世間出世・善き者は乏しく悪き者は多き事眼前なり、然れば何ぞ強ちに少きを・おろかにして多きを詮とするや土沙は多けれども米穀は希なり木皮は充満すれども布絹は些少なり、汝只正理を以て前とすべし別して人の多きを以て本とすることなかれ 5月の創価座談会御書の『単衣抄』の御文は過去に講義済みなので過去記事をリンクします。というわけで今月は久々に創価学会員の為の御書要文講義で、今回は『聖愚問答抄下』の御文です。創価学会員が日蓮正宗を貶す場合で、宗門の信徒数が少ないことを挙げて「弱小宗門」等と呼ぶようなパターンがあります。これは人数が多い方が正しいという「多数論証」という詭弁術ですが、そうした創価の詭弁を日蓮…