メインカテゴリーを選択しなおす
『参謀殿は前線の負け戦の悲惨さを味わった事がありますか? それも虎が鼠を嬲り殺しにするような…。成瀬部隊が玉砕して戦況が我が方に有利に展開したでしょうか?ズンゲンで死んだ者は全部犬死したのです。敵軍には最善を尽くした後、俘虜となることは許されていますが、我が軍には”生きて虜囚の辱めを受けず”という掟があります。その面子の為に皆死んで行くんですね。私はこのような戦争をしている国に生まれた事を呪います』恒例8月15日。今年選んだのは、「最後の突撃」(1957年/阿部豊監督)ニューブリテン島の東側。日本軍の実効支配地域ラバウル。軍港、航空基地として10万人の将兵が駐留、南太平洋一帯の島々を管轄する司…
国際的評価の高い戦記漫画『総員玉砕せよ!』で戦争を知ろう! #水木しげる
この記事は、水木しげるの『総員玉砕せよ!』を紹介しています。この作品は、戦争体験を基にした水木しげるの集大成です。軍隊生活の不条理と過酷さがユーモアを交えてリアルに描かれている。戦争の恐ろしさと無意味さを描いた傑作戦記漫画で、国際的にも評価された作品です。ぜひ一度読んでみてください。