『SCREEN(スクリーン)』2025年8月号に、「ハリウッドのヒットメーカー伝説のプロデューサーたち」掲載。表紙は『バック・トゥ・ザ・フューチャー』。SCREEN(スクリーン)2025年8月号「ハリウッドのヒットメーカー伝説のプロデューサーたち」
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『SCREEN(スクリーン)』2025年8月号に、「ハリウッドのヒットメーカー伝説のプロデューサーたち」掲載。表紙は『バック・トゥ・ザ・フューチャー』。SCREEN(スクリーン)2025年8月号「ハリウッドのヒットメーカー伝説のプロデューサーたち」
『28年後…』(2025.6.5.ソニー・ピクチャーズ試写室)人間を凶暴化させるウイルスがロンドンで流出し、多くの死者を出した恐怖のパンデミックから28年後。生き延びるために海を隔てた小さな孤島に逃れた人々は、見張り台を建て、武器を備え、身を潜めて暮らしていた。ある日、島で暮らすジェイミー(アーロン・テイラー=ジョンソン)と、島を一度も出たことのない12歳の息子スパイク(ジャック・オコンネル)は、ある目的のために島の外へと向かい、本土に渡る。彼らはそこで、人間が人間でなくなった感染者だらけの恐怖の世界を目の当たりにする。ダニー・ボイル監督と『シビル・ウォーアメリカ最後の日』(24)のアレックス・ガーランドによる脚本で製作されたた第1作『28日後…』(02)、第2作『28週後…』(07)に続くシリーズ第3作...『28年後…』
市川雷蔵との共演が印象深い。品のある美貌に加えて、着物がよく似あい、独特の口跡も魅力的だった。『忍びの者』(62)『続・忍びの者』(63)『新選組始末記』(63)『末は博士か大臣か』(63)『眠狂四郎勝負』(64)『眠狂四郎女妖剣』(64)『眠狂四郎無頼剣』(66)https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/977df6f389a67aa3773beca6729e63b2『白い巨塔』(66)https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/bd0b04888d6b0d4b906cb8508f0d0dbd『大魔神怒る』(66)『怪談雪女郎』(68)『不毛地帯』(76)『男はつらいよ寅次郎頑張れ!』(77)https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/...藤村志保の出演映画
「瀧昌さま、絶対に帰ってきてなつ美さんのことを抱き締めてくれなきゃ許さないから」「ハッピーエンドを迎えてほしい」https://news.yahoo.co.jp/articles/492496d3ece089264faef47613520e738301d289「波うららかに、めおと日和」(第9話)
「皆がもう自衛官にしか見えない。65期あっぱれだ!」「まだ続きが見たいのでぜひ映画化を!」https://tvfan.kyodo.co.jp/news/topics/1477321https://news.yahoo.co.jp/articles/c4698ed209c3ed6d7b5922f086b4d7bef19bd4cf「PJ~航空救難団~」(第9話・最終回)
『小さな巨人』(70)西部開拓期のフォレスト・ガンプhttps://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/58376f42ec1c1926c7b8e347435452a1『ホールドオーバーズ置いてけぼりのホリディ』https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/2eb7e3118409fc4dfc74f70a38400608「BSプレミアムシネマ」『小さな巨人』
共同通信エンタメOVOに連載中の『週末映画コラム』今週は老匠による究極の独り善がり映画『メガロポリス』痛みに対する想像力を働かせながら見る映画『Mr.ノボカイン』詳細はこちら↓https://tvfan.kyodo.co.jp/feature-interview/column/week-movie-c/1477212https://news.yahoo.co.jp/articles/ec61cb0141d2bd1a05764206efb4a764e30b158a【ほぼ週刊映画コラム】『メガロポリス』『Mr.ノボカイン』
ジェームス三木の脚本といえば、大河ドラマ「独眼竜政宗」(87)や「八代将軍吉宗」(95)あたりが有名だが、自分としてはこの2作が印象に残っている。銀河テレビ小説「愛さずにはいられない」(1980.11.7.)母・冨江(賀原夏子)と二人で暮らしている36歳独身の勝利(川谷拓三)は工務店で働くかたわら定時制高校に通っている。その高校で勝利は新任教師・麗子(根岸季衣)のことが好きになり、36歳になって初めて愛に目覚めた。川谷拓三が素晴らしい。中年男の哀感、持てない男の弱さ、学歴のなさに対する引け目などを実にうまく演じている。銀河テレビ小説「煙が目にしみる」(1981.7.24.)去年の「愛さずにはいられない」に続いての脚本ジェームス三木、川谷拓三、根岸季衣共演の銀河テレビ小説第2作。将棋の世界を舞台に、前作とは...脚本ジェームス三木「愛さずにはいられない」「煙が目にしみる」
トム・クルーズにアカデミー名誉賞https://news.yahoo.co.jp/articles/efce967ac7d0a59fe5351733022f70ac4bd248fd「トム・クルーズにアカデミー賞を贈ってもいい」と自分は主演男優賞のつもりで書いたのだが…。名誉賞は早過ぎるのではないか。https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/b8bacb790efbb79292931487cd5dd29bトム・クルーズにアカデミー名誉賞
「別々の世界線を生きる。夫婦の新しい形」「強くて優しくてはかない物語だった」https://tvfan.kyodo.co.jp/news/topics/1477133【ドラマウォッチ】「パラレル夫婦死んだ“僕と妻”の真実」(第12話・最終回)
『グロリア』(99)このリメークはあまり意味がなかった気がするhttps://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/ce00b8e86a1ad95fef85c884687b8cf6「午後のロードショー」『グロリア』
『勝手にしやがれ』(59)ゴタールの映画は性に合わないhttps://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/9079afabdb5c6a3a59b85948cc877d44「BSプレミアムシネマ」『勝手にしやがれ』
取材のため、東京ドームシティのKanadeviaHall(旧TOKYODOMECITYHALL)を訪れた。帰りに久しぶりに王ゲート(1塁側)と長嶋ゲート(3塁側)を見る。今日は試合もイベントもなかったので、人のいない写真階段(グラフィックアート)とレリーフを撮ることができた。やっぱりONは不滅だ。有名な「わが巨人軍は永久に不滅です=OURGIANTSWILLLIVEFOREVER.」の文字も。東京ドーム王ゲート、長嶋ゲート
『恋するベーカリー』(09)女手ひとつで3人の子どもを育てあげたジェーン(メリル・ストリープ)は、人気ベーカリーを経営し、仕事もプライベートも充実しているが、どこか満たされない思いを抱えていた。ある日、息子の大学の卒業式でニューヨークを訪れたジェーンは、ホテルのバーで別れた夫ジェイク(アレック・ボールドウィン)と偶然再会。さらに建築家のアダム(スティーブ・マーティン)と出会い、心が揺れるが…。大人のロマンチック・コメディー。監督はナンシー・メイヤーズ。「BSシネマ」『恋するベーカリー』
「ある意味、伝説の日曜劇場になってしまったかも」「果たして続編はあるのか」https://tvfan.kyodo.co.jp/news/topics/1476956https://news.yahoo.co.jp/articles/409b1da71c60aef6bc0e8f828f39bccfa298534a【ドラマウォッチ】日曜劇場「キャスター」(第10話・最終回)
『Mr.ノボカイン』(2025.4.22.TOHOシネマズ新宿.完成披露試写会)特異体質のため生まれつきどんな痛みも感じない体を持つネイト(ジャック・クエイド)は、気弱で真面目な銀行員としてごく普通の人生を歩んできた。だがある日、ひそかに憧れていた同僚のシェリー(アンバー・ミッドサンダー)が銀行強盗の人質にとられてしまう。“戦闘力ゼロ”のネイトが彼女を助け出すために使える武器は“痛みゼロ”の特殊な体だけ。生まれて初めて無痛の体が役に立つ時がきたが、痛みを感じないというだけで不死身というわけではなく…。小市民役がよく役が似合うジャック・クエイドはデニス・クエイドとメグ・ライアンの息子。ネイトが立ち向かう強盗サイモンにはジャック・ニコルソンの息子のレイ・ニコルソンが扮した。そのほかネイトの親友ロスコー役で「ス...『Mr.ノボカイン』
『メガロポリス』(2025.5.2.松竹試写室)21世紀、アメリカの大都市ニューローマでは、富裕層と貧困層の格差が社会問題化していた。新都市メガロポリスの開発を進めようとする天才建築家カエサル・カティリナ(アダム・ドライバー)は、財政難の中で利権に固執する新市長フランクリン・キケロ(ジャンカルロ・エスポジート)と対立する。さらに一族の後継を狙うクローディオ・プルケル(シャイア・ラブーフ)の策謀にも巻き込まれ、カエサルは絶体絶命の危機に陥る。フランシス・フォード・コッポラ監督が構想に40年を費やし、アメリカをローマ帝国に見立てた大都市ニューローマを舞台に、理想の新都市メガロポリスを通して未来への希望を描いたSF叙事詩。コッポラがH・G・ウェルズ原作の映画『来るべき世界』(36)に着想を得て80年代から脚本を...『メガロポリス』
今回のお題は、モーリン・オハラ、ブライアン・キース共演。サム・ペキンパーの監督デビュー作『荒野のガンマン』(61)。ペキンパーの監督デビュー作モーリン・オハラの熟女の魅力https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/7f9ea049113c1384edba1ef84c0ed1eeビデオ通話で西部劇談議『荒野のガンマン』
『ミッション:インポッシブル』(96)トム・クルーズは、自分とほぼ同世代https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/7bf09afe6169fadcb93e07e2b9b7cfbb「BSシネマ」『ミッション:インポッシブル』
『リロ&スティッチ』(2025.6.13.MOVIX亀有)両親を亡くした少女リロ(マイア・ケアロハ)と姉のナニ(シドニー・アグドン)はハワイの島で暮らしていた。一人でリロを育てようと奮闘するナニだったが、なかなかうまくいかない。離れ離れになってしまいそうな姉妹の前に、見た目はかわいらしいのに、ものすごく暴れん坊な不思議な生き物が現れる。その生き物は、違法な遺伝子操作によって破壊生物として生み出され、「試作品626号」と呼ばれる地球外生物(エイリアン)だった。そんなことは知らずに、リロはその生き物を「スティッチ」と名付けて家に連れ帰る。予測不可能なスティッチの行動は平和な島に混乱を巻き起こすが、その出会いがやがて思いもよらない奇跡を生み、希望を失いかけていた姉妹を変えていく。ディズニーの同名人気アニメシリー...『リロ&スティッチ』
『JFK』(91)(1992.7.3.丸の内ルーブル)近代史における暗殺は、洋の東西を問わず不可解さと陰謀のにおいを含んでいる。特に暗殺された人物が、もし生きていたら歴史は変わったかもしれないと思わせるほどのインパクトの持ち主ならなおさらである。この映画が描いたジョン・F・ケネディなどその最たる人物だろう。そして、悪い意味で60年代にこだわり続けるオリバー・ストーンがそこに目を付けるのは必然で、その意味では作られるべくして出てきた映画であり、相変わらずうるさくて押しつけがましくて高圧的という、ストーンの悪癖は改まってはいなかった。とはいえ、ケネディの暗殺事件自体がすでにミステリーとしての要素を十分に備えているのだから、何も3時間以上も高説を垂れる必要はなく、もっと絞り込めば傑作足り得たかもしれないという気...ドナルド・サザーランドの出演映画1980~90年代2『JFK』
『普通の人々』(80)https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/eff7f7f7a99f8668a3b04964846e3515『針の眼』(81)(1996.7.12.)佐々木譲の『エトロフ発緊急伝』を読んだ際に、この映画の原作となったケン・フォレットの小説との類似点を知らされたので気になっていた。第二次大戦下での一人のスパイをめぐる追跡劇、この非情なスパイが孤島に住む女と交渉を持ったばかりに失敗するなど、確かに両作の設定はよく似ており、恐らく佐々木譲はこの小説なり映画にかなりの影響を受けていると思われる。とはいえ、こうした欧米のスパイものを日本の風土に合わせて見事に換骨奪胎し、こちらもそれを楽しんだのだから、この場合、その類似点をばかりをつつくのはあまりフェアではない気もする。と...ドナルド・サザーランドの出演映画1980~90年代
『カサノバ』(76)(1981.1.12.有楽町スバル座)何ともフェリーニらしく、ひっちゃかめっちゃかで退廃的で支離滅裂なのに最後はちゃんと余韻を残す。『甘い生活』(60)や『サテリコン』(69)のさらに上を行った感じがした。全編にわたって、主人公カサノバ(ドナルド・サザーランド)の女性遍歴を描いているのだが、まずセットの豪華さが目を引く。冒頭の祭りのシーン、貴族の館、劇場、シャンデリア…。そして次から次へと登場する女性たちも、貴族、大道芸人、女優、そして人形と、実に多彩でこちらにも目を奪われる。その中で、カサノバが時には滑稽に見えたり、哀れに見えたりもするのだが、それを見ている自分もとりとめが付かなくなり、何本も映画を見たような疲れを感じた。ラスト近くで急に老けて惨めな姿をさらすカサノバ。若い頃の彼があ...ドナルド・サザーランドの出演映画1970年代2『カサノバ』
『M★A★S★Hマッシュ』(70)(1977.4.1.ゴールデン洋画劇場)朝鮮戦争を舞台に、3人の軍医(ドナルド・サザーランド、トム・スケリット、エリオット・グールド)の姿を描いたブラックコメディー。監督はロバート・アルトマン。サザーランドは“ホークアイ(切れ者)”ベンジャミン・フランクリン・ピアース大尉役。『ジョニーは戦場へ行った』(71)(1975.11.30.日曜洋画劇場)第1次世界大戦で重傷を負って手足を失い、目や耳の機能も奪われ、“意識ある肉塊”と化した青年(ティモシー・ボトムズ)の運命を悲痛に描いた反戦映画。ドルトン・トランボが自身の小説を脚色し、初監督した。サザーランドはキリストと呼ばれる男役。『コールガール』(71)(1977.1.30.日曜洋画劇場)探偵のクルート(ドナルド・サザーランド...ドナルド・サザーランドの出演映画1970年代1
『駆逐艦ベッドフォード作戦』(65)(1975.1.22.水曜ロードショー)グリーンランド海域を対潜哨戒中の米駆逐艦ベッドフォードのレーダーにソ連の潜水艦が現れる。駆逐艦の艦長(リチャード・ウィドマーク)は、司令部の命令を無視して潜水艦の行方を追うが…。核を人間がコントロールする恐怖を描いた異色戦争映画。サザーランドは端役の医務員役。『特攻大作戦』(67)(1975.2.6.木曜洋画劇場)https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/85d6f95492de8979625d3e9dc00e0358『汚れた七人』(68)(1975.3.4.木曜洋画劇場)ロサンゼルスのフットボール試合場の売り上げ金強奪を計画した犯罪のエキスパートたち(ジム・ブラウン、アーネスト・ボーグナイン、ドナルド・サ...ドナルド・サザーランドの出演映画1960年代
共同通信エンタメOVOに連載中の『ほぼ週刊映画コラム』70年代にこだわった『ホールドオーバーズ置いてけぼりのホリディ』とにかく草笛光子が素晴らしい『九十歳。何がめでたい』詳細はこちら↓https://tvfan.kyodo.co.jp/feature-interview/column/week-movie-c/1437700【ほぼ週刊映画コラム】『ホールドオーバーズ置いてけぼりのホリディ』『九十歳。何がめでたい』
『火の接吻』(49)(1984.11.18.TBS)『ロミオとジュリエット』の映画撮影現場で、運命のごとく恋に落ちた男(セルジュ・レジアニ)と女(アヌーク・エーメ)の悲恋ドラマ。監督アンドレ・カイヤット、脚本ジャック・プレベール撮影アンリ・アリカン。若き日のエーメがきれいで驚いた覚えがある。『甘い生活』(60)(1977.12.30.TBS)フェデリコ・フェリーニ監督、マルチェロ・マストロヤンニ共演。この映画に関してはアニタ・エクバーグの方が印象が強い。『男と女』(66)(1975.4.14.月曜ロードショー)『男と女』を彩ったフランシス・レイの“ダバダバタ”https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/248a8e9af79c644f48cc8444f4b81a8f『男と女』のその後...アヌーク・エーメの出演映画
映画『お母さんが一緒』(7月12日公開)の完成披露上映会が19日、東京都内で行われ、出演者の江口のりこ、内田慈、古川琴音、青山フォール勝ち(ネルソンズ)と橋口亮輔監督が登壇した。『お母さんが一緒』完成披露上映会“三姉妹”が乱闘・罵倒シーンを振り返るhttps://tvfan.kyodo.co.jp/news/topics/1437694『お母さんが一緒』https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/1f464146dd6d0625eb6f3fb4c5d9cbdc『お母さんが一緒』完成披露上映会
『お母さんが一緒』(2024.6.15.オンライン試写)親孝行のつもりで母親を温泉旅行に連れてきた三姉妹。長女・弥生(江口のりこ)は美人姉妹と言われる妹たちにコンプレックスを持ち、次女・愛美(内田慈)は優等生の長女と比べられたせいで能力を発揮できなかった恨みを心の奥に抱えている。三女・清美(古川琴音)はそんな姉たちを冷めた目で観察する。「母親みたいな人生を送りたくない」という共通の思いを持つ3人は、宿の一室で母親への愚痴を爆発させているうちにエスカレート。互いをののしり合う修羅場へと発展する。そこへ清美がサプライズで呼んだ恋人のタカヒロ(青山フォール勝ち)が現れ、事態は思わぬ方向へと展開していく。橋口亮輔の9年ぶりの監督作となるホームドラマ。ペヤンヌマキ主宰の演劇ユニット「ブス会」が2015年に上演した同...『お母さんが一緒』
伝説の、史上最強の万能選手ウィリー・メイズ(ニューヨーク→サンフランシスコ・ジャイアンツ、ニューヨーク・メッツ)の現役時代は、残念なことにほぼ見ていない。よって彼に関するイメージは後付けの映像や読み物によるが、それは強烈なもので、同時代に活躍したニューヨーク・ヤンキースのミッキー・マントルと共に、リアルタイムでプレーを見たかったと思う選手の一人だった。昔、1954年のワールドシリーズでメイズが披露した「ザ・キャッチ」のオーロラのプラモデルを作ったことがある。かっこいい。人の名前を覚えるのが苦手だったメイズは、誰かに呼びかける時は「SayHey!!(おいっ、あんた)」が常。いつしか、「SayHeyKid」がメイズのニックネームになった。その言葉がタイ・カッブとジョー・ディマジオと一緒に歌詞の中に出てくるのが...「セイ・ヘイ」「ザ・キャッチ」史上最強の万能選手ウィリー・メイズ
『潜水艦コマンダンテ誇り高き決断』(2024.4.27.オンライン試写)1940年10月。イタリア海軍の潜水艦コマンダンテ・カッペリーニは、イギリス軍への物資供給を断つため地中海からジブラルタル海峡を抜けて大西洋へ向かっていた。その途上で遭遇した船籍不明の船を撃沈するが、それは中立国ベルギー船籍の貨物船カバロ号だった。サルバトーレ・トーダロ艦長(ピエルフランチェスコ・ファビーノ)はカバロ号の乗組員たちを救助して最寄りの港まで運ぶことを決めるが、それは、潜航せずに無防備のままイギリス軍の支配海域を航行するということで、自らと部下たちを危険にさらす行為だった。第2次世界大戦中の実話を基に、戦時下でも失われることのなかった海の男たちの誇りと絆を描いた戦争ドラマ。監督はエドアルド・デ・アンジェリス。イタリア海軍全...『潜水艦コマンダンテ誇り高き決断』
『マタギ』(82)(1982.6.7.新宿東映ホール2)巨熊との対決に執念を燃やす老マタギと、マタギ犬を育て上げる孫との情愛の物語。青銅プロダクションが製作。監督は後藤俊夫。映画が始まる前に、例によってやたらと~会推薦のテロップが入る。こりゃあ押しつけがましい教育的な映画の一種なのかと思い、ちょっと興ざめさせられたのだが、映画が始まるとそんな杞憂は吹っ飛んだ。いい意味で、大手の映画会社からは絶対に出て来ないような自主映画的な魅力にあふれた映画だったのだ。方言丸出しのせりふと徹底した現地ロケが、われわれボンクラ都会人をしばしの間雪深い秋田県の山間の村にいざなう。映画館の中でぶるぶると震えがきたのは決して冷房のせいばかりではない。一時、本当に極寒の地にいるような錯覚を覚えるほどの力をこの映画は持っている。あの...『マタギ』
『プロミスト・ランド』(2024.5.26.オンライン試写)マタギの伝統を受け継ぐ東北の山間の町。高校卒業後に家業の鶏舎を継いだ20歳の信行(杉田雷麟)は、閉鎖的な暮らしにうんざりしながらも流されるまま日々を過ごしていた。ある日、役所から今年の熊狩りを禁止する通達が届く。違反すれば密猟とみなされ、マタギとして生きる道を閉ざされてしまう。町のマタギ衆は仕方なく決定に従うが、信行の兄貴分である礼二郎(寛一郎)はかたくなに拒み続ける。やがて礼二郎は信行を呼び出し、2人だけで熊狩りに挑む秘密の計画を打ち明ける。そして2人は山に入るが…。飯嶋和一が1983年に発表した同名小説を映画化。本作の舞台でもある山形県庄内地方のマタギ衆に密着したドキュメンタリー『MATAGIマタギ』(23)の飯島将史監督が長編劇映画初メガホ...『プロミスト・ランド』
『GEMNIBUSvol.1』(2024.6.4.東宝試写室)東宝が手がける才能支援プロジェクト「GEMSTONECreativeLabel」初の劇場公開作品として、新進気鋭の監督たちが競作する短編オムニバス映画「GEMNIBUS」の第1弾。CGクリエイターの上西琢也監督が2023年にYouTubeで発表し再生数420万回以上を記録したショートフィルムを、迫真の映像と5.1ch音響のシネマティック・バージョンとして上映する『ゴジラVSメガロ』。縦型映像のホラー映画「娯楽」がTikTokTOHOFilmFestival2022のサードアイ賞を受賞した平瀬遼太郎監督が、親子の血縁の結びをスタイリッシュな映像で描いたサイコスリラー『knot』。出演は、三浦貴大、SUMIRE、野波麻帆、金子ノブアキ、滝藤賢一。テ...『GEMNIBUSvol.1』
「結局、名字に色が付く人は全員味方だったんだね」「10人の真犯人を逃すとも、一人の無辜を罰するなかれ」https://tvfan.kyodo.co.jp/news/topics/1437280【ドラマウォッチ】「アンチヒーロー」(第10話・最終話)
『グーニーズ』(85)リチャード・ドナーというよりも、スピルバーグのタッチhttps://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/2ee1e614ffb39774b2e5b291e91ce5bd「午後のロードショー」『グーニーズ』
『サイドウェイ』(04)(2009.9.6.DVD)ワイン・テイスティングの旅に出た中年男性の2人組が織りなす人生の寄り道と恋愛模様をユーモラスにつづったロードムービー。ワインのうんちくにはうんざりさせられるが、中年男の悲哀はよく描かれている。タイプの違うポール・ジアマッティとトーマス・ヘイデン・チャーチがともに好演を見せる。日本で『サイドウェイズ』(09)としてリメークされた。ユーモアと悲哀を感じさせるロードムービー『ネブラスカふたつの心をつなぐ旅』(13)https://tvfan.kyodo.co.jp/feature-interview/column/416444アレクサンダー・ペイン監督『サイドウェイ』『ネブラスカふたつの心をつなぐ旅』
『ホールドオーバーズ置いてけぼりのホリディ』(2024.5.31.東宝東和試写室)1970年、マサチューセッツ州にある全寮制の寄宿学校。生真面目で皮肉屋で学生や同僚からも嫌われている教師のポール(ポール・ジアマッティ)は、クリスマス休暇に家に帰れない学生たちの監督役を務めることになる。そんなポールと、母親が再婚したために休暇の間も寄宿舎に居残ることになった学生のアンガス(ドミニク・セッサ)、寄宿舎の食堂の料理長として学生たちの面倒を見る一方で、自分の息子をベトナム戦争で亡くしたメアリー(ダバイン・ジョイ・ランドルフ)という、それぞれ立場も異なり、共通点のない3人が、2週間のクリスマス休暇を過ごすことになるが…。アレクサンダー・ペイン監督が、『サイドウェイ』(04)でもタッグを組んだジアマッティを主演に迎え...『ホールドオーバーズ置いてけぼりのホリディ』
『九十歳。何がめでたい』数々の文学賞を受賞してきた作家の佐藤愛子(草笛光子)は、90歳を過ぎた現在は断筆宣言をして人付き合いも減り、鬱々とした日々を過ごしていた。そんな彼女のもとに、中年の冴えない編集者の吉川(唐沢寿明)が、エッセーの執筆依頼を持ち込んでくる。世の中への怒りを歯に衣着せぬ物言いでつづった愛子のエッセーは大反響を呼び、彼女の人生は90歳にして大きく変わり始める。佐藤愛子のベストセラーエッセー集を基に、前田哲監督が映画化した「草笛光子生誕90年記念映画」。脚本は大島里美。愛子の娘・響子を真矢ミキ、孫の桃子を藤間爽子、吉川の妻・麻里子を木村多江、娘の美優を中島瑠菜が演じた。前田監督と草笛は『老後の資金がありません!』(21)のしゅうとめ役でもコンビを組んだ。この映画はその延長線上にあると言っても...『九十歳。何がめでたい』
TBS系の日曜劇場で放送中のドラマ「アンチヒーロー」の最終話試写会が11日に行われ、16日の放送を前に飯田和孝プロデューサーが記者の質問に答えた。https://tvfan.kyodo.co.jp/feature-interview/interview/1437065「アンチヒーロー」プロデューサー会見