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お立寄り有難うございます。お気楽ハピエンBL小説です ほんの少し届かない5 BL小説 もともと今良太が使っているこの部屋は、平造に使わせようと工藤は思っていたらしく、隣りの工藤の部屋と行き来できるようにドアでつながっていたらしい。 今はドアをつぶして壁にしてしまい、二つの部屋に分かれている。 タイル張り
お立寄り有難うございます。お気楽ハピエンBL小説です ほんの少し届かない4 BL小説 やることはいろいろあるのだが、まだまだ工藤の片腕というには程遠い。 それが良太には歯がゆいばかりだ。 工藤のために何でもやりたいという、ただそれだけのことなのだが。 工藤と自分との関係をどう説明していいかわからないが
お立寄り有難うございます。お気楽ハピエンBL小説です Summer Break23 BL小説 今日はたまに晴れ間があるが曇り空なので、平造も一日畑にいるつもりらしい。 確かに良太や工藤、それに猫も一式外に出ている今が、リノベするいい機会なのだろう。 「う、でも、あれ、多佳子さんに預かったシロモノ、大丈夫かな
お立寄り有難うございます。お気楽ハピエンBL小説です ほんの少し届かない3 BL小説 「はいー、わかりました。怖くて電話なんか滅相もないってやつだな、尾崎さん」 「何だと?」 返事をしてゴニョゴニョ呟いた良太に、工藤が振り返った。 「いえいえ、別に~」 慌てて良太はごまかす。 結構低気圧だからここは触ら
お立寄り有難うございます。お気楽ハピエンBL小説です Summer Break22 BL小説 なるほどという千雪の説明を聞いてもまだ良太はうんとは言えない。 「千雪さんはどうするんです?」 「俺も入る。名探偵やとまたメンドイから、素で芸能人みたいな顔してな。京助は会場内におって、何かあったら外に行ってもらうし
お立寄り有難うございます。お気楽ハピエンBL小説です ほんの少し届かない2 BL小説 「くだらないものがわんさかね」 アスカはムッとした顔のまま藤堂に答えた。 「いや、おかげさまで骨太のものもいくつかありますよ、中には」 アスカの答えをフォローするように言うと、秋山はまだ機嫌のおさまらないアスカをせかして
お立寄り有難うございます。お気楽ハピエンBL小説です ほんの少し届かない1 BL小説 夏も終わりの残暑の厳しいある日の午後、青山プロダクションに広告代理店『プラグイン』の藤堂がやってきて、プロダクション所属の看板俳優中川アスカを起用する化粧品のCMの打ち合わせをしていたときのことだ。 良太がぽろっと口にし
お立寄り有難うございます。お気楽ハピエンBL小説です ほんの少し届かない(工藤×良太23) BL小説 昭和なオヤジ工藤と、部下で秘書兼プロデューサー元野球少年で直球な良太のすったもんだラブ。 夏も終わりの残暑の厳しいある日の午後、青山プロダクションに広告代理店『プラグイン』の藤堂がやってきて、プロダクション所
月夜の猫-BL小説です 2024Automne BL小説 2024Summer■ぶなの森(工藤×良太22)boys love novel夏にちなんだエピソードを順次アップしています 以前のエピソードに少し手を加えたり、新しいエピソードもアップする予定です。
お立寄り有難うございます。お気楽ハピエンBL小説です Summer Break(工藤×良太)21まで更新しました BL小説 Summer Break(工藤×良太)21まで更新しました
お立寄り有難うございます。お気楽ハピエンBL小説です Summer Break21 BL小説 「はあ? それって千雪さんの小説のネタかなんかと違うんですか?」 できればそうであってほしい希望を込めて良太は言った。 「残念ながら、事実は小説より、言うやろ?」 「言うやろじゃないですよ。渋谷さんには伝えたんでし
お立寄り有難うございます。お気楽ハピエンBL小説です Summer Break20 BL小説 スパゲティのミートソースも市販のものではなく、平造の手作りで、それがまた美味かった。 そのあたりのことは、しっかり工藤の記憶にある。 良太が聞いたら、絶対面白がるに決まっているので、それは口にはしないつもりだが
お立寄り有難うございます。お気楽ハピエンBL小説です Summer Break19 BL小説 腹ごなしに散歩に出ると、工藤は久しぶりに何も考えずにただ歩いた。 普通の親なら甘やかされて育てられた一人息子だったろうはずが、それでなくても特にしつけに厳しい曽祖父に育てられた工藤は昔から同級生より大柄で大人びてい
お立寄り有難うございます。お気楽ハピエンBL小説です Summer Break18 BL小説 「いや、すぐ使うので簡単な包装で結構」 スタッフは工藤が急いでいると悟ったらしく慌てて、それでも一応タイが入った箱をそれ用の袋に入れてリボンをつけてなどとやっている。 だが睨みつけている工藤の顔を見ると、超特急で
お立寄り有難うございます。お気楽ハピエンBL小説です Summer Break16 BL小説 年々暑さは酷くなっているが、東京の気温より二、三度は低ければ、体感はまだ涼しく感じられる。 「でもやっぱ直射暑いですよね~」 カメヤの駐車場で車を降りた工藤と良太はきつい日差しを浴びながらエントランスにたどり着
お立寄り有難うございます。お気楽ハピエンBL小説です Summer Break15 BL小説 俺が工藤と付き合ってるのであれば、いくらでも、このオヤジと恋人同士でーすとかって言ったってかまわないさ。 でも違うんだ。 「あ、俺、後で買出し行ってきますよ。杉田さん、必要なもの書きだしといてください」 良太は
お立寄り有難うございます。お気楽ハピエンBL小説です Summer Break14 BL小説 今朝割と早めに目が覚めた良太は、昨夜あのまま眠ってしまったのだと気づいた。 シャワーを浴びて窓を開けると、少し風が入ってきた。 「夏でよかった~」 半袖のシャツにゆったり目のカーゴパンツを数着着まわしているが、
お立寄り有難うございます。お気楽ハピエンBL小説です Summer Break13 BL小説 「ええ、クライムサスペンス。何だか、千雪さんの映画に出てから、割とそっち系多いかも」 工藤と万里子、井上が映画の話を始めたので、良太は立ち上がった。 「じゃ、俺、猫たちのようす見てきます」 猫たちがいる小部屋は、
お立寄り有難うございます。お気楽ハピエンBL小説です Summer Break12 BL小説 「万里子さんたち、結婚式やってないから、ご両親からせっつかれているってことで」 良太が説明した。 「田舎でやれとかって親が言うんだけど、親戚連中うざいから、やっぱ友人知人、それにお世話になった人も呼びたいし」 グ
お立寄り有難うございます。お気楽ハピエンBL小説です 月夜の猫-BL小説です Summer Break(工藤×良太)11まで更新しました BL小説 Summer Break(工藤×良太)11まで更新しました。 忙しない工藤と良太のつかの間の夏休みです。 社員とその家族のための親睦会は、軽井沢の花火大会です。
お立寄り有難うございます。お気楽ハピエンBL小説です Summer Break11 BL小説 「一回くらいやったらいいじゃないですか。俺のダチもGWに結婚式や披露宴やったんですけど、親同士近くに住んでるくせに、やり方がどうの場所がどうのと散々もめて、でも何とかやったら、どっちの親も感激してましたよ」 肇とか
お立寄り有難うございます。お気楽ハピエンBL小説です Summer Break10 BL小説 いずれにせよ、工藤にも少しは休養になったかな。 翌日の夕方、良太は、両親と亜弓と四人、亜弓の要望で「カンパネッラ」で食事をした。 この店が気に入ったのは良太の家族だけではなく、小笠原と母のゆかり、それに南澤一
お立寄り有難うございます。お気楽ハピエンBL小説です Summer Break9 BL小説 雲もない夜空にあがる大輪の花火は響き渡る音とともに人々の目をくぎ付けにした。 大輪の花火が空を彩ると、ただただみんなが見とれた。 良太は夢中で次から次へと上がる花火を目で追いながら、子どもの頃一家で出かけた花火
お立寄り有難うございます。お気楽ハピエンBL小説です Summer Break8 BL小説 「椅子は女性陣のため?」 千雪が後ろを振り返った。 先発組は二か所に別れてシートに陣取り、良太らが直に座っている後ろには、折り畳みの椅子が用意されている。 「まあ、うちの親世代ですしね~、小笠原のお母さんとか、鈴木
お立寄り有難うございます。お気楽ハピエンBL小説です Summer Break7 BL小説 「世襲議員とか、今時ほんと願い下げだ。こっちが縁を切ったつもりでいるし、まあ、たまに心配して連絡くれる姉さんが気の毒かなと思うくらいで」 「沢村もそうだけど、縁を切りたい親とかって、いるもんなんですね」 弁護士に間に
お立寄り有難うございます。お気楽ハピエンBL小説です Summer Break6 BL小説 「何でやめたんすか?」 少年たちは直球で聞いてくる。 「もともと大学行く目的があったからね」 「俺、てっきりタメくらいだと思った」 「童顔だから、年齢より若く見えるらしい」 森村は少年たちに囲まれて質問攻めもまた楽し
お立寄り有難うございます。お気楽ハピエンBL小説です Summer Break5 BL小説 「今夜の花火、工藤さんも行きますよね?」 蕎麦を食べ終えた良太が、工藤に聞くと、工藤は眉間に皺を寄せた。 大体こういう時の工藤は、嫌がってることが多い。 何を好き好んで人ごみに足を運ぶんだとでも言いたいに決まってい
お立寄り有難うございます。お気楽ハピエンBL小説です 月澄む空に(工藤×良太)170(ラスト)まで更新しました BL小説 月澄む空に(工藤×良太)170(ラスト) 長々と続けて参りましたが、ラストとさせていただきました。 お付き合い頂き有難うございました。 次のエピソードまでしばし、お待ちくださいませ。
お立寄り有難うございます。お気楽ハピエンBL小説です ペルセウスへ20 BL小説 「俺、先輩後輩とか、そういうしきりでどうとかって嫌いだし、お前、たかだかちょっとドラマに顔出したくらいで、でかい顔してるとか、衣装隠すとか、幼稚園児並みの嫌がらせだぜ? 俺にはタレントのお坊ちゃんお嬢ちゃんたちと仲良しこよしは無理
お立寄り有難うございます。お気楽ハピエンBL小説です 月澄む空に170(ラスト) BL小説 「歌詞とかなら覚えて歌ってたりするんだけど、日常会話とかになると、なんか違うみたいで」 「直ちゃん、何でも覚えるの早いから」 すると直子は小首を傾げて「そうかな。そういえば春日さんなんか、まるで息子を初めてお遣いにだ
お立寄り有難うございます。お気楽ハピエンBL小説です Summer Break1 BL小説 八月も半ば、軽井沢にある工藤家の別荘には珍しく賑わいがあった。 旧盆の頃には、夏まつりや花火大会などが目白押しで、ただでさえ避暑地として名高いこの街は一気に人口密度が高くなる。 そんな中、乃木坂にあ
お立寄り有難うございます。お気楽ハピエンBL小説です Summer Break(工藤×良太50) BL小説 >少し戻って、夏、猛暑、の中、青山プロダクションの社員や家族ご一行様は、親睦会を兼ねて軽井沢で休暇を楽しみます。 アスカが花火が見たい、とごねたのが発端で、青山プロダクションの今年の親睦会は軽井沢で開
お立寄り有難うございます。お気楽ハピエンBL小説です 月澄む空に169 BL小説 さっきテレビをつけたら関東での初雪の話題を取り上げていた。 通り過ぎる季節に目をやることすら忘れているような毎日だ。 下手をすると過去の遺物になりかねないテレビだが、焦りまくって見当はずれの番組ばかり作っている局にもクソ
お立寄り有難うございます。お気楽ハピエンBL小説です 月澄む空に(工藤×良太)165まで更新しました BL小説 月澄む空に(工藤×良太)165まで更新しました。中断しておりました、ペルセウスへ(力×佑人)19、久々更新しました。 唐突に、この先どうするんだろう、みたくなってしまうことがありまして、そうなる
お立寄り有難うございます。お気楽ハピエンBL小説です 月夜の猫-BL小説です BL小説 三つ皿を持って最後に坂本に手渡した佑人は、一馬と並んで熱さと格闘している力をチラと見やった。 佑人の家族以外は、もうとっくに力が隠そうともせずにむしろ宣言したので、力と佑人が付き合っていることは知っている。 だが
お立寄り有難うございます。お気楽ハピエンBL小説です 月澄む空に162 BL小説 通された会議室には広報部長田村と担当の岡崎、代理店英報堂担当者小野寺とクリエイター浅井由美、そしてフジタ自動車東京支社長藤田晴久の顔があった。 既に顔を合わせていた岡崎が工藤や良太、そして南澤奈々と谷川に、それぞれを紹介し、ミ
お立寄り有難うございます。お気楽ハピエンBL小説です 月澄む空に161 BL小説 監督に挨拶をしてしばらく撮影風景を見ていた千雪は、いつの間にか帰ったらしかった。 「あれ、小林先生、もう帰られたんですか?」 天野は少し話をしたかったようだが、「あの人神出鬼没だから」などと良太は答えた。 「残念。打ち上げの