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⑤【カタールW杯の後】W杯ベスト8の壁を突破するシステム変更とポジショニング能力とは
カタールW杯の戦術でポジションチェンジ、可変システム(システム変更)に焦点を当てて「ベスト8の壁」について整理し、日本代表が克服すべきポイントを解説します。
少年サッカーのフォーメーション‼︎その6 最強のフォーメーション3-1-1-1+フリーマン
前回まで、ポジションとフォーメーションを中心にお話させてもらいました。誤解のない様に、念を押しておくと、少年サッカーで一番大事なのはボールを扱うという部分です…
【サッカー エルサルバドル代表】強さは?世界ランクは何位?有名選手はいる?
森保ジャパンと親善試合を行なうエルサルバドル代表の世界ランク、フォーメーション、注目選手についてまとめました。2023年4月時点の情報です。
⑩【カタールW杯】クロアチア戦まで日本はどのようにして勝ってきたのか
サッカー日本代表はアジアで格上の状態でありながらいつもギリギリの試合を演じ、某絶叫系解説者が「アジア予選では何が起きるか分からない」といつも言う印象が強いことに違和感を感じてきた。 絶叫系解説者・松○安太郎氏 カタールW杯では惜しくもクロアチアに破れてベスト16になったが、日本代表はどのようにして勝ってきたのだろうか… 【カタールW杯・アジア予選】日本代表の戦術に進化が見えない 【カタールW杯・グループステージ】急激に進化する日本代表の戦術と変化 ドイツ戦前半で気づき、ハーフタイムで修正し、後半から仕掛け出す 森保監督には日本人らしい戦術が見えている!?343のプレス戦術 先駆けた『交代戦術』…
【2023年 FIFA U-20 ワールドカップ】日本代表メンバーと中心選手の経歴を確認
2年毎に開催されるU-20ワールドカップ(W杯)は新型コロナの影響で21年大会が中止し4年ぶりの開催。 当初開催国だったインドネシアのバリ州知事は、U-20イスラエル代表が本大会出場が決定したところパレスチナ問題やイスラエルを国家として認めない理由から参加を拒否。 アルゼンチンサッカー協会がその翌日に同大会の開催地として正式に立候補し、代替地としてアルゼンチンとなった。大会スケジュールは予定通り5月20日から6月11日まで開催される。 アルゼンチンは2001年大会も主催し、U-20ワールドカップでは最多6回の優勝。 この時期はアルゼンチンのリーグ中であるため、普段プロクラブが使わないスタジアム…
【2023年 FIFA U-20 ワールドカップ】5/22 日本代表vsセネガル代表
セネガルはアフリカ予選で無失点で優勝したことからも、守備(ディフェンス)も組織的でレベル的が高いことが証明されている。 攻撃(オフェンス)では個人の運動能力が非常に高いため、日本代表の守備がどの様に対応するのか注目が集まる。 アフリカ予選で無失点優勝のセネガルを日本代表は崩せるか!? 日本代表のスタメンとシステム(フォーメーション) セネガル代表のスタメンとシステム 【前半】ポジショニングの違和感が際立つ日本代表 現代の戦術は数的優位であり、システム変形とポジショニングが鍵となる ラインコントロールとオフサイドトラップ 現代のラインコントロールとその高さ ボールへ寄るのはイニエスタ選手の真似?…
少年サッカーのフォーメーション‼︎その3‼︎ 県を制した3-3-1
前回〝フォーメーションの基本的な考え方〟その2をお伝えしました。フォーメーションを考える時に最低限考慮すべき事項が複数あります。前回は話しませんでしたが、もう…
⑨【2023年3月キリンチャレンジカップ】トレンド戦術を最先端化!?あとは選手のポジショニングだけ!!
三笘や久保、伊東、堂安など日本代表でも世界に通じるドリブラーが出てきたので、そのドリブラーを活かすアイソレーションが必須である。 アイソレーションを活かすためにも連携攻撃が中心となり、逆サイドでアイソレーション役のドリブラーが待ち構える算段となる。 最後の仕掛ける際に備え、パスが得意な人はパス役を、ドリブルが得意な人はドリブルが出来る状況を作るビルドアップとシステム変更を行う。 結局これはサッカーの戦術の根底で、各選手の得意なプレイを引き出し、苦手なプレイは出さないようにするということだが、それこそが戦術の日本化だと分析した。 戦術の日本化は世界のトレンドより複雑!? 三者三様の得意分野を活か…
【ペルー代表は強い?】有名選手はいる?FIFA世界ランキングは何位?
森保ジャパンと親善試合を行なうペルー代表の世界ランク、フォーメーション、注目選手についてまとめました。2023年5月時点の情報です。
新森保ジャパンのウルグアイとコロンビア戦から日本代表選手個人の能力である「フィジカル(身体能力)やボールコントロール能力」は上がっているが、ポジショニングの能力が上がっていないと分析した。 ポゼッションサッカー以前にビルドアップができない原因を簡単に言うと、ポジショニングや複数のポジションをこなすポリバレントの能力がないからだろう。 世界のトレンド戦術では高さに応じて決まったシステム変更がある 日本代表のビルドアップが上手くいかない理由 GKからのビルドアップとシステム変更 ビルドアップのシステム変更とポジショニングができない日本代表 日本代表のビルドアップとポジショニング システム変更は全員…
⑦【3/28】日本vsコロンビア(後半)日本が目指すビルドアップするコロンビア
後半は日本代表が目指す戦術をコロンビアがお手本のように始める。日本代表のハイプレスと中盤でのゾーンプレスに対し、コロンビアは広く展開し一人ひとりがボールを納めることで日本のディフェンスのリズムを作らせないのだ。 コロンビアのゾーンプレス破りとも言える戦術により日本は防戦一方の時間が増えることとなる。 コロンビアが戦術の後進国である日本の見本となる 後半日本代表のメンバー コロンビアは日本の弱点を突く ビルドアップのポジショニングが取れない日本代表選手 メンバーを変えて戦術の適性も試した? 上田綺世とサイドを突破する戦術の相性 流れでなんとなくポジションを変えるだけ システム442で久保をDMか…
⑥【3/28】日本vsコロンビア(前半)真のシステムを模索しメンバーの適正を試す
新生森保ジャパン第2戦目は南米の雄コロンビア。日本代表は前戦のウルグアイ戦ではカタールW杯からその先への戦術を中心に試した。 日本代表のスタメンとシステムの4231 町野三笘 西村 伊東鎌田 守田バングーナ 伊藤 板倉 菅原 SNSでは「海外組ばかりでなぜJリーグ組を試さないのか」と書き込まれていたが、コロンビア戦では遂に町野(湘南ベルマーレ)と西村(横浜F・マリノス)らJリーグの選手もスタメンで起用された。 また鎌田をDM(ボランチ)で起用することでより攻撃的なシステムにできるかを試す。恐らく一昔前の代表の遠藤(ガンバ大阪→ジュビロ磐田)のような長いパスと後ろからのスルーパスを期待してのオプ…
前回はスタメンを予想したのだが、後半からは交代戦術を用いる。 W杯カタール大会から交代枠が3人から5人(+脳震盪枠1人)へと増えたことでシステムごと変えられるようになり、疲労と怪我のためであった交代枠が戦術として重要視され交代戦術とも言われるようになった。 W杯カタール大会からは交代枠の他に交代機会が3回とハーフタイム中と決められており、5人の交代枠を使い切るには一度に複数人を交代する必要がある。 後半からの「交代戦術」でスピードスターを投入 前半で変わる選手は相手を乱しプレスを掛ける 戦術「アイソレーション」で仕掛ける カウンターでディフェンスラインを上げる ターンオーバーは試合ごとに選手を…
現代サッカーの主戦場はサイドの攻防!?サイド攻撃の選択肢を増やせ!
世界でカテナチオが標準となった今、相手が二列の守備陣形を整える前に攻撃することが最も望ましい。その攻撃がカウンターであり、日本代表の攻撃の戦術の中心となるだろう。 日本代表はカウンターが攻撃戦術の主軸 カウンターの次は速攻を目指す サイド攻撃でディフェンスラインを切り崩す 日本代表はカウンターが攻撃戦術の主軸 長いこと日本代表以外の試合を見ていなかったので選手の細かい特徴やプレイスタイルが分からないのだが、FWやサイドハーフは足の早い選手が多いようだ。日本代表は長いことボールを保持するポゼッションサッカーにこだわってきたが、足の早いメンバーの情報を聞く限りカウンターが適していると分かる。 カウ…
記者会見は、山本昌邦氏がナショナルチームダイレクター「侍ブルーからU-15までの統括になる」ことから発表が始まり、森保監督はカタールW杯を通してこれから日本代表が進化を遂げるための戦術を発表した。 第2次森保ジャパンの「新生日本代表のスタイル」とは 新生森保ジャパンの戦術を具体化する ハイプレスとショートカウンター カテナチオによる中盤でのエリア戦術とカウンター 中盤でボールを奪取してから展開と速攻 カウンターに失敗した時のポゼッション法と速攻 両サイドでアイソレーションと単独攻撃の仕掛け SB不在の森保ジャパン 森保ジャパンのスタメン予想 2023年3月15日の記者会見から抜粋。【参考】新生…
現在の日本代表で4バックのシステムでは純粋なSBが両サイドとも不在となる。そのため、恐らく格下相手のみ4231や433など4バックのシステムになり、今後は343とWBのシステムが主流となるだろう。3CBとWBのシステムであれば、ラインコントロールに問題は残るがSHと併用できる形となる。 新生森保ジャパンのシステム(フォーメーション)を予想する 招集外まで含めて考えた4231のシステムとスタメン 招集外まで含めて考える343のシステム W杯カタール大会を継承した343のシステム 現実的な4231のシステム 433の可変システムで343にシステム変更 ①433から343へシステム変更 ②433から…
ここで日本代表の戦術を整理する。ゾーンプレスによりボールを奪取し、素早い展開からカウンターや速攻を成立させる。 速攻が失敗した場合はボールを保持(ポゼッション)してボールを回し、相手DFのほころびや弱点をつく、と言ったところだろうか。 W杯前の日本代表の攻守の現状 世界で標準となった守備戦術のカテナチオ 日本代表はラインコントロールのない根性プレス 攻守両面で全体の連動性を上げたい 根性プレスから脱却したいが… 日本代表の攻撃への切り替え方は古い W杯前の日本代表の攻守の現状 アメリカ戦での細かい修正点を挙げるとキリがないのだが、特筆すべきはやはり最後のシュートへつなげる仕掛けやその直前の組み…
以前から「日本代表はなぜ格下相手に大量点で勝つことが少ないのか」と思うことが多かった。 コスタリカ戦でも開始5分で「日本の格上感」が出ていたにも限らず引かれたコスタリカに対して攻めあぐね、格上の振る舞いができない日本であった。 日本代表のスタメンと4231のシステム 修正しきれない守備時のラインコントロール 低いディフェンスラインのせいで全体が間延びする FWが追いかけ回す根性プレス 格上の振る舞いができない攻撃戦術とシステム 戦術の世界基準はキーパーからの展開にも システム変更を活かせない選手 中盤を厚くすることでポゼッションを行う 押し込んで裏が突けるのに… 単調な試合展開の繰り返し ・W…
結果を見れば日本代表は第一戦で大番狂わせを演じて見せたのだが、大会4日目までの数試合を見た後「我が日本の戦術は三世代前じゃないか…」と衝撃的だった。 2005年のルール変更以来、ディフェンスラインのコントロールはずっと気になっていただけあり、今大会では特に気になるのだった。 ドイツ戦の日本の戦術を分析する ①ラインコントロールが恐ろしく低い ②システム変更による各ポジションの動きに違いがない ③全体の距離感がバラバラ ④数的優位を作るための流動的ポジションチェンジ ⑤流動性を意識したシステム変更とポジションチェンジ 現日本代表の最適なシステムは4231?343か352? 世界の戦術は進化し続け…
ワールドカップの試合を見る限り、日本代表の戦術は古い。W杯が始まりドイツ戦の前半中にラインコントロールが時代遅れだと気づいたのだが、世界の戦術は他にも進歩していた。 現代サッカーの戦術は、不用意にボールを相手に渡すボールのロストを減らす傾向にある。そのため局所的に数的優位(有利)を作り、ポゼッション(ボールの保持率)を高めるのだ。 世界の基準はキーパーからパスでつなぐ戦術 世界ではキーパーからパスでつなぐ可変システムを採用 世界の基準はキーパーからパスでつなぐ戦術 日本では攻撃をする際、キーパーから大きく横に並んだ4バックへボールを渡す。この時4人が関わっているように見えるが、キーパーは大きく…
現代サッカーでは攻守とも局所的に数的優位を作る戦術が主流である。その一つとして「ボールを奪取、保持から展開する際のサイド攻撃」を紹介する。 この攻撃はボール側のSBが上がり、二人のDMがサイドに入り込むのだが、数的優位を作る利点とともに欠点もあるのだった。 サイド攻撃の初動時にDMがSBの位置に入る 数的優位を作るサイド攻撃の戦術 なぜ赤いエリアへ入らないのか SBとDMが入れ替わる戦術の欠点 システム(フォーメーション)が崩れる 崩れたシステムは混乱する 崩れすぎたシステムを戻すには時間が掛かる 赤いエリアが重なると得点につながりやすくなる サイド攻撃の初動時にDMがSBの位置に入る 下図左…
少年サッカーチームの見方‼︎その4 攻撃の優先順位は?中央を攻略せよ‼︎
前回、少年サッカーでは、格上の強豪チーム相手でも点を取りにいく方が良いとお話しました。今回は、私のサッカー経験から、攻撃の優先順位のお話をしたいと思います。攻…