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幾度か当ブログでも述べてきましたが、私は技術屋であり応用科学を専門とする工学屋ですが趣味は人文科学と社会科学を学ぶことです。道徳的な話や倫理的な話を時々記事にしているのはまさに趣味の発露というわけです。 少なくともこの趣味が直接的に仕事へ生かせるわけではありません。工学は人文科学と社会科学の知見をも用いる幅広い分野ではありますが、本気で実益を重視するのであれば数学や力学といった理工系の学問を学ぶほうがよほど効率的です。 実益を重視せずに愛好するものが趣味の定義である以上、私の学びはまさしく趣味と言えるでしょう。 より良い生き様のために 勉強が趣味と公言すると世の中から変人扱いを受けるように思え…
中学時代の英語アレルギーからこれまで英語の苦手意識がある。現役時代に会社からTOEICを受けさせられたこともあったが、400点台がせいぜいで、自分には語学は向いていないと諦めていた。 早期退職して時間があり、これが人生最後の挑戦と考え、英語学習を始めた。スタディサプリという有料アプリを使って学習しており、一日約1時間の学習を毎日継続している。 学習内容は、①単元毎に文法の例題を解き→5分程度にまとめられた解説動画を見てメモし、→10題の練習問題を解く②単語100個と例文を1週間繰り返しチェックして頭に入れる③TOEICと同じ形式のリスニング問題を解くと共に、音声を聞いて文字に起こすというディク…
お盆休みで休館だった大学の図書館が今日から開くことになっていた。 暑さの中を外出することが少し引っかかったが、借りていた本を返却する用事もあり、重い腰を上げて、図書館に向かった。 お盆休みに日本の哲学者(木田元)が書いた「反哲学入門」という文庫本を見つけて読んでみたところ、読みやすく、この著者の考えがすんなりと頭に入ってくる感じがした。そこで、同じ著者の著作(「私の哲学入門」)を図書館で探して見つけた。 私が大学で専攻していた法律学でも一人の著者が書いた教科書の方が、著者の考えを体系的に学ぶことができるので、勉強しやすかった。他方で共著の本は、前後の記述に矛盾が生じたり、全体像を踏まえた記述が…
「スピノザの深遠なる哲学:神秘と宇宙の結びつき」- スピノザの哲学が紡ぐ、人間と宇宙の魂の共鳴。自然の神秘と心の情念が宇宙と交わる奇跡に迫ります。
今日の日経新聞の記事が気になった。 見出しは「労働時間若手ほど短縮」 「減少率25から34歳8.6%45から54歳5.7%」 「働き方見直しに世代差」というもの。 本文には「管理職ほど古い働き方から脱しきれない姿が浮かぶ。効率よく働いて成果を出すことが重要となる。」「若い世代は残業を抑えて仕事から離れているのに、管理職にあたる世代は離れられていない。」 などと記載している。 読み方によっては、管理職世代の意識や努力が足りないかのように読める内容の記事だった。 しかし、私の認識では、働き方改革が言われるようになって全体の仕事が減ったという感覚はなかった。少なくとも前職では、残業規制がない管理職が…
今日は文化センターでの哲学書の読解の講座に出席した。 今回は私が担当者としてレジュメを作成し、要約や問題点を発表した。昔の大学のゼミ発表を思い出して懐かしさを感じた。途中からは、講師からの質問を1対1で応答する形になったが、大外れはしない形で答えられたと思う。 例によって、あっという間の1時間半だった。 私のレジュメがまだ半分くらい残っているので、次回も私が引き続き議論のたたき台を発表をすることになった。今回と同様にしっかりと準備をしたいと思う。 にほんブログ村
私は今、ブログの題名にも記してる通り 人と極力繋がらない暮らしは不幸なのか?? をテーマに実験的な暮らしをしている。何度も誤解がないように書いているんだけれど、私が言っている、人と極力繋がらない暮らしというのは人を避けた暮らしではない。そんな事は実質不可能だし、たくさんの誰かの働きがあって私の生活も助けられていて、私も正しいお金の使い方をしてくれる人を選び仕事を委託し、相互扶助の精神で暮らしている。奪うより与える喜び、私の座右の銘の1つでもある。 私が今している実験的な生き方は、言い方を簡潔にまとめると バリッバリな個人主義 だなと今日思った。 どうして日本だと個人主義=冷たい・協調性がない …
会社をはじめたいんだよね。経営で成功するための基本みたいなのって、あるのかなあ?なーんて疑問もってる人、いませんか?幸福の科学の大川隆法先生は、『経営が成功するコツ』――実践的経営学のすすめ(幸福の科学出版)で、以下のように説いておられます。もちろん、経営においては、失敗することもあるでしょう。しかし、そうであっても、それを、さらに次の飛躍のためのバネとして使い、経験として使い、また新たなる事業のチャンスに使い、あるいは、種に使っていくような、たくましさが必要であるわけです。幸福の科学で説かれている「常勝思考」という教えにも、そのようなところがありますけれども、簡単な言い方をすれば、これは、「転んでもただでは起きない」といった考え方でしょうか。さらに簡単に言えば、説話の「わらしべ長者」のようなものです。「...経営成功の基本って?
今日は夕方に買い物に出かけた以外は、家にこもって明日の授業(文化センターの哲学書を読む講座)の発表の準備をしたり、英語の勉強(TOEIC)をしたりしていた。 特に哲学書(ハンナ・アーレント「人間の条件」)の読解授業に関しては、難解な言い回しが多い。心がけたのは、まず、自分なりに理解して要約できる部分と、理解できていない部分を明確にした。その上で理解できた部分(理解していると思っている部分)については、アーレントの思想の全体像を踏まえて、当該部分の位置付けを明らかにして説明できるように準備した。もっともまだ全部を通読できていないので現段階の浅い理解にとどまっていることは自覚している。 この数ヶ月…
ねえ、帝王学なんて、今もどこかで学べるのかなあ?なーんて疑問もってる人、いませんか?幸福の科学の大川隆法先生は、『現代の帝王学序説』(幸福の科学出版)のまえがきで、次のように説いておられます。普通「帝王学」は、中国の古典などに依拠しつつ説かれることが多い。既に史実として結末の分かっている人を題材にとれば、アメリカのMBAのケーススタディと一緒で、成功と失敗を分けたものが何であったかは分かりやすい。しかし本書では、古典に依拠しすぎると、六十歳以上の人でないと分かりにくいことも多いので、現代の若者にも分かるありふれた題材の中から、「帝王学」の序走理論を述べた。普通の大学では教えてくれないことが多いので、心して、様々なたとえから、一般理論を抽出していってほしい。リーダーは優秀でなくてはならない。しかし、優秀なだ...帝王学の学び方って?
今日は朝からくしゃみと鼻水が出て、目がかゆい花粉症のような症状。久しぶりにテッシュの山が築かれた。 私は、元々花粉症で二月から五月にかけては、花粉症の薬を飲んで症状を止めていたが、八月という予期せぬ時期に症状が出たので、気になってネットで調べた。すると、秋(八月から十月)にもブタクサ、ヨモギ、カナムグラの花粉が飛んでおり、花粉症は年中行事になっているらしい。 福岡にいた時は何の症状もなかったので、念のためコロナと花粉症の区別も調べてみた。①発熱、②目や鼻のかゆみ、③嗅覚障害、味覚障害の有無などがポイントになるらしい。 今のところ発熱や嗅覚障害などはなく、鼻水など症状も落ち着いてきた。台風も近づ…
この季節になると、高校野球のことで思い出すことがある。 小学生の頃、当時あった甲子園デラックスプールに家族で泳ぎにいき、その帰りに甲子園に高校野球を見に行った。 昔は外野席は無料で、夕方であれば日もかげり風が通って過ごしやすかった。笑顔で今は亡き父と笑顔で夕涼みをしている写真が残っている。約50年前になるが、試合も覚えており、埼玉の上尾高校と愛媛の新居浜商業の試合で、新居浜商業が逆転勝ちした。 今のような猛暑になると、とても甲子園に高校野球を見に行く気にはならないが、過酷な環境の中でプレーする選手達には頭が下がる。 にほんブログ村
いやあ、オレって、最低だよね。もうダメだよね?なーんて悩み抱えてる人、いませんか?幸福の科学の大川隆法先生は、『忍耐の法』(幸福の科学出版)で、次のように教えておられます。また、スランプに陥る人は、「自分は駄目なんだ」と言いますが、それは、「最高の自分」「理想の自分」から見て、今の調子が悪いのであって、「全人類のなか」や「全日本人のなか」、あるいは、「全男性のなか」「全女性のなか」で比べて、まったく駄目な、最低のクズであるわけではありません。そのようなことを判定できる人など、どこにもいないのです。もしかしたら、「男性のなかのクズ」「女性のなかのクズ」「人類のなかの最低のクズ」というような自己イメージを持っているのかもしれませんが、いったい誰が、そんなことを調べたというのでしょうか。ところが、男性の場合には...オレってダメだよね?
現在関西の実家に帰省中。 今日は、実家から歩いて20分程離れたところまで所用で外出することになった。 朝の9時頃家を出た。往復しても1時間程なので、正直甘く考えており、暑さ対策も特にせずに出かけた。 ところが、朝から日差しが強く、日向を歩いている感覚は昼間と変わらない。できるだけ日陰を見つけて歩くようにしたが、往復1時間近く歩くのはキツく感じた。 帰宅後は外に出ることなく、実家でダラダラと過ごしていたが、頭痛がしてきて、ほぼ半日寝て過ごすことになった。移動の疲れもあったのだと思うが、体力の衰えを感じた一日だった。 にほんブログ村
「中学生でもわかる論理で哲学書を、小学生にもでもわかる言葉で詩を」哲学こぼれ話⑮
文芸書の自費出版が続くこの間、 先生は恩師である山内得立先生から『ロゴスとレンマ』の英訳も頼まれ断られて いました。 【ポイントUP中】 ロゴスとレンマ 岩波オンデマンドブックス 三省堂書店オンデマンド 楽天で購入 時間がないというのが一番の理由でしたが、自分の存在論とは違う難しさがあるともお聞きしました。『ハイデッガーの存在論』はドイツ語で書いた方がいいだろうかと言われていた先生にして慣れた同じ英訳でも語学(言語)上の壁があったようです。 一方で山田晶先生については安藤先生の言葉「中学生でもわかる論理で哲学書を、小学生にもでもわかる言葉で詩を」を書かれている。 今にして思えば山田先生もやはり…
今日から関西の実家に帰省した。 福岡から帰省する時に使用しているのが、JR西日本の株主優待券。1枚で乗車券と特急券が半額で購入することができる優待券。優待券の価格が時期によって異なるが、私の場合、通常これを使用することにより約2000円から3000円くらい通常料金より安くなる。ただ、これまでは緑の窓口で駅員と対面し、手書きで記入するなどして切符を購入する必要があった。 今日もチケットショップで株主優待券を購入したところ、リニューアルしてカード式になっていた。インターネット予約ができるほか、みどりの券売機でもQRコードをかざしてチケットを購入できるようになっていたので早速試して見た。特に機械オン…
今日は九州に台風が近づいているということで、予定していた大学の図書館は休館となった。昨日から外出していないので、ジムに行こうと思い、開館しているか調べると、午後7時まで営業しているとのこと。 その他にも福岡では公的施設が休館となったり、百貨店も通常より相当早くに閉店していた。 責任者の立場になると、今回のような台風などの災害のリスクを考えて施設を開けるのか、開けるとしても営業時間を短縮するかなど判断を迫られる場合がある。例えば以前の勤務地で、大雨が降っている中、地方競艇が開催され、その後交通機関がストップしたため競技終了後に観客が帰れなくなるという事態に陥ったことがニュースで大きく取り上げられ…
なぜ日本人であるのに(アジア人であるのに)西洋哲学を学ぶのか この問いは、ある大学の大学院入試の過去問で問われた問題ということで知った。私は、その問いを見るまで一般教養の哲学の授業で「西洋哲学」を取り上げていることに何の疑問も持たなかった。西洋哲学の方が学問として進んでいるからかもしれないが、それではなぜ日本の哲学が遅れをとっているのかが分からない。 そんな疑問を持っていたところ、図書館で立ち読みした本に「ソクラテスと利休」を対比した面白い記載があった。ソクラテスはアテナイの法廷で死刑判決を受けるが、その法廷で言葉を尽くして自己の正しさを弁明した。しかも死刑判決を受けた後も処刑される直前まで友…
明るい考えなんて言われても、こんな世知辛い世の中で、なんの意味があるのよ?なーんて疑問もってる人、いませんか?幸福の科学の大川隆法先生は、子ども向け書籍『しあわせってなあに第1巻(新版)』(幸福の科学出版)で、こう教えておられます。ときどき、お父さんやお母さんに、車に乗せてもらって、山の上をドライブすることがあるでしょう。ドライブってわかるかな。車に乗って、遠くへ行くことだよ。山の上をドライブするときに、とつぜん、目の前がぱあーっと明るくなることがあります。とつぜん、目の前に明るいけしきが広がることがあります。それは、びっくりするようなけしきです。山とか、谷とか、空とか、そういうけしきが、とても美しいすがたで、ぱあーっと目に入ってきます。それを見たしゅん間に、「わあーっ。なんだろう、これは。」というおどろ...明るい考えって?
今日は、早期退職後に聴講生として通っている大学の図書館に朝からこもっていた。猛暑を避けて朝10時前に図書館に行き、夕方5時頃までアプリを使った英語学習、哲学者のヘーゲルの授業動画の視聴、ヘーゲルの入門書の読書、文化センターで読解を行っているハンナ・アーレントの哲学書「人間の条件」を読むなどしていた。 もっとも、ずっと学習に集中していると、疲れて眠気が襲ってくる。そこで図書館の良いところが、周囲にいくらでも面白そうな本があること。興味が赴くままに本を手に取り、次々と読んで行くという贅沢な時間を過ごした。 例えば、中島義道氏の「生きることも死ぬこともイヤな人のための本」(日本経済新聞社)は、哲学者…
おはよう、皆の衆。アートテラーの定次さんです。 人工知能の進化が著しい現代、巷では人工知能を活用してイラストを生成するツールが流行っている様子。 そんな流行に当ブログも便乗し...
「時代がどんなに変わっても変わらないもの 自由・夢・美 」哲学こぼれ話⑭
安藤先生の豪華本の印章を彫ることになったのは東雲という書家です。 哲学者たちの思想、戦わせてみました くらべてわかる哲学事典 [ 畠山創 ] 楽天で購入 彼は決まりを意識し間接的にその旨忠告もしながらも注文通り丸く篆刻しました。 結果的に先生が大変気に入ったものが出来ました。 規定外は先生の遊び心でしょう。 この時期は模写として雪舟の数mの水墨画なども「お酒が少し入るとよい」 とかで1週間で書き上げられたり、一方で運転免許やモーターボートの免許も 取られるなど、先生のうちには遊び心も湧き上がっていたのでしょう。 その遊び心は北村氏の「愉快な挿画」をさらに変更したことにも表れていたように思います…
友達に誘われて、先日キャンプへ行ってきた。キャンプへの道程で楽しいのはちょっとずつちょっとずつ気温が下がっていくこと。避暑地へ近づいていく気分。車についている気温表示をちょくちょく見て、「30度まで下がったよ~」「28度になったよ~」キャンプ場についてから楽しいのはわいわいと賑わうキャンパーの様子を見ること。ハンモックに揺れながら漫画を読む小学生。疲れて椅子で寝てしまっているお父さん。川遊びをする子供たち。スイカを持って歩く若者。みんなのテントを見るのも楽しい。豪華キャンパー、おしゃれキャンパー、しぶいキャンパー。家族キャンパー、お一人キャンパー、バイク仲間キャンパー。テントを張り終わって、木陰で休憩していると、尺取虫が空中に浮いているのが見えた。なんで浮いているんだろう。身体をくねらせて、ぴょこぴょこと...キャンプと虫の時間
早期退職後に通っている大学での哲学の前期試験で尊厳死について論述したことを整理してみた。 医療が発達した現代社会では、医療措置がかえって患者や家族の苦しみを増加させる場合があるとされ、尊厳死(安楽死)の是非が問われている。 この点、哲学者のプラトンは刑死のような場合を除いて自殺を否定するのに対し、ストア派のセネカは、慢性的な苦痛を伴う病気による場合など尊厳死に近い場合について自殺が容認されるケースとして挙げている。 そして現在でも世界には尊厳死(安楽死)を制度化しているオランダ、ベルギー、スイスなどの国もある。 しかし、私見では尊厳死は、個人の自己決定権に基づき積極的に死を求めるというもので、…
強烈に暑い日が続いている。 この暑さで外出が減って家にこもることが多くなった。以前は聴講生として通っている大学の図書館に行くことが多かったが、大学の前期授業が終了したこともあり、その機会も減少している。 そうなると、歩く機会も減り、健康的には余り良くない。そこで、近所のジムに行く機会を増やそうと考えていたが、最近ジムまでの約10分弱の距離を歩くのもつらくなってきた。このままでは体力が落ち、更に運動不足になるという悪循環だ。 今日は、気力を振り絞ってジムまで歩き、八月になって初めて運動してきた。20分ぐらいランニングマシンで軽く運動しただけだが、それでも体を動かしお風呂に入るとスッキリした。 短…
今日は悪夢にうなされて目が覚めた。 内容は、仕事に関して、周囲から非難されて吊し上げにあうというもの。非難を受けている内容はよく覚えていないが、およそ言いがかりとしか言いようのない内容。相手は多数で徒党を組んで文句を行ってくる。一緒に仕事をしている同僚や上司は見てみぬふりで対応を完全に丸投げされる。反論すると、余計に食ってかかってくるのが目に見えており、対応に苦慮しているうちに目が覚めた。 今の世の中、何かミスをすると、必要以上に咎められ、世間から袋叩きにあうことはありうる。そのようなことを利用して有利な立場にたとうとする人間もいる。 組織もいざとなった時に守ってくれるとは限らず、私も嫌な仕事…
とっても不幸なんだけど、幸福になりたいんだ。どうしたらいいの?なーんて疑問もってる人、いませんか?幸福の科学の大川隆法先生は、『智慧の経営』(幸福の科学出版)で、こう教えておられます。未来が肯定的か否定的か、楽観的か悲観的か、幸福であるか不幸であるかは、あなたの「心の種子」によります。未来を幸福なものにしようと思うならば、肯定的な種子を心のなかにまき、育てなければいけません。その種子を育てるには、常に繰り返し考えることです。悲観的な想念に負けそうになったときには、それに負けないだけの肯定的な想念を自家発電しなければいけません。それは、気力を出すことであり、努力をすることです。そして、今日できることをやり、明日の希望を考えることです。マイナスの考え方に支配されそうになったら、それと戦うプラスの考え方を出して...未来を幸福なものにするには?
自分は哲学の勉強するには向いていないのではないかと思った出来事があった。 今日は文化センターでの哲学書を読む講座に出席していた。この講座は哲学研究者の講師が解説する形式であるが、担当者の受講生がレジュメを作って発表する他、他の受講生も途中で疑問点を述べて質問することもある点に特徴がある。 今日の講座の中でも、ある受講生が何点か質問をしていたのだが、私からすると明らかに誤解しているか、ややピント外れに感じられた。授業の進行が無駄に妨げられたような気がして、少しイラッとしてしまった。 しかし、哲学研究者の講師は、受講生の話しを正面から受け止めて、考え、丁寧に説明を加えていた。その姿を見て、哲学とは…
今日は家族(妻と長女)で映画を見に行った。 見た映画は、宮崎駿作品の「君たちはどう生きるか」という作品で、原作は吉野源三郎氏が書いた同名の有名な著作。宣伝なしで大ヒットしていると聞いていた。 私は、宮崎駿作品を映画館で見るのは初めてで、原作をどうアレンジしているのかが楽しみだった。 見た感想は、宮崎駿作品らしい作品であるが、原作との関連は余り感じられなかったという意味では、期待はずれだった。また、作品が何を訴えているのかもはっきりとしない内容に思えた。私の作品に対する理解力の不足や作品に対する期待値が高すぎたのかもしれない。宮崎駿作品のファンから見ればまた違った評価になるのだろう。 にほんブロ…
帝王学の築き方って、あるのかなあ?なーんて疑問もってる人、いませんか?幸福の科学の大川隆法先生は、『帝王学の築き方』(幸福の科学出版)のまえがきで、次のように説いておられます。前著『現代の帝王学序説』が、「社会人としての基本動作」や「社会人としての生き筋」程度の内容であったので、今回は少しレベルを上げるつもりだった。しかし、実際にやってみると「現代の帝王学」への道には依然遠いことがよくわかった。やっと「エリート入門」ぐらいのレベルである。しかし、あまり理論的な話ばかりしても身につかないことも多いだろう。「雑談の教育力」というものも結構あり、若い人たちに遠回しに物事の「理」を気づかせるメリットがある。故・松下幸之助氏がよく使った手だ。雑談や脱線、失敗談の中に、若い人たちに気づいてほしいヒントが隠されている。...帝王学の築き方って?
昨日ブログに書いたように、これまでA大学で二つの哲学の講義(一般教養)を受けていたが、より専門的な授業を受けてみたくなり、後期から哲学科のあるB大学の講義の聴講を申し込みたいと考え、B大学に連絡してみた。すると、講座を担当する教授の了解が必要とのことで、大学に教授への取り次ぎを依頼するメールを履歴書と共に送った。 すると、今日、B大学から午前中に聴講生として受講することが認められた旨の連絡があった。早い回答で驚いたが、教授からぜひ参加してくださいとの答えをいただいたとのことで、ありがたい。 今後に関しては、八月と九月は、授業で取り上げられる予定のヘーゲルという哲学者について予習を中心に進めたい…
早期退職後に通っているA大学の哲学前期授業が終了し、更に哲学を勉強したいと思った。 後期についても引き続きA大学の授業の1つをとりたいと考えているほか、哲学科のある別のB大学の授業を聴講したいと思った。これまでは一般教養科目として受講していたが、専門科目の授業も受講したいと思った。 B大学の聴講生の申込手続きで聞きたいことがあったので、今日B大学の文学部教務課に連絡してみた。 そうすると、あらかじめ授業を担当している先生の了解を得てくださいと指示された。B大学のホームページ上にはそのような条件は記載されていなかったのでびっくりした。当然ながら先生の連絡先などわかるはずもなく、困っていると、教務…
国際問題やグローバルに関して語るのであれば宗教や哲学への理解が必要
日本では、と限定できるほどのデータがあるわけでもありませんが、日本では宗教や哲学は実学ではない分野として捉えられている傾向があるかと思います。宗教や哲学は実学を好む日本人的気風からすると若干忌避されがちな学問分野です。 ただ、国際化が進む現代社会において、国際問題やグローバル視点での物事を言及するためには宗教や哲学への理解が必要です。それが無ければエスノセントリズムに染まって誤った判断を下してしまうことになりかねません。 エスノセントリズム 過去の記事でも述べたことがありますが、過度なエスノセントリズムは国際問題やグローバルに関して語る上で大きな阻害要因となります。 エスノセントリズムとは自民…
おはよう、皆の衆。定次さんです。 本題に入る前に少しばかりの与太話なんですが、私はどうも人よりも腸が弱い部分がありましてね。 お腹を冷やせばすぐに腹を下しますし、日頃の食事におい...
「赤ちゃんは世界のどの言語にも対応できて、 どの民族もお互いコミュニケーションできる。」哲学こぼれ話⑩
話は変わります。 『天才』という言葉から思い描くものは各人各様違いも大きいと思います。 哲学を離れて一般常識によれば、自分と他人が違うといったことは反省的に 自己意識を持つようになれば誰しも経験的に知ることです。 しかし人類の4大聖人の一人お釈迦さまは私が私と意識すること。 それさえ否定したのですから大天才です。 同様にその哲理を解き明かし、そこに竿頭一尺予定調和を述べたライプニッツも千年に一度出現の天才なのでしょう。 加えて各自は各自の偏見の窓からしか世界に触れられないといったF・ベーコンは間違いなく天才でしょう。 しかし私の天才の定義はもっと身近です。 何百億人とか何千年の単位で出現する人…
「『RUBAIYAT』(ルバイヤート)その刮目すべき「あとがき」とは」哲学こぼれ話⑪
天才文人の話に戻しましょう。 『RUBAIYAT』(ルバイヤート)もその刮目すべき「あとがき」があります。 それによればこれは、フィッツジェラルドのほか各国語に訳され 「わが国では蒲原有明の六首をはじめとして、 矢野峰人の三十三首、竹友藻風の百十首、堀井梁歩の百一首、 森亮の七十五首などであるが、最も広く流布したのは、 小川亮作の岩波文庫本で、これは真偽とりまぜ百四十三首全部を ペルシャ語から忠実に訳した。 ・・・・医学博士で・・・・ 金沢大学在職中の同僚久留勝氏の七十八首は英独仏訳を対照して、 七五調の第一、第二、第四句に押韻した苦心の訳であり、 ・・・・小川訳も一見散文風でありながら、 脚…
「凡才の私がこれら天才といわれる方々との出会いに至った経緯」哲学こぼれ話⑨
上の先生の教養についての証言者岩井充子さんもまた 自身天才少女詩人と言われた方です。 金子みすゞさんの詩が20歳を過ぎて書いたものであるに対して 岩井さんの詩は4歳の時に口にした言葉の詩集だと聞きました。 岩井女史と安藤先生との出会いは女史の同志社の助手時代のことで、 当時戦後の教員の免許更新(再教育)が立命館大学でもあり そこでお会いしたそうです。 前述の髙山教授が見せてくださった安藤教授の英文の著作は ARISTOTELE’S THEORY OFPRACTICAL COGNITIONであり W.D.Rossの序文付きでMARTINUS NIJHOFF社から出版されたものです。 その索引を作…
人生の行き詰まりを感じた時や八方塞がりの時、または人生で迷子になってしまった時に考えたい事をまとめて見ました 自分の心からのサインを見逃していませんか? 人生の行き詰まりを感じた時や八方塞がりの時、または人生で迷子になってしまった時に考えたい事をまとめて見ました 自分の心からのサインを見逃していませんか?
広島の全寮制の中学校に通っている娘が夏休みで帰省してきた。 2ヶ月前にも一度帰ってきたが、その時は二日だけだった。家族三人でゆっくり会える貴重な一月になる。 普段電話で話している時は、不機嫌そうで、元気がないなあと思っていたが、会って見ると顔色も良く元気そうでホッとした。 今回は自分から夏休みに英語の塾にいきたいと言い出した。自分から勉強すると言ったことはこれまでなかったので、色々経験して娘なりに考えて成長しているように感じた。 にほんブログ村
おはよう、皆の衆。アートテラーの定次さんです。 人工知能の進化が著しい現代、巷では人工知能を活用してイラストを生成するツールが流行っている様子。 そんな流行に当ブログも便乗し...
テレビで、心というのは脳の作用だっていうような番組やってたりするけど、そんなはずないでしょ?なーんて疑問もってる人、いませんか?幸福の科学の大川隆法先生は、『本当に心は脳の作用か?』――立花隆の「臨死体験」と「死後の世界観」を探る(幸福の科学出版)のまえがきで、以下のように説いておられます。脳や心、死後の世界に関心を持つことは良いと思うが、いくら仮説を立てようとも結論は一つである。真理は複雑系の思索の中には存在せず、一番単純な結論を好む。本書で紹介した立花隆氏の守護霊の意見は、唯物論の科学者や、朝日系ジャーナリストらとほぼ同じで、何とかして心を脳の作用の一部と考えて、魂について思考停止の状態を維持したいというところである。残念ながら現代の宗教学者や仏教学者にも、エポケー(判断中止)を前提に学問をやっている...心は脳の作用なの?
今日は家族が出払って、ぽつんとひとり過ごしている。にんまり。掃除をしながら何をしようか色々と考えていた。ガラスペンで新しいインクを使ってみたい。Netflixで見たいドラマもある。買ってきた新しいビーズがあるからブレスレットを作りたい。自由っていいなあ。あれこれ考えて、今日一日することを決めた。こんな暇な日は、暇について考えてみよう。半分読みかけの「暇と退屈の倫理学」國分功一郎著を最後まで読んでみよう。ハイデガーの退屈論によると、「私たちは退屈する。自由であるが故に退屈する。退屈するということは、自由であるということだ」でも、人間とっては「なんとなく退屈」という感情は本当に恐ろしいものなのだそうだ。その感情から逃れるように「気晴らし」が考案される。ただ、その気晴らしの最中に「退屈」してしまうという現象もあ...暇を満喫
昨日の歯科医院での手術後の傷の痛みが続いている。 虫歯のような激痛ではないが、特に食事をした後は痛みが気になり、硬い物は食べられない。痛み止めを飲んでやり過ごしているが、前回の手術後よりもつらい。 今日も歯科医院に経過を見てもらいに行った以外は、何もやる気が起きず、ゴロゴロしているうちに一日が終わってしまった。 唯一、歯医者の帰りに買った大金を叩いて購入した鰻弁当を美味しくいただけたのが今日一日の収穫だった。 にほんブログ村
おはよう、皆の衆。定次さんです。 久し振りの新企画です。嘘です。 嘘ではないですが、本当でもないです。 厳密に言えば過去に投稿した記事のタイトルイラストがお気に入りという理由で夢...
昨日の朝、公式LINE、メルマガ読者の皆様に 先行ご案内した誕生月感謝企画は、 先ほど、満席となりました。 アメブロでも告知しようと思っていたのです…
晴天。朝からこの暑さ、アイスコーヒーにしてみようといつもと違うことをしてみたら、違和感しか感じなくて、アイスコーヒーにラップをしてそっとキンキンに冷えている冷蔵庫に戻し、エスプレッソを淹れなおした。これこれ、やっぱり朝は、この深い苦味と香りで1日が始まるのが私の日課。息子は早朝から、歳がバラバラなスケボー仲間たちと滑ると言っていたのでいない。こんな暑さの中、涼しい場所で滑るから大丈夫、と言っていたけど、いつも 熱中症になりませんように。 みんなが怪我しませんように。 と心の中で母は呟く。ご武運を。 昨日書いた shikakuiyama.hatenablog.com 地球脱出計画 宇宙に行く と…
以前のブログで書いたように、私は歯科医院で歯周病の基本治療(歯石除去)に通っていたが、歯周ポケット(歯茎と歯茎の間溝)の深さが4ミリという歯周病の基準を超えたままで改善されなかった。 そこで、先月、左奥の歯肉に麻酔をかけて切開し、歯の根っこ部分が見える状態にして、奥にある歯石を除去し、歯石が取れたら歯肉をもとに戻して縫合するというフラップ手術を受けた。 今日は、右奥の歯についてもフラップ手術を受けた。今回は3時間を超える手術になった。原因は、歯周病の進行で1本の歯の骨が大きく欠けていることが判明し、自分の骨の一部を削って採取し、これを移植する歯周組織再生療法が必要になったため。 前回の手術を超…
「知は力なり」って言ったのは、フランシス・ベーコンだったと思うんだけど、現代に生まれ変わってたら、どんなこと言うのかな?なーんて疑問もってる人、いませんか?幸福の科学の大川隆法先生は、『日下公人のスピリチュアル・メッセージ』――現代のフランシス・ベーコンの知恵(幸福の科学出版)のまえがきとあとがきで、こう説いておられます。まえがきかねがね気になっていた日下公人氏の守護霊インタヴューをやってみた。かなり面白い発想が出てくるものと期待していたが、実際その通りだった。「第三次産業」を超えた「第四次産業」まで言及されたのには驚かされた。「智恵のマーケットの時代」を創り出そうとすれば、未来をたぐり寄せられるということだろう。自分もこういう実り多い八十代を迎えられるだろうかと、現代版フランシス・ベーコンの知恵に学びつ...「知は力なり」って?
淡々と読解は続いています。 読もうと思い立ち、この記事を書いたのは2021年6月1日。実際に『純粋理性批判』を読み始めたのは同年8月24日でした。 近ごろは、週に1~2節ほど読み進んでいます。読むペースは落ちましたが、それでも中断におちい