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⑤【カタールW杯の後】W杯ベスト8の壁を突破するシステム変更とポジショニング能力とは
カタールW杯の戦術でポジションチェンジ、可変システム(システム変更)に焦点を当てて「ベスト8の壁」について整理し、日本代表が克服すべきポイントを解説します。
⑩【カタールW杯】クロアチア戦まで日本はどのようにして勝ってきたのか
サッカー日本代表はアジアで格上の状態でありながらいつもギリギリの試合を演じ、某絶叫系解説者が「アジア予選では何が起きるか分からない」といつも言う印象が強いことに違和感を感じてきた。 絶叫系解説者・松○安太郎氏 カタールW杯では惜しくもクロアチアに破れてベスト16になったが、日本代表はどのようにして勝ってきたのだろうか… 【カタールW杯・アジア予選】日本代表の戦術に進化が見えない 【カタールW杯・グループステージ】急激に進化する日本代表の戦術と変化 ドイツ戦前半で気づき、ハーフタイムで修正し、後半から仕掛け出す 森保監督には日本人らしい戦術が見えている!?343のプレス戦術 先駆けた『交代戦術』…
【2023年 FIFA U-20 ワールドカップ】日本代表メンバーと中心選手の経歴を確認
2年毎に開催されるU-20ワールドカップ(W杯)は新型コロナの影響で21年大会が中止し4年ぶりの開催。 当初開催国だったインドネシアのバリ州知事は、U-20イスラエル代表が本大会出場が決定したところパレスチナ問題やイスラエルを国家として認めない理由から参加を拒否。 アルゼンチンサッカー協会がその翌日に同大会の開催地として正式に立候補し、代替地としてアルゼンチンとなった。大会スケジュールは予定通り5月20日から6月11日まで開催される。 アルゼンチンは2001年大会も主催し、U-20ワールドカップでは最多6回の優勝。 この時期はアルゼンチンのリーグ中であるため、普段プロクラブが使わないスタジアム…
【2023年 FIFA U-20 ワールドカップ】5/22 日本代表vsセネガル代表
セネガルはアフリカ予選で無失点で優勝したことからも、守備(ディフェンス)も組織的でレベル的が高いことが証明されている。 攻撃(オフェンス)では個人の運動能力が非常に高いため、日本代表の守備がどの様に対応するのか注目が集まる。 アフリカ予選で無失点優勝のセネガルを日本代表は崩せるか!? 日本代表のスタメンとシステム(フォーメーション) セネガル代表のスタメンとシステム 【前半】ポジショニングの違和感が際立つ日本代表 現代の戦術は数的優位であり、システム変形とポジショニングが鍵となる ラインコントロールとオフサイドトラップ 現代のラインコントロールとその高さ ボールへ寄るのはイニエスタ選手の真似?…
【ペルー代表は強い?】有名選手はいる?FIFA世界ランキングは何位?
森保ジャパンと親善試合を行なうペルー代表の世界ランク、フォーメーション、注目選手についてまとめました。2023年5月時点の情報です。
⑦【3/28】日本vsコロンビア(後半)日本が目指すビルドアップするコロンビア
後半は日本代表が目指す戦術をコロンビアがお手本のように始める。日本代表のハイプレスと中盤でのゾーンプレスに対し、コロンビアは広く展開し一人ひとりがボールを納めることで日本のディフェンスのリズムを作らせないのだ。 コロンビアのゾーンプレス破りとも言える戦術により日本は防戦一方の時間が増えることとなる。 コロンビアが戦術の後進国である日本の見本となる 後半日本代表のメンバー コロンビアは日本の弱点を突く ビルドアップのポジショニングが取れない日本代表選手 メンバーを変えて戦術の適性も試した? 上田綺世とサイドを突破する戦術の相性 流れでなんとなくポジションを変えるだけ システム442で久保をDMか…
⑥【3/28】日本vsコロンビア(前半)真のシステムを模索しメンバーの適正を試す
新生森保ジャパン第2戦目は南米の雄コロンビア。日本代表は前戦のウルグアイ戦ではカタールW杯からその先への戦術を中心に試した。 日本代表のスタメンとシステムの4231 町野三笘 西村 伊東鎌田 守田バングーナ 伊藤 板倉 菅原 SNSでは「海外組ばかりでなぜJリーグ組を試さないのか」と書き込まれていたが、コロンビア戦では遂に町野(湘南ベルマーレ)と西村(横浜F・マリノス)らJリーグの選手もスタメンで起用された。 また鎌田をDM(ボランチ)で起用することでより攻撃的なシステムにできるかを試す。恐らく一昔前の代表の遠藤(ガンバ大阪→ジュビロ磐田)のような長いパスと後ろからのスルーパスを期待してのオプ…
W杯カタール大会に向かい、日本代表の戦術を考える。ビリーとしてはポゼッションよりもまずはカウンターを主体とした「奪取、展開、速攻」を心がけてほしい。ちなみに岡田監督のスローガンは「接近、展開、連続」である。 W杯後にメインサイトからサッカーの記事を独立させ加筆修正を行っているため、時系列が入り乱れることになります。ご了承くださいませ。 「日本人らしい戦術」とは何か 日本人らしい組織的な連動性とは何か 攻撃の基本はカウンターと速攻 後半からの「交代戦術」でスピードスターを投入 カウンターができなければポゼッションサッカーに 変則のシステム433はMFがバランスをとる ラインコントロールは試合展開…
記者会見は、山本昌邦氏がナショナルチームダイレクター「侍ブルーからU-15までの統括になる」ことから発表が始まり、森保監督はカタールW杯を通してこれから日本代表が進化を遂げるための戦術を発表した。 第2次森保ジャパンの「新生日本代表のスタイル」とは 新生森保ジャパンの戦術を具体化する ハイプレスとショートカウンター カテナチオによる中盤でのエリア戦術とカウンター 中盤でボールを奪取してから展開と速攻 カウンターに失敗した時のポゼッション法と速攻 両サイドでアイソレーションと単独攻撃の仕掛け SB不在の森保ジャパン 森保ジャパンのスタメン予想 2023年3月15日の記者会見から抜粋。【参考】新生…
現在の日本代表で4バックのシステムでは純粋なSBが両サイドとも不在となる。そのため、恐らく格下相手のみ4231や433など4バックのシステムになり、今後は343とWBのシステムが主流となるだろう。3CBとWBのシステムであれば、ラインコントロールに問題は残るがSHと併用できる形となる。 新生森保ジャパンのシステム(フォーメーション)を予想する 招集外まで含めて考えた4231のシステムとスタメン 招集外まで含めて考える343のシステム W杯カタール大会を継承した343のシステム 現実的な4231のシステム 433の可変システムで343にシステム変更 ①433から343へシステム変更 ②433から…
第2次森保ジャパンのメンバー発表!大きく世代交代をさせた結果はどうなる!?
W杯カタール大会が終わり、森保監督が続投することになった。3年後の2026年W杯カナダ・メキシコ・アメリカの合同大会への出場を目指す。本大会は32カ国から48カ国へと拡大される。 森保監督は「経験の浅い選手にもチャンスを与えて成長してもらえれば。ベテランと若手の融合は必ず必要かなと思います」とコメント。 次回W杯へ向けて新生森保ジャパンはキリンチャレンジカップの第一戦で2023年3月24日(土)にウルグアイ、第二戦で28日(月)コロンビアが相手となる。 キリンチャレンジカップ 森保ジャパンのメンバー発表 GK(ゴールキーパー) DF(ディフェンダー) MF(ミッドフィールダー) FW(フォワー…
W杯カタール大会グループリーグ第2戦までを終えて、ベスト8を目標にする日本代表が「格下相手に大差をつけられない理由」を考えてみる。 日本代表が格下相手に大差をつけられない原因 ①ラインコントロールが低い ②システムとポジションの役割を理解してない ③動き直しがない ④ビルドアップからシュートまでの流れがいつもその場しのぎ 現在の日本代表のスタイルは… W杯カタール大会前まで日本代表のシステムは長らく4231であり、全体の連動性としては「433から343に変わる可変システム」も試したが、「4231のSBが上下する程度」にとどまった。 また日本代表が採用する「サイドで数的優位を作る戦術」には欠点が…
ビリーの掲げる第一目標は「奪取、展開、カウンター&速攻」なのだが、23日のアメリカ戦では通称岡ちゃんである岡田監督が目標としていた「接近、展開、連続」のイメージがあった。 オフェンスは明確な選択肢がない 攻撃戦術には物足りなさを感じる 日本代表が目指すべき攻撃とは 第一の目標はカウンター攻撃 ディフェンスラインからの速攻 カウンターと速攻に失敗したらポゼッションサッカーに スポンサーの影は消えた!? オフェンスは明確な選択肢がない 岡田監督当時の戦術はスペイン代表の真似をしてポゼッションサッカーを掲げていたのだが、一番後ろのラインでひたすらボールを回すだけだった。ゴール前でもパスをひたすら回し…
ここで日本代表の戦術を整理する。ゾーンプレスによりボールを奪取し、素早い展開からカウンターや速攻を成立させる。 速攻が失敗した場合はボールを保持(ポゼッション)してボールを回し、相手DFのほころびや弱点をつく、と言ったところだろうか。 W杯前の日本代表の攻守の現状 世界で標準となった守備戦術のカテナチオ 日本代表はラインコントロールのない根性プレス 攻守両面で全体の連動性を上げたい 根性プレスから脱却したいが… 日本代表の攻撃への切り替え方は古い W杯前の日本代表の攻守の現状 アメリカ戦での細かい修正点を挙げるとキリがないのだが、特筆すべきはやはり最後のシュートへつなげる仕掛けやその直前の組み…
以前から「日本代表はなぜ格下相手に大量点で勝つことが少ないのか」と思うことが多かった。 コスタリカ戦でも開始5分で「日本の格上感」が出ていたにも限らず引かれたコスタリカに対して攻めあぐね、格上の振る舞いができない日本であった。 日本代表のスタメンと4231のシステム 修正しきれない守備時のラインコントロール 低いディフェンスラインのせいで全体が間延びする FWが追いかけ回す根性プレス 格上の振る舞いができない攻撃戦術とシステム 戦術の世界基準はキーパーからの展開にも システム変更を活かせない選手 中盤を厚くすることでポゼッションを行う 押し込んで裏が突けるのに… 単調な試合展開の繰り返し ・W…
結果を見れば日本代表は第一戦で大番狂わせを演じて見せたのだが、大会4日目までの数試合を見た後「我が日本の戦術は三世代前じゃないか…」と衝撃的だった。 2005年のルール変更以来、ディフェンスラインのコントロールはずっと気になっていただけあり、今大会では特に気になるのだった。 ドイツ戦の日本の戦術を分析する ①ラインコントロールが恐ろしく低い ②システム変更による各ポジションの動きに違いがない ③全体の距離感がバラバラ ④数的優位を作るための流動的ポジションチェンジ ⑤流動性を意識したシステム変更とポジションチェンジ 現日本代表の最適なシステムは4231?343か352? 世界の戦術は進化し続け…
なでしこジャパンとの決勝戦以外で、アメリカ代表の試合を見ていないので正確なことは言えないが、アメリカは相当ななでしこ対策をしてきたようだ。 アメリカ代表のなでしこ対策 アメリカのゾーンプレス対策は間延び 間延びは最高のなでしこジャパン対策だった 大会と戦術の相性 体格で劣る日本の組織戦術 全てを尽くしたなでしこジャパン アメリカ代表のなでしこ対策 サッカーは一般的に間延びすると長いパスが増えるため、間に敵も入りやすくなりボールを取られやすくなる。 そのため全体的にまとまって移動しながら、短いパスを多様し、できればパス回数とボールタッチを減らす事が目標である。 アメリカのゾーンプレス対策は間延び…
2014年から中南米に位置するメキシコ人のハビエル・アギーレ氏が監督に就任し、2018年W杯ロシア大会へと向かう。中南米も南米と同じ様に身体能力を活かした攻撃的なスタイルの印象が強い。 アギーレ監督はその印象通り、日本代表メンバーでできるあらゆる攻撃の選択肢を洗練して使うのだった。 アギーレ監督は代表監督の理想像だった!? 洗練された攻撃的な433のシステム アギーレ監督は可変システムの433が基本 アギーレ監督のシステム まるで「日本人らしいサッカー」の具現化 守備はマンツーマンで根性プレス ザッケローニ監督のエリア戦術を習得していれば 日本人らしいサッカーの原型はすでにあった アギーレ監督…
サッカーで速攻とは何を指すのだろうか。明確な定義を知らないので、このブログに限り速攻とは「ディフェンスラインから最小のタッチ数でゴールを目指す攻撃戦術」とする。 速攻とはサッカーの理想とする攻撃戦術 最小限で攻撃を仕掛ける速攻のイメージ 速攻の起点とは ポゼッションからの起点 速攻とはサッカーの理想とする攻撃戦術 サッカーには様々な攻撃戦術があり、どれも相手のディフェンスを切り崩すための戦術である。 しかし自分たちのミスでボールをロストすることも多いため、攻撃戦術での理想は「最小のタッチ数での攻撃」とされる。 最小限で攻撃を仕掛ける速攻のイメージ 図左側ではボールを奪取する。 図右側で8番のD…
サッカーで戦術やシステム(フォーメーション)の話をする際に略記や略称を使うことが多いため書いておく。驚くことに人によって呼び方が異なることもあるため、話で疑問に思った際はここで確認を! 各ポジションの名称と略称 ポジションの番号 各ポジションの大まかな動き 各ポジションの名称と略称 ポジションを知らない人にとって厄介な話が、大まかにFW、MF、DFと三つの大きなくくりの中に、さらに細かい言い方があることだろう。 FW:フォワード、トップ・LWG:レフトウイング・RWG:ライトウイング 特に中央の人をトップ、両サイドでFWの人を左右のウイングと言ったりする。例えば図ではLSH(レフトサイドハーフ…
アギーレ前監督の攻撃の戦術を継承し、ハリルホジッチ監督が守備面で改革を起こせば日本代表はどれだけ強くなっただろうか。攻撃面は継承されなかったものの「日本人らしい戦術」が垣間見えていた矢先のこと、2018年4月20日、W杯ロシア大会を目前にしてハリルホジッチ監督が解任された。 突然の解任が日本代表の進化を阻む 戦術の進化を阻むのはスター選手か 日本代表ではなくスポンサー代表だった ずっと見え隠れしていたスポンサーの影響 スポンサーは世界的企業 巨大化するサッカー協会 この内容は一部取材に加え、大きな推測も含まれています。 突然の解任が日本代表の進化を阻む 戦術を重んじる監督であれば誰しもそうだが…
現代サッカーでは、常に局所的に数的優位(有利)を作り続ける戦術が優先される。数的優位を作るとマークされない味方ができ、ポゼッションを簡単に出来るようになるためである。 数的優位を作る最も根底にある戦術はラインコントロールであり、ラインコントロールによってチーム全体の守備戦術が決まると言っても過言では無い。 数的優位を作るラインコントロール ラインコントロールの難しさ ディフェンスラインを下げさせるメッシのラン ラインコントロールはディフェンスラインを常に上下させる 数的優位を作るシステム変更 ①「SBの上下とアンカーのCB化」によるシステム変更で数的優位を作る ②「WBの上下」によるシステム変…
現在のカテナチオはバイタルエリア手前で待って各エリアに追い込む守備戦術だった。 堅守速攻の守備戦術と言われるカテナチオだが、最新のトレンドでは『押し上げるラインコントロールとゾーンプレス』を組み合わせた、更に攻撃的なカテナチオが存在する。 カテナチオとゾーンプレスを合わせた改良型カテナチオ 大きなシステム変型無しで行う改良型カテナチオ システム変型は数的優位を作る戦術 数的優位を作らせないラインコントロール 超攻撃型の守備戦術『改良型カテナチオ』 ゾーンプレスとラインコントロール カウンターはしづらくなる!? 相手のカウンターは受けやすくなる!? カテナチオとゾーンプレスを合わせた改良型カテナ…
トルシエ監督は2002年日韓共催W杯に向け、日本には無かった守備戦術のラインコントロールとオフサイドトラップを導入した。 ラインコントロールとは、ディフェンスラインを上下させること。 オフサイドトラップとは、相手選手を意図的にオフサイドポジションに配置させて無力化させる守備戦術のこと。 ラインコントロールは常に行う戦術 トルシエ監督のラインコントロールとオフサイドトラップ オフサイドトラップの解説① オフサイドトラップの解説② ラインコントロールとオフサイド オフサイドのルールが変更され混乱するサッカー界 オフサイドが止める人 ラインコントロールは常に行う戦術 「ラインコントロールはオフサイド…