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月夜の猫-BL小説です Isla De Pinos10 BL小説 霊感だの予言だの、そんなものは極力信用していないし、現実として目の前に現れない限りは認めることはしない主義だ。 だがいやな予感というのは、工藤の主義主張にかかわらず、そんなはずあるかと思いたい時に限って決まって的中したりするものなのだ。 日本に
月夜の猫-BL小説です 月澄む空に134 BL小説 来月中には東洋商事本社でプロジェクトについての最終会議が行われるが、それまでに制作会社との打ち合わせを踏まえ、プラグインや佐々木、Nプロダクションとのオンラインミーティングでプロジェクトのフレームワークに沿った準備をする必要がある。 プロジェクトの打ち合わせ
月夜の猫-BL小説です 月澄む空に133 BL小説 「まだ公にはしないから、こっちにくるんだろ。とりあえず俺らに会っておきたいだけじゃないか」 工藤は軽く言う。 「あと、沢村はお前が窓口だから、沢村へのオファーもあるんだろ」 「はあ」 工藤は明後日から『大いなる旅人』のドラマ撮影で北海道に向かうので、明日の午
月夜の猫-BL小説です 月澄む空に132 BL小説 「研修って何年もですか?」 天野までが勢い込んで聞いてくる。 「待って、研修なんで三か月ですよ。社長もそれ以上好き勝手させる余裕はうちにはないとかって、ハハハ」 良太の言葉に、「なーんだ、よかった」と竹野、「脅かさないでくださいよ」と天野がほっとしたように息
月夜の猫-BL小説です Isla De Pinos6 BL小説 ここのところ例の工藤のホットラインは鳴らないし、波多野とも顔を合わせる機会は今のところないが、いつまた何が起こるかわかったものではない。 波多野はおそらく工藤にとって敵ではないだろうが、得体の知れない男だ。 ……………ちぇっ。 「おい、良太? 寝
月夜の猫-BL小説です 月澄む空に130 BL小説 良太を離してやろう成長させてやろうなどと思いつつも、自分の手の中に置いておきたい欲がそれをさせてやらなかったのだ。 だがここにきて紫紀からプロジェクトに良太をという話を聞いた時、いよいよきたのだと、工藤は思った。 ネットプライムが契機となり良太は一気に飛躍す
月夜の猫-BL小説です 月澄む空に(工藤×良太)129まで更新しました BL小説 月澄む空に(工藤×良太)129、かぜをいたみ75、夏が来る37まで更新しました。Blue Moon20(ラスト)、最後までお付き合いいただきありがとうございました。 開始いたしました、Isla De Pinos は、ほぼ、夏のは
月夜の猫-BL小説です Isla De Pinos4 BL小説 「おう、怪しいもんじゃないぞ。よろしくなあ、ナータン」 グラスを二個持ってきて良太が向かいに座ると、小笠原は缶ビールと一緒にジャックダニエルズを袋から出してトンとテーブルの上に置いた。 「氷あったかなぁ」 冷凍庫をのぞくと、かろうじてアイスボック
月夜の猫-BL小説です Isla De Pinos1 BL小説 飛行機から降り立った途端、もわっとする熱風に包まれ、スーツを着込んでいる広瀬良太は思わずうっと息を飲んだ。 仕事とはいえさわやかな知床の夏を満喫してきたばかりで、またこの亜熱帯のビルの群れの中に入って行かねばならないかと思うと、げんなりである
月夜の猫-BL小説です Isla De Pinos(工藤×良太21) BL小説 突然、佳乃という可憐な女性がオフィスに現れたかと思うと、工藤を見つけて「高広さん」と呼んで抱きついた。これまでもよく似た光景が目の前で繰り広げられてきた気がしたが、大概、相手は怒鳴られてすごすごオフィスを出て行くだけだったのが、この佳乃に対
月夜の猫-BL小説です 月澄む空に126 BL小説 「フーン、ウエストヴィレッジでコンシェルジュ付きならまあ、いいだろう」 工藤は言った。 「いっそ、横浜に残ってるビルを売って、ニューヨークにアパートを買うってのも手だな」 さらにそんなことを言い出した工藤に、「それはまたいつかの話にしてください」と良太は釘
月夜の猫-BL小説です 月澄む空に(工藤×良太)123まで更新しました BL小説 月澄む空に(工藤×良太)123、かぜをいたみ69、夏が来る32、Blue Moon18、 まで更新しました
JUGEMテーマ:日本酒富山県のお土産に日本酒を頂きました。“帆波/ほなみ 純米吟醸 無濾過原酒アルファ”栓を開けると、シュワ—と炭酸がはじけ見るからにシュワシュワ感を楽しめます。ホンマ、飲みやすいこと、1杯、2杯と
出勤前のオヤジと毎朝遊んでほしい愛犬がかわいすぎましたw【ジャーマンシェパード】
こんにちは。飼い主♀です。 我が家の維桜さんには、毎朝の日課があります。 「みんな、おはよー!」
月夜の猫-BL小説です Blue Moon15 BL小説 それから何日かは工藤も良太も仕事に追われ、すれ違うばかりだった。 たまたまオフィスで顔を合わせると、それでも工藤は良太の機嫌を伺うかのように、「今夜なら、早めに帰ってこれそうだから、メシ、行くか?」などと聞いてくるのだが、良太の方は「今夜は下柳チームと
月夜の猫-BL小説です Blue Moon10 BL小説 「あのっ、実は野元監督が音楽KIRIYAに頼めっておっしゃって、俺に会いに行けっつんで、今日会いに行ったんですが、俺じゃ話にならないから社長に来いとか言って、取り合ってくれなくて……」 「このバカが! 貴様、何年うちにいる?! 何度でも頭下げてうまく丸