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2年以上続くガソリン補助金。対象に軽油や灯油、重油も含まれている(undefined undefined/gettyimages)政府は、ガソリンを含む燃料油に対して激変緩和措置として2022年1月から補助金の支出を続けている。ロシアが引き起こしたエネルギー価格上昇、インフレに対処するため、欧州主要国も2022年にガソリン、ディーゼル価格への補助を行ったが、短期間で終わった。なぜ日本だけが2年以上も補助金を続けているのか。結果を先に書くと「既得権益」である「ガソリン税(二重税含む)」を撤廃ないしは、本来の価格に下げると再度増税することが困難だから。政治家のつまらないプライドが原因である。現在の…
「国の税金1割」を"自動車ユーザー"が負担している日本
[拡大画像]自動車に関する税金が高い事は知っていたが、まさか自動車所有者が「国の税金1割」を負担しているほどの規模だったとは驚いた。そもそも自動車には現在では無意味となった税金も課せられている。自動車税やガソリンの2重課税(ガソリン税と消費税)なんかはその筆頭にあたる。自動車税は本来なら道路の整備に使われる予定だったが、他の用途に使えるようにと2009年に"一般財源化"されてしまった。そして国民の声が高くなると名前を変えて重税を自動車ユーザーに課せるのである。つまり自動車を所有していない方は、自動車所有者の税金に支えられていると言っても過言ではない。これでは全く公平性に欠けるし、車離れが叫ばれ…