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・浜栲浜香蔓荊はまごうクマツヅラ科、関東以南の日当たりの良い海岸や砂地に自生する樹高30~60cmの落葉低木で、砂地を這うように一定の場所に繁茂(はんも)する。葉は対生し幅の広い卵形又は楕円形で表面はやや白色を帯びた緑色で、裏面には細毛が密生している。茎や葉ともにユーカリに似た特有な香りがあり古くより香として用いていた。7~9月に枝の頂上に円錐(えんすい)形の花序を出して紫碧色(しへきしょく)の唇形花を多数付け、のちに径5mm~7mmぐらいの球形果実となる。果実は水に浮きやすいコルク質の果皮で覆われ、この性質を利用し海に果実を散布する事により東南アジアからオーストラリアまで自生範囲を拡大させている。球形の果実は漢方で蔓荊子(まんけいし)といい神農本草経の上薬(上品)に記載している。入浴剤として、また煎じて...[ハマゴウ]食生活について語ろう