舎駅舎は黒を基調とした、落ち着いた色合いの木造建築です。エントランスにあたる空間は吹抜けになっており、天井から光が差し込んできます。▲駅前の土産物店駅前に目をやると、さす...
地域タグ:由布市
【博多祇園山笠2023】7月15日追い山 旧東町筋をかっ飛ばせ!
まず書いておかねばならないことがあります。各報道機関でも報じられたように、山笠巡行中に死亡事故が発生しました。当時、僕は事故現場の近くにいました。もちろん、だれもが思っていることは同じでしょう。見ていた僕だってそうですから。凄惨な事故には変わりありません。本件に関してはここでご紹介するにとどめ、これ以上はあえて言及しないことにします。ついに博多祇園山笠が4年ぶりの通常開催を迎え、町中が大にぎわいの...
地域タグ:博多区
博多祇園山笠2023を彩る、全7流の舁き山をご紹介します。今年は土居流が一番山笠で、恵比須流が末尾の七番山笠です。▲一番山笠土居流「黒田筑前守長政」見送りは黒田官兵衛になっている▲二番山笠大黒流「薫風来」▲三番山笠東流「武覚悟乃六文錢」▲四番山笠中洲流「龍鬼願安寧」▲五番山笠西流「強弓一箭裂鬼神」▲六番山笠千代流「日輪幸慶博多照」▲七番山笠恵比須流「青天白日怒雷奔」撮影日:2023年7月13日...
地域タグ:博多区
【博多祇園山笠2023】7月13日集団山見せ 呉服町&櫛田神社でじっくり見物しよう
博多祇園山笠で唯一、舁き山が天神地区に巡行する行事「集団山見せ」が行われました。呉服町交差点から福岡市役所までと、コースはどんたくパレードとほぼ同じです。昨年に続き、スタート地点の呉服町交差点で舁き山巡行を見守りました。▲中洲流の山小屋▲出発前の土居流▲今年の一番山笠は土居流!▲集団山見せの後は桟敷席で「櫛田入り」練習を見守る撮影日:2023年7月13日...
地域タグ:博多区
【博多祇園山笠2023】十二番山笠「博多駅商店連合会」飾り山
博多祇園山笠2023を彩る飾り山をめぐる企画。今回は博多駅商店連合会(JR博多駅前)の十二番山笠をご紹介します。表標題は「家康太平志」、見送り標題は「ピタッと。TNC開局六十五周年」です。▲表標題「家康太平志」放送中の大河ドラマ『どうする家康』の影響か、今年の山笠には徳川家康ネタが濃厚に織り込まれています。津川雅彦さんが主演を務めた『葵徳川三代』シーズン中の2000年も、やっぱり家康ネタが多かったのかな?▲見送...
地域タグ:博多区
【津屋崎祇園山笠2023】津屋崎千軒なごみで山小屋発見!岡流の舁き山
博多の街が山笠で熱気に満ちている頃、津屋崎もまた山笠の熱気に包まれていました。今回は伝統行事「津屋崎祇園山笠」が行われている、福津市津屋崎地区に来ています。同山笠は3つの流、すなわち農村部の「岡流」、商業地区の「新町流」、そして漁村部の「北流」によって構成されているのが特徴です。福津市町おこしセンター「津屋崎千軒なごみ」に岡流の山小屋があるというので、訪ねてみました。実をいうと、津屋崎祇園山笠の舁...
地域タグ:福津市
博多祇園山笠真っただ中の7月上旬、宗像市内にも山笠がお目見えしています。今回は毎年恒例「田熊山笠」の舁き山を見るべく、展示先のいせきんぐ宗像にやってきました。面倒な制約が取っ払われた今日、多くの関係者がこれまで以上に気合を入れ、山笠に臨んでいます。山小屋がある「いせきんぐ宗像」に到着すると、色とりどりの旗が入口になびいていました。地元小学生による作品です。それでは早速、今年の舁き山を見ていきましょ...
地域タグ:宗像市
【2012年春】さよなら100系&300系新幹線 ラストランを激写!
ダイヤ改正を前日に控えた16日、100系新幹線と300系新幹線のラストランが行われました。100系はひかり445号、300系はのぞみ609号として最後を飾りました。今回は両列車を撮影した様子(小倉~博多間)をお送りします。300系新幹線のぞみ609号以前500系のぞみを撮影した場所に行ってみると、木が生い茂っていました。後追いで撮影してみましたが、出来はかなり微妙です。登場時と変わらない270キロで飛ばす姿をご覧ください。その後は...
地域タグ:宮若市
天神宮(大分県由布市・平集落)―大地震を乗り越えた復興鳥居がたつ
今回は大分県東部、由布市(湯布院町川南)に鎮座する天神宮をめぐります。▲神社入口▲2016年の大地震で崩落するも修復された鳥居▲鳥居の残骸▲水盤▲正面から見た社殿▲社殿・拝殿側面部と末社撮影日:2023年6月...
地域タグ:由布市
博多祇園山笠のクライマックス「追山」から一夜明けた16日、宗像市田熊・東郷地区で田熊祇園山笠が執り行われました。昨年と同じように「いせきんぐ宗像」を拠点に、田熊、東郷地区、宗像市役所を順にめぐり、もとのいせきんぐ宗像に戻るルートで巡行しました。▲山笠巡行中の「いせきんぐ宗像」山小屋山小屋のある「いせきんぐ宗像」に到着すると、山笠は既に巡行中なので山小屋はカラッポ。主不在の山小屋を一度見てから、舁き山...
地域タグ:宗像市
湯布院観光を終え、由布院駅で博多行きの特急「ゆふ」を待っている時のこと。久留米方面から一風変わった列車が近づいてきました。これはもしや、スイーツトレイン「或る列車」ではないか!じつは撮影前日、日田駅でこの列車とすれ違いました。その時は満足に撮影できず、なんとも悔しい思いをしたものです。はれて、一日越しの撮影リベンジとなりました。そもそも定員が多くないのか、外国人でごった返す「ゆふいんの森」とは対照...
地域タグ:由布市
【田熊山笠2016】博多の次は宗像!旧3号線を舁き山が駆け抜ける
7月15日、博多祇園山笠は「追い山」で幕を閉じましたが、宗像市東郷地区はまだ熱気に包まれています。というのも、同地区では博多山笠終了直後の日曜日、田熊山笠が行われているからです。博多と同じ舁き山形式で、基本的な巡行の仕方も「博多」を踏襲しています。従来は東郷駅東口交差点前(宗像地区消防本部前)に山小屋が設置されていましたが、いせきんぐ宗像(田熊石畑遺跡)開業後は、そちらに山小屋が置かれるようになりました...
地域タグ:宗像市
博多の夏を告げる祭りといえば、「博多祇園山笠」。宗像市の夏を告げる祭りといえば・・・そう、田熊祇園山笠です。田熊・東郷地区を舁き山が巡る、博多山笠の宗像版といえるこの田熊祇園山笠の舁き山は、これまで東郷駅前東口の交差点前に据え置かれ、そこを拠点にして巡行が行われていました。ところが、今年7月1日に「いせきんぐ宗像」(田熊石畑遺跡)がオープンしてからは、そちらに山小屋が設置されるようになり、これに伴い山...
地域タグ:宗像市
7月20日、宗像市田熊・東郷地区にて田熊山笠が執り行われました。山笠が終わった博多の街は既に、本格的な夏を迎えていますが、宗像はこれからようやく夏を迎えようとしているのです。舁き出しが14時に始まるということで、その20分ほど前になり東郷の西鉄ストア前に到着しました。すでに道脇には、見物者や先走りする小学生の保護者のほか、清め水をかける小学校児童・先生の姿もありました。警備を担当する消防署職員の姿もあり...
地域タグ:宗像市
博多の街が山笠一色の中、我がまち宗像市でも山笠の準備が行われています。今年も田熊山笠の季節が訪れ、ついに舁き山が日の里北口交差点付近に据え置かれました。さっそく見に行ってみることに。▲表標題「姉川の合戦」表標題は「姉川の合戦」、見送り標題は「井伊直政武勇誉」です。▲見送り標題「井伊直政武勇誉」...
地域タグ:宗像市
嵐電の併用軌道を見に行こう!西大路三条~山ノ内駅間をぶらり散策
これまで足しげく京都に通っていながら、嵐電(京福電気鉄道)にはほぼノータッチできました。もちろん、前から気になっていたのは言うまでもありません。もし走行シーンを撮るとしたら、併用軌道区間にしようと思っていました。久々に京都入りした2023年6月、暇な時間を利用して、嵐電撮影に出向きました。今回は阪急大宮駅に近い、西大路三条~山ノ内間の併用軌道を見に行きたいと思います。▲モボ502大宮駅から歩くこと10分、今...
地域タグ:右京区
田熊祇園山笠2011(2=完)―最後はタイムトライアル!ラストスパートへ駆けろ
中間・折り返し地点の宗像市役所では毎年、記念撮影が行われます。やがて舁き山の前に全員集合して、撮影の準備が始まりました。う~ん凛々しいぜ!目次1 宗像高校前2 激走!タイムレース3 山小屋に帰還宗像高校前ついに田熊山笠の後半戦が始まりました。宗高前に先回りして待機していると、西鉄バスがやってきました。天神方面に行く26A系統です。前項でも述べたように、山笠のおもなコースは旧3号線上です。そのため、西鉄バ...
地域タグ:宗像市
毎年7月恒例の田熊山笠が宗像市で行われました。今回は最初から最後まで、付きっ切りで山笠巡行を追ってみたいと思います。山小屋があるJR東郷駅前に向かうと、すでに男衆が舁き山を中心に集まっていました。ただでさえ暑いのに、人の熱気でいっそう蒸し暑くなっています。まずは舁き山を小屋から引き出して、向かい側にある西鉄ストア前に移動させます。田熊山笠では車を通しながら巡行するため、交通整理や警備を行う人員が不可...
地域タグ:宗像市
博多祇園山笠に負けじと、宗像夏の風物詩「田熊山笠」の準備も進んでいます。東郷駅入口の橋上に、舁き山の小屋が設置されました。だいぶ暑くなってきましたが、まだセミは鳴いておらず、本格的な夏の訪れはまだ先です。博多祇園山笠の追い山が終わったころ、アブラゼミがジワジワと鳴きだすに違いない。田熊祇園山笠は毎年、博多よりも少し後に行われます。田熊の街を山笠が通る頃には、もう本格的な夏が訪れていることでしょう。...
地域タグ:宗像市
今回は宗像市東部、旧唐津街道赤間宿に鎮座する「須賀神社」をめぐります。その位置は旧赤間宿の東側にあたり、JR教育大前駅から歩いて1分程度の場所です。古い建築物が多い西側とは対照的に、神社周辺は福岡教育大の学生街になっており、居酒屋・食堂が立ち並んでいるのが特徴です。▲神社入口(一の鳥居)▲辻井戸辻井戸辻井戸は、宿場の旅人や馬に飲み水を供給するためのもので、赤間宿(南北約600メートルと西約200メートル)に...
地域タグ:宗像市
山に抱かれた温泉街「長湯温泉」とガニ湯(大分県竹田市直入町)
大分県竹田市直入町にある、長湯温泉までやってまいりました。共同浴場「長生湯」で汗を流してから、町を歩いてみたいと思います。「ラムネ温泉」の名で有名な長湯は郷愁あふれる温泉街でした。たしか猫ちゃんも数匹いた気がします。▲芹川に架かる橋を眺めて「長生湯」は写真の右側にあります。無料共同浴場で長湯名物の「ガニ湯」はというと、芹川の河原に設置されています。写真が若干傾いていますが、芹川沿いにやってきました。「ガニ湯...
地域タグ:竹田市
今回は大分県東部、竹田市(直入町下田北)の小津留集落にある、海原六(かいばらろく)神社をめぐります。海に関する神が祭られているようですが、詳しいことは分かりません。鳥居を抜け、拝殿の方に移動します。▲拝殿から鳥居の方を見て道路を挟んで向かい側には「水の駅おづる」があり、多くの水汲み客で賑わっていました。直売所や豆腐販売店もあるため、休日になると結構賑やかな場所となります。撮影日:2012年4月...
地域タグ:竹田市
今回は大分県東部、由布市(湯布院町中川)にある南由布駅をめぐります。JR久大本線東部の要衝・由布院駅の一つ先にある無人駅で、普通列車だけが停車します。かつてはトロッコ列車「トロQ」が、同駅~由布院間を結んでいました。▲駅舎駅舎はそれほど古くないものの、周囲の景観に合わせて和風デザインを取り入れています。この辺の温泉宿にありそうな見た目だと思いました。入口から向かって左側にトイレが、右側には待合室が配さ...
地域タグ:由布市
さよならJR姫新線キハ40系「赤とんぼ色」 出発シーンを姫路で激写
2012年3月16日のダイヤ改正を以て、姫新線からキハ40が撤退します。今回は、同時に引退する「はばタン列車」目当てに姫路駅へ立ち寄りました。姫路城を見て回ってから姫路駅に戻り、姫新線ホームに上がると・・・残念!はばタン列車は連結されていませんでした。しかし、姫路色もいずれは貴重な存在になるので、気を取り直して撮影しましょう。▲キハ40姫路色と貨物列車▲キハ40姫路色の連結部▲キハ40姫路色の前頭部―佐用・新見方面を...
地域タグ:姫路市
有名キャラ「ちぃたん☆」を独り占め!こんなことって普段ないらしい...
京都市内のイベントにコツメカワウソの妖精「ちぃたん☆」が登場すると聞き、廃校を活用した施設「淳風BizQ」にやってきました。午前中のグリーティングを見届けたのち、再登場までの間、近隣にある「梅小路公園」で時間をつぶしました。隣接する「京都鉄道博物館」をSLファンの聖地とみなすなら、ここは路面電車ファンの聖地といえましょう。公園のいたる所に、京都市交通局で活躍した電車が静態保存されています。▲案内所になった...
地域タグ:下京区
南海電車からの前面展望(泉大津~堺)【1000系&8000系&8300系】
阪九フェリーの泉大津便を利用する際に、毎度お世話になっているのが南海電車です。フェリー送迎バスの停留所がある泉大津から、1000系に乗って一路天下茶屋に向かいました。前回ここを通ってから4年がたち、その間に立体交差化が進んだと聞いています。どれだけ風景が変わったのか、前面窓に「かぶりつき」ながら写真に収めました。▲松ノ浜にて8300系少し来ないうちに、通勤電車がずいぶん新しくなっています。あれだけたくさん走...
地域タグ:泉大津市
2012年2月、富山から普通列車で金沢にやってきました。北陸本線を普通列車のみで利用する際、金沢駅は接続が非常に悪いことで有名です。今回はしばらく金沢駅周辺を観光してから、駅で昼食をとり、大阪行きの「サンダーバード」で敦賀に向かう予定です。まずはコンコースを抜けて、駅前広場に向かいました。これから駅周辺で時間をつぶそうというのです。金沢駅の地下には、北陸鉄道浅野川線の北鉄金沢駅もあります。時間があれば北...
地域タグ:金沢市
銀世界の金沢城址(石川県金沢市)―前田家100万石の栄光はいずこ
前田家加賀100万石で有名な、金沢藩の中枢として繁栄を極めた金沢城。現在では一部遺構が残るのみですが、少しだけ城址を見物しました。電車の乗り換え時間を使って訪問したので、今回は簡単な紹介に留めます。▲雪が残る濠端を眺めて濠を越え、建築物が建っていたであろう場所に来ました。真っ白な雪に覆われて美しいです。雪が積もるこの季節、前田殿は国元でどう過ごしたのでしょう。降り積もった雪と冷たい空気が城内に満ち溢れ...
地域タグ:金沢市
旧淳風小学校で催された「淳風フェスティバル」に登場した、コツメカワウソの妖精「ちぃたん☆」に密着してみました。登場してから立て続けに、いろんなパフォーマンスを見せてくれました。これから何をするのでしょうか?キッチンカーのある方向に歩きだしました。▲どこに行くの?みたらし団子のキッチンカーを見つけたちぃたん☆。のぼり旗を小道具に、ポーズをとってみせます。こうしてイベントの様子をPR・発信するのも、ちぃた...
地域タグ:下京区
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砂糖生産(製糖)は台湾にとって欠かせない産業の一つです。日本統治時代から今に至るまで、台湾各地にいくつもの製糖工場が設けられ、シュガートレイン(五分車)が収穫したサトウキビを工場まで運搬しています。今でこそ現役路線は虎尾糖廠に付属する「台糖馬公厝線」一路線を残すのみですが、かつては五分車による軽便鉄道網が網目状に張り巡らされていました。そんな五分車の運行拠点だった場所の一つが、現在の台南市北部にあ...
戸籍証明書の広域交付がスタートしてから、もうすぐ2か月がたちます。あれから時間があるたびに、市役所で除籍謄本を取得してきました。ほぼすべての系統で、高祖父母の生没年が分かる範囲にまで到達しています。ついに本家本丸!父方本家の戸籍を辿れるだけ遡ってみました。短命だと遡れる範囲は狭くなる(五世祖父・平三の場合)戸籍証明書から先祖を特定する場合、(災害等による戸籍滅失など)よほどのことがない限り、幕末生...
大型旅客牽引機として、戦後間もない時期の国鉄を支えたC59形蒸気機関車。トップナンバーが九州鉄道記念館に保存されているほか、各地に数量の保存機が存在します(改造機C60を含む)。今回はその中から、広島市こども文化科学館横に保存展示されている、C59-161号機をご紹介します。同機は製造後、広島地区(山陽本線・呉線)を中心に走ってきました。廃車後、ゆかりの地である広島に落ちつき、静かに余生を送っています。▲公式側...
鉄道旅行をするうえで、「ホテルの場所」は行程に大きくかかわってきます。観光よりも乗ることを重視する人は、きっと早朝から深夜まで列車に乗りっぱなしかもしれません。そういう人にとって、駅前のホテルはきっとありがたい存在でしょう。台湾東部の観光都市・花蓮には、シティホテルから格安宿まで、実に様々な宿泊施設があります。今回ご紹介する「洄瀾窩青年旅舎」は、花蓮でもっとも鉄道旅と相性のいい宿泊施設ではないでし...
戸籍証明書の広域交付がスタートして、もうすぐ2か月になります。あれから時間があるごとに、市役所で先祖の除籍謄本を取得してきました。母実家をのぞく母方の高祖父母を全員把握したところで、父方の調査にうつりました。今のところ、父方の高祖父母も全員把握済みです。1か月かけて、父方もある程度資料が溜まりました。いよいよ父方編スタートです!目次1 父方の全高祖父母が把握できる戸籍謄本をとる2 家制度を支えていた養...
福岡県大任町にある「巨大滑り台」はご存じですか?山の上から一気に下る、スケールの大きな滑り台です。いったいどこまで巨大なのか、この目で確かめてみました。いざ大任町へ!目次1 見出し12 見出し23 見出し34 見出し45 見出し56 見出し6建徳寺古墳公園の巨大滑り台巨大滑り台は町中心部に近い、建徳寺古墳公園の一角にあります。駐車場を出て公園内に目をやると、山肌に沿って伸びる滑り台が見えました。▲巨大滑り台た...
日本統治時代の木造建築が今も多く残る、台湾西部の木都・嘉義市。レトロ感あふれる街並みがのこる同市中心部に、今回ご紹介する文化路夜市はあります。台北の代表的な夜市に比べたら、いささか小規模かもしれません。それでもぶらり散策しながら、屋台見物する価値は十分にあります。▲人でにぎわう文化路夜市文化路夜市に漂うローカルな雰囲気は、まず台北じゃ味わえないでしょう。変に観光地化されていない分、現地の文化をより...
今回は福岡県中央部、嘉麻市にある下鴨生駅をめぐります。同駅にはJR後藤寺線内で唯一、交換設備があります。1986年まで国鉄漆生線が分岐しており、線内屈指の主要駅として機能していました。売店付きの立派な駅舎もありましたが、利用者が減ると無人化され、2000年代に取り壊されました。再建されないまま今日に至ります。晩年の駅舎は荒廃がひどく、全盛期の面影を感じるのも難しいほど、寂れ切っていました。▲駅全景実際に来て...
台湾総鎮守として日本統治時代の台北・剣潭山に鎮座した「台湾神社」。その最末期にあたる1944年(昭和19年)6月、神社名を台湾神宮に改め、新社地への遷座も予定されていました。ところが、軍用機が移転地に墜落・火災に至ったことで、新社殿は消失。ついに移転されることなく終戦を迎え、台湾は中華民国の占領下に入りました。戦後、台湾神宮境内は円山大飯店敷地に取り込まれ、焼失した新社地跡は会員制保養施設「円山聯誼会」...
台南の奥座敷として、日本統治時代から親しまれている関子嶺温泉。ここに途轍もなく険しい「好漢坡」という階段があります。好漢坡日本統治時代末期、負傷した日本軍のリハビリ訓練所として建造された坂道ランニングコースです。当初は階段の数が289段あり、300段に近かったことから、別名「三百桟」と呼ばれていました。後に市道175号線の建設により、心臓破りの階段は下段部が取り壊され、現在残っているのは243段だけです。傾斜...
2024年春のお花見シーズンが到来しました。週末を中心に、桜の名所は多くの人でにぎわっています。そんな中、宗像市近郊のお花見スポットを訪ねるポタリングに出かけました。目的地はとくに決まっていません。宗像と福津市の境目をまわりながら、手ごろなお花見スポットを探しました。▲東郷駅の桜並木まずは手始めに、東郷駅の桜並木を見にいきます。駅日の里口から線路沿いに進むと、満開のソメイヨシノが目に入りました。ちょう...
2024年のお花見シーズンは天候不良に泣かされました。雨や曇りが何日も続く中、せっかく満開を迎えたソメイヨシノは、そのまま散っていくと思われました。桜の花を侮るなかれ。ソメイヨシノは風雨を耐え抜き、花を散らさないまま4月最初の週末を迎えました。そんな中、お花見でにぎわう街中を抜け、宮地嶽神社のソメイヨシノを観察してみました。ここにある「民家村自然広苑」の桜が美しいのです。まだ散ってなければいいのですが....
天気が思わしくない中、ランチ休憩を終えた「追い出し猫」サクラ&タマが戻ってきました。これからグリーティング後半戦が始まります。まずは遠目に、2体が歩いてくる様子を撮ってみました。▲ランチ休憩から戻ってきた!お客さんが多いわけではないので、2体はゆっくり歩きながら、道行く人に挨拶して回ります。こういう地道なグリーティングの繰り返しで、一人づつファンが増えていくのでしょうね。▲タマちゃんの背伸びしてる感じ...
福岡県内に桜前線が到来したころ、宮若市のご当地キャラクター「追い出し猫」が突如、市内でお花見グリーティングを行うと発表しました。場所は脇田温泉にちかい西鞍の丘総合運動公園。今回登場するのは、サクラ&タマのおてんば姉妹です。タマは稼働率こそ低いものの、その可愛いフォルムからファンが多いと聞いています。目次1 少しはやめにグリーティング開始!2 いろんなポーズが見られる撮影会3 追い出し猫とマンバンと少...
新年度のスタートを祝うかのように、ソメイヨシノが満開を迎えています。開花時期はほぼ例年並みです。このまま週末にかけて、お花見できるコンディションが続くと思われましたが、悲しいことに雨が続く模様。場所によってはお花見できないまま、花散らしを迎えそうです。お花見できるチャンスは、あと1~2回しか残されていないかもしれません。もし晴れ間に出くわしたら、その時にしっかり満喫したいものですね。さて、今回は宗像...
新年度を迎えた今日、多くの人が新しいステージへの第一歩を踏み出します。そんな人の門出を祝うかのように、ソメイヨシノが花をつけだしました。福岡にも桜前線が到来しています。鮮やかなピンク色に染まった街を見て、ふと10年前の今日を思い出しました。3年半使ってきたアメブロに見切りをつけ、移転が容易という理由だけでFC2ブログに鞍替えしたのが、ちょうど10年前です。あれからひたすら、毎月10本以上の記事を世に送り出し...
戸籍謄本で遡れる代数は、世帯によってまちまちです。明治19年式戸籍の採用前に亡くなった人を探す場合、当該者の子供の戸籍欄から名前の特定は可能ですし、場合によっては家督相続の日付から、おおまかな没年を把握することもできます。ただし、それ以外の詳細を知ることはできないことが多いです。この明治19年式戸籍というのがクセ者でして、自治体によってはすでに廃棄処分されていることがあります。といっても、大方の自治体...
冬場の天気がいい日ってだいたい寒いですよね。そんな日の夕方、さつき松原に足を運びました。鐘崎漁港や地島がくっきりと見渡せるほど、空気が澄んでいます。寒いけどいい景色が見られて大満足です。きれいな景色を見るなら夏よりも冬がおすすめだよ!▲奥に見えるのは鐘ノ岬と地島そんな中、足元に気になるものを見つけました。砂浜の上に円形の線がいくつも刻まれているのです。人が付けたんじゃないかと思うぐらい、きれいに描...
嘉義市中心部でおいしい鶏肉飯に出会いました。文化路夜市を歩いているときのこと。赤い看板前にできた行列に目が行きました。看板には「火鶏肉飯」と書かれています。嘉義のご当地グルメ「鶏肉飯」をウリにしたごはん屋さんのようです。ちょうど夕食時ですし、行列ができる店にハズレはないと判断して、さっそく列の最後尾に並んでみました。▲店舗外観店舗配置は典型的な台湾の大衆食堂です。入口付近に厨房があって、一番奥が飲...
戸籍証明書の広域交付をきっかけに、オリジナル家系図の作成を始めました。まずは母方祖母の家系からさかのぼっていきます。前回は祖母実家(川田家)の除籍謄本を取得して、6世祖父を1人抽出できました。入手できたのが、壬申戸籍の次に作成された「明治19年式戸籍」だったことから、これ以上さかのぼれる可能性は少ないと判断し、これにて川田家の調査を終えました。今回は祖母の母・キヨ(曾祖母)の実家にあたる、金子家(現在...
「どんどんのたき」その名を聞いたとき、おもわず一般的な滝を連想しましたが、その場所はなんと岡垣町の海岸線でした。しかも山とは無縁の三里松原!驚いたのは言うまでもありません。しかし、どうして「滝」が付くのでしょうか。そんな不思議だらけの迷物件「頓々の滝」をもとめ、岡垣町三里松原を訪ねました。目次1 元松原集落から疫神社まで2 疫神社から頓々の滝まで3 「三里松原のオアシス」頓々の滝4 倒木放置で「ヘドロ...
長野県南部、飯田市内に保存されているSL「D51-402号機」の現在についてお届けします。同機は消防団第一分団前に保存されており、すぐ近くには飯田市立動物園があります。場所自体は飯田市の中心部といえ、一帯の人通り・交通量は多い方だと思いました。▲D51-402公式側雨ざらしになっているせいか、状態は良くありません。遠くから見ても、荒廃していることが分かる程です。すぐ横には説明板も置かれています。どうやら保存開始時...
長大ローカル線の代名詞、JR飯田線の路線名になっている飯田駅にやってきました。今回は運行上の拠点として位置づけられている、同駅の様子をめぐっていきます。駅舎の赤い屋根が目を引きますね。交通の要所ということで、駅舎内には窓口・待合室のほか、売店や観光案内所も併設されています。飯田線の中では、かなり大きな駅に分類できます。駅舎の窓には、飯田のご当地キャラ「ぽぉ」がペイントされていました。2011年には彦根に...
今回は広島県東広島市高屋町にある、白市駅をめぐっていきます。所属路線はJR山陽本線。駅周辺は山がちながら住宅地が散在しており、広島市のベッドタウンとして機能しています。多くの住民を広島に送り届けるため、同駅折り返しの列車がいくつも設定されています。▲白市駅舎駅舎は平屋建ての小さなものです。石州瓦がいかにも中国地方らしい。駅前は狭く、わずかなスペースに駅前通りと商店・住宅が密集しています。なお、駅名の...
2020年春をもって部分廃止されるJR札沼線。今回は廃止区間をめぐるべく、石狩当別から浦臼行きの列車に乗車します。以下、乗車記です。石狩当別駅のホームに降りると、すでに浦臼行きは待機していました。車両はキハ40-402の単行。ホームには人の気配がなく、ワンマン放送が構内に響き渡っています。思った通り、車内には乗客の姿なく、貸し切り状態になっていました。車内をのぞくと、運転士が出発を待っているだけです。車内でし...
かつては農村各地に点在していた神社ですが、明治から大正にかけて、全国的に大規模な合祀が行われました。その結果、小規模な神社の多くが消えて「ムラの鎮守」に吸収され、現在に至ります。神社跡の多くが年月とともに風化し、その面影を探すのも難しくなっていますが、今も遺構がそのまま残っている場所もあります。今回はその一つ、宗像市山田に鎮座していた「須賀神社」の跡地をたずねました。▲参道は削平され崖になっている▲...
札沼線末端区間の要所にやってきました。今回お届けする石狩月形駅は、北海道月形町にあります。所属路線は札沼線。同駅は非電化区間(北海道医療大学~新十津川)唯一の交換可能駅で、日に数回、列車交換が行われています。駅の規模も大きく、やはり非電化区間唯一の有人駅ですが、乗車券の販売は行われていません。鉄道のある道内の町はたいてい、駅や国道を中心に発展している傾向があります。ここ月形もその一つで、街のど真ん...
見た目・雰囲気ともに、「最果ての駅」らしい場所でした。今回お届けする新十津川駅は、滝川市に近い新十津川町にあります。通勤・通学路線として機能するJR札沼線の終点にあたり、札幌口は本数が多いものの、末端区間は一日一往復だけという状況です。あまりにも利用者が少ないため、非電化のまま残った北海道医療大学~新十津川間は2020年春に廃止されることが決定しています。一往復しか走らない「レア度の高さ」に加えて、廃止...
今回は北海道小樽市にある、JR小樽駅をめぐります。所属路線は函館本線、駅番号はS15。函館本線は同駅を境に、西は非電化区間の「山線」と呼ばれるローカル線に、東は新千歳空港への直通列車が走る札幌都市圏の通勤路線になっています。小樽駅といえばなんといっても、風格漂うレトロ駅舎でしょう。この駅舎は1934(昭和9)年に建てられたもので、3代目にあたります。似たようなデザインの駅舎は各地に建てられ、上野駅、真岡駅、...
1日に数本しか走らないという超閑散ぶりで知られ、2020年をもって一部廃止されるJR札沼線。そんな同線の最北部に位置するのが、今回お届けする浦臼町です。町の中心部は国道275号線を中心に広がり、その大きさは縦に500メートル、横に300メートルほどしかありません。この「コンパクトさ」は、道内の地方自治体によくみられるもので、30分もあれば満遍なく散策できます。今回はJR浦臼駅をスタートして、まずは国道に出てみます。道...
今回は北海道江別市にある、JR野幌駅をめぐります。駅番号はA07。今でこそ単なる中間駅にすぎませんが、かつては夕張鉄道の始発駅として、「夕張への玄関口」としての性格も有していました。そんな野幌駅は2011年に高架化され、夕張鉄道時代の面影を見出すことはもはやできません。見た目は今どきの高架駅で、基本的な造りは本州以南と同じです。ぱっと見だと、ここが北海道の駅とは思えない佇まいでした。ついでに駅周辺も散策し...
樺太から宗谷海峡を隔てて向かい合う北海道には、ロシア人によって樺太から追放された住民が多く移り住み、樺太ゆかりの石碑も多く残されています。今回はその一つ、「樺太庁豊原中学校記念碑」を見るため、札幌市中央区の旭山記念公園にやってきました。記念碑は公園の片隅、ちょうどJRバス界川2丁目停留所のすぐ横に鎮座しています。目立たない場所にあるため、見落としてしまわないようご注意ください。記念碑は「上田校長頌徳...
今回は福岡県北部、岡垣町に鎮座する熊野神社をめぐります。当神社がある吉木西は町中心部に近く、近隣には吉木小学校・岡垣サンリーアイがあります。かつては吉木地区の一部でしたが、宅地化の進行にともない、人口密集地に住居表示制度が実施された結果、ここ吉木西地区が成立しました。こうして大字吉木から分離した熊野神社も、元は吉木一帯の鎮守でした。広い境内や社殿建築に、かつての繁栄ぶりが残されています。▲参道全景...
秋も紅葉が深まってくると、いよいよ紅葉狩りの季節です。福岡県添田町にある英彦山は毎年、紅葉を楽しむため多くの登山客でにぎわいを見せています。とくに英彦山登山口や高住神社界隈の混雑ぶりときたら凄まじく、「酷道」500号線の1車線路にマイカーの渋滞が出来上がるほどです。しかし一方で、訪問者が少ない穴場も英彦山界隈には存在します。今回はそんな穴場の一つとして、ススキが見ごろを迎えている鷹巣原高原の様子をお届...
今回お届けする「高住神社」は福岡県南東部、添田町の山奥深くにあります。山伏修行の場として名高い英彦山の山腹にあり、大分県との県境がある野峠もすぐ近くにあります。JR彦山駅から国道500号線を登り、英彦山登山口を越えて狭隘路をさらに進み続けた場所にあるので、非常にアクセスは悪い方です。「秘境」とも言ってもいいような環境下にあるとはいえ、ちゃんと有人の社務所が置かれています。境内はどこも綺麗に掃除され、マ...
福岡県添田町にある英彦山神宮奉幣殿周辺の様子をお送りします。英彦山は福岡県東部を代表する山であり、古くから修験道のメッカとして栄えてきました。今でも当時の名残として、山伏がいた坊舎の跡を見ることが出来ます。▲沢水流れる涼しい参道に、艶やかなトカゲが張り付く以前、一度だけ山頂まで登ったことがありますが、今回は奉幣殿まで行って折り返します。▲秀学坊跡地奉幣殿に到着しました。地面の白石で写真下部が白飛びし...
福岡県南部、添田町にある道の駅「歓遊舎ひこさん」に足を運びました。ここは田川と彦山を結ぶメインルート沿いあるため、英彦山への道すがらに訪れることができるだけでなく、JR日田彦山線の駅が併設されていることもあり、列車を利用して立ち寄ることもできます。道の駅施設から駅までの動線上には上屋がかけられています。もし雨が降っていても、濡れずに移動することができますね。歓遊舎ひこさん駅は数年前に開業したばかりの...
今回は福岡県北部、岡垣町に鎮座する大原神社をめぐります。原地区は宗像市との境界に近い、響灘に面した地域で、集落は本村(原集落)一つのみ。地区内を県道300号線が通っています。道や集落がそれほど入り組んでいるわけではないですから、ここの地勢を把握するのは容易です。当神社は300号線沿いに鎮座しており、見つけるのは決して難しくありません。参道・社殿ともに整備されていますし、気軽に訪問できるありがたい鎮守です...
ついに一日一往復だけとなり、2020年春の廃止を待つばかりとなった、札沼線最末端区間(浦臼~新十津川)に乗車しました。恥ずかしながら、今回が初乗車です。たった一本だけの新十津川行き「5425D」は、朝の早い時間帯に運行されています。もし札幌方面から乗り継ぐ場合、5425Dは石狩当別を7時45分に出発するため、一番遅くても6時58分に札幌を出なくてはいけません。今回はあまりにも早すぎる起床を避けようと、石狩月形から乗車...
廃止を前にして、すでに鉄道が果たすべき使命を終えている駅とは、まさにここ浦臼のことだと思いました。今回は北海道浦臼町にある、浦臼駅をめぐっていきます。所属路線は札沼線。同駅は北海道医療大学~新十津川間の廃止に伴い、2020年春に廃止されることになっています。同駅を発着する列車は、新十津川に到達する一本を除くと、すべて同駅での折り返し列車です(2019年7月現在)。まず最初に、日没間近に訪れたため、大半の写...