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絹の目止めは時間と手間がかかる工程です。フィルム張りはもちろん、マイクログラスのエポキシ張りとウレタン仕上げに比べて手軽ではありますが工数は膨大です。 セルロースセメント500mlを使い切った 胴体とハッチ、方向舵はセルロースセメント仕上げですが500mlを使い切りまし...
絹張りは終わったのでドープ作業を進めて塗膜を作ります。僕は完全に絹目が見えなくなるまでドープを塗ることはせず一様にぎらつく状態になったら終わりにしています。でも、そこまで仕上げるにもかなり塗らなければなりません。 代替ドープの第2ロットが品切れ 飛行場で代替ドープを塗り...
代替ドープ仕上げの電動機 代替ドープにマスキングテープは使えるか?
マスキングテープは塗料の溶剤で糊が溶けては困るので普通の塗料では溶けないような仕様にしているのではないでしょうか。塗料の方でもマスキングテープが使えなければ困ります。 これは普通の塗料とマスキングテープの話ですが代替ドープではどうでしょう。 アセトンを溶剤にした自作の...
代替ドープ仕上げの電動機 ドープ作業で出る白いカス、コクピット
天気が悪くて屋外での塗装ができません。 日曜日の未明の作業に続き、月曜日の未明(2時から4時まで)に台所の換気扇の下で塗装作業をしました。今回は主翼の窓の部分の絹の目をふさぐまで頑張りました。 アセトンでかなり薄めた塗料を使うので最初のうちは激しくかぶります。翼端の区...
下にバルサがない絹だけの部分を僕らは「窓」と呼んでいますが(正式名称はあるんでしょうか)、その窓の部分の絹に考えなしにドープ(代替品ですけど)を塗ると絹の裏側に塗料が流れて仕上がりが汚くなります。 絹の目をふさぐ こういうことにならないようにするには、薄めの塗料を少なめ...
絹を貼り付けましたが絹の目を埋める工程があります。広い面積を代替ドープで処理したらどうなるかの実験をするわけですが強風で屋外で作業ができません。 というわけで細かい作業をします。 細かいドープ作業 主翼の根元ですが、こういうところを絹を巻き込んで処理するのは難しいし別...
いよいよ絹張りを開始します。胴体を黄色、翼を赤、昔のENYAの箱のような色合いにしようかとも思いましたが黄色と赤では色合い的にどうかなと思ったので胴体も赤にすることにしました。 主翼は酢酸セルロースペレットをアセトンで溶かした代替ドープ、胴体とハッチはセルロースセメント...
さて、いよいよ絹を張るのかといえばそういうことはなく、水性のバルサパテで表面の欠陥を修正します。 パテ盛り なぜ塗装してからパテを盛るかと言えば、バルサ生地にパテを盛るとパテの溶剤でバルサが硬くなって削りたくないバルサだけが削れるからです。 水性パテの問題点については...
胴体と主翼を整形し、表面を平滑にして塗装の準備をします。その前に回り道をします。 ハッチも作る 所用で2、3日塗装ができない(外出できない)のでハッチにも手を出しました。 梯子状の土台を作って6枚枠を入れます。枠はちょっと変わった材料で作っています。 1mmバルサの...
胴体主要部の最後の工作です。 細かい作業 水上機としても運用するので後部のフロート支柱を取り付ける台を付けています。 陸上機として運用するときは取付け台の切り欠きはふさいでおいた方がカッコよくなります。 ふさぐ部材がただの板だと代替ドープを塗ったあとでそっくり返る恐...
連休中はどこも混むので家と飛行場を往復することにします。孫対応の行事は連休の前に済ませました。 都内暮らしで車はおろか免許すら持っていない長男夫婦は行楽の際は僕の車が頼りです。長男の家族のお蔭で長距離ドライブができるのですが3世代が全滅しないように運転には気を使います。...
代替ドープ仕上げの電動機 胴体も形になった、代替ドープの性能(中間報告その2)
最近、公私ともに多忙だったのでブログの更新が滞っていました。 ブログは更新せずとも代替ドープ仕上げの電動機の工作は進んでいます。 主翼はほぼ完成だけど 主翼関係はほぼ完成です。 エルロンサーボベッドはこんな感じの翼型になじんでいない状態から・・・ 翼型になじむよう...
本日は、終日荒天模様ということで釣りにもラジコンフライトにも行けず、趣味部屋で機体整備をすることに。この予報では外遊びは諦めるしかないです😅趣味部屋に入り先…
代替ドープ仕上げの電動機 主翼の工作-4、代替ドープの性能(中間報告)
主翼の工作を続けます。 上側のプランクをする前にやっておかなければならないことをやります。 まず主翼の抜け止め。 硬めの1.5mmのスクラップバルサを切り出して抜け止めのフックがはまるソケットを作ります。 こういう細かいものの細工をするときは接着剤を何かに出して竹...
代替ドープ仕上げの電動機 主翼の工作-3、カンザシ受け、サーボベッド
主翼の製作記事は僕のブログで何度も書いています。同じことを何度も書くのはいかがなものかと思いますから今回はあまり書いていなかったかな、ということを書きます。 ドープの実験はまだ先です。 カンザシ受けパイプの細工 カンザシパイプを受けるパイプは仮止め状態でしたからエポキ...
機体をとっとと完成させて代替ドープの実験をしなければなりません。主翼の工作を進めます。 カンザシ受けのパイプを仕込みました。今回は工法を変えてドーナツ状の合板で荷重を主桁に伝える構造です。 翼端材も作りました。1.5mmバルサの細板による組み立て式にしているのは大きな...
代替ドープの実験用の主翼の製作を続けます。いろいろ用事があるのですが小さい機体ですから作業は結構早く進みます。 治具に部材をセットしてどんどん組み立てます。 自設計の機体だとどの部品をどこに付けるかはわかっていますから、部品を切り出してしまえばキットより早く作業が進み...
主翼の構造は僕のいつもの工法です。 過去の機体製作記事と変わることはありませんが書いていなかったことを書きます。 リブの作成、バカ穴は効果が薄い 在庫のバルサの中から一番良い品質のものをプランク材に回すのでリブには残念な品質のバルサを使います。丈夫で扱いやすのですが重...
絹張り代替ドープ仕上げの電動機は尾翼だけができました。実際に機体を作って大丈夫だということを検証しなければなりません。 モーターを決める 電動機のノウハウは皆無なのでどういうモーターを乗せればよいのか見当がつきません。寸法(直径と長さ)、消費電流、KV値が分かればモータ...
昇降舵と水平安定板の絹張りを自作塗料で、方向舵をセルロースセメントでしましたが、前のブログからさらに2回塗って表面がテラテラ光ってきたので絹の上に塗膜ができたと判断しました。美麗さを追求すればさらに2,3回塗り重ねた方が良いでしょう。 ヒンジは付くか 生地完成状態でヒン...
絹の目が潰れたので濃い目の塗料で塗膜を作っていきます。 エンジン機の場合は2,3回塗っては軽くペーパーをかけてまた塗るという作業を繰り返して合計10回以上塗るのですが、電動機でもあるしドープの実験ですから簡単にします。 ペーパーがけ 色絹を使うとペーパーが絹の層まで届...
絹張り下地は結局代替塗料を3回塗って水が浸み込まない程度の塗膜が形成されたので終わりにします。出っ張ったところとハケから抜けた毛を取り除く程度にペーパーをかけました。 一晩経つとセルロースセメントも自作塗料も弾力が残っているが粘り付く感じではありません。東邦化研のドープ...
アセトンやシンナーは妻のマニキュア除光液と似たような匂いなのですが、妻の価値観では自分が使うのは良くても旦那がしょうもないことに使うのは我慢できないようです。 塗り心地 ということで飛行場で下地塗装をします。 アセトンは乾燥が早いので塗っているうちにどんどん塗料の粘度...
やっと代替ドープの実験が始まります。と言いたいところですがすぐには始まりません。 生地完成へ 家がバルサの粉だらけになるので整形は飛行場でします。 飛行場ならバルサの粉をまき散らしても草の肥料になるからいいんじゃないのと思います。 飛行場の端っこは菜の花畑状態になっ...
代替ドープの実験をする、とブログに書いてから結構時間がたっています。もう実験が終わって結果について報告するかと言えばそんなことはありません。 家の用事がいろいろありましたし、ドープ仕上げをする電動機の設計に時間がかかっています。 主翼と尾翼を作ってどんどん実験すれば良...
ドープの代替塗料をテストするのですが、テストピースを作って試すのは手間と材料の無駄なので新しい機体をバルサで作って代替ドープで仕上げることにしました。 代替塗料 代替ドープはルアー用のセルロースセメント(ルアー塗料)と酢酸セルロースペレットをアセトンで溶かしたもの(ペレ...
僕は東邦化研のドープが入手出来ていた間はエンジン機は全て塗装仕上げにしていました。絹張りドープ仕上げにはいろいろ利点があるので東邦化研のドープ(酢酸セルロース、アセチルセルロース、セルロースアセテート)の代替品を試すことにしました。 絹張りドープ仕上げへの意見 一番最初...
金曜日、土曜日と天気が悪いので新主翼での初飛行は日曜日になりました。 足場は悪いのですがほこりが立ちません。 見た感じはどうでしょうか。 テーパー翼になるとアクロ機っぽい感じになりました(というような気がします)。 人形の下半身は付けないかと言われましたがこの機体...
僕が持っている飛行機は1.6㎏から2.5㎏の間に納まっています。ということで主翼のカンザシを使いまわせるように同じ太さでそろえています。 以前のブログで書いたように太さをそろえたはずですが実際には19mmと3/4インチ(19.05mm)の2種類があって19mmではユルユ...
こてる32が離陸滑走中につんのめって砂だらけになりました。 キャブレターにはエアフィルターを付けているのでエンジンの中に砂は入りませんからカウルの外側の砂とほこりをはらってその日は飛ばしました。 帰宅後にカウルを外して掃除しました。 キャブからの吹き返しに由来するオ...
エルロンのリンケージにぴったりな両ねじのリンケージロッドを手に入れたので主翼を完成させます。 すっきりした仕上がりになりました。 翼端のおもりはあらかじめ入れておくことにします。矩形翼と同じ翼幅なので矩形翼と同じく左翼に3.4gくらいにしました。 左翼の翼端材基部の...
今日は電動グライダーを積んでフライトエリアへ向かった。 朝の雪が硬いうちに電動バギーを走らせる。 暖かい日が続いているので 積雪は先週から50cm位減っていた。
エルロンサーボのハッチ兼サーボベッドの塗装をします。 いきなり赤を塗っても色が付かないでしょうからまず白を吹きました。 赤を吹いてこんな具合です。グラスの目は消えていませんが気にしません。 サーボを付けて主翼に取り付けます。塗装の部分の色はフィルムの色と同じではあり...
主翼はほぼ完成状態です。エルロンサーボハッチはエポキシ処理をしただけで色は付いていませんがエルロンにコントロールホーンを取り付けてエルロンを主翼に取り付ければ飛ばせるようになります。 エルロンサーボハッチとホーンのエポキシ処理、続き サーボハッチとコントロールホーンのエ...
細かい細工をして主翼は完成です。が、確定申告書を作らなければならないしWBCも観なければならないので作業が進みません。 金曜日の試合で韓国に3点先制されたときはギクッとしましたが最後は韓国がかわいそうになりました。 確定申告は無人航空機登録のためにマイナンバーカードを...
こてる32用の新主翼、製作編-14 エルロンのフィルム張り等
翼端の塗装 前のブログの写真ですが翼端には色が付いていなくてクリヤ塗装の状態です。ここを白くします。 こういう小さなものをスプレーで塗装すると塗料が無駄になるので筆塗りにしました。 ガラスの小瓶の中に水性スプレーを吹いて筆塗り用の塗料を作りました。 筆塗り一回では色...
翼端材の整形が終わり、水性ウレタンでの下塗りを始めます。フィルム張りはほかの人とはちょっと違うやり方をするので詳しく書いてみます。 水性ウレタン 削った直後はスエード調なのですが2回塗ってペーパーをかけるとケバが目立たなくなります。 強度を上げて仕上げをきれいにするな...
翼端材の工作の続きです。 取付け部 翼端材基部も平面を出して取付け面を強化するためにエポキシ接着剤を塗って平らな面に乗せておきます。離型剤はクリヤファイルです。 クリヤファイルからペリペリときれいに離型できました。縁の部分のすべてに樹脂が回っているので成功です。 ネ...
主翼の工作は整形とフィルム張りくらいになりました。翼端材はフィルム張りが終わってもできるように手順を考えておきます。 エルロンの整形 エルロンは非常におおざっぱに切り出していますから削りがいがあります。 主翼の後縁とエルロンの前縁の高さをそろえるように切り出しでおおざ...
こてる32用の新主翼、製作編-10 ヒンジ溝の加工、翼端材の細工
主翼の製作も終盤に差し掛かってきました。 ヒンジ溝 ヒンジ溝を切ります。ヒンジは愛用のアイエムのPPヒンジです。 カッターで切り込みを入れ・・・ 爪とぎで溝を広げ・・・ PPヒンジは厚みがありますからこういうものでヒンジの溝を1mm弱まで広げます。商品名は何という...
主翼の中央部の上面プランクが終わりました。残ったのはエルロンと翼端材です。 エルロン エルロンは矩形ですから工作は簡単です。 何が簡単かと言えばリブの切り出し非常に楽です。 切り出したリブです。 こんな感じで前後の端に角度を付けます。単純作業ですがこれは時間が...
こてる32用の新主翼、製作編-8 エルロンと翼端以外ほぼ生地完成
主翼の工作は段々最終段階になってきました。 アラインメントピンまわりや固定用ラッチの主翼を胴体に固定する仕掛けの工作にかかります。 主翼国定機構 主翼を固定するラッチの仕掛けやアラインメントピンは矩形翼と同じです。 同じネタで複数の記事を書くのはモラル的に問題がある...
エルロンサーボまわりの作業を進めます。 サーボハッチの工作 サーボ取付け用のネジの位置をマークするのにこういうテンプレートを使っています。ピンで印をつけてピンバイスで1.5mmの下穴を開けます。 サーボハッチの四隅に2.6mmのビスを通す穴を開けて、その穴を案内に主翼...
こてる32用の新主翼、製作編-6 前後縁、エルロンサーボベッド
主翼はDチューブ構造ができたので雑に扱っても安心になりました。 後縁の工作 後縁材は2mmバルサです。こういう後縁材にはヒンジを取り付けることはできませんからヒンジを取り付ける台を作ります。 10mmのバルサの角材を切って主翼側のヒンジ台を作ります。 後縁材、後縁プ...
前縁プランクの前に前縁材を削ります。 前縁材を切り出すとき余裕を持たせ過ぎたのでサンドペーパーで削るには厳しくなりました。まずカッターで少しそいでからペーパーでならしました。 こんな感じから・・・ こんな感じにします。 ここでねじれが出たら悲惨ですから治具に主翼を...
こてる32用の新主翼、製作編-4 カンザシ受けパイプのエポキシ処理
僕の機体のカンザシを見た人はカンザシが短いと指摘します。 短くしているのは既製品のカンザシ用のアルミパイプ1本から2本取りたいというみみっちい理由からです。 大抵の左右分割式の主翼ではかんざしを受ける部分が合板になっていて上下の主桁にくっついているだけです。長いカンザ...
こてる32用の新主翼、製作編-3 カンザシ受けパイプの取付けけ
カンザシ受けパイプ、続き 話は前後しますがカンザシ受けパイプはこんな具合に切ります。ヘナヘナですからカンザシをガイドにしないとパイプが潰れます。クラフト紙を固めただけですからカンザシの外の方の切り口はガタガタになります。 できあがったカンザシ受けパイプです。まだ蓋は付い...
ヘナヘナな骨組をしっかりさせないとカンザシ受け回りの工作ができません。 前縁材、プランク材、リブを固定 前縁プランク材とリブを瞬間接着材で接着します。リブが主桁の部分だけで点付けで固定された状態からかなりしっかりします。 1.5mmのバルサですからリブの曲がりになじみ...