砂糖生産(製糖)は台湾にとって欠かせない産業の一つです。日本統治時代から今に至るまで、台湾各地にいくつもの製糖工場が設けられ、シュガートレイン(五分車)が収穫したサトウキビを工場まで運搬しています。今でこそ現役路線は虎尾糖廠に付属する「台糖馬公厝線」一路線を残すのみですが、かつては五分車による軽便鉄道網が網目状に張り巡らされていました。そんな五分車の運行拠点だった場所の一つが、現在の台南市北部にあ...
うらたつきがお届けする節約志向の鉄道旅ブログ。 旅行・観光情報を中心に、乗り物&ゆるキャラ情報も掲載しています。 役に立つ旅情報があれば、遠慮なくマネしてください。 一緒に旅への熱き思いをシェアしましょう!
1991年福岡生まれの旅人兼クリエイター。 2009年にYouTubeで発信者デビュー後、Twitter・ブログを併用しながら旅の魅力を伝えている。 幅広い視野を持ち、台湾・東南アジアでの取材も精力的に行う海外鉄。 ★マスコット「そう太」もどうぞ可愛がってください!スポーツが大好きなコツメカワウソの男の子です。
|
https://twitter.com/wra5blog |
---|---|
YouTube |
https://www.youtube.com/c/wra5blog |
台南の奥座敷として、日本統治時代に湯治場が整備された関子嶺温泉。その泉質から「世界三大泥湯」に数えられているそうです。2023年の末ごろ、そんな関子嶺温泉に一泊する機会を得ました。公共交通機関で行くなら、嘉義駅からバスに乗るのがもっとも便利です。嘉義客運7214路線の路線バスに乗ると、所要1時間20分で到着します。関子嶺温泉に到着したのは、日没後のことでした。旧温泉街に近いバス停に降り立つと、あたり一面、漆...
地域タグ:台湾
台北メトロで唯一、ゴムタイヤ式の電車が採用されている文湖線。台北市中心部と郊外を結ぶ交通手段として、2009年に全線開業した路線です。松山空港を経由するため、同空港を利用した人なら、きっと一度は乗車したことがあるかもしれません。今回はそんな文湖線の電車を撮影するため、台北市中心部に近い南京復興駅にやってきました。ここに足を下ろすのは2度目です。前回のリベンジを果たそうじゃありませんか。▲文湖線の下を通る...
地域タグ:台湾
年明けから半月ほどたち、半ば遅い初詣になりましたが、博多総鎮守の櫛田神社(福岡市博多区)へとやってきました。正月気分が抜けるころ、大きな神社では門松やしめ縄を燃やす「どんど焼き」が行われます。櫛田でもそれが行われているため、ついでにぜひ見ておきましょう。しかしながら、1月もすでに後半にさしかかっています。はたして、どんど焼きを見ることはできるのでしょうか?博多駅から大博通りを歩くこと10分、櫛田神社の...
地域タグ:博多区
JR博多駅で新幹線を激写!2時間撮影の結果は・・・【2018/1/25】
午後の時間が空いたある日、私は新幹線ホームの入場券を握りしめて、博多駅の新幹線改札口に立っていました。これから久しぶりに、新幹線ホームで駅撮りをしてみようと思うのです。天気もいいですし、陽の当たるホーム端に行けばいい絵を収められそうじゃないですか。早速、新幹線ホーム目指して進んでいきましょう。当日は良い天気ながらも、1月なので寒いことこの上なし。おかげで在来線コンコースも随分冷え込んでいましたが、...
地域タグ:博多区
今日はクモヤ443が筑豊本線~篠栗線を走るということなので、撮影してきました。今回の撮影地は、小竹駅周辺。例のジャンボタニシ卵もあります。実をいうと、クモヤがいつくるのか知らないまま、ここまで来てしまいました。もしかすると、すでに通過しているのかもしれない。もしかすると、通過までに2~3時間も待たないといけないかもしれない。そう思いながら撮影地を目指して歩いている時のこと。見慣れないパンタグラフが草む...
地域タグ:小竹町
キハ52-134ラストラン「クリスマストレイン」運転【2000年12月】
2000年12月23日朝、 汽車倶楽部主催の「蒸気機関車59647号機静態保存記念列車の旅」に参加するため、直方駅のホームにいました。 当時、筑豊本線がまだ非電化ということもあり、キハ200系は身近な存在でした。現在は長崎で奮闘するキハ66・67系も筑豊を舞台に走っていました。そんな時代です。「カランカランカラン・・・」ホームで列車を待っていると、遠くから聴きなれないエンジン音とともに、いかにも古そうな単行のディーゼル...
地域タグ:直方市
旧直方気動車区に放置されるキハ52-134+キハ52-132【2003年】
JR筑豊本線が電化され2年がたった2003年。直方駅から新入駅の間にあった旧直方気動車区(直方運輸センター)跡地からは、電化後留置されていた50系・12系客車の姿がなくなり、雑草が生い茂っていました。 そんな中、懐かしい雰囲気の漂うディーゼルカー「キハ52形」2両が野ざらしで放置されていました。▲手前から、キハ52-134、キハ52-132晩年のキハ52はおもに後藤寺線で使用されていましたが、線路上に直接排泄物を落とす旧式のトイ...
地域タグ:直方市
電化前の直方界隈を撮る:キハ200系&平成筑豊鉄道【1999年】
JR筑豊本線(福北ゆたか線)と平成筑豊鉄道との並走区間は複々線になっており、昔だったら壮大な9600牽引の貨物列車を見ることができたことでしょう。 直方市石炭記念館そばの陸橋で列車を待っていると、キハ200系のワンマン黒崎行きが、足取りも軽そうに通過していきました。石炭記念館敷地内に見えるのは、かつて貝島炭坑で活躍したコッペル22号機関車で、これは大正14年にドイツから輸入されたものです。 撮影に利用した陸橋は...
地域タグ:直方市
台湾土産にも最適!「阜坑豆漿」の焦糖甜餅&油条をテイクアウトしてみた
先日台湾を訪れた際、最終日に台北で土産物を探し求めていました。まず台北駅で列車を降り、華山市場にある阜坑豆漿に足を運び、油条と焦糖甜餅を購入しました。帰宅後(投稿日から約1か月前)、油が漏れ出ないよう丁寧に包んだ2品を出して、家族と食べてみました。包丁でそれぞれ切り分けてみます。まずは、焦糖甜餅からいただいてみましょう。焦糖とはキャラメルのことです。外にはゴマがまぶしてあり、内部は空洞で甘そうなソース...
地域タグ:台湾
【三重区】テイクアウト専門!台湾朝食「正義豆漿店」の蛋餅&米漿
街中を歩けばすぐに見つかるのが、台湾朝食店のいいところです。台北近郊の新北市三重区に一泊したときのこと。朝食を探してホテル周辺をぶらり散策しました。この辺りは人口密集地ですから、店を探そうと思えばすぐ見つかるでしょう。▲店看板ホテルを出て歩くこと10分。正義路という大通りに出てきました。朝のラッシュ時間ということもあり、車やスクーター・バスがひっきりなしに行きかいます。そんな中、「正義豆漿店」と書か...
地域タグ:台湾
今日は蒸し暑かったり雨が降ったりと不安定な天気でした。そんな今日の昼間、ちょっとしたハプニングに遭遇してしまいました。博多に行くため、東郷駅で快速(福間から快速)荒木行きに乗り込みました。車両は813系200番台の6連。普段は最後尾付近に乗ることが多いですが、なぜか今回は先頭車に乗り込みました。定時に出発し、順調に東福間、福間・・・と停車していきます。ここまではいつも通り。列車は千鳥を通過すると警笛を鳴ら...
地域タグ:古賀市
九州鉄道海老津赤レンガアーチ橋(岡垣町海老津)―城山峠旧線の貴重な生き証人
今回は岡垣町海老津にある、「九州鉄道赤レンガアーチ橋」をめぐります。下のYouTube動画と併せてご覧ください。このアーチ橋は九州鉄道の鉄道橋として、明治23(1890)年にドイツ人技師によってイギリス積み工法で建設されました。当時はまだ海老津駅(教育大前駅は民営化後に開業)が開業しておらず、遠賀川~赤間間は現在とは異なるルートを通っていました。宗像郡と遠賀郡の境目に聳える城山峠にはまだトンネルがなく、当時の赤...
地域タグ:岡垣町
2019年3月16日、JR九州の新型車両821系がデビューしました。従来の817系から大幅に仕様変更され、デコトラなみの装飾が施されているほか、制御装置には、811系1500番台と同じSiCが採用されています。新年号「令和」が発表された4月1日、遅ればせながら821系に乗車しました。どのような車内で、どういった乗り心地なのか。じっくりと味わってみます。821系の運用は固定されており、現状だと、博多以北にはあまり入ってきません。今...
地域タグ:岡垣町
一本の動画を作成するため、JR鹿児島本線教育大前~海老津駅間に聳える「城山峠」付近へと足を運びました。まずはじめに、城山トンネル教育大前側入口の近くへとやってきました。ここで787系特急「きらめき」を一本撮影後、水のせせらぎも収めておきます。水が流れていたのは普通の用水路ですが、山あいにあるため水は結構綺麗です。続いて城山トンネル海老津側入口付近に移動しました。ここでも列車を一本撮影します。813系+811系と81...
地域タグ:岡垣町
811系トップナンバーPM1編成を眺める 2018年末の福間駅
福間駅に811系のトップナンバーPM1編成が停車していました。折り返しの区間快速荒木行きとして、これから鹿児島本線を下っていくようです。今回は出発を前に、車両を外から眺めてみます。最近、駅ナンバリングに対応した駅名標が設置されました。これに合わせて、縦型駅名標も新設されています。811系の車体更新が進む中で、未更新車と縦型駅名標の組み合わせはそう長く見られないでしょう。チャンスは逃しません。今回、PM1編成と...
地域タグ:福津市
博多駅・福間駅で811系&783系&885系を激写!【2017/5/9】
順次車体更新が予定されている811系を記録に収めていきます。それと合わせて、博多駅に停車する特急列車も合わせて数編成程記録しました。天気は残念ながら、あいにくの曇りでした。▲博多駅に停車する811系P9編成鳥栖行き▲博多駅に停車する783系CM35編成長崎側先頭車クロハ782の前頭部のみ「みどり」塗装で、その他は一般塗装という変わり種車のCM35編成には、撮影時よく遭遇します。塗装がちぐはぐで、いつ見ても不思議な車両だと...
地域タグ:福津市
博多駅・福間駅で811系&783系を激写!【2017/5/8】
ついにJR九州最初の近郊型にあたる811系が大規模な車体更新を受け、1500番台という新しいグループが発生しました。VVVF・ロングシート化されたことで、これまでとは大幅に仕様が異なっています。今後数年かけて811系全体に更新が及んでいくものと思われます。811系の更新車が話題になっている中、博多駅で783系「みどり・ハウステンボス」を、福間駅で811系0番台の姿を収めましたのでお届けします。▲783系CM15編成特急「みどり」▲7...
地域タグ:福津市
817系3000番台が811系と連結している!福間駅でイレギュラーな姿を激写
先日帰宅中のこと。福工大前駅で817系3000番台+811系の普通列車に遭遇しました。817系3000番台といえば、普段は専ら813系との連結ばかりですが、今回初めて811系との連結パターンを見ました。珍しい組み合わせということで、撮影がてら乗車することに。当該列車は海老津止まりでした。北九州方面に直通しないせいか、それほど乗車率は高くありません。カチカチのロングシートに落ち着いて、イレギュラーな走りっぷりを感じてみまし...
地域タグ:福津市
JR日豊本線の難所に挑む!普通列車で宗太郎越え【2010年夏】
2010年8月、延岡から日豊本線を利用して大分方面へ北上しました。同じ九州といえども、非常に遠いうえに移動費用も高いので、福岡在住の筆者にとって宮崎はあまり縁のない土地でした。ゆえに訪れた回数は10回もなく、鉄道での宮崎入りも殆どありません。2000年代中ごろに寝台特急「彗星」のヒルネ利用で宮崎入りしたのはいい思い出です。延岡駅では宗太郎を越えることになりますが、この区間は18きっぷ利用者泣かせ区間の一つとし...
地域タグ:延岡市
JR東郷駅北口の風景(29=完結)―生まれ変わった宗像大社口をじっくり観察
前回(2019年12月)の記事から2年以上開きましたが、ここで改めてJR東郷駅宗像大社口(北口)の現状についてお届けします。駅周辺の区画整理はすでに完成しており、施設類の増設・撤去工事も行われていません。ということで、今回の記事が「JR東郷駅北口の風景」の最終章ということになります。思い返せば、このシリーズが始まったのは2013年4月14日のことでした。東郷駅が変化する様子を定点記録したいという、何気ない思い付きか...
地域タグ:宗像市
前回の掲載から1年と開きましたが、ここで令和改元後初となる、JR東郷駅宗像大社口(北口)の現状についてお届けします。あれから変化はなく、そのままの状態で推移してきましたが、12月に入って新たな動きが生じました。まずは定点撮影から入ります。第一回目(2013年4月)に比べると、地形が大幅に変わっており、周囲も随分と開けました。駅舎自体も改装により、大幅に見た目が変わっています。12月10日ごろから、ロータリーの雨...
地域タグ:宗像市
JR東郷駅の宗像大社口がまた一つ、完成形に近づこうとしています。2018年5月末から、ロータリー内で植栽が行われ、若干見た目が変化しました。それ以外だと、かつて公衆トイレのあった場所が完全に更地となり、新しい通路の一部になろうとしています。歩行者通路が狭く、少なかった東郷駅前も、今回の整備工事で歩きやすくなりました。まずは恒例の定点画像です。ちょうど写真の中央部分に、植栽された樹木が見えますね。余談にな...
地域タグ:宗像市
JR東郷駅宗像大社口(北口)の改良工事はまだ続いています。駅舎・駅前ロータリーのリニューアル工事は終わりを迎えましたが、細かいところで作業が行われています。まずは定点写真から見ていきます。前回の記事が2017年6月末でしたから、約半年ぶりの更新になります。あれから駅の様子はずいぶんと変わり、ついに北口にもエスカレーターが設置されました。また、駅舎がリニューアルされたことで、これまで老朽化で薄汚れていた東郷...
地域タグ:宗像市
台鐵TEMU2000形 プユマ号308次 乗車記(鳳林→高雄)
台湾を一周する鉄道が全線電化されたことで、台鐵TEMU2000形「プユマ号」の運行範囲は広がりました。現在は南廻線の自強号にも入っており、日常的に高雄口まで顔を出しています。今回はそんなプユマ号に乗って、鳳林から高雄まで移動しました。台湾南部を半周する所要約4時間の長丁場です。どんな車窓風景に出会えるでしょうか?※2024年1月現在、308次にはEMU3000形が充当されています。目次1 花東縦谷を高速移動2 車内販売から...
地域タグ:台湾
JR東郷駅宗像大社口の改良工事もいよいよ後半に入り、駅舎の改良工事も並行して始まりました。駅舎の改装工事が進んだ結果、ついにガラス張りの明るく開放的な姿があらわになっています。▲定点写真まだ出入り口付近のみですが、駅舎を覆っていた足場が取り外されてガラス張りの姿が露出しています。工事は駅舎外観のみならず、内側でも行われています。たとえば改札口では、従来の壁や看板類が取り外され、木目調の新しい壁に交換...
地域タグ:宗像市
2016年末から土地の掘り下げが行われてきた、JR東郷駅宗像大社口(北口)の現況についてお伝えします。前回のレポートからはや3カ月がたち、駅前はすっかりと様変わりしました。▲定点観測駅前ロータリーの掘り下げは終盤へと差し掛かっています。新ロータリーの供用は既に始まっており、ロータリー造成のため設置されていた仮設路の撤去が終われば、土地の掘り下げは完了を迎える模様。また、ロータリーの中央部には送迎者向けのコイ...
地域タグ:宗像市
JR東郷駅北口の風景(23)―掘り下げで風景は変わった...か?
昨年末から掘り下げが進んでいた、東郷駅宗像大社口のロータリー部分がだいぶ変わってきました。前半では駅前の変貌ぶりを、後半では駅構内のホームかさ上げ工事の様子をお届けします。今回、久しぶりに定点ポイントにやってきました。こちらは昨年末から行われている、駐輪場周辺の掘り下げのために立ち入りできなくなっていました。2月に入り、ようやく駐輪場入口の掘り下げ・造成がひと段落したことから、再び立ち入りできるよ...
地域タグ:宗像市
2017年に入り、ますます改良工事が進むJR東郷駅北口の現在についてお届けします。かつての駅前ロータリーが掘り下げられたことで、駅に入る通路が徐々に狭くなってきました。現在使用されている通路も掘り下げの対象になるのですが、そこにも近日中に工事の手が入るようです。▲現在使用されている駅前通路現在、ロータリーと駅舎入口は3段の小さな階段によって接続されています。この階段も工事によって消滅し、一段掘り下げられる...
地域タグ:宗像市
JR東郷駅宗像大社口(旧北口)の整備状況について、2017年も早速見ていきたいと思います。昨2016年は宗像大社口が大きく変化した一年でした。駅前の地形が大幅に改変され、新ロータリーの大まかな形が出来上がったところで新年を迎えました。2017年はロータリーの整備と並行する形で、駅舎の大規模改修工事が行われる予定です。駅舎は昨年末から一部解体工事を始めており、すでに若干変化を遂げています。しかし改修はまだ始まったば...
地域タグ:宗像市
2020年末に開業を迎えた台中捷運(MRT)グリーンライン。川崎重工で製造された2両編成の電車が、北屯ターミナル~高鐵台中間を結んでいます。開業からちょうど3年になる2023年12月、そんな台中捷運に初乗車しました。おなじMRTでも、地下鉄色のつよい台北捷運・高雄捷運とは異なり、こちらは新交通システム色の強い路線です。いったいどんな走り方を見せてくれるでしょうか?▲高鐵台中駅改札口スケジュールの都合上、今回は高鐵台...
地域タグ:台湾
JR東郷駅北口の風景(20)―ロータリーの中央から変貌ぶりを観察
2013年ごろからJR東郷駅宗像大社口(北口)の改修工事・土地区画整理が行われています。2016年末になり、ようやく新ロータリーの大まかな形が完成しました。しかし工事はまだ完成には程遠く、ロータリーの至る所で重機が音を立てています。今回は現ロータリーの中央部から、宗像大社口の様子を一望してみました。▲現ロータリー中央部から眺めた東郷駅舎現ロータリーは8割方閉鎖され、重機によって掘り下げが行われています。掘り下げ...
地域タグ:宗像市
JR東郷駅北口の風景(19)―ついに駅舎に重機の手が...エレベータ解体へ
JR東郷駅宗像大社口の改良工事も、いよいよ次の段階に入りました。新ロータリーの外形はすでに整っており、次に旧ロータリーの掘り下げが待っています。さて、今回はロータリーの様子から少し視点を移して、駅舎の現況に目を向けてみましょう。宗像大社口の改良工事では、ロータリー改良だけでなく駅舎の改良も同時に行われています。これまで駅舎には手が付けられてきませんでしたが、2016年後半になってついに重機の手が入りまし...
地域タグ:宗像市
福岡県宗像市、JR東郷駅北口(宗像大社口)の改良工事は後半にさしかかっています。10月に入り、新ロータリーの一部が目に見える形で現れました。旧住宅部分のみですが、ロータリーの縁石・側溝がすでに敷設されています。それでは、写真を交えながら工事の様子をお届けします。▲JR東郷駅を定点からまずは恒例の定点撮影から入っていきましょう。以前に比べると、左側がだいぶ変わっていますね。新ロータリーと現ロータリーの高低差...
地域タグ:宗像市
JR東郷駅北口の風景(17)―形が見えてきた「新ロータリー」
2012年末から行われてきたJR東郷駅北口に、また新たな動きが見られました。完全に整地され、道路の敷設をまつだけだったロータリー予定地に9月初頭、ふたたび重機が入りました。これから新ロータリーの縁石や排水溝が敷設されていくようです。9月9日の撮影当時、すでに排水溝のいくつかが敷設されていました。▲定点から東郷駅前を眺めてまず初めに、定点撮影位置から東郷駅を眺めてみます。ここからだと、まだまだ工事の進捗を感じ...
地域タグ:宗像市
JR東郷駅北口(宗像大社口)で行われているロータリー改良工事は、間もなく終盤にさしかかろうとしています。足かけ3年半、工事の様子を追い始めてから長い年月が経ちました。ついにここまでたどり着いたのです。東郷駅北口の混雑を知る身としては、とにかく早い完成を願うばかりでした。混雑はラッシュ時を中心に激しさを見せ、自転車の無謀な運転、送迎のため乗り付けるマイカーによる長蛇の列が絡み、衝突事故の危険性を常にはら...
地域タグ:宗像市
今春から東郷駅北口の造成工事が活発化しています。前回(5月3日)は駅前の住宅跡に残っていた基礎の撤去を確認しました。その後、ロータリー用地確保のための土盛りは続けられ、ついに住宅跡の整地工事はひと段落を迎えました。定点からの様子は前回と変わりなく、左側一帯は土肌むき出しになっています。一部に不備があったのか、擁壁のごく一部が設置工事後、崩されて作り直されました。擁壁の作り直しに伴う景観の変化はありませ...
地域タグ:宗像市
工事開始からはや3年、JR東郷駅北口の改良工事がいよいよ折り返しを迎えようとしています。駅前にあった雑居ビル等の跡地は整地され、以前の建物基礎・擁壁は跡形もなくなりました。建物跡はロータリー拡張に用いられるようですが、従来の敷地だけだと用地が足りないようで、旧3号線側の一部低地が埋め立てられています。最後まで残っていた駐車場跡地も整地され、建物があった場所一帯は凹凸のない更地へと変貌しました。もはや駅...
地域タグ:宗像市
宅地の撤去後、しばらく変化のなかった東郷駅北口ですが、ついに新たな動きがありました。▲JR東郷駅北口を定点撮影住宅跡地に作業員詰め所が設置され、少しだけ風景が変わりました。旧3号線沿いでは工事が着々と行われており、1年以上放置されていたロータリーへの取付路に、ようやく手が付けられています。住宅跡の一部には重機の手が入り、崩されている個所も見られます。旧3号線の歩道改良により、ロータリーへの取付路と旧3号...
地域タグ:宗像市
雲林県虎尾鎮に滞在中、「碗粿」と書かれた看板に目が行きました。碗粿(ワーグイ)とはすなわち、米粉を使った茶わん蒸しのような食べ物で、台湾を代表する軽食「台南小吃」の一つに数えられているものです。台湾風ライスプディングと呼ばれることもあります。久しぶりにワーグイでも食べようと、今回は「汶香米屋 虎尾店」に入りました。斗南に姉妹店があるらしく、そちらの方は「汶香米屋碗粿米糕」という店名です。▲看板店内は...
地域タグ:台湾
しばらく変化のなかったJR東郷駅北口ですが、2016年に入り、ついにロータリー部の設置工事が再開されました。同時に八並川をはさんで向かい側にある、市道の拡張工事も佳境を迎えており、これから東郷駅前が大変貌を遂げることになります。▲JR東郷駅北口の定点撮影▲造成中のロータリー取り付け道路(手前)と、拡張工事中の市道(奥)今後、件の市道と取り付け路の間(八並川)に、架橋されるかどうか気になる所です。旧3号線沿いでも、...
地域タグ:宗像市
現在建設中のJR東郷駅前への取り付け道路から、八並川を隔てて一直線上にある細い農道が拡幅されています。ちょうど稲刈り時なので、黄金の穂を垂らした米を見に東郷駅前を訪れました。▲熟した稲穂と丸裸の東郷駅前▲ニュータウンの麓で稲刈り進む拡幅工事はまだ完成していません。しかし、拡幅部分の土盛りは既に完成しており、供用後の姿を想像し易くなりました。道路左右には歩道が新設され、歩行者が以前よりも安心して歩けるよ...
地域タグ:宗像市
当ブログでは長期にわたり、JR東郷駅北口が区画整備で変わっていく過程を記録しています。前回の記録は昨2014年12月の公開でしたから、約1年ぶりの現状報告ということになります。なぜ1年もの間、東郷駅前の様子を記事にしなかったかというと、単に工事が行われていなかったからです。長らく沈黙していたJR東郷駅前の再開発ですが、9月に入ってようやく工事が再開されたので現状報告します。▲東郷駅前ロータリーを遠望して旧3号線...
地域タグ:宗像市
当ブログでは長期にわたり、JR東郷駅北口が区画整備で変わっていく過程を記録しています。今回の記事が2014年の記録としては最後になる予定です。▲2014年12月の東郷駅北口まず初めに定点写真をお送りしますが、2014年初頭に比べると建物がなく、左側がすっきりしています。余談ですが、12月の福岡は「8月の再現」ともいえる悪天候ぶりでした。初っ端から3週間近くも天気が悪く、毎日のように曇りだったり雨が降ったりで、外でフィ...
地域タグ:宗像市
【台湾ホテルガイド】波士頓大飯店=ボストンホテル(嘉義市西区)
阿里山から運ばれてきた木材の集積地として、日本統治時代から栄えてきた街・嘉義市。多くの産業遺産が遺されたことで、今や台湾有数の観光都市とみなされています。そんな嘉義ですから、駅周辺には宿泊施設が林立しています。グレードの高いホテルから、安宿・ドミトリーを提供するホステルまで、じつにさまざまです。今回はその中から、嘉義駅前にあるボストンホテルに一泊してみました。目次1 チェックイン~入館まで2 客室内...
地域タグ:台湾
駅ロータリーに面する建物がすべて取り壊されて以降、JR東郷駅北口界隈に変化は見られません。今回は旧3号線からロータリーへの取り付け道路を観察してみましょう。取り付け道路は一部完成しており、これから本格的な工事が進むにつれ、完成形になっていくものと思われます。▲旧3号線側から取り付け道路を眺めて今の所、旧3号線との交点部分のみ完成しています。これからは駐輪場からの定点写真とともに、旧3号線側からの写真も定...
地域タグ:宗像市
JR東郷駅北口周辺では2013年頃から区画整理が行われていますが、ついにロータリー前の住宅地がすべて解体されました。ここからさらに道路の取り付けや、土地改良が進められていくと思われます。写真上は駐輪場前から定点撮影したものです。建物が無くなり、左側を見ると平井地区や旧3号線などをしっかり見渡せるようになりました。▲東郷駅前ロータリーから北側(旧3号線方面)を眺めて写真上には写っていませんが、すでに旧3号線から...
地域タグ:宗像市
しばらくの間、あまり変化のなかったJR東郷駅北口界隈ですが、ついに大きく姿を変えることになりそうです。雑居ビルのあった場所には新たに看板が立てられました。写真上、左奥にあった少し古い民家も姿を消し、駅前がより殺風景になってしまいました。▲東郷駅前区画整理に関する立て看板▲より殺風景になった東郷駅北口奥に水田と平井地区が見える。駅前にはお洒落なフランス料理店「とどろき亭」があり、以前から気になっていまし...
地域タグ:宗像市
駅前一帯を整備するため、建物が取り壊されてきたJR東郷駅前ですが、ここしばらくは何の変化もありませんでした。ところが年度末あたりに建物が一軒少なくなり、建物があった場所に近づいてみると、敷地境界に杭が打ち込まれていました。「JR東郷駅北口の風景」シリーズをはじめてから今回が5回目の投稿となりますが、番号はアメブロ時代から続けて付番しています。建物がなくなったせいか、駅前広場からは旧3号線を見下ろすことが...
地域タグ:宗像市
東郷駅で下車した直後、旧3号線の方より重機の音が聞こえてきました。音のする方を見てみると、駅のすぐ北側にあったスーパーマーケット(旧レッドキャベツ)がちょうど取り壊されているところでした。画面の傷ついた携帯カメラで撮影したため、画像が曇ったようになっています。このスーパーマーケットは、駅前ロータリーから一直線上にあるため、おそらく駅前整備工事に合わせるかたちで、解体が行われているのでしょう。撮影日...
地域タグ:宗像市
シェアサイクル「youbike」で烏山頭ダムに行ってみた(隆田駅⇔ダム)
台湾では今やおなじみの存在となった、シェアサイクル「youbike」。現地の電話番号さえあれば、日本人でも登録して利用することができます。鉄道やバスが通っていない場所に行く際、これが大いに役立つでしょう。今回はそんなyoubikeを利用して、台湾を代表する観光地に行ってみたいと思います。八田與一技師による指揮のもと、日本統治時代に建設された「烏山頭ダム」が目的地です。目次1 台鐵隆田駅から八田路に出るまで2 八田...
地域タグ:台湾
区画整理が行われているJR東郷駅北口付近の様子です。駐輪場の隣にあった雑居ビルが取り壊され、駅前ロータリーから旧3号線がよく見えるようになりました。とはいえ、工事はまだ始まったばかりです。これからさらに建物が減っていくでしょう。...
地域タグ:宗像市
JR東郷駅北口付近では現在、駅前ロータリーの整備に伴い建物の取り壊しが行われています。間もなく、この見慣れた風景ともお別れとなります。▲これから姿を変える東郷駅前広場▲すでに取り壊された居酒屋跡地撮影日:2013年6月4日...
地域タグ:宗像市
普段からお世話になっているJR東郷駅の北口がついに、再開発されることになりました。現在こそ古い建物が立ち並んでいますが、再開発後は駅ロータリーが現在よりも広くなり、赤間~天神系統の西鉄バスが駅前に乗り入れる予定です。これにより、今まで複雑でややこしかった赤間~天神系統と東郷~鐘崎・神湊系統との乗り換えが便利になります。次に、東郷駅周辺の現状についてですが、宗像市は「東郷」「赤間」「玄海」の三地域に分けるこ...
地域タグ:宗像市
9月に入ると、毎年ひそかに楽しみにしているイベントがやってきます。2015年度から中高一貫校になった宗像高校の体育祭です。毎年、生徒が織りなす勇ましい競技を楽しませてもらっています。競技も見物するのも面白いですが、個人的に一番楽しみにしているのは、なんといっても今回お届けする「学食」です。宗高OBの私にとって、高校生活の中で一番思い出深いものはなぜか学食です。冬の寒い日、体育の授業で冷たくなった身体を温...
地域タグ:宗像市
宗像は山に抱かれた盆地状の土地ですが、周囲を取り囲む山の標高は概して低く、水源もそれほど多くありません。山奥深くに行くと、どの川もか細い沢になってしまい、水遊びするには足りないものばかりでしょう。そんな宗像には一か所だけ滝があります。その名も「妙見の滝」といい、市南東部は吉留地区の山奥深くにあります。あまりにも山奥にあるので、気になってはいたものの行く気になれませんでしたが、今回意を決して足を運ん...
地域タグ:宗像市
騰雲座艙がない編成もあるんです!台鐵EMU3000形に試乗した
台鐵に新時代が到来しました。ここ数年のうちに新型車両が続々投入され、おまけに「交通部台湾鉄路管理局」も「国営台湾鉄路股份有限公司」に改組されました。全然変わっていないように見えて、地味に変貌したよなというのが、正直な感想です。4年ぶりに台湾を訪問した2023年12月、新型電車EMU3000形に試乗しました。スケジュールの都合上、乗車区間は高雄~嘉義間とやや短距離です。縦貫線南段は線形がいいですから、乗り心地を確...
地域タグ:台湾
今回お届けする愛宕神社は宗像市南東部、冨地原(ふじわら)地区に鎮座しています。この冨地原という地名は宗像屈指の難読地名で、私も宗像に来たばかりころは何と読むのかわからず、しばらく戸惑ったのを覚えています。悩みに悩んだ挙句、冨地原を「とみじはる」と読んでしまったのは内緒。加えて、ここ一帯は私にとっていまだに馴染みの薄い地区でして、車でもあまり通ることがありません。宗像~宮田市街地を結ぶ県道653号線が通...
地域タグ:宗像市
今回お送りする氏八幡神社は宗像市北西部、田島地区の小高い丘の上にあります。同神社は宗像氏ゆかりの菊姫を主祭神としており、1565年にときの宗像大宮司・氏貞によって創建された田島地区の氏神です。境内の老朽化のため、2003年に大規模な修繕工事が行われ、社殿の解体修復、狛犬の設置、参道の補修等がなされました。主祭神の菊姫は宗像氏の家督相続争いに巻き込まれ、「山田事件」で氏貞サイドによって殺害された人物ですが、...
地域タグ:宗像市
今回お送りする蘿(つた)神社は宗像市東部、陵厳寺の地内にある神社です。同地区内ある「田永宮」につきましては、下のリンクから参照のほど。「田永宮/石松尚季碑(宗像市陵厳寺)」神社入口は県道69号線から一段下の場所にあります。県道から直接入ることはできず、途中で分岐する道に一旦入り、そこから曲がって参道に至るようになっています。県道は言わずもがな、九州鉄道の廃線敷上にあります。ところで一の鳥居のちょうど真上...
地域タグ:宗像市
4月下旬から5月上旬にかけて、九州各地では藤の花が見ごろを迎えました。今回は宗像市東郷地区にある、摩利支神社の藤棚についてお届けします。摩利支神社の社殿前には大きな藤棚があります。棚からは紫色の花が沢山垂れ下がり、一面を緑と紫色に染め上げています。いやぁ美しいかな・・・そんな藤の花が生み出す蜜を求めて、藤棚の中を蜜蜂や花蜂が沢山行きかいます。なるほど、棚の中に入ると良い匂いがするわけです。天気が良け...
地域タグ:宗像市
この神社を探すまでかなりの時間がかかりました。今回訪れた村山田の天満宮は、私もよく通る市西部の村山田地区にあります。この辺の地理は心得ているつもりですが、天満宮だけはなかなか見つかりませんでした。2018年に入り、ようやく天満宮にたどり着けましたが、訪れてみて「なるほど見つからないわけだ」と思いました。旧3号線の村山田交差点から細い路地に入ると、村山田地区の集落に入っていきます。なんでも、天満宮は集落...
地域タグ:宗像市
田んぼの真ん中にだるま落とし!?富地原の頓宮(宗像市富地原)
宗像市南東部、富地原地区を移動していると、田んぼのど真ん中に謎の物体を見つけました。近づいてみると、鳥居のような柱が2つ立っています。もっと近づいてみましょうか。2本の柱は短い円筒を積み上げたもので、建立から随分と経っているようです。まるで「だるま落とし」みたいな形をしていますね。その奥には古い「だるま落とし」とは対照的に、やや新しめな小屋が立っています。しめ縄が巻かれているので、この小屋は祠の類な...
地域タグ:宗像市
日の里団地に呑み込まれた農村「冬越集落」をたどる―新屋集落と比較して
福岡県宗像市を代表する新興住宅地「日の里」はかつて、丘陵地帯に広がる農村でした。斜面を半円形にくりぬいた農地が広がっていましたが、1960年代から新興住宅地「日の里団地」の開発が始まり、風景は一変しました。山は切り崩され、谷は埋められて閑静な住宅地に生まれ変わりました。この「日の里」の開発により、一つの農村集落が消滅しました。それが今回ご紹介する「冬越」という集落です。冬越集落は大字村山田の下にありま...
地域タグ:宗像市
今回は福岡県宗像市にある、朝町竹重遺跡を巡っていきます。こちらは宗像市に数多く存在する遺跡公園の中でも、比較的早い時期に整備されたもので、敷地内に円墳が2基保存されています。同遺跡は宗像市南部に延びる丘陵上にあり、東側の麓には朝町川が通っています。川を挟んで向かい側でも、朝町妙見遺跡、朝町町ノ坪遺跡、朝町山ノ口遺跡など、数多くの遺跡が発見されました。敷地内に保存されている古墳は、古墳時代に築造され...
地域タグ:宗像市
今回は宗像市朝町地区にある、村社八幡宮をめぐっていきます。同神社は朝町の中心部・中村集落にある神社で、かつて付近にあったという竹重宮が合祀されています。▲2013年9月撮影上の写真だけ2013年に撮影したものです。朝町公民館の横に参道が通っています。鳥居は計3基あって、そのうち二の鳥居には「竹重宮」という扁額が掲げられています。▲村社八幡宮の参道を通る▲二の鳥居の扁額は「竹重宮」二の鳥居をくぐって石段を上がると...
地域タグ:宗像市
今回は福岡県宗像市朝町にある、昼掛八幡宮をめぐっていきます。同神社は朝町地区南東部にある、昼掛集落のすぐ横に鎮座しています。また、神社のすぐ南側には、宮若市との境界線がひかえています。入口から石段を上がり、社殿を目指すも何か物足りません。何というか、大切なものが一つ欠けているような気がするのです。ハテなにかと気になり、少し考えてみたところ、鳥居がないことに気が付きました。石段の踊り場に足を踏み入れ...
地域タグ:宗像市
【2023年12月】タイガーエア台湾IT241便 搭乗記(福岡→桃園)
新型コロナウイルスの指定感染症5類への移行をうけ、福岡空港国際線はコロナ前の賑わいを取り戻しました。台湾方面に向かう航空便も順調に復活し、コロナ前とほぼ同じ水準に回復しています。日台間で人の行き来が活発化する中、2023年末にタイガーエア台湾IT241便を利用しました。搭乗するのは2019年秋以来、およそ4年ぶりです。はたして、あれから何か変わった点があるでしょうか?目次1 空港に着いたらさっと手続きを済ませよう...
地域タグ:台湾
【新営駅前】台湾朝食「小豆荳早餐店」の豆漿&鉄板麺(胡椒味)
台湾南西部に位置する台南市新営区に滞在中、台鐵新営駅前の朝食店にぶらり立ち寄りました。今回入店したのは「小豆荳早餐店」。ネット上の口コミでなかなかの高評価だったのが、入店の決め手です。▲店舗外観新営駅ロータリーを出てすぐの場所に店はあります。「駅舎から向かって右側」と覚えておきましょう。よく見ると、けっこう古めかしい建物じゃないですか。日本統治時代に由来するものかまでは分かりませんが、それでもなか...
地域タグ:台湾
【2023-24】台湾・虎尾糖廠の五分車撮影記(2=完)―砂ぼこり舞うシュガートレイン
台湾最後の産業用シュガートレインとして知られる、虎尾糖廠の五分車。2023年12月の運行開始にあわせ、さっそくその様子を見てきました。目次1 リハビリ工事できれいになった馬公厝線2 旧後壁寮駅から撮影ポイントまでの道のり3 4年ぶりの五分車撮影に挑戦!4 虎尾で受け継がれる五間厝神社の記憶5 総括リハビリ工事できれいになった馬公厝線虎尾糖廠(砂糖工場)から徒歩で市街地を抜け、まずはサトウキビ畑が広がる郊外に出...
地域タグ:台湾
【2023-24】台湾・虎尾糖廠の五分車撮影記(1)―観光地化された軌道敷
台湾最後のシュガートレインとして、しぶとく残る台糖虎尾糖廠の五分車。2023-24シーズンの操業が始まり、いよいよ五分車の運行もスタートしました。海外との自由往来が解禁されたことで、台湾は定番の観光地として、再び注目を集めています。台湾渡航が当たり前になった今、およそ4年ぶりとなる五分車撮影を思い立ちました。▲虎尾糖廠に隣接する踏切赤い旗が運行開始の目印今回の撮影記は虎尾糖廠(砂糖工場)から始まります。五...
地域タグ:台湾
台南の奥座敷として、日本統治時代から親しまれている関子嶺温泉。この地にはかつて小鎮守「関子嶺神社」がありました。温泉地の知名度とは対照的に、あまり知られていない神社跡です。金子展也氏(2011)は、同神社の詳細を以下のように示しました。建立年は1941年10月24日と、日本統治時代の終末期にあたります。天照大神を祭神としていました。社殿までの道のりは険しく、現在の好漢坡すなわち「三百石段石崎」を登りつめて、よ...
地域タグ:台湾
【施設紹介】台鐵縦貫線 隆田駅(台南市官田区)―烏山頭ダムの玄関口
今回は台湾南西部、台南市官田区にある隆田駅をめぐります。所属路線は台鐵縦貫線(南段)。八田與一技師による指揮のもと建設された烏山頭ダムは、この駅が最寄です。ダム方面に向かうバスが発着しているほか、駅前にはyoubikeスタンドが整備されています。▲駅舎を正面から見て同駅はかつて番子田駅と呼ばれていました。開業当初から順に、蕃仔田→番子田→隆田と改称されていき、現在に至ります。▲駅前に鎮座する「巧菱児」は台南...
地域タグ:台湾
2024年がやってきました!新年あけましておめでとうございます。それにしても、年越しが大雨だなんて思ってもいませんでした。ザーザー降る中、除夜の鐘が聞こえるわけでもなく、いつものように就寝して年を越します。いつもならグッスリ眠れるところ、初夢どころかろくに眠れず、睡眠不足のまま起床しました。ややキツめのコンディションながら、毎年恒例の走り初めに入ります。釣川沿いの道をひた進み、宗像大社に行くのが定番コ...
地域タグ:宗像市
「ブログリーダー」を活用して、うらたつきさんをフォローしませんか?
砂糖生産(製糖)は台湾にとって欠かせない産業の一つです。日本統治時代から今に至るまで、台湾各地にいくつもの製糖工場が設けられ、シュガートレイン(五分車)が収穫したサトウキビを工場まで運搬しています。今でこそ現役路線は虎尾糖廠に付属する「台糖馬公厝線」一路線を残すのみですが、かつては五分車による軽便鉄道網が網目状に張り巡らされていました。そんな五分車の運行拠点だった場所の一つが、現在の台南市北部にあ...
戸籍証明書の広域交付がスタートしてから、もうすぐ2か月がたちます。あれから時間があるたびに、市役所で除籍謄本を取得してきました。ほぼすべての系統で、高祖父母の生没年が分かる範囲にまで到達しています。ついに本家本丸!父方本家の戸籍を辿れるだけ遡ってみました。短命だと遡れる範囲は狭くなる(五世祖父・平三の場合)戸籍証明書から先祖を特定する場合、(災害等による戸籍滅失など)よほどのことがない限り、幕末生...
大型旅客牽引機として、戦後間もない時期の国鉄を支えたC59形蒸気機関車。トップナンバーが九州鉄道記念館に保存されているほか、各地に数量の保存機が存在します(改造機C60を含む)。今回はその中から、広島市こども文化科学館横に保存展示されている、C59-161号機をご紹介します。同機は製造後、広島地区(山陽本線・呉線)を中心に走ってきました。廃車後、ゆかりの地である広島に落ちつき、静かに余生を送っています。▲公式側...
鉄道旅行をするうえで、「ホテルの場所」は行程に大きくかかわってきます。観光よりも乗ることを重視する人は、きっと早朝から深夜まで列車に乗りっぱなしかもしれません。そういう人にとって、駅前のホテルはきっとありがたい存在でしょう。台湾東部の観光都市・花蓮には、シティホテルから格安宿まで、実に様々な宿泊施設があります。今回ご紹介する「洄瀾窩青年旅舎」は、花蓮でもっとも鉄道旅と相性のいい宿泊施設ではないでし...
戸籍証明書の広域交付がスタートして、もうすぐ2か月になります。あれから時間があるごとに、市役所で先祖の除籍謄本を取得してきました。母実家をのぞく母方の高祖父母を全員把握したところで、父方の調査にうつりました。今のところ、父方の高祖父母も全員把握済みです。1か月かけて、父方もある程度資料が溜まりました。いよいよ父方編スタートです!目次1 父方の全高祖父母が把握できる戸籍謄本をとる2 家制度を支えていた養...
福岡県大任町にある「巨大滑り台」はご存じですか?山の上から一気に下る、スケールの大きな滑り台です。いったいどこまで巨大なのか、この目で確かめてみました。いざ大任町へ!目次1 見出し12 見出し23 見出し34 見出し45 見出し56 見出し6建徳寺古墳公園の巨大滑り台巨大滑り台は町中心部に近い、建徳寺古墳公園の一角にあります。駐車場を出て公園内に目をやると、山肌に沿って伸びる滑り台が見えました。▲巨大滑り台た...
日本統治時代の木造建築が今も多く残る、台湾西部の木都・嘉義市。レトロ感あふれる街並みがのこる同市中心部に、今回ご紹介する文化路夜市はあります。台北の代表的な夜市に比べたら、いささか小規模かもしれません。それでもぶらり散策しながら、屋台見物する価値は十分にあります。▲人でにぎわう文化路夜市文化路夜市に漂うローカルな雰囲気は、まず台北じゃ味わえないでしょう。変に観光地化されていない分、現地の文化をより...
今回は福岡県中央部、嘉麻市にある下鴨生駅をめぐります。同駅にはJR後藤寺線内で唯一、交換設備があります。1986年まで国鉄漆生線が分岐しており、線内屈指の主要駅として機能していました。売店付きの立派な駅舎もありましたが、利用者が減ると無人化され、2000年代に取り壊されました。再建されないまま今日に至ります。晩年の駅舎は荒廃がひどく、全盛期の面影を感じるのも難しいほど、寂れ切っていました。▲駅全景実際に来て...
台湾総鎮守として日本統治時代の台北・剣潭山に鎮座した「台湾神社」。その最末期にあたる1944年(昭和19年)6月、神社名を台湾神宮に改め、新社地への遷座も予定されていました。ところが、軍用機が移転地に墜落・火災に至ったことで、新社殿は消失。ついに移転されることなく終戦を迎え、台湾は中華民国の占領下に入りました。戦後、台湾神宮境内は円山大飯店敷地に取り込まれ、焼失した新社地跡は会員制保養施設「円山聯誼会」...
台南の奥座敷として、日本統治時代から親しまれている関子嶺温泉。ここに途轍もなく険しい「好漢坡」という階段があります。好漢坡日本統治時代末期、負傷した日本軍のリハビリ訓練所として建造された坂道ランニングコースです。当初は階段の数が289段あり、300段に近かったことから、別名「三百桟」と呼ばれていました。後に市道175号線の建設により、心臓破りの階段は下段部が取り壊され、現在残っているのは243段だけです。傾斜...
2024年春のお花見シーズンが到来しました。週末を中心に、桜の名所は多くの人でにぎわっています。そんな中、宗像市近郊のお花見スポットを訪ねるポタリングに出かけました。目的地はとくに決まっていません。宗像と福津市の境目をまわりながら、手ごろなお花見スポットを探しました。▲東郷駅の桜並木まずは手始めに、東郷駅の桜並木を見にいきます。駅日の里口から線路沿いに進むと、満開のソメイヨシノが目に入りました。ちょう...
2024年のお花見シーズンは天候不良に泣かされました。雨や曇りが何日も続く中、せっかく満開を迎えたソメイヨシノは、そのまま散っていくと思われました。桜の花を侮るなかれ。ソメイヨシノは風雨を耐え抜き、花を散らさないまま4月最初の週末を迎えました。そんな中、お花見でにぎわう街中を抜け、宮地嶽神社のソメイヨシノを観察してみました。ここにある「民家村自然広苑」の桜が美しいのです。まだ散ってなければいいのですが....
天気が思わしくない中、ランチ休憩を終えた「追い出し猫」サクラ&タマが戻ってきました。これからグリーティング後半戦が始まります。まずは遠目に、2体が歩いてくる様子を撮ってみました。▲ランチ休憩から戻ってきた!お客さんが多いわけではないので、2体はゆっくり歩きながら、道行く人に挨拶して回ります。こういう地道なグリーティングの繰り返しで、一人づつファンが増えていくのでしょうね。▲タマちゃんの背伸びしてる感じ...
福岡県内に桜前線が到来したころ、宮若市のご当地キャラクター「追い出し猫」が突如、市内でお花見グリーティングを行うと発表しました。場所は脇田温泉にちかい西鞍の丘総合運動公園。今回登場するのは、サクラ&タマのおてんば姉妹です。タマは稼働率こそ低いものの、その可愛いフォルムからファンが多いと聞いています。目次1 少しはやめにグリーティング開始!2 いろんなポーズが見られる撮影会3 追い出し猫とマンバンと少...
新年度のスタートを祝うかのように、ソメイヨシノが満開を迎えています。開花時期はほぼ例年並みです。このまま週末にかけて、お花見できるコンディションが続くと思われましたが、悲しいことに雨が続く模様。場所によってはお花見できないまま、花散らしを迎えそうです。お花見できるチャンスは、あと1~2回しか残されていないかもしれません。もし晴れ間に出くわしたら、その時にしっかり満喫したいものですね。さて、今回は宗像...
新年度を迎えた今日、多くの人が新しいステージへの第一歩を踏み出します。そんな人の門出を祝うかのように、ソメイヨシノが花をつけだしました。福岡にも桜前線が到来しています。鮮やかなピンク色に染まった街を見て、ふと10年前の今日を思い出しました。3年半使ってきたアメブロに見切りをつけ、移転が容易という理由だけでFC2ブログに鞍替えしたのが、ちょうど10年前です。あれからひたすら、毎月10本以上の記事を世に送り出し...
戸籍謄本で遡れる代数は、世帯によってまちまちです。明治19年式戸籍の採用前に亡くなった人を探す場合、当該者の子供の戸籍欄から名前の特定は可能ですし、場合によっては家督相続の日付から、おおまかな没年を把握することもできます。ただし、それ以外の詳細を知ることはできないことが多いです。この明治19年式戸籍というのがクセ者でして、自治体によってはすでに廃棄処分されていることがあります。といっても、大方の自治体...
冬場の天気がいい日ってだいたい寒いですよね。そんな日の夕方、さつき松原に足を運びました。鐘崎漁港や地島がくっきりと見渡せるほど、空気が澄んでいます。寒いけどいい景色が見られて大満足です。きれいな景色を見るなら夏よりも冬がおすすめだよ!▲奥に見えるのは鐘ノ岬と地島そんな中、足元に気になるものを見つけました。砂浜の上に円形の線がいくつも刻まれているのです。人が付けたんじゃないかと思うぐらい、きれいに描...
嘉義市中心部でおいしい鶏肉飯に出会いました。文化路夜市を歩いているときのこと。赤い看板前にできた行列に目が行きました。看板には「火鶏肉飯」と書かれています。嘉義のご当地グルメ「鶏肉飯」をウリにしたごはん屋さんのようです。ちょうど夕食時ですし、行列ができる店にハズレはないと判断して、さっそく列の最後尾に並んでみました。▲店舗外観店舗配置は典型的な台湾の大衆食堂です。入口付近に厨房があって、一番奥が飲...
戸籍証明書の広域交付をきっかけに、オリジナル家系図の作成を始めました。まずは母方祖母の家系からさかのぼっていきます。前回は祖母実家(川田家)の除籍謄本を取得して、6世祖父を1人抽出できました。入手できたのが、壬申戸籍の次に作成された「明治19年式戸籍」だったことから、これ以上さかのぼれる可能性は少ないと判断し、これにて川田家の調査を終えました。今回は祖母の母・キヨ(曾祖母)の実家にあたる、金子家(現在...
「どんどんのたき」その名を聞いたとき、おもわず一般的な滝を連想しましたが、その場所はなんと岡垣町の海岸線でした。しかも山とは無縁の三里松原!驚いたのは言うまでもありません。しかし、どうして「滝」が付くのでしょうか。そんな不思議だらけの迷物件「頓々の滝」をもとめ、岡垣町三里松原を訪ねました。目次1 元松原集落から疫神社まで2 疫神社から頓々の滝まで3 「三里松原のオアシス」頓々の滝4 倒木放置で「ヘドロ...
長野県南部、飯田市内に保存されているSL「D51-402号機」の現在についてお届けします。同機は消防団第一分団前に保存されており、すぐ近くには飯田市立動物園があります。場所自体は飯田市の中心部といえ、一帯の人通り・交通量は多い方だと思いました。▲D51-402公式側雨ざらしになっているせいか、状態は良くありません。遠くから見ても、荒廃していることが分かる程です。すぐ横には説明板も置かれています。どうやら保存開始時...
長大ローカル線の代名詞、JR飯田線の路線名になっている飯田駅にやってきました。今回は運行上の拠点として位置づけられている、同駅の様子をめぐっていきます。駅舎の赤い屋根が目を引きますね。交通の要所ということで、駅舎内には窓口・待合室のほか、売店や観光案内所も併設されています。飯田線の中では、かなり大きな駅に分類できます。駅舎の窓には、飯田のご当地キャラ「ぽぉ」がペイントされていました。2011年には彦根に...
今回は広島県東広島市高屋町にある、白市駅をめぐっていきます。所属路線はJR山陽本線。駅周辺は山がちながら住宅地が散在しており、広島市のベッドタウンとして機能しています。多くの住民を広島に送り届けるため、同駅折り返しの列車がいくつも設定されています。▲白市駅舎駅舎は平屋建ての小さなものです。石州瓦がいかにも中国地方らしい。駅前は狭く、わずかなスペースに駅前通りと商店・住宅が密集しています。なお、駅名の...
2020年春をもって部分廃止されるJR札沼線。今回は廃止区間をめぐるべく、石狩当別から浦臼行きの列車に乗車します。以下、乗車記です。石狩当別駅のホームに降りると、すでに浦臼行きは待機していました。車両はキハ40-402の単行。ホームには人の気配がなく、ワンマン放送が構内に響き渡っています。思った通り、車内には乗客の姿なく、貸し切り状態になっていました。車内をのぞくと、運転士が出発を待っているだけです。車内でし...
かつては農村各地に点在していた神社ですが、明治から大正にかけて、全国的に大規模な合祀が行われました。その結果、小規模な神社の多くが消えて「ムラの鎮守」に吸収され、現在に至ります。神社跡の多くが年月とともに風化し、その面影を探すのも難しくなっていますが、今も遺構がそのまま残っている場所もあります。今回はその一つ、宗像市山田に鎮座していた「須賀神社」の跡地をたずねました。▲参道は削平され崖になっている▲...
札沼線末端区間の要所にやってきました。今回お届けする石狩月形駅は、北海道月形町にあります。所属路線は札沼線。同駅は非電化区間(北海道医療大学~新十津川)唯一の交換可能駅で、日に数回、列車交換が行われています。駅の規模も大きく、やはり非電化区間唯一の有人駅ですが、乗車券の販売は行われていません。鉄道のある道内の町はたいてい、駅や国道を中心に発展している傾向があります。ここ月形もその一つで、街のど真ん...
見た目・雰囲気ともに、「最果ての駅」らしい場所でした。今回お届けする新十津川駅は、滝川市に近い新十津川町にあります。通勤・通学路線として機能するJR札沼線の終点にあたり、札幌口は本数が多いものの、末端区間は一日一往復だけという状況です。あまりにも利用者が少ないため、非電化のまま残った北海道医療大学~新十津川間は2020年春に廃止されることが決定しています。一往復しか走らない「レア度の高さ」に加えて、廃止...
今回は北海道小樽市にある、JR小樽駅をめぐります。所属路線は函館本線、駅番号はS15。函館本線は同駅を境に、西は非電化区間の「山線」と呼ばれるローカル線に、東は新千歳空港への直通列車が走る札幌都市圏の通勤路線になっています。小樽駅といえばなんといっても、風格漂うレトロ駅舎でしょう。この駅舎は1934(昭和9)年に建てられたもので、3代目にあたります。似たようなデザインの駅舎は各地に建てられ、上野駅、真岡駅、...
1日に数本しか走らないという超閑散ぶりで知られ、2020年をもって一部廃止されるJR札沼線。そんな同線の最北部に位置するのが、今回お届けする浦臼町です。町の中心部は国道275号線を中心に広がり、その大きさは縦に500メートル、横に300メートルほどしかありません。この「コンパクトさ」は、道内の地方自治体によくみられるもので、30分もあれば満遍なく散策できます。今回はJR浦臼駅をスタートして、まずは国道に出てみます。道...
今回は北海道江別市にある、JR野幌駅をめぐります。駅番号はA07。今でこそ単なる中間駅にすぎませんが、かつては夕張鉄道の始発駅として、「夕張への玄関口」としての性格も有していました。そんな野幌駅は2011年に高架化され、夕張鉄道時代の面影を見出すことはもはやできません。見た目は今どきの高架駅で、基本的な造りは本州以南と同じです。ぱっと見だと、ここが北海道の駅とは思えない佇まいでした。ついでに駅周辺も散策し...
樺太から宗谷海峡を隔てて向かい合う北海道には、ロシア人によって樺太から追放された住民が多く移り住み、樺太ゆかりの石碑も多く残されています。今回はその一つ、「樺太庁豊原中学校記念碑」を見るため、札幌市中央区の旭山記念公園にやってきました。記念碑は公園の片隅、ちょうどJRバス界川2丁目停留所のすぐ横に鎮座しています。目立たない場所にあるため、見落としてしまわないようご注意ください。記念碑は「上田校長頌徳...
今回は福岡県北部、岡垣町に鎮座する熊野神社をめぐります。当神社がある吉木西は町中心部に近く、近隣には吉木小学校・岡垣サンリーアイがあります。かつては吉木地区の一部でしたが、宅地化の進行にともない、人口密集地に住居表示制度が実施された結果、ここ吉木西地区が成立しました。こうして大字吉木から分離した熊野神社も、元は吉木一帯の鎮守でした。広い境内や社殿建築に、かつての繁栄ぶりが残されています。▲参道全景...
秋も紅葉が深まってくると、いよいよ紅葉狩りの季節です。福岡県添田町にある英彦山は毎年、紅葉を楽しむため多くの登山客でにぎわいを見せています。とくに英彦山登山口や高住神社界隈の混雑ぶりときたら凄まじく、「酷道」500号線の1車線路にマイカーの渋滞が出来上がるほどです。しかし一方で、訪問者が少ない穴場も英彦山界隈には存在します。今回はそんな穴場の一つとして、ススキが見ごろを迎えている鷹巣原高原の様子をお届...
今回お届けする「高住神社」は福岡県南東部、添田町の山奥深くにあります。山伏修行の場として名高い英彦山の山腹にあり、大分県との県境がある野峠もすぐ近くにあります。JR彦山駅から国道500号線を登り、英彦山登山口を越えて狭隘路をさらに進み続けた場所にあるので、非常にアクセスは悪い方です。「秘境」とも言ってもいいような環境下にあるとはいえ、ちゃんと有人の社務所が置かれています。境内はどこも綺麗に掃除され、マ...
福岡県添田町にある英彦山神宮奉幣殿周辺の様子をお送りします。英彦山は福岡県東部を代表する山であり、古くから修験道のメッカとして栄えてきました。今でも当時の名残として、山伏がいた坊舎の跡を見ることが出来ます。▲沢水流れる涼しい参道に、艶やかなトカゲが張り付く以前、一度だけ山頂まで登ったことがありますが、今回は奉幣殿まで行って折り返します。▲秀学坊跡地奉幣殿に到着しました。地面の白石で写真下部が白飛びし...
福岡県南部、添田町にある道の駅「歓遊舎ひこさん」に足を運びました。ここは田川と彦山を結ぶメインルート沿いあるため、英彦山への道すがらに訪れることができるだけでなく、JR日田彦山線の駅が併設されていることもあり、列車を利用して立ち寄ることもできます。道の駅施設から駅までの動線上には上屋がかけられています。もし雨が降っていても、濡れずに移動することができますね。歓遊舎ひこさん駅は数年前に開業したばかりの...
今回は福岡県北部、岡垣町に鎮座する大原神社をめぐります。原地区は宗像市との境界に近い、響灘に面した地域で、集落は本村(原集落)一つのみ。地区内を県道300号線が通っています。道や集落がそれほど入り組んでいるわけではないですから、ここの地勢を把握するのは容易です。当神社は300号線沿いに鎮座しており、見つけるのは決して難しくありません。参道・社殿ともに整備されていますし、気軽に訪問できるありがたい鎮守です...
ついに一日一往復だけとなり、2020年春の廃止を待つばかりとなった、札沼線最末端区間(浦臼~新十津川)に乗車しました。恥ずかしながら、今回が初乗車です。たった一本だけの新十津川行き「5425D」は、朝の早い時間帯に運行されています。もし札幌方面から乗り継ぐ場合、5425Dは石狩当別を7時45分に出発するため、一番遅くても6時58分に札幌を出なくてはいけません。今回はあまりにも早すぎる起床を避けようと、石狩月形から乗車...
廃止を前にして、すでに鉄道が果たすべき使命を終えている駅とは、まさにここ浦臼のことだと思いました。今回は北海道浦臼町にある、浦臼駅をめぐっていきます。所属路線は札沼線。同駅は北海道医療大学~新十津川間の廃止に伴い、2020年春に廃止されることになっています。同駅を発着する列車は、新十津川に到達する一本を除くと、すべて同駅での折り返し列車です(2019年7月現在)。まず最初に、日没間近に訪れたため、大半の写...