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以下は2019年度NPO法人自動化推進協会理事当時に機関紙の巻頭言として投稿した内容です。041自動化推進の課題の続編です。 以前、精密工学会の生産自動化専門委員会の研究会資料の中に、牧野先生(現自
以下は2015年に日本ロボット学会誌に投稿した論文の一部を抜粋し編集したものです。 電子電気機器に共通な製造プロセスはSMT(Surface Mount Technology)、プリント板ユニット、
水平多関節ロボットのSCARAの産みの親で、自動組立の世界的権威の牧野先生の著書に運動制御とカム曲線について次の様な記述があります。 ロボットアームの運動制御:SCARAロボットを開発したとき、アー
自動組立の世界的権威の牧野先生の著書に電気炉の容量といったタイトルで次の様な記述があります。併せて過去に経験した事例について紹介します。 卒業生が研究室に遊びに来た。聞いてみると電気炉の設計をしてい
一連の自動化の仕事を通して、起こりうるトラブル、起こりえないトラブルについて自動組立の世界的権威である牧野先生の著書の中に記述があります。一部を抜粋して紹介します。併せて私自身、過去に経験した事例
組み立てを自動化するためには、組立対象となる製品の設計を変更する必要があります。自社内で製品を開発設計し、自社で製造する場合は比較的に容易に取り組むことが出来ます。しかし、EMSの様に受託生産の場合
牧野洋先生著「裏返しのメニュー」1984/3発行から抜粋宮大工の危機 全国に宮大工と呼ばれる人が何人かいる。この人たちは神社仏閣などを建てることを専門にしており、これには特殊な知識と技能が必要なのであ
世界の最新スマート工場について、日経ものづくりの2019年8月号の特集の中にオムロンの記事があります。また、SCARAロボットの産みの親である牧野先生の著書からSCARAロボットがいかに組立作業に向
「組立では、組み合わせるべき2つの部品の相対的な位置が一致するということ、すなわち位置合わせ精度が重要であって、個々の部品の絶対的な位置、すなわち位置決め精度は必要ではないのである。」~中略~ 「
「多変数関数の最適化と言っている問題がある。いくつかの入力変数があって、それに応じて変わる出力関数がある時、その出力関数を最大あるいは最小にするためには、それぞれの入力関数をどのような値にしたらよい
511工場全体の自動化の鉄則(Photo by mika-san)
「玉に糸を通すのと、糸に玉を通すのと」といった記述が自動組立の権威である牧野先生の著書の中にあります。下記の通り工場全体の自動化を図る際の鉄則です。 生産工場にはいろいろな機械が配置されている。これ
以前、精密工学会の生産自動化専門委員会の研究会資料の中に、牧野先生(現自動化推進協会名誉会長)が「自動組立の基本」について7か条の形式で表現されていたことを覚えています。中でも「自動組立は組立の自動
パソコン、携帯電話などの組立分野は、現在もマニュアル中心の製造体制であり、自動化による生産性の向上は、現在も大きなテーマとなっています。このような製品の自動組立を進めるには汎用組立ロボットを活用した
自動組立の世界的な権威である牧野先生の著書「裏返しのメニュー」の中に「機械設計のベテラン」といったタイトルがあり、下記の通り記述されています。 (かつて)会社には機械設計のベテランと言われる人たちが
自動組立の世界的権威の牧野先生の著書「シーバス・リーガル・ロボット」の中に「東京タワー」といった記事があります。 東京タワーは流麗な曲線美をなして空にそびえている。あのカーブはどのようにして決まった
自動組立の権威である牧野先生の著書の中から、自動組立にまつわる原則を3つピックアップしてみました。<ツーリングの専用性の原則> ツーリングは基本的に言って、そのワークに対して専用のものであり、ワー
以前、横浜のカップヌードルミュージアムという人気観光スポットにいったことがあります。<世界初のインスタントラーメン「チキンラーメン」を発明し、地球の食文化を革新した日清食品創業者・安藤百福の「クリエ
3種類の生産方式とIoTついて、㈱MEマネージメントサービス 田村孝文氏の「既存工場にIoT・AIを導入するためのレイアウト改善の進め方」といった記事が技術情報協会出版の書籍に掲載されています。ここ
自動組立の権威である牧野先生の著書の中から、自動組立にまつわる原則を3つピックアップしてみました。<ツーリングの専用性の原則> ツーリングは基本的に言って、そのワークに対して専用のものであり、ワー
多くの製造工場において、最終検査工程で製品にキズ、異物付着、汚れ、フクレ、光沢ムラがないか作業者が目視で確認しています。人手に頼った、いわゆる官能試験はどうしても検査ミスが発生し、顧客先に不良品を出
難易度が高い自動化の要素技術として、ビンピッキングと柔軟物のハンドリングがあります。ビンピッキングについて、自動組立の権威である牧野先生の著書に次のような記載がありました。「パターン認識の中でも難し
たとえば20個の部品からなる組立品があるとして、そのうち主部品が1つあると考えてもいいのですが、これを1ラインで組めば、20工程あるいは19工程ですが、それを1ライン構成にするのがいいか、それともサ
新しいシステムの開発、新しい設備の開発、あたらしいプラットフォームの開発など、技術者にとって最もモチベーションが高くなる業務テーマです。技術者の創造力、技術力を十分発揮しようと思う一方で、勝手に作っ
以前、携帯電話製造のサブ組立ラインの自動化に取り組んだことがあります。そのラインはメイン基板にフレキシブルプリント板を接合するラインでした。接合作業は大型の専用設備で行いますが、部材の供給、接合後の
自動組立分野において世界的な権威者である牧野先生(自動化推進協会名誉会長)の著書の中にアセンブリセンタという記述が幾度となく出てきます。牧野先生が70~80年代に提唱されたアセンブリセンタとは、以下
ノートパソコンや携帯電話のような電子機器の製造分野について、どのように自動化を進めるのかを数値をもって考えてみます。製造の大きな流れは部品実装→組立→梱包の順になります。自動化を進めるに当り、どのよ