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バッハ :パルティータ 第1番 変ロ長調 BWV 825 コンクールで聞いたあの憧れの曲は? 昨年12月にバッハコンクールを受けたとき、私の演奏順は一般Aでの3番目だったので、1,2番目のかたの演奏は舞台袖で聞いていた。 もちろん自分の出番を考えると緊張で、どうしようどうしようと思っていたのだが、2番目、つまり私の直前のかたの演奏がすばらしかった。 なんというか音色が違うのだ。トリルが多い曲だったが、そのトリルが鳥のさえずりのように軽くて優雅だった。私はそれを聴きながら、「なんてうまいんだろう!なんてステキな曲なんだろう!」と思い、しばし緊張も忘れるほどだった。同時に「こんな上手なひとがいるん…