東京都在住30代一人暮らしをしている河口蔵之助です。ちょっとした雑学とちょっと役に立つ本の紹介を書き綴っていくブログです。
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軍隊や給食により日本全国に拡がることになったカレーは、その後カレールウの発売によって更に日本人の家庭にまで浸透していきます。今回はカレールウの歴史についてご紹介します。
今や国民食となった日本の「カレーライス」。ここまで全国的に普及したのにはどの様な経緯があるのか。調べてみると、2つの大きな出来事が影響しているようでした。それは戦争と戦後の給食です。
スープカレーの定義とは何でしょうか。名前の通りカレーがスープ状になっていることはわかりますが、明確な定義は案外知られていません。日本で生まれた固有のカレー料理、スープカレーについて特徴や歴史を簡単にご紹介します。
カレーうどんの発祥は1935年、新宿区にある蕎麦屋「三朝庵」でのことでした。1976年には名古屋にて「本店 鯱乃家」(しゃちのや)という名古屋のお店が「名古屋カレーうどん」を誕生させています。
インド料理店の開業とスパイスの輸入業を通して、日本とインドの親善関係を築こうとした活動家がいます。彼の名はA.M.ナイル。「日印親善は台所から」という信念を持って事業を始めたと言われています。
昭和初期の日本でもカレーは庶民に普及しつつありましたが、インドのカレーとは異なる仕上がりであることは否めませんでした。そんな日本のカレーがインドに近づくきっかけを作ったインド人がいます。彼の名はラス・ビハリ・ボース。彼の歴史をご紹介します。
ジャマイカで食べられているカレーは、スパイスをまぶして焼いた「ジャークチキン」です。ドラム缶で豪快に焼いて食べるワイルドな料理です。
ヨーロッパではあまり定着していないカレーですが、イギリスとドイツは例外です。イギリスでは「チキンティッカマサラ」が国民食として定着しています。一方、ドイツでは「カリーブルスト」というカレー粉をまぶしたソーセージが国民食として愛されています。
実は欧風カレー自体は日本で誕生したカレーでヨーロッパには存在しません。なんと欧風カレー誕生のルーツは日本にあります。東京都千代田区神田神保町の老舗「ボンディ」で「欧風カレー」は生まれたのでした。今日はこの「欧風カレー」についてご紹介します。
スリランカのカレーは日本人の口に合うとよく言われます。それはなんと鰹節が使われているからだとか。そしてスリランカのカレーはワンプレートで盛られており、見た目が色鮮やかでとってもお洒落です。そのうち日本でも流行る予感がしています。
ミャンマーでもインドやタイに劣らずカレーが食べられています。「油戻し煮」という調理法で出汁の効いた日本人好みの味付けで、米と一緒にいただくことができます。これを現地では「ヒン」と呼んでいます。今回はミャンマーカレー「ヒン」をご紹介します。
東南アジアのマレー系の地域で食べられている「ルンダン」というカレーをご存知でしょうか。 現地で人気の辛味付けサンバルソースとココナッツミルクで炊いたインディカ米、たっぷり煮込んだ牛肉のカレーが絶妙な相性の絶品エスニックカレーです。
「マッサマンカレー」をご存知でしょうか。アメリカのテレビ局CNNが2011年に「世界で最も美味しい食べ物ベスト50」を発表した際に1位になったタイのカレーです。実は本国タイでもあまり知られていない、他とは異なる経緯のあるカレーだったのです。
タイのグリーンカレーを食べたことはありますか。最近ではレトルトでも食べられるようになり、日本でも身近な存在だと思います。 インドカレーに比べてハーブをふんだんに使用しており、トウガラシの種類も豊富であるのが特徴です。
「チキンティッカマサラ」というカレーをご存知でしょうか。実はイギリスでは国民食と呼ばれているほど人気のカレーなんです。しかし日本ではバターチキンカレーの主流なので、なかなか一般的には馴染みが薄いように思います。日本でも認知されてほしいですね。
スパイスを粉末した「カレー粉」を世界で初めて売り出したのがクロス・アンド・ブラックウェル社(C&B社)です。「C&Bカレーパウダー」という商品でした。これによってイギリスにカレーが普及していくことになります。
カレーはインドで食されていた食べ物ですが、世界中に拡がることになったのはイギリス人が自国に持ち帰ってからです。そのきっかけは「あの辛い食べ物をまた食べたい」という食欲を原動力とするものでした。カレーがイギリスに渡る歴史をご紹介します。
「カレー(curry)」はインドでは通じない?カレーの語源は何か。
「カレー(curry)」という呼称は本場でインドではあまり一般的ではないと聞いたことがあります。それもそのはずでそもそもは外国人側が「カレー(curry)」と呼び始めたことがきっかけだったのでした。
インド人はカレーを手で食べています。私たちは子供の頃にお箸の使い方を教わって身に付けてきたこともあり、手でカレーを食べることを本能的であり野性的のような、簡単そうに思ってしまいがちです。 しかしインド人の様に実際にカレーを手で食べてみると
インド人はカレーを手で食べることで有名です。私たち日本人や西洋人にとっては大きなカルチャーショックであるため、インドに旅行に行ったりすると「カレーを手で食べなきゃいけないんでしょ」と聞かれたり、その食文化のイメージは非常に根強い印象があり
ベンガルのカレーとゴアのカレーについて紹介します。インドカレーと聞いて真っ先に思い浮かべているのはおそらく北部のカレーですが、東北部のベンガルにも南西部のゴアにも独自のカレーがあります。いずれも米食で魚を豊富に使った日本人好みのカレーです。
「インドカレー」と言っても、インドは日本の国土の9倍もある広大な国で、それぞれの地域で異なるカレーが食べられています。僕らがイメージしている「インドカレー」は正しく思い描けているのでしょうか。まずは北部と南部について簡単に確認してみましょう。
世界で食べられているカレーは、主に3つの系統に分けることができます。地域に合わせたかたちで発展してきた歴史がわかるようになります。ざっくりと整理するだけで日頃の楽しみが増えるはずです。
白米にルウをかけたカレーライスやナンとタンドリーチキンのインドカレーだけがカレーではなく、世界には多数のカレーが存在します。今回は主食となるライスまたはパンについて簡単に整理してみます。
普段何気なく使用しているコーヒーカップですが、取っ手の位置を右に向けるか左に向けるか、どちらが正しい作法であるかご存知でしょうか。実はこの向きは国によって異なっており、それぞれとてもシンプルで合理的な理由がありました。
コーヒー豆は産地によって味や香りが異なります。通常販売されているコーヒー豆には産地が表示されています。つまり産地を基準にして自分好みの味や香りのコーヒーを見つけることができるようになるということです。簡単に紹介しますので参考にしてください。
缶コーヒーのジョージアで有名なエメラルドマウンテンブレンド。親しみやすく『エメマン』と呼ばれ、ほとんどの方が一度は飲んだことがあるのではないでしょうか。 このエメラルドマウンテンは南米のコーヒー大国であるコロンビアで生産されています。南米
世界一のコーヒー大国ブラジル。商品パッケージを見てみると多くのコーヒーがブラジルが生産されていることがわかります。かつて大隈重信が「ブラジルが生産しているコーヒーは準国産品(準日本産)」という言葉を残しています。その歴史をご紹介します。
コーヒーの名称は「~ブレンド」の様に品種とは関わっておらず、消費者はあまり意識することがありませんが、実は代表的な品種が3つ存在しそれぞれ特徴と用途は異なります。代表的な品種について知っておけば、コーヒーを選ぶ時の楽しみも増えるものです。
今や缶コーヒーやインスタントコーヒーだけでなく、コンビニコーヒーも充実し、いつでもどこでもコーヒーがすぐに飲める世の中です。それでもやっぱり自分で淹れて楽しみたい。そんな人のための記事です。
数十年前まではコーヒーは体に悪いというイメージが世間には多くありました。しかしその後科学的な研究が進み今では健康に良い飲み物に見事変貌を遂げました。しかしただ飲めばよいわけではないので、健康に良いと言われる基本的な知識を抑えておきましょう。
コーヒーを飲む時にたお菓子や食べ物など他に何か合わせる人も多いでしょう。様々なバリエーションがあります。コーヒーのおともについて考えてみたいと思います。
ダイドードリンコが販売している小ぶりな可愛い缶コーヒーシリーズで、デミタスコーヒーってありますよね。あれってなんで少し小さいのでしょうか。そもそも「デミタス」ってなんなんでしょう。
缶コーヒーを開発したのも実は日本の企業です。インスタントコーヒーも手軽に飲める発明ですが、缶コーヒーはお湯を沸かしたり注ぐプロセスさえ不要で、すぐに飲むことができる最も手軽なコーヒーの飲み方でしょう。日本人のコーヒーへの貢献は大きいですね。
インスタントコーヒーの発明者は実は日本の化学者です。はじめは「溶ける」という意味を冠した「ソリュブル・コーヒー」と名付けられましたが商品化には至らず、普及までは少し時間がかかります。その後の簡単な歴史を追ってみましょう。
日本の企業が手掛け、世界的にも高い評価を得ているコーヒーがあるのをご存知でしょうか。青と黄色のロゴが書かれた街中でもよく見られる看板でお馴染みのキーコーヒー株式会社が手掛けている「トアルコトラジャ」というコーヒーがあります。
コンデンスミルクがたっぷり入ったコーヒーはご存知でしょうか。それはベトナムコーヒーです。 意外と知られていませんがベトナムはコーヒーの生産国です。コーヒーを注ぐ前にカップにコンデンスミルクをたっぷり入れておくのがベトナム流なのです。
戦前に日本のコーヒーは黄金時代を迎えます。また、戦後もコーヒーの楽しみ方は変化し、現代のスターバックス文化にまで昇華していっています。忙しさを後押ししてくれるコーヒー、ゆったりとしたひと時を過ごすコーヒー。どちらが好まれるんでしょうね。
「珈琲」は「コーヒー」と読みます。日本人にはすっかり定着しているのでみなさん読めるかと思います。この「珈琲」という漢字にはどんな由来があり、日本社会に定着するようになったのでしょうか。
カップにたっぷりと注がれているが味は薄い。それがアメリカンコーヒーの特徴です。この特徴って何なんでしょうか。これにはアメリカという国家の独立に関わる面白い歴史が関係しています。
エチオピアに起源を持つコーヒーはアラビア半島を北上し、トルコそしてイタリアを辿ってヨーロッパで流行します。 17世紀にはイギリスにコーヒーハウスという現在で言う喫茶店文化が誕生し、ドイツでも18世紀にコーヒーハウスが誕生しました。 さて、
「モカコーヒー」の「モカ」って何なのかご存知でしょうか。モカコーヒーを取引していたのは17世紀のオランダ人達。彼らは世界中にコーヒーを伝播する歴史をつくります。
エチオピアに起源を持ち、アラビア半島を北上してトルコまでたどり着いたコーヒーは、その後ついにヨーロッパへと渡ります。ヨーロッパで初めてコーヒーが飲まれた国はどこなのでしょうか。それはイタリアです。caffè(イタリア語)からcoffe(英
みんな大好きなカルディコーヒーにマスコットキャラクターがいるのをご存知でしょうか。彼の名前は「やぎべえ」らしいです。このやぎべえにはコーヒーの起源にまつわる逸話が秘められています。コーヒーの奥深さを知るちょっとしたエピソードを紹介します。
フレンチプレスコーヒーをご存知でしょうか。とても便利で味も香りも美味しい淹れ方なのに、あまり有名で定着しないフレンチプレスコーヒー。淹れ方からその特徴までご紹介します。
「ウインナー」と言うとソーセージを連想する方が大半だろうと思いますが、ウインナーコーヒーを頼んでコーヒーにソーセージが入ったものが出てくるわけではありません。そんなウインナーコーヒーを日本で初めて提供した喫茶店は、今も営業を続けています。
「生ビール」というとお店でサーバーから注がれるクリーミーな泡を冠したビールを思い描くかもしれません。しかし実際は定義が存在します。いざ定義を知ると案外イメージと違ったことに気づきます。サッポロビールの歴史を知るとよくわかるのでご紹介します。
居酒屋ではあまり飲まれませんが、バーやライブハウスなどに行くと飲むことも多いジントニック。 しかし、「ジントニックって何?」と聞かれると答えられないという方も案外多いのではないでしょうか。 そして意外と知られていないのが、ジントニックは自
ビリヤニの「ビ」の字もわからないという方のために、ビリヤニの基本からご当地ビリヤニまで、ビリヤニの魅力をできるだけわかりやすく伝えられるよう書いてみました。ハマること間違いなし、本当に美味しいです。
日本で最も広く飲まれているカクテルはチューハイです。 バブル崩壊後デフレに突入した日本社会ではビールの消費量が減っていきます。日本のビールは酒税が高いので景気が悪いと売れません。そうなると酒税を抑えることができる発泡酒や第三のビールが台頭
「飲みたいけれど節約したい」という非合理な欲を満たすために、最近発見した「200円以下で酔いしれる方法」を紹介します。ほんの少しのひと手間で優雅な気分になれるはずですので、もしよろしければお試しください。
ジンの歴史の近代編。ギムレットやジントニックの様に今や定番となったお洒落なカクテルもジンベースです。そしてこれらには世界の歴史が関係しており、誕生の理由も納得できる物語が存在しました。ジンはその後アメリカおよび世界中へと流行していきます。
クラフトジンという新しい潮流が気になっています。ジンはコスパも良く香りづけも好みです。そこで、せっかくなのでジンの歴史を調べてまとめてみました。 想像以上に面白い歴史があります。知ったうえで飲むことでより一層楽しむことができるはずです。
「ワインと言えばフランス」といったイメージが先行しているかもしれませんが、スペインワインも非常に美味しいものが多く存在します。手頃な価格でスペインの代表格なワインを選べる方法を紹介します。
夏でも冬でも美味しいアイスクリーム。今やどこでも買える人気の商品で数多くの種類が販売されています。そんなアイスクリームですが、その起源はどこにあるのかご存知でしょうか。
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