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わたしの欲しいものリストに いつもお前はいないんだねえ わがままも勝手きままも妬みも こんなに自由に育っているのに いつもお前は素通りしていくんだねえ 愛よ夢よ希望よ どこぞで落っことしてしまったんだかねえ ランキング参加中詩
自信と過信の合間を 脱兎のごとく駆け抜ける 時にどちらともつかなくなり 居心地悪く劣等感に涙する 自信と過信の合間を ゆらゆらと彷徨えば 時にどちらともつかなくなり 眩しすぎて目を逸らすのだ ランキング参加中詩
とびきりのニセモノで構わないなら それも家族 とびきりのアイジョウを語り尽くすなら それも家族 とびきりのヨロコビを説明するなんて 結局できなかったのに 母のひも父のひもただ 虚しくすぎていくのだ ランキング参加中詩
愛と呼ばれるもの 温もりと称されるもの 光に見えるもの やさしい言葉の端々 ながれ流れてkagayki失い 流れながれて意味を失う 憎と呼ばれるもの 冷ややかと称されるもの 汚れに見えるもの さもしい単語の数々 指先ひとつで世界は澱み 目から耳からとめどなく流入し この先どこまで自分に還る? 捌(は)けくちのその先は ランキング参加中詩
大きく壁一面に 44 とあった 幼い頃は迷宮のようで たまに隣の棟に入ってしまい (何しろほぼ同じ姿なのだ) 泣きながら自分の家を探した 数字が書かれた壁は 今でも恐ろしくて 営業で団地を通り抜ける日は 節目がちになる soshite yumede unasareru 何に怯えたのか 何を恐れたのか それはなぜなのか 自分に問いかけてもわからない不思議は 死ぬまでついて回るのだ ランキング参加中詩
やさしい単語だけを探し続けていても ぬくもりある言霊だけを見つけたとしても 潜む刃に敏感になるばかりで 眉ひとつ動かさず 傷つくことも傷つけることも上手くなる いつか 終わることも終わらせることも 同じくらい上手くなれるだろうか ランキング参加中詩
この夜を明けて この朝を抜けて この道を辿る この命に飽きて この景色と別れて また夢を辿る この夢を明けて この朝を抜けて この命を辿る この道に飽きて この景色と別れて また夜を辿る ランキング参加中詩
休みが続く。 途端にひなたの雪だるまのように、力が抜けるのを感じる。 誰のためでもなく、自分だけのために自分と居る。 たったの三日間だとしても、宝のような出来事に違いない。 部屋着ともパジャマともつかないようなゆるっとした服は、体の線をひろわない。 だからいいんだよ〜と、きっちりかっちりしたスーツが好きだった元カレに今更ながら断言してやりたくなった。 休みが続く。 途端にひなたの雪だるまのように、心がとろけるのを感じる。 誰のためでもなく、自分だけのために自分と居る。 たったの三日間だとしても、宝のような時間に違いない。 ランキング参加中詩 ランキング参加中雑記
わたしの痛みをわたしは知らない あなたの痛みをわたしは知らない わたしはわたしの何を知り あなたはあなたの何を知り わたしの痛みをあなたが知るとき あなたの痛みもまた癒されるか わたしはあなたを知らない あなたはわたしを知らない ランキング参加中詩
パラパラとおこぼれを あたしにとって愛はそれっぽっちの 飢えるを知らず 乾くを知らず パラパラ降りかかるのを あたしにとって愛はそれっぽっちの 与えるでなく 満たすでなく パラパラ剥がれていく あたしにとって愛はそれっぽっちの ランキング参加中詩
感情がもたついて 足どりまで鉛のようだ 舌はパリンパリンに乾いて 愛を歌うことも忘れ 灰色に染まる景色 それでもまだあなたを忘れられない なのにまだあなたに会いたい ランキング参加中詩
もぐりこんだ寝床は あ、と声が出るほど温もりがなかった そうか今日からひとりだった 送り届けもせず 見送られるのも苦手で だから なんとなく片手を上げただけで終わっていった もぐりこんだ寝床は あ、と声が出るほど温もりがなかった やっと今日から自分に嘘をつかなくてすむ ランキング参加中詩
春のかき消えるように 人が逝くのであれば 涙の乾くを覚えず 季節が差し替えられるように 人が逝くのであれば 哀しみの乾くを覚えず いつか いつかはと とめどなく流れ いつか いつかへと とめどなくあふれ 今年の春をそれでも愛す ランキング参加中詩
本をひらき耳をすませ 心をひらき全て吸い込んで 口をひらき言葉を澄ませ 心をひらき全て取り入れて いっぱいいっぱいになって ぎゅむぎゅむになって 隙間もすみも見当たらない 見かねて問いただす 満足しているのか本当に 消化不良を起こしているのでなければ いいのだが ランキング参加中詩
引っ掻いてもこぼれない 息を吹きかけても散らばらない 愛はそんなものなのだろうか それとも 憎しみが固まったものだろうか 生きるなら愛だけでも 終わるなら憎悪だけでも なのにどちらかだけでも 人は人とならぬよう 宿命(さだ)められている 引っ掻いても傷つかない 息を吹きかけてもこぼれない 愛はそんなものなのだろうか それとも 憎しみが固まったものだろうか ランキング参加中詩
不安をのせ また夢をのせ 風ひとつ吹かないが まあ構わぬとばかり 乗り込んだ 桜を染めそめ 頬を染めそめ 風ひとつ吹かないが まあ構わぬとばかり 空を歩いた 終わりかけたハルト 始まりかけたナツノ 間にまに漂う 風ひとつ吹かないが まあ構わぬとばかり 星を眺めた ランキング参加中詩
アジサイを待つ 春の長雨がもう少しだけ やさしく星を濡らせばいいのに 紫陽花を想う 春の長雨がもう誰からも 忘れ去られたらいいのに あじさいを愛す 春の長雨は決してあなたを 思い出さないのに
まずは服を脱ぐ 上着も下着もすっかりと それからおもむろに背中に指をかけ あとはいつもと同じように 綺麗な感情と汚れた感情を 少しだけ残して あとは記憶の底に沈めた それから 自分も同じように湯船の底に沈んで ふわふわと眠る まずは服を脱ぐ 上着も下着もすっかりと それからおもむろに背中に指をかけ あとはいつもと同じように ランキング参加中詩
小狡さと愛らしさは 紙一重なるかな 汚(けが)れと草臥(くたびれ)も また 意味も意地も同時進行できるくらいに 曖昧な顔を装い 嘘つきなのは救われたいからなどと もっともらしくつぶやいた 晴れた朝は雨の前ぶれ 雨の午後は恋の前ぶれ 恋は別れの前ぶれ 生は終着に依存する 小狡さと愛らしさは 紙一重なるかな 汚(けが)れと草臥(くたびれ)も また ランキング参加中詩
休みなんだって 何が 人生が でも続いてるよね でも続くんだよね 途切れたら 途切れ、たら… 後悔しないの 後悔しない 会えたから 会えたもの 生きて 生きたから ランキング参加中詩
立ち尽くすだけなら 埋もれてしまえばいい 恋が終わるぐらいなら 散ってしまえばいい 心殺すくらいなら 狂ったように歌えばいい あなたを許しながら ランキング参加中詩
これみよがしにふりまくよりも 根深くじっとり憎むように 愛を届ける人になりたいのだ 奥底からとりだすのだから もうどちらでもない 区別もつかない 言葉ですらないものを 後生大事にしたところで 一生きみには届かないのだ ボルトを締め上げるような 伝え方しか知らない 自分を引き裂くような 伝え方を知らない これみよがしにふりまくよりも 根深くじっくり悼むように 愛を届ける人になりたいのだ ランキング参加中詩
哲学にはとらわれず ころべばまた立ち上がり 罵詈雑言には哀れみと俯瞰で 遠くに迷えば近くを踏み締め 思いが曇れば空を見上げる 寄る辺には偏らず つまずけば飛び越え 美辞麗句はその場限りの 遠くに憂えば近くに溶けて 今日が暮れれば空を見上げる 満ちては欠け 欠けては満ちて 明日もなお空を見上げる ランキング参加中詩
念願のベッドを購入した。 今までのような体の沈み込む(汗)ソファベッドではなく、正真正銘の組み立て式ベッドである。 格安で販売されており、サイズも丁度良い。 久しぶりのベッド。今の住まいに引っ越してきてからは、ソファベッド以外では初めての購入となる。 テーブルや本棚を組み立てたことは何度もあるが、ベッドを組み立てたことはない。 そこで、工程をひとつずつ重ねていこうと決めた。 1日目は、梱包を解くだけ。 2日目は、説明書を読むだけ。 3日前は、梱包されていた箱やビニールを処分するだけ。 その後数日はベッドのことを少し忘れて、他のことに時間を費やしていた。 先日より、組み立て開始。 ネジや部品をチ…
「Azuma Aki official live Channel By KyonS TV 4K HDR@kyonstv2023」さん2023/3/11投稿、タイトル「Part2 もうすぐ高校生 東 亜樹 静岡県焼津市石津浜公園スペシャルライブ 4K60P HDR Aki Azuma A&A認定動画」で
褒められることなく大人になった せめて笑っていようと決めて 隠れるように大人になった そのうち 人になりすますのも猫になりすますのも 詩人になりすますのも すっかり飽きた それでも死に物狂いで 幸せな人になりすます ランキング参加中詩
その春 桜のない土地にいて 桜を知らない人といた その春 桜は蕾のままだったらしいよと 桜のない土地の人から聞いた その春 桜は枯れたんだってと 桜を知らない人が嘆いた 桜のない土地で わたしは桜に焦がれる 桜を知らない人と手をつなぎ 美しいんだよ、と握り返した ランキング参加中詩
いくじなしで怠け者で怖がりで そのくせ意地っ張り それらを「慎み」と言い換えただけの 昔のあたしなんぞ 綺麗さっぱりすっかり無くしたはずなのに 前進あるのみ! 心も体もノリにのって誰かの些細な悪ふざけすら どうだってよくなった だのに 何もかもが順調な時ほど昔のあたしが目を覚ます やめてもいいのに あとでもいいのに お前じゃなくてもいいだろうに あたしは愛想なしと笑顔を半分ずつ 昔のあたしを分け合って やっぱりそれでも行くよ! 奮い立たせるしかないんだ ランキング参加中詩
指先を思い出に浸しながら 雲と風を求める やさしさと甘さを見分けられても 愛に含まれた苦味を 未だ理解できない 夢と妄想を見分けられても 悲哀に含まれた愛を 未だ理解できない 指先を思い出に染めながら 雲と風を求める せめて呼吸を忘れぬよう 奥底から求め続ける ランキング参加中詩
ランキング参加中詩 ピンクの表紙を選んだから あたしの衝動は忘れ去られ 赤の表紙を選んだなら あたしは心を決めていた 緑の表紙を選んでいたなら 生真面目に振る舞ったかしら 青の表紙を選んでいたら 涙に暮れていただろうか
3月 肩が重い 背中の翼をもぎとられたせいか 使いこなせず 役立たずの夢とやらを 夜に紛れて捨ててきた だからなのか 3月 肩が重い 背中の翼をもぎとられたせいか 悔いるには早すぎるが 夢を抱けば傷ついて そのくせ笑顔は爽やかだ 言葉を尽くすすべを知らない 心を満たすすべを知らない 身体の安らぐすべを知らない 夢の在り処も知らない
歪んだ風が春を呼ぶのは 重ねた愛が崩れるから 軋んだ手首が持ち上げるのは きみのつぶしたクリームいちご 荒んだ部屋をふんわり染めて ふたりはふたりにモドラナイ
てっとりばやい方法は かなり破滅的で悲劇である そうではなくて 生きながら逃げるのだ 毎日じゃなくていい 決めなくてもいい 同化でもいい 逃げてる自覚がなくてもいい 模索しているうちに見つかることもあれば 模索すら苦しくなることもあって 心とは 心だけは優秀なプログラムを持ってしても 全く非の打ち所がなく再現できるものではないのだ 持ち歩いて必要な時に体にカチッと嵌め込む そんな未来が来るだろうか いつの日か巡り巡って 哀しみを体内から出し入れできる未来が てっとりばやい方法は かなり攻撃的で独りよがりである そうではなくて 生きながら逃げるのだ 生きているから模索できるのだ
わざと光あふれさせて 春があたしを洗っていく 追いかけて追いついて 罪も闇も消え去るほどの 見事に光をあふれさせて 春があたしを洗っていく 傷つけて傷ついて 猛スピードの花吹雪に 寡黙に光をこぼしながら 春があたしを洗っていく 思い出も恋も ドアの奥に閉じ込めて
逃れた先で紡いだ言葉は かえってわたしを束縛し いい子でいようと繕う笑みが かえってわたしを脆くする 強くいようと紡いだ言葉は かえってわたしを傷つけて 聡くあろうと繕う心は 今日も空へと堕ちていく
あなたの中は美しいのか わたしよりも心が感情が美しいか それなら鍵を開け言葉を紡ぎ 体を透かすように耳をすませよ わたしの中は醜いのか あなたよりも心が感情が醜いか それなら扉を開け言葉をほどき 体を透かすように耳をすまそう
わたしたちが生きるのは 波紋の内側で(だと信じる愚かな群れ) 波紋の外側にはみ出さないように(だと夢想する愚かな群れ) どこか冷淡にどこか必死に 漂うのだ世界を わたしたちが朽ちるのは 波紋のひとつにもなれず(未来を呪って泣くものか) 波紋を起こす風にもなれず(過去を思って喚くのだ) どこか冷淡にどこか必死に 漂うのだ世界を
「いつき、です」 昨日も。 一昨日も。 その前も。 下の名は、さらさ。 歌いはしないんだけども、なぜか同じ名前。 あの素敵な歌いびと、と。 それはそうと。 「開けて」 あしたも。 明後日も。 明明後日も。 空を、宇宙を。 ことばを尽くしても、 ことばを編んでも、 愛だけがすり抜ける。 「おはよう」 こんなに暗い足元を、猫だけが照らす。 猫、が照らす。
失ってなお追い求め 追い求めてなお届かぬ道の 乱れた足並み時しるべもなく よりどころは命にあらず 失ってなお追い求め 追い求めてなお届かぬ道の 崩れては重ねては 寂れた命のかけらすらなく よりどころは肉体にあらず
中森明菜さんのカバー・アルバム『フォーク・ソング2 〜歌姫哀翔歌』収録曲『心もよう』カバーしました。2009年7月29日ユニバーサルシグマよりリリース 作詞…
隠したかったのは 決して顔ではありませんでした 猫であることや言葉を話すことなど わたしはたいして気にしなかった 隠したかったのは 決してそんな物語ではありませんでした あなたのことがほの疎ましく あなたのことがほの羨ましく あなたとのことがほの後めたいのでした なりたくてもなれないもの 慣れなくても忘れてしまうもの 忘れてしまっても刻まれるもの そんなものになりたかったのでした あなたにとっての