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  • 【読みやすい洋書】TOKYO UENO STATION

    だいぶ久しぶりの更新になってしまいました。 何かの理由として「忙しい」という言葉を使うのはあまり好まないのですが、何やらずっと忙しく少々疲れてきたので、こちら少しお休みしていました。 とはいえ、隙間時間や移動時間の利用により思いのほか読書時間は充実していて、おかげでさほどストレスを感じることなく過ごせています。 と、そんな中、特によかったのがこの本。 ”TOKYO UENO STATION” by Yu Miri / Morgan Giles (TRN) ”TOKYO UENO STATION”は柳美里さんの「JR上野駅公園口」英語版(訳 モーガン・ジャイルスさん)。 2020年にNation…

  • 【編み物】52 Weeks of Easy Knits

    やっと涼しくなってきて、この秋冬は是非とも編み物に挑戦したいと、こんな本を買ってみました。 52 Weeks of Easy Knits フィンランドベースの出版社LAINEによる編み物教本。 LAINEは女性2人によって2016年に立ち上げられ、この52Weeksシリーズは他にもいくつかあり、また"LAINE"という編み物とライフスタイルの雑誌なんかも出版しているようです。 紹介されている作品は、セーター、ベスト、ビーニー、マフラーなど。 どれも飽きのこないシンプルなデザインで、それでいてさり気なくスパイスもきいており、写真を見ているだけでも楽しいです。 対象は初めて編み棒を持つ超初心者から…

  • 【身近な英語】Loveless by Alice Oseman

    前回の記事は日常英会話の参考書としてSally Rooneyの"Normal People"を取り上げました。 そしてそれを書いていた時、ふと思い出したのがこの本。 そういえばこれも日常英会話の参考書だったと。 "Loveless" by Alice Oseman 著者のアリス・オズマンはイギリスの作家、イラストレーター、脚本家。 数々のベストセラー作品を生み出しており、中には青春BLコミック"HEARTSTOPPER"もあります。 この本の主人公は大学に進学したばかりのGeorgia。 心優しい性格の持ち主で、個人的にはもしこういう子がクラスにいたら友達になりたかったと思いました。 そんなか…

  • 【日常英会話の参考書】Normal People by Sally Rooney

    送ればせながら、初めてサリー・ルーニー作品を読みました。 ”Normal People” by Sally Rooney ”Normal People” はアイルランドの作家 サリー・ルーニーの世界的ベストセラー小説。 デビュー作 "Conversations with Friends" に続き2018年に出版されました。 あらすじは検索すればいくらでも出てくるので、ここでは割愛しますが、私としては何と言ってもこの本、日常英会話の参考書だと思いました。 幼馴染のマリアンとコネルの複雑なラブストーリー、登場人物ほぼ学生ということもあり、会話の中に難しい言い回しがないうえ、日常の何でもない動作(お…

  • Tuesdays with Morrie : an old man, a young man, and life's greatest lesson

    "tuesdays with Morrie : an old man, a young man, and life's greatest lesson" by Mitch Albom アメリカのスポーツコラムニスト、ミッチ・アルボムによるノンフィクション。 難病 ALS(筋萎縮性側索硬化症)(きんいしゅくせいそくさくこうかしょう)に侵され死を目前とした大学時代の恩師モリ―・シュワルツとの偶然の再会により、卒業から16年という月日を経て交わされた最後の授業の記録。 日本語普及版は別宮貞徳訳「モリ―先生との火曜日」NHK出版。 The last class of my old professor'…

  • 本を愛する人のための本

    以前、古書店で購入した「チャリング・クロス街84番地」を引っ張り出し、昨日はほぼ1日中この往復書簡集に浸っていた。 「チャリング・クロス街84番地」へレーン・ハンフ(編著) 江藤淳(訳) ニューヨーク在住の女性作家 へレーン・ハンフさんとロンドンの古書専門店員 フランク・ドエルさんとの往復書簡をまとめたもの。 マークス社(フランクさんが働く古書専門店)に届くへレーンさんからの注文は、手紙にげんなまドルを同封するという原始的なスタイルで、これが1949年から20年間続いた。 好みがはっきりしているので、その注文にはいつも妥協がなく、送られてきた本が気に入らなければ容赦なくその旨を伝えた。 もしか…

  • She's got a lot to say for A MATCH GIRL

    前回取り上げたのは好きになれなかった本についてだったけど、今回取り上げるのはものすごく好きになった本について。 "The Little Match Girl STRIKES BACK" by Emma Carroll / Lauren Child (ILT) 「それは "The Little Match Girl" と呼ばれ、美しい装丁が施され、本屋で販売されました。お話自体はとってもスウィートで悲しくて、人々の涙をそそり、あっという間に世界中で有名になりました。おかげで著者の男性はものすごくお金持ちになったけど、私は彼が人生の中で本当にマッチ売りの少女と遭遇したとは思わない。だってもしそうだ…

  • 依存

    読んでみて好きになれなかった本のことを、ここで取り上げる意味があるのか訝りつつ、これほど自分に合わなかった作品は珍しく、それゆえ思うところも多々あり、一応個人の一意見として簡単に記しておこうと思う。 その作品は "Simple Passion" by Annie Ernaux、翻訳本タイトル「シンプルな情熱」アニー・エルノー。 2022年にノーベル文学賞を受賞したフランスの作家、アニー・エルノーによるノンフィクション。 年下既婚男性との2年間に渡る関係を赤裸々に綴ったベストセラーとあり、この中でどんな世界が繰り広げられているのかと興味を持って読み始めるも、私的には妙に違和感の残る作品となった。…

  • 洋書セールと喫茶穂高

    もうセールはいいかな、と思っていたのですが、、、、、 丸善お茶の水店で5月31日(金)〜6月13日(木)まで開催中の洋書そるど市へ行ってきました。 洋書そるど市は丸善で開催される恒例の洋書バーゲンセール。 60%~30%OFF(ペーパーバックはほぼ550円)と、かなりお得なイベントです。 お茶の水店のそるど市を訪れたのが今回初めてだったうえ初日でもなかったので、例年との比較はできませんが、個人的には規模の割りに(丸善本店で新春に開催されるそるど市より小さめ)、豊富な品揃えという印象を受けました。 好奇心にかられダンボールの中の本を漁っていると、奥底から思わぬ一冊が現れたりして、なんやかやと8冊…

  • ワグナー・ナンドール アートギャラリー 2024 春

    燃えるような新緑、決して途切れることなく響き渡るうぐいすの鳴き声。 これが2024春、益子一泊二日一人旅の一番の印象です。 これまでの人生の中で、こんなに緑が目に染みたのも、こんなにうぐいすの鳴き声をきいたのも、生まれて初めてです。 ふだん新宿御苑などへ行き、緑に触れた気になっていたけど、真の緑とはその程度のものではないと、この旅で思い知らされました。 うぐいすさんたち、ほんと1日中惜しみもなく美声を披露していて、どこを歩いていても、宿の部屋の中でさえ鳴き声が響き渡っていて、なんだか彼らと一緒に旅していたような気分です。 今回の旅の目的地のひとつ、ワグナー・ナンドール アートギャラリーは、これ…

  • 【益子】自家焙煎珈琲イチトニブンノイチ

    今年もまた、ワグナー・ナンドール アートギャラリーの春季展にあわせ、益子へと出掛けました。 旅はたったの一泊二日だったにも関わらず、書き残しておきたいことが多々あり、多分これから何回かの投稿は益子のこと(しかもスローペース)になると思います。 そういって、いきなり旅の終わりから書き出すのもなんですが、、、今回の旅の最後は、前回初めておじゃまして、すっかり気に入ってしまった自家焙煎珈琲イチトニブンノイチを訪れました。 珈琲はマンデリン、ケーキはシナモンとナッツのタルトをいただき、このマンデリンがビックリするほど美味しくて感動しました。 今まで飲んだマンデリン(いや今まで飲んだ珈琲といってもいいか…

  • My Bible, "Rememberings" by Sinead O'Connor

    自分の中で、何かが大きく動いた1冊、"Rememberings" by Sinead O'Connor "Rememberings" by Sinead O'Connor Sinead O'Connor はアイルランドが誇るシンガーソングライターであり活動家であり個人的には詩人でもあったと思っています。 残念なことに2023年、彼女は56歳という若さでこの世を去り、これからは 、She is sooooooo beautiful ではなく、She was soooooooo beautiful と、過去形で賛美しなくてはならなくなってしまいました。 この、彼女の回顧録 "Remembering…

  • 春の夜、言葉と戯れる

    Lo. Lee. Ta. Lolita, light of my life, fire of my loins. My sin, my soul. Lo-lee-ta: the tip of my tongue taking a trip of three steps down the palate to tap, at three, on the teeth. Lo. Lee. Ta. ウラジミール・ナボコフの「ロリータ」は、こんな情熱的な詩で始まります。 見事過ぎる殺し文句を冒頭からぶちかますナボコフ。 うまい。 Sulpicia's Playlist 'Uh-oh, Love Comes…

  • 運命、信じます?

    Andre Aciman の "Find Me” を読みました。 ”Find Me” は映画にもなった ”Call Me By Your Name” の続編。 私はたまたまこの本を昨年の洋書そるど市(丸善で開催される洋書セール)で見つけ、まず第一にこの、”Call Me By Your Name”感満載のカバーデザインを無視できなかったこと、第二にこの本に対する評価が妙に低いということ、自分で読んだらどのように感じるか、確認してみたいという思いもあり購入することにしました。 hengenjizai.work この本は4つの話で構成されていて、まず始まりは前編の主役 エリオ(映画ではティモシー・…

  • 【開運】水道橋のこんぴらさん

    今週のお題「大発見」 先日、ちょっとした用事で水道橋駅周辺を訪れました。 普段この辺りに来ることはほとんどなく、駅を出てまず目に入るのが東京ドームシティのアトラクション。 不思議なもので、ただそれを見ただけで「わー!」と、心の中で歓声が上がり、気分も上がるのを感じました。 なにも遠いところへ行かなくたって、日常のお散歩だって、日本散策。 よい機会だし、用事が片付いだ後、この辺を少し歩いてみました。 hengenjizai.work 左手にアトラクション、東京ドームホテル、さらには東京ドームを眺めつつ白山通りを春日方面に進んでいると、大通りから少し入ったところに神社が。 「しあわせさん。こんぴら…

  • カトリック松が峰教会と餃子ポーチ【宇都宮】

    以前から気になっていた街・栃木県宇都宮市。 先日やっと訪れて、前回はランチのため偶然入ったお店について書きました。 hengenjizai.work 今回の宇都宮散策は突如思い立ち、ほとんど下調べもなく出掛けましたが、一応目指して歩いたのはここでした。 カトリック松が峰教会 カトリック松が峰教会は宇都宮市中心地に位置するローマ・カトリック教会。 1932年に現聖堂(設計はスイス人建築家マックス・ヒンデル)が竣工され、1998年には国の登録有形文化財に登録されました。 大谷石造りの建物が素晴らしく、私は信徒ではないですけど、一度見学に訪れてみたいと思っていました。 日本では珍しい双塔を持った教会…

  • バー クロエ【宇都宮ランチ】

    先日、念願の宇都宮散策へと出掛けてみました。 宇都宮は益子町へ行くときの経由地で、いつも西口にあるバス乗り場で益子町行きのバスに乗り、車窓から市内の様子を眺めるたび、「どんな街なのか、益子だけじゃなく宇都宮も歩いてみたいなあ」と思っていました。 hengenjizai.work 前の晩に突然思い立ち、翌日何も調べずとりあえず電車に乗って、お昼少し前に宇都宮着。 たくさん写真を撮ったし、その散策の様子は次回まとめるとして、今回はまずお昼ごはんで偶然入ったバー クロエ(ランチもやってる)について。 たまたま通りかかって、この看板といい chloé という名前といい、何かいい感じだなと立ち止まり、 …

  • The Truth

    2019年出版のヤングアダルト小説、"PET" by Akwaeke Emezi。 以下、本裏表紙、内容紹介文(訳は私の意訳)から。 There are no monsters any more, or so the children in the city of Lucille have been taught. Jam and her best friend, Redemption, have grown up with this lesson all their lives. But when Jam meets Pet she begins to question what she's…

  • MY YEAR OF REST AND RELAXATION

    有難いことに今年は、お正月休みを少し長めに取らせていただきました。 その間は自宅に引きこもり、何もしないか本を読むか、ほとんどの時間を一人だけで過ごしました。 お休み中はどこにも行かなかったけど、読書が旅代わりになっていたような気がします。 まずは ”A Horse at Night” by Amina Cain(この著者の代表作である ”Indelicacy” ものすごくいいです)で出発し、 hengenjizai.work 道中は大満足の読書もあれば読み始め5分でその退屈さから船を漕ぎだした、読書とはいえないような読書もあり、大体はベッドに寝転がって、またはソファの上に丸くなり、でもたまに…

  • It's not magic, it's practice, and love

    最近、読書も大掃除ということで、部屋のあちこちに転がる読みかけの本を片っ端から読んでいる。 今年が終わるまでに何冊読み終えることができるか、ひとり年の瀬チャレンジです。 そんな中、「途中でやめたままにしないでよかった、最後まで読んで本当によかった」と、特に強く感じたのが、Tara Schuster のノンフィクション "BUY YOURSELF THE F*CKING LILIES"。 この本は、20代後半にさしかかった著者が、これまでの悪習を払拭し成長し直していく旅の過程を、Cheyl Strayed 言うところの "Write like a motherfucker" ごとく、ものすごい熱…

  • ファッションデザイナーであり、ファッションデザイナー以上であり【ALEXANDER McQUEEN】

    早いもので今年もあと1ヶ月をきりました。 過ぎ行く時間のはやさに慄きつつ、かといって時を止めることもできないので、最近はよいお正月を迎える準備を進めることに楽しみを見出して日々の生活を送っています。 個人的には、今年は(というか今年も)タイミングを逃し、夏休みを取らずにここまできてしまったので、お正月こそは少し長めに休みたい、そしてできればその間は、自宅に引きこもり、誰とも会わず、1日中ソファの上で丸まっていたい。 と、そんな夢のようなひとときを思い描き、休暇中に読みたい本をオーダーしたりしてるところですが、新しい本じゃなくても、こんなときこそゆっくり堪能したい本が棚には並んでいて、たとえばそ…

  • 益子一泊二日一人旅 【part two】

    益子一泊二日一人旅 【part one】からの続きです。 hengenjizai.work ワグナーナンドールアートギャラリー、ぐるっと一周みてまわり、最後に敷地内の五角堂ギャラリーで開催中の併設展、 積化体 [旋] -Objectlessness へ。 ギャラリーの外に展示されていた作品 積化体 [旋] -Objectlessness 宮澤章さんの陶芸作品と中村裕紀さんの写真作品による。 宮澤さんの作品を中村さんが写真で表現するというもの。 宮澤さんの作品 中村さんの作品 ※ ワグナーナンドールアートギャラリーは建物内撮影禁止ですが、今回の写真は在廊されていた中村裕紀さんの許可をいただき撮影…

  • 益子一泊二日一人旅 2023秋【part one】

    昨年に続き、ワグナーナンドールアートギャラリー秋季展(10月15日〜11月15日)にあわせ、益子一泊二日一人旅。 ワグナーナンドールアートギャラリー ハンガリー出身の彫刻家ワグナーナンドールさんと奥様のちよさんによる邸宅美術館。 益子の小高い丘の上に建ち、春と秋にそれぞれ1カ月間公開されます。 そこにあるすべてのものから強い意志を感じるアートギャラリーです。 「エターニティ」 ワグナーナンドールアートギャラリーについては昨年訪れた時も記事にして、その時も書きましたけど、ひとつ、声を大にして、何度でも言いたいことがあります。 ナンドールさんは生涯を通して常にその国の真の利益と、自分の周りの人々の…

  • 洋書まつり 2023

    先週末、東京古書会館で2日間にわたり洋書まつりが開催されました。 洋書まつりは年に一度、読書の秋に開催される洋書のバーゲンセール。 英仏独を中心に様々な言語の洋書が並び、ジャンルは絵本、アートブック、小説、哲学、芸術、歴史、社会科学など多岐にわたる。 ということで、私も2日目に行ってみました。 お天気は清々しい秋晴れで、暑くもなく寒くもなく。 せっかくなので少し遠回りして、散歩がてら会場へむかうことにしました。 この辺は学校が多いので、緑が豊かで、建物も美しく、特に土日はとても静かで落ち着きます。 散歩コースにはもってこいです。 明治大学駿河台キャンパスの前に大きな金木製の木が生い茂っていまし…

  • In the rain Norwegian Wood etc.

    久しぶりの、なんにも予定ないお休み前夜は、予報通り雨で、雨、好きなんですよねぇ。。。 こんな日はあてもなくただただ無性に歩きたくなります。 So, went for a walk in the rain. 濡れたアスファルト、そこにうつるライト、街路樹、花々、雨の日は見慣れた風景がいつもより美しく感じられます。 通りがかったお花屋さんでフラップジャックという名の多肉植物を買いました。 私的にフラップジャックといえば、オートミールにナッツやドライフルーツなどを混ぜて焼いた、スクエア型のイギリス菓子ですけど、それと同じ名前の植物が存在するんですね、知らなかったです。 植物のフラップジャックは別名を…

  • この夏を振り返る

    まだまだ暑いけど、一応季節は秋へと進んでいる様子なので、今回は過ぎ去った今年の夏をザックリ振り返ってみたいと思います。 私事の内容ですが、よろしければ最後までおつきあいください。 8月の夜、新宿にて 1 仕事 リモートワークとかできる職種じゃないので、酷暑のなか毎日出勤しました。 仕事はなんかしらんがとても忙しく(今も忙しい)、お盆も普通に働き(そういえば去年の夏もそうだった)、夏休みはまだ取っていない。 私は今の仕事を辞めたい辞めたいと思いながら、辞めずにずーっと続けています。 今年が明けた時、夏の終わりには今度こそ絶対辞めてやる、とかたく誓ったものの、夏が終わった今現在、まだ続けています。…

  • Summer Read【洋書初級】

    読書の夏ということで、先月夏の洋書市で購入した本を読みまくっています。 この暑さでカフェ利用が増え、おかげで読書がはかどってます。 hengenjizai.work その中で今回は、こちらの本について。 THE GREAT GODDEN by MEG ROSOFF Meg Rosoff といえば、お若い方々へむけた著作(この本もそう)で有名。 彼女の一番新しい作品 "FRIENDS LIKE THESE" とか、なんとなく気になりつつ、でもまだ一冊も手に取ったことなく(そういう本がまだまだたくさんある)、だから夏の洋書市でこの本を見つけた時はそっこう手が伸びました。 本を開き、まず興味をそそら…

  • 【牧野植物園】Plants and People

    高知県立美術館で開催されたバーニー・ディーター「リトル・デス・クラブ」の翌日は、高知県立牧野植物園(またまた県立)を訪れました。 牧野植物園、いただいたリーフレットによると、高知が生んだ「日本の植物分類学の父」牧野富太郎博士の業績を顕彰するため、博士逝去の翌年1958年4月、高知市の五台山に開園。 五台山が選ばれた理由は、90歳を超えた牧野博士の一言、 「植物園を造るなら五台山がええ」 ちょうど今、NHK連続テレビ小説「らんまん」放送中ということで、博士も植物園も高知県も大注目を浴びてますが、テレビなしSNSなしその他諸々なしなしなしのなしなし生活を営む私は、恥ずかしながら「らんまん」のことな…

  • 2023 夏の洋書市 開催中!Mega Hot Summer Sale !

    遅ればせながら、洋書専門店 Books Kinokuniya Tokyo で開催中の洋書市に行ってまいりました。 2023 夏の洋書市、期間は 7月6日(木)~7月17日(月・祝日)。 倉庫から14000冊を大放出し最大で通常価格の60%オフとのことなので、かなりお得なイベントです。 私が訪れたのは初日から既に数日経過した夕方でした。 たいして期待せず、1冊でも掘り出し物があればラッキーくらいの気持ちでむかいましたが、これが意外に在庫残ってて、なんやかやで9冊購入しました。 今回の戦利品 どうせ初日じゃないし外は暑いしで、閉店1時間前くらいに到着したら時間ぜんぜん足りませんでした。 ダンボール…

  • 21世紀の見世物小屋!バーニー・ディーター様降臨!!

    以下、高知県立美術館によるイベントフライヤーより。 ワイマール時代の退廃的な雰囲気を持つ東ベルリン・キャバレー界の女王バーニー・ディーターが、4人組バンドを率いて本邦初上陸。 空中ブランコに揺れる軟体芸、ヘアーハンギング、刀剣呑み、フラフープ、ハンドバランス、ポールダンスなど驚きの演目が、バーニーのちょっぴり不謹慎で挑発と笑いに満ちたボーカルとパワフルなパンクジャズサウンドに乗せて次々と繰り広げられる。 アヴァンギャルドな異空間が誘うのは21世紀の見世物小屋といってもいい世界最高クラスのキャバレーショー。 高知だけで行われる魅惑的でちょっと危ない夜の世界を覗いてみませんか? www.youtu…

  • 人類は「一つ」ではないのだ Humanity is not "one"

    突如写真に興味を持ち始め、どこへ行くにもカメラを携えていた若かりし頃、「これ読んでみなさい」と知人から渡されたのが、この本だった。 「写真論」スーザン・ソンタグ著 近藤耕人訳 晶文社 原書の刊行は1977年、今から46年も前のこと。 なのに時代遅れと感じるどころか、最初から最後まで、まるで今を語っているようで、時代を超えた名著である。 この本は写真について、だけじゃない。 著者スーザン・ソンタグは写真を通して、芸術を、文化を、アメリカを、現代社会を、世界を、見据え論じる。 対象には決して介入せず、外側から見つめ、考察し、その姿勢は熱心ながら冷めており、気遣いながらも突き放し、世界を俯瞰する彼女…

  • my favorite book of 2023

    年代、場所、不明。 主人公は美術館で清掃員として働くライター志望の女性。 日々、もっと執筆に集中できる生活を送りたいと願う彼女は、裕福な男性と結婚することにより、念願の環境を手に入れる。 というのは、かなりざっくりしたあらすじ。 そこからまず私が興味を抱いたのは、この本、一体なにをもって”Indelicacy”なのか。 私はタイトルが持つ意味に好奇心をくすぐられ、読んでみることにしました。 Indelicacy by Amina Cain この”Indelicacy”という small quiet book、とにかく、ものすごくよかった。 レビューなどを読むとstrangeとかweirdとか、…

  • YOU HAD POISON FOR BREAKFAST

    早起きは苦手だが・・・・・ 1日の食事の中で一番好きなのが朝食! というわけで、これは絶対見逃せないと手に取った本がこちら。 POISON FOR BREAKFAST by Lemony Snicket "YOU HAD POISON FOR BREAKFAST " と記された謎のメモを発見してしまったことにより、著者の Lemony Snicket 自身が自身の死について追跡捜査していくという、児童書でありミステリーであり実話であり哲学書であり。 「死」なんていうと何だかぎょっとしてしまうかもしれないけど、自身の死とむきあいながら綴られる Lemony Snicket という人の、人柄溢れる…

  • Recent Five Stars

    最近読んだ洋書の中で、特に印象深かった一冊。 "THREAD RIPPER" by Amalie Smith, translated from the Danish by Jennifar Russell 私は詩のような散文のような、意図的に組み込まれたスペースから言葉の気配を感じるような、静かで、だけど強さがある(唯一無二である)作品を好むのですが、この本を見つけたときはまさにそれだと直感し、飛びつきました。 語り手は30代前半、アーティスト、女性。 人生初の大きなプロジェクトを任され、生活のすべてがそのための作品制作へとつぎ込まれていく中で、見開き片側を note ノート 、もう片側を .…

  • Buy Yourself the F*cking Lilies

    I hate myself. I hate the things I do. I hate my body. I hate this double life of being "good" at work and "bad" at life. 年始に丸善洋書そるど市で購入した”Buy Yourself the F*cking Lilies”を読んでいる。 この本、絶対欲しいと思って買ったというよりは、良いんだか悪いんだかよくわからないけど、本文入る前にそえられた一節 ”Mrs.Dulloway said she would buy the flowers herself - Virginia …

  • 春を食す

    春の陽気に誘われて、出掛ける機会が徐々に増えてきたここ最近。 先日は久しぶりにお食事会がありました。 旬の素材を活かしたお料理は、日本の春を感じさせてくれる内容で、食から春という淡い季節を堪能しました。 ひっそり開催されたお食事会だったのですが、お料理どれも素敵で、思わず配膳されるたび写真におさめてしまいました。 始まりはこちらの逸品から。 お豆腐の中にわらびが入っています。 ほんのり温かくて、口に含んだ途端、その優しいお味に脳みそが緩みました。 あまりの美味しさにお出汁まで飲み干し、ここで一気に食欲、アルコール欲ともに爆上がりしました。 添えられたみょうがの千切りとお刺し身との相性がとてもよ…

  • Friday Night Reads - Louisa May Alcott , 中原昌也 , 岡上淑子

    仕事を終えた金曜の夜。 明日は休み。 このまま真っ直ぐ帰宅するのは何だかもったいない。 左手にカフェ。 ガラス張りの店内を覗くと何か知らんが空いてる。 一等地といってよいロケーションなのだが。 これはよい、晩御飯と読書にうってつけである。 さっそく入ってみた。 Book 1 : Little Women by Louisa May Alcott Little Women「若草物語」、子供の頃に読み、「姉妹の物語」以上の記憶なし。 だが、今改めて読んでみると、これが期待以上に素晴らしく、終始感動の嵐であった。 四姉妹がそれぞれの欠点(物語の中ではbosom enemyと表現)を克服し、成長してい…

  • 選ばれし者 2023年2月17日の日記

    13:00 待ち合わせ場所着。 友人と鰻ランチ。 半個室の店内は個室同等に隔離されていて込み入ったことも話しやすく、長いあいだ自分の中だけにしまっておいた悩みを思い切ってぶちまけた。 自分が長く携わってきたことは魂から溢れ出してくるようなものであり、もはや好きとか嫌いとかいう次元では括れなくなっている。 それ故、譲れないところが多く葛藤も絶えない。 誰かに言ったところで理解は得られないと諦めていたが、いい加減吐き出したかったのと、この友人自身も職種は違えど働き方に疑問を覚え数年前に独立しているので、話しやすかった。 彼女から独立の話をきいた時の光景は今でも鮮明に覚えている。 場所は表参道のスタ…

  • ヴァージニア・ウルフからアリスまで【洋書そるど市2023】

    丸善丸の内本店で新春恒例となっている「年始め洋書そるど市」、今年は1月5日~10日まで開催されました。 私は初日の夜に訪れて、これが物凄く良かったので、遅ればせながらふりかえってみたいと思います。 洋書そるど市、始まりは確か1965年(うるおぼえなので間違ってる可能性あり)とだいぶ歴史があり、丸善御茶ノ水店など丸の内本店以外の店舗でも規模や時期を変えて開催されています。 これがほんとにお得な催し物で、なんとペーパーバック税込み550円(ハードカバーや写真集などは別)と、とにかく安い。 文庫本より安いのです。 私は通常、ウェブストアで洋書を購入していて、大体ペーパーバックが2000円前後、ハード…

  • 大道芸術館トークショー

    トークショーなるものに行ってきました。 会場は向島にある大道芸術館。 お話はこちらの収蔵コレクションオーナー・都築響一さんと色街写真家・紅子さん。 hengenjizai.work 紅子さんは元吉原ソープ嬢ということで、現在の写真家としての活動に加え過去のお仕事についてもお話されました。 私は今回初めて紅子さんの作品を拝見し、お話伺いましたが、淡々と話される内容は共感を覚えるところが多々ありました。 紅子さん、長く身を置いていた吉原ソープ嬢を32歳の時に引退されたそうです。 理由は結婚と疲労、もう疲れたと。 その後ずいぶん時間を置いて色街の撮影を始めたことから、引退後初めて吉原を再訪した時はあ…

  • コロナ感染とエディンバラ旅日記最終回

    やっと2023年最初の更新です。 今年は新年早々、仕事始めでコロナ感染してしまいました。 高熱、嘔吐、頭痛、食事困難等々、かなり辛い症状が続いたせいか、療養期間が解除になった今もまだ、ボーっとしてます。 1月まだなにもしてないのに、気がついたら半分以上終わってしまった。。。 オミクロン株は感染力が強いとよく耳にしますが、本当にそうですね。 皆さま、くれぐれもお気をつけください。 そしてここで、もうひとつの「やっと」。 ダラダラと続いていたエディンバラ旅日記、今回でやっと最終回です。 実はコロナ感染前に書いてあったものの、投稿は一応見直してからなんて思っていたらまさかの感染で、今頃になってました…

  • 2022年、児童書にはまった

    特別お題「わたしの2022年・2023年にやりたいこと」 わたしの2022年は、何だかみょうに児童書づきました。 はまったきっかけは、こちらの1冊。 HOW TO BE BRAVE / DAISY MAY JOHNSNO それまで児童書には、あまり関心なかったのですが、この本のタイトルを目にした時、いったい小学生くらいの子供たちにむけて、「勇敢」とか「勇気」を、どんなふうに語りかけていくのだろうかと興味を抱いたとから読み始めました。 そしたらこれが、期待以上に素晴らしく、はまった。 お話の舞台は主人公Calla Northが通う、かなりユニークな寄宿学校です。 Callaはそこで仲間たちと力を…

  • Autumn Afternoon Tea @Juri's Tea Room

    以前ここにも書いたことある麻布十番のティールーム、Juri's Tea Room 。 hengenjizai.work 今回はそのジュリスの、アフタヌーンティーをいただいたときのことを少し。 季節限定 Autumn Afternoon Tea この時いただいたのは、いつもの定番アフタヌーンティーではなく、11月10日から始まった季節限定バージョン。 ティースタンド上段 手前のスコーンから時計回りに、ディーツのタルト、アップルケーキ、カボチャのジェラート、アールグレイのパンナコッタ ティースタンド下段 フィンガーサンドウィッチ 中身はキュウリ(アフタヌーンティーといえばまずこれ)、そしてタマゴ、…

  • 巣作りを終えた小鳥の頭上には、限りない青空が広がっている

    「初めての益子、ワグナー・ナンドール・アートギャラリーへの旅、2022秋」と、 hengenjizai.work 「哲学の庭」からの続きです。 hengenjizai.work 1泊2日の小旅行、栃木県益子町2日目。 暗い内に目覚め、今、外が明るくなってきました。 綺麗だ。。。 日本は美しい国ですね 皆さま、おはようございます いつもは、何度もスヌーズを繰り返し、やっとのおもいでベッドから這い出すというのに。 何故か旅先だと、途端に目覚めが良くなり、窓外の刻々と変化していく景色の様子などを見届けたりします。 普段はまったくそんなことしないのに。 旅に出るとセンチメンタルになるのです。 今回の宿…

  • 初めての益子、ワグナー・ナンドール・アートギャラリーへの旅、2022秋②

    初めての益子、ワグナー・ナンドール・アートギャラリーへの旅、2022秋①からの続きです。 hengenjizai.work ワグナー・ナンドール・アートギャラリーといって、真っ先に頭に浮かぶのは、やはり「哲学の庭」。 「哲学の庭」は、キリスト像や老子像、釈迦像などの彫刻像で構成される、ワグナー・ナンドールさんの集大成ともいえる作品。 ドナウの叫び ワグナー・ナンドール物語 / 下村徹著によると、ナンドールさんは彫刻家としての自分が何をすべきか、何が出来るかを思案し続け、その結果としてつくられたのがこの作品とのこと。 第2次世界大戦で兵士として戦い、傷つき、戦後はソ連の戦車に蹂躙され、祖国を離れ…

  • 初めての益子、ワグナー・ナンドール・アートギャラリーへの旅、2022秋

    宇都宮駅発益子行きバス乗り場に着いて、時計をみたら10:44。 ちょうど10:43発のバスが行ってしまった後でした。 バスは1時間に1本しかないようで、次は11:43。 仕方ない、ここで少し早めのお昼を済ませるか。。。 すぐそこに入り口がみえる、パセオという名の駅ビルに入ってみました。 本当は益子に着いてから、どっかのカフェでランチしようと考えていたのですが。 入ってすぐ、バーガーメニューの立て看板が目に入りました。 せっかく栃木に来たのに、ぜんぜん栃木っぽくないけど、バーガー好物だし、まあいいか。 一人旅の一食目、チーズバーガーなり 簡単ランチを済ませ、今度は無事11:43発のバスに乗り込み…

  • 【Calton Hill】Exploring Edinburgh【day7】

    忘れた頃にやって来る、エディンバラひとり旅日記。 残すところ、今回入れて2回となりました。 やっとです。 Calton Hill カールトン・ヒル John Lewis ジョン・ルイス Calton Hill カールトン・ヒル 雲で覆われた空の下、Calton Hill カールトン・ヒルという丘(死火山)へやって来ました。 英国独特のどんよりした空模様、毎日のこととなれば太陽が恋しくて仕方なくなると思うけど、旅行者的立ち位置だと、この寒くて古くてグレーなTHE英国的雰囲気は案外悪くなかったりします。 Calton Hill カールトン・ヒルは英国で最も古いパブリック・パークのひとつ、著名な方々…

  • museum of roadside art 大道芸術館

    この上なく楽しい場所へ遊びに行きました。 ここ最近、ずーっと猫かぶって大人しくしてるので、自分の歪んだ本性全開!とまではいかずとも、小出しできる場所があるというのは嬉しい限りです。 その楽しい場所というのは、museum of roadside art 大道芸術館。 10月11日、編集者である都築響一さんのコレクションを集めた美術館が東京墨田区の花街、向島にオープンしました。 建物は閉店した料亭を大改装したもので入館は完全予約制、そしてしばらくの間、大道芸術館に関する大道芸術館サイドからの情報発信は、都築さんが編集長を務めるメールマガジン Roadsiders' weeklyによるものだけとの…

  • 【洋書おすすめ】COLD ENOUGH FOR SNOW

    最近読んだ本、"COLD ENOUGH FOR SNOW" by JESSICA AU。 まずはこの青いシンプルな装丁に目を奪われ、あらすじを読んで更に興味が湧き、これは絶対読みたいと思いました。 本のページにはまさに雪を連想させる一際白い紙が使われていて、デザイン的にもとても美しい一冊です。 内容は、それぞれ別の街に住む母と娘が海外からやってきて日本を旅するというもの。 空港で待ち合わせ、電車を乗り継ぎ市街へ出て、ホテルで、アートギャラリーで、カフェで、それぞれの道のりで、過ごした時間にみたもの、感じたこと、蘇る記憶の数々と、その時々の心の動きや状況を静かに観察し描写していきます。 ドラマテ…

  • Goodbye, Summer

    以前おとずれた食べもの屋さん。 お食事もインテリアも漂う空気も、そこにあるものすべて気に入ってしまった私はそれ以来、また訪れたくて訪れたくて、仕方ありませんでした。 hengenjizai.work そして先月やっと、その念願が叶いました。 今回は窓際の席を案内していただきました いただいたのは前回同様季節のごはん。 夏と秋の間にいただいた夏ごはん。 今頃夏の話なんて季節感にかけてしまうけれど、これが私の、2022年夏の終わりでした。 季節のごはん、まずはこちらからスタート。 ココット隣はポテトサラダ。 ゴーヤが使われていたのですが、ポテトサラダにゴーヤ、あうんですね。 とても美味しかったです…

  • 表現という言葉を失う前に

    仕事を早々に切り上げて、むかうは吉祥寺111(スリーワン)。 吉祥寺駅から歩いて5分くらいのところにある、こじんましとしたお店、私は初めて訪れます。 むかう理由は、いま存続の危機にある、ル・デルニエ・クリが生み出したアートブックを見るため。 ル・デルニエ・クリはフランス・マルセイユを拠点に活動する、独立系超異端版画工房/デザインスタジオ/マイクロパブリッシャーです。 彼らは今、窮地に立たされています。 その騒動について私は、都築響一さん編集長のROADSIDERS' weeklyというメールマガジンで知りました。 一見グロテスクな印象を与えてしまう彼らの作品が炎上を引き起こし、事態は極右政党や…

  • Exploring Edinburgh【day6】【part 2】

    2019年に訪れたスコットランドの首都エディンバラ旅日記、今回は【day6】【part 2】です。 【part 1】で訪れたDean Villageという地区をあとにして、また街の中心に戻ってきました。 Dean Villageでの様子は、こんな感じ↓↓↓ よろしかったら! hengenjizai.work Dean Villageをあとに歩き出し、大通りに出る少し前、入り組んだ小道に佇む小さなカフェでお昼を済ませました。 そしてこの日は何だかそれでもまだまったりしたりず、更に別のカフェでお茶をして、やっと次の目的地へと動き出しました。 気ままな一人旅でしたので、基本のんびり、1日に訪れる場所…

  • 文禄堂、ルノアール、高円寺

    日常生活を送る中で蓄積されたストレスが、赤く点滅し始めました。 今年の夏はわけあってお盆休みもなく(号泣)、働き通しですから当たり前です。 このままではサイレンまでもが鳴り出してしまいそう。 これはいかん。 ということで、ひとまず仕事帰り、気軽にできるストレス解消法を実践しました。 ほんとはどこか行きたいですけどー!!! 1週間くらいー!!! ストレス解消法といっても、何も特別なことではなく、まず書店で本を数冊買い、そしてそのあと静かな場所に移動して、黙々と読書を堪能する、これだけです。 超簡単。 でも効果抜群なのです。 好きな書店はたくさんあるので、訪れる場所は様々。 今回は1カ月ぶりくらい…

  • セミの鳴き声が変わったの、一体いつからでしたっけ?

    セミの鳴き声が変わったの、一体いつからでしたっけ??? そういえば気がついたら変わってて、どれくらい前のことだったのか覚えてないです。 昔は、ミーンミーンミーン、とかでしたよね、確か。。。 そして今はミンミンゼミもアブラゼミもセミというセミはすべて、 NO!MORE!ニンゲン!NO!MORE!ニンゲン!NO!MORE!ニンゲン!!!!!!!!! NO ! MORE ! ニンゲン ! NO ! MORE ! ニ・ン・ゲ・ン ! ! ! ! ! ! ! ! ! ! 反戦歌であり反ニンゲン歌。 今年の夏は特に響きました。 人気ブログランキング

  • 【Dean Village】Exploring Edinburgh【day6】

    スコットランドの首都エディンバラを一人旅したのは2019年のこと。 そしてその数か月後、世界がコロナ禍に陥りました。 私は今更ながらその旅の記録をここに綴っています。 始まりは【day0】、そして今回やっと【day6】。 【day6】は前半と後半にわけて書いていきます。 それでは皆さま、まずはDean Villageから。 Dean Village。 タイムマシーンに乗って時代をさかのぼったようなゴスゴスしい街並みに、バグパイプの音色が響き渡る街、スコットランドの首都エディンバラ。 その美しさたるや、これはほんとに現実世界のものなのかと我が目を疑うほどでした。 そしてそのエディンバラ市街の中に…

  • THE ALBUM LEAF in a safe place

    音楽や映画について書いている、とあるおかたのブログで、このアルバムの存在を知りました。 そしてさっそくぽちったCDが届いた。 THE ALBUM LEAFはジミーラヴェルがアメリカサンディエゴでスタートしたソロプロジェクト。 このアルバム”in a safe place”は2004年にリリースされてるのですが、私は今回初めて知りました。 まずジャケットの深みあるブルーに引き込まれ、記事に貼りつけてあったYouTubeに飛んで、即これはCDを買わねばと高揚しました。 輸入盤と国内盤、どちらにするかしばし悩み、ひとまず、メーカーに在庫があって一番買いやすかった限定品の国内盤(2017年発売)を頼み…

  • LOUBOUTIN

    私が持ってる靴の中で、といって大して持ってませんが、一番狂気で凶器で狂喜なのが、なんといってもこのおかた、ルブタンさまです。 これをもらった時、このヒールの高さがルブタンで出してるヒールの中で一番高いと言われました。 こういうものに興味ないかたは、マジどうでもいいと思いますが、この記事を書くにあたり一応定規をあててみたら、細~~~いピンヒールは高さ12㎝でした。 と申し上げると、そしたら大体10㎝ってことね、と思われるかもしれませんが、こと靴において10㎝と12㎝は、それぞれまったく別世界、大体という大雑把な括りが適用されない領域にあります。 たかが2㎝、されど2㎝。 これがですね、、、、、、…

  • Juri's Tea Room

    前回の記事「最近あった3つのいいこと」。 その中であげたスコーンの写真、あれは麻布十番にあるJuri's Tea Roomのスコーンなのですが、これがホントにホントに美味しくて、、、、、 あれから約1週間経過しますが、日を追うごとにまた食べたいという欲求が高まって、何だか今、世にも幸せな禁断症状に悩まされてます。 これがそのスコーン。イチゴジャムとクロテッドクリームをたっぷりつけていただくと、もう、もう最高です! こちらJuri’s Tea Room、スタートは本場英国コッツウォルズときいて、ずっと気になっていました。 ほんとはフルアフタヌーンティーをいただきたかったのですが、今回は事前に予約…

    地域タグ:港区

  • アリ先生とニンゲン君

    ある日のこと。 トコトコ歩いていたら、、、、、 わ!なにこれ!? すごい、アリの巣だ。。。 アリさんたち、小さな小さなからだで、どうしてこんなものを作れるのだろう。 しかも測ったようにきれいです。 驚きと感動と、なんだか神秘的なものも感じてしまいます。 観察していると、アリさんたちは巣から出たり入ったり、とても忙しそう。 妙に勤勉な印象。 えらいなあ。。。 あれ?巣の入り口、思いのほか大きいみたい。 一体なかはどうなっているのでしょう。 是非とも、お宅拝見させてほしい! アリ先生は、皆でせっせせっせ、合理的。 ニンゲン君は、嫉妬をしたり復讐心を燃やしたり、非合理的。 ニンゲン君、今こそひとつに…

  • 【日本料理】自然のめぐみ【日本文化】

    過日、コロナ禍による延期に次ぐ延期の末、やぁぁぁっと開催されることになったお食事会がありました。 この3人による、この3人のためのお食事会、なんと3年ぶりに実現。 待ちに待った久々のお食事会、開催は日本料理レストラン「時宜」にて。 海を見渡す解放感溢れる個室カウンターに専属料理人(なんと料理長)を抱え込み、私たちだけのために思う存分腕を振るっていただくという、誠に贅沢なシチュエーションでした。 日没前にスタート。 この日舌鼓を打ったお料理はどれも、ただ美味しいという表現だけで済ませられないものでした。 いただいたすべてのお料理に、料理という枠を超えた、もっともっと、それ以上のものを感じました。…

  • COMEX.

    存在を忘れていたわけではないけれど、奥にしまい込んでしまって暫く履いてないCOMEX(日本のハイヒールブランド)のハイヒール。 突如、久し振りに引っ張り出してみました。 これを買ったのはもうだいぶ前のことだけど、今みてもやっぱり美しい。。。 私、つま先の尖った靴、好きなんですよねぇ。 コロナのせいで夜遊びすることがほぼなくなってしまいました。 おかげでドレスアップしてヒールを履く機会もめっきり減ってしまったけど、、、、、 ちょうど久し振りにお出掛けする予定があるんだなぁ。 よし、これを履いてくことにしよう! スポンサーサイト (adsbygoogle = window.adsbygoogle …

  • 【Scotland】Exploring Edinburgh【day3, day4 and day5】

    ひさしぶりに、スコットランドの首都エディンバラを一人旅した記録の続きを書いてみようと思います。 旅をしたのが2019年11月のことなので、だいぶ月日が流れました。 この少し後、世界はコロナ禍に陥り、以来どこへも旅してません。 ならばこんな時だからこそと、エディンバラ旅記録をまとめ出したのですが、当初の意気込み何処へやら、ずいぶん中断してしまいました。 予定では昨年末までにまとめ終えてるはずでした。 2020年中に終わらせたいと以下の記事で張り切っていた自分、今となっては恥ずかしい。 お星さまもいただいたのに。。。 hengenjizai.work なにはともあれ、拙い文章ですが、久し振りによろ…

  • 循環

    美しく咲き誇る花も好きですが、それと同じくらい、朽ちた花にも惹かれます。 雨がたくさん降った後、水たまりの中。 たぶんこれは一般的に、あまりきれいなイメージでないのかもしれませんが、私は好きです。 なんてきれいなんだろうと心を動かされ、思わず写真におさめました。 まるで、幹から散り落ちた花や葉が、水たまりの中でまた別の世界を形作っているようにみえます。 花や葉は散ったら終わり、ではないのですね。 静かに佇むものがあり、新たに息吹くものがあり。 私たちみんな、この生命の循環を通して繋がっているんだなぁ。。。 var uri = 'https://imp.tradedoubler.com/imp?…

  • 心に自然が宿るフレンチ【CHEZ MATSUO】

    先日、久し振りに仲良し3人組で集まり、ディナーを楽しみました。 私たち、同じ職場で働いていた元同僚で、もう長い付き合いです。 今はそれぞれ違う職場で働いていますが、集まればおしゃべりが止まらず、時間がいくらあっても足りないのは昔のままです。 そして昔から3人とも美味しいものを食べるのが大好き。 今回のお食事、私はとにかく視覚でやられました。 お皿の中で形成されるお料理は、お料理という枠を超え、私を海や森、自然の中へと運んでくれました。 まさに心に自然が宿るフレンチ、感動しました。 そんなわけで、例によってまた写欲をおさえることが出来ず、お料理が運ばれるたびにお写真撮ってしまいました。 ちなみに…

  • 7 REECE MEWS FRANCIS BACON'S STUDIO

    ネット注文して、何カ月ものあいだ到着を心待ちにしていた写真集が届きました。 7 REECE MEWS FRANCIS BACON'S STUDIO 英国でもっとも絶賛されたアーティストのひとりであるフランシス・ベーコンのスタジオ内部を隅々までとらえた写真集です。 スタジオの中は、キャンパス、絵筆、絵具、ダンボール、雑誌、本、写真、もうたくさんあり過ぎて何があるのかよく分からない。 あるものすべて、引き裂かれていて、汚れていて、しかしとてつもなく素晴らしい。 まさにカオス。 1992年にベーコンが亡くなった後、このスタジオはすべてのピースそっくりそのままダブリンにあるギャラリーへ移されましたが、…

  • Princess Cherry Blossom

    蜘蛛の巣にはりついた桜の花びら。 まるで、悪に捕らわれた、一点の曇りもない、純真無垢な、お姫様のようだ。 var uri = 'https://imp.tradedoubler.com/imp?type(img)g(24066772)a(3239435)' + new String (Math.random()).substring (2, 11); document.write(''); 人気ブログランキング

  • Good Vibes

    先日ひさしぶりの外食で、とても素敵な食べ物屋さんと出会ったことを、いくつか前の記事に書きました。 hengenjizai.work そこは、お友達に連れて行ってもらった食べ物屋さんでした。 普段ほとんど見かけることのない平屋の一軒家で、店内に足を踏み入れた途端、「好き!!!」という感情で心が一杯になりました。 とにかく全てがいかしてて、雰囲気最高、COOL !!! 私は置いてあるものが気になって仕方なく、席へ案内されたもののあっちへウロウロこっちへウロウロ、店内をくまなく見て回りました。 写真におさめたのはほんの一部ですが、店主の方のこだわり、愛と情熱と優しさで埋め尽くされた空間のように感じま…

  • Live as one

    他者を攻撃するということ=自分自身を攻撃するということ。 みんな今を一生懸命生きている、そう思うと、この地球上の命宿るすべてのものに、親しみが湧くし優しい気持ちが芽生えます。 感謝の気持ちを忘れずに、思いやりある行動を心掛けたい、そう思って日々生活してますが、分かっていてもそう出来ないときが多々。 そのたびに弱い自分を反省してます。 Imagine all the people Living for today Imagine all the people Living life in peace Imagine all the people Sharing all the world And…

  • ただ空があるだけ

    ビルの谷間を歩くのも自然の中を歩くのも同じ歩くだけど、自然の中を歩く方が俄然再生度が高いです。 短い時間だったけど、鳥の鳴き声や風が木々を揺らす音に耳を澄まし、どんぐりがたくさん落ちてる山道を歩きました。 歩きながら何度も深呼吸をして、細胞が生き返ったように感じます。 大きな木の下で立ち止まり、見上げれば空。 ただ青い空があるだけ。 欲も権力も国境も、なにもありませんでした。 var uri = 'https://imp.tradedoubler.com/imp?type(img)g(24066772)a(3239435)' + new String (Math.random()).subst…

  • 祈り

    コロナ禍で親しい人たちとの外食がめっきりなくなって、美味しいお店を発掘する機会もなくなりました。 別にそれでも暮らしていけるけど、日常の中の彩りが減ってしまって何だか寂しいな、と思っていたら、久し振りにとても素敵な食べ物屋さんとの出会いがありました。 お友達が連れて行ってくれたのですが、お料理も食器もインテリアもすべて気に入りました。 遅めのランチでおじゃまして、出てくるものすべてに店主のこだわりを感じ、どれも写真におさめたくなり、でも出てくるそばからパシャパシャ撮るのはお店の方に失礼だし、それにあまりお行儀も良くない、とも思い、かといって写欲はおさえられず、結局、自分の前にお料理が運ばれるた…

  • 1984×Francis Bacon

    若かりし頃に読んで影響を受けた本。 ジョージ・オーウェルの「1984」。 まずこれが一番最初に頭に浮かびます。 脳裏に焼きつく本は他にも多々あって、たとえばスーザン・ソンタグの「写真論」なんかは、こんなにあたたかいまなざしがあるのかと、初めて読んだときの感動を今でも強く覚えていますが、その後の考え方に大きな変化をもたらしたという点では、やはり「1984」です。 そんなわけで、いつかこれの原書を読まなくてはと、頭の片隅でずーーーっと使命のように感じていました。 なのにいっこうに手を出せず、このほどやっと、ほんとにやっと、行動に移すことができました。 原書となると、ただでさえ骨折りのところ、隙間時…

  • 椿

    椿の花が目の前で、ボン、と落ちました。 椿の花、なんの予告もなく突然勢いよく落ちるので、いつもドキッとさせられます。 そして、落下していく椿の花をみるたび、あたかもそれが何かのメッセージであるような気がして、心がざわつきます。 椿って春の花、ですよね。 季節はまだ春になったばかり。 そんなに散り急がなくても、と思うんだけど。 この子も明日は、もっと花びら開いているんだろうなぁ。 花の一生も、人の一生も、あっという間。 戦争なんかやってる場合じゃない。 スポンサーサイト (adsbygoogle = window.adsbygoogle []).push({}); 人気ブログランキング

  • Lazy Sunday

    早朝に崩れ落ち、やっとベッドから這い出した。 日曜日、まずはコーヒーでも飲もうかと。 人気ブログランキング

  • 朝の光

    この部屋は光の入り方が気に入ってます。 今朝は刻々と姿を変える光の様子を、ただ見ていました。 数分で姿を消してしまう光もあり、目が離せませんでした。 影があるから光を感じ、光があるから影を感じる。 そんなことが頭をよぎる一時でした。 人気ブログランキング var uri = 'https://imp.tradedoubler.com/imp?type(img)g(24066768)a(3239435)' + new String (Math.random()).substring (2, 11); document.write('');

  • 【音】アゼルバイジャンのカントリーサイドとすべての些細な事柄

    うちにはテレビがないので、代わりによくYouTubeを観ます。 お気に入りのチャンネルがいくつもあるので、あれ観たいこれ観たいで結構忙しいです。 そして、そのなかでも頻繁に再生しているが、こちらのチャンネルです。 www.youtube.com 撮影されているのはアゼルバイジャンのカントリーサイド。 出てくるものすべてがかわいくて美味しそうです。 私もこの動画の中のお父さんやお母さんのように、必要なものは大概自分で作れるっていう感じになりたいなー。 花と緑と動物と、実り豊かな動画を観ていると、現在の自分の生活がいかに貧しいものが、思い知らされます。 自分にとって真の豊かさって何だろう、今の私い…

  • 【タロットカード】今日気をつけたいこと【2021年12月19日】

    今日2021年12月19日に気をつけたいことをタロットカードにききました。 今回はシャッフル中にカードが一枚飛び出しました。 私は、こんな感じで自然に飛び出してくるカードもリーディングの要素に取り入れるようにしています。 逆位置で飛び出したカップのキング。 シャッフルした後、今日2021年12月19日に気をつけたいこと1枚引き。 17番、星のカードが逆位置で出ました。 期待しすぎないように。 私は今日、初対面の方と面会があります。 もし相手の方やお話しの内容などに期待外れだったり満足できないところがあっても、感謝の気持ちを忘れずにむきあいたいと思います。 ときに、理想が高すぎて、せっかくのチャ…

  • 【タロットカード】今日気をつけたいこと【一枚引き】

    今日2021年12月18日に気をつけたいことをタロットカードにきいてみました。 2番、女教皇のカードが正位置で出ました。 慌てず冷静に慎重に。 深い洞察力を持って物事を見つめるように。 皆さま、今日のご予定は? 私はお休みなので、月曜日から金曜日までほったらかしだった部屋の片付けをして、その後は読書にでも耽りたいと思います。 女教皇のカードは知識を意味するカードでもあります。 スキルアップにもいいカードです。 ひとり静かにページをめくって心のバランスを整えると同時に、書物から新しく得た知識が力となってくれそうな気がします。 スポンサーサイト (adsbygoogle = window.adsb…

  • 【御殿場プレミアムアウトレット】買い物が思い出になった

    この間お友達と行った御殿場プレミアムアウトレット、空気が澄んでいて、とても気持ちよかったです。 寒かったけど、そのせいか富士山もばっちり拝めて、その優雅さに改めて感動してしまいました。 Lady Fujiyama 貴婦人。ご利益ありそう。 このあと遅めのお昼ご飯を済ませて外に出たら、少し暗くなりだしてました。 辺りは幻想的な雰囲気に包まれ、さらにきれいでした。 アウトレットへ行こうと誘われたときは、どうせ買いたいものもないだろうけど、富士山みたいし、散歩がてらついてくかって感じでした。 でも、見ればやっぱりほしくなるもので、バッグとかお洋服とか、誘ってくれたお友達と一緒になって、いろいろ買って…

  • You are cute

    カワイ子ちゃんとバッタリ。 What a treat ! ニャンコと遭遇すると、それだけで嬉しい気持ちになります。 ネコ大好き。 この子、体もまだ小さい。 ニャン助、お気をつけなさって。 人気ブログランキング var uri = 'https://impfr.tradedoubler.com/imp?type(img)g(22787774)a(3239435)' + new String (Math.random()).substring (2, 11); document.write('');

  • 【day2】Exploring Edinburgh【Scotland】×今週のお題「あったか~い」

    スコットランドの首都エディンバラひとり旅日記、第3回目【day2】です。 今回は、いまでもイギリス王室がスコットランドに訪問する際、滞在先として使用しているホリルードハウス宮殿を訪れた記録です。 ホリルードハウス宮殿 The Palace of Holyroodhouse エディンバラに到着して2日目。 曇ってるけど、雨じゃないだけいいか。 今日は、ホリルードハウス宮殿へ行ってみます。 なんとロイヤルレジデンスとして、500年以上の歴史があるそうです。 ホテルを出て、朝食を済ませ、宮殿までテクテク歩きます。 道順は簡単で、街の目抜き通りロイヤルマイルの果てまでひたすら真っ直ぐ。 道すがら、興味…

  • Cristmas Tree

    今年はハロウィンが終わって早々に、クリスマスツリーを買いました。 理由は引き出しの中に、寝かせておくには勿体ない、とてもきれいなクリスマスオーナメントがあるからです。 自発的にクリスマスツリーを買うのは初めてのこと。 最初は、どうせなら本物のモミの木にするかと、育て方なども含めて調べだしました。 が、しかし、買おうと思っていたお店で今年はモミの木の入荷がなかったり、住居事情により断念。 モミの木の香りで室内の浄化も図りたかったので残念です。 で仕方なく、フェイクツリーでいいかとアレコレ調べ、代官山のクリスマスカンパニーでこちらのツリーを購入しました。 高さ60cmの卓上ツリー、切り株風の土台に…

  • Do Me

    ヘモグロビンの赤、クロロフィルの緑、頭部に伸びる(というか頭部で蠢く)金色の触角。 ペインターのお友達が描いてくれた私、超気に入った! 季節的にはクリスマスカラーでもある。 私は私をやればいい、Do Me! という、非常に肯定的な気持ちにさせてくれる絵です。 もちろんこれを描いてくれた本人は、描きたいから描いただけで、私を元気づけようとか、勇気を与えようとか、そんなことは全く意図してないはずですが、もらった私は、ものすごく強い力をプレゼントしてもらったと感じてます。 常に目に入るよう、額装して飾らねば! スポンサーサイト (adsbygoogle = window.adsbygoogle …

  • Mug

    今週のお題「赤いもの」 赤いものは好きですか? はい、大好きです。 赤いリンゴも、赤い口紅も、赤いリボンも、赤いソールのハイヒールも。 そしてこの赤いマグも。 私が一目惚れして、家へ連れて帰りました。 もうずいぶん長い付き合いになりますが、未だに私のNo.1 マグです。 スポンサーサイト (adsbygoogle = window.adsbygoogle []).push({}); 人気ブログランキング

  • 【Lightroom Classic】画像編集その後と作業中のBGM【BBC Sounds】

    Adobe画像編集ソフトLightroom Classic(以下LrC)を使い出して、約1カ月たちました。 hengenjizai.work LrCは初心者の私でも扱いやすく、しかもちょっとシャドウ部分やハイライト部分を調整するだけで、これは無理だろと諦めていた画像が見事に生きかえるので、十分すぎるほど満足しています。 時に元画像のあまりの酷さに、レタッチ後の変容ぶりを見て、私は詐欺師じゃないかと意味もなく罪悪感に苛まれるほどです。 そんな中、もしLrCの問題点をひとつあげるとすれば、その十分すぎる機能が仇ということでしょうか。 LrCとPhotoshop(以下Ps)両方使えるフォトプランに申…

  • 【BBC Sounds】夜、心に語りかけてくる音楽たち【音楽と対話】

    闇夜でバスタブと遭遇。 夜も深まりました。 いい加減より道はやめて、帰らないとな。 年齢を重ねると体質が変わり、自然と夜型から朝型へ移行していくものだと思っていたけど、長年連れ添った体質、そう簡単に変わるもんじゃないですね。 var uri = 'https://imp.tradedoubler.com/imp?type(img)g(24066772)a(3239435)' + new String (Math.random()).substring (2, 11); document.write(''); 夜更けといえば、こういう深い時間帯によく合うプレイリストがあります。 俳優のCilli…

  • 不揃いなリンゴたち【フードロスについて考える】

    つるわれや多少のキズがあるリンゴたち、スーパーで7個594円(税込み)でした。 赤みが足りなかったり、少しキズがあっても、リンゴはリンゴ、美味しいです。 こういう、ちょっと他より個性が目立つ姿かたちの野菜や果物たち、たくさん市場に出回らないかなと思います。 そもそも、1個1個ちがって当たりまえなのですから、もっと野菜や果物たちの意志、アイデンティティを尊重し、いただく私が、彼らの都合に合わせたいと思います。 もっと、地球のために尽くしたいなぁ。。。 それはさておき、、、余談ですが、上のお写真に写り込んでるグリーンはポトスです。 悪い気が集まりやすいキッチンに置くと良い、とのことで、私も置くよう…

  • 【day1】Exploring Edinburgh【Scotland】

    Dear 皆さま おはようございます。 本日は2021年10月最後の日曜日。 早いですねー、今年もあと2カ月で終わりなんて。 今回も前回に引き続き、スコットランドの首都エディンバラをひとり旅した記録 です。 この前のday0(羽田空港-エディンバラ空港)はこちら ↓↓↓ をご覧ください。 hengenjizai.work エディンバラ空港-ホテル まずはお茶@Patisserie Valerie 初日終了 クリスマス前のエディンバラ エディンバラ空港-ホテル 無事エディンバラ空港に着陸し、スーツケース紛失等のトラブルもなく、ゲートの外へ出ました。 ここからホテルがある中心街へ出るのに交通手段は…

  • 【day0】Exploring Edinburgh【Scotland】

    day0 これは、スコットランドの首都エディンバラをひとり旅した記録です。 この記録のコンセプトは「備忘録」。 ノートに忘れたくないことを記していくような感じで進めていきたいと思っています。 丁寧に書こうと決めてますが、たぶん、いや確実に、旅情報としては足りないところが多々あります。 また、私以外の方々からしたら、どうでもいい内容が多く含まれます。 それでは、どうぞよろしくお願いいたします。 選んだ航空会社はエミレーツ 羽田-ドバイ ドバイ-エディンバラ var uri = 'https://imp.tradedoubler.com/imp?type(img)g(24066772)a(3239…

  • 【今年中に済ませたい】その1 エディンバラ旅行の思い出を記事というかたちで残す

    最近めっきり寒くなりました。 日が暮れるのも早くなったし、私の中では秋を通り越し、あっという間に冬突入です。 そして季節の移り変わりとともに、自然と、一年の終わりを意識しだしています。 2021年、皆さまはどんな一年でしたか? 私は、まだ心の整理がついてないこととかもあり、言葉で表現できる段階に至ってません。 ひとまず現時点で思いつくことと言えば、いくつかのやり残していることたちです。 取りかかるとなると時間もかかるし、つい後回しにしてるけど、ずっと心のどこかに引っかかっていること。 それらは仕事でもないし、どうしてもやらなければならないことではないけれど、これが終わったら次へ進もうみたいな、…

  • 後ろ姿

    最近になって、そういえば私、よく後ろ姿の写真撮ってるなと、ふと、気づきました。 そう言われてみると、今まで無意識にカメラをむけてましたけど、素敵な後ろ姿を見つけると、これからどんな楽しいところへ行くのかと、これまた無意識に想像を膨らませてもいます。 赤信号。 足早に私の前を歩く彼女のあしが止まりました。 はたして彼女、どこへむかっているところなのでしょうね。 var uri = 'https://imp.tradedoubler.com/imp?type(img)g(24066772)a(3239435)' + new String (Math.random()).substring (2, …

  • 【Adobe】初めてのLightroom、素人でも簡単でした。

    生まれて初めて、Lightroom Classicをいじってみました。 生まれて初めて、なんて書くと、ずいぶん大げさにきこえてしまうかな。 生まれて初めてって書くより、今さらながら、とか書いた方が良いか。 ま、いずれにせよ、やばい、めちゃくちゃ面白いですね。 Lightroomには、Lightroom CC(以下Lr)と、Lightroom Classic(以下Lrc)があり、どちらにしようかと違いを読み比べ、私は、Lrcで始めることにしました。 その一番の理由は、写真ファイルの保存場所です。 LrはAdobeサーバーに保存、Lrcは自分のPCに保存。 Lrだったらクラウド保存なので、自分でバ…

  • ネコ

    この子、野良ちゃんかなぁ。。。 とれもきれいなお顔立ちで、思わずはっとしてしまいました。 ずっとみてると、この子がネコではなくニンゲンで、私に話しかけてるような気がしてくる。 「どうして写真撮るの?」 そう、きかれてる気がする。 いや、違うな。 この子がネコではなくニンゲンで、ではなく、ネコとかニンゲンとか、そういう分け方が取り払われ、同じ生きもの、仲間、と、心から感じているんだな。 var uri = 'https://imp.tradedoubler.com/imp?type(img)g(24066772)a(3239435)' + new String (Math.random()).s…

  • 【東京の空】二丁目にて【♯5】

    二丁目をフラフラしてて楽しいことのひとつ、看板鑑賞。 どれも個性的で名作揃いです。 この唇の看板、いいなぁぁぁ。 Tシャツにしたい! にほんブログ村 人気ブログランキング

  • 初めて買ったカメラは、LEICA R4 だった。

    もうずいぶん昔の話ですが、突然、写真でも撮るかと思い立ち、カメラを買いに銀座のレモン社へ行きました。 周囲に写真関係の仕事をしている人がいたわけでもなく、また、写真を趣味としている友人知人がいたわけでもなく、ほんと急に閃きました。 初めてのカメラを買いにむかった先が何故にレモン社だったのか、そして何も分からない若造が何故にライカだったのか、その辺のことはもう覚えてもいませんが、たぶん、ライカの見た目に惹かれたとか、そういう安易な理由だったのだろうと思います。 レモン社店内へ足を踏み入れると、男性スタッフが対応してくれました。 とはいえ、非常に素っ気ない接客で(どうしてライカじゃないとダメだった…

  • 雨とJust Like Honey

    雨の日は何故か、The Jesus And Mary Chain の Just Like Honey が脳内で鳴り響きます。 雨とはまったく関係ない歌詞なのに、雨の中にいると、この曲が私の内側で、何度も何度もリピートされます。 不思議です。 www.youtube.com この日も、朝から冷たい雨が降っていました。 車窓から雨で濡れた街を眺める私の脳内では、もちろん、この、Just Like Honey が鳴りやむことはありませんでした。 Just Like Honey という曲は、 きみのためだったら何でもやるよ。 プラスティックのおもちゃにだってなる。 と唄い、最後は、熱で浮かされたように…

  • 心を、撃ち抜かれました。

    人様のお犬様に、心を、撃ち抜かれました。 か、かわいい。。。 無敵にかわいいつぶれ具合。 この顔!たまらん! 私はコミュニケーション能力欠落してるので、動物相手の方が安心。 コミュニケーション能力が求められるの もよくわかるし、大切なことだとも思っている。けど、、、今の世の中、よってたかってそれを求めてくるので、何だか疲れてしまった。。。 にほんブログ村 スポンサーサイト (adsbygoogle = window.adsbygoogle []).push({});

  • 【フィルムスキャナーで昔のフィルムをデジタル化】モノクロのロンドン【Part3】

    昔撮って、長い間箱の中で忘れ去られていたフィルムを、家庭用フィルムスキャナーでデジタル化。 今回もモノクロフィルムで撮影したロンドンです。 毎回そうですが、特に意味とかはなく、スキャンした画像の中から気に入ったものを10枚選び、並べました。 1枚でも印象に残る写真があれば嬉しいです。 それでは、よろしくお願いします。 友達のフラット。コンロの上に何故かむき出しのベーグル2つ。この友達のところへ遊びに行くと、かなりの確率でこの光景を目撃しました。理由は、きいたことないからわからない。 また別の友達のフラット。キッチンで、何故か片足を椅子にのせて話し込む3人、友達のフラットメイトとそのフラットメイ…

  • 曇天の海

    曇天の海、結構好き。 やっぱり私、性格暗いだろうか。。。 お昼食べて、海見て、プリン食べて、帰りました。 にほんブログ村 スポンサーサイト (adsbygoogle = window.adsbygoogle []).push({});

  • 【フィルムスキャナーで昔のフィルムをデジタル化】パンダとフラミンゴ【カラーリバーサルフィルム】

    先日実家で、昔撮ったカラーリバーサルフィルムを発見しました。 封筒の中に数枚の現像済みシート、劣化してるのか光にかざしても何が写っているのか、よくわかりません。 ってことで、内容確認もかねてスキャンしてみたら、上野動物園とか花の写真でした。 ひとまず上野動物園のパンダとフラミンゴです。 かわいい。 フィルムスキャナーは、いつものケンコーKFS-14WS を使用しました。 フィルムが劣化しているのか、もともとのピントがあまいのか、理由はよくわかりませんが、モノクロネガフィルムをスキャンしてデジタル化した時より、かなりぼやけたイメージ。 ネガとポジの違い、モノクロとカラーの違い、そういうことも仕上…

  • Cars

    好きなモチーフのひとつに車があります。 そういうと、車の運転が好きで、車種についても詳しそうにきこえるかもしれませんが、実際は、車全体に疎いペーパードライバーです。 車は、フォルムと、くるくる回るタイヤが好きです。 よく交差点で立ち止まり、次々と行き交う車を眺めてますが、なんでしょう、それだけでとっても気持ちいいんですね。 まるでマイナスイオンを浴びたような、良い心地で満たされます。 というわけで今回は、車の写真を並べてみました。 車好きといいながら、ひどい写真だと思いますけど。 車の写真というには車の細部がぜんぜんわからないし、一体なにが主役の写真なのかもわからない。 でもまあ、写真も車も素…

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