「聖ニコラス教会」は13世紀ごろからタリンにある教会で,商人や貿易商が通い,財力はあったらしい。第二次世界大戦で被害を受け,戦後に修復が始まり終わったのは1984年(現在の建物)。今ではコンサート等に使われている。「聖ニコラス教会」のあるVene通りには,セグウェイが頻繁に走っている。近くにセグウェイを貸し出す店があるらしい。日本では公道禁止だが,エストニアも例にもれず,海外ではそんな堅苦しいことはない。Ol...
掲載写真は27700枚超。総合旅行業務取扱管理者資格及びJTB旅行地理検定上級資格保有者が紹介するアジア・ヨーロッパ・北アメリカ・オセアニア!海外らしい景観も多い北海道・沖縄と空港・機材のことも併載!
実際にこの目で確かめた情報ばかり。これから訪問しようとする人にはお勧めかも!ブログ形式のため,見る順番としては古い順からの方が整合はとれます。Diaryを除き日記の形式をとらず,テーマ形式としていますから,古い記事でも,旅行情報としてはそれほど問題はありません(ショップは閉店している場合があります)。
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「聖ニコラス教会」は13世紀ごろからタリンにある教会で,商人や貿易商が通い,財力はあったらしい。第二次世界大戦で被害を受け,戦後に修復が始まり終わったのは1984年(現在の建物)。今ではコンサート等に使われている。「聖ニコラス教会」のあるVene通りには,セグウェイが頻繁に走っている。近くにセグウェイを貸し出す店があるらしい。日本では公道禁止だが,エストニアも例にもれず,海外ではそんな堅苦しいことはない。Ol...
北京行き中国国際航空のビジネスクラスで食前ビールを頼んだら,青島ビールではなく燕京ビールだった。中国ビールの代名詞青島がよかったのだが。モニターに映し出された映像は何となく新年らしいがまだ12月27日だ。しかもパンダが挨拶だ。「喜び御膳」の蓋を開けると,なんとおせちだった。これはこれで嬉しいが,おせちは前菜扱いで,さらに煮魚ごはんがプラスされた。こちらはビジネスクラスらしからぬワンプレート風丼ごは...
よく行く「微熱山丘」でパイナップルケーキを購入し(一度しか買ったことはないが東京青山に支店がある),隣接する民生公園を横に見ながら,南西に進むことにした。選挙があるらしく,選挙カーが通り過ぎて行った。日本と変わりのない選挙のやり方だ。光復北路という少し幅の広い道路に出た。目の前に建つ敦北華城国宅(国営住宅)内の緑地を横断し,私立純青幼児園(幼稚園)に沿って進んだ。さらに光復北路190巷を西に進むと「...
水上マーケットと鉄道市場の旅10~メークローン市場を歩く3~サムットソンクラーム5
メークローン線の南側には屋台は多い。さらに路上で店を開く個人も少なくない。しかし,冷房が効き,座って食事のできる店はなかなか見つからないので,メークローン線の北側に移動した。北側は屋台が消え,衣類や日用品の店が幾つもある。メークローン線に沿って進むと,飲食店が何店かあったので,そのうちの「Honey Milk」という店に入った。カフェらしいネーミングだが,中は普通の食堂だった。料理は中華系が多く,タイ料理も...
陸上部からフロート部分に架かる橋を渡ると,運河に浮かぶ水上レストランになっている。ここで行き止まりで,この水上レストランをお目当てに訪れる観光客は多い。板の間に上がってテーブルで食事を取る形式になっている。午前の早いうちなので人はまばらだが,週末なので昼が近づくと混雑は必至だ。陸上部とフロート部に囲まれた池のような運河部分には、岸辺に小舟を接岸させ調理・販売している店舗が幾つかある。この小舟店舗の...
古めかしい路面電車で,曲がりくねった坂を数分上ってカモンイス広場に着いた。ここで電車は少し停車する。時間調整あるいは客待ちか?レトロで魅力ある電車はリスボンならではだ。カモンイス広場の「カモンイス」は16世紀の人物で,ポルトガル史上最高の詩人といわれている。ユーラシア大陸最西端のロカ岬に建っている碑に書かれた詩は彼の作品だ。それほどまでの偉人である。広場自体は少し傾斜していて,さして広くはない。カモ...
閉まっている店が多かった赤峰街を歩いて,近くのMRT中山駅からMRT松山新店線に乗車。松山の饒河街(ラオフージエ)観光夜市に行くときによく使う路線だ。しかし今は真昼間。途中の南京復興駅でMRT文湖線に乗り換え,松山機場駅に向かった。文胡線は高架を走るMRTで,車両は小さめで無人運転を行っている。台北松山空港(臺北国際空港)は都度乗り降りする空港だ。しかし,空港と市内の間のアクセスでMRTを使ったことはなく(必ず...
79番バスに乗ってタリンチャン水上マーケットの入口に着いた。ここもバンコクである。水上マーケットに向かう道路沿いには,様々な店が並び,水上に位置していないが、すでにマーケットは始まっていた。最初は草木,そのうちにフルーツ,陶器,と何でもありになってきた。土日にしか開かれない水上マーケットだけに,訪れた土曜は,朝から賑わっていた。水上マーケットに食事に来たのか,手前のマーケットに買い物に来たのかは知る...
ヴィル門から北に延びる通りに沿った城壁の前にはセーターやマフラー等冬物衣料を売る屋台が出ていた。8月なのに冬物販売は,北欧ではごく普通のことである。手作り品なので値段はわりあい高めだ。ワゴンの物売り、とくに試食を兼ねた店の店員は,中世のコスプレ必須のようなので,観光気分を盛り上げる助けとなっている。午後1時半を過ぎ,ようやく青空が戻りつつあった。雨はもう心配しなくてもよさそうで,日帰り旅にはかろう...
入園してまずは「シルバーリーフモンキー」舎に向かった。「シルバーリーフモンキー」はマレーシアに生息する小型のサルだ。日本では愛知県犬山市の日本モンキーセンターにしか飼われていない珍しいサルだ。名称に「シルバー」とは付いているが,どう見ても毛の色は銀色ではない。飼われている檻はひじょうに古く,聞くところでは設立当時のものらしい。顔の表情は何かしら哀愁を誘い,おとなしそうだが実際はどうなのだろうか。【...
ホーチミンシティで時間を持て余していたので,ホテルからタクシーで数分の「サイゴン動植物園(Thảo Cầm Viên Sài Gòn)」(ホーチミン1区)に行ってみた。都心部にありながら木々が多く,森の中の動物園といった雰囲気で,家族連れやカップルが多い。1864年にフランス人ルイ・ピエールによって設立されたので,アジア最古の動物園ということになる(アジア2位は東京・上野動物園の1882年)。入園料は2019年1月当時50,000ドン。...
「シドニー水族館」は通称で,正式名称は「シーライフ・シドニー水族館」である。シドニー市内ダーリング・ハーバーにあり,オーストラリアの海洋生物を展示する水族館としては世界最大規模だ。市内中心部に近いので,家族連れやカップルには格別人気だ。平日にも関わらず午前10時の開館前には数十人が並んでいた。入館時には入場チケットの二次元バーコードのチェックだけ。入口を入って左側に誘導されるが,左側は50~60mほどの...
首里城エリアに南から入ると,首里城跡の碑と琉球大学跡の碑がほぼ並んで建っている。首里城は太平洋戦争で4度目の焼失があり,戦後,跡地に琉球大学が置かれた(1979年移転)。1992年にようやく5代目が復元されたが,2019年にそれも焼失してしまった。「木曳門」に向かう道の右側に復元作業を見学する前後に,「西のアザナ」(無料エリア),「東のアザナ」(有料エリア)を訪れ,那覇を展望した。「西のアザナ」へは「木曳門」...
2023年12月に首里城に行ってきた。正殿の復元作業は続いていて,今までは囲いに覆われ復元の進捗状況は目には見えなかったが,ガラス越しとはいえ,復元中の正殿を直接見ることのできる施設が完成していた。1F~3Fと3フロアあり,高さ10mくらいまでの高さの正殿の建設状況が把握できるようになっているとともに,資料の展示も充実していた。もちろん有料エリアなので,料金を支払って復元作業を見学することになるが,寄付だと...
ナンディ・タウンの「ファーマーズ・マーケット」には,ありとあらゆる野菜やフルーツが並んでいる。日本でおなじみの野菜だけでなく,熱帯ゆえの農産物も多く,日本のスーパーマーケットより種類ははるかに多い。マーケットなので価格は当然安いが,円安と物価高騰で,日本とあまり価格差はないようだ。地面に並べて売っている個人(主に女性)は,交渉によってはかなり安くなる場合もありだ。デジタル化が全くなされていない,古...
赤峰街は今でこそカフェや雑貨屋などが増えて,観光スポットになってきたが,今でも自動車関連部品販売店が多く存在し,街並みのレトロさは十分に残っている。修理や部品探しに来る人と,台湾の若い人や観光客が集まる不思議な街といえそうだ。平日とあいにくの雨で,通行人は少なく,観光客と思しき人も皆無に近く,天気のいい休日に出直しすることになりそうだ。夜は那覇に戻るので,次に訪台したときの楽しみに取っておこう。赤...
羽田から北京を経由して第三国に行くので,比較的安価な中国国際航空(エアチャイナ)のビジネスクラスに搭乗した。ビジネスクラス利用なので、,ビジネスクラス客用のレーンに並ぶと,エコノミークラスよりは客がはるかに少なく,早々とチェックインできた。機内のビジネスクラス・キャビンには個々に仕切りはなく,一昔前のビジネスクラスシートだったが,ゆったりさは度を越していて,モニターまでの距離が遠く,さらにモニター...
タイ4度目にして初めて路線バスに乗る機会がやってきた。タイの路線バスは,エアコンあり,エアコンなしなど,グレードも料金も幾つか設定されていて,どのようなバスに乗ることになるかは,実際に乗ってみないとわからないという宝くじのようなスリルと楽しみを味わえる。その不確実性の高い路線バスに乗って水上マーケットに行くことにした。ダムヌンサドゥアックやアンパワーなどバンコク郊外には,ツアーでも行ける大きな水上...
地鉄(蘇州軌道交通)2号線「山塘街」駅から2駅乗った「広済南路」駅で,1号線に乗り換え3駅目の「臨頓路」駅に着いた。「臨頓路」駅を地上に出て,人や車が行き交う建新巷という道路を東に進んだ。しばらくは集合住宅が立ち並び,店舗も混在していたが,行列のできていた「鶏蛋灌餅(ジーダングァンビン)」の店から先は,車も入れないような狭い路地になった。「鶏蛋灌餅」は卵と小麦粉で生地を作ったクレープのような食べ物らし...
マウント・イーデン(マウンガファウ)に登ってきた5~オークランド38
周回道路を離れ,マウント・イーデンの展望台に向かう緩やかな坂道に入った。火口のふちに沿って左方向に火口原を見ながら歩くと,ちらちらと火口底が見えたが,はっきりとは見えにくい。立ち止まって覗き込むと,火口原には一面に短い草が生え,火口の底に相当する場所には穴の痕跡すら見つけられない。市内にはこのような火口を持つ死火山がいくつもあり,高さも100m前後なので道路が整備され,ちょっとした散策コースとなって...
コペンハーゲンから明けましておめでとう!コペンハーゲンはトランジットで1泊しただけなので,今度はゆっくりデンマーク旅行を楽しみたいものだ。円安,物価高のダブルパンチで,とくにヨーロッパは旅行がしにくい。航空運賃も高くなり,所要時間もかかり,よほど計画を練らなければ,大損で終わってしまいそうだ。【2024/1/1(月) 午前 0:00】 ↓コペンハーゲンから新年のご挨拶ランキング参加中!よろしかったら下記をクリ...
2023年は海外旅行3回,国内旅行10回,コロナ明け海外再スタートの1年
コロナ明けの今年は,3年半ぶりに海外旅行をスタートさせ,タイ(7月),フィジー(9月),オーストラリア(11月)に行ってきた。一方国内は,沖縄が昨年の19回から3回に大幅ダウンし,それ以外は北海道2回,仙台1回,長崎1回,高松1回,熊本1回,京都1回に留まった。オーストラリアは物価が高く(日本が安いのだが),外食は日本の2~3倍,フードコートの一品が2,000円超えはザラ,カフェのコーヒーは最低800円を覚悟...
水上マーケットと鉄道市場の旅8~メークローン市場を歩く2~サムットソンクラーム4
メークローン駅からだんだん離れ,東に進んで行く。線路沿いはエリア別の売場には分かれていないので,青果,魚介,肉類,加工食品,雑貨等がバラバラに並ぶ。約1m幅の線路上が通路になっているのはどこまで行っても変わらない。1日8回列車が通過するので,さすがに線路上では販売不可だ。どこまで行ってもキリがないので,南側の通路に入った。メークローン市場は南側にも延びていて,青果等食品を扱う大きな売場に出た。もちろ...
シティツアーは,台中市街地南部から一部高速道を通って,次の目的地である「高美湿地(ガオメイシーディー)」へと向かった。「高美湿地」はこの辺り一帯に広がる「大肚溪口湿地」の10分1ほどの面積の汽水湿地で,潮の満ち引きの影響を直接受ける。干潮時は,遠景が湿地の水面に映り,鏡のような景観になるので(同じ方向に太陽があるという前提),南米ボリビア西部のウユニ塩湖にちなみ,「台湾のウユニ塩湖」と呼ばれている。...
ブルージュ日帰り旅行18~ワル広場からオーストゥメールスへ~ブルージュ17
ワル広場を通り抜け,運河に架かる橋を渡る時に,北側には聖母教会の塔が見えてくる。これで見納めかと思うと未練は残る。さらに運河クルーズのボートも近づいてくるが,ここから先には運河はもうないので,このボートもこれで見納めだ。しばし佇み先を急ぐことにした。やがてゾンネクメールス門を潜る。その先の突き当りでオーストゥメールス通りに出るので左折し直進すればブルージュ(ブルッヘ)駅に到達することになっている。...
ナンディのファーマーズ・マーケットはナンディ市街地の南側にあり,それほど大きな店舗のない街なので,ナンディ最大の店舗といえるだろう。ナンディの周辺で採れた野菜やフルーツを持ち寄って売りさばく,昔ながらの市場である。屋根がある家屋の屋内部分と青空部分に分かれ,盗みが多いのか,屋根がある屋内部分の壁にあたる部分は金網で覆われている(とくに南西から南にかけての広い道路に面した部分)。品物は豊富で,この市...
マウント・イーデン(マウンガファウ)に登ってきた4~オークランド37
「Ruhi Huia Rd」から見た南側は緑に包まれた住宅街だ。とにかくオークランドは緑が多く,森の中に住宅を並べていったような街だ。時折,マウント・イーデンのような死火山跡と思える小高い丘(火山円錐丘)が見える。ニュージーランドは日本と同じ環太平洋造山帯に属し,火山活動がある国だ。オークランドには火山円錐丘が53も存在し,すべてが死火山でなく,噴火の恐れがあるものもあるようだ。手前を見てみると,住宅街の中にオ...
「コザ十字路歴史絵巻」は,2015年,沖縄市のコザ十字路に誕生した巨大壁画のこと。コザ十字路交差点から国道330号線沿いを那覇市方向に向かって,国道に面した建物の壁面全体に描かれている。それぞれの建物群にテーマがあり,交差点に近いほど,歴史が新しい。那覇市に最も近い方は,琉球王国時代まで遡る絵になっている。舗道から壁が近いので,一つ一つを見るのには不都合はないが,全体の大きさや歴史の流れを概観するには,...
台北日帰り弾丸トラベル from那覇5~赤峰街を歩く・前編~台北220
雙連といえば「雙連朝市」で有名だが,この雨では客も少なめだろうと思いながら,朝市とは反対側の道路に出た。駅近はアーケードになっているので,雨でも濡れずに済むがそれほど長い距離ではない。アーケードの下には,テーブルを出して食堂にしている店舗も多数見受けられる。民生西路を少し西に進み左折すると,そこは赤峰街(ツーフォンジエ)だ。近年おしゃれなカフェや雑貨店が次々にオープンし,話題になる通りである。雨と...
マーブンクロンセンター(MBK)歩き5(最終回)~バンコク123
フードコートにあるサンプルを見ながら何を食べようかと考えたが,バンコク旅行の最終日にあたり,それまでタイ料理を散々食べてきたので,たまには日本のものが食べたいと思い,フードコートを出て,専門店街に移動した。日系店舗はけっこう多く,たまたま見つけた日系の「かつや」で食事をすることにした。元日なので,日本にいればおせちを食べていただろうが,タイでは元日に特別なものは食べず,ふだんと変わりない食事だ。カ...
台湾で夜市に行く理由のダントツ1位は夕食を食べにいくことであるから,付随する物販やゲームなどは夕食ついでのオプションとなり,自ずと集客は減らざるを得ない。これが観光客の多い夜市なら,物販やゲームでも十分儲けはあるだろうが,瑞豊夜市のようなローカル度の高い夜市では飲食以外は苦労しそうだ。何とか利益に結びつけようと,ゲームコーナーはスケールを大きくし,目立つようなつくりで,子どもばかりでなく大人の目を...
なんでも揃うMBKには,当然ながらタイお決まりのフードコートも備えている(6階)。散策に疲れたとき,あるいはランチやおやつを食べたいときに,気軽にフードコートを利用できるのは嬉しい限りだ。さらに7階には映画館,ボーリング場,ゲームセンターがあり,1日をここで過ごすこともできる(行ってはいないがメイド喫茶もあるとか)。フードコートは,定番タイ料理(トムヤムクン,ソムタム,カオマンガイ,ガパオ,パッタイ...
MBKは,ソウル東大門にある大型ショッピングセンターのように,個人出店の小さい店が多い。東大門のように通路が狭く,客でごった返している訳ではないが,ナイトマーケットにあるような小さなブースには,所狭しと商品が並べられ,店員あるいはオーナーがのんびりと客待ちをしている。タイ土産が並んだフロアー(6階)には,食料品以外のバラマキ土産等が販売されており,チャトチャック・ウィークエンドマーケットと同等の商品...
台北日帰り弾丸トラベル from那覇4~台北車站からMRT雙連站へ~台北219
台北は雨の影響もあって肌寒い。まわりを行き交う人は皆長袖で,半袖で来たことを後悔したが,那覇と緯度がほとんど同じで,那覇は天気がよく全く寒くなかったので,台北の気候に困惑した。しかし,せっかくの海外旅行なので,カフェなどでくすぶっている訳にもいかず,台北車站の建物に入った。1階の中央広場ではイベントがあるようで,広いスペースは見通しが悪かった。すでに午前10時を過ぎているので,建物内の店は開いていた...
台北日帰り弾丸トラベル from那覇3~機内から台北車站まで~台北218
下に見えてきた阿嘉島・座間味島は映画「マリリンに会いたい」(1988年製作,安田成美・加藤昌也出演)のロケ地,慶留間島は映画「島々清しゃ」(2016年製作,伊東蒼・安藤サクラ出演)のロケ地(慶留間小・中学校が舞台)。台湾への入国カードで一番困ったのは,宿泊先の欄だ。日帰りだから,書きようがないが,書かねばならず,「桃園空港」とした。入管で何か言われることもなかった。【2023/12/8(金) 午前 5:00】 ↓ナガン...
Gg.Nuriは中央に白線(センターライン)が敷かれている。しかし,もともと一車線幅の道にセンターラインでは,片側は車幅を確保できず,せいぜいバイクの幅ほどしかない。幸い?なことに車とすれ違うことはなかったが,車が道のどこを通るか見てみたかった。通りには門を構えた立派な家が多く,その中に時々売店が見られる。放し飼いのイヌが道路に座り込み,道をふさいだり,わずかなバイクと歩行者だけしか通行せず,脇道に入る...
台北日帰り弾丸トラベル from那覇2~ピーチの旅~台北217
搭乗口付近が混雑してきた。午前7時55分から搭乗開始だ。石膏ボードで囲われたような搭乗口から搭乗することになった。LCCターミナルから機材までは徒歩だ。那覇空港の北の端を歩く。天気はすこぶるよく,11月なのでさして暑くもない。シート配列は真ん中の通路を挟んで左右3列ずつだ。自分で指定した座席は進行方向右の窓側だ。LCCゆえ前の座席との間隔は予想通り狭く,膝が前の座席に付きそうだ。搭乗時間が短いので問題なく我慢...
台北日帰り弾丸トラベル from那覇1~沖縄からピーチで台湾へ台北216
那覇からの「台北日帰り弾丸トラベル」の出発は,もちろん那覇空港だ。ただし当時(2018年),ピーチとバニラは本来の那覇空港の北の端にあった貨物ターミナルに間借りしていたので,那覇空港国内線ターミナル前から専用バスで移動しなくてはならなかった(徒歩や車での移動は禁止)。ホテルからタクシーで午前5時40分に那覇空港前に到着したが,那覇空港は開門が午前6時なので外で待つこと10分して専用バスがやってきた。同乗者は...
マウント・イーデン(マウンガファウ)に登ってきた3~オークランド36
マウント・イーデン(マウンガファウ)の南側の登山道はGoogle Mapにも載っていない。地元の行楽ガイドには載っているので参考にしたい。門を入ると登山道は階段状に東方向に延びている。少し上ると南側(向かって右側)に住宅街が見えてくる。ほとんど戸建てで閑静な住宅地といったところだ。2階のテラスで寛ぐ人も垣間見える。さらに進んだところで下山する女性とすれ違った。すれ違った時には気づかなかったが,すれ違ってすぐ...
交差点にやってきた。ウブドの南東部で交通量は比較的多い。ウォッチングしていると小型トラックの往来が激しい。バリ島では物資(人も馬も)の運搬には小型トラックが使われることが少なくないようだ。マイクロバス等はたぶん存在せず,何でも運べるのでトラックが重宝されるのだ。ここから南に延びるJl.Yudistiraは道幅が狭く,徒歩は危なそうだ。Jl.Raya Tegeを直進することにした。靴屋があった。バリ島には大きな靴屋はほとん...
ステーキチェーン「HAN’S(ハンズ)」は正式には「JUNBO STEAK HAN’S」というらしい。沖縄だけにあるステーキ店で,沖縄本島に8店舗を展開している。そのうち,「北谷デポセントラル店」に入った。すぐ近所に「美浜店(アメビレデポアイランドA館)」もあるが,「北谷デポセントラル店」の方が座席数は倍以上でゆったりしている。メニューにはジャンボステーキ(最大1.2kg)はもちろん,150gからあるので,食べきれないことはな...
「Pertamina Gas Station」から左折し西に進む。通りの名は「Jl.Made Lebah」だ。ウブドの地形は北に高く,南に低くなっていき,東西間でも起伏があり,急ではなくてもアップダウンを繰り返す。この通りは以前に,購入した絵の額縁を作ってくれる工房を探して通った道だ。数年ぶりだが,店舗は何かしら変化していた。この通りのワルンでナシ・チャンプルを食べた記憶があるが,店自体が消えてしまっていて,どこにあったかさえ思い...
衣料品売り場と言っても,売られている商品のほとんどはTシャツだ。年中暑いバンコクでは,外着も室内着もTシャツが基本なので,Tシャツの需要は日本の比ではない。老若男女問わず,生活ではTシャツは必須だ。絵柄は豊富で,値段もピンからキリまである。ここに正規ブランド品はなく,ブランドのロゴらしきものが付いていても,完全な偽物である。本物が99Bほどで買えるわけがないと認識していれば,騙されることはないだろう。...
羅東夜市から羅東站(駅)まで戻ってきた。台北までは本来台湾鐵路の優等列車を使うのだが,台湾の東海岸の路線は優等列車の本数が少なく,予約ですぐに満席になってしまう。往路は予約が取れたが,復路は満席で,高速バスに切り替えた。鉄道だと1時間,バスだと混んでなければ1時間10分ほどなので,バスでもとくに問題はなく,料金は鉄道より安いのではないか。バスターミナルは羅東站(駅)の東口にあるので,駅を突き抜ける。...
シドニーの都心部に「タウンホール」は位置する。「タウンホール」はシドニー・シティレール及びシドニー・ライトレールの駅が隣接する交通の要地で,周辺は繁華街にあるので,昼夜問わず賑やかだ。「タウンホール」は高さ55mの時計台を持つ,ビクトリアバロック様式の建物で,19世紀後半に市庁舎として建てられ,大きなホールを持つため,長くコンサート等に使われてきた。夜はライトアップされ,通行する人の目を楽しませてくれ...
ウブド中心部から見て東部をちょこっと歩いた記録。それほど郊外ではない住宅地をまわったので,ウブド本来の田園風景はないが,ウブドの特徴や文化を知る上では役に立つウォーキングだと思う。コロナ渦の前の年に,5kmほどを約1時間かけて周遊したが,その後コロナ渦で店舗の変貌が凄まじく,できるだけ現在も残っている店舗の写真を使った。さらに店舗の経営者や名称は変わっても建物そのものは残っているものを使ったので,ウ...
先ごろシドニーに行ってきた。ETA(電子渡航認証・1年間有効)を,スマホのアプリで予め取得しておけば入国にはなんら制限はなかった。11月のシドニーは,東京でいえば5月の新緑の季節に相当する。確かに街路樹は緑が濃くなりつつあり,紫色のジャカランダが咲き誇っていて春らしい季節だった。朝晩は少し肌寒いものの,日中は汗ばむこともあり,行楽には最適だった。本格的な観光シーズンを迎え,旅行者の姿が増え,地元の人も...
高級ショッピングセンター「iapm」は,日本を除くアジアの他のショッピングセンター同様に大きな吹き抜けが中央に配置され,エスカレーターが縦横無尽に浮かんでいるような造りだ。各フロアーにも中央部は柱がなく,エスカレーター同様に浮かんでいるようになっている。構造的には危険だが,中国他日本を除くアジアではこのような構造は多い。地震の有無には関係なく,デザイン重視がアジアのショッピングセンターのコンセプトらし...
「マーブンクロンセンター(MBK)」は,サイアムにある大型ショッピングモールで,土産も充実しているので,バラマキ土産に困った時の強い味方だ。フードコートや映画館もあるので,家族で1日中楽しめる場所になっている。併設して東急百貨店があった(2020年に訪れた時は)が,その後閉店し,バンコクで残る日系百貨店はチャオプラヤ川沿いの高島屋だけになってしまった。【2023/11/15(水) 午前 5:00】 ↓「サイアムディスカ...
2022年後半になって,この彩虹眷村の絵は黄永阜(ホアン・ヨンフー)おじいさんが一人で描いたものではないことが判明。そのいきさつは,最初は一人で描き始めたものの,年齢もあって絵を描くことも管理も困難と感じ,地元企業「彩虹文創」にペインティングを含め管理や運営を依頼した。しかし,ここ1~2年,著作権や物販の収益などで黄おじいさんとその企業の間でトラブルが生じ,ついに「彩虹文創」側がこの村の絵を塗り潰すと...
ブルージュ日帰り旅行17~マリア通りからカーテライネ通りへ~ブルージュ16
市内のほとんどの通りにチョコレートショップがあるブルージュ。チョコレートショップ巡りも楽しそうさだが,店や種類が多すぎて時間は足りなくなりそうだ。ショウウィンドウを時々眺めて,気に入ったものがあれば店に入って買うか買わないか決めればよい。ブリュッセルと違い,王室御用達のチェーン店はここにはなく,ローカルショップばかりなので,土産にもブルージュのチョコレートはとても価値がある。マリア通りを進み,往路...
水上マーケットと鉄道市場の旅8~メークローン市場を歩く1~サムットソンクラーム3
メークローン市場は線路の両側に広がっていて,「線路=市場の通路」となっている。この市場を通過するタイ国鉄メークローン線の線路幅は1000㎜(日本のJRや私鉄の大半は1067㎜)なので,通路幅は1mちょっとしかない。すれ違いに難儀するのがこの市場の特徴だ。売られているモノは食料品や衣類が多く,雑貨は少ない。どの店も売り場面積が少ないこともあり,商品の種類は少ないが,店の数が多く,それぞれ異なる商品を扱っている...
ナイトマーケット「タラート・ネオン」を訪ねて5(最終回)~バンコク118
大みそか(12月31日)の夜なので,ナイトマーケットに飲食にやってくることはあっても,そこでゆっくり食べたり話したりすることに夢中で,その後で物を買ったりすることは極めて低そうだ。そのせいか飲食以外の,とくに商品を売る屋台は客がまばらで苦戦している。一方,飲食店は午後6時半を過ぎてから客足が増えてきた。このナイトマーケットは照明が明るく,会場全体がまばゆい光で覆われ,場所によっては昼間のような明るさだ...
ミトーの郊外レストランを出て40分ほどでホーチミンシティ郊外に入ってきた。ベトナムは中国同様に寝台バスが存在し,長距離路線には寝台バスが導入されている。途中そのバスに追い越された。ホーチミンシティ以南でホーチミンシティから長距離路線はないので,ミトー等南部の街から,ホーチミンシティより北に向かうバスだろうか。バスの中を見ると横3列に2段ベットが格納されており,窮屈ながら横になって寝られそうだ。バイク...
スウォン駅に向かって歩き出したが,疲れと暑さで,結局タクシーを停め,乗り込んだ。距離にして1メーターか2メーターくらいだが,ここで倒れてはソウルに戻れない。車内は冷房が効いていて,数分の乗車だったが,少し元気を取り戻した。比較的新しく大きなスウォン駅は2階がコンコースだ。エスカレーターを上がり,広いコンコースにたどり着いた。キップ売場で「ITXセマウル号」の指定券を買って,ソウル方面の6番ホームに向かっ...
民生東路五段界隈は松山(ソンシャン)空港と目と鼻の先にある。高級集合住宅が多く高所得層の街だ。歩いている間,飛行機の発着はなく閑静な住宅地といった感じで,この辺りに住むことができれば,徒歩で松山空港に行って,そのまま羽田空港に行ける便利な場所だ(松山空港と日本[羽田空港]とを結ぶ便は,JAL・ANA・チャイナエアライン・エバー航空の4社のみ)。台湾には日本のチェーン店(とくに飲食関係)が極めて多い。全家...
ナイトマーケット「タラート・ネオン」を訪ねて4~バンコク117
午後6時半をまわり,お腹が空いてきたので食事をすることにした。入ったのは比較的大きな店で(テント屋根はあっても壁はない),従業員が10人ほど暇を持て余せていた。先客は二人。まわりの飲食店もこんなもので,むしろ空いていて静かに食事ができることは嬉しい。メニューは豊富で,ほとんどのタイ料理が網羅されていそうだ。ソムタム(青パパイヤのサラダ)を注文したら,すぐそばで青パパイヤを剥き始めたので,作り置きはな...
ナイトマーケット「タラート・ネオン」を訪ねて3~バンコク116
ビルの谷間のナイトマーケット「タラート・ネオン」は午後6時を過ぎても客足は低調だ。店舗側の人たちは手持ち無沙汰で,客を今か今かと待っているのだが。食べている人もいなくはないが,店の数と比べると寂しい限りだ。一方,どこのナイトマーケットでも,必ずや床屋がある。このマーケットには2軒の床屋があり,午後6時現在,1軒には客が入っていた。ベトナムには青空床屋が大都市にもあったが,こちらは一応屋根はあるので...
ナイトマーケット「タラート・ネオン」を訪ねて2~バンコク115
「タラート・ネオン」の会場は,入口付近に仏像が置かれ,信心深いタイらしい。店舗側の準備は着々と進んでいるようだが,まだ日が暮れていないこともあって,客足は低調だ。午後6時をまわったところでも,飲食店で食べている客はほとんどいない。串付きのスナック程度の食べ物を買って,会場を見て歩く客が少しいるくらいである。衣類や雑貨を扱う店も閑古鳥で,大晦日が影響しているのだろうか。タイ他東南アジア特有の昆虫(食...
上海地下鉄1・10・12号線陝西南路駅を降りて,准海中路と陝西南路との交差点の南西側に「iapm(上海環貿広場)」はある。キーテナントに「上海国際貿易プラザ」という高級百貨店を入れ(香港資本),豪華なショッピングセンターを形成している。衰退国家日本には,このような豪華なショッピングセンターは存在しない。アジアのショッピングセンターは必ず吹き抜けを設け,空間やスペースを広く取っている。その点日本の百貨店やシ...
伝統建築の住宅街を散策して,運河の手前まで戻ってきた。ちょっと休憩しようと,軽食の店に入った。少し汗をかいたので,エアコン完備の店内は心地よい。入口のドアは開けっ放しだが,冷房は効いていて,しばし休むことにした。喉を潤すにはビールが一番いいので,「青島(チンタオ)」を注文した。ドイツビールの流れをくむのでそこそこ美味しく飲める中国ビールである。近所のスーパーにも売っているが,やはり本場で飲む本場の...
「彩虹眷村(Rainbow Village,ツァイホン ヂュェンツン)」には売店等もあり,一大観光地となっている。交通アクセスはあまりよくないが,近隣の国からも多数観光客が高速鉄路台中駅や台湾鉄路台中駅等から観光バスやタクシーなどで乗り付け,絵を楽しむというよりは,様々な絵の前でひっきりなしに記念撮影をしている。絵が描かれているのは,壁だけではなく,地面のほとんどもそうなので,じっくり見ていこうとすると,相当な塗...
ナイトマーケット「タラート・ネオン」を訪ねて1~バンコク114
ナイトマーケット「タラート・ネオン」は2023年現在は営業していないようだ。2019年末に訪れたので,その様子である。公共交通機関を使うと,最寄駅はBTS「Chit Lom(チットロム)」駅になる。そこで降り,「セントラルチットロム百貨店」を右に見ながら,「Chit Lom Rd.(チットロムロード)」を北進する。夕方なので,ちょうどバンコク名物の渋滞を見る機会を得た。一方通行の4車線道路が車で埋まっている。電車で来て正解だ。...
水上マーケットと鉄道市場の旅7~メークローン線の終点駅~サムットソンクラーム2
メークローン線の終点メークローン駅にやってきた。メークローン線はバンコクには通じていない。東の終点駅(メークローン駅は西の終点)で列車を降り,渡しで対岸に渡り,別の路線に乗り換えなければならない。そうやってバンコクからここに来ている人たち(主に旅行者)も少なくない。メークローン駅に列車が入ってくるのは約2時間後なので,それまではずっと自由行動しながら待つことになる。食事,買物,散策をすべてこの界隈...
九州観光・物産フェア&ベトナム・フォー・フェスティバルに行ってきた(代々木イベント広場)
今日10月7日は,渋谷の代々木公園イベント広場と隣のケヤキ並木道で,それぞれ「九州観光・物産フェア」「ベトナム・フォー・フェスティバル」が行われた。代々木公園寄りの,先週「北海道フェアー」が開かれたイベント広場には,九州の食べ物屋台が所狭しと並び,訪れた客が舌つづみを打っていた。ときたま,九州以外の地域からの参加屋台(北海道や能登等)があったが,それは愛嬌だ(今年6月に同会場で行われた「トルコ・フェス...
マウント・イーデン(マウンガファウ)に登ってきた2~オークランド35
マウント・イーデン・ヴィレッジの東側の道路を進み,住宅街に入ってきた。オークランドの中心から直線で4kmほどの場所なので,東京に例えるなら,成城学園や田園調布のようなお屋敷街に相当する。前者よりは,道路も敷地もゆったりとしていて,さらに住宅そのものも広く,東京のお屋敷街よりもレベルは高い。所詮ウサギ小屋が主の貧乏国家のお屋敷街では,ニュージーランドのようなお屋敷街に敵うのが無理だ。そんな住宅街を200m...
「Mekong Tram Dung」で食事をした後は,ホーチミンシティに向けてツアーバスで帰るだけだ。着た道を戻るので,車窓は往路とほぼ同じで(左右が逆になるだけ),水田が延々と続く景観だ。往路でもそうだったが,水田の中に豪邸が建ち,時折ポツンと墓が建っている風景はベトナムならではである。この辺りは二期作の本場で,国内消費で余った米は輸出されている(ベトナムはタイと世界第2位を争う米輸出国〔ちなみに第1位はインド...
「Mekong Tram Dung(別称「Mekong Rest Stop」)」はミトーにあるツアー専門レストランで,これだけの規模のレストランはこの周辺で他にはないから,ツアーではこぞってここにランチを食べにやってくる(あるいはトイレ休憩で寄る)。ツアー参加者が一堂に介して食事をする場合,真っ先に,ミトー名物「エレファントイヤーフィッシュ(象耳魚)」揚げが並べられる。生春巻きなどのベトナム料理とともに野菜や魚,肉などバランスの...
今日は渋谷の代々木イベント広場で行われている「第33回北海道フェアin代々木」に行ってきた。9月28日から10月1日までの4日間行われている,秋の収穫の季節に合わせたフードフェアだ。9月30日は3日目になるので,午前10時からオープンとはいうもののすでに午前10時前に開店し,行列ができている店舗も少なくなかった。午前10時半ごろには会場はとても混雑し,あちこちに行列ができ,購入したものを食べるテーブルは多くの訪問者で...
マウント・イーデン(マウンガファウ)に登ってきた1~オークランド34
ニュージーランドは環太平洋造山帯に属し(日本と同じ),火山や地震が多い。オークランドにも死火山が街の至る所にあり,盛り上がった円錐型の小山があれば,それはたいてい死火山だ。その一つ「マウント・イーデン(マウンガファウ)」はオークランドの中心部から南に直線で3〜4kmのところにある死火山だ。高さは100mほどで,簡単に登ることができる。ある年の1月1日はニュージーランドで迎えた。元日にはとくに予定を入れて...
「彩虹眷村(Rainbow Village,ツァイホン ヂュェンツン)」はここ15年ほど,台中の新しい観光地として脚光を浴びてきた場所だ。市街地からは離れているので,個人で行く場合には,高速鉄路台中駅からタクシーが無難だ。「彩虹眷村」は,第二次世界大戦後中国大陸から移り住んだ人々の居住地の一角で,2008年に「黄じいさん(黄伯伯)」こと黄永阜さんが壁や住宅に突然絵を描き始めたのが,「彩虹眷村」の始まりだ。すでに90歳を超...
12月31日夜のラチャダムリー通りとその周辺~バンコク113
タイでは大晦日に家で食事をする機会があるのかないのか,屋台で食べている家族も少なくない。たぶんナイトマーケットも新年が近づくと盛況だろう。バンコクの代表的ショッピングストリートであるラチャダムリー通りは,カウントダウンが行われるらしく、軍や警察が出て車の通行は禁止されていた。この通りは朝夕の渋滞がとくに著しい,幅のある通りだが、歩行者天国になるとさすがに広い。しかし,それでも身動きが取れなくなるく...
ブルージュ日帰り旅行16~ステーン通りからシモン・ステーヴィン広場へ~ブルージュ15
マルクト広場を離れ,ステーン通り(Steen St.)を南西に進むことにした。初めて歩く通りだ。舗道はあるが,一方通行の通りだ。歩行者は多く,中世らしい街並は観光客もにも人気らしい。建物は古風でも入っている店は現在の店なので、マクドもご多分にもれず,中世風の建物に店を構えていた。【2023/9/23(土) 午前 5:00】 ↓ステーン通り(Steen St.)を南西に進む↓この通りも中世っぽい雰囲気↓マクドがあった↓ステーン通りを...
フィジーには人を運ぶ鉄道がないため(サトウキビはある),移動交通手段はタクシーとバスにほぼ限られる。車は左側通行(かつてイギリス領)ゆえ,レンタカーという手段もあるが,けっして安くはなく,国際免許が必要なので,数日の観光では止めた方がいい。タクシーはナンディ・タウンでは簡単に拾えるし,歩いていると声を掛けてくるほど台数は多い。郊外でも,ホテルが何軒か並んでいる地域ではタクシーが待機していることも多...
「チキン・エクスプレス」はナンディ・タウンでほぼ唯一のファーストフード店~ナンディ1
「チキン・エクスプレス(CHICKEN EXPURESS)」はナンディ・タウン(NADI TOWN)の大通りに面した,たぶん街で唯一のファーストフード店だ。冷房の効いていない店が多い中,冷房完備は有難い。店内は極めて清潔で,街歩きに疲れた時の,休憩には適した店だ。2023年9月中旬,午前11時ごろだったが,機内食が午前6時過ぎで,完全空腹になっていたので「グリルチキンバーガーCOMBO」を食べることにした。ポテト・ドリンク付きはセット...
オークランド博物館に行ってみた6(最終回)~オークランド33
ニュージーランドは第二次世界大戦中,連合国の一員としてオーストラリアとともに参戦し,主に日本と戦っている。オークランド博物館は「オークランド戦争記念博物館」としての一面を持ち,収蔵されている第二次世界大戦コレクションはヨーロッパの国々並みである。連合国側なので,敵国のドイツや日本のコレクションも多く持ち合せており,ゼロ式戦闘機(ゼロ戦)や日本刀があったのには驚いた。太平洋戦争の戦域からさらに南に離...
水上マーケットと鉄道市場の旅5~ダムヌン・サドゥアック水上マーケット4(最終回)~ラーチャブリー5
ダムヌン・サドゥアック水上マーケットで見ることができるのは,水上店舗のニセモノブランド群だけ。店員は売ることにあまり関心はなく,退屈そうに店舗で寛いでいるだけで,ボートが目の前を通っても,ボートの客に声をかけることはほとんどない。売られている物を見れば,アホでない限り,店員に声をかける客もいない。こうして,多数のボートが行き交う水上店舗界隈では,静かな時が流れ,1日が終わっていくことがわかった。客...
地区内では中央に位置する中3A館~中4館,さらに中5・中6館という地区には物販店や飲食店が多い。まだ営業を始めたばかり(午前10時)の店が多く,準備中ゆえ中に入ることはできなかったが,午前11時を過ぎればランチタイムも近くなり,本格的な営業に入るだろう。日陰が多く,暑い日でも休める場所が多いので,映画を見て食事をして,半日のんびりするにはまさに都心のオアシス的存在の場所といえる。観光客にはちょっと不向...
「華山1914文化創意産業園區(華山1914クリエイティブパーク)」は日本統治時代の戦前にあった酒工場の跡地をリノベによって再生させた商業地である。場所は中正區八得路一段で,最寄のMRT板南線忠孝新生駅から3分ほど。ここを訪れたのは午前10時少し前で,ショップはまだ開店してなくて,人もまばらだった(北側の金山北路から進入)。地区に入るなり,日本ほど普及していない自販機が3台並んでいた。品揃えは,日本でも飲まれ...
2019年夏に台中を訪れた際に,初めて新駅舎と対面した。台中は2回目で,初めて訪れた時(2016年)は旧駅舎最後の年だった。旧駅舎は保存されることが決まり,南側にひっそりと残されている(2019年現在)。その後平地を走る旧線路(新駅は高架)とともに博物館化されている(2022年情報)。【2023/9/9(土) 午前 5:00】 ↓臺鐵臺中驛(台鉄台中駅)西側↓新駅舎の南側に残る旧駅舎↓西側駅前は整備中(2019年現在)↓旧駅舎前は広...
マルクト広場にはにわかに観光客が増えてきた。広場を取り囲むようにして,カフェが多いので,そこで食事する人,広場をのんびりと見学する人が多数広場に集まり,賑わいを見せていた。広場自体も世界遺産なら,ブルージュ(ブルッヘ)の鐘楼も世界遺産で,ブルージュ市庁舎などとともに飽きることがない景観があるので,自ずと観光客が集まってくるのは常だが,個人旅行者は少なく.ツアーでまわる人が多い傾向だ。個人で来る人が...
2023年7月のバンコク渡航では,BTSとMRTが交差し,街も賑やかなスクンビット(アソーク)の「ジャスミンシティホテル」に滞在した。「ジャスミンシティホテル」の入口の前を通るスクンビット・ソイ23は,最初のT字路を左に曲がると,「ソイ・カウボーイ」という歓楽街があるなど,日中よりも夜の方が賑やかだ。夜はナイト・マーケット巡りで忙しいので,日中にまずはソイ23を散歩してみた。夜にソイ・カウボーイにひとりで足を踏み...
山塘街を離れ,住宅街を歩くことにした。地図もないので(中国ではgoogle mapが機能しない),あまり奥に行くと引き返すのがたいへんなので,300~400mを限度にした。中国の低層住宅街では,建物の前後に空間的余裕がなく,さらに長屋状になった建物がほとんどなので,昔ながらの物干し風景が見られる。路上に洗濯物がぶら下がり,けっして通行人の目を楽しませない。道幅は,車が乗り入れる幅はなく,通行は徒歩かバイクのみで,...
「石炭の歴史村」を訪ねて・後編(2018年リニューアル前)~道央33
模擬坑道に入って最初のうちは単なる展示といった趣きだったが,奥に進んでいくと,模擬坑道が本物の坑道らしくなり,掘削する機械がたくさん置かれて,蝋人形ともに本格的な掘削シーンが出来上がっていた。とくに坑内員の蝋人形は,辛い作業を表現しようとしたのだろう。「辛い」を通り越し「怖い」表情になっていて,照明が暗ければお化け屋敷でも通用しそうだった。最後に地上まで長い階段があり,上り詰めると屋外に出た。【20...
シティツアーの次の行先は,「台中国家歌劇院(臺中國家歌劇院)」(西屯区)だ。主にオペラやミュージカルが上演される国家級の大型コンサートホールで,日本の建築家伊東豊雄が設計したことで,日本でも知られている建物だ。「サウンドケープ(音の洞窟)」というコンセプトで作られているので,入館するなり洞窟に入ったような気になる。壁はたった58枚の曲面パネルから作られていて,建築好きにはたまらないらしい。6階の屋上...
「勤美誠品緑園道」は市民広場(「臺中市民廣場」)の北側,公益路に面したショッピングセンターだ。近づくと緑の壁に圧倒される。植栽を多彩に施した立体庭園を形作っている。この建物はもともと古い駐車場ビルで,そこを台湾のリノベ術で再生したもの。台湾はリノベ術にかけては世界の超一流だ。古いものを優先的に破壊するトンデモ日本とは月とスッポン以上の差があるといえよう。シティツアーの待ち合わせ場所とは目と鼻の先で...
「アイコンサイアム」へ行ってみた5(最終回)~バンコク111
サートン船着場に向かう無料ボートに乗った。チャオプラヤ川の対岸に斜めに向かうような航路で進み,10分ほどのチャオプラヤ川クルーズが楽しめる。出港すると,左に「ロイヤルオーキッド・シェラトンホテル」,次に「マンダリン・オリエンタル・バンコク」が見えてくる。どちらも一流のホテルだ。そして「シャングリラホテル・バンコク」が左に見えたらまもなくタークシン橋下のサートン船着場に到着する。今はBTSのゴールド・...
市電28番に乗車したのはアウグスタ通りとコンセイサホン通りの交差点付近だ。乗り場付近で待っていると,ものの2~3分で,年季の入った1両の電車がやってきた。ヨーロッパでは路面電車は歴史が古く,車社会になっても,ごく普通に走っている。老朽化した車両は近代的な車両に逐次置き換えられ,市民の足として,また観光の柱として交通の要となっている。しかし,リスボンの路面電車はまだ古い車両が多いので,レトロ感が漂い,...
「石炭の歴史村」を訪ねて・前編(2018年リニューアル前)~道央32
夕張市はかつて石炭で栄えたので,「石炭の歴史村」という博物館がある。2018年にリニューアルされたが,その4年前に訪ねてみた。観光客は,団体・個人ともに少ない街なので,夏の観光シーズンでも混むことはけっしてない。「石炭の歴史村」にある,採炭の歴史を展示している石炭博物館を見て,その後坑道見学ができるようになっている。坑道といっても本物ではなく,観光用に作った模擬坑道なので,エレベーターの脇の説明には地...
ブルージュ日帰り旅行14~マルクト広場で休憩~ブルージュ13
マルクト広場はブルージュ(ブルッヘ)の観光拠点で,1ヘクタールほどの石畳の広場には,世界中から観光客が集まってくる。広場を切妻屋根の美しい建物が囲み,「ブルッヘの鐘楼(世界遺産)」を間近に眺められる。マルクト広場北側のカフェ群の写真はブルージュ(ブルッヘ)のイメージ写真として雑誌やガイドブック,Web等でよく使われている。歩き疲れたこともあるので,その1軒で休むことにした。窓枠が緑の建物の1階にある...
池洞市場(ジドンシジャン)は庶民の台所にとどまらず,だいたい何でも売っている。食品を売る店の向かいに衣類の店があったり,売る品物毎に場所がまとまっている訳ではない。例えば漢方薬を買おうとやってきた場合,漢方薬を扱う店がかたまって分布はしていないので,値段や品質を比較する場合,市場内をぐるぐるまわって他の漢方薬を売る店を探さなければならず,面倒だ。お得意さんになっていて,多少高くても買うなら,市場内...
人口20万ほどの中都市ミトーの街をバスは快走する。車窓にはしばし変化がなく,低層の古い商店と住宅,学校などが混在し,道路をバイクや車がひっきりなしに往来している。日差しが強いので,商店はひさしを伸ばし,商品に日が当たらないように配慮している。自転車は珍しく,学生ぐらいで,歩行者も際立って少ない。中心部からは少し離れたので,のんびりしたベトナムの田舎の雰囲気も少し感じられる。かといって田畑が見えるほど...
士林(台北),景美(台北),師大(台北),基隆廟口(基隆),公館(台北),寧夏街(台北),饒河街(台北),臨江街(台北),中和興南(新北),六合(高雄),花園(台南),三和(新北),延三(台北),一中街(台中),遼寧街(台北)に続く夜市シリーズ第16弾羅東夜市の4回目(最終回)。南側の民權路に出ると,テーブルとイスが多数用意され,通りが屋外フードコート化されている。日が暮れ,近所の人たちが夕食がてら...
中興街は住宅と商店が混在する,台中の中心に位置する街並だ。都心ゆえ,土地の広さに余裕はなく,中層のマンションのすき間や低層階にショップ(飲食店やコンビニ)や,はたまた寺院が入っていたりしている街だ。日本風居酒屋があった。日本語の看板が多数貼り付けてあり,いかにも日本の居酒屋を彷彿させる。が看板に書いてある内容は古く,すでにサンヨーのテレビはおろか,サンヨーそのものがない。ビールは沖縄に近い台湾ゆえ...
「のうれんプラザ」は壺屋やちむん通りの近くにある青果市場だ。1953年の農連中央市場の開設から始まり,2017年のリニューアルを経て,70年も沖縄県民の台所として機能してきた。沖縄各地から野菜やフルーツが集まり,早朝に即売されている。そのため「のうれんプラザ」が最も活気づくのは午前3~8時ごろだそうだ。その時間に行ったことはないので実感はわかないが,市場と銘打っているので本当だろう。その市場に午後行ってみる...
メコンデルタの下流は川幅が広く,日本の川では味わえない景観だ。ただし,上流からの土砂がたくさん流れてくるため水は濁っていて,これまた日本とは異なる景観だ。水上住宅や船の行き来を見ながら10分も立たないうちに,スタート地点のミトーの船着場に戻ってきた。これからバスで食事場所に移動する。食事場所は往路でトイレ休憩に寄った,主にツアー用の大きなレストランだ。バスはミトーの街中を走り,郊外(ホーチミンシティ...
台湾はリノベーション(大規模な建物改修)が盛んで,古い建物を再生する技術はピカ一だ。日本のように古くなったら壊して建て直す土建国家とは違う。「緑光計畫(リューグアンジーホア)」は元水道局の宿舎。100mほどの短い通りの片側がリノベされ,カフェや雑貨店に生まれ変わっている。台中は他の都市同様にリノベは盛んだが,その代表ともいえるスポットがここ「緑光計畫」だ。「緑光」とネーミングされているだけあって,敷...
7月のタイは雨季真っ盛りである。雨季といっても1日中降り続く雨は稀で,短時間のスコールが1日に何度も繰り返すのが常だ。2023年7月上旬に行ったバンコクは,前半は雨なしの好天に恵まれ,後半は断続的な雨が降る,本来の雨季に当たった。タイでは,日本の夕立のように午後から突然雨が降ってくるのはなく,1日中時間帯に関係なくスコールが降ってくる。7月9日は午前9時過ぎに出かけると,インド人街でスコールに降られ,シーロ...
MRT松江南京駅から華山1914文化創意産業園區へ~台北212
宿泊がMRT松江南京駅近くだったので,「華山1914文化創意産業園區」へは徒歩で行くことにした。一江街→松江路→吉林路→新生北路→金山北路という順で約1kmという行程だ。距離的には問題ないが,緑地のないビル街を歩くので,散策というわけにはいかない。全行程に舗道があり,車もそれほど多くない安全な道のりで,ストリート・ウォッチングには向いている。周辺は数階のビルが多く,時々10階を越えるビルもあり,都市部の真っただ...
次の展示フロアーには,アジアや古代ギリシャ・ローマ,シルクロードにまつわるものが展示されている。仏像や壺,彫刻,織物などが所狭しと展示され,素人に価値判断はできないが,かなり美術的価値の高いものも含まれているだろう。2階から1階ロビーを見下ろせる場所があった。ロビーの奥には,ハンバーガーやカップケーキなどを販売している店がある。そばにイスやテーブルもあるので,食べながら休憩を取ることができる。時間...
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「聖ニコラス教会」は13世紀ごろからタリンにある教会で,商人や貿易商が通い,財力はあったらしい。第二次世界大戦で被害を受け,戦後に修復が始まり終わったのは1984年(現在の建物)。今ではコンサート等に使われている。「聖ニコラス教会」のあるVene通りには,セグウェイが頻繁に走っている。近くにセグウェイを貸し出す店があるらしい。日本では公道禁止だが,エストニアも例にもれず,海外ではそんな堅苦しいことはない。Ol...
北京行き中国国際航空のビジネスクラスで食前ビールを頼んだら,青島ビールではなく燕京ビールだった。中国ビールの代名詞青島がよかったのだが。モニターに映し出された映像は何となく新年らしいがまだ12月27日だ。しかもパンダが挨拶だ。「喜び御膳」の蓋を開けると,なんとおせちだった。これはこれで嬉しいが,おせちは前菜扱いで,さらに煮魚ごはんがプラスされた。こちらはビジネスクラスらしからぬワンプレート風丼ごは...
よく行く「微熱山丘」でパイナップルケーキを購入し(一度しか買ったことはないが東京青山に支店がある),隣接する民生公園を横に見ながら,南西に進むことにした。選挙があるらしく,選挙カーが通り過ぎて行った。日本と変わりのない選挙のやり方だ。光復北路という少し幅の広い道路に出た。目の前に建つ敦北華城国宅(国営住宅)内の緑地を横断し,私立純青幼児園(幼稚園)に沿って進んだ。さらに光復北路190巷を西に進むと「...
メークローン線の南側には屋台は多い。さらに路上で店を開く個人も少なくない。しかし,冷房が効き,座って食事のできる店はなかなか見つからないので,メークローン線の北側に移動した。北側は屋台が消え,衣類や日用品の店が幾つもある。メークローン線に沿って進むと,飲食店が何店かあったので,そのうちの「Honey Milk」という店に入った。カフェらしいネーミングだが,中は普通の食堂だった。料理は中華系が多く,タイ料理も...
陸上部からフロート部分に架かる橋を渡ると,運河に浮かぶ水上レストランになっている。ここで行き止まりで,この水上レストランをお目当てに訪れる観光客は多い。板の間に上がってテーブルで食事を取る形式になっている。午前の早いうちなので人はまばらだが,週末なので昼が近づくと混雑は必至だ。陸上部とフロート部に囲まれた池のような運河部分には、岸辺に小舟を接岸させ調理・販売している店舗が幾つかある。この小舟店舗の...
古めかしい路面電車で,曲がりくねった坂を数分上ってカモンイス広場に着いた。ここで電車は少し停車する。時間調整あるいは客待ちか?レトロで魅力ある電車はリスボンならではだ。カモンイス広場の「カモンイス」は16世紀の人物で,ポルトガル史上最高の詩人といわれている。ユーラシア大陸最西端のロカ岬に建っている碑に書かれた詩は彼の作品だ。それほどまでの偉人である。広場自体は少し傾斜していて,さして広くはない。カモ...
閉まっている店が多かった赤峰街を歩いて,近くのMRT中山駅からMRT松山新店線に乗車。松山の饒河街(ラオフージエ)観光夜市に行くときによく使う路線だ。しかし今は真昼間。途中の南京復興駅でMRT文湖線に乗り換え,松山機場駅に向かった。文胡線は高架を走るMRTで,車両は小さめで無人運転を行っている。台北松山空港(臺北国際空港)は都度乗り降りする空港だ。しかし,空港と市内の間のアクセスでMRTを使ったことはなく(必ず...
79番バスに乗ってタリンチャン水上マーケットの入口に着いた。ここもバンコクである。水上マーケットに向かう道路沿いには,様々な店が並び,水上に位置していないが、すでにマーケットは始まっていた。最初は草木,そのうちにフルーツ,陶器,と何でもありになってきた。土日にしか開かれない水上マーケットだけに,訪れた土曜は,朝から賑わっていた。水上マーケットに食事に来たのか,手前のマーケットに買い物に来たのかは知る...
ヴィル門から北に延びる通りに沿った城壁の前にはセーターやマフラー等冬物衣料を売る屋台が出ていた。8月なのに冬物販売は,北欧ではごく普通のことである。手作り品なので値段はわりあい高めだ。ワゴンの物売り、とくに試食を兼ねた店の店員は,中世のコスプレ必須のようなので,観光気分を盛り上げる助けとなっている。午後1時半を過ぎ,ようやく青空が戻りつつあった。雨はもう心配しなくてもよさそうで,日帰り旅にはかろう...
入園してまずは「シルバーリーフモンキー」舎に向かった。「シルバーリーフモンキー」はマレーシアに生息する小型のサルだ。日本では愛知県犬山市の日本モンキーセンターにしか飼われていない珍しいサルだ。名称に「シルバー」とは付いているが,どう見ても毛の色は銀色ではない。飼われている檻はひじょうに古く,聞くところでは設立当時のものらしい。顔の表情は何かしら哀愁を誘い,おとなしそうだが実際はどうなのだろうか。【...
ホーチミンシティで時間を持て余していたので,ホテルからタクシーで数分の「サイゴン動植物園(Thảo Cầm Viên Sài Gòn)」(ホーチミン1区)に行ってみた。都心部にありながら木々が多く,森の中の動物園といった雰囲気で,家族連れやカップルが多い。1864年にフランス人ルイ・ピエールによって設立されたので,アジア最古の動物園ということになる(アジア2位は東京・上野動物園の1882年)。入園料は2019年1月当時50,000ドン。...
「シドニー水族館」は通称で,正式名称は「シーライフ・シドニー水族館」である。シドニー市内ダーリング・ハーバーにあり,オーストラリアの海洋生物を展示する水族館としては世界最大規模だ。市内中心部に近いので,家族連れやカップルには格別人気だ。平日にも関わらず午前10時の開館前には数十人が並んでいた。入館時には入場チケットの二次元バーコードのチェックだけ。入口を入って左側に誘導されるが,左側は50~60mほどの...
首里城エリアに南から入ると,首里城跡の碑と琉球大学跡の碑がほぼ並んで建っている。首里城は太平洋戦争で4度目の焼失があり,戦後,跡地に琉球大学が置かれた(1979年移転)。1992年にようやく5代目が復元されたが,2019年にそれも焼失してしまった。「木曳門」に向かう道の右側に復元作業を見学する前後に,「西のアザナ」(無料エリア),「東のアザナ」(有料エリア)を訪れ,那覇を展望した。「西のアザナ」へは「木曳門」...
2023年12月に首里城に行ってきた。正殿の復元作業は続いていて,今までは囲いに覆われ復元の進捗状況は目には見えなかったが,ガラス越しとはいえ,復元中の正殿を直接見ることのできる施設が完成していた。1F~3Fと3フロアあり,高さ10mくらいまでの高さの正殿の建設状況が把握できるようになっているとともに,資料の展示も充実していた。もちろん有料エリアなので,料金を支払って復元作業を見学することになるが,寄付だと...
ナンディ・タウンの「ファーマーズ・マーケット」には,ありとあらゆる野菜やフルーツが並んでいる。日本でおなじみの野菜だけでなく,熱帯ゆえの農産物も多く,日本のスーパーマーケットより種類ははるかに多い。マーケットなので価格は当然安いが,円安と物価高騰で,日本とあまり価格差はないようだ。地面に並べて売っている個人(主に女性)は,交渉によってはかなり安くなる場合もありだ。デジタル化が全くなされていない,古...
赤峰街は今でこそカフェや雑貨屋などが増えて,観光スポットになってきたが,今でも自動車関連部品販売店が多く存在し,街並みのレトロさは十分に残っている。修理や部品探しに来る人と,台湾の若い人や観光客が集まる不思議な街といえそうだ。平日とあいにくの雨で,通行人は少なく,観光客と思しき人も皆無に近く,天気のいい休日に出直しすることになりそうだ。夜は那覇に戻るので,次に訪台したときの楽しみに取っておこう。赤...
羽田から北京を経由して第三国に行くので,比較的安価な中国国際航空(エアチャイナ)のビジネスクラスに搭乗した。ビジネスクラス利用なので、,ビジネスクラス客用のレーンに並ぶと,エコノミークラスよりは客がはるかに少なく,早々とチェックインできた。機内のビジネスクラス・キャビンには個々に仕切りはなく,一昔前のビジネスクラスシートだったが,ゆったりさは度を越していて,モニターまでの距離が遠く,さらにモニター...
タイ4度目にして初めて路線バスに乗る機会がやってきた。タイの路線バスは,エアコンあり,エアコンなしなど,グレードも料金も幾つか設定されていて,どのようなバスに乗ることになるかは,実際に乗ってみないとわからないという宝くじのようなスリルと楽しみを味わえる。その不確実性の高い路線バスに乗って水上マーケットに行くことにした。ダムヌンサドゥアックやアンパワーなどバンコク郊外には,ツアーでも行ける大きな水上...
地鉄(蘇州軌道交通)2号線「山塘街」駅から2駅乗った「広済南路」駅で,1号線に乗り換え3駅目の「臨頓路」駅に着いた。「臨頓路」駅を地上に出て,人や車が行き交う建新巷という道路を東に進んだ。しばらくは集合住宅が立ち並び,店舗も混在していたが,行列のできていた「鶏蛋灌餅(ジーダングァンビン)」の店から先は,車も入れないような狭い路地になった。「鶏蛋灌餅」は卵と小麦粉で生地を作ったクレープのような食べ物らし...
周回道路を離れ,マウント・イーデンの展望台に向かう緩やかな坂道に入った。火口のふちに沿って左方向に火口原を見ながら歩くと,ちらちらと火口底が見えたが,はっきりとは見えにくい。立ち止まって覗き込むと,火口原には一面に短い草が生え,火口の底に相当する場所には穴の痕跡すら見つけられない。市内にはこのような火口を持つ死火山がいくつもあり,高さも100m前後なので道路が整備され,ちょっとした散策コースとなって...
池洞市場(ジドンシジャン)は100年以上の歴史を持つ食材中心の伝統市場だ。池洞市場内には,250以上の店があるといわれ,野菜,果実,肉,魚介類,干物,キムチ等の食材が販売されている。食材だけでなく,衣類や雑貨,観葉植物等を扱う店もあり,家族連れでも楽しめる市場である。しばし見学して,スウォン駅に向かおう。【2023/4/18(火) 午前 5:00】 ↓池洞市場(ジドンシジャン)↓市民の台所ゆえ人は多い↓青果は豊富で安い...
カーテライネ通りをひたすら北西に向かう。沿道には,チョコレートやレース(特産)の店が軒を連ね,客をいまかいまかと待ち構えている。チョコレートは多種多様なものがあり,特売も一部行われている。値段が安いのか高いのかわからないが,たぶん日本の水準よりは高いのだろう。ベルギーの物価水準が日本よりはるかに高いので,ベルギーに住む人にとって,チョコレートは気軽に買える菓子の一つと思える。突然ドアに「麺,うどん...
パヤタイ(Phaya Thai)周辺は,BTS(高架鉄道),ARL(エアポートレイルリンク・空港鉄道)のパヤタイ駅があり,さらに地上にはタイ国鉄(SRL)東本線が走り,少し離れて駅もある。タイ国鉄は地上を走るため,高架のパヤタイ駅(BTS,ARLともに)の下には踏切があり,列車通過のために遮断機が下りて,車も歩行者もストップさせられる時がある。踏切あるいは高架のパヤタイ駅から西側を見ると,駅らしき停車場(タイ国鉄パタヤイ...
空港鉄道のバンコク市内の出発駅であるパヤタイ(Phaya Thai)駅を南側の地上(2番)に下りると,「Sukhon(スコン)Hotel」というこじんまりしたホテルがあり,1階にホテルが経営する小さなカフェが入っている。宿泊者も利用すると思われるが,12~13人ほどでいっぱいになるほどの広さだ。道路に面し,タイ国鉄の踏切がよく見える。その線路の上(高架)に空港鉄道の駅はあるわけだ。「Sukhon Hotel」のカフェのコーヒーの値段...
八達門界隈をくまなくではないが,けっこう歩いた。八達門の市場の東側には,スウォンの台所とも言うべき市場があるので,行ってみることにした。城壁の見える橋を渡ると,目の前が目的の場所,池洞(チドン)市場だ。確かに魚介類,野菜が店頭や地べたに並び,格安のようだが,値段は表示されていないことが多く,店員にいちいち聞かなければならないのは面倒だ。魚介類も野菜も日本で馴染みのないものは,見たところない。韓国で...
エバー航空で桃園(タオユアン)国際空港に夕方到着し,台中に向かうことになっていた。ターミナル2の地下に桃園空港MRT(桃園機場捷運、Taoyuan Airport MRT)が走っているので,到着ロビーからフードコートのある地下1階に下り,さらに地下2階に下りると乗り場がある。ここから台北方面に向かう人は多いので,そちらは快速列車は走っているが,ここから高鐵桃園方面には各駅停車のみの運行だ。乗車すると17分で,高鐵桃園駅に着...
天気は芳しくないが,午前中に沖縄入りしたので,那覇バスターミナルから338番バスで世界遺産「斎場御嶽(せーふぁうたき)」に行くことにした。「斎場御嶽」は世界文化遺産に登録されている「琉球王国のグスク及び関連遺産群」の9か所の遺跡の一つで,すでに8か所〔首里城,今帰仁城跡(なきじんじょうあと),座喜味城跡(ざきみじょうあと),勝連城跡(かつれんじょうあと),中城城跡(なかぐすくじょうあと),識名園(しき...
「波の上ビーチ」は1991年に供用が開始された人工ビーチで,東の若狭側と西の辻側に分かれる(辻側は若狭側の供用開始から8年後の1999年に供用開始)。那覇市の中心と那覇空港を結ぶ沖縄西道路が目の前を走り,圧迫感や窮屈さは感じるが,水は澄んでいて,那覇市内にあるわりには,思った以上にきれいなビーチと言える。訪れた11月下旬はすでに遊泳は禁止されていたが,水に入っている人がいないこともなく,甲羅干しの他,近所か...
次はお待ちかねのメークローン市場(メークローン鉄道市場,タラード・ロム・フッブ=傘をたたむ市場)に移動だ。メークローン市場のある付近は大型バスが入りにくく,さらにバスを停めるスペースもない。そのため,メークローン川を挟んだ対岸にバスを停め,ツアー客は渡しを利用して,対岸のメークローン市場に移動する。渡しは100人以上楽に乗船できる大きさで,バイクも数台乗っていた。船からのメークローン川の景色は,晴れ...
2023年3月17日~20日に沖縄・那覇に行ってきた。3泊4日で休日は1日あるので,地域クーポンは5000円分の支給だ。これで昨年(2022年)9月からの全国旅行支援の旅は11回目となった。3月中・下旬に沖縄に行くのは6年連続。沖縄に行くこと自体も,2004年から20年で通算79回目となった。30回くらいで沖縄通と言っている人もいるが,79回でも沖縄通と言うには抵抗がある。羽田空港と那覇空港を日帰りでただ行き来するだけのこともあった...
「ライカム(RYCOM)」とは,ここに置かれていた琉球米軍司令部(Ryukyu Command headquarters)の略で,1972年の沖縄返還後は米軍施設「アワセゴルフ場」になっていたが,2010年ついに日本に返還され,現在は開発が進められている(2016年には隣接地に中部徳洲会病院がオープン)。一帯の住所表示もそのまま「ライカム」が使われ,「イオンモール沖縄ライカム」の住所は,沖縄県中頭郡北中城村字ライカム1番地となっている。【202...
勝連城を再訪したく,那覇から52番バスに乗ったが,雲行きが怪しいので,乗車中に急遽予定を変え,まだ行ったことのない「イオンモール沖縄ライカム」に行くことにした。しかし,52番バスは「イオンモール沖縄ライカム」を通らないため,最も近い北中城村仲順というバス停で降りて徒歩で向かうことにした。県道宜野湾北中城線沿いにある仲順は北中城村の中心となる集落。人口18,000人ほどの村(県内では読谷村に次いで人口2位の村...
偶然にも「第一牧志公設市場」の新装オープンの日に那覇に滞在していた(前日の3月18日も)。2023年3月19日(日曜)午前10時から市場前でオープニングセレモニーがあり,終了後に入店できることを知って,午前9時50分ごろに市場前に行ってみた。案の定ものすごい人だかりで,腕を伸ばしてもカメラで前方はよく撮れない。地元の芸能が披露され,県知事や那覇市長,前総理大臣等の挨拶が続き,午前11時にようやく新装なった市場内に...
入口の大門まで歩いて4~5分だ。衛兵交代式は9時~17時まで1時間ごとに約20分間行われる。大門の脇に衛兵控室があり,5人の兵士が毎時00分にスタートし,大殿を警護している兵士と交代する。大門に立っていたのが白の制服つまり海軍の制服だったので,海軍の兵士5人の行進だ。歩き方が独特で,それも5人が一糸乱れる動きは見ものだ。この交代式を見ようと,数十人は集まってきていたので,次の11時の交代式はさらに見学する人が増...
大殿の外回廊は幅がゆったりあり,武人烈士祠の前から反対方向の武人烈士祠まで,遮るものがない。この日は朝9時台に着いたので,まだ訪れている人は少なく,写真を撮るにも人がほとんど邪魔にはならず,最適の時間帯だった。観光バスによるツアーの人たちが入ってくるとこうはいかない。次に行ったのは,大殿の左側奥にある(武人)烈士祠だ。内部には線香台と墓碑があり,一部の人(烈士)は写真とプロフィールが記載されていた...
三日目の朝は冷え込み氷点下20℃目前。ホテル下の木には樹氷の華が咲いていた。午前中にケアマネージャーに会い,情報交換して帰京することにした。市街地でも住宅街は,雪が高く積み上げられ,道路幅も狭くなっている。主要道は早朝から除雪され,除雪後は道幅が拡がっている。始発列車に乗って1時間20分ほどでJR旭川駅に到着。とくに冬の車窓は雪原ばかりで,つまらない風景が続く。旭川駅前はロードヒーティングが入っていて,買...
前々日は,大田区蒲田で前泊し,前日(一日目)は終日忙しかった。翌日の朝は氷点下10℃を下回っていたが,東京の冷え込んだ朝よりは暖かい。二日目は買い物が中心なので,活動開始は午前10時だ。それまではホテルの部屋で暖を取った。午前中から午後にかけて,郊外のショッピングセンターで買い物。全国どこでもそうだが,郊外には全国チェーンが目白押しで,イオンモール,ユニクロ,ニトリ,しまむら,オートバックス,ヤマダデ...
実家の母が入院先の総合病院から,転院・療養するので介護休暇を取得して帰省してきた。実家のある街は日本有数の寒冷地のため,実家の水道管が破裂し(母が入院で長期留守の間に),実家は春までしばらく住める状態ではないので,滞在中はホテルに泊まることにした。最寄の旭川空港に着いたときは氷点下8℃。現在住んでいる東京多摩も1月には氷点下7℃くらいまで下がったので,同じくらいだ。旭川は雪がある分湿度が高くなり,同じ...
忠烈祠の主な建築形式は,北京にある故宮太和殿を模したものだ。故宮よりは壁や天井の色が鮮やかに見える。まず初めに,山門だ。内側の両側の壁には,彫金で抗戦の様子が描かれていて,見応えがある。潜ると真正面に建つのは大殿だ。内部はシンプルな造りで,天井や梁には見事な絵や模様が見られる。外側の壁に沿った廊下にも衛兵がいて,絶えず警備をしている。大殿の両側には武人烈士祠がある。この堂には抗戦で戦った武人たちが...
衛兵の制服の色は,陸軍は緑、海軍は白,空軍は青と決まっているので,訪れた時の衛兵の服装の色で,陸軍,海軍,空軍のいずれかがわかる。この日は白だったので,海軍からの派遣というわけだ。大殿まではそこそこ距離がある。ゆっくり歩きながら,空を見上げると,近くの松山空港から飛び立った飛行機が見えた。大殿の手前右側には鼓楼が建ち,陸皓東烈士の胸像が置かれている。陸皓東は清末の革命家で,孫文の革命活動に参加した...