『碧巌録』より 第二五則 蓮華庵主不住 / 蓮華峯拈拄杖(その3)

『碧巌録』より 第二五則 蓮華庵主不住 / 蓮華峯拈拄杖(その3)

二六時中、つまり今生きているこの1日のうちのすべての間、行住坐臥、つまり私たちの行ったり、来たり、立ったり、座ったり、掃除したり、ものを食べたりといったすべての行動が、打成一片、すなわち行動・行為・環境と自分の意識とが溶融して一つになるようにする、意識しないようになる、それが禅宗らしい修練の日日である。

2025/03/02 13:58