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サッカーの戦術ブログ https://www.football-tactics.net/

サッカー日本代表がW杯ベスト8の壁を打ち破れる様に戦術(タクティクス)を分析しています!

こんにちは! サッカー日本代表を中心に戦術を研究しています! W杯ベスト8の壁を打ち破れる様に応援しましょう!!

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2023/01/31

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  • 【アジアカップ2023】同格以上のイラン代表と日本代表の戦術とは!?

    バーレーン戦をなんとか制した日本代表だが予選での戦術は見る影もなかった。予選やグループステージで圧倒的な攻撃力を誇り選手層も厚いイラン代表が事実上の決勝戦とも言えるだろう。そのイラン代表に対し、日本代表がとるべき戦術とは何か。

  • 【サッカー イラン代表は強い?】ヨーロッパでプレーする選手は?オランダの得点王がいる?

    サッカー日本代表は、AFCアジアカップで決勝トーナメント1回戦に勝利! 準々決勝に進出しました。 アジアカップカタール大会 決勝トーナメントの日程 ・準々決勝:日本代表 VS イラン代表・・・2024年2月3日(土)20:30キックオフ(日本時間)・準決勝・・・2024年2月8日(木)午前0:00キックオフ(日本時間) ・決勝・・・2024年2月11日(日)午前0:00キックオフ(日本時間) 準々決勝の対戦相手・イラン代表について、まとめました。 【サッカー イラン代表は強い?】(2024)FIFAランクの順位は?監督はどんな人? イラン代表の世界ランキングは?日本代表との対戦成績は? イラン…

  • 【アジアカップ2023】バーレーン戦で日本代表が見直す戦術と連戦対策

    アジアカップ予選では圧倒的実力で欧州のチームのレベルとまで言われた森保監督の日本代表。しかしグループステージでは戦術が崩壊し、アジアで苦戦する昔の戦術に逆行した。バーレーン戦ではその輝きを取り戻せるのだろうか。

  • 【アジアカップ2023】挑戦と失敗:日本代表の戦術の崩壊

    アジアカップで行き詰まるサッカー日本代表。森保監督の現行の戦術の課題、未来への展望を分析。守備戦術や攻撃戦術の変遷、使えなくなった交代戦術、今後の戦術習得への期待などを詳しく解説。DFのラインコントロール、ビルドアップの問題点、中村敬斗の活躍、三笘薫の今後など、サッカー愛好者に向けて戦術の分析とアドバイス。

  • 【サッカー バーレーン代表】(2024)強さは?FIFAランキングは何位?注目選手は?

    サッカー日本代表は、AFCアジアカップグループステージを2位通過。決勝トーナメントに進出しました。 アジアカップカタール大会 決勝トーナメントの日程 ・決勝トーナメント1回戦:日本代表 VS バーレーン代表・・・2024年1月31日(水)20:30キックオフ(日本時間)・準々決勝・・・2024年2月3日(土)20:30キックオフ(日本時間)・準決勝・・・2024年2月8日(木)午前0:00キックオフ(日本時間) ・決勝・・・2024年2月11日(日)午前0:00キックオフ(日本時間) 決勝トーナメント1回戦の対戦相手であるバーレーン代表について、まとめました。 【サッカー バーレーン代表】(2…

  • 【サッカー インドネシア代表】帰化選手は何人?プレミアリーグの選手がいる?

    AFCアジアカップ カタール大会が始まっています。日本代表はグループ・ステージから苦戦。アジアの厳しさを見せつけられています。 アジアカップ カタール大会 グループ・ステージの日程 ・2024年1月14日(日)20:30キックオフ(日本時間) …日本代表 VS ベトナム代表・2024年1月19日(金)20:30キックオフ(日本時間) …イラク代表 VS 日本代表・2024年1月24日(水)20:30キックオフ(日本時間) …日本代表 VS インドネシア代表 決勝トーナメント進出がかかる、3戦目の対戦相手・インドネシア代表について、まとめました。 【サッカー インドネシア代表】FIFAランクの順…

  • ポジション選定ガイド:サッカーチームのメンバーの特徴を活かす効果的な戦術構築法

    サッカーチームのポジション割り振りに役立つマニュアル。チームメンバーに最適なポジションを見つけ、効果的な戦術を構築しましょう。

  • 【サッカー イラク代表】(2024)世界ランキングは何位?マンチェスター・ユナイテッドの選手がいる?

    AFCアジアカップ カタール大会が始まっています。 アジアカップ カタール大会 グループ・ステージの日程 ・2024年1月14日(日)20:30キックオフ(日本時間) …日本代表 VS ベトナム代表・2024年1月19日(金)20:30キックオフ(日本時間) …イラク代表 VS 日本代表・2024年1月24日(水)20:30キックオフ(日本時間) …日本代表 VS インドネシア代表 グループ・ステージ2戦目の相手、イラク代表についてまとめました。 【サッカー イラク代表】FIFAランクの順位は?監督はどんな人? イラク代表の世界ランキングは?日本代表との対戦成績は? イラク代表の監督はどんな人…

  • 【サッカー ベトナム代表】(2024)強さは?FIFAランキングは何位?帰化選手はいるの?

    AFCアジアカップ カタール大会がいよいよ始まります。 アジアカップ カタール大会 グループ・ステージの日程 ・2024年1月14日(日)20:30キックオフ(日本時間) …日本代表 VS ベトナム代表・2024年1月19日(金)20:30キックオフ(日本時間) …イラク代表 VS 日本代表・2024年1月24日(水)20:30キックオフ(日本時間) …日本代表 VS インドネシア代表 初戦の対戦相手であるベトナム代表について、まとめました。 【サッカー ベトナム代表】FIFAランクの順位は?監督はどんな人? ベトナム代表の世界ランキングは?日本代表との対戦成績は? ベトナム代表の監督はどんな…

  • 【2024年1月1日】日本代表 対 タイ代表戦 は北中米W杯にも影響する!?招集メンバーと戦術的な課題とは

    サッカー日本代表は北中米W杯の上位ポット(1~2位)に向け、国際戦では親善試合でも負けられません。森保監督は今後アジアカップや北中米W杯予選に向け、元旦の試合は大事な一戦になると話した。

  • 【サッカーW杯アジア2次予選 2023年11月21日】日本代表のシリア戦:ボール変更から放映権料まで、試合前後の注目ポイント

    日本代表のシリア戦では試合前後に様々なドラマが繰り広げられました。ボールの変更、放映権料の交渉、選手の怪我予防など、注目ポイントを徹底的に分析します。また、森保監督の戦術や選手たちのパフォーマンスにも焦点を当て、日本代表の今後の展望に迫ります。

  • 【サッカー日本代表メンバー発表(2023)】11/16 ミャンマー戦 & 11/21 シリア戦 注目選手や戦術を解説

    サッカー日本代表の最新情報!11/16 ミャンマー戦と11/21 シリア戦のメンバー発表。注目選手や戦術の視点から詳しく解説

  • 【サッカー シリア代表】(2023)強さは?世界ランキングは何位?どんなメンバーがいる?

    2026年に開催される北中米ワールドカップに向け、アジア二次予選がいよいよスタートします。 ワールドカップ26 アジア二次予選 2023年内の日程 ・2023年11月16日(木)19:00キックオフ(テレ朝/ABEMA)・・・日本代表VSミャンマー代表(パナソニック スタジアム吹田)・2023年11月22日(水)午前2:00キックオフ(=日本時間、放送局未定)・・・日本代表VSシリア代表(アル・ファイサル・スタジアム/サウジアラビア) 11月21日(日本時間22日)の対戦相手であるシリア代表について、まとめました。 【サッカー シリア】FIFAランクの順位は?監督はどんな人? シリア代表の世界…

  • ②日本サッカー界のトッププレイヤーを育てるための「ポジショニングスキルトレーニングプログラム」

    日本サッカー界が国際舞台で輝くために必要な戦術はポジショニングの上達。スキルトレーニングプログラムを通じて、若年層の選手たちが異なるポジションでのスキルを習得し、戦術的理解を高める方法について考える。

  • ①日本サッカー界の戦術革命 : Jリーグ内での成長と国際的な競争力向上のための提案

    Jリーグをあまり見れないのではっきりとは分からないが、カタールW杯で日本は戦術の後進国だと分かった。カタールW杯以前のように戦術を日本独自の方向へ進めるのではなく、サッカー協会が積極的に各チームへ戦術を取り入れることを訴え掛けても良いのではないかと思う。 ここではJリーグを始め、日本サッカー界にに戦術を広めるための方法を考えてみた。 Jリーグ内に戦術が普及すれば日本サッカー界は戦術大国に!? サッカー協会で戦術革命! Jリーグの各チームで行う戦術トレーニング U-18世代へ向けた戦術の教育プログラムの作成 Jリーグ内に戦術が普及すれば日本サッカー界は戦術大国に!? カタールW杯を見て「Jリーガ…

  • 【チュニジア代表(2023)強さは?FIFAランキングは何位?】有名選手はいる?

    2023年10月。サッカー日本代表(森保ジャパン)は「みずほブルードリームマッチ」でカナダ代表、「キリンチャレンジカップ」チュニジア代表と親善試合を行ないます。 10月の親善試合 概要 ・10月13日(金)19:35 ~・・・日本代表VSカナダ代表(新潟:ビッグスワン スタジアム)・10月17日(火)19:10 ~・・・日本代表VSチュニジア代表(神戸:ノエビアスタジアム) 2試合目の対戦相手、サッカー男子のカナダ代表について、まとめました。 【サッカー チュニジア代表(2023)は強い?】FIFAランクの順位は?監督はどんな人? 【サッカー チュニジア代表】フォーメーションは? 【チュニジア…

  • 【2023年10月】サッカー日本代表 森保ジャパンは間違いなく日本歴代最強!?

    間違いなく日本サッカー史上最強の代表チームと言える森保ジャパンは、未だに進化中である。その森保ジャパンの戦術を徹底分析してみる。

  • ⑤【カタールW杯の後】W杯ベスト8の壁を突破するシステム変更とポジショニング能力とは

    カタールW杯の戦術でポジションチェンジ、可変システム(システム変更)に焦点を当てて「ベスト8の壁」について整理し、日本代表が克服すべきポイントを解説します。

  • 【サッカー カナダ代表(2023)は強い?】世界ランキングは?注目選手は?

    2023年10月。サッカー日本代表(森保ジャパン)は「みずほブルードリームマッチ」でカナダ代表、「キリンチャレンジカップ」チュニジア代表と対戦します。 10月の親善試合 概要 ・10月13日(金)19:35 ~・・・日本代表VSカナダ代表(新潟:ビッグスワン スタジアム)・10月17日(火)19:10 ~・・・日本代表VSチュニジア代表(神戸:ノエビアスタジアム) 1試合目の対戦相手、サッカー男子のカナダ代表について、まとめました。 【サッカー カナダ代表】FIFAランクの順位は?監督はどんな人? 【サッカー カナダ代表】フォーメーションは?注目選手(2023)は? 【サッカー カナダ代表】F…

  • ④【カタールW杯の後】日本代表の戦術の完成形はトータルフットボール!?システム変更が戦術を変える

    前回ブラジル代表はカテナチオにラインコントロールとゾーンプレス、ハイプレス戦術を合わせた「改良型カテナチオ」、そして戦術ネイマールを加えていると話した。今回はさらに「改良型カテナチオ破り」を行うクロアチアの戦術を分析する。 ブラジル代表の良さを消しカウンターを狙うクロアチア代表の戦術 クロアチアは相手の良さを消し、モドリッチによるカウンターを武器とした 基本のシステム変更と戦術モドリッチは全てがポジションチェンジ!? 可変システムのシステム変更でポジションチェンジ 戦術モドリッチでポジションチェンジ システム変更には高いポジショニングの能力が必要となる 世界最先端の戦術は攻防の駆け引きの中に …

  • ④【カタールW杯の後】日本代表の戦術の完成形はトータルフットボール!?システム変更が戦術を変える

    前回ブラジル代表はカテナチオにラインコントロールとゾーンプレス、ハイプレス戦術を合わせた「改良型カテナチオ」、そして戦術ネイマールを加えていると話した。今回はさらに「改良型カテナチオ破り」を行うクロアチアの戦術を分析する。 ブラジル代表の良さを消しカウンターを狙うクロアチア代表の戦術 クロアチアは相手の良さを消し、モドリッチによるカウンターを武器とした 基本のシステム変更と戦術モドリッチは全てがポジションチェンジ!? 可変システムのシステム変更でポジションチェンジ 戦術モドリッチでポジションチェンジ システム変更には高いポジショニングの能力が必要となる 世界最先端の戦術は攻防の駆け引きの中に …

  • 【サッカー トルコ代表(2023)メンバー】強さは?注目選手は?

    2023年9月、サッカー日本代表(森保ジャパン)は国際親善試合でドイツ代表、キリンチャレンジカップでトルコ代表と対戦します。 9月のヨーロッパ遠征 概要 ・9月10日(日)午前3:45 ~(日本時間)・・・日本代表VSドイツ代表(ドイツ:ヴォルフスブルク)・9月12日(火)21:20 ~(日本時間)・・・日本代表VSトルコ代表(ベルギー:ヘンク) ヨーロッパ遠征の2試合目の対戦相手、サッカー男子のトルコ代表について、まとめました。 【サッカー トルコ代表】昔より弱くなった?FIFAランクの順位は?監督はどんな人? 【サッカー トルコ代表】フォーメーションは?注目選手(2023)は? 【サッカー…

  • ③【カタールW杯の後】ティキタカを日本化!?日本代表が目指す超攻撃型の守備戦術とは

    次回W杯に向けた日本代表の戦術戦略について解説。カウンター戦術と改良型カテナチオの特徴や組織的な守備戦術について詳しく説明します。

  • ②【カタールW杯の後】スペイン代表の戦術ティキタカは時代遅れ!?それでも日本代表は真似をする?

    スペイン代表の戦術ティキタカは時代遅れ!?それでも日本代表は真似をする? #サッカー #ティキタカ #日本代表サッカー

  • 【サッカー ドイツ代表は強い?】注目選手(2023)や監督は?FIFA世界ランキングは何位?

    【2023年8月】9月に日本代表と親善試合を行なう、サッカー ドイツ代表。その注目選手や監督、世界ランキングをお伝えします。

  • ①【カタールW杯の後】サッカー日本代表が超えるべきベスト8の壁を具体化する

    ラインコントロールはチーム全体に影響を及ぼす根底にある戦術だからなのか、それとも意識しすぎたせいなのか、W杯カタール大会は「特に各チームのラインコントロールで大きな違いが出た大会」に見えた。 前大会もそれなりに試合を見たはずだったのだが、前大会では今大会ほどはっきりとラインコントロールがされていた印象が無い。 地上波だけでは見れなかっただけだろうか… サッカー日本代表の見本はスペイン代表で間違いない!? スペイン代表と同じ戦術は無理!?日本化が必要な理由とは システム変更を行うチームの選手はポリバレントの能力が高い 戦術の日本化はどこに!?日本が取り入れるべき戦術とは カタールW杯で日本が勝ち…

  • 【2023年 FIFA U-20 ワールドカップ】日本代表の戦術まとめ

    「セネガルやコロンビア、実力不明のイスラエルがいる死のグループだ」と評価する人さえいたが、そうではなかった。 現代サッカーの戦術は、数的優位を作るためにシステム変更を行いながら各所を細かいポジショニングとフィジカル(身体能力)で差をつけ、個人技で打破しシュートへ向かう。 しかし戦術が皆無な上、選手のシステムとポジションの役割の理解度の無さ、ポジショニングの悪さが極めて目立った。 【2023年 FIFA U-20 ワールドカップ】総評 システムとポジションすら無意味に見えた デザインされたセットプレイが戦術の進化の起点になる セットプレイのデザインは過去最高!?全ての世代に浸透を! 各サッカー記…

  • 【2023年 FIFA U-20 ワールドカップ】5/28 日本代表vsイスラエル代表 同じ過ちを繰り返す

    第2戦まで戦術的な要素はセットプレイのみで、カタールW杯のA代表を三世代前の戦術とするならば四世代前とでも言うべきだろうか。 イスラエル戦ではこれがU-20日本代表だと言える戦術を見せてほしいが、どうなるだろうか… 両チームのスタメンと予想システムの発表 【前半】イスラエルのパス回しが際立つ U-20日本代表のGKからのビルドアップ 全てのプレイでDMFのポジショニングが悪影響を及ぼした? 写真1 重なる日本代表選手 写真2 ボールに近寄るだけのDMF二人 写真3 左SBから左SHが上手くボールを受ける 写真4 ポジショニングがメチャクチャな状態 写真5 数的優利を作るはずが数的不利に 写真6…

  • 【2023年 FIFA U-20 ワールドカップ】5/25 日本代表vsコロンビア代表

    外国人のイメージに寄せる模範的な日本人 前セネガル戦ではセットプレイ以外にめぼしい戦術はあまり無く、いつの時代のサッカーなのかと目を疑った。 イニエスタ選手の真似をしているのかディフェンシブミッドフィールダー(DMF)二人がボールへ極端に寄り、ボールホルダー(ボールの保持者)のプレイスペースを消し去った。 近づくどころかポジションごと重なり、自ら数的不利を作り出していた。 果たしてコロンビア戦で修正できるだろうか。 両チームスタメン発表 【前半】戦術はセットプレイのみ!?低いラインコントロールでは数的優位を作れない ミドルサードでのエリア戦術 右サイドバックの守備が弱点!?果たして… ボールに…

  • 【2023年 FIFA U-20 ワールドカップ】5/22 日本代表vsセネガル代表

    セネガルはアフリカ予選で無失点で優勝したことからも、守備(ディフェンス)も組織的でレベル的が高いことが証明されている。 攻撃(オフェンス)では個人の運動能力が非常に高いため、日本代表の守備がどの様に対応するのか注目が集まる。 アフリカ予選で無失点優勝のセネガルを日本代表は崩せるか!? 日本代表のスタメンとシステム(フォーメーション) セネガル代表のスタメンとシステム 【前半】ポジショニングの違和感が際立つ日本代表 現代の戦術は数的優位であり、システム変形とポジショニングが鍵となる ラインコントロールとオフサイドトラップ 現代のラインコントロールとその高さ ボールへ寄るのはイニエスタ選手の真似?…

  • 【2023年 FIFA U-20 ワールドカップ】日本代表メンバーと中心選手の経歴を確認

    2年毎に開催されるU-20ワールドカップ(W杯)は新型コロナの影響で21年大会が中止し4年ぶりの開催。 当初開催国だったインドネシアのバリ州知事は、U-20イスラエル代表が本大会出場が決定したところパレスチナ問題やイスラエルを国家として認めない理由から参加を拒否。 アルゼンチンサッカー協会がその翌日に同大会の開催地として正式に立候補し、代替地としてアルゼンチンとなった。大会スケジュールは予定通り5月20日から6月11日まで開催される。 アルゼンチンは2001年大会も主催し、U-20ワールドカップでは最多6回の優勝。 この時期はアルゼンチンのリーグ中であるため、普段プロクラブが使わないスタジアム…

  • ⑩【カタールW杯】クロアチア戦まで日本はどのようにして勝ってきたのか

    サッカー日本代表はアジアで格上の状態でありながらいつもギリギリの試合を演じ、某絶叫系解説者が「アジア予選では何が起きるか分からない」といつも言う印象が強いことに違和感を感じてきた。 絶叫系解説者・松○安太郎氏 カタールW杯では惜しくもクロアチアに破れてベスト16になったが、日本代表はどのようにして勝ってきたのだろうか… 【カタールW杯・アジア予選】日本代表の戦術に進化が見えない 【カタールW杯・グループステージ】急激に進化する日本代表の戦術と変化 ドイツ戦前半で気づき、ハーフタイムで修正し、後半から仕掛け出す 森保監督には日本人らしい戦術が見えている!?343のプレス戦術 先駆けた『交代戦術』…

  • ⑨【2023年3月キリンチャレンジカップ】トレンド戦術を最先端化!?あとは選手のポジショニングだけ!!

    三笘や久保、伊東、堂安など日本代表でも世界に通じるドリブラーが出てきたので、そのドリブラーを活かすアイソレーションが必須である。 アイソレーションを活かすためにも連携攻撃が中心となり、逆サイドでアイソレーション役のドリブラーが待ち構える算段となる。 最後の仕掛ける際に備え、パスが得意な人はパス役を、ドリブルが得意な人はドリブルが出来る状況を作るビルドアップとシステム変更を行う。 結局これはサッカーの戦術の根底で、各選手の得意なプレイを引き出し、苦手なプレイは出さないようにするということだが、それこそが戦術の日本化だと分析した。 戦術の日本化は世界のトレンドより複雑!? 三者三様の得意分野を活か…

  • 【ペルー代表は強い?】有名選手はいる?FIFA世界ランキングは何位?

    森保ジャパンと親善試合を行なうペルー代表の世界ランク、フォーメーション、注目選手についてまとめました。2023年5月時点の情報です。

  • ⑧第2次森保ジャパン 戦術の問題点と改善案

    新森保ジャパンのウルグアイとコロンビア戦から日本代表選手個人の能力である「フィジカル(身体能力)やボールコントロール能力」は上がっているが、ポジショニングの能力が上がっていないと分析した。 ポゼッションサッカー以前にビルドアップができない原因を簡単に言うと、ポジショニングや複数のポジションをこなすポリバレントの能力がないからだろう。 世界のトレンド戦術では高さに応じて決まったシステム変更がある 日本代表のビルドアップが上手くいかない理由 GKからのビルドアップとシステム変更 ビルドアップのシステム変更とポジショニングができない日本代表 日本代表のビルドアップとポジショニング システム変更は全員…

  • 【サッカー エルサルバドル代表】強さは?世界ランクは何位?有名選手はいる?

    森保ジャパンと親善試合を行なうエルサルバドル代表の世界ランク、フォーメーション、注目選手についてまとめました。2023年4月時点の情報です。

  • ⑦【3/28】日本vsコロンビア(後半)日本が目指すビルドアップするコロンビア

    後半は日本代表が目指す戦術をコロンビアがお手本のように始める。日本代表のハイプレスと中盤でのゾーンプレスに対し、コロンビアは広く展開し一人ひとりがボールを納めることで日本のディフェンスのリズムを作らせないのだ。 コロンビアのゾーンプレス破りとも言える戦術により日本は防戦一方の時間が増えることとなる。 コロンビアが戦術の後進国である日本の見本となる 後半日本代表のメンバー コロンビアは日本の弱点を突く ビルドアップのポジショニングが取れない日本代表選手 メンバーを変えて戦術の適性も試した? 上田綺世とサイドを突破する戦術の相性 流れでなんとなくポジションを変えるだけ システム442で久保をDMか…

  • ⑥【3/28】日本vsコロンビア(前半)真のシステムを模索しメンバーの適正を試す

    新生森保ジャパン第2戦目は南米の雄コロンビア。日本代表は前戦のウルグアイ戦ではカタールW杯からその先への戦術を中心に試した。 日本代表のスタメンとシステムの4231 町野三笘 西村 伊東鎌田 守田バングーナ 伊藤 板倉 菅原 SNSでは「海外組ばかりでなぜJリーグ組を試さないのか」と書き込まれていたが、コロンビア戦では遂に町野(湘南ベルマーレ)と西村(横浜F・マリノス)らJリーグの選手もスタメンで起用された。 また鎌田をDM(ボランチ)で起用することでより攻撃的なシステムにできるかを試す。恐らく一昔前の代表の遠藤(ガンバ大阪→ジュビロ磐田)のような長いパスと後ろからのスルーパスを期待してのオプ…

  • W杯で行う日本代表の戦術を考える

    W杯カタール大会に向かい、日本代表の戦術を考える。ビリーとしてはポゼッションよりもまずはカウンターを主体とした「奪取、展開、速攻」を心がけてほしい。ちなみに岡田監督のスローガンは「接近、展開、連続」である。 W杯後にメインサイトからサッカーの記事を独立させ加筆修正を行っているため、時系列が入り乱れることになります。ご了承くださいませ。 「日本人らしい戦術」とは何か 日本人らしい組織的な連動性とは何か 攻撃の基本はカウンターと速攻 後半からの「交代戦術」でスピードスターを投入 カウンターができなければポゼッションサッカーに 変則のシステム433はMFがバランスをとる ラインコントロールは試合展開…

  • W杯カタール大会から始まった「交代戦術」

    前回はスタメンを予想したのだが、後半からは交代戦術を用いる。 W杯カタール大会から交代枠が3人から5人(+脳震盪枠1人)へと増えたことでシステムごと変えられるようになり、疲労と怪我のためであった交代枠が戦術として重要視され交代戦術とも言われるようになった。 W杯カタール大会からは交代枠の他に交代機会が3回とハーフタイム中と決められており、5人の交代枠を使い切るには一度に複数人を交代する必要がある。 後半からの「交代戦術」でスピードスターを投入 前半で変わる選手は相手を乱しプレスを掛ける 戦術「アイソレーション」で仕掛ける カウンターでディフェンスラインを上げる ターンオーバーは試合ごとに選手を…

  • GKから中盤へ繋げるビルドアップと世界のトレンド戦術

    2023年3月現在日本代表には未だにGKからのビルドアップが確立されておらず、結局相手のプレスにハマって大きく蹴り出すことが多い。第2次森保ジャパンでもGKからのビルドアップを課題としているため、ここで世界のビルドアップのトレンドを分析してみる。 数的有利を作るためのシステム変更をし続ける 世界のトレンドはSBがSHやWBのように動く偽SB!? 中盤でのビルドアップとWGとSBのポジションチェンジ 数的有利を作るためのシステム変更をし続ける カタールW杯以前から日本ではDMがSBの位置にずれ込むビルドアップの方法を採用してきた。GKからのビルドアップも幾つかのシステムがあるが、今回はその次に該…

  • 戦術南野のワントップ構想とシステム変更

    勿論中央でポストプレイのイメージが強い大迫でもできたことだが、南野をCFにする利点はもう一つある。4-4-2のシステムが機能するようになるのだ。このシステムはゼロトップとも言える。 南野、鎌田、中島(久保)、堂安(久保)の全員がボールの位置によって中央に入り、全員が流動的に攻撃を繰り広げることができる。 戦術南野と流動的なシステム 南野がCFならば戦術の幅が広がる 超強気の戦術南野ならば 戦術南野は試合中に様々なシステム変更ができる システム変更の意識 ポリバレントのユーティリティ 戦術南野と流動的なシステム もはや南野を中心にチームの構成を考えていると言っても過言ではない。ただ南野はいつの間…

  • ⑤ビルドアップのトレンドとシステム変更を日本化する

    至極個人的な意見で恐縮だが、ヨーロッパでこれだけ活躍する選手がおりJリーグの選手も通用するとわかった今、Jリーグのレベルも上がってきていると判断できる。 もしこれだけ豊富な人材がいても日本代表が弱いとなる場合は、戦術や連携が足りないと言わざるをえない。そこで日本代表の戦術を世界のトレンドに合わせて改善できるよう、段階的な改善案を考えてみた。 新生森保ジャパンの戦術は完成済み!あとは連携の練度だけ!? 目指す守備戦術は「ゾーンプレスとカウンター」 目指す攻撃戦術は「ビルドアップとアイソレーション」 ビルドアップとシステム変更 ディフェンスラインからのビルドアップ GKからのビルドアップのシステム…

  • ④【3/25】第2次森保ジャパン 日本vsウルグアイ 前半の戦術を分析

    カタールW杯から次回大会に向け、第2次森保ジャパンの初戦はFIFAランク16位で南米のウルグアイ。日本のFIFAランク20位。依然として36歳のスアレスがエースの様に感じるが、世代交代のためか今回の招集は無し。 新生森保ジャパンのシステム(フォーメーション)と戦術を分析してみよう。 日本代表とウルグアイ代表のスタメン発表 日本代表のスタメンとシステムの4231 森保ジャパン初招集のメンバー 森保ジャパンコーチ陣 ウルグアイ代表のスタメンとシステム433 第2次森保ジャパンのシステムと戦術を分析する 試合序盤からの戦術分析 中盤でのポジションチェンジ サイドアタッカーがサイドアタッカーではなくな…

  • ⑧グループリーグ第三戦 スペイン戦 試合後のシステム分析

    スペインは日本が見本としたい「ティキタカ」と言われるボールをキープするサッカーをする。 「シャビ、イニエスタ、シャビアロンソ、プジョル…」のイメージが強過ぎるせいか、ビリーには勝てるイメージが無かった。さらにスペインはW杯カタール大会第二戦のコスタリカ戦でも大量の7得点をとったため、今回も付け入る隙は無いとすら思っていた。 【日本対スペイン】・勝つための戦術予想・試合後の詳細分析 前半、後半・試合後のシステム分析(当記事) また4年前の情報で予想をするのも恥ずかしいのだが、ビリーはドイツとコスタリカ戦で勝ってスペインに負けるか引き分けをイメージしていたのだが、森保監督は「ドイツ戦で引き分けを狙…

  • W杯予選と親善試合から見た個人的な選手選考

    親善試合を見た限りで選手を選んでみようと思う。Jリーグはおろか、ヨーロッパに所属する選手を全員知りません。あくまでも個人的意見で恐縮ですが、不快に思われたら申し訳ありません。 左サイドハーフの争いは熾烈極まりない オールラウンダーがいると必ず安定する 右サイドハーフは課題が残る 右サイドハーフの候補順 トップ下は鎌田大地で決まり 南野拓実、伊東純也はCFならありかもしれない 大迫は招集外だった 左サイドハーフの争いは熾烈極まりない 途中出場した三笘薫のような仕掛けは非常に魅力的であり、あれが今の日本代表に必要となることは間違いない。先走るが、アメリカ戦の次の試合で先発を見る限り、現段階では中島…

  • 現代サッカーの主戦場はサイドの攻防!?サイド攻撃の選択肢を増やせ!

    世界でカテナチオが標準となった今、相手が二列の守備陣形を整える前に攻撃することが最も望ましい。その攻撃がカウンターであり、日本代表の攻撃の戦術の中心となるだろう。 日本代表はカウンターが攻撃戦術の主軸 カウンターの次は速攻を目指す サイド攻撃でディフェンスラインを切り崩す 日本代表はカウンターが攻撃戦術の主軸 長いこと日本代表以外の試合を見ていなかったので選手の細かい特徴やプレイスタイルが分からないのだが、FWやサイドハーフは足の早い選手が多いようだ。日本代表は長いことボールを保持するポゼッションサッカーにこだわってきたが、足の早いメンバーの情報を聞く限りカウンターが適していると分かる。 カウ…

  • ③新生森保ジャパンが目指す戦術とSBのメンバーは!?

    記者会見は、山本昌邦氏がナショナルチームダイレクター「侍ブルーからU-15までの統括になる」ことから発表が始まり、森保監督はカタールW杯を通してこれから日本代表が進化を遂げるための戦術を発表した。 第2次森保ジャパンの「新生日本代表のスタイル」とは 新生森保ジャパンの戦術を具体化する ハイプレスとショートカウンター カテナチオによる中盤でのエリア戦術とカウンター 中盤でボールを奪取してから展開と速攻 カウンターに失敗した時のポゼッション法と速攻 両サイドでアイソレーションと単独攻撃の仕掛け SB不在の森保ジャパン 森保ジャパンのスタメン予想 2023年3月15日の記者会見から抜粋。【参考】新生…

  • 新生森保ジャパンの初陣でのシステムは!?

    現在の日本代表で4バックのシステムでは純粋なSBが両サイドとも不在となる。そのため、恐らく格下相手のみ4231や433など4バックのシステムになり、今後は343とWBのシステムが主流となるだろう。3CBとWBのシステムであれば、ラインコントロールに問題は残るがSHと併用できる形となる。 新生森保ジャパンのシステム(フォーメーション)を予想する 招集外まで含めて考えた4231のシステムとスタメン 招集外まで含めて考える343のシステム W杯カタール大会を継承した343のシステム 現実的な4231のシステム 433の可変システムで343にシステム変更 ①433から343へシステム変更 ②433から…

  • 第2次森保ジャパンのメンバー発表!大きく世代交代をさせた結果はどうなる!?

    W杯カタール大会が終わり、森保監督が続投することになった。3年後の2026年W杯カナダ・メキシコ・アメリカの合同大会への出場を目指す。本大会は32カ国から48カ国へと拡大される。 森保監督は「経験の浅い選手にもチャンスを与えて成長してもらえれば。ベテランと若手の融合は必ず必要かなと思います」とコメント。 次回W杯へ向けて新生森保ジャパンはキリンチャレンジカップの第一戦で2023年3月24日(土)にウルグアイ、第二戦で28日(月)コロンビアが相手となる。 キリンチャレンジカップ 森保ジャパンのメンバー発表 GK(ゴールキーパー) DF(ディフェンダー) MF(ミッドフィールダー) FW(フォワー…

  • ⑦日本代表はなぜ格下相手にも互角になるのか

    W杯カタール大会グループリーグ第2戦までを終えて、ベスト8を目標にする日本代表が「格下相手に大差をつけられない理由」を考えてみる。 日本代表が格下相手に大差をつけられない原因 ①ラインコントロールが低い ②システムとポジションの役割を理解してない ③動き直しがない ④ビルドアップからシュートまでの流れがいつもその場しのぎ 現在の日本代表のスタイルは… W杯カタール大会前まで日本代表のシステムは長らく4231であり、全体の連動性としては「433から343に変わる可変システム」も試したが、「4231のSBが上下する程度」にとどまった。 また日本代表が採用する「サイドで数的優位を作る戦術」には欠点が…

  • ③アメリカ戦の攻撃戦術を分析する

    ビリーの掲げる第一目標は「奪取、展開、カウンター&速攻」なのだが、23日のアメリカ戦では通称岡ちゃんである岡田監督が目標としていた「接近、展開、連続」のイメージがあった。 オフェンスは明確な選択肢がない 攻撃戦術には物足りなさを感じる 日本代表が目指すべき攻撃とは 第一の目標はカウンター攻撃 ディフェンスラインからの速攻 カウンターと速攻に失敗したらポゼッションサッカーに スポンサーの影は消えた!? オフェンスは明確な選択肢がない 岡田監督当時の戦術はスペイン代表の真似をしてポゼッションサッカーを掲げていたのだが、一番後ろのラインでひたすらボールを回すだけだった。ゴール前でもパスをひたすら回し…

  • サイドで数的優位を作る戦術の欠点

    現代サッカーでは攻守とも局所的に数的優位を作る戦術が主流である。その一つとして「ボールを奪取、保持から展開する際のサイド攻撃」を紹介する。 この攻撃はボール側のSBが上がり、二人のDMがサイドに入り込むのだが、数的優位を作る利点とともに欠点もあるのだった。 サイド攻撃の初動時にDMがSBの位置に入る 数的優位を作るサイド攻撃の戦術 なぜ赤いエリアへ入らないのか SBとDMが入れ替わる戦術の欠点 システム(フォーメーション)が崩れる 崩れたシステムは混乱する 崩れすぎたシステムを戻すには時間が掛かる 赤いエリアが重なると得点につながりやすくなる サイド攻撃の初動時にDMがSBの位置に入る 下図左…

  • ②アメリカ戦の守備戦術を分析する

    ここで日本代表の戦術を整理する。ゾーンプレスによりボールを奪取し、素早い展開からカウンターや速攻を成立させる。 速攻が失敗した場合はボールを保持(ポゼッション)してボールを回し、相手DFのほころびや弱点をつく、と言ったところだろうか。 W杯前の日本代表の攻守の現状 世界で標準となった守備戦術のカテナチオ 日本代表はラインコントロールのない根性プレス 攻守両面で全体の連動性を上げたい 根性プレスから脱却したいが… 日本代表の攻撃への切り替え方は古い W杯前の日本代表の攻守の現状 アメリカ戦での細かい修正点を挙げるとキリがないのだが、特筆すべきはやはり最後のシュートへつなげる仕掛けやその直前の組み…

  • ⑥グループリーグ第二戦 コスタリカ

    以前から「日本代表はなぜ格下相手に大量点で勝つことが少ないのか」と思うことが多かった。 コスタリカ戦でも開始5分で「日本の格上感」が出ていたにも限らず引かれたコスタリカに対して攻めあぐね、格上の振る舞いができない日本であった。 日本代表のスタメンと4231のシステム 修正しきれない守備時のラインコントロール 低いディフェンスラインのせいで全体が間延びする FWが追いかけ回す根性プレス 格上の振る舞いができない攻撃戦術とシステム 戦術の世界基準はキーパーからの展開にも システム変更を活かせない選手 中盤を厚くすることでポゼッションを行う 押し込んで裏が突けるのに… 単調な試合展開の繰り返し ・W…

  • ①【22年9月23日】日本対アメリカ戦を振り返る

    かつてはビリーもサッカー選手を目指していたが、あえなく失墜。 プロになんてなれもせず、最近はサッカーとは疎遠になりフットサルをたまにする程度。 さらに加齢により右太ももで肉離れを起こし、最近は歩くこともまともにできない日々。 自然とサッカーへの興味も薄れ、TVで観戦することも無くなっていく中で… ビリーも呼ばれるのではないかと自宅で正座をしてスタンバイしていた(嘘)のだが招集もなく、今日という日が来てしまった。 「いつも通りパッとしない試合展開なのか」と思っていたがそんなことはなかった。 突然見違えた!?サッカー日本代表のフィジカル スタメンのシステムは4231 進化した日本代表選手のフィジカ…

  • 男子サッカーが後進国を脱出するための方法とは

    外国人監督がサッカー日本代表に戦術を持ち込むがことごとく首にしてきた日本サッカー協会。その裏にはいつも見え隠れするスポンサーの存在。スポンサーは日本代表を強くしようとは思っておらず、契約している選手を引き込み、目立つように先述にまで口を出しているようにしか見えないのだった。 迷走する日本サッカーの戦術 ドイツの選手の育成システム 日本人監督と外国人監督の差 戦術はなでしこジャパンで実証済み 則夫ジャパン誕生か!? 結局はスポンサー代表だった 最後に 迷走する日本サッカーの戦術 W杯ロシア大会までは「日本人らしい先述」どころか「日本人らしさ」すら感じることも無かった。 日本代表は基本的にヨーロッ…

  • ⑤W杯の蓋を開けると日本代表は三世代前の戦術だった

    結果を見れば日本代表は第一戦で大番狂わせを演じて見せたのだが、大会4日目までの数試合を見た後「我が日本の戦術は三世代前じゃないか…」と衝撃的だった。 2005年のルール変更以来、ディフェンスラインのコントロールはずっと気になっていただけあり、今大会では特に気になるのだった。 ドイツ戦の日本の戦術を分析する ①ラインコントロールが恐ろしく低い ②システム変更による各ポジションの動きに違いがない ③全体の距離感がバラバラ ④数的優位を作るための流動的ポジションチェンジ ⑤流動性を意識したシステム変更とポジションチェンジ 現日本代表の最適なシステムは4231?343か352? 世界の戦術は進化し続け…

  • ⑮アメリカ代表のなでしこ対策

    なでしこジャパンとの決勝戦以外で、アメリカ代表の試合を見ていないので正確なことは言えないが、アメリカは相当ななでしこ対策をしてきたようだ。 アメリカ代表のなでしこ対策 アメリカのゾーンプレス対策は間延び 間延びは最高のなでしこジャパン対策だった 大会と戦術の相性 体格で劣る日本の組織戦術 全てを尽くしたなでしこジャパン アメリカ代表のなでしこ対策 サッカーは一般的に間延びすると長いパスが増えるため、間に敵も入りやすくなりボールを取られやすくなる。 そのため全体的にまとまって移動しながら、短いパスを多様し、できればパス回数とボールタッチを減らす事が目標である。 アメリカのゾーンプレス対策は間延び…

  • ⑭なでしこジャパン 佐々木則夫監督

    2015年7月現在、女子サッカーW杯でなでしこジャパンが体の二回り以上大きい相手に対し、戦術を駆使して勝ち進んでいる。 なでしこジャパンの戦術を分析してみよう。 戦術を駆使して勝ち進む「なでしこジャパン」 日本人らしい戦術の完成 すでに完成レベル スペイン代表との違い なでしこジャパンの組織戦術 選手層の厚さ W杯直前に完成された戦術 交代戦術は機能しなかった 戦術を駆使して勝ち進む「なでしこジャパン」 なでしこジャパンの特徴は男子のスペイン代表やグアルディオラ監督時代のバルセロナのようなポゼッションとパスサッカーに加え、出せる時は長いパスも多用し、敵DFラインの裏のスペースへも走りこませる。…

  • ④グループリーグ緒戦 ドイツ

    日本の緒戦はドイツであり誰もが負けると予想していた。しかしフィジカルでも昔ほどの差は無くなり、ボールコントロールの技術も全員が劣っているわけではない。 またヨーロッパの戦術サッカーに対して日本代表は相性が良い印象があるため、ビリーはラインコントロールを高めに設定して引かなければ勝てると踏んでいた。 前半 ドイツは引いた日本を攻めあぐねる ラインコントロールをするのは恐らく吉田 ディフェンスラインが下がりドイツが数的優位に 日本代表の戦術は時代遅れだと分かった前半だった 後半 まずはドイツ中盤の数的優位に対抗する 森保監督はWBにするために3CBにしたのだろうか? 久保建英が交代させられた理由 …

  • ⑬日本 西野朗監督のシステム変更

    W杯ロシア大会直前の2018年4月20日にハリルホジッチ監督が解任され、西野朗氏が監督に就任した。 ビリーとしては「アギーレ監督の攻撃的な戦術」から「ハリルホジッチ監督の守備的なエリア戦術」と世界にも通じそうな「日本人らしい戦術の完成形」が見えていただけに、何とも複雑な気分になった。 それだけに日本代表監督の交代劇は、まるで日本サッカー協会の混乱が透けて見えるようだった。 オシム監督から「日本人らしい戦術」に取り憑かれてしまった日本代表の戦術だが、日本人の西野朗監督はどのような戦術になるのだろうか。 西野朗監督の基本戦術 大きな変型なしの3バックとWBのシステム 3バックは基本システムではなく…

  • ラインコントロールとシステム変更で数的優位を作る

    現代サッカーでは、常に局所的に数的優位(有利)を作り続ける戦術が優先される。数的優位を作るとマークされない味方ができ、ポゼッションを簡単に出来るようになるためである。 数的優位を作る最も根底にある戦術はラインコントロールであり、ラインコントロールによってチーム全体の守備戦術が決まると言っても過言では無い。 数的優位を作るラインコントロール ラインコントロールの難しさ ディフェンスラインを下げさせるメッシのラン ラインコントロールはディフェンスラインを常に上下させる 数的優位を作るシステム変更 ①「SBの上下とアンカーのCB化」によるシステム変更で数的優位を作る ②「WBの上下」によるシステム変…

  • ⑫ハリルホジッチ監督 突然の解任

    アギーレ前監督の攻撃の戦術を継承し、ハリルホジッチ監督が守備面で改革を起こせば日本代表はどれだけ強くなっただろうか。攻撃面は継承されなかったものの「日本人らしい戦術」が垣間見えていた矢先のこと、2018年4月20日、W杯ロシア大会を目前にしてハリルホジッチ監督が解任された。 突然の解任が日本代表の進化を阻む 戦術の進化を阻むのはスター選手か 日本代表ではなくスポンサー代表だった ずっと見え隠れしていたスポンサーの影響 スポンサーは世界的企業 巨大化するサッカー協会 この内容は一部取材に加え、大きな推測も含まれています。 突然の解任が日本代表の進化を阻む 戦術を重んじる監督であれば誰しもそうだが…

  • 各ポジションの名称と略称、番号、大まかな動き方

    サッカーで戦術やシステム(フォーメーション)の話をする際に略記や略称を使うことが多いため書いておく。驚くことに人によって呼び方が異なることもあるため、話で疑問に思った際はここで確認を! 各ポジションの名称と略称 ポジションの番号 各ポジションの大まかな動き 各ポジションの名称と略称 ポジションを知らない人にとって厄介な話が、大まかにFW、MF、DFと三つの大きなくくりの中に、さらに細かい言い方があることだろう。 FW:フォワード、トップ・LWG:レフトウイング・RWG:ライトウイング 特に中央の人をトップ、両サイドでFWの人を左右のウイングと言ったりする。例えば図ではLSH(レフトサイドハーフ…

  • ③W杯カタール大会の開始とともに戦術の違和感の正体が明らかに

    サッカーW杯の予選や親善試合では幾つもシステムを試していたが、日本代表ではどれもしっくりこない。格下相手にも接戦を演じ、TVの解説では「これがW杯の予選。何が起こるかわからない。」と松木さんは連呼するが、「ベスト8を目指す国が格下相手に接戦で良いのか?」といつも思う。 W杯カタール大会で日本代表の戦術はどうなる!? ラインコントロールが戦術の基本!?日本の戦術とシステムとは 変わっているのはラインコントロールだけではなかった ラインコントロールはルールの変更前と同様になっていた W杯カタール大会で流行する戦術 W杯カタール大会で日本代表の戦術はどうなる!? W杯が開催し世界各国の戦術やシステム…

  • キーパーからパスでつなぐ戦術

    ワールドカップの試合を見る限り、日本代表の戦術は古い。W杯が始まりドイツ戦の前半中にラインコントロールが時代遅れだと気づいたのだが、世界の戦術は他にも進歩していた。 現代サッカーの戦術は、不用意にボールを相手に渡すボールのロストを減らす傾向にある。そのため局所的に数的優位(有利)を作り、ポゼッション(ボールの保持率)を高めるのだ。 世界の基準はキーパーからパスでつなぐ戦術 世界ではキーパーからパスでつなぐ可変システムを採用 世界の基準はキーパーからパスでつなぐ戦術 日本では攻撃をする際、キーパーから大きく横に並んだ4バックへボールを渡す。この時4人が関わっているように見えるが、キーパーは大きく…

  • ⑪フランス人 ハリルホジッチ監督のデュエルと縦の早さ

    2015年八百長疑惑で告発されたアギーレ前監督に代わり、ボスニア・ヘルツェゴビナ出身でフランス人のヴァヒド・ハリルホジッチ氏が監督に就任。2018年W杯ロシア大会を目指す。 ハリルホジッチ監督はアギーレ前監督の超攻撃的なサッカーを継承し、組織的戦術として堅守速攻、加えて選手に1対1の強さ「デュエル」を求めてさらなる戦術の強化を目指す。 ハリルホジッチ監督のエリア戦術とは 目指す堅守速攻型の戦術は継承されていた!? ラインコントロールの無いカテナチオとゾーンプレス 日本代表が目指すべき戦術「日本人らしいサッカー」とは 「日本人らしさ」と日本人選手たちの限界 世界と渡り合うための「デュエル」 過剰…

  • ⑩メキシコ人 ハビエル・アギーレ監督の堅守速攻

    2014年から中南米に位置するメキシコ人のハビエル・アギーレ氏が監督に就任し、2018年W杯ロシア大会へと向かう。中南米も南米と同じ様に身体能力を活かした攻撃的なスタイルの印象が強い。 アギーレ監督はその印象通り、日本代表メンバーでできるあらゆる攻撃の選択肢を洗練して使うのだった。 アギーレ監督は代表監督の理想像だった!? 洗練された攻撃的な433のシステム アギーレ監督は可変システムの433が基本 アギーレ監督のシステム まるで「日本人らしいサッカー」の具現化 守備はマンツーマンで根性プレス ザッケローニ監督のエリア戦術を習得していれば 日本人らしいサッカーの原型はすでにあった アギーレ監督…

  • 速攻とは最小のタッチ数でゴールを目指す攻撃戦術

    サッカーで速攻とは何を指すのだろうか。明確な定義を知らないので、このブログに限り速攻とは「ディフェンスラインから最小のタッチ数でゴールを目指す攻撃戦術」とする。 速攻とはサッカーの理想とする攻撃戦術 最小限で攻撃を仕掛ける速攻のイメージ 速攻の起点とは ポゼッションからの起点 速攻とはサッカーの理想とする攻撃戦術 サッカーには様々な攻撃戦術があり、どれも相手のディフェンスを切り崩すための戦術である。 しかし自分たちのミスでボールをロストすることも多いため、攻撃戦術での理想は「最小のタッチ数での攻撃」とされる。 最小限で攻撃を仕掛ける速攻のイメージ 図左側ではボールを奪取する。 図右側で8番のD…

  • ⑨イタリア人監督 アルベルト・ザッケローニと日本化

    ザッケローニ監督はイタリア国内での監督経験が長いが、代表チームの監督は日本代表が初めて。選手としてのポジションはDF(サイドバック)。 イタリアと言えばカテナチオという堅守速攻のシステム戦術が有名で、トルシエ監督以来消えたラインコントロールが日本代表に戻るのではないかと期待した。 ザッケローニ監督が2014年W杯ブラジル大会へ向かう。 ザッケローニ監督の戦術の豊富さに期待が膨らんだ 戦術ではなく監督が日本人化宣言 見た限り岡田前監督の戦術の継承だった 日本代表に違和感を覚える 戦術か、選手か 2014年 W杯 ブラジル大会のスタメン ザッケローニ監督の戦術の豊富さに期待が膨らんだ 元DFでイタ…

  • ⑧岡田監督のポゼッションサッカーの実際と評価

    岡田監督の就任から目標どおり、ボール保持率(ポゼッション)着実に上がっていた。しかし思うような結果にはつながらなかったのだ。ここで『岡田監督のポゼッションサッカー』を分析してみよう。 サッカーの戦術は点を取るためにある 岡田監督の戦術「ポゼッションサッカー」の特徴 「カウンターや速攻」が無くなった結果 「整った陣形を崩す戦術」がポゼッションサッカーのハズだった この原因はどこにあったのだろうか ボールの保持率が上がった理由は相手の戦略だった 結局悪い意味での日本人らしさが出た サッカーの戦術は点を取るためにある サッカーの目的は点を取ることで、点を取るには「相手の陣形が整う前に攻める」か、「整…

  • 走行距離を伸ばす戦術「根性プレス」と大会の相性

    サッカー日本代表は勿論、なでしこジャパンでも「人数をかけて走る、走行距離を伸ばす」戦術を採用している。主に中盤でプレスを掛けるゾーンプレスのためであり、単純に「一人あたり1~2km伸ばせば、10人では10~20km増える」のだが、疲労の蓄積も忘れてはならない。 ラインコントロールの無いゾーンプレス 戦術『根性プレス』と大会の相性 走行距離と回復力の関係 戦術で走行距離を効率化する 交代枠も戦術として活用する時代 ラインコントロールの無いゾーンプレス サッカー日本代表が選択した戦術は、ラインコントロールの無い状態でゾーンプレスを掛ける「根性プレス」である。 よくサッカーではマークを外すため、スペ…

  • ⑦岡田監督の目指すポゼッションサッカー

    岡田監督の「日本人の考える日本人らしい戦術」を目指したはずが、時間の経過とともにいつの間にか変わっていくのだった... 時間の経過とともに変わる岡田監督の戦術 目指すポゼッションサッカーと岡田監督の誤算 2010年 W杯 南アフリカ大会のスタメン 時間の経過とともに変わる岡田監督の戦術 そもそもオシム前監督の戦術を継承するのであればカウンターや速攻が前提となる。 しかし日本人らしく『接近・展開・ 連続・(根性)』を行うと変わり、最終的には「ポゼッションサッカー」に至った。 「ポゼッションサッカー」に至った時点で戦術の中からカウンターなどの速攻はすでに消えていた。 仮にカウンターなど速攻の選択肢…

  • ⑥日本人 岡田武史監督の戦術とスローガン

    脳梗塞で倒れたイビチャ・オシム前監督に代わり、代表監督に就任したのが岡田武史氏だった。岡田監督はオシム前監督の意思を受け継ぎ「日本人の特色と特性」を分析し、日本人にあったサッカーをする「戦術の日本化」を日本人なりに目指し、2010年のW杯南アフリカ大会に向かう。 「日本は島国のため世界を知らない」と度々言われるが、「海外を知らないために客観視の出来ない日本人が思う日本人らしい戦術」はどんな戦術になるのだろうか。 岡田監督の日本人の特色を活かす戦術 岡田監督のスローガン 戦術『根性』には限界がある バルセロナのポゼッションサッカー 日本人とスペイン人の体型は似ている 岡田監督の日本人の特色を活か…

  • 超攻撃型の守備戦術『改良型カテナチオ』

    現在のカテナチオはバイタルエリア手前で待って各エリアに追い込む守備戦術だった。 堅守速攻の守備戦術と言われるカテナチオだが、最新のトレンドでは『押し上げるラインコントロールとゾーンプレス』を組み合わせた、更に攻撃的なカテナチオが存在する。 カテナチオとゾーンプレスを合わせた改良型カテナチオ 大きなシステム変型無しで行う改良型カテナチオ システム変型は数的優位を作る戦術 数的優位を作らせないラインコントロール 超攻撃型の守備戦術『改良型カテナチオ』 ゾーンプレスとラインコントロール カウンターはしづらくなる!? 相手のカウンターは受けやすくなる!? カテナチオとゾーンプレスを合わせた改良型カテナ…

  • 堅守速攻の守備戦術『カテナチオ』

    現代のイタリア代表が行う堅守速攻の守備戦術をカテナチオという。 イタリア人監督のザッケローニ氏が就任した時、日本代表でもこの守備戦術が行われると思ったのだが、はっきりとは行われなかった。 他のサイトを見るとバイタルエリアとはDMとCBの間だと説明されているが、著者ビリーの記憶では全く異なる。 ※1950年代の「カテナチオ」とは異なる現代の堅実な守備のことを指し、また独自の解釈も含まれていますのでご注意ください。 守備戦術の『カテナチオ』とエリア戦術 カテナチオの基本とエリア戦術 カテナチオの基本は各エリアに誘い込む カテナチオは相手によって変わる繊細な守備戦術 赤いエリアに押し込まれた場合 追…

  • ⑤世界指折りの指揮官 イビチャ・オシム氏

    2006年W杯ドイツ大会が終わると日本代表監督にイビチャ・オシム氏が就任した。ジェフユナイテッド千葉の監督をしていたのだが、日本サッカー協会が強引に日本代表監督にしたような気がする。 大学同期の友人がジェフユナイテッド千葉のファンであり、当時激怒し「納得できない」と連呼していたのを今でも覚えている。 日本代表にフィリップ・トルシエ監督が就任し、日本にも戦術という言葉が浸透したはずだった。 しかしベスト16では満足せずに散々「やはり日本サッカー界にはジーコしかいない!」と始まり「名選手名監督にあらず」と終わったブラジルサッカー界伝説のジーコ氏を経たことで、サッカーをかじった人であれば誰もが呑みな…

  • ④ジーコ監督は個人を活かすブラジル式戦術

    2002年日韓共催W杯が終わると、日本代表監督は選手として圧倒的な知名度があるジーコ氏へと代わった。 不確かで申し訳ないのだが、前トルシエ監督の日本代表がW杯ベスト16で止まってしまったことを危惧し、サッカー協会がブラジル式への原点回帰を狙ったと言われてジーコ監督の招致が決まったはずである。 ジーコ監督は全体よりも個人を活かすブラジル式戦術 ブラジル人監督ジーコ氏の人柄 システムは442と352の併用 ジーコ監督により消えたラインコントロール 戦術は常にマンツーマンが前提になる 戦術は組織か個人のどちらか ジーコ監督は全体よりも個人を活かすブラジル式戦術 前トルシエ監督が全体で連動する組織的戦…

  • ②W杯開幕までの日本代表の戦術とブラジルの戦術

    日本が得意とするシステムは長きに渡り4231を基準とし、世界中どこでも見られるようなオーソドックスなスタイルを築いてきた。 4231から戦術的な変化を生み出すのは出ている選手であり個人技しかないものの、国内では「日本代表の戦術は世界でも類を見ないほど優れた戦術であり、追随を許さない」とまで評価する人がいた。 2009年頃までは職場の先輩が海外サッカーを録画してくれていたのだが、その職を離れて以来見る機会が無くなってしまったために比較対象を失い、評論家たちの根拠が分からなくなった。 ただ漠然とアジア予選での強さを見て「そうなのかな?」と刷り込まれたように思っていたのだが… サッカー日本代表の戦術…

  • ラインコントロールとオフサイドトラップ

    トルシエ監督は2002年日韓共催W杯に向け、日本には無かった守備戦術のラインコントロールとオフサイドトラップを導入した。 ラインコントロールとは、ディフェンスラインを上下させること。 オフサイドトラップとは、相手選手を意図的にオフサイドポジションに配置させて無力化させる守備戦術のこと。 ラインコントロールは常に行う戦術 トルシエ監督のラインコントロールとオフサイドトラップ オフサイドトラップの解説① オフサイドトラップの解説② ラインコントロールとオフサイド オフサイドのルールが変更され混乱するサッカー界 オフサイドが止める人 ラインコントロールは常に行う戦術 「ラインコントロールはオフサイド…

  • ①サッカーW杯カタール大会の戦術(タクティクス)を分析する

    サッカーは「選手ありきの戦術」であり「戦術ありきの選手」である。優秀な選手を活かすも殺すも戦術次第。W杯カタール大会で各国の戦術を分析し、これからのサッカー日本代表を応援できればと思います。 サッカーW杯カタール大会が開幕!各国の戦術を分析する キーパー以外全ポジションができるビリーにとって、サッカーの戦術分析はとても楽しいのだが、サッカーを通じて経験したのは「思ったほど複数のポジションができる人は少ない」のである。 戦術とはフィールドプレイヤー全員が共通の意識を持って行う作戦なので、日本が戦術の後進国となった理由が分かった気がする。 W杯で盛り上がるのは試合だけじゃない!?影山優佳さんに負け…

  • ③フィリップ・トルシエ監督のもたらした戦術

    日本代表監督であったフィリップ・トルシエ氏は1998年に就任し、サッカー後進国日本に革命をもたらしたのだった。 ブラジルのように個人のレベルの高さだけで勝負するのではなく、日本が世界レベルで戦うにはどうしても戦術が必要だったのだ... それまで日本には戦術らしい言葉を聞いた記憶が無いぐらいであった。 トルシエのもたらした戦術 フランス人監督フィリップ・トルシエ氏の人柄 フィリップ・トルシエ氏の代名詞と言える戦術 トルシエ監督のオフサイドトラップと『フラット3』 サッカーの戦術の歴史 トルシエのもたらした戦術 知らない人は驚くことだろう。 日韓W杯まで日本ではサッカーをしている人でも戦術はおろか…

  • ②Jリーグ審判の誤審により変わる方向性とは

    サッカー協会の思惑としては「サッカーのレベルを上げる方針の一つ」として「チャージ(タックル)に強い選手を育てる」はずだった。 ところが審判の誤審により試合結果が変わればチームの勝敗や順位も変わる。 勝負の世界では『勝ったチームが全て』なので、Jリーグの方向性すら変わる事になったのだった… 誤審の結果でチームが変える方向性とは チーム戦術と選手のレベルの間 明確なビルドアップが存在しない!? 日韓W杯に向けトルシエジャパンが誕生 誤審の結果でチームが変える方向性とは 選手個人のレベルが上がれば勿論チーム全体のレベルも上がる。 しかし「個人の強いチャージ」により試合結果が変わるのであれば、戦術を変…

  • ①Jリーグ審判の誤審とサッカー協会の誤算

    チャージ(タックル)でファールになる判断基準は世界とアジア、日本のJリーグで異なります。 その「ファールの判断基準」により影響するものとは何でしょうか。 あくまで一人の観戦者として思ったことをやんわりと書きます。こんなことを思いながら観戦をすると、より一層面白くなるのではないかと思って書きました。 サッカー協会の意図とは別の結果に 世界の審判のファールの基準 Jリーグの審判のファールの基準 チャージの「上手さ」と「強さ」は別物 Jリーグのサッカーは別の競技になっていた サッカー協会の意図とは別の結果に 主に深夜BS1のみのサッカー観戦だが、ビリーもごくたまにJ1を目にすることがある。 見ること…

  • 【12月10日】ROUND8 ブラジル対クロアチア

    ブラジルは世界ランキング1位。 ワールドカップ最多の5回優勝国。 監督のチッチ氏は組織的に動かない選手を排除して選手を一新した。 現在7年目で、ラインコントロールと激しいゾーンプレスを得意とし、ネイマールを中心とした攻撃が特徴的。 クロアチアは世界ランキング12位。 今大会ベスト16で日本を倒し、前回準優勝の国。 レアルマドリードのモドリッチ(37)を中心に安定感は抜群だが、決定力に欠ける。 グループリーグでは体調不良などでベストメンバーではなかったが、この試合から二人が戻ってきた。 メンバーの交代がどの程度影響するのだろうか。 ビリーはこの試合前までクロアチアを特徴がないチームだと分析してい…

  • 【12月5日】ベスト16 イングランド対セネガル

    イングランドは世界ランキング5位。 ビリーの世代ではイングランドと言えばベッカムなのだが、もう居ない。 驚異の得点力を誇り、予選のグループリーグではスペインと並び3試合で9点。 全ポジションとも安定感を誇り、どのポジションも穴が無い。 セネガルは世界ランキング18位。 セネガルはキーパーからつなぐことがなく、最初から大きく蹴り上げてルーズボールを拾ってから攻めるまるで小学校低学年や体育でよく見る珍しいスタイル。 時折パスを繋ぐが縦へのパスが多く、そこから無理やりドリブルで進み続ける。 「前に前に」のスタイルは良く言えばドイツの『ライプツィヒ』のようだが、あまりにも単純。 これだけで世界ランキン…

  • 【12月4日】ベスト16 アルゼンチン対オーストラリア

    アルゼンチンの世界ランキングは3位。 予想フォーメーション4-3-3で、メッシは中盤にも落ちると思われるため、4-1-4-1などのイメージもある。 ここまで見たところだと、メッシがボール周りの悪いポジションに顔を出して打開しているイメージ。 メッシはこの試合で、クラブと代表の合計で1000試合目、ゴールは788ゴールを挙げてきた。 オーストラリアの世界ランキングは38位。 予想フォーメーションは4-4-2で、試合を見る限り38位という印象はない。 スター選手と言える人は居ないが、堅実なディフェンスと各ポジションが安定しているため穴が無く、ミスらしいミスも少ない印象のチーム。 アルゼンチンの一方…

  • 【12月6日】ベスト16 日本対クロアチア

    日本は世界ランキング24位。 本来はトータルフットボールができるチームでありながら、ラインコントロールが三世代前であったがために全体が発展途上のチーム。 グループリーグが進むごとに進化しているが、まだまだ本来の能力を発揮していない。 ドイツ、スペインを撃破したがコスタリカには負けるもろさも併せ持つ。 クロアチアは世界ランキング12位。 守備的なチームで、正確性の高いカウンターが最初の武器。 体も強く、とにかくミスが少ない。 スピードがある選手は多くないため、いつも通りであれば日本が後半優位に立てそう。 クロアチアは守備的なチームでプレスに弱いカウンター型のチーム 【クロアチアはあまり特徴がない…

  • 【12月3日】グループH ポルトガルvs韓国

    グループリーグ第3戦。 ポルトガルは世界ランキング9位。 メッシと並ぶ世界トッププレイヤーのクリスティアーノロナウド(37歳)が中心となるチーム。 第2戦までに2勝をしているため、すでにグループリーグ突破が決まっている。 韓国は世界ランキング28位。 プレイヤーや戦術よりも、毎大会ラフプレーで試合を台無しにすることで有名。 今大会もラフプレーが予想されたが、VARなど画像解析が入ったせいか大人しくなっている。 両国とも4-3-3の攻撃的なスタイル ぱっと見で大きな体格差は見られない。 前半の序盤、両国ともラインコントロールはしているが、時折韓国が後ろからのディフェンスになるため押し込まれる。 …

  • 【12月2日】日本対スペイン 想定システム

    日本にとっては朗報となるのだろうか。 スペインは1位通過をすると決勝トーナメント第2戦目でブラジルと当たることになるため、日本戦で負けて2位通過を目指すかもしれないそうだ。 まずは日本の基本的戦術とワールドカップで世界が行っている基本戦術をおさらいしたい。 サウジアラビアのVARとオフサイドトラップ戦術 格上アルゼンチンに対して行った戦術。 スペイン vs コスタリカ スペインの基本的戦術を確認できる一戦。 日本対ドイツ 日本は三世代前のラインコントロールで、前半ドイツにボールを持たれ圧倒される。 しかし体力を温存していた後半、日本はWBを取り入れたフォーメーションで本来のポゼッションサッカー…

  • 【12月2日】グループF クロアチア対ベルギー

    クロアチアは世界ランキング12位。 特に有名な選手はモドリッチだが、選手のレベルは平均的に高くミスが少ない。 第2戦までは選手の距離感も程よくバランスの取れたチームと言えるが、何か決定力に掛け驚異を感じない印象。 ベルギーは世界ランキング2位。 アザール、ロメル・ルカク、デ・ブライネ、アクセル・ヴィツェルらベルギー黄金世代と言われる選手たちが特徴で、「前回大会がピークで僕たちは歳をとりすぎた」と本人たちが言っている。 スター選手とは言えないが、選手の平均的なレベルは高い。 両国ともヨーロッパのため、お互い手の内は知り尽くされているため、前半からの様子見は無く試合開始から激しい展開が予想される。…

  • 【12月1日】グループC ポーランド vs アルゼンチン

    現在35歳のメッシはバルセロナに所属していたこともあり、バルセロナの新旧エース対決とも言われている。 バルセロナの新旧エース対決とは言え、両国間の力の差は歴然。 ポーランドはボール回しすらロクにできもしないと言うのが一般的な予想。 またここまでグループCの順位はこちら。 緒戦で敗戦したアルゼンチンがポーランドに勝利することで首位になれるか。 ポーランドの世界ランキングは26位。 34歳のレバンドフスキがポーランドのエースであり、現バルセロナのエース。 ポーランドは4か5バックで下がり、カウンター狙いの戦術だと思われる。 ボールの保持率を上げることから考えたい。 アルゼンチンの世界ランキングは3…

  • 【11月28日】グループE スペインvsドイツ

    ABEMAでの煽り文句は「新無敵艦隊 vs ゲルマン魂」だそうだ。 艦隊と魂のぶつかり合いとはどんな生放送なのか… 単位はどうなっているのだろうか… 理系のビリーは気になってしょうがなかった。 また会場はアルバイトスタジアム。 なんとも言えない気分になる。 スペインは世界ランキング7位。 スペインリーグのバルセロナとレアルマドリードの選手を合わせたようなチーム。 言わずとしれたボールを保持するポゼッションスタイル。 ヨーロッパの中では小柄な選手が多い印象だが、ボールコントロール(足元の技術)がヨーロッパの中でも秀でている印象。 パスをひたすら回し続けることで相手ディフェンスの位置やマークのズレ…

  • 【11月28日】グループF クロアチア対カナダ

    クロアチアは世界ランキング12位。 前回大会で準優勝、ルカ・モドリッチはレアルマドリード所属で大会MVPを受賞した選手。 世界を代表する司令塔は居るが、パスを受けてディフェンスラインの裏を取れるようなFWが不在? また後ろからの押し上げが遅く、攻撃の速攻が課題だろうか。 カナダは世界ランキング41位。 世界ランキングには大きな差があるが、体格ではカナダが勝る。 クロアチアの緒戦を見る限りディフェンシヴなチームであるため、明確な攻撃的な戦術が善戦できるはず。 DFが大きく開き、ボールの綺麗な展開が美しいチーム。 世界での経験が少ないのか、ゾーンからマンツーに変えるタイミングが遅く、穴ができやすい…

  • 【11月27日】グループE 日本vsコスタリカ ②後半

    後半開始からメンバー交代。 ・FW上田 → FW浅野 ・DF長友 → DF伊藤 至極個人的な意見だが、恐らく前半から伊東が右SHで出ていたらボールロストが増えていたので改めて堂安で良かったと思うが、いまいちポゼッションができていなかった印象。 伊藤を入れたことで3バックにし、攻め込まれたときには5バックになるWBを採用。 ドイツ戦と同じフォーメーション変更だが、ドイツ戦よりもWBが上がり気味と言った印象。 また気候への順応が想像以上に難しいらしく、国籍関わらずいつも通りには走れない模様。 話を聞く限りグラウンドでも日向と日陰の気温差が激しいようだ。 コスタリカに対して格下との見方をする人もいた…

  • 【11月27日】グループE 日本vsコスタリカ ①前半

    グループE第2戦目。 FIFA世界ランキングでは大きな差はなく相性を考えなければ互角に近いと思われる。 しかしコスタリカは負けることができないために体力面を考えずに最高のメンバーを出してくることを考えると、楽な試合にはならない。 日本は世界ランキング24位。 日本は第1戦目のドイツに勝ったためにコスタリカ戦で勝利をすれば決勝トーナメントへ大きく近づく。 さらに3戦目のスペイン戦で手を抜けるため、大敗を喫しようが真夏日でサッカーをするような環境の中、決勝トーナメントに向けて体力を温存できる。 コスタリカは世界ランキング31位。 緒戦はスペインに7-0と大敗したが、決して弱いチームではない。 ワー…

  • 【11月24日】スペインvsコスタリカ

    グループE第1戦目。 会場はアルトゥママスタジアム。 スペインにとってコスタリカは、ワールドカップ緒戦で最も楽な相手と思われる。 スペインは世界ランキング7位。 12大会連続16回目の出場。今大会も優勝候補の一角。 このコスタリカ戦でワールドカップの戦術確認と他の試合では出れないであろう選手の経験、体力の温存、つまりはウォーミングアップをしてくるだろう。 コスタリカは世界ランキング31位。 3大会連続6回目の出場。ベスト8経験国。 目立つようなスター選手はいないが、組織的にまとまったミスの少ない印象。 コスタリカはどこまで食い下がれるだろうか? 圧倒的実力差のスペイン対コスタリカ戦 コスタリカ…

  • 【11月23日】グループE 日本vsドイツ

    世界ランキングは24位。 日本代表はワールドカップ前の9月24日、アメリカとの練習試合が最高の形と言える。 これぞ日本だという戦いをした。 ドイツ戦では同様の戦いをどれ程できるかによるだろう。 世界ランキングは11位。 ドイツ代表は言わずとしれた組織戦術の先進国。 世界のスター選手が何人か抜けたことで戦力は落ちたと言われているが、日本からするとまだまだ強豪国。 試合が始まると目につくのはドイツの体の大きさ フィジカルでは筋肉1枚分ドイツが着込んでいるのではないかと思うほどの差。 サッカーでは科学的な分析王国となったドイツにフィジカル面でかなり負けている模様。 日本代表は最も得意とする4-2-3…

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