メインカテゴリーを選択しなおす
『川っぺりムコリッタ』(2022.8.28.オンライン試写)荻上直子監督が自身の小説を映画化。孤独な青年がアパートの住人たちとの交流を通して社会との接点を見つけていく姿を描く。北陸の小さな町にある小さな塩辛工場で働き口を見つけた山田(松山ケンイチ)は、社長(緒形直人)から紹介された古い安アパート「ハイツムコリッタ」で暮らし始める。できるだけ人と関わることなく、ひっそりと生きたいと思っていた山田の静かな日常が、隣の部屋に住む島田(ムロツヨシ)が「風呂を貸してほしい」と訪ねてきたことから一変する。山田と島田の間には、少しずつ友情のようなものが芽生え始めるが、ある日、島田は山田がこの町にやってきた秘密を知ってしまう…。タイトルの「ムコリッタ(牟呼栗多)」は、時間の単位を表す仏教用語で、ささやかな幸せなどを意味す...『川っぺりムコリッタ』
昭和33年の東京下町、夕日町三丁目で暮らす人々の交流を描いた物語。駄菓子屋を営みながら一流作家を目指す茶川竜之介。その向かいには修理工場の鈴木オート、則文と妻、息子が住んでいた。そこに青森から六子がやってくる。居酒屋経営のヒロミは茶川に友人の子供の淳之介を押し付ける。茶川は次第に息子のような愛情を抱くようになる。