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しばらく間が空いてしまいましたが、バストスタンドⅡの製作の続きです。前回は石塑粘土の塊を削ってボディーの形を整えていました。オビツ27-01ヘッドを載せてバランスを確認すると、まだまだボディがムッチリし過ぎです。 <指が痺れて・・・これは病気か?> 大幅に削らねばならないのですが、実はトラブルに見舞われています。 前回のボディー切削で夢中になってしまい、3時間ほど休みなしで彫刻刀でガリガリと切削作業を行いました。ひと段落ついて彫刻刀から手を離すと、人差し指の感覚が無くなっている事に気づきました。 しばらく休憩すれば治るだろうと安易に考えていましたが、1週間経っても痺れたような感覚の
Wonder doll in Japan 2025を拝見してきました
前回記事で有楽町で開催された「クラフトドール創作人形展」の見学記事を掲載しましたが、同日、近隣(京橋)の「スパンアートギャラリー」で開催されている「WonderDoll in Japan2025」の展示も拝見してきたので、今回はそちらの見学記録を掲載します。 ビルの入口に看板がありました。スパン・アートギャラリー入口 「ギャラリー」とか「画廊」なる所に立ち入るのは初めてなので、緊張します。そもそも私なんぞが入っていいのか? 受付で優しそうなお姉さんが明るく迎えてくれました。写真撮影もOKだそうです。ありがたい。 丁度、他のお客さんが作品を購入されている所だったため、お姉さんは忙しそうで
かねてより一度拝見してみたいと思っていた「クラフトアート創作人形展」ですが、丁度私の東京出張と日程が重なったため、見に行ってきました。 開催場所:有楽町の東京交通会館地下1階のゴールドサロン 会場は「展示」&「販売」の場です。私のような者が会場に入って良いのか少々気がかりでした。でも幸い、当日は開催2日目ということもあってか、かなり盛況で人の出入りが多かったので、違和感なく入場することが出来ました。(汗) 会場は写真撮影OKでした。 松本実久 さん 「内包するもの」 こちらは、今回の開催にあたってPR用のハガキやポスターに掲載された作品です。まさにこの会を代表する作品と言えるでしょう
これまで、ソフビ系の無メイクヘッドにメイクを施し、オビツ製作所やazone製のボディーを活用し、人形を組んで楽しんでいました。 写真はparabox製1/6サイズ「グレース」ヘッドを利用したカスタムドール「恵」です。 そもそも、私が「人形」に興味を持ったのは、ネットで球体関節人形の画像を見かけた事がきっかけです。ですから、ソフビのドールヘッドに顔を描いたり、レジンで目玉を作ったりと言った「カスタムドール製作」で遊びながらも、「いつかは球体関節人形を作ってみたい」と考えていました。 着手のキッカケは、TwitterXで他人様が素人製作の粗削りな(失礼)球体関節人形を冗談半分でで作って見
<自作1号>完成しました。決して「可愛い」と言える作品ではありませんが、とりあえず女性の人形だと判るレベルに仕上がりました。まさかこれ程の長丁場の工作になるとは思っていませんでした。2月に製作着手ですから、11ヵ月を費やした事になります。<大きさは1/6サイ
100均の石塑粘土を使って「泥人形」を作る企画の続きです。四肢が欠けていたり、頭髪や眉毛の無い人形の写真が多数登場します。苦手な方は閲覧を避けてください。今回は、顔の再造形を完了し、メイクを行います。<顔の造形の最終形態>人形の顔は、弄り出すと止まりません。
長野県飯山市にある「高橋まゆみ人形館」をご存じでしょうか?志賀高原へ行くたびホテルのフロントに置かれたパンフレットが気になっていました。高橋まゆみ人形展地元の文化ホールで「高橋まゆみ人形展」が開催されていると知り、昨日義母と観てきました。小さな常設展示場に、高橋先生の作品35体が展示されています。残念ながらカメラ撮影は禁止なので、頂いたパンフレットをスマホで写しました。昭和の原風景「願い」作品はどれも温かく、眺めているだけで気持ちが癒されます。義母世代には懐かしいシチュエーションも多く、長い時間作品に見入っていましたよ。「おててつないで」こちらの作品は後ろ向きに展示がされていて、展示場では顔が見えなかったんです。でも、後ろ姿だけで3人の表情が想像されました。「馬とび」あ~こういう遊び、私も子供の頃よくやり...高橋まゆみ人形展
🌫️第39候 「蒙霧升降~ふかきりまとう~」ころ 日本古来の暦でつづる テラコッタ物語🌫️
深い霧が、朝を覆う頃 (8月17日~22日)🌫️ (photo Quang Nguyen vinh) 早朝、宗像大社へ向かう堤防を車で通っていましたら 田畑を覆う霧が、堤防を横ぎり、横を流れる川(釣川)へ、 ゆっくり流込んでいました (photo ななさん) 真っ白い大き...
🌼第40候 「綿柎開 ~わたのはなしべひらく~」頃 日本古来の暦でつづるテラコッタ物語🌼
日本古来の暦72候では、今の時期を「綿柎開 ~わたのはなしべひらく~」と名付けています 綿が「綿の花」のように見える頃 (8月23日~27日) ~秋は白~ 古来の日本では秋を、「白秋」ともいいます。 中国の陰陽五行思想が...
🌨️第41候 「天地始粛~てんちはじめてさむし~」日本古来の暦でつづるテラコッタ物語🌨️
暑さも落ち着き、朝晩の肌寒さを感じる頃(8月28日~9月1日) (photo Peter Hüller) 今朝、やっと肌寒い朝を迎えました🍂 暦どおりでホっとします 日中の暑さは残っていますが、空と空気は澄んでいて、川面や山ぎわが、いつもより冴えわたって見えます。 この...
⛈️日本古来の暦でつづるテラコッタ物語 第36候「大雨時行~たいうときどきふる~」⛈️
激しい雨が、ひと夏の涼しさをもたらすころ(8月2日~6日) (photo Pixabay giograficheより提供) 大雨が激しすぎる豪雨にならず、酷暑に清涼と浄化をもたらす 程よい雨でありますように✨ 父 田中伸幸 作 「小さき祈り」 (photo pixabay ...
🍃日本古来の暦でつづるテラコッタ物語 第37候「涼風至~すずかぜいたる~」🍃
夏の暑さが極まり、秋に向けて涼風が吹き始める頃(8月7日~11日) (photo Pixabay 朝日さんより提供) まだまだ夏真盛りの暑さが続いていますが 朝5時に窓を開けると、暦どうりに涼しい風が「フワ~~っ」と入っきて、 「小さな小さな秋の種」をプレゼントされたような...
🌾第38候 「寒蝉鳴~ひぐらしなく~」日本古来の暦でつづるテラコッタ物語🌾
もの悲しい声で、ヒグラシが鳴く頃(8月12日~16日) (photo soonz) ヒグラシの声を聞くと・・・・夏の勢いで盛り上がった気分が 「スーッ」と引いて、我に返るように感じます。 「熱した心を鎮めてくれる声」「秋を気づかせてくれる声」なのですね 祖父 田中二郎 ...
🦅日本古来の暦でつづる テラコッタ物語 第33候「鷹乃学習~たかすなわちわざをならう~」🦅
72候「鷹乃学習」頃(7月17日~21日) (photo Amore Seymour さんより提供 pixabay) 鷹のヒナが巣立ちの準備をはじめ、獲物の取り方を学ぶ季節 力強い勇敢な鷹にも、ヒナの時期があり一つ一つ成長の階段を昇っていくのですね🦅 ↑ こちらは今城塚古...
🌸日本古来の暦でつづる テラコッタ物語 第34候「桐始結花~きりはじめてはなをむすぶ~」🌸
桐の花が実を結ぶ頃(7月22日~26日) 古代より桐の木には鳳凰がすむと信じられてきました。 桐の花は天高く花を咲かせる姿から「高尚」という花言葉をおくられています。 人々に幸福と繁栄をもたらす象徴とされています。 田中二郎 作 「千姫」 桐の花の気高いイメージと、戦国時代...
🎆日本古来の暦でつづるテラコッタ物語 第35候「土潤溽暑~つちうるおうてむしあつし~」🎆
湿った土に陽射しが照りつけ、蒸し暑くなる頃(7月27日~8月1日) 地面が太陽光で温められ、空気が暖まると、その部分の空気が周囲よりも軽くなって上昇し やがて上昇気流となります。 父、田中伸幸 作 「八風に舞う」 女神が躰に纏う絹衣は、限界まで薄く塑像されています。 季節の...
🌾日本古来の暦でつづる テラコッタ物語「乃東枯~なつかれくさかるる~」🌾
冬に成長した夏枯草(かこそう)が、枯れる季節🌾🌾🌾 ↑ この夏枯草はまだ綺麗な紫色ですが、今の季節、麦の穂のように、枯れてくるそうです。 日干し乾燥させた夏枯草は、古来より抗炎症や利尿の生薬として用いられてきました。 田中二郎 作 「真心」 この巾着袋の中には、生薬が...
🍀七十二候 第25候「蟷螂生~かまきりしょうず~」頃 テラコッタ物語🍀
カマキリのお母さんが秋に産みつけた卵から、かわいい赤ちゃんが生まれてくる季節☘️ カマキリは合掌しているように見える姿から「拝み虫」と言われています。古代ギリシャでは「神の使い」とも! 学生の頃、玄関先の植木にいたカマキリと目が合ってしまって、「ウルウルした大きな瞳」と合わ...
✨七十二候 26候「腐草為螢~くされたるくさほたるとなる~」頃 テラコッタ物語✨
土の中でサナギだった蛍は、土が水分を含み柔らかいこの季節、土から這い上がり下草や枯草をつたって空へ飛び立ちます✨ 蛍は幼虫の時も、サナギの時も光っているそうですよ~✨✨ SHINKOU 作 「望郷」 背中部 手部 土の中のサナギの気持ちになって、この作品を選びました😊 ...
🍊日本古来の暦 第二十七候「梅子黄~うめのみきばむ~」頃 テラコッタ物語🍊
梅の実が、黄色いに色ずく季節🍊(画像の梅はまだ青いけど。。。) (梅の実画像 Pixabay manseok_Kimさんより提供) 黄色や赤に色ずく梅の実を、見てると。。。小さい頃に何度も見た、手塚治虫アニメ映画 「西遊記」を思い出しました。 孫悟空の幼なじみ「リンリン」...
🌱72候 第20候「蚯蚓出~みみずいずる~」テラコッタ物語🌱
SHINKOU 作 「楽樹焼 ミロク」 ミミズさんが土の中で活動始める季節🌱 土を耕してホッコホッコに柔らかくしてくれるミミズさんは 魂をホッカホッカにしてくれる「弥勒菩薩」の働きそのものと思い、↑ の作品を 選びました😊 日本古来の暦72候は、1年のうちに72回も季節...
🎋72候 第21候「竹笋生~たけのこしょうず~」テラコッタ物語🎋
竹笋生のころ(5月15日~20日)、5月に入ってすぐに友人夫婦が掘れたて筍を、 どっさり持って来てくれました🩷 筍は大好物🩷今年も筍ざんまいの食卓が1週間ほど続きました😊 筍はデトックス作用があると聞いたことがあります 躰のデトックスができてたら嬉しいな🩷🩷🩷...
☘️72候 第22候「蚕起食桑~かいこおきてくわをはむ~」テラコッタ物語☘️
蚕起食桑の頃(5月20日~25日)☘️ 蚕は今の季節、たくさん桑の葉を食べるそうです。さなぎになる時に繭を作り、その繭の生糸(天然繊維)は800~1200mになります。 生糸(絹糸)は光沢があり滑らかで、古来より珍重されてきまし た ↓ SHINKOU 作 「希求」 脚...