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雌型を点検すると目的外使用の資材を使った下手くそな工作なのでアラが目立ちます。 エポキシ系でもゲルコートがあるのでそれを使うべきなのかもしれません。 https://www.directindustry.com/ja/prod/resoltech/product-552...
FRP製のエンジンカウルを作る⑨ 雌型作成、カウルでも悪戦苦闘
雄型の離型処理が終わったので雌型を作ります。 雄型は水性スプレーで表面処理したのですが、水性スプレーはアルコールに簡単に溶けるほど溶剤に弱い塗料です。ワックスやPVAを塗ったとしてもポリエステル樹脂に侵さされることは確実でしょう。しかも水性スプレーの下はエポキシ樹脂でコ...
最初にお断りです。 僕のブログを読んで「こんなやり方じゃだめだ」「オレならもっとうまくできる」と考える方が多いでしょう。僕は下手くそなのに応用的な工法でやってますからね。 このシリーズの最初の方でも述べましたが、アマチュアが手に入れやすい、代用品を含むショボい資材と低...
FRP工作などの大物の作業のかたわらに細かい工作もしています。 こてるNGHのタンク・点火ユニット室カバー 修理がほぼ終わったこてるNGHのチェックをしていたらタンク・点火ユニット室のカバーが見つかりません。掃除をしたときにゴミと一緒に捨ててしまった可能性が大です。 ...
FRP工作のような大掛かりなものが行えない状態が続くので小ネタです。 今回は組んでから3年くらいたったガソリンエンジンの配管がどうなっているかの紹介です。 クランクタンクの中のチューブ こてるNGHはタンクを組んでから3年くらいたっています。 クランクタンクの中のチ...
前回のブログで「諸般の事情でラジコンどころではなくなりました」と書きましたが「諸般の事情」が小康状態になったのでブログを再開することにします。 とはいってもラジコン以外が多忙なので小さなネタをしょぼしょぼと上げる程度です。 細かい部品(脚取付け部のカバー)を仕上げる ...
FRP製のエンジンカウルを作る⑦ 原型完成間近、雌型作成の準備
FRP製のカウルの工作です。 原型はホイールパンツの原型同様、水性スプレーを吹いて800番で研ぐ工程を繰り返して全体がほぼすりガラス状になるまで頑張ります。その後、仕上げの塗装をして1500番で磨きます。 特製?パテ 塗装の欠陥はサフェーサー代わりの塗料だけでは修正し...
水性塗料は匂いが少ない(とはいってもものによっては結構臭い)、乾燥が思いのほか早い(これもものによる)、乾燥後の肉ヤセが少ない(僕が使ったものに限っては)、という良さがあるので、溶剤(燃料を含む)に弱いとかの弱点があっても僕は愛用しているのですが気になることがあります。 ...
前の記事でポリエステル樹脂の缶の蓋が開かなくなったと書きました。「対策を考えなければなりません」と書いたので対策を講じます。 雌型の作成の悪戦苦闘の始まりです。 缶に穴を開ける 最初は蓋を壊して蓋だけ交換しようと考えましたが蓋と口金が一体化しているので蓋の前に口金の方...
缶スプレーの塗料をビンなどに回収してエアブラシ用や筆塗り用の塗料にするということはプラモデルファンの間では周知のテクニックのようです。 が、ラジコンファンはこうした情報に触れる機会がないかもしれません。 僕の場合、キャノピーのフレームを塗装するとき缶スプレーでは塗料が...
エンジンカウルの記事です。 飛行場で原型(母型?、雄型?)に水性スプレーの白を吹きました。 実はホイールパンツの雌型を作るためにFRPの道具も持って行ったのですがポリエステル樹脂の缶の蓋が開かないという事態になったので塗装だけをしてきました。 アトムの水性スプレーは優...
FRP製のエンジンカウルの記事の次はホイールパンツの記事です。そんなに多くはいないと思われますが、読者のことを考えない適当なアップの仕方です。 しかも、カウルの記事もホイールパンツの記事も「こうしたらうまくいきました」という成功例を紹介する記事ではなく、成功するかどう...
FRP製のエンジンカウルの工作は原型の表面処理が続きます。 同じ日にホイールパンツの作業とカウルの作業をしているのでアップする記事が交代交代になります。 表面処理というか整形作業の続き 今回は2回目の研磨からです。 削っている最中の写真です。120番のサンディングブ...
ホイールパンツの新規作成⑪ PVA塗布、FRP雌型の作成開始
前回に続きホイールパンツの記事です。 雄型に離型ワックスのボンリースを塗り終わったのでPVAを塗ります。 ワックスに油気(石油系溶剤)が残っていると水性のPVAが乗らないのではないかと思ったので一晩明けてからPVAの作業を始めました。 PVAの塗布 PVAはスポンジ...
スタイロフォームはヤワな資材ですから丈夫にしなければなりません。 1回目のエポキシ処理はスタイロフォームの目(気泡)にレジンを浸み込ませて表面を固くすることが目的ですからこの段階でのペーパー掛けはスタイロフォームのケバ?を取り去る程度にします。 面倒くさいのですが削る...
FRP製カウルの記事が続いていますがそれと並行してホイールパンツの工作もやっています。 ホイールパンツの雄型(原型?母型?)の表面にダメージを受けたのですがどうにかなりました。 原型(母型)の仕上げ 原型(母型)の塗料が固まって表面をならしました。320番でデコボコが...
FRP製のエンジンカウルを作る③ 原型の作り直し、スタイロフォームは楽だ!
今回は雄型というか原型の作り直しです。 その前におことわりです。 もしもFRP工作のノウハウを知ろうとしてこのブログを読もうと思っている方がいたら大きな間違いです。 あくまでも「ショボい道具と資材、低い技術レベルではこういう作業をしています」という情報の発信であるこ...
最初にお断りです。 今回の記事は最初の方はまともなことを書いていますが後半部分は失敗の記録です。こういう失敗をしないようにしようという教訓を得たい方がご覧ください。 硬質発泡レタンを使ったときの失敗例なのですが、硬質発泡ウレタンは使い方を間違えなければ優秀な素材である...
ホイールパンツの新規作成⑨ ピアノ線脚用の雄型-7 雄型は妥協の末に完成へ
ホイールパンツの母型(原型?)の3回目の塗装の塗面を修正しました。 泡ができたところを削るとこんな感じになりました。フラッシュを焚いたので穴になったところが白く光って見えます。「このくらいの穴ならワックスをすり込めば埋まるんじゃないかな」とも思いますがもう一回塗装するこ...
ホイールパンツの新規作成⑧ ピアノ線脚用の雄型-6 雄型はまだ未完成
母型の仕上がりが近づいてきました。2回目の色塗装の結果を調べました。 表面が白くテカテカになるとピンホールやへこんでいるところが見えてきます。 パテ盛り、水研ぎ これらをラッカーパテで埋めます。 ラッカーパテはそれほど使わずに済みました。言っときますが中央二つの型に...
ホイールパンツの母型の塗装は水性塗料と言えども匂いがきついしミストも飛ぶので飛行場でやりました。 塗装のためだけに往復1時間かけて飛行場に行くはももったいないので飛行機も持って行きました。 太らせたカンザシは大丈夫 飛ばしたのは久しぶりのこてるRCGFで、リニューアル...
ホイールパンツの新規作成⑦ ピアノ線脚用の雄型-5 塗装のやり直し
ホイールパンツの母型の塗装を始めましたが最初から失敗したのにはがっかりです。 が、塗りなおせばよいので作業意欲は衰えません。 塗装に失敗した母型の状態はこんな状態です。 全く無事なブロックもありますが、火ぶくれになったようなところがあるブロックもあります。火ぶくれ状...
ホイールパンツの新規作成⑥ ピアノ線脚用の雄型-4 塗装開始
母型に塗ったセメダイン1500は一晩明けてもまだ柔らかい状態です。ペーパー掛けができる状態ではないので硬化促進加熱箱に1時間強入れておきました。 加熱箱から取り出すと結構硬化が進みましたが積層用のエポキシ樹脂のようにカリカリという感じではなく弾力が残っています。積層用樹...
ホイールパンツの原型(母型)の整形が終われば、原型に表面処理(塗装を含む)をした後、耳を付けて雄型にします。が、天気が良いと飛行場に行かなければならないのでなかなか作業が進みません。 母型用ブロックを分割 切り出し小刀で削った後、120番のペーパーを掛けて仕上げます。ペ...
ほぼ直方体断面の物体が2個できました。これをホイールパンツの形になるように整形します。 斜め正面から見た写真です。取付けブラケットを内蔵して太い(厚い)ホイールを仕込めるようにしたためですが「ずいぶん厚いな」と感じます。 でもまあ、実機のホイールパンツもほぼまん丸の断...
11月19日の日曜日は天気が良いので飛行場に出かけました。 暖かくて微風、飛行場に向かう途中で富士山も見えました。 こてる32はエンジン換装後の試験飛行が終わったのでパイロットの「こてる」さんに乗ってもらいました。 そこでENYAのニードルバルブの漏れ止めの効果を確...
ホイールパンツの雌型はすでにあるのですが、以前の記事に書いたようにピアノ線の脚に付けるには幅が狭すぎます(薄すぎます)。 ということでピアノ線脚用に幅が広い(厚い)新たな型を起こすことにします。 雄型の作成 現在の石膏の雌型を作ったときの原型の雄型はスタイロフォーム製...
ピアノ線脚用のホイールパンツを作るにあたっては、取付け用のブラケットやホイールの寸法に合わせてホイールパンツの幅(厚さ)を決めるという順序にします。 構成部品を並べて寸法を見積もってもいいのですが、実際に作って見るとたいていは見積りどおりに行きません。そこでブラケットを...
1年前のブログを見返すと、持っている機体のすべてにホイールパンツを付けたと書いてありました。しかし、その後に作ったこてる32とEPピコの2機にはまだホイールパンツが付いていません。 こてる32とEPピコは実機っぽいスタイルをしていて(自己評価)パイロットまで乗っているの...
こてる32 新仕様での飛行、差し込み式ピアノ線後傾脚の具合は?
こてる32ですが、カウルにはENYA SS35用であることが分かるようにENYAのステッカーを貼りました。カウルの左側はあまりツヤが出ていなかったのでボロ隠しの意味もあります。 11月14日、Yahooの天気予報で風速2mだったので出かけたのですが飛行場に着いたら木の枝...
こてる32は、胴体裏側の補修、ENYA SS35への換装、新たな仕様の「ピアノ線差し込み式後傾脚」の取付けが終わり、カウルも完成したので新仕様の実用性を実地に試す段階になりました。 が、土日は所要があって日曜日の午後に時間が空いたのですが飛ばすには時間が足りません。飛行...
オラライトは軽いのは良いのですが軽いだけに強度はそれなりで簡単に破れます。 こてる32の右側面のフィルムが補修のために機体を振り回しているうちに何かにぶつかって破けました。 この部分にテープでも貼れば新仕様での飛行試験ができるのですが、雨が降ったり家の仕事が入ったりし...
こてる32、ENYA SS35用カウルの仕上げへ、代替ドープの実験も
前の記事でこてる32のENYA SS35用カウルの塗装について「僕にしては珍しくきれいに塗れました。おおむね一様にツヤが出ています」と書きました。 これで完成にしようかと思いましたが帰宅して細かい所をチェックすると気になる所が出てきました。 カウルはもう一行程やろう ...
快晴微風、湿度も低いという好条件なので塗装しました。こてる32のSS35用カウルとこてるNGHの補修部分のウレタンクリヤ塗装、EPピコのドープの吹き付け塗装もやってみました。 こてるNGHの補修部の塗装 胴体側板の穴をふさいだところはマイクログラスを貼りました。樹脂が固...
ここ数か月で壊したエンジン機2機の修理が終わりに近づきました。 こてる32は主脚の仕様を変えたほか、エンジンをOS32SXからENYA SS35に換装しました。 こてる32のエンジン換装 僕のOS 32SXは水平状態で吹き上がりが良く、アイドリングが安定するように調整...
最近、家の事情でラジコンどころではなくなっていたので更新が滞っていました。 家の仕事の合間に複数のラジコン関係の作業を並行的に進めています。ある時はバルサ細工、ある時はFRP工作、またある時はアルミのロウ付け作業という感じです。 今回はこてるNGHの補修作業です。 胴...
こてるNGHは砂地に不時着させてダメージを受けました。不時着させたのは春でしたが暑い時期は作業せずに放っておきました。涼しくなったので補修作業開始です。 胴体の破損状況 不時着でマフラーが壊れ、脚が取れたことで胴体にダメージを受けました。 壊れたマフラーが当たったのか...
土日は天気が良かったので早くから飛行場に出かけました。 飛行場はクラブ員がいる時間よりもクラブ員がいない時間の方が長いのでいろんな人が出入りします。 クラブ員が飛行機の道具を広げるまで犬の散歩をさせる人がいたりします。 人懐っこい可愛いワンちゃんでした。飼い主の人は...
上手な人は別ですが、飛行機は飛ばせば壊れるものです。ブログには書きませんがここ数か月であちこち壊しました。 クリヤ仕上げバルサの部分の補修は妥協する 機体の修理の跡は、きれいに再塗装すれば新品同様にすることができます。が、僕の場合は「飛ばすのに支障がなければいいや」とい...
代替ドープについて書いた以前の記事で、僕が酢酸セルロースペレットを買った業者のサイトの記述が変わっていることを紹介しました。 その記事で「サイトの管理者が僕のブログを読んだのかもしれません(まさかね)」と書きましたが、この業者のサイト管理者が僕のブログを読んでいることが...
僕の最近作のこてる32はバルサ製のカウルです。一品物を作るのに適した工法でそれほど重くもなりません。 バルサ製カウルの問題点 とはいってもグローエンジン機で運用するとバルサ製のカウルでは問題が起きます。 このカウルと脚取付け部カバーはこてる32のもので、すでに数十回飛...
動力用電源に充電しようとしたら「接続ができていない」というようなメッセージが出ました。「OPEN BATTERY」ではないので端子や導線関係の故障でしょう。 充電器から電池へつなぐコネクター付きの線を調べると収縮チューブの中で線が切れていました。はんだが回っている所と銅...
今回は市販のチタニウム白(酸化チタンの粉末)と樹脂(酢酸セルロース)を重量比で1:2で混合して自作の白ドープを作りました。 自作の色ドープ(白)は使えるけどツヤがね・・・ 結論から言えば塗料として機能します。 顔料(酸化チタン)という余計なものが混じっているのでクリヤ...
代替ドープを試す 色ドープ 本番②主翼の稲妻、ラッカーうすめ液はだめだった
水平尾翼の稲妻の様子を見てみます。シンナー(アセトンとドープサイザー)が抜けたらどうなっているのでしょうか。 前のブログの写真と同じじゃねえかと思われるかもしれませんが丸二日立った後の写真です。なんどもいいますがツヤは出ていません。塗りたてなのに何年かたったような風合い...
EPピコの水上機仕様を何回か運用したのですが、色絹ドープ仕上げ(本物のドープじゃないんですけど)の機体を水上機として運用する時の注意点を書きます。 以下の現象は、東邦化研の本物のドープでも起きる現象です。 色絹ドープ仕上げの問題点、裏側のかぶり? 水上機として何回か運...
水上機をきれいに降ろすにはどうすりゃいいんでしょうか。 毎年、夏近くになるとラジコン技術に水上機の記事が掲載されます。 今年の8月号にはこんな記事が載っていました。 離陸滑走のときも着水のときも機首を上げてフロートの先端を突っ込まないようにしなきゃダメですよね。ため...
EPピコでは主翼と水平尾翼の表側に白の稲妻を入れることにしました。 型紙を切って主翼にのせた様子です。まあいいんじゃないでしょうか。 主翼から始めると失敗したときのショックが大きいので水平尾翼から始めることにします。型紙にならってマスキングテープを貼ります。製品の上で...
最初に酢酸セルロースペレットについて少々。 僕が買った酢酸セルロースペレットの販売元のサイトの記述が変わっていました。 酢酸セルロース樹脂 (500g) Nature3D 今年(令和5年)の3月に僕が注文したときには「生分解性塗料を作ることができます」とだけ書いて...
押さえ型に製品がこびりつくとまずいので押さえ型の凸凹をならして使い古しの800番の耐水ペーパーで全体を滑らかにします。経験上、ピカピカにする必要はありません。曇りガラスレベルの仕上がりの方がPVAの食いつきが良くて都合が良いような気がします。 PVAを塗ります。型同士を...
エルロンロッドカバーは先端が2次曲面ですし本体と縁がつながる所のRもあります。 雌型を作るのにも苦労しましたが、こういう雌型で製品を作るとき、クロスが型から浮き上がらないようにすることはほぼ不可能でしょう。 ということで製品用のクロスを雌型に密着させるための「押さえ型...