午前十時の映画祭で「風と共に去りぬ」を見てきました。これまで何回も見た映画ですが、今回初めて映画館で見て、改めて最高傑作だと思いました。すごく引き込まれました。南北戦争の動乱の中、生きるために必死に手段を尽くすスカーレットが見せる鬼気迫る形相。それがなんとも美しいと思いました。また、この映画は、人物描写、特にスカーレットとレット・バトラーのエゴや葛藤の描写がとても生々しく、他の登場人物も含め、まるで実在する人物のようなリアリティを感じました。そして、スカーレットはアシュレーもレットも愛しましたが、一貫して心から愛し続けたのは、故郷のタラの土地であるというこの映画の主題にとても感銘を受けました。…