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Audible版『烏に単は似合わない』阿部 智里 疋田 涼子
和風ファンタジー『烏に単は似合わない』をオーディオブック・Audibleで聴いてみました。原田マハさんの『板上に咲く』に続き、「聞く読書」は新しい発見があって面白いです。 『烏に単は似合わない』は人の姿をとる八咫烏の住まう山内で、日嗣の御子
2024/05/14 15:45
本が好きな人と繋がりたい
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『紙つなげ! 彼らが本の紙を造っている 再生・日本製紙石巻工場』 佐々涼子
『紙つなげ! 彼らが本の紙を造っている 再生・日本製紙石巻工場』 は、東日本大震災で壊滅した日本製紙石巻工場の復興ドキュメントです。 こんなにも、読むのが大変だった本はありませんでした。数ページ読むごとに、涙がでてしまうから。 この本をもと
2024/05/12 21:27
『文様えほん』
『文様えほん』は、模様や文様が好きな人必見の絵本。文様を身の回りから探して紹介しています。 子どもはもちろん、着物や和雑貨が好きな大人が読んでも面白いですし、文様のことを楽しく学べます。 文様ってなんだろう 『文様えほん』では、知っているよ
2024/05/12 21:26
【おでん文庫】5~8月のテーマ ”自然科学ことはじめ"
こんにちは!GWはみなさんいかがお過ごしでしたでしょうか。気が付くとあっという間に終わっていたような。お休みは終わりましたが、いきなり頑張りすぎずに、ゆっくりまいりましょう。 さてさて先週末におでん文庫の本棚の中身を入れ替えました。 5~8月のテーマは 自然科学ことはじめ です。 自然科学という言葉になぞらえた選書かというと、そうとも言い難く、自然界のなりたちをしっかり学ぼうという意気込みのある方からしたら拍子抜けしてしまうかもしれません。しかし、学びから何かを得ようとする行程のひとつ前の段階を考えてみてください。例えば、先日人形劇を見に行った際に、子どもたちが人形をお土産に買っていく姿をみま…
2024/05/09 21:13
Audible版『板上に咲く』原田マハ 渡辺えり
『板上に咲く』のAudible版を視聴。オーディオブックの朗読は、紙の本とは違う魅力にあふれていました。紙と朗読の表現がそれぞれ違っているので、同じ物語を2倍楽しめた気がします。 オーディオブックで読む『板上に咲く』 『板上に咲く』のあらす
2024/05/06 14:54
乙女の本棚『秘密』谷崎潤一郎 マツオヒロミ
文豪の名作とイラストレーターによる乙女の本棚。谷崎潤一郎の『秘密』は、私の大好きなマツオヒロミさんがイラストを描いています。 『秘密』あらすじ 浮世のしがらみを絶ち、隠遁生活を送る男。退屈しのぎから女装をして夜の街を歩く楽しみを覚える。ある
2024/05/03 19:43
【雑記】100回目の更新ですがいつもと変わらない話
こんにちは!先週から今週にかけてなんだかアッという間ですね。今日は日差しがあって風も涼しく気持ちの良い初夏、といった具合で、こんな日がしばらく続いてほしいです。 さてさて、このブログの記事が今回の投稿で100本目を迎えました!そこで今回の記事はと、それこそ先週の更新時に100の数字に触れてから今現在に至るまで、100の節目にふさわしい特別なことを書けたらと考えてきました。昨年の春くらいから毎週更新することを決めて、たとえコロナでダウンしたときも、あとは…忙しかったときも書くことをやめずに……いや、案外のど元過ぎればですね…。 とにかく何を書くかを頭の端でずっと考えておりましたが、タイミングも悪…
2024/05/02 19:20
『星間商事株式会社 社史編纂室』 三浦しをん
社史編纂室という部署は、果たして実在するのだろうか。「社史編纂室」とは、閑職の代表格としてドラマや小説などではたびたび登場する部署。しかし、その存在はもはや都市伝説の域に片足をつっこんでいる気がします。『星間商事株式会社 社史編纂室』あらす
2024/04/30 22:50
『向田邦子と昭和の東京』川本 三郎
向田作品の根底にあるものはなにか。 それは彼女が育った「昭和」という時代と、「東京」という文化圏にある。作者の川本氏は解説しています。 昭和ことばに、懐かしい時代をうつす 向田作品には印象的なちょっと古い言い回しの言葉がよくでてきます。「べ
2024/04/28 18:59
『まいまいつぶろ』村木嵐
『まいまいつぶろ』は徳川幕府九代将軍・家重とその「口」となった大奥忠光。二人の絆と幕府側の思惑を描いた時代小説。 第170回直木賞候補作品。 徳川家重という人物 『まいまいつぶろ』の家重は、優秀な頭脳を持ちながらもひどいの吃音ために人と話す
乙女の本棚『葉桜と魔笛』太宰治・紗久楽さわ
文豪の名作と現代のイラストレーターがコラボした『乙女の本棚シリーズ』、今回は太宰治の『葉桜と魔笛』です。 姉妹愛と当時の切ない恋愛事情、少し不思議な出来事が葉桜の思い出とともに語られます。紗久楽さわさんの描写が物語の世界をより深く、美しく伝
2024/04/28 18:58
乙女の本棚『猫町』萩原朔太郎
文豪の作品と現代のイラストレーターがコラボした乙女の本棚シリーズ。詩人萩原朔太郎とイラストレーターしきみさんによる『猫町』は、幻想的な風景が広がるお話です。 『猫町』とは 三半規管に疾患のある(つまり、よく迷子になる)主人公が、散歩の途中迷
好きな音楽は本の中から見つける
みなさんはお気に入りの音楽をどうやって見つけますか? サブスクやジャケ買いなど、方法はたくさんありますが、私は本の中からお気に入りの音楽を見つけるのが好きです。 文章のプロが描く音楽描写は巧みですし、聞いたときの感動が文章を通じて伝わってく
2024/04/28 18:57
『人形館の殺人』綾辻行人
綾辻行人の館シリーズ第4弾。『人形館の殺人』は、京都の古い邸宅で起こる殺人事件を描いたミステリで、人形(マネキン)が作品のモチーフになっています。 シリーズの中でも異色として語られることの多い作品です。 『人形館の殺人』あらすじ 父親が遺し
2024/04/26 11:01
【おでん文庫】5~8月の本棚テーマの話
こんにちは!GWがいよいよ始まりますね。浮足立つこの時期が好きです。やりきれないタスクをたくさん並べ連ねて夢を描くこの時期が好きです。 そして、おでん文庫の本棚では、1~4月のテーマだった【おうちの本棚】も終わりに近づいています。本棚に置いている本、そして本棚を借りている南と華堂(なんとかどう)さんの情報は以下の記事からご確認いただけます。これから行楽シーズンの始まるGW、お店に足を運んでいただけたら嬉しいです。 【おでん文庫】1~4月のテーマ ”おうちの本棚" - おでん文庫の本棚 今置いている本たちは、昨年の毎月のテーマに沿った本から選び抜いた本があり、それぞれが読み終えたあとに新たな読書…
2024/04/25 22:55
『十角館の殺人』 綾辻行人
「十角館の殺人」面白かった!久々に夜更かししても読み続けたい本に出会いました。作者・綾辻行人氏のデビュー作にして最高傑作との呼び声が高い傑作ミステリです。 ミステリ小説のネタバレ感想は無粋だと思うので、概略だけ。 『十角館の殺人』あらすじ
2024/04/25 13:54
『向田邦子の本棚』
向田邦子はどんな本を読んでいたのか、どんな本が「向田邦子」を作ったのか。『向田邦子の本棚』は彼女が読んでいた本と本にまつわるエッセイです。 本読みの幸福 将来の夢は「本屋の女房」だと語るほど、本好きな幼少期を過ごした向田邦子さん。すぐに子供
『GO』金城一紀
金城一紀さんの『GO』は在日コリアンの少年・杉原の暴力と恋、葛藤の青春を描いた小説。20年ぶりに再読しても色褪せない物語の力に惹きつけられました。 2000年直木賞受賞作。 『GO』あらすじ 「広い世界を見るんだ。」在日コリアンの少年、杉原
2024/04/25 13:53
『板上に咲く』原田マハ
情熱の版画家・棟方志功の妻もまた、情熱の人でした。原田マハさんの『板上に咲く』は、彼を支えた妻・チヤの目線から見た棟方志功とその作品の物語です。 妻から見た棟方志功 物語はチヤさんが棟方志功と出会ってから添い遂げるまで、夫婦の人生の節目とな
2024/04/25 13:52
『板極道』棟方志功
書店まんが『書店員 波山個間子2』で紹介されていた棟方志功の自伝エッセイ『板極道』。 志功センセイの文は、上村松園や小村雪岱のように洗練されているわけでもなく、話は前後するし、言葉遣いは独特。正直、読みやすいとは言えない文章です。 (序文を
2024/04/25 13:48
【雑記】5月に向けて、そしてこの先の話
こんにちは!先日購入した秋田のお米が好みのおいしさで、お米をよく食べていたら体重計にお米の分がズンとのっかりました。おなかのお肉を落とすよい方法がありましたら誰か教えてください…。 そろそろ4月の終わりに近づいてきたこともあり、来月から始める5~9月のテーマの本を何にするか決めなければなぁというのが頭の片隅にありながら過ごしています。 今年の本棚は時期が来たらパキッと別の本にまるまる入れ変える、というよりも季節の模様替えのようにクッションカバーの柄を冬から春仕様に、花瓶に春の花を挿す、しかし大きい家具のテーブルやソファ、ランプはそのまま…と、部屋の佇まいは残しながら変化を楽しむ、という方針でや…
2024/04/18 08:58
緑のこぶたから刺繍へそしてハンガリーに目を向ける
こんにちは!急ですが、手作りっていいですよね。絵を描くのも楽しいのですが、手を動かして作るという行為自体が楽しいと思っているところがあります。ご飯を作るのも自分にとっては日々の楽しみです。ご飯を作る時間を作るのは大変ですが、毎日何かを作ってる実感に気持ちが支えられている気がします。 さてさて本日紹介をするのは、ハンガリーの刺繍の本です。 『ハンガリーのかわいい刺しゅう』 チャルカ(CHARKHA) 著 こちらの本はこぶたのレーズンの生まれ故郷となるハンガリーに関連しておでん文庫の棚に置いています。 ハンガリーで生まれた、かわいいこぶたの物語 - おでん文庫の本棚 こぶたのレーズンというのはこち…
2024/04/11 18:43
【雑記】繰り返していく中で
こんにちは!本日の記事は、旦那さんが買ってくれたカルディのホットチョコレートをかき混ぜながら書くことを考えていました。ありがとう旦那さん!おかげでやる気アップして早く書けました。 さてさて、3月は自分のお仕事経験を生かしたサークルを発足して何回か活動をしていたのですが、企画する側にまわってみて気が付くことや悩むことがいくつか出てきている状況です。例えばその中のひとつに、参加者がどうやって自分で気づきを得るか、ということがありました。なんだか大げさに、そして偉そうに聞こえてしまったら全くそのようなつもりはなく、とても小さいことも含めています。 例えば絵を描くときに、資料を見ると人のプロポーション…
2024/04/04 18:38
初読みから時間を経て再読へ
こんにちは!ばったばったのここ最近なのですが、本が読めてブログの記事が書けて嬉しいです。小さい歩みですが、ブログの記事がもうすぐ100本を迎えるので引き続き踏ん張っていこうと思います。 さてさて本日紹介をするのはこちらの本です。アイスランドに興味が膨らむきっかけとなったお気に入りの一冊です。 『地震と火山の島国 極北アイスランドで考えたこと』 島村 英紀 著 アイスランドというと、アイスランドのことを初めてSNSで投稿したときに、アイルランドと打ち間違えたことが思い出されます…。アイスランドと言い出したきっかけとなったのは『Ástarsaga úr fjöllunum』(邦題『女トロルと8人の…
2024/03/29 00:06
『偉大なる、しゅららぼん』 万城目 学
京都でホルモー、奈良で鹿、大阪ではトヨトミと、万城目文学の近畿シリーズ(と、勝手に呼んでいる)「偉大なる、しゅららぼん」の舞台は滋賀。琵琶湖を舞台に異能力バトルが繰り広げられます。偉大なる、しゅららぼん あらすじ琵琶湖から不思議な力を授かる
2024/03/24 22:12
『銀河鉄道の父』門井慶喜
門井慶喜さんの『銀河鉄道の父』は、深い愛情をうまく表せない不器用な父と放蕩息子の物語です。放蕩息子・宮沢賢治近代時代の文豪といえば、破天荒で自堕落な社会不適合者ばかりです。しかし、宮沢賢治だけは、純粋な製作と農業改革に心血を注いだ立派な人だ
まこという名の不思議顔の猫
【著】前田敬子 岡優太郎なんとも不思議な顔をした猫、まこの、なんとも言えない可愛らしさがつまった写真集です。初めて『まこという名の不思議顔の猫』を見たとき、まるできょうの猫村さんが漫画から抜け出してきたのかと思いました。不思議な魅力の猫・ま
2024/03/24 22:11
【雑記】理解しようと意気込まない
こんにちは!最近、読みたい本を本棚から引き抜いて机のまわりに並べ始めてよくない状態になっています、読みたい本を1冊に絞るのが難しく、そういうときは図書館で借りた本だと返却日が近い順に手を付けていくことになるので、強制的に読み順が決められるので助かります。返却日が近い分厚い本を読むターンになると、朝も早起きになります。図書館は本を借りるだけでなく生活を整えてくれる存在になりつつあります。 さてさて本日記事で書こうと思っていたことが、直近で読み終えた生物学者・作家である福岡 伸一さんの本『せいめいのはなし』の濃厚さにヤラれて、ぼやけてしまいました。福岡さんは『ドリトル先生』シリーズの新訳も手掛けて…
2024/03/22 00:09
児童文学の扉を開くなら
こんにちは!2月から3月にかけて、お仕事で異動の話を聞いたり、引っ越しのトラックが目に付くようになったりと、変化の訪れをちょっとばかりですが感じることがありますね。私も2月末から新しいことを始めた身、不安と反省の波にしばかれながらですが、残り半分となった3月もやれることをやろうと思います。 ではでは本日は前回の記事に続いて、こちらの本を紹介していきます。 『幼い子の文学』 瀬田 貞二 著 ↓前回の記事はこちら 翻訳で大切なことを勘違いしていたお話 - おでん文庫の本棚 前回の記事は本について書く一歩手前のところで終わっていました。 今回紹介する本の著者は『ナルニア国物語』シリーズや『指輪物語』…
2024/03/14 22:09
本の感想「君が手にするはずだった黄金について」小川哲さんの小説 本屋さん大賞ノミネート
こんにんちは。 40代独女のMOMOです。(プロフィールはこちら) * * * * * 小川哲さんの小説「君が手にするはずだった黄金について」のご紹介です。 著者の作家・小川哲さん自身が主人公の小説です。 「君が手にするはずだった黄金につい
2024/03/11 07:54
翻訳で大切なことを勘違いしていたお話
こんにちは。カレンダー、みなさんはきちんと月替わりの1日にめくっているでしょうか。私などはつい、月日が流れることを認められずにカレンダーをめくることをせず、留めてしまうことがあります。まだ2月でいたいんだ…。 さてさて本日紹介をするのは、こちらの本です。 『幼い子の文学』 瀬田 貞二 著 瀬田 貞二さんの存在を意識したのはどこが初めだったのか、『ナルニア国物語』シリーズや『指輪物語』、『ホビットの冒険』と児童文学の翻訳者だということのを知り、またさらには『英米児童文学史』といった貴重な資料の編集にも名を連ね、そして児童文学に携わった方の書籍にもちらほらと名前を見かけることがありと、児童文学にお…
2024/03/08 00:53
『兄のトランク』宮澤清六
宮沢賢治の実弟、宮澤清六さんの『兄のトランク』は、兄・宮沢賢治の思い出と、賢治の作品のこと、交流のあった彫刻家で詩人の高村光太郎のことなどが綴られた随筆です。さすが宮沢賢治の弟というべきか、文章も描写も物語のようです。賢治の物語のような描写
2024/03/07 15:38
『プリンセス・トヨトミ』 万城目 学
関東出身の私には、関西は不思議で魅力的な土地です。何が起きても不思議じゃない、関西にはそんな雰囲気を感じます。たとえば京都では茶きん絞りの「オニ」が闊歩し、奈良では鹿が言葉をしゃべります。そして大阪には人知れず伝えられた「国」があったのです
『高原王記』 仁木英之
「僕僕先生」で美少女仙人と唐時代のニート青年との冒険を描いた仁木英之さんによる、架空の王国を舞台にしたファンタジー小説「高原王記」。高原王記 あらすじ高原の国々(三リン国)を妖魔から守る最高の戦士は「英雄」とよばれた。英雄は山の精霊と盟約を
『沖で待つ』絲山秋子
「沖で待つ」を読んだきっかけは、恋愛と違う会社の同僚同士という絆に引かれたからです。わたしは今まで中小企業でしか働いたことがないので、同期と呼べる人はいません。会社の人間はみなライバルだと思ってたし、信頼して約束を結ぶ相手を作ることができま
2024/03/07 15:37
もう、怒らない 小池龍之介
「考えない練習」で有名な小池龍之介 さんの著書「もう、怒らない」を読みました。アンガーマネジメントを仏教と心理学から解説しています。やさしい言葉でつづられているので、わかりやすくて読みやすい本でした。人はなぜ、いけないことだとわかっていて
ミステリ現場の設計『犯行現場の作り方』
『犯行現場の作り方』の作者・安井 俊夫さんはミステリ好きの一級建築士だそうで、建築不可能と思われる名作ミステリの建築を図面に起こし、設計・施工の費用まで出してくれています。私は綾辻行人の館シリーズを読んでから、「誰か、あの館たちを形にしてく
「おばあさんの魂」 酒井順子
「おばあさんの魂」は酒井順子さんが、おばあさんたちの人生と経験を学び、高齢化社会における「大おばあさん」時代の生き方を模索するエッセイです。おばあさんイメージさすがは酒井順子さんだな~と思いました。今までの高齢者とこれからの時代の高齢者では
『三谷幸喜のありふれた生活」三谷幸喜
三谷幸喜さんの愉快なエッセイ。『三谷幸喜のありふれた生活』文章を上達させるには、お手本となる文章を参考にすること。と、『原稿用紙10枚を書く力』の斉藤孝先生がおっしゃっていたので、ブログの上達のために、新ためて三谷さんのエッセイを読むことに
2024/03/01 22:23
絵本の表紙の色使いについて考える
こんにちは!今日から3月だと思い込んでいたので、まだ2月があるなんて、なんだかありがたい1日となりそうです。 今週は本を読むことよりも絵本の絵を眺めている時間の方が長かったので、今回は絵本の絵について書いていこうと思います。 そこでちょっと触れておきたいのが、ブログを書いている中の人についてです。このおでん文庫のブログでは本にまつわる記事を書いている一方で、Instagram上では手描きの絵をマイペースに発信しています。絵を描くのが好きなのです。この絵を描くのが好きで尚且つ絵本が好き、という2つの要素を掛け合わせると、大体の人に絵本を描いているのか尋ねられることがあります。私もそういう人物が目…
2024/02/29 12:44
火山と科学と壊れたパソコンの話
こんにちは!金曜日が祝日というのはなんだかうれしいですね。朝きちんと起きられるかどうかのドキドキが一日少ないというのが特にうれしいです。 最近このブログを書く度に触れているパソコンの故障の件、尽くす手もなく本体を交換することになりました。直接的な原因は謎で、つい先ほどまではいつも通り使えていたのが、突然電源が入らなくなくなるという症状だったため、電源が入らないのでは中にあったデータを救い出すこともできず、修理に出して一週間程が経過したのち、中身はまっさらで、デスクトップにはごみ箱に捨てるデータさえ無い、きれいな状態になって戻ってきました。 強制的なデータの断捨離が今はいっそ清々しいのですが、物…
鹿男あおによし 万城目学
「鹿男あをによし」は奈良を舞台にした歴史ファンタジー(だと思う)。わたしはドラマを見てから原作を読んだのですが、原作にほぼ忠実につくられていたのに驚きました。読んでみてドラマがキャスティングもほぼ原作のイメージ通りでした。これは「鹿男あをに
2024/02/28 22:01
『食堂かたつむり』 小川 糸
食堂を舞台にした小説といえば、食事と働く喜びと癒しをテーマにした「かもめ食堂」が思い浮かびます。しかし、「食堂かたつむり」は同じ食堂を舞台としていても、そのアプローチの仕方は全く異なります。『食堂かたつむり』あらすじ主人公の倫子は、恋人に部
2024/02/28 22:00
『葉桜の季節に君を想うということ』歌野晶午
『葉桜の季節に君を想うということ』そんなロマンチックなタイトルから、儚げな純愛小説を想像していました。ところがどっこい、冒頭、エロいシーンからはじまります。殺人、詐欺といった生臭い事件と、主人公とヒロインの純愛。それが最後にはあんな風になる
『メロディ・フェア』宮下 奈都
『メロディ・フェア』は、普通の人たちのなにげない日常を描いた宮下奈都さんの小説。タイトルのメロディ・フェアは、物語の舞台となるショッピングモールで流れる音楽だそうです。『メロディ・フェア』あらすじ故郷との福井に戻り、ビューティーアドバイザー
やぶる うまれる 絵本
やぶる うまれる 絵本とは、文字通り「やぶっていい絵本」です。ページの中にある、まるい円の切り抜きから、ビリビリと自由にやぶいていいのです。やぶることで あらたにうまれる絵本。その時の感覚でやぶった本は、世界にひとつしか存在しません。そんな
2024/02/28 21:59
『花桃実桃』中島 京子
アパートの管理人になった女性と、個性豊かな住人たちの、少し不思議な交流を描いた『花桃実桃』。『花桃実桃』あらすじ会社をリストラされたアラフフォー独身女の茜。彼女は、父親から相続したアパート「花桃館」に移り住み、管理人としての生活をスタートさ
『群ようこの良品カタログ』群 ようこ
生活雑貨を紹介するエッセイが好きです。センスの良いデザインと言葉でつづられたエッセイは見ているだけでうっとり。こんな良品に囲まれて生活できたら楽しいだろうな。「群ようこの良品カタログ」では、シンプルで使い勝手のよい「良品」を写真とエッセイで
かのこちゃんとマドレーヌ夫人 万城目学
「かのこちゃんとマドレーヌ夫人」は猫のマドレーヌ夫人と、その飼い主である小学校1年生のかのこちゃんの、ちょっと不思議な日常を描いた物語。また新たなマキメワールドの誕生です。今までの「鴨川ホルモー」や「鹿男」「プリンセス・トヨトミ」などの歴史
2024/02/26 15:53
ズルい言葉 酒井順子
「ズルい言葉」とは、責任の有無をあいまいにできる言葉のこと。酒井順子さんは社会現象にもなった「負け犬の遠吠え」を書かれた方なんですね。そんな鋭い感性をもつ酒井順子さんの日常の言葉にまつわるエッセイ「ズルい言葉」。読んでいると「確かに!」と、
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