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創価ダメだしブログ https://sokadamedasiblog.hatenadiary.com/

創価学会と池田大作そして創価活動家達のウソとデマを暴き日蓮大聖人の正法・正義を宣揚することが主目的のブログです。日蓮正宗への勧誘サイトではありませんが退会・正宗への移籍のご希望があればサポートいたします。コメントフリーです。

★創価・顕正からの退会・正宗への移籍・創価破折相談は、sokadamedasi@gmail.comでも受け付けています。

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2022/02/16

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  • 「そっくりさん」は、本物では無いという当たり前の話。

    かなり前の話ですが、オバマが米国の大統領になった時にオバマの『そっくりさん』として芸人のノッチが一時有名になりましたよね。世の中には自分と似ている顔の人間が3人いるとかよく言われ、それは科学的にも証明されているらしいですけど、私はまだ自分のそっくりさんに会ったことがないです。似たような話で昔からドッペルゲンガー現象もよく言われますが、ドッペルゲンガーは二重身といわれ、よく似た他人ではなく自分自身の分身です。オバマとノッチはよく似た他人の「そっくりさん」ですからドッペルゲンガーとは違います。「そっくりさん」と「分身」の違いは、「そっくりさん」は外見だけですがドッペルゲンガーの分身は本物と全てが同…

  • 釈迦(仏陀)の弟子達①【シャリープトラとモッガラーナ】

    今回からインドの釈迦(仏陀)の有名な弟子達についてシリーズで記事にしたいと思います。釈尊と言えば十大弟子が有名です。その中でも釈迦の両腕的存在なのが、シャリープトラ(舎利弗)とモッガラーナ(摩訶目犍連・目連)です。初回はその舎利弗と目連の二大長老について書きます。 ■十大弟子 - Wikipedia 舎利弗は智慧第一といわれ、法華経を始め釈迦の様々な経典に登場します。目連は神通力第一と言われ神通力で亡き母が餓鬼界に墜ちているを知って母を救う方法を釈尊に教えてもらい、それが盂蘭盆会(お盆)の起源とされています。 ■関連記事▶盂蘭盆会の話。 - 創価ダメだしブログ 舎利弗と目連は、最初は王舎城の遍…

  • soka youth media(創価学会青年部公式サイト)に見る絶滅の予兆

    『soka youth media』という創価学会青年部の公式サイトをたまに閲覧している。『男子部教学室論考』と題して、須田晴夫の創価教学批判本を批判したり、創価の我見教学を開陳したりしている。またオピニオンと称するコンテンツでは、一応読者?(という設定?)の創価員の主張を読めるのだが、これがまた「地元の「みこし」を担いでみた件」、「会うことが、広宣流布。私が支援活動(選挙活動)を楽しめるようになるまで」、「創価式コミュニケーション術」、「私にとっての「財務」ってなんだろう?」など、タイトルを読んだだけで、洗脳記事だと分かるような記事がこれでもかと公開されている。もちろん、タイトル通りそ…

  • 弁惑観心抄(日應上人)要文⑩第3章49節より

    そもそも戒壇本尊所難の如きに至っては、軽率に論ずべからず。まず論拠あって、かつ宗・因・喩の規矩(きく)に合って難儀討論するにあらざれば、問答の定格にあらず。ただ乱駁の妄言なるのみ。 第2章では、本門本尊の人法一箇を否定する日守を破折しましたが、第3章では更に踏み込んで、弘安二年十月十二日御建立の『戒壇大御本尊』に対する日守の疑難・邪義を破折しています。この49節では、日守が戒壇大御本尊を偽物と誹謗することに対する反論する段で、上記の御文は具体的な破折の前の冒頭の部分です。日守は、戒壇大御本尊は一機一縁といい、彫刻(板曼荼羅)だから偽物だと様々に難癖をつけてきますが、日応上人は、まずは戒壇大御本…

  • 私の『大石寺ガイド』⑧客殿と不開門(あかずのもん)

    『六壺』と隣接しているのが『客殿』です。客殿は、寛正6(1465)年3月、総本山第9世日有上人によって建立され、その後、第27世日養上人、第52世日霑上人、第64世日昇上人、第66世日達上人の代にそれぞれ再建されています。現在の客殿は、平成10年3月、日顕上人の御発願により『不開門』と共に新築されました。建物は、間口と奥行が同じで約55m、高さが36mの二階建てで、1,112畳敷の大広間があります。それ以前は昭和39年の日達上人時代に池田創価が寄進した『大客殿』でした。私はその『大客殿』の実物は知りませんが、当時の画像を見る限りではSRC造五階建てで、当時からすればモダンで贅を尽くした豪華な建…

  • 創価公明の今回の仏敵は参政党。

    参院選も真っ盛りで、各党・支援者も熱いバトルを展開しています。私は衆参共に少数与党か又は衆参逆転を希望しているので今回の参院選で自公が過半数割れすることを望んでいます。その為には一つ目のポイントして1人区で野党が自民に勝つこと。余談ですが自民の鶴保康介が、「運よく能登で地震があった」という暴言を吐きましたが、北陸3県はそれでも自民王国なのが不思議です。因みに鶴保発言を批判した公明党は鶴保を推薦してます。自公過半数割れのポイントの二つ目は選挙区で公明党を落選させることです。公明党は、東京・神奈川・埼玉・愛知・大阪・兵庫・福岡の7選挙に候補者を立てていて、いまのところ圏内は東京だけという状況で他の…

  • 保守主義とは何かを考察する【哲学・思想】

    選挙が近くなると政党マッチングアプリでテストしてみるのですが、私と相性がいい政党はどのアプリでも参政党・日本保守党という回答になります。読者の皆さんはとっくにご存知でしょうが、私は日本が大好きな日本ファーストの保守主義者です。でもそれって普通だと思うんですよね。世界中のどの国の人々も自分の国が好きなの人の方が多いのではないかと思います。それなのに近年の世界を覆うグローバリズムの波には違和感を感じます。最近は欧米などでは保守に回帰しているような気配なので日本でも行き過ぎたグローバリズムは終焉欲しいと思ってます。「保守主義」とは、フランス革命後のエドマンド・バークから端を発した思想です。「保守主義…

  • 池田大作のファーストクラスで行く初めての海外旅行

    悪性ウィルスのように世界に広まった創価学会。日本ではつるべ落としのように衰退している創価学会員にとっての海外の信者増だけが唯一の自慢だが、世界人口比での創価学会員の割合は僅か0.03%程だ。創価の世界広布の第一歩は昭和35年の池田大作の初の海外旅行から始まった。『新人間革命』の第一巻に(以下太字は新人間革命より引用)、「10時40分、一行を乗せた日本航空(JAL)800便は、轟音を響かせて離陸し、一路、ハワイのホノルルに向け、飛び立っていった。一行の飛行機は、就航して間もない大型ジェット旅客機であった。この年の8月12日、日本初の大型ジェット旅客機として、DC8型の『富士号』が就航。以来、空の…

  • 信仰は最強のアイデンティティ

    私は子供の頃から読書好きなのですが、中学生の頃に哲学書にハマっていた時期があります。ソクラテス・プラトン・ニーチェ・ショーペンハウアーなどなど、学校の図書館に並んでいてた哲学書はひと通り読みました。思春期にありがちな「自分とは何か」という自分探しの旅の一環なのですが、やがて哲学書も読まなくなりました。何で自分探しの旅に出たかというと、ある出来事がきっかけで(といっても大した出来事ではありませんが)人生は自分自身の力で切り開いていかなければならないと思ったのですが、肝心な自分自身の力とは何か分からない。それは自分とは何を分からないからで、それを探しに中学生の私は哲学の森へ旅したわけです。もっとも…

  • 創価学会の活動体験談②内票会議

    都議選惨敗はスッカリ無かったことにして、引き続き参議院選挙の戦いを強いられている創価学会員皆さまご苦労様です。参院選の完全勝利は創価員皆さんの双肩にかかっているので、止暇断眠で死ぬ気で真剣に戦ってくれないとまた公明党の斉藤代表に「運動量が足りない」って苦言を言われますから、公明党の為に全てを犠牲にして選挙活動をしてください。さて、創価学会には国政から地方選挙まで、選挙区でも比例でも公明党が絡む選挙になると開かれる会合に、『内票会議』(内H会議)という特別な会合があります。もっとも、創価の場合は3年に一度の参院選に4年に一度の統一地方選挙の定期選挙に加え衆院選とほぼ毎年選挙をしているようなものな…

  • 信心していても願いが叶わず苦しい。

    信心をしていてもなかなか願いが叶わず、苦しい時ってありますよね。こんな時には「自分の信心が間違えているんじゃないか?」「自分は大聖人仏法を下げているんじゃないか?」なんて色々なことを考えちゃいますよね。実は日蓮大聖人も同じことを思っていたのです。『開目抄』で、「世間の疑いといい、自心の疑いと申し、いかでか天扶け給わざるらん。諸天等の守護神は仏前の御誓言あり。法華経の行者には、さるになりとも法華経の行者とごうして、早々に仏前の御誓言をとげんとこそおぼすべきに、その義なきは我が身法華経の行者にあらざるか。この疑いはこの書の肝心、一期の大事なれば、処々にこれをかく上、疑いを強くして答えをかまうべし。…

  • 創価学会教学部の怠慢・教義を知らない会員達。

    最近、寺院の勉強会で『創価学会教学要綱』の内容を取り上げて邪宗化が進んだ創価学会教義の破折を学んでいます。創価バスターの私は『創価学会教学要綱』が出版された当初から講頭や地区長に、創価員を折伏するために創価新教義の学習をした方がいいと言っていたのですがその時はスルーされました。ようやく時代が私に追いつきました(笑)。さて法華講員さん達の証言によると教義変更を全く知らない創価員が多いそうです。私も知人の創価員数名に創価新教学の話はしたけど、『創価教学要綱』を読んでいないどころか、買ってもいないという体たらくぶりです。このようにリアルの創価員は大多数が創価の教義変更の件を認知していません。ある創価…

  • Q&A 学会活動に関する素朴な疑問【添削版】⑤(創価学会について)

    Q.「創価」ってどういう意味? 「価値創造」という意味で初代会長・牧口常三郎の『創価教育学会』から『教育』の二文字を削除した名称です。牧口常三郎の『創価教育学会』宗教と全く関係ない組織ですから牧口を初代会長にするはちょっと無理ゲーなのですが創価学会としては少しでも長い歴史にしたいから、かなり後になって1930年(昭和5年)11月18日を創立記念日にしてみました。現実的に何をするかというと建前上は、「生命の尊厳を説く仏法哲理を基調として、豊かな文化、人間性あふれる教育の創造を推進し、人類社会の向上に貢献することが目的」と言ってますが、実際は選挙活動を通した政治権力と会員から集金する経済力で対抗勢…

  • 創価学会員の為の御書要文講義⑬【最蓮房御返事】

    いかに我が身は正直にして世間・出世の賢人の名をとらんと存ずれども、悪人に親近すれば、自然に十度に二度三度、その教えに随いもて行くほどに、終に悪人になるなり。釈に云わく「もし人、本悪無きも、悪人に親近せば、後必ず悪人と成り、悪名天下に遍からん」云々。 今月の座談御書は『辧殿尼御前御書』ですが、この御文は6年前の7月の今年と同じ参議院選挙の時に取り上げています。都議選の公明惨敗を受けて「日蓮、一度もしりぞく心なし。」の御文を引用して、「お前らもっと真剣に選挙活動しろ!運動量が足りないんじゃい!」との創価本部から創価員に対する心温まるメッセージが込められているのでしょう。詳しくは過去記事をリンクした…

  • 日本の伝統芸能【文化・芸能】

    日本の伝統芸のと言えば、『能楽』『文楽(人形浄瑠璃)』『歌舞伎』が、日本三大芸能と呼ばれていますが、なかなか見にいくことはないですよね。私も『歌舞伎』は取引先の社長に連れられて一度みました。『能楽』はむかしよく行っていたゴルフ場に能舞台がありそこで年に何度か『能楽』の公演があり、ゴルフ終わりに3回くらい鑑賞した程度で、本格的な能楽堂に行ったことはありません。(ゴルフ場の能舞台もそれなりに本格的でしたが)『文楽』は生では見たことないです。ただ子供の頃にNHKでたまに人形浄瑠璃を放送してて、演目も全然わからなかったけど人形浄瑠璃が何故か好きな変な子でした。いまではYouTubeなどで配信されている…

  • 創価ブログに見るデマ拡散の方程式。

    『創価に乾杯』という創価系ブログがあって時々読んでいる。管理人はHN夕焼けと名乗る団塊の世代の老学会員で、質の低い創価教学を書いたり日蓮正宗の悪口を書いたりしている。正宗の事を「似非宗門」など言っているが全然面白くない。70年以上生きているのだらかもう少し気の利いた悪口をいってもらいたいが、どうも創価学会員というのは押し並べて語彙力に乏しいらしい。それと団塊世代なんだから、私のようなアンチに対しては直接法論を挑んでくるような気概が欲しいが、恐らく男子部時代にそこまでバリ活ではなかったのだろう、自ブログで当ブログの文句を愚痴っているだけ何とも情けない。そんな特に何の論点もない老学会員のブログを今…

  • 弁惑観心抄(日應上人)要文⑨第2章39節より

    そもそも我が門所立の境智において重々の秘説あり。一には、本地難思境智冥合不渡余行直達正観事行の一念三千の大御本尊は境なり、この本尊に向かい奉る我らは智なり。これすなわち、末法下種益の境智なり。二には、右に挙げるところの境妙たる本尊一幅の上において、また境智を論ずれば「南無妙法蓮華経 日蓮判」は境なり、「釈迦・多宝」等は智なり。三には、首題の一仏に境智あり。また「日蓮判」とあそばす宗祖の当体において境智あり。また、日蓮、日興および我ら衆生との間において境智あり。 39節は、御本尊首題の『南無妙法蓮華経日蓮』は境智の妙法であるという正宗教義を否定する日守に対する破折です。富士日興門流の相伝法門に無…

  • 創価学会員さん、本当に信仰の喜びを感じてますか?

    幼児の時にオート入会させられている二世や三世の創価学会員には入会動機はないだろうけど、自分で入会した創価学会員には入会や学会活動を始めた動機があると思う。私は入会時は単なるしがらみでの嫌々入会だったけど、大きな苦難に直面した時に大聖人の信心に最後の望みを託そうと思ったのが発心の切っ掛けです。最初は勤行唱題からはじめ、我家に家庭訪問に来る男子部長が「大聖人の仏法は御書を読めば分かる」と言ったので、およそ1か月かけて御書全編読みましたが全く理解不能。そしたら今度はその男子部長が「会合に来れば分かる」というので会合に参加したのが私の活動家への第一歩でした。組織では大聖人の仏法はあまり教えてくれずモヤ…

  • 都議会選挙2025。自民・公明は歴史的敗退。

    2025年の都議会選挙の投開票が行われ全議席が確定した。都ファが圧勝という感じで第一党に返り咲く一方で自民党は公認候補は当選18人でこれに裏金議員3人を追加公認するという詐欺同様の手口使っても21議席という過去最低結果となった。国民は山尾志桜里の一件で支持率低下が懸念されたものの9議席を獲得し玉木代表もホッとしたのではないか。立憲も議席増で野党第一党に。そして参政党が3議席と複数議席を獲得し躍進と言っていいだろう。逆に維新は唯一の議席を失い、れいわ・日本保守・再生も議席獲得ならず。三党とも、山本・百田・石丸の強すぎる個性が都議選では嫌われたのかもしれない。共産党は5議席減で野党第一党の座から陥…

  • リーズナブルな創価学会の葬儀の実態と信心

    創価学会のアピールポイントのひとつとして、「創価学会の葬儀はお金がかからない」という謳い文句があります。今の時代、特にコロナ後は日本人の葬儀様式も様変わりして、家族葬や直葬など少人数の参列者で僧侶も呼ばずにリーズナブルな葬儀をする人が多くなっているそうで、葬儀屋も家族葬プランを販売し家族葬用の葬儀場が街中に目立つようになりました。以前このブログでも書きましたが、各地の創価の会館を会員に無料で葬儀場として開放すればもっとお金がかからないと思うのですが、創価会館は何故か葬儀には開放しません。自治会館すら葬儀で使えるところがあるのに、宗教団体の施設なのに葬儀に使えないのは「変なの」と思うのですが、も…

  • 日蓮正宗寺院参詣記⑥【大杉山・有明寺(身延町)】

    今回は身延町にある『有明寺』の紹介をします。有名寺の縁起は、応仁元年(1467)に第9世日有上人が隠居所として現在の地に法華堂を創建されたのが始まりで、文永14年(1482)9月29日に日有上人が御遷化した後は、その法華堂は日有上人の御廟所となりますが、沿道の民家が参詣者の宿支度にも苦労するほど日有上人を偲ぶ参詣者があとを絶たない状況だったといいます。そんな中で、延宝8年(1680)9月29日に第17世日精上人により日有上人の御影像が造立され、元禄年中(1688~1704)に、当時の住職だった有明坊日徳師が本格的な寺院の建立を発願し、第26世日寛上人の援助を受けて大杉山有明寺が建立されました。…

  • 創価学会の活動体験談①都議会選挙編

    聞かれてもいないのに自身の体験を自慢気に語る老害は世間でも嫌われますが、創価の中にはそんな老害会員が結構いて、中にはそれを「たったひとつの勲章」のようにブログ等で世間に発信している創価員もいます。こういう創価員は世間でも創価内でも迷惑がられているんだろうな~って思います。体験談を語ることは悪い事ではないですが、体験談と自慢話の区別が出来ない所が老害の老害たる所以です。またこの手の創価員は対話・対論をしていると個人的の体験を持ち出して「創価は正しい!」と反知性丸出しで発狂します。相手にするまでもないですが、折角なので私も創価学会での体験をいくつか書いてみます。第一回目は、いま創価活動家がやっきに…

  • Q&A 学会活動に関する素朴な疑問【添削版】④(教学・教義)

    Q.なぜ「師弟」が大事なんですか? 仏教は師弟が相対して法を伝えていくからです。それが血脈相承です。日大聖人の仏法は第二祖日興上人以来歴代法主上人が唯受一人血脈相承をしてきたのです。創価学会の師弟は大聖人まで繋がりませんので大聖人の仏法ではありません。「仏法では、師匠や、仏道修行を励ましてくれる同志を「善知識」と呼びます。」と創価は説明していますが、御書(開目抄)には「善知識と申すは、一向師にもあらず一向弟子にもあらずあることなり」と書かれていて、在家同士はあくまでも善知識ですからそこに師弟関係を持ち込むのはカルト教団のテンプレです。 Q.どうして御書を学ぶの? 御書に書かれている事は全て戒壇…

  • 『三時弘経次第』を挙げて大聖人本仏を否定する愚者を破す(読者リクエスト)

    当ブログの読者の方がSNSで、日興上人は僧宝は上行菩薩再誕の日蓮大聖人の事だと言っている(要するに日興上人は僧宝ではないということ)と主張する創価員に遭遇したようで、それに対する破折をリクエストされたので記事する。まず最初にいっておくが、日興上人が自分の事を「私は僧宝である」と言うわけがないだろう。日興上人のお立場で見れば日蓮大聖人を僧宝と説明しても何もおかしくはない。もうこの時点でこの創価員は相当なバカだ。その創価員は、気楽非活ロレックス氏の昔のブログ記事を引用してきたそうだ。他人の褌で相撲を取るような人間が教学を語るなど臍茶だが、気楽氏の該当記事を読むと『三時弘経次第』に、末法における富士…

  • 『日蓮の手紙』・植木雅俊著

    数年前にNHKの番組のテキストとして『日蓮の手紙』という本が少し話題になりました。画像の番組テキスト版の他に文庫本も販売されました。文庫本とテキスト版の内容は違いますが、文庫の方は御書(大聖人の手紙)の解説がメインで、私達法華講員にとっては必要ないと思いますが、テキスト版の方は使いみちがあります。今更、大聖人の御書や御生涯のことを植木先生に教えてもらわなくてもいいのですが(むしろコチラが教えてあげたい)、内容は面白い。何より安くて、簡単で、すぐに読み終わるというのがこのテキスト版のいい所で、これが折伏・弘教に使うのにちょうどいいのです。私が創価で初信だった頃に友人を座談会に連れ出しました。その…

  • 『歴史とは何か』E・H・カー【歴史・地理】

    英国の歴史家、E・H・カーの書籍で『歴史とは何か』を読んだことがありますか?半世紀以上も前に書かれた書籍なのですが今でも歴史学の教科書的な必読書だと思います。カー以前の歴史学の考え方は「歴史とは過去の事実の集まり」でしたが、カーはその考えを否定します。本書の冒頭で、『ルビコン川を渡る』と言う言葉の意味を取り上げています。これは、紀元前49年1月10日にシーザーがルビコン川を渡った事実に基づいていますが、ルビコン川を渡った人はゴマンといるのにシーザーが渡った事だけが歴史上の事実として残り他のゴマンのルビコン川を渡った人達の事実は歴史に残っていません。このことから、カーは歴史とは多くの事実の中から…

  • 池田大作の汚ダイモク・アゲイン。

    過日、SNSで朝晩に池田大作と一緒にお題目を唱えているという創価学会員の投稿があってリンクが貼ってあったので、リンク先を見てみると池田大作の題目のYouTubeが。どうやらこの動画を流しながら唱題することを、「池田先生と一緒に唱題」と言うらしく創価員にはこういう人が結構いるみたいだ。なんでもこの動画に合わせて唱題すると、「清々しくて元気が出る」とSNSに投稿されていたので、ちゃんとした池田の唱題なのかと思って聞いてみたら・・・ youtu.be 「なんぎょうほ~げんげぎょ~・・・(げほげほ、ジャラジャラ)なんぎょっ⤴️・・」と例の池田大作の【汚ダイモク】が永遠に流れてる動画で笑った。様々な長さ…

  • 私の『大石寺ガイド』⑦六壺(むつぼ)

    裏門の正面、大客殿と隣接しているのが『六壺』です。『六壺』は大石寺発祥の建物で、日興上人によって正応三年(1290)10月12日に建立されました。創建当時は、持仏堂など6つの部屋に分かれていたことから『六壺』と名付けられたと伝えられています。その後、様々な変遷を経て、第52世日霑上人の代に独立した堂宇として建立され、さらに第64世日昇上人、第66世日達上人の代に復興改築がなされました。そして現在の建物は、昭和63(1988)年10月7日、第67世日顕上人の御発願により大石寺開創700年の記念事業として新築再建されたものです。構造は、総けやき造りの十間四面の平屋建て、屋根は寄棟本瓦葺き、外壁は土…

  • 弁惑観心抄(日應上人)要文⑧第2章37節より

    今、また人法の差別をを立てれば、すなわち差別なり。差別にして無差別、無差別にして差別なり。これをこれ中諦と言う。 本尊に人法を別々に立てると、人本尊は化諦・法本尊は空諦ですから、これだと中道(中諦)を明かさないので三諦が成立せず、蔵・通の二教の教えと同じになってしまします。仮に別に中諦の本尊を立てたとしても、それだと三諦が融和してないので、別教の「但空・但仮・但中」の「隔歴の三諦」の本尊となり、そうなると歴劫修行でなければ成仏できず即身成仏はできません。またそもそも別教を修行するためには、その前に菩薩の位に登らなければならず、末法の荒凡夫には実践不可能な修行です。大聖人の御本尊は人法一体だから…

  • 廃仏毀釈・日本仏教の歴史

    日本の仏教史を俯瞰すると、権力によって保護されたり利用されたり迫害されたりと権力に翻弄された歴史に思えます。そんな日本仏教が一番の危機に晒されたのは、明治時代の【廃仏毀釈】だったのではないでしょうか。廃仏毀釈とは、慶応四年から明治元年までの神仏分離令といわれる一連の布告による「神」と「仏」の分離政策を為政者や市民が拡大解釈し、仏教の施設や慣習を破壊したことをいい、現在でも首を刎ねられた地蔵が残っていたり葬儀を神式で行ったりと当時の名残りが残る地域があります。各地で廃仏毀釈は行われましたが、特に厳しかった地域として水戸・佐渡・苗木(岐阜)・伊勢・土佐・隠岐・宮崎・鹿児島が挙げられます。水戸藩は水…

  • Q&A 学会活動に関する素朴な疑問【添削版】③(活動について)

    Q.折伏はどうやってやればいいの? 折伏とは日蓮大聖人の仏教を語り大聖人仏法の信仰を勧めることです。平和運動や文化活動をしたり、創価学会や池田先生の事を語ったり、ましてや公明党を支援することでありません。でも安心してください。創価学会は大聖人の仏教ではないので折伏という修行はありませんので、どうすれば折伏が出来るかなんて考える必要はありません。 Q.「座談会」ってなに? 公明党選挙支援や聖教新聞啓蒙・財務の啓蒙など、創価学会本部が求める会員を育成する場が座談会です。御書講義も申し訳ない程度にやりますが、それも創価学会流の解釈で、創価学会員育成システムの一環です。外部の友人を誘うとその後気まずい…

  • 這い回る経験主義者・創価学会員の愚。

    『経験主義』(或いは経験論)という哲学思想がある。英国のジョン・ロックなどが『大陸合理論』に対抗して生み出した思想だが、要約するとロックの『人間知性論』に書かれているように、人間には生得的なもの何もなく経験によって初めて知性を獲得するという大陸合理論と相反する主張だ。その経験主義者の中に、『這いまわる経験主義者』と呼ばれる者がいる。本来の経験主義とは経験と省察がワンセットなのだが、とにかく経験第一で経験だけを重視し体系的な省察がないまま自身の経験だけが正しい思っている人達を、『這いまわっているだけの経験主義者』という。自分の信仰体験(現証)だけを信じて、文証・理証によって省察することなく個人的…

  • 韓国の新大統領は李在明氏に決定。

    韓国の大統領選挙の結果が出た。大方の予想通り最大野党だった革新政党の「共に民主党」の前代表だった李在明が新大統領に就任した。これで3年ぶりに、保守から革新へ政権交代を果したわけだが、選挙の内容をみると保守系与党「国民の力」の金文洙と保守系野党「改革新党」の李俊錫への得票を足すと李在明の得票を上回っていて、韓国も米国同様に国民の分断が懸念されるが、これは二大政党制を敷いている国家の宿命だろう。李在明と言えば、韓国国内で反日扇動して大物政治家として成り上がった「反日モンスター」と呼ばれる人物で、選挙前こそ反日発言を控えていたが彼のアイデンティティは反日・親中親北なので今後の日韓関係は不透明である。…

  • 日蓮大聖人のご生涯に学ぶ⑤身延入山後期~御入滅

    弘安元年から御入滅までも身延後期は蓮大聖人の一期の化導の正宗分になります。一般的には、身延入山後よりもそれ以前の四箇の法難、特に龍ノ口から佐渡流罪の時期が大聖人の御生涯の中心のように思えますが、化導の面から見れば龍ノ口を始めとする御法難はまだ序分にすぎず、弘安元年から戒壇大御本尊御建立までが大聖人の御生涯の正宗分なのです。そして戒壇大御本尊御建立以降現在に至るまでが流通分になります。御本尊を中心として大聖人の御生涯を俯瞰することが「化導の面」です。そして弘安元年以降が正宗分に当たるのは御本尊の相貌の変化で知ることができます。詳しくはまた別記事にしたい思いますが、御本尊の相貌及び仏滅度後の讃文が…

  • 他門流寺院見聞記⑧【岩本山実相寺・日蓮宗】

    富士市にある『霊蹟本山岩本山(がんぽんざん)実相寺』に行ってきました。『霊蹟本山』というのは日蓮大聖人が滞在した寺院に与えられている称号で山号が『岩本山』です。平安時代の久安元年(1145)に鳥羽天皇が法皇時代に、比叡山横川(よかわ)の天台宗僧侶・智印法印に建立させた元々は天台宗の寺院です。その後正嘉2年(1276)、智海法印が改宗して日蓮宗となり、智海法印は日源と改名しました。永禄11年(1568)に武田氏に侵攻され大伽藍を焼失し多くの僧侶が殺害されましたがその後再建されました。この実相寺に大聖人は入山され一切経を閲読されて『立正安国論』を著されました。また大聖人と日興上人が出会われたのもこ…

  • 創価学会員の為の御書要文講義⑫【四条金吾殿御書(施餓鬼御書)】

    在家の人々も、我が父母、地獄・餓鬼・畜生におちて苦患をうくるをばとぶらわずして、我は衣服・飲食にあきみち、牛馬・眷属充満して、我が心に任せてたのしむ人をば、いかに父母のうらやましく恨み給うらん。 今月の創価座談御書は以前に講義した御文なので過去記事をリンクしてあるのでそちらを読んでもらうということで、今月も創価学会員の為の御書要文講義を書きます。このシリーズでは創価学会であまり取り上ない(会員に知られたくない)御書要文を取り上げているので新鮮でしょ(笑)。さて今回は『四条金吾殿御書』の一節を学びましょう。創価ではこの御書の別名『盂蘭盆由来御書』と呼ぶけど、正宗では『施餓鬼御書』です。盂蘭盆の由…

  • 社会学的に見る宗教の必要性【心理学・社会学】

    知人に大学の社会学部卒は一人だけいます。その知人と以前飲んだ時に社会学の話を聞いて興味がわいたので少しだけ社会学の勉強してみた。その名の通り「社会」について探求するの学問なのだが社会って広いし空気みたいだし・・社会学というのはなんとも掴みどころがない学問だと思った。そもそも「社会って何だろう?」と問われても普通はそんな事を考えて生きていないし、「こうである」という絶対的な答えもないから何かモヤモヤする学問です(笑)。でも「社会」について考えることは大小さまざまな社会の中で生きていく人間にとっては必要な学問なのかも知れないとも感じる。現在の定説では社会学はオーギュスト・コント(1798~1857…

  • 弁惑観心抄(日應上人)要文⑦第2章32節より

    もとより発迹顕本の本有無作の三身たる本仏宗祖にして、南無妙法蓮華経を所作とし給えばこそ人法体一し、本尊の中央に「南無妙法蓮華経 日蓮」と顕れ給うなり。しかして、この本尊出現の上は、無智の凡夫もただ信の一字にて仏乗を成じ、人法体一になることを得べきなり。 今回の御文は、本地難思・本有常在・事の一念三千の体とは、発迹顕本した御本仏としての日蓮大聖人の所作、即ち大聖人の色心二法であることを明かしています。日寛上人は『文底秘沈抄』で、「当流の意は事を事に顕す。是の故に法体是れ事なり」と御指南されています。日守や創価学会の様に南無妙法蓮華経の法を本尊に顕したという本尊義だと、法=理を本尊=事に顕すことに…

  • 身延日蓮宗異流義・日本侍不退寺【久遠山不退寺】

    『日本侍』というYouTubeを観たことがあるだろうか?名古屋市にある久遠山不退寺と言う単立の宗教団体が運営している動画だが、エンタメとしてなかなか笑える代物である。名古屋不退寺・不退寺弘延一門とも呼ばれるこの教団、その名で分かる通り身延日蓮宗から発生した異流義だ。ニコニコ大百科によると、「この寺院の住職である武藤弘延(むとう こうえん)は出身寺である「久遠山 壽栄寺」に所属していた日蓮宗出身僧侶であり、荒行を昭和から平成初期にかけて計6回(初行~参籠)、日数にして600日経験しているため、修法師(祈祷者)の資格を持っていた。しかし弘延が修行した計600日間、規則の厳しいはずの荒行堂内で平然と…

  • どこで広宣流布をするか分かっていない創価学会員。

    「広宣流布を分かっていない創価学会員」シリーズ第3弾は「どこで広宣流布をするのか分かっていない創価学会員」。創価学会は世界に広宣流布しているという学会員の自慢ネタある。創価は世界中に広がっているそれには引き換え・・と日蓮正宗を腐すのが定番だが、大石寺に御登山すると必ず海外信徒さんがいて日蓮正宗も世界に広がっていることを実感する。創価学会員は、日本での衰退を隠すためにすぐに「世界広布」といっているが、お前達の自慢する世界広布にお前達は1ミリも関わっていないだろう。他人の折伏成果を自分のことのように自慢するのは、個人折伏をほとんどしていない池田大作が「全部私がやりしまた」といっているのと同じ。流石…

  • 信仰とは死と向き合う事。

    我が家の6人の猫のうち一番最初に飼った一番年長のライムが13歳で虹の橋を渡りました。我が家の猫を見送ったのはこれで二人目で奇しくも一人目に亡くなったライムの子供のカルアと同じ5月4日が命日です。大人しくて控え目な男子で、我が家で唯一の純血種なので「ライム王子」と呼んでいました。全く苦しむことが無く最後は妻に抱かれて逝きました。今思い出しても泣けます。親や友人、ペット・・何でもそうですが、普段は死ぬなんて思っていませんからそれらを亡くした時の喪失感は大きいです。人間なら誰しもが、他者もそして自分自身もいつかは死ぬという事を知っています。犬猫などの動物には明確な「死の概念」ありません。「死の概念」…

  • 初めての丑寅勤行。

    先日、U元副部長とO元地区Lと3人で初めて大石寺の丑寅勤行に参加させていただきました。正宗に移籍して丑寅勤行は猊下の勤行で創価などの門外漢に丑寅勤行なんてないことを知り、それ以来ずっといつかは丑寅勤行に参加させていただきたいと思っていましたが、なかなか参加できない自分にモヤモヤしていました。そこで今月こそ丑寅勤行に参加させてうただこうと意を決したところ、U君・O君も参加するということになり三人での参加になりました。二人とも私が正宗へ移籍させた創価時代の後輩なので一緒に丑寅勤行に参加できて嬉しかったです。 ■関連記事▶丑寅勤行について。(創価に丑寅勤行などありません!) - 創価ダメだしブログ …

  • 日蓮大聖人のご生涯に学ぶ④身延入山前期

    佐渡流罪から鎌倉に戻られた大聖人は文永11年4月8日に平左衛門と対面し殿中問答をしました。幕府は以前と打って変わって大聖人に対して懐柔策を弄しますが大聖人はそれを拒否し、3度の諫暁も幕府が用いなかったため、「三度国をいさむるに用ゐずば山林にまじわれ」との賢人の習わしに随い身延入山を決意され、文永11年5月17日に身延に入り、以降は令法久住の為の御準備を始めます。身延での9年間は化導の面からいうと建治三年までの4年間が前期、弘安元年から御遷化までの5年が後期に分類することができます。このことは御本尊の相貌の変化に見て取れます。身延前期の大きな特徴は三大秘法の開示です。身延入山後の最初の御書である…

  • 創価学会員の過去の体験は功徳でなかった。

    『創価学会教学要綱』では過去の創価学会教学は日蓮正宗の教義を尊重していただけで本来の創価学会の教義ではなかったといって、戒壇大御本尊と日蓮大聖人本仏論を放棄しました。つまりソレが本来の創価学会の教義だったと主張しているわけです。戸田城聖会長の創価学会法人化を正宗が認めたのは、①折伏した人は信徒として各寺院に所属させること、②当山(日蓮正宗)の教義を守ること、③三宝(仏・法・僧)を守ることの3箇条を遵守することが大前提で、戸田会長は死ぬまでそれを遵守したから創価学会独自の教義を立てることなど全く考えていませんでした。それは「創価学会の信者なんてあるわけねぇじゃないか、みんな日蓮正宗の信者だよ」と…

  • Q&A 学会活動に関する素朴な疑問【添削版】②(勤行・唱題②)

    Q.方便品の読誦の最後「十如是」はなぜ3回繰り返すの? 十如是を3回読むことを「三転読誦」といいます。これは天台大師の『法華玄義』に書かれていて、「如是相、如是性、如是体⋯⋯」と読むのは【仮諦読み】。「是相如、是性如、是体如⋯⋯」は【空諦読み】。「相如是、性如是、体如是⋯⋯」が【中諦読み】で、3回繰り返すのは空仮中の三諦に読むことで功徳をますからです。仮諦読みだけ3回繰り返すのは仮諦(凡夫)の姿に妙法を顕すからです。ってこの程度の説明はしてあげてくださいよ。創価公式さん。 Q.勤行の時、どこを見て祈ればいいの? 中央の「南無妙法蓮華経日蓮」の文字の特に「妙」の文字あたりを見るのが基本です。これ…

  • 元自活サイトの座長・林信男氏の詭弁。(読者リクエスト)

    本ブログの読者の方から、元自活サイトの座長の林信男氏のSNSでの発言に対する意見をリクエストされたので今回は林信男氏の論説を取り上げてみる。林信男氏といっても知らないと思うが、彼は元々はJIKATSUという反執行部の創価学会員サイトで座長を務めていたのだが、ある日突然180度態度を変えて今では個人サイトで一生懸命に創価学会を擁護している人物である。さて読者から送られてきた林氏のX(エックス)のポストだが長々と書いているが法門法義で破折するレベルの内容ではない。(以下太字は林信夫氏のXより転載)。まず林は冒頭で、『「百六箇抄」「本因妙抄」「身延相承書」「池上相承書」「御本尊七箇相承」「産湯相承書…

  • 池田大作本尊が本命か?最近の創価教学から次期創価本尊を予想する。

    人法一箇の本尊義を棄て釈尊も日蓮大聖人の崇拝の対象から外した現在の創価教学。波風が立つのを承知で無理やり教義を変更する理由は、日蓮正宗教義からの完全離脱で、最終的には創価オリジナル本尊への移行が目的だろう。創価学会がいくら日蓮正宗を否定しようとも現実に日蓮正宗の本尊を拝んでいる限り創価学会の宗教的な独立は果たせないのだから本尊変更は避けて通れない。そのイントロダクションとしての教義変更でこの時期に教義変更をしたことは、2030年の創価学会創立100周年を念頭に置いていることはほぼ間違いないだろう。つまり2030年には創価学会邪教化の総仕上げとして創価オリジナル本尊が登場し邪教創価学会が完全体が…

  • 私の『大石寺ガイド』⑥石之坊(常唱堂・説法石)

    法祥園の東側の出入り口の付近に『石之坊』があり、『常唱堂』と日興上人の『説法石』があるので是非立ち寄って欲しい塔中坊です。『石之坊』と『常唱堂』は元々は別の建物で、『石之坊』は享保9年(1724)に、第26世・日寛上人が『常唱堂』の建立を発願して現在の地に建立され、その後享保12年に第28世・日詳上人の代に遠信坊の北側に『常唱堂』が建立されました。日寛上人は『常唱堂』の建立に際して、「富士の根に常に唱となうる堂建てゝ雲井に絶えぬ法の声かな」との歌を詠まれています。建立当初は「常題目堂」と称され、本堂の横に堂番部屋があって6人の僧侶が常に日夜不断に唱題行をしていたそうです。その後大正14(192…

  • 永野芽郁の創価学会員疑惑と創価学会の不倫事情。

    芸能ニュースにはほとんど興味はないが、俳優の田中圭との不倫疑惑の渦中の女優・永野芽郁に創価学会員疑惑がSNSで浮上している。 #創価学会#永野芽郁 https://t.co/L6CF881oc3 — Lapin (@kumanokopoo) 2025年5月12日 どうやら創価系出版物『潮』の今月号に永野芽郁の特集が掲載されている事により、永野芽郁が創価学会員ではないかの憶測を呼んだようだ。永野芽郁に関しては創価学会員だという話を聞いたことはないし、『潮』にはこれまでも非創価学会員の芸能人や文化人が登場しているので、札幌の花井組社長と違い『永野芽郁創価学会員説』は単なる憶測だろうが、SNS上では…

  • 御講拝読御書研鑽(2025年5月・椎地四郎殿御書)

    法華経の法門を一文一句なりとも人にかたらんは、過去の宿縁ふかしとおぼしめすべし。経に云わく「また正法を聞かず、かくのごとき人は度し難し」云々。この文の意は、正法とは法華経なり、この経をきかざる人は度しがたしという文なり。 法師品には「もしこの善男子・善女人乃至則ち如来の使いなり」と説かせ給いて、僧も俗も、尼も女も、一句をも人にかたらん人は如来の使いと見えたり。 今月の御講拝読御書は『椎地四郎殿御書』の一節です。本抄は「そもそも、法華経の「如渡得船」の船と申すことは、教主・大覚世尊、巧智無辺の番匠として、四味八教の材木を取り集め、正直捨権とけずりなして邪正一如ときり合わせ、醍醐一実のくぎを丁とう…

  • 植物の不思議と仏教【科学・数学】

    今日は「母の日」ですね。母の日には亡き母の好物の鰻を食べに行ったことを思い出します。母の日のは20世紀初頭にアメリカのアンナ・ジャービスという女性が亡き母を追悼するために白いカーネーションを配布したことから始まって、それから母の花はカーネーションとなったそうです。このカーネンションや他にも菜の花やチューリップなどの春から夏に咲く花を長日植物といいます。逆にコスモスとか菊などの夏から秋に咲くのが短日植物です。この違いは光周性から来ています。光周性とは植物などの生物が昼の長さ或いは夜の長さの変化に応じて1年のうちの特定の季節に一定の反応を示す性質のことをいいます。長日植物は、暗期が一定時間以下(夜…

  • 暴行動画拡散の札幌市・「花井組」社長に創価学会員説。

    北海道札幌市の建設会社の『花井組』の社長が従業員に暴行を加える動画がSNSを中心に拡散され、一般メディアも後追いで報道をする事態になっている。創業88年の老舗で社長は3代目、地元では一応優良企業でSDGs認定企業だったそうだが、その実はこうした社長による暴力行為が日常的に行われたいらしい。SNSの反応は概ね同社及び社長を反社会的な存在と認識し、このような企業に対し公共事業を発注していた札幌市や北海道、さらには同社の取引金融機関などに対し疑問を呈している。また同社とパートナー契約を結んでいてたバスケットボールB1・レバンガ北海道は8日付で同契約を解除したと発表した。私は仕事で建設土木業の会社との…

  • ローマ・カトリック教会の基礎知識【一般知識・雑学】

    ローマ・カトリック教会の教皇選挙(コンクラーベ)が昨晩から始まったようです。昨年、創価学会の原田会長が故・フランシスコ教皇と会見をしたことを何故か創価学会は誇らしげ宣伝していましたが、創価学会員はローマカトリック教会の基礎知識は持ち合わせていませんよね。日本ではキリスト教徒は少ないですから知らなくても当然ですが、この機会に一般知識としてのローマ・カトリックの基礎知識を書いてみたいと思います。ローマ・カトリック教会は教皇をトップとしたピラミッド型の組織です。バチカンの教皇庁を中心に世界を約2700の司教区に分け、高位聖職者の「司教」が各教区を監督しています。教区の中でも特に重要な司教区の司教は「…

  • 広布唱題会の話

    日蓮正宗では毎月第1日曜日に、『広布唱題会』という唱題行をしています。これは、日顕上人貌下が発願して平成15年から総本山と全国末寺で一斉に開始されたそうです。『広布唱題会』に際して、日顕上人は「常に広宣本日は広宣流布を御祈念申し上げるとともに、大法興隆のために自らがあらゆる面において精進していくということを御本尊様にお誓い申し上げ、実際に真の仏子としての信心修行に邁進するための唱題行であります。よって、この唱題行において「自分は広宣流布のために現在の立場から何かできるのか」ということをしっかり見定めていくこと、また、それを実際に実践していくことが大切と思います。このことは御信徒のみでなく、当然…

  • 池田大作に「有って」、原田稔に「無い」モノ。

    当ブログでは池田大作を批判しているが勘違いして欲しくないのは私は池田大作に対して恨みつらみの感情は全く持っていないし嫉妬も敵愾心もない。私が池田を批判するのは、日蓮大聖人の仏法を歪曲し権謀術数で富士門流を貶め、会員を騙し大聖人仏法から退転させたという仏法上の大悪人・大謗法者としての池田大作を破折しているだけで、それ以外の池田は私にとってはリアルな存在ではなく、テレビの中のどうでもいいタレントと同じで何か特別な感情を抱くほど池田個人に対して興味が無い。ただ池田の言動などを俯瞰すると尊敬に値するような人間ではないと思っている。そんな池田だが唯一「創価愛」だけは本物だった思う。勿論それは創価=自分と…

  • 弁惑観心抄(日應上人)要文⑥第2章25節より

    問う、人法は元これ勝劣なり。故に『百六箇抄』に、「法は本、人は迹なり」と述べ給う。しかるに、これを体一と言う者は、本迹一致の輩なりと。この難、いかが会通するや。答う、人法において二つあり。云わく、体一と勝劣なり。体一とは絶対妙に約し、勝劣とは相対妙に約するなり。 今回から第2章の要文に入りますが、第2章は「下種人法体一」を論じている章です。最近の創価学会教学では、人法体一(人法一箇)を否定し日蓮大聖人を崇拝の対象ではないと教義変更しましたがその主張は驥尾日守と同じです。当御指南は日守が『百六箇抄』の御文を文証に人法体一を言う者は本迹一致でないか?という問いに対し、日応上人は、人法の会通は相待妙…

  • 『創価学会教学要綱の意味するもの』 レビュー

    【『創価学会教学要綱』の意味するもの: 牧口・戸田・池田三代会長の書物50冊余りとの比較検証 】という書籍を読んだ。創価元副教学部長の須田晴夫本と同様に『創価学会教学要綱』を批判している書籍だ。内容的には須田本の方が少しレベルが高い。著者の中村誠という人物は全く知らないが、反原田執行部のイケダニアンなので、須田同様に何故か書籍の中で正宗をdisっているのだがそれがまた抱腹絶倒な話でこの中村誠という男は創価教学部よりはましなものの相当な愚者である。「日精は造仏家」「日顕は法主絶対論」とか、創価教学を批判しているくせにこういうところは創価ニセ教学にどっぷり漬かっているのだら愚か者としか言いようがな…

  • 創価学会員の為の御書要文講義⑪(聖愚問答抄下)

    世間出世・善き者は乏しく悪き者は多き事眼前なり、然れば何ぞ強ちに少きを・おろかにして多きを詮とするや土沙は多けれども米穀は希なり木皮は充満すれども布絹は些少なり、汝只正理を以て前とすべし別して人の多きを以て本とすることなかれ 5月の創価座談会御書の『単衣抄』の御文は過去に講義済みなので過去記事をリンクします。というわけで今月は久々に創価学会員の為の御書要文講義で、今回は『聖愚問答抄下』の御文です。創価学会員が日蓮正宗を貶す場合で、宗門の信徒数が少ないことを挙げて「弱小宗門」等と呼ぶようなパターンがあります。これは人数が多い方が正しいという「多数論証」という詭弁術ですが、そうした創価の詭弁を日蓮…

  • 日蓮大聖人のご生涯に学ぶ③龍ノ口の法難~佐渡流罪

    『立正安国論』の奏呈から9年後の文永五年正月、大聖人の予言された他国侵逼の難が蒙古の来牒によりいよいよ現実として現れてきました。大聖人は、『安国論御勘由来』など幕府への諌言をしますが何の返答もないことから10月11日に、北条時宗・宿屋左衛門光則(宿屋入道)・平左衛門尉頼綱・北条弥源太・建長寺道隆・極楽寺良観・大仏殿別当・寿福寺・浄光明寺・多宝寺・長楽寺に対して、有名な通称『十一通御書』を認めますが幕府はこれも黙殺します。更に3年後、大聖人は極楽寺良寛との祈雨対決に勝利します。良寛は敗北したら大聖人の弟子なるという約束を破り、逆に大聖人に対し憎悪の炎を燃やしデマを用いた裏工作を謀り、ついに大聖人…

  • 創価学会で受けたカルチャーショック

    今から30年以上前に私は創価学会に会合に出てそれから男子部活動家として聖教新聞に3度も紹介されるような大活躍をするのですが(笑)、そんな私も初めて出席した創価学会の各種会合では様々なカルチャーショックを受けたものです。一番最初に参加した男子部の部活には8人程のメンバーがいて、部長は家庭訪問に来ていたので知っていましたがその他のメンバーを見た時に、「これは俺が来るような所じゃない」って本能的に思いました。何せ部長も含めて今までの自分の人生において絶対に友達にならないタイプばかり(笑)。真面目で陰キャで(以前、折伏して日蓮正宗に移籍したN元副本だけ陽キャでした)、コミュ障ぽい。もちろん世間にそうい…

  • Q&A 学会活動に関する素朴な疑問【添削版】①(勤行・唱題①)

    創価学会の公式サイトに学会活動に関する素朴な疑問に答えるコンテンツがありますが、日蓮大聖人の仏法から逸脱した回答もあります。創価学会という新興宗教を信仰する人はこのままでも十分ですが、日蓮大聖人の仏法を信仰したいと思っている初心の創価学会員が日蓮大聖人の仏法と創価信仰を混同しないように添削をしたいと思います。尚、本分の太字部分は創価学会公式サイトからの引用になります。 Q.なぜ「南無妙法蓮華経」と唱えるの? 「南無妙法蓮華経」とは、端的に言えば、日蓮大聖人が覚知された、万人の苦悩を根本から解決する法です。この南無妙法蓮華経は、宇宙と生命を貫く「根源の法」です。 日蓮大聖人は「南無妙法蓮華経」を…

  • 私の『大石寺ガイド』⑤法祥園(蓮蔵坊・多宝蔵)

    今回ご紹介するのは、鬼門と二天門の間に位置する『法祥園』です。この『法祥園』は平成二年、大石寺開創700年の記念事業として、東塔中の蓮葉庵の南側に作られた広さ1600坪余りの美しい庭園です。中央に『明鏡池』があって天気のいい日には富士山が見えるという大石寺の「富士山映え」撮影スポットのひとつです。庭園内には、『蓮蔵坊』と『多宝蔵』があります。 『蓮蔵坊』は正応三年(1290)に、第三祖・日目上人によって創建され、宝永二年(1705)第24世・日永上人が再興して学頭寮としました。現在の建物は昭和56年に日蓮大聖人七百御忌を機に第67世・日顕上人により、新築再建されました。この『蓮蔵坊』と周辺が、…

  • 功徳の現証は正法を証明しない。と言う当たり前の話。

    創価学会員のブログは、自分の体験談をダラダラ書いている記事が多い。私には自分の体験談をいかにも自慢気に世間に公表する意味が全く分からない。聞いてもいないのに自分から体験談を言ってくるヤツはろくなもんじゃないというのが世間の相場である。そんな糞つまらない体験談(本当にすごい体験なら聖教新聞で紹介される)をネットで発表している創価員は「法華講には体験が無い」と決めつけてくる莫迦が多い。多くの法華講員は昔の武勇伝を得意げに語ってくるヤカラや老害などと違ってネットで自分語りするほど厚顔無恥ではないし、個人の功徳体験は信心の正邪を決めるエビデンスにならないということを分かっているだけである。「正しい信心…

  • 江戸時代・三大俳人【芸術・文学】

    テレビの影響で俳句が密かにブームになっているようです。私は俳句や短歌を詠むのは「才能ナシ」ですがたまに俳句・短歌をつくります。といってもノートやPCに保存しているわけではないので作って終わりです(笑)。ただ詩歌を読むのは好きです。『万葉集』『古今和歌集』などたまに読んでいます。俳句と言えば松尾芭蕉・与謝蕪村・小林一茶の江戸三大俳人が有名ですよね。一応は三大俳人として並び称されていますが、やはり芭蕉が頂点ですね。有名な「古池や蛙飛びこむ水の音」の句は画期的です。蛙が鳴かない。飛んでいるのに滑稽じゃない。それまでの常識を覆した凄い一句です。そして芭蕉といえば晩年に完成した「かるみ(軽み)」の作風が…

  • 永遠の部外者、浅井城衛と顕正会員

    住宅や車などを購入する時や結婚式や葬式の時に、親や兄弟、親戚が口出ししてくることが多々あるが、私の長年の経験では金を援助しない親兄弟ほど口出ししてくる。世の中は「口は出すけど金は出さない」人々が大勢いる。例えば住宅購入の時など、金を出す親はほとんど口は出さないが、金を出さない親ほどアレコレといちゃもん付けてくるという不動産アルアルがある。さてここ最近は顕正会会長の浅井城衛が大石寺に対して、「免震構造の新御法蔵を造って戒壇大御本尊を御遷座しろ」などという発言を繰り返し、しかもその費用は全額顕正会が拠出してもいいなどと嘯いている。もっともこの主張は城衛のオリジナルではなく、父・昭衛がずっと言ってい…

  • 創価学会から勧誘されている人へ。入会前の重要事項説明(読者からの質問)

    当ブログの読者の方から創価学会に入会したらどうなりますか?との質問をメールでいただきました。入会を考えている人は創価学会の人達は明るく優しくて楽しくて暖かいと感じていると思います。ところで友人の創価学会員から創価学会についてどのような話を聞いていますか?いろいろと有るでしょうが入会前に聞いていた話と実際の創価学会が違う事にガッカリしないように入会決意を胸に秘めている皆様方に、「創価入会に当たっての重要事項」を説明しますので、よく読んでから入会するかどうか決めてください。(1)創価学会はそれなりにお金がかかります。「創価学会はお金がかからない宗教」と聞いた方は創価学会員になるとお金がかかるという…

  • 妙観講について(サカイさんのリクエストにお応えして)

    当ブログの読者のサカイさんから妙観講について少し詳しく教えて欲しいとのリクエストがあったので記事にしてみます。私は妙観講ではありませんが、創価元広宣部ですから妙観講とは昔から絡んでました。広宣部・妙観講・顕正会は三つ巴の戦いをしてましたからね。当時のイメージとしては顕正会は教学レベルは低く勢いだけで法論という感じではなく喧嘩(笑)。妙観講の方はちゃんとした法論という感じです。そんなわけで広宣部に所属していた関係で当時から妙観講については勉強し、妙観光の機関誌「慧妙」と「顕正新聞」は必読書でした(笑)。妙観講は元創価学会員の大草一男講頭が結成した講で元々は法道院の所属でしたが、昭和52年12月2…

  • 宰相阿闍梨日郷師

    当ブログ読者のアメリさんから日郷師の話題があったので、今回は郷師について書いてみます。郷師は越後国(新潟県)の出身で、富士に登った当初は伊賀阿闍梨日世に弟子入りし、その後日目上人の直弟子になりました。『家中抄』に新六一人として【日豪】と書かれているのが郷師ではないかと言う説もありますが定かではありません。日目上人は郷師のことを、「イガ(伊賀)の中から拾った落ち繰り(栗)」と親しみを込めて書いた史書が残っていて、郷師を可愛がっていたことが分かります。郷師は日尊師と共に日目上人最後の天奏に同行しその途上で御遷化した日目上人の御遺骨を持って大石寺に帰山しました。日目上人の御遷化から2年後の建武二年(…

  • 弁惑観心抄(日應上人)要文⑤第1章19節より

    説く汝、日守、いまだ祖判を伺うの秘曲を知らず、語を換えてこれを言えば、一往・再往、付文・元意、文上・文底、教相・観心等の大格を知らざる闇者なり。すなわち法相・法理に闇昧なり。いわんや、当家秘伝の種脱の相対、十重顕観、四重の興廃、三重の口決、宗旨の三箇、宗教の五箇等、大事の相伝を知るべきの理なし。ああ、不相伝邪曲の至りと言うべし。 第1章19節は、日守が『本尊問答抄』の一文を挙げて大石寺教学を非難している事に対し、日応上人が反論し日守の我見を破折している内容です。日守の御書(祖判)の読みと解釈が間違っているのは、一往・再往、付文・元意、文上・文底、教相・観心という立て分知らないからで、御書はこう…

  • 御講拝読御書研鑽(2025年4月・上野殿御屁返事(竜門御書))

    願くは我が弟子等大願ををこせ、去年去去年のやくびやうに死にし人人のかずにも入らず、又当時蒙古のせめにまぬかるべしともみへず、とにかくに死は一定なり、其の時のなげきはたうじのごとし、をなじくはかりにも法華経のゆへに命をすてよ、つゆを大海にあつらへちりを大地にうづむとをもへ 今月の御講拝読御書は『竜門御書』の一節です。御真筆が総本山・大石寺に現存していて、奇しくも先日の御虫払法会に参詣した折に目の前で御真筆を拝見してきてばかりの御書です。さて今回の御文は以前に「創価教学じゃない御書講義」で取り上げたので下にその記事をリンクしておきますが、前回の講義は創価学会員向けだったので今回は法華講員向けに研鑽…

  • 石橋貴明の過去の言動を非難する意味がわからない。

    中居正広の一件から端を発したフジテレビのセクハラ・パワハラ問題で、今度はとんねるずの石橋貴明の過去のセクハラ・パワハラが取り上げられ話題になっている。石橋が癌を理由に活動停止を公表した直後の文春砲だったので尚更色々な憶測を呼んでいるようだ。石橋には元々好感を持っていないが、彼の過去の番組内外での言動を非難する意味は全く分からない。確かにいまの時代に過去のとんねるずやダウンタウンの番組を視ても面白いどころか引いてしまうが、その当時は松嶋菜々子や篠原涼子がイジられているのを私を含め多くの視聴者が爆笑してて当時は何の問題も無かったわけだ。そもそもドリフのコントの時代から、TVのお笑いにはエロとバイオ…

  • 求道心の欠片もない池田創価学会員。

    先日、創価洗脳員達には読解力が無い(頭が悪い)という記事を書いたが、頭が悪い人の特徴は、まず「語彙力不足」そして「知識不足」が挙げられる。また中には、読解力が無い=精神が幼稚(感情論中心)という指摘する人もいる。対話ができない創価洗脳員にそっくり当てはまる。語彙力や知識は勉強すれば身に付くはずだが、それらが絶対的に不足しているのは創価洗脳員が勉強をしないからである。創価破門のきっかけ作った平成2年11月16日のスピーチの中の、「(猊下の御説法に対して)全然、また難しい教義、聞いたって解んないんだ。誰も解らないんだ。ドイツ語聞いているみたいにね。それで『俺偉いいんだ、お前ども、信徒ども、信者、信…

  • 御霊宝虫払大法会に参詣することができました。

    4月7日、宗祖御大会と共に総本山大石寺の二大法要と言われる『御霊宝虫払大法会』に参詣することができました。御虫払法要に参詣することは正宗移籍してからの念願でした。御虫払法要は毎年4月6・7日の二日間で奉修されますが、二日目の午前9時に大客殿に入りました。最初に、【御生骨】と【雨の祈りの三具足】が正面の御前机の中央に安置され、そして大聖人を筆頭に御歴代上人の御真筆の御本尊が内陣・外陣の特設柱に奉掲されます。まず内陣中央に【師資伝授】の御本尊、それから内陣に大聖人の御真筆の御本尊が奉掲され、内陣の最後に大聖人と日興上人の御影。それから外陣に移って日興上人から第九世・日有上人までの御真筆の御本尊。そ…

  • 効果なく無意味な千日回峰行【天台宗】

    身延日蓮宗には「荒行」という修行があるが、天台宗にも日蓮宗の「荒行」に似たような『千日回峰行』という修行がある。詳しくは知らないが、かなり厳しい修行ようだ。 ■千日回峰行▶千日回峰行 (比叡山) - Wikipedia その厳しい千日回峰行を満行した「北嶺大行満大阿闍梨」は現在では6名しかいないそうだが、そのうちの一人の大僧正が昨年「性暴力」の加害者の一人として被害者の僧尼から告発されたが、先日天台宗の審理局が直接的に暴力を犯した住職に対して「罷免」の審理結果を出した一方で、加害の手助けをした大僧正には「懲戒規定に抵触しない」つまり「無罪」という判断を下した。 「天台宗の寺で性暴力被害」 尼僧…

  • 創価仏事の非常識⑤【遺骨編】

    最後の創価仏事の非常識は、【遺骨・納骨】の話だ。青年僧侶改革同盟(以下チンピラ坊主と呼ぶ)の書籍によると、庶民が遺骨を供養する風習は近世からで、納骨・墓参は成仏と無関係で、追善回向の為に遺骨は大事ではない。遺骨を大切に思うのは仏法ではなく人情であるとのことで珍しく正しいこと言っている。しかし遺骨は成仏に無関係といいながら日蓮正宗の遺骨管理が杜撰だとインネンを付けている。チンピラ坊主の理論なら遺骨管理は成仏に関係ないはずだなのだが仏教ではなく人情論をかざす。人情論で語るなら、葬儀に僧侶を呼ばず戒名や塔婆も不要とする創価仏事は人情として間違っているではないか。しかしチンピラ坊主共は正宗にインネンを…

  • 日蓮大聖人のご生涯に学ぶ②立正安国論~小松原の法難

    文応元年(1260)7月16日、日蓮大聖人が宿屋入道を仲介として、「立正安国論」を北条時頼に提出し第1回の国主諫暁から42日目の8月27日、松葉ヶ谷の草庵で日蓮大聖人が念仏者たちに夜襲された松葉ケ谷の法難が勃発します。この時は弟子たちの護りによって難を逃れ下総国中山の富木常忍の許に身を寄せられます。この時に、大田乗明・曽谷教信が帰伏しています。翌年鎌倉に戻った大聖人を幕府は捕らえ(弘長元年(1261年)5月12日)、伊豆に流罪します。伊豆では、船守弥三郎が大聖人を護り、病気平癒祈願をきっかけに地頭・伊東八郎左衛門が帰伏し、海中より引き上げられた一体の釈迦立像物を御供養しました。この仏像が大聖人…

  • 押しつけがましい創価の師弟論。

    創価幹部・活動家は二言目には「師弟、師弟」と実にウザい。退会者に対しては当然のことながら、会員に対しても「師弟が分からないと仏法は分からない」とか、それこそ何を言っているのか分からないような指導をする。それもこれも池田大作が会員に「師弟論」というインチキ仏法を教えてきたからである。今思えば私には池田の言う「師弟論」は全く心に響かなった。それでも一応は男子部幹部としてこれではイカンと何とか師弟というものを理解しようとしていたが、ある時の本幹で池田の「私から君達に弟子になってくれと頼んだことはない。君達が勝手に弟子入りしてきたのだ」というようなスピーチを聞いて、心の中で秘かに「ああ、そういうことな…

  • 読解力に劣る創価洗脳員に「話せば分かる」は通じない。

    突然ですが、「私はバカが嫌いである」。こう書くと創価洗脳員達は、「日蓮正宗信徒は人を見下している」というような反応をするかと思うが、それは単なるトーンポリシングで、ちゃんと読めば少しもそんな批判を受けるような文章ではない。私はこの文で「バカ」の定義がひとつも書いていないし、自分を利口だとも言っていない。そして何よりも「バカが嫌い」と言っているだけで「バカは悪い」とは書いていない。好き嫌いは私の個人的な感情であって見下しているわけではない。例えば「私は創価学会員が嫌いです」と書いても全く見下したことにならない。逆に創価学会員から「日蓮正宗が嫌いだ」と言われても、そんな個人の感想に対して腹を立てる…

  • 創価教学じゃない御書講義(2025年4月座談会御書・兄弟抄)

    各々随分に法華経を信ぜられつるゆえに、過去の重罪をせめいだし給いて候。たとえば、鉄をよくよくきたえばきずのあらわるるがごとし。石はやけばはいとなる。金はやけば真金となる。 今月の創価座談御書は『兄弟抄』の一節で、池田大作がよく引用して会員達を煽っていた御文のひとつだ。こういう御文の講義は池田の指導を引き合いに出せばいいので簡単だろう。「正しい実践があるからこそ、難が起こるのです。重要なのは、『賢者はよろこび愚者は退く』と仰せの如く、難や障魔が現れた時に、勇んで『挑む』のか、それとも怯んで『逃げる』のか。いざという時の信心の姿勢です」とかね。もっともそれじゃ御書講義じゃなくて池田指導講義になるが…

  • 泉房穂が参院選挙出馬。兵庫公明議席に黄信号か。

    兵庫県明石市の前市長・泉房穂氏が今夏の参議院選挙に兵庫県から出馬することを決めたが、「魅力的な政党がない」との発言(失言)に、国民民主が反発し泉氏の支援を撤回し独自候補を立てることになりそうだ。泉氏も少し天狗になっていたかもしれないが、私のような無党派からすれば『魅力的な政党がない』というのは間違っていないと思う。多くの無党派は魅力的な政党に投票しているわけではなく、「より悪くない」政党に投票している。だからこそ無党派なのである。既存政党や長く議員をやってる政治家に魅力は感じない。何故なら日本がどんどん魅力を失っていてその政治的原因は既存政党や既存議員でそのような政党・議員は伸びしろもなく期待…

  • 四書五経(中国古典)【哲学・思想】

    四書五経とは儒教(朱子学)の根本経典の中国古典です。「四書」とは、『論語』『大学』『中庸』『孟子』で、「五経」は、『易経』『詩経』『書経』『礼記』『春秋』です。これに『楽経』を加えて四書六経と呼ばれることもあり、現代でも多くの書籍が発刊されて読むことできます。基本的に「五経」は「四書」よりも高位とされていて、「四書」は「五経」を学ぶ前段階の学問です。また『大学』と『中庸』は、もともと『礼記』に書かれている一遍を独立させた読物です。五経の話はまたの機会に譲りますが、「四書」の大まかな内容は次の通りです。最初に『大学』ですが、私が子供頃は多くの小学校の校庭に二宮尊徳(金治郎)の銅像がありました。そ…

  • 荒唐無稽な体験談を自慢する創価学会員

    創価学会員は日蓮正宗の唯授一人血脈相承を荒唐無稽と言って批判する。富士日興門流である日蓮正宗から破門され、日蓮大聖人御本仏論も戒壇大御本尊も捨てた異流儀邪教・創価信徒に何と言われようが我々法華講員は何の痛痒も感じずただ憐れに思うだけだが、こうした創価員の批判を聞くたびに、彼等が宗教に無知であるとつくずく感じる。旧約聖書の創世記や古事記に書かれている神話や仏典に書かれている仏陀の伝説、様々な如来や菩薩も、それらを信じていない人にとっては全ての宗教は荒唐無稽なのが当たり前の話である。いつもいうが、歴史的・科学的事実と宗教的事実は違うのである。宗教的事実を荒唐無稽と批判する人間は信仰者としての資格は…

  • 旧統一教会に解散命令(東京地裁)

    東京地裁で旧統一教会に対する解散命令の判決が出ました。宗教法人が民法上の不法行為を理由として裁判所に解散を命じられたのは初めてのことで予想通りとはいえ画期的な判決です。教団側は抗告するでしょうがこのまま一審判決が支持されれば旧統一教会は宗教法人格が失われ解散することになります。約60年に亘って高額献金や霊感商法で多くの被害者を出し続けてきた韓国発のカルト教団に遂に鉄槌がくだされその終焉が目前となりました。結果的には山上徹也容疑者が社会を動かしたことになりましたが、この判決は日本社会全体が勝ち取った結果です。このカルト教団に苦しめられた多くの人々も、その苦しみは決して「なかったこと」にはできない…

  • 『わびさび』・日本人の心

    日本人の美意識のひとつに『わびさび』という心がありますが、皆さんは『わびさび』と聞いて何を思い浮かべますか?利休の「茶の湯」・芭蕉の「俳句」・雪舟の「水墨画」など様々でしょうが、『わびさび』って何かと訊かれても具体的に説明できませんが、私が考える『わびさび』は月に譬えると、「満月」は風流、「新月」は幽玄、そして「三日月・弦月」が『わびさび』です。また『わび』は相対的で『さび』は絶対的というイメージを持っています。『わびさび』を一文字で表すならば、【不】です。「不足」「不備」「不自由」などなど。そうした「不完全」な状態に物事の無常を感じる一方で、その無常の中に「不朽」「不滅」の美しさを見てること…

  • 撲滅唱題会の存在を認めてしまった創価BBA動画拡散中!

    youtu.be 千葉県の知事選挙でつばさの党の杉田勇人氏の街頭演説を見に来ていた創価女性部の二人が、創価学会が行っている(行っていた)、日顕上人や日蓮正宗、創価批判者に対する『撲滅唱題会』の存在をあっさり認めてしまった動画がSNSで拡散されている。日顕上人に、創価を退会し池田創価に批判的な言動をしていた人達(山崎正友・原島嵩・竹入義勝氏など)に対して、創価学会が組織として「撲滅唱題」を行ってきたことは当時の創価活動をしてきた人ならば誰もが知っていることなのだが、当時のことを知らない創価員は、『撲滅唱題会』をアンチ創価のウソ・デマと思っている者もいる。以前、『撲滅唱題会』の記事を書いたときに数…

  • 弁惑観心抄(日應上人)要文④第1章16節より

    また汝、知らずや、本化上行菩薩におても内証・外用に約して二身ることを。そもそも外用に約すとは、既に述べたるが如く、文上本眷属の上行なり、(中略)次に、内証に約する上行とは、久遠元初名字の釈尊己心所具の上行菩薩なり。 1章16節は、日守の大聖人は上行菩薩の再誕(垂迹)であって本仏ではないという主張に対し日応上人が破折を加えています。いまの創価教義は日守と同じ邪義ですね。昔は日蓮正宗の教義をパクっていましたが、最近では身延日蓮宗の教義をパクっていて本当に創価の借りパク教義は無残です。さて日応上人は上行菩薩にも内証と外用があると言われています。外用とは法華文上に説かれる久遠実成の釈尊の本眷属の上行で…

  • 何を広宣流布するか分かっていない創価学会員。

    以前、創価学会員は何故広宣流布をするのか分かっていないという記事を書いたが、創価学会員は「何を」広宣流布するのかも分かっていない。知らない創価員も多いだろうが、池田大作は三代会長の就任挨拶で、「若輩ではございますが、本日より、戸田門下生を代表して、化儀の広宣流布を目指し、一歩前進への指揮を執らせていただきます!」(昭和35年5月3日)と言っている。厳密にいうと「化義の広宣流布」という言葉はないが池田の言っていることは概ね正しい。法体の折伏は日蓮大聖人によって本門戒壇大御本尊が建立され完結されているのだから、それ以降は全て「化義の折伏」である。いまさら説明する事でもないだろうが化法を具体化した行…

  • 和食の魅力・懐石料理【文化・芸能】

    お正月にお節料理の記事を書きましたが、私は若い頃から日本食(和食)党なのです。彼女とのデートも夜景が見えるレストランでフレンチなどというお洒落なプランは頭の中になくて、日本庭園を観ながら和食をいただくという渋めのデートプランばかりでした。そもそもが夜景の見える寿司屋や天ぷら屋なんて見あたりません(笑)。誰が決めたかのか世界三大料理はフランス料理・中華料理・トルコ料理ですが、日本料理(和食)が世界の三大料理に選ばれていないのは、大谷翔平が侍ジャパンに選ばれないくらい不服だったので、2013年に和食がユネスコの人類の無形文化遺産に登録された時には溜飲を下げる思いでしたね。和食のコース料理言えば「か…

  • 創価仏事の非常識④【引導編】

    今回の創価仏事の非常識は【引導】について。青年僧侶改革同盟(以下ニセ坊主と呼ぶ)連中が、引導や導師本尊を否定する理由は、創価の友人葬を正当化するのが目的で、別に仏教の本義を説法しているわけではない。何度も書くが彼らは所化小僧の段階で日蓮正宗から脱落し、その後に僧侶としての修行もなく、且つ素人と大差ない程度の仏教知識しか学んでいないニセ坊主。そんなニセ坊主がまともな仏事を偉そうに語ること自体がギャグなのである。そんなニセ坊主は書籍で、葬儀で引導文を読むのは中国の禅宗が始めた事だから大聖人の仏法とは関係のない化義だと言っている。そしてその後に日有上人の『化義抄』や日亨上人の御指南を引用している。し…

  • 私の『大石寺ガイド』④鬼門と二天門

    三門をくぐり塔中の参道進んでいくと、左手に客殿や大坊へ繋つながる通路があり、そこに朱塗の門があります。古風な唐破風造りで表側の上部に鬼の面が配されていることから『鬼門(おにもん)』と呼よばれています。前回、ご紹介した『裏門』が大坊の裏側の門で、この『鬼門』は大坊の『表門』になります。また朝日の昇る東の方角を向ているので『朝日門」とも呼ばれます。『鬼門』は、享保2年(1717)、総本山第25世日宥上人により建立され、昭和33年(1958)、総本山第65世日淳上人によって屋根が桧皮葺から銅葺に改修されました。 鬼門 『鬼門』を通り過ぎて、さらに奥(北)進んで、石段を上ると、御影堂の手前に二天門があ…

  • 信仰の歓喜とカルト宗教の熱狂。

    創価学会員は創価には【歓喜】があるとアピる人が多い。そして法華講には歓喜がないとディスるのが定番だ。確かに創価学会員は、みんなで集まって馬鹿笑いしたりしてワチャワチャしていて、それはそれで楽しいのかも知れない。でも見方を変えればトランス状態になっているだけで、歓喜でなく興奮しているだけとも言える。実際に初め座談会に参加した時に創価学会員から感じたのは、、狂喜‥いや狂気に近いものだった。そのような感情は仏教における歓喜とは全く別物だ。【歓喜】とは仏教用語で【かんぎ】と読む。『法華経』の譬喩品にも「歓喜踊躍」の言葉がある。そして仏教の歓喜とは、仏の教えを聞き、信じて疑わない心が定まった時に湧き上が…

  • 新手の修行?弘法大師も泣いている。【真言宗】

    youtu.be 先日、YouTubeを見ていたら怪しげな僧侶の集団の動画が・・・「何だろう?」と思い動画を観てみると、高野山恵光院・真言宗の僧侶達だった。森永製菓とのコラボ動画で、受験生に贈る、【合格祈願ダンス】だそうだ。修行の場である寺院の本堂の本尊の前で「印」を結びながらダンスしている高野山の僧侶達。あまりにも奇想天外で思わず失笑するとともにイチ仏教徒として情けないと思った。ダンスに受験合格の霊験が有る根拠が、真言宗の根本経典である『大日経』や『金剛頂経』に書かれているのだろうか?それとも弘法大師が言っているのか?そもそも、僧侶なんだからダンス以外に【合格祈願】する方法はいくらでもあるだ…

  • 御講拝読御書研鑽(2025年3月・松野殿御返事(十四誹謗の事)

    御文に云わく「この経を持ち申して後、退転なく十如是・自我偈を読み奉り、題目を唱え申し候なり。ただし、聖人の唱えさせ給う題目の功徳と、我らが唱え申す題目の功徳と、いか程の多少候べきや」と云々。さらに勝劣あるべからず候。その故は、愚者の持ちたる金も智者の持ちたる金も、愚者の然せる火も智者の然せる火も、その差別なきなり。ただし、この経の心に背いて唱えば、その差別有るべきなり。 今月の御講拝読御書は『松野殿御返事』の一節でした。松野殿は南条時光殿の母方の祖父です。当抄は十四誹謗が書かれている有名な御書で何度も読まれている人も多いと思います。本文では、聖人(日蓮大聖人)が唱える題目と自分たちが唱える題目…

  • 創価公式サイトから消えた教学用語

    教学用語検索|創価学会公式サイト-SOKAnet 創価学会の公式サイトに『教学用語検索』のコンテンツがあるが、この教学用語検索から、いつの間にかこっそりと【消された】教学用語がある。私が確認したころ、【人本尊】【法本尊】【人法一箇】【大御本尊】【血脈相承】というワードは創価公式サイトの『教学用語検索』では何もヒットしない。先の『創価教学要綱』から削除されたワードが公式検索サイトに残っていたら矛盾するから削除したものと思われる。今後は、池田大作の過去の指導・スピーチ・人間革命などからも、これらのワードは削除されていく事だろう。偉人と呼ばれるような人間の書いたものや言ったことは普通はなるべく正確に…

  • 東京大空襲。【歴史・地理】

    『あの日のオルガン』という映画を観みたことがありますか?疎開保育園の保育士と子供達の物語で、東京の保母さんと子供達が埼玉県に疎開して東京大空襲を逃れた実話を基にした映画です。3月10日はその『東京大空襲の日』です。 ■あの日のオルガン - Wikipedia 広島・長崎の原爆や神風特攻隊など戦争悲話は多くの人が口にしますが、それらに比べると東京大空襲の話は話題になることは少ないような気がします。ナチスはアウシュヴィッツで一日1000人を殺害したといわれていますが東京大空襲はたったの一晩で10万人の非戦闘員の一般庶民が米国の無差別攻撃によって殺害されたのです。米国のB29による本格的な東京への空…

  • 創価学会を退会したら「恩知らず」なのか?

    創価学会員は退会者に向かっていうセリフに、「極悪」「仏敵」「反逆者」などがある。彼らがそのような言葉を退会者に投げつけるのは、池田大作と創価首脳陣の影響だ。破門当時の聖教新聞紙上に掲載された日顕上人や宗門僧侶、山崎正友などの退会者、そして反創価のジャーナリストなどに浴びせられた罵詈雑言の数々を覚えている人達もいるだろう。また当時、自分が新聞啓蒙した外部の友人・知人からあまりに酷い内容でクレームを受けた人も多いと思う。 ■関連記事▶『旭日の創価学会70年』創価学会という宗教がよくわかる1冊。 - 創価ダメだしブログ そんな、創価罵詈雑言集の中に「恩知らず」という言葉がある。(恩知らずの後に畜生と…

  • いまさら聞けない基礎教学⑤【法華七譬・後半】

    前回の続きです。⑤【髻中明珠の譬え】ある貧乏な男が金持ちの親友の家で酒に酔い眠ってしまいました。親友は遠方の急に外出することになり眠っている男を起こそうとしましたが気持ちよさそうに寝ていて起きませんでした。そこで彼の衣服の裏に高価で貴重な宝珠を縫い込んで出かけます。男が起きると友人がいなかったので、また元の貧乏な生活に戻り他国を流浪し少しの収入で満足し暮らしていました。時が過ぎて親友と再会すると親友から宝珠のことを聞かされ、はじめて自分が高価な玉を持っていたことに気づき男はようやく宝珠を得ることができました。※金持ちである親友は仏、貧乏な男は声聞、二乗の教えで満足している声聞が再び仏に見え宝珠…

  • 創価仏事の非常識③【戒名編】

    今回の創価仏事の非常識は「戒名」についてだが、一人前の僧侶になる前に日蓮正宗から脱落した青年僧侶改革同盟破折(以下コスプレ坊主と呼ぶ)は、「戒名とは、もともとは僧侶が出家得度するときに戒律を守ることを誓う意味で、師匠から授かる“修行名”をいいます」と素人同様の説明をしているが、「戒名」の起源を無知なコスプレ坊主の大好きな釈迦の仏教の本義から教えてやろう。釈迦の初転法輪の話として次のような話がある。悟りを開いた釈尊が元の修行仲間に法を説くために鹿野苑に向かっていた時に、釈尊に気付いた5人の元修行仲間は苦行を捨てた釈尊を軽蔑していて歓迎をしないように話し合っていた。しかし釈尊の姿を見て畏敬の念を抱…

  • 人間の記憶は書き換えられる【心理学・社会学】

    年配の創価学会員からよく聞く破門前のお寺の様子は、お寺の住職やその家族が「威張っていた」「贅沢していた」「意地悪だった」というお寺の悪口で、私も創価時代には地元の正宗寺院の悪口をたくさん聞かされました。でもいざ自分がその地元の正宗寺院の信徒になってみると、それまで聞かされていたような事は全くなくて、ご住職も奥様も普通の方でした。だからと言ってお寺の悪口を言っていた創価学会員がウソを言ったとも思えない。恐らくその創価学会員の記憶ではお寺の御住職達は「威張っていて贅沢で意地悪」なのでしょう。でもその記憶が本当に真実なのかは疑わしいのです。というのも人間の記憶は書き換えられてしまうからで、それは過去…

  • 創価教学じゃない御書講義(2025年3月座談会御書・上野尼御前御返事)

    法華経と申すは、手に取ればその手やがて仏に成り、口に唱うればその口即ち仏なり。譬えば、天月の東の山の端に出ずれば、その時即ち水に影の浮かぶがごとく、音とひびきとの同時なるがごとし。故に、経に云わく「もし法を聞くことあらば、一りとして成仏せざることなけん」云々。文の心は、この経を持つ人は、百人は百人ながら、千人は千人ながら、一人もかけず仏に成ると申す文なり。 今月の座談会御書は『上野尼御前御返事』です。この御文は法華経は歴劫修行が必要な爾前権教と違い即身成仏ができるのであるとのご教示です。末法現世においては釈迦の法華経はすでに功力を失っているのだから、大聖人の言う法華経とは何かということが今回の…

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