FIRE(セミリタイア)の認定 条件はとても曖昧です。 なので「FIREしました」と 自称する なかには世間で「それってFIREか?」と疑問を持たれてしまうケースもあります。 その代表例として2つの極端なケースを取り上げました。 それは、 ①FIREを達成しながらフルタイム以上に...
2022年3末に完全リタイア。「FIREの自由で創るセカンドライフ」をテーマに情報発信~FIRE-Driven Lifestyle Innovation~
先日のABEMA PrimeでのFIRE失敗に関する座談会はかなり酷な内容でした。 なにしろ「話しの展開」として「7割の人がFIREを望んでいて興味津々・・」とフックをかけておいて、そこからのコメンテーターが寄ってたかって「そんなのはFIREじゃない、FIREなんて意味あるのか・...
FIREの所要額を算出するうえで最も厄介な課題は「予測できない将来の支出を想定すること」です。 独身で50代のアーリーリタイアとなると、家族や子供のある家庭よりも変数は少なくシンプルなはずです。 それでも僕が洗い出したリストは5つあって、①長寿リスク、②医療費、③インフレ(物価上...
世間では一般的に「FIREを目標にすることは間違っている」といった認識を持つ人が多い気がします。 なんとなく「それらしい」主張ですが、僕はそれに違和感を持っています。 今日はその違和感を綴ります。 FIREにある2つのルート そもそもFIREを目標にするという括り方が「大雑把すぎ...
目下、政府は高齢者の定義を65歳から70歳へと引き上げる案を示していることは広く知られるところです。 確かに元気な65歳アッパーとしてはマドンナ(65歳)や郷ひろみ(67歳)など超人的ですし、平均寿命が上がり思い描いていた60代と実際は大違いなのは事実です。 そんな元気なシニアで...
サラリーマンの 時 に連続9日~14日の 夏季休暇を 何度か 取ったことが あります。 その休暇を使いやったことは長期の海外旅行や日本横断の 車の旅などです。 そんな時間を要する趣味もサラリーマンの長期休暇があればできるわけですが、だからといって「長期休暇があるから完全FIREを...
アーリーリタイア後は平日日中に行動するため老人の方と接することが多くなります。 すると「老人本人が意図しない迷惑」なるものも多々遭遇してしまうので、僕自身、ご老人の起こす問題をより顕著に感じるようになりました。 世間ではクレーマーのレベルを越えた嫌がらせが「カスハラ」として社会問...
サラリーマン生活から完全リタイア生活に変わると日常生活の「規則正しさ」がなくなります。 きまった時間に起きて、食事を取り、通勤し・・という規則性が無くなって自由になると、極端に「暇」になる人と「忙しい」となる人に分化する気がします。 僕はその「忙しい派」と自認しますが、正直、他人...
相変わらず物価高の日々が続き、スーパーでの食品や日用品はなるべく買い時を狙ってお得に買いたいものです。 そんな「節約術」として、最近、新たに気づいたことがあります。 スーパーが設けている特定日の「割引デー」ではなく、その翌日に「より割引がある商品も存在する」ということです。 食品...
世間のニュース記事などでFIRE批判は度々みかけます。 批判のポイントは、 ・経済(労働力として社会に寄与しない)、 ・納税(納税せずにフリーライド)、 ・社会倫理(勤労;国民の3大義務違反)、 ・社会模範(働かない大人)・・等々です。 こうした批判も建設的な議論の余地もあるので...
アーリーリタイアから2年たってもいまだにFIREの定義が頭のなかで混乱しています。 そんなFIRE定義の曖昧さから、まず混乱しているのがそもそも「経済的自立って何か?」ということです。 結局、「自分が経済的(家計的)に不自由がない」と感じられればそれで既にが経済的自立を達成したと...
今の完全リタイア生活に入ってからの2年間はずっと幸福感は高いままです。 ですが仮に「何が起こると幸福感を失ってしまうか?」と考えると、「3つの欠かせないもの」が浮かび上がります。 それは、①健康、②お金、③人間関係、です。 人によってFIRE生活に不可欠なものは違ってくるとは思い...
海外勤務やワーホリで海外在住中に稼いだ外貨をいかに経済効率の良い方法で処理(円転等)するかを悩まれる方もいるかと思います。 すぐに円転する必要がない場合、外貨のまましばらく運用して利息を稼ぎつつ為替レート見合いで円転するのが効率的です。 その時にWISEやRevolut等を使い外...
政府による増税の網はとにかく抜かりがありません。 リタイア資金として重要となる「退職金」は税金のかからない「非課税枠」がかなりあります。なぜなら退職金は老後の生活保障的な性格があるので税制上の優遇をしてきたためです。 ですがそんな枠を取り払うという方向での増税がずっと検討されてい...
よく「FIREは孤独だ」とネガティブな意味合いで使われていることがあります。 ですがこの孤独というのはいろいろな面があり、必ずしもネガティブなものではないどころか僕の場合はポジティブに捉えています。 また孤独と少し違って「孤立」と混同し「FIREは孤独だ(孤立してしまう)」とのニ...
完全リタイア後の日々を心から楽しむには、自分の資産に「明るい未来」があることが大事です。 50代で完全リタイアをした僕は労働に戻るという選択肢はないゆえ、やはり「安定した収入源」が何より大事です。 そのために「金融資産の74%は元本保証で安全運用」をしています。 でも最近、そんな...
完全FIREをして資産を取り崩す日々を送りだした時に、3つの心理的ストレスともいえる「代償」があり、それを克服することが必要でした。 その代償とは、 ①お金を増やしたいという 「未練を捨てる」 、 ②資産を取り崩す 「不安と対峙する」 、 ③資産計画で想定外が起こる 「恐怖を克服...
節約本でも必ず出てくるのは「車は持つな」というフレーズです。 そうした情報を信じ最初から車を持たない生活が正しいと思っている人が大多数と思います。 交通が不便な田舎ならマイカーが必須だとしても、交通網が整備された都会なら電車やバス移動で不自由はなく、マイカーを持つメリットはないか...
FIRE後の老後資金延命-成年後見制度が不向な理由(経験談)
リタイア後の資産延命のため老後もずっと投資を続けたい人は多いと思います。 ですがいくら投資を続けたいと思っても、認知症になると、能力的にも株式・投資信託・不動産の運用や処分が困難になったりします。 また、金融機関側も契約者が認知症であると知れば、本人の資産保護のため資産凍結(家族...
いまの時代は日本に生まれて幸運かもしれまえせん。 作家の橘玲氏は「君はすでに『人類史上もっともゆたかないまの日本に生まれた』という大きな幸運を手にしている」と自著 『言ってはいけない残酷すぎる真実』で 述べています。 それを痛感させるような出来事(問題)がお隣の中国にはじわじわと...
亡くなった父親は株式投資が好きでした。 資産のほとんどが株式でその相続手続きが何かと面倒なことがありました。 結果的には2つの失敗があって、それは①父親がオンライン証券会社で株式運用をしていなかったこと、②相続代表者として老齢の母親を定めたこと、です。 今日はそんな相続の話をしま...
リタイアをしてからどうもFIREっていう定義がはっきりしないまま2年も過ぎて気持ちが悪いままです。 しかも人によって捉える立ち位置や角度が違います。 もちろん文字通りの定義は「Financial Independence (FI);経済的自立」と「Retire Early (RE...
FIREには相反問題があります。 より早くRE(リタイア)を実現するとそれだけ生涯賃金も支給年金額も少なくなりFI基盤(経済的自立)が不利になります。 なので、なるべく会社や仕事を嫌いにならずサラリーマンを続けることが、結果として、FIREに都合よく働きます。 僕はこの点は不幸中...
50代の完全リタイア後に「あって良かった!」と実感する収入源が5つあります。 それは終身(生涯受給される)年金の5つです。 若い頃は軽視していた年金ですが、リタイア前後から見方が変わり年金(特に終身で貰えるもの)はなにより貴重な収入源と思うようになりました。 年代によっては「破綻...
FIREを目指すうえで「FIRE資産の出口戦略」を意識することが大事だと思っています。 それは出口に向けて2つのスタイルがあって「資産取崩し型」と「資産所得型(=資産額維持型)」です。 *正式な名称を存じ上げませんので一旦この通り命名します。 前者の「資産取崩し型」は、必要資産(...
旅行の計画のためホテルを検索していたら「クオカード付き宿泊プラン」の広告が表示されました。 FIRE民の僕にはもはや遠い存在の「コンプラ的にグレーゾーン」(というか厳密にはNG多い)のクオカードプランです。 これは関係者(経理担当や出張者)には良く知られた(でも実際には黙認されが...
「お宝保険」と呼ばれる予定 利率5.5%の保険商品をバブル期(1985〜1993年頃)の後半に契約しました。 先般、最終回となる年額払いも終了しあとは受給開始を待つのみです。 そんな「お宝保険」が 「本当にお宝か?」 と疑問に思い、今回、 検証してみました。 結論は、 イデコや新...
完全リタイアの弱点は平坦な毎日が続くことです。 サラリーマンの頃のようにゴールデンウイーク前に「あとx日だ」とウキウキしたり、終わりが近づくと「あとx日だ」と憂鬱に思ったりする場面もなくなります。 毎日がゴールデンウイークというか祝日だともいえますが、完全リタイア生活に慣れてくる...
アーリーリタイアは早ければ早いほど良いとは思っていません。 僕がリタイアしたのは50代半ばですが、その経験から決して「遅い」とは思っておらず、50代リタイアならではのメリット(30代や40代そこそこでは得られない)もあると思います。 そんな50代リタイアのメリット5つを、個人的な...
4月3日に起きた台湾地震(マグニチュード7.2)から今日で丸1か月が経ちました。 震源に近い花蓮県ではまだ約1000人が仮住まいを強いられていて、主力産業の観光業も打撃を受けているようです。 リタイア生活を送る僕がしてきたことは赤十字を通した少額の寄付でしかありませんが、犠牲にな...
円安で物価が高騰するのも困りますが、何より「日本は貧しい国だ」と痛感する原因になっていて個人的にはとても残念です。 そんな「貧乏日本」を感じ始めたのは2012年頃からです。 会社の極秘情報の扱いが、いつしか間抜けな顛末となったからです。 僕としてはそれが「日本担ぎ」の意識につなが...
金融資産額と純資産の月次分析です。 リタイアから2年経過した2024年4月末、金融資産残高は 最高値( リタイア時点の103.5%) を記録しました。 最高額とはいえ実態は図の通り 「ほぼ 横ばい」でしかありません。 本来の計画では「資産を取り崩す」というものだったので、こうして...
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FIRE(セミリタイア)の認定 条件はとても曖昧です。 なので「FIREしました」と 自称する なかには世間で「それってFIREか?」と疑問を持たれてしまうケースもあります。 その代表例として2つの極端なケースを取り上げました。 それは、 ①FIREを達成しながらフルタイム以上に...
独身アーリーリタイア生活は若いうちの今は気軽で楽しいものですがいずれ高齢期になると多くの面で生活上の不安が生じると感じています。 その代表が「孤独死」のリスクです。 2024年1〜3月に一人暮らしの自宅で亡くなった65歳以上の高齢者が約1万7千人確認されたことが14日、警察庁への...
サラリーマン時代もリタイア後のいまも「学歴」はずっと自分について回ってきます。 そんな学歴が今のリタイア生活で役立つかといえば、結論から言うと 「役立つことはないが困るものでもない」 という程度のものです。 今の生活での価値があるもの順番は「健康>時間>お金>・・>学歴」と、学歴...
アメリカのミレニアル世代(現時点およそ28歳~44歳)において、FIRE達成で重視するのは「(早期リタイアより)経済的自立だ」との考えが主流になっているそうです。 過去(1990年代)のアメリカのFIREムーブメントは「複数の収入源を作って完全リタイアを目指す」とのものから昨今、...
時々、リタイア生活の幸福度を二者択一で比較して自分が何をどの程度大事にするか価値観を見極めます。 例えば、どちらか1つを取るとしたら、 ①質素な日々x豪華な旅行 (普段のリタイア生活は質素な居住環境に住み、旅行で豪華ホテルやらで過ごす)、 ②豪華な日々x質素な旅行 (普段のリタイ...
僕はずっと一定の節約マインドを持ち続けています。 それは、FIRE前もFIRE後も、資産が少ないときも資産が増えても、変わらず一定です。 それは良いとされる節約習慣である「家計簿をつけろ」、「予算を持て」などの行動レベルのお手本を模範したからではありません。 そもそも節約マインド...
完全リタイアの今は多くの時間を「学び直し」に費やしています。 そんな学び直しは、完全リタイアだからこその選択をしています。 僕の場合は片道切符の完全リタイアなので、つまりは二度とサラリーマンをしないとなると、仕事に関わる知識やスキルの学び直しをする必要はまるでありません。 なので...
野村総合研究所(NRI)の「富裕層ピラミッド」に関連ずけして 「貯蓄1億円(=富裕層以上)を達成してFIREするぞ!」といったような 目標設定をされる方もいらっしゃると思います。 ご存じの通り、この富裕層ピラミッドは保有資産額に応じて5段階(超富裕層・富裕層・準富裕層・アッパーマ...
よくブログで「総資産公開」という言葉をみますが、「総資産」は人によって定義や運用に差があると思います。 株関連の投資ブログをされている方は「総資産=所有する有価証券の時価総額の合算額+預貯金」という意味で 総資産額と 使われていて、恐らくこれが 多数派であり一般的です。 一方で、...
アーリーリタイアを目指すうえで大事なのは「お金」と「健康」です。 ですが実際はお金ばかりに注目がいき、なかなか健康の重要性は認識されません。 今日は「なぜ健康が大事か」について僕のFIRE経験談も含めて綴りたいと思います。 お金と健康が共に大事な理由 お金と健康が大事だと気が付い...
季節の変わり目での「衣替え」のつもりがもう一歩踏み込んで「断捨離」に走っています。 リタイアから2年間で1度も着ていない服を中心に処分をしようと袋につめながらも、また取り出したりと優柔不断さがでてしまい1か月もウジウジとしています。 今日はその心境と解決策(未完)の出来事を綴りま...
アーリーリタイアをしてからこの2年間、まるで使わなくなった日用品などがあります。 正確には「使わないもの」には2つあって、 ①想定通り使わないもの、 ②使うと思っていたけど使わないもの、 です。 今日はそれらを取り上げます。 想定通り使わないもの 想定通り使わないものは、 ①シス...
50代と30代ではFIREの意味が大きく違う気がします。 その感覚を明確にするため「50代FIREにあって 30代FIREにないもの」を自分自身を振り返りながら考えてみました。 なお、人生100年時代と言われるので、そんな30代と50代の10~20年は僅かな誤差でしかないように思...
FIREは「経済的自立と早期リタイア」という意味です。 そこに「早期リタイア」と綴られながら実際は広く解釈され「会社を辞めたあと自分が好きなことを仕事にしていてもFIRE(セミリタイア)」と世間で認識されています。 そんな「好きなことを仕事にしている」という代表的なものが、早期リ...
世の中には「コントロールできないもの」があります。 例えば、天候、経済・社会情勢、老化、他人(の感情)などです。 そんな「コントロールできないもの」に対して サラリーマンの頃は何かとストレスを感じ、 どうしようもできない(ならない)のに「ついてない!」とか「なんでこうなるの!」と...
先日のABEMA PrimeでのFIRE失敗に関する座談会がありました。 YOUTUBEで視聴した僕は何とも言えない後味の悪さがありました。 FIREの失敗例として参加した2名(カイトさん、あんぱんさん)とコメンテータ側はひろゆきさんやカンニング竹山さんなどが参加しました。 その...
金融資産額の月次定期分析です。 完全リタイア後は預貯金を取り崩す生活ですが、 金融資産残高は過去25か月、右肩下がりにはならずに ず っと横ばいです。 これは「評価額マジック」という水物ではあるのですが、本来は資産が減っていく予定だったので、横ばいというのは得をした気分です。 そ...
先日のABEMA PrimeでのFIRE失敗に関する座談会はかなり酷な内容でした。 なにしろ「話しの展開」として「7割の人がFIREを望んでいて興味津々・・」とフックをかけておいて、そこからのコメンテーターが寄ってたかって「そんなのはFIREじゃない、FIREなんて意味あるのか・...
FIREの所要額を算出するうえで最も厄介な課題は「予測できない将来の支出を想定すること」です。 独身で50代のアーリーリタイアとなると、家族や子供のある家庭よりも変数は少なくシンプルなはずです。 それでも僕が洗い出したリストは5つあって、①長寿リスク、②医療費、③インフレ(物価上...
世間では一般的に「FIREを目標にすることは間違っている」といった認識を持つ人が多い気がします。 なんとなく「それらしい」主張ですが、僕はそれに違和感を持っています。 今日はその違和感を綴ります。 FIREにある2つのルート そもそもFIREを目標にするという括り方が「大雑把すぎ...
多くの人が「FIREで束縛や制限から解放される!」と信じています。 ですがなかには「自由を感じにくい気質」があります。 実は僕も会社を辞めたとたん大きな「自由」を得たような気はしません。 今日はそんな「自由」を感じる気質や資質について綴ります。 FIREで得られる自由とは FIR...
去年より高くなった「固定資産税」の支払い。 今回は少しでもメリットのある支払方法を調べた結果、僕は「楽天経済圏」を使いポイントを貯めるやり方にしました。 僕のように楽天カードと楽天ペイを使える場合に有効な方法です。 固定資産税の還元率 固定資産税の支払いは、昨今、キャッシュレス納...
東京の今日は梅雨晴れでした。 こんな日に伸び伸びしている僕の新しい家族を紹介します。 その家族は「ハラペーニョ」。青唐辛子の一種です。 苗を買ってから数週間。ようやく緑色の本体がプクゥと膨れています。 アーリーリタイアは単調な日々が続くなか「成長」を短期間でビジュアルに捉えられる...
自己破産で無一文になりながら、80歳過ぎでビジネスで大稼ぎした父。 進行性の癌が見つかり余命僅かのなか、僕がそんな「欲の権化」に向き合うストーリ(実話)の第3話目で最終編です。 1話目(下)からお読みくださるとより理解できます。 「金・地位・名誉」の欲まみれ親族の遺産相続秘話(1...
父は50代半ばで会社を辞め起業。 そこから20年間の「会社ゴッコ」のすえ70代で父は全財産を無くしました。 こちらは2話目です。 1話目を読んでからお読みくださると理解できいます。 「金・地位・名誉」の欲まみれ親族の遺産相続秘話(1/3) 父との大喧嘩と母親の不憫さ 2011年秋...
気楽なアーリーリタイア生活をする僕が1つだけ背負ってる宿命があります。 それは「欲にまみれた人のお金」の管理です。 僕自身の資産管理口座とは別のところに置いている「父からの遺産相続金」です。 成り行き 戦後の高度経済成長のなか、大企業のポジションを順当に出世していった父は、良く言...
FIRE前に「リタイア時点の資産目標額」を決めたことを後悔しています。 心境としては「お金は少しでも多い方が良い」と、会社を辞める半年前に「リタイア時点で〇〇を貯めてから辞めよう」という目標額を持ちました。 実際は、生涯収支シュミレーションもして手堅い展望はできていたので、「目標...
FIREを達成すると仕事時間が自由時間になります。 その自由時間が多くて「暇を持て余す」となったりしますよね。 でもそんな「暇」な時間に始めたことがきっかけに、リタイア生活を充実させ、生活品質を向上させる原動力になることがあります。 今日はそんなエピソードと気づきを紹介します。 ...
アーリーリタイアの現状満足度を測る成績表を考えました。 それは、「定年まで仕事をする自分」と「アーリーリタイアした今の自分」を比較し、より満足度が高いのがどちらかという成績です。 その成績は、①経済面、②時間面、③地理的行動面、④精神面、について満足度をもって比較しました。 経済...
先日、僕がFIREをしたことを旧友に告げると「賃金労働も苦痛だしね」と言われました。 はっと気づいたのですが、僕の答えは3つの意味で「NO」です。 ①「会社生活が嫌か?」という意味でもNO。 ②「賃金労働という構造が嫌か?」という意味でもNO。 ③「お金を増やすなら資産運用が(賃...
片道切符のFIREは「長生きリスク」が大きな問題です。 公的年金はその1助ですが、盲点は「企業年金」でした。 ただこの「企業年金」、その有無や支給条件は企業次第です。 僕がリタイア前、FIREシュミレーションをするために企業年金を調べたのですが、就業規則も不明瞭でなかなか実態がわ...
この1週間で思わぬ入金が続き、無職生活には嬉しい限りです。 それは、確定申告における差額の還付金であったり、 LINEアウトのサービス終了による払戻金です。 いずれも期待していない還付金に、忘れていた未使用のサービスへの返金など、予想外の出来事です。 ただ、 金額は僅かです~。 ...
FIRE界隈の特に若年層の方が過小評価しがちなFIRE資金があります。 それは「公的年金」です。 確かに、若い方がFIREを目指すなかで、公的年金のように受給が60歳以降というものは「すぐにあてにできないお金」と思えて過小評価しがちです。 そんな「先の話」である公的年金は、年齢を...
幸せなFIRE生活は「自分らしい充実した生き方」がなければ成立しません。でも会社生活を円満に進めようとすると、このスキルを失うことにつながってしまいます。 よくいますよね。「上司を立てる気遣い上手の部下」とか「いい人を演じる上司」。 職場が円満で、スムースなコミュニケーションがで...
FIRE後に潤いある人生を目指せば目指すほど、サラリーマン時代の目標・予定の立て方とは真逆となります。 会社員時代の目標策定や計画立案のやり方もスキルもFIRE後は通用しなくなります。 今日は、そんなFIREのメリットを使い倒した理想的な目標の立て方が、いかにサラリーマン時代のや...
これまでの「お金を増やす」という凝り固まった習慣にブレーキをかけ「増やしたお金を価値あるものに変換する」という視点でFIRE生活をしていくことにしました。 極論すれば「お金で買えない価値あるものを、今の資産残高でどれだけ多く手に入れることができるか」といった、新ルールでの投資・資...
僕のFIRE生活で最大の課題は「減りゆく現預金へのストレス耐性」でした。 そこからまさかFIRE幸福論という、そんな「回答」に辿り着くとは思いもよらず、少し思いのままの表現にはなりますが、ご一読いただきたく存じます。 FIREは、いろいろな示唆を与えてくれると、思った次第です。 ...
14か月前、FIREを達成し「完全リタイア生活」を築こうと土俵に立つと、「4%利回り」の資産運用は怖く、経済的・精神的自由が遠のくと慄きました。 そこで、いかに「心穏やかなるリタイア生活」を送るかと考えながら、僕が取ってきた対策は3つです。 ①資産の安全性 :防衛的な資産運用にし...
今回はアーリーリタイアから13か月目、2023年5月末時点の金融資産の月次分析結果です。 月次分析も去年末から始めたのですが、だんだんと分析アプローチも、形ができつつあると思います。 全ては1つの目的のためです。 ブログでも掲げている 「自由で楽しい完全リタイア生活を、心穏やかに...
FIRE後に国民年金保険料の関連で致命的ミスをしました。 その失敗に対処し、ようやく先日、支払額の全額免除が承認され、一件落着です。 もともと「国民年金保険料は支払義務がある」という思い込みで、国民年金保険料を免除する「退職特例制度」に気が付かずにたのがミスの発端です。 また、2...