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『子育て×ガーデンマンガ』昔はプールへ行くと、イケメンばかり探してました👀
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side*聖南玄関のドアを開けるなり、あたしに真正面から抱きついてきた少年がひょこっと顔を上げてあたしを見上げた。「……っっ!」え……何でここにいるの??平日でしかもこんな夕方に…大嵐が吹き荒れる予感しかなかった。
月夜の猫-BL小説です ひまわり(将清×優作)57(ラスト) BL小説 うろこ雲が広がったさわやかな秋空がすがすがしい。 秋祭りも近いようだ。 ギリギリにホテルの朝食を済ませてチェックアウトを済ませ、十一時も過ぎた頃、伽藍に寄ると、元気はいつもの穏やかな笑顔で迎え、カウンターに座った二人に熱いコーヒーをいれてくれた
月夜の猫-BL小説です ひまわり(将清×優作)56 BL小説 優作は意味不明な言葉を並べ立てられて、将清を軽く睨む。 「俺の天使はお前だったんだ」 ニヤケてのたまう将清に、意味が分かって優作はそれこそゆでだこのように真っ赤になった。 「何だよ、それ!」 「ミドリにも言った。俺の天使はお前だったんだって」
月夜の猫-BL小説です ひまわり(将清×優作)55 BL小説 「同じ土壌に立ってるから、お前が一歩も二歩も先行っちまって、俺には追いつけないんじゃないか」 優作が不服を申し立てた。 「ばっかじゃね? 追いかけてるのは俺の方だろ? 俺は卒業してもお前と離れたくなかったから、お前が決めた会社に俺も入ったんだ」
月夜の猫-BL小説です ひまわり(将清×優作)53 BL小説 「お前、嫁もらわなきゃとか、将清に女がいるとか、違うだろ? お前、将清が好きなんだろーが? だったら、とっととやつにそう言えばいいだろ。それができないんなら、すっぱり諦めちまえ! わかったか?」 「う…ん」 元気の勢いに押された形で、優作はコクリと頷
月夜の猫-BL小説です ひまわり(将清×優作)52 BL小説 「見合いを受けたのは、何とかしなけりゃ、俺自分の人生ダメになりそうな気がして。俺なんか、平々凡々な人間なんだから、この辺で世間並みの人生に軌道修正しなけりゃって」 元気は、「それで?」と先を促しながら、ローストビーフを摘む。 「うん…結局、親戚の薦め
研究が進むことによって、歴史上の史実が明かされることがある。 しかし、いかに虚構が混ざっていようと、「薩長同盟を締結できたのは龍馬がいたからだ」と盛り上がり…
月夜の猫-BL小説です ひまわり(将清×優作)51 BL小説 元気は何も言わず、グラスのワインを口にしながら、優作を見ている。 「こんなのフツウじゃないって思ってたけど、あいつに誘われると、ダメで………。ってか、ミドリが俺にバトンタッチしてったから、俺はあいつを拒否ることができなかった」 「何でそこにミドリが
月夜の猫-BL小説です ひまわり(将清×優作)50 BL小説 ひどい後悔に襲われたのは翌日のことだ。 「優作、朝めし」 湯気の立つ朝食が載ったトレーを持った将清が寝室のドアを開けておそるおそる声を掛けた。 「優作、おい、大丈夫か?」 優作が返事をしないので、将清はテーブルの上にトレーを置いてベッドに駆け寄った。
月夜の猫-BL小説です ひまわり(将清×優作)49 BL小説 一平が助手席に座り、将清のマンションの住所を運転手に告げると、タクシーは走り出した。 一平は将清をベッドまで引き摺って行くと、「何かあったら連絡しろ」と優作に言い残して帰って行った。 真夜中三時を過ぎた頃、眠っていたと思っていた将清がむくりと起き
月夜の猫-BL小説です ひまわり(将清×優作)48 BL小説 それでも夕方、学祭のラストを飾るかのように、元気、一平、古田が結成したバンド『GENKI』のライブ告知がSNSで拡散されたこともあって、どこからともなく人が集まってきた。 オリジナル曲がまだあまりなくクラシックロックや今人気の曲をいくつかカバー
月夜の猫-BL小説です ひまわり(将清×優作)47 BL小説 「お前、それで、やつの結婚式に招待とかされて、スピーチとかすんの? 大学から同じなんだから、当然オハチが回ってくるよな?」 しばらく元気はワイングラスを玩びながら、ゆっくり飲んでいたが、ボソリと言った。 「そりゃ……」 新しいワインをグラスに注
月夜の猫-BL小説です ひまわり(将清×優作)45 BL小説 卒業の時の、友達に戻ろう宣言も、あいつの気持ちが落ち着くまでと許したさ。 けど俺が間違ってたのか? お前も俺と同じ気持ちでいると……。 初めて出会った時から何故か目が離せなかった。 ことごとく俺に対抗意識を燃やして突っ走るあいつが好きで。 お前もそ
月夜の猫-BL小説です ひまわり(将清×優作)44 BL小説 「こっちはすっかり寒くなったな」 ドアを開けると、店には客がぽつりぽつりといるだけだった。 「おい、優作、驚くだろ、急に。どうしたんだよ」 元気は相変わらずきれいな笑顔を向けた。 「出張のついで」 優作はカウンターの端に陣取り、手土産にと買
月夜の猫-BL小説です ひまわり(将清×優作)43 BL小説 見合いの件と優作の独立宣言以来、将清との間が不穏な状況になったかというと、そんなこともなかった。 翌日にはいつものように将清が昼を誘いに来た。 「よう、昼、どこにいく?」 優作は少し面食らったものの、努めていつもと変わりない顔を繕った。 「丸やの定食
月夜の猫-BL小説です ひまわり(将清×優作)42 BL小説 いくばくかの寂しさはあったものの、職場が違ったからといって壊れるような友人関係ではない。 ようやく将清の手を借りずに一人で立って歩くことができる、それは優作の切なる願いでもあった。 だが、研修先でまた将清と顔を合わせた時の驚き。 考えてみれば
月夜の猫-BL小説です ひまわり(将清×優作)41 BL小説 たまに優作も将清と『GENKI』のライブに行ったりしたが、元気も用心棒も段々騒がれ方が違う次元のようだった。 「何か、ちょっと元気が心配なんだよね」 学食で相変わらずガッツリとカレーを食べた後、隣のミドリがぼそっと呟いたことがあった。 「え、何が?
月夜の猫-BL小説です ひまわり(将清×優作)40 BL小説 北海道から東北、北陸、関西、四国、結局卒業までに九州を除いて夏休みや春休みを使って日本のあちこちを二人で廻った。 キャンプや安宿、山奥の温泉を見つけるのも将清の得意とするところだった。 ただし、その土地その土地の美味いものは逃さないのが信条で、特産品
月夜の猫-BL小説です ひまわり(将清×優作)39 BL小説 高校の時は寝てたけど、彼女とか、そういうんじゃなかったし。 あたしがどんなに……将清のこと好きでも、ダメ……なんだ…… 将清を見捨てないでやってほしい。 あらためてミドリの言葉が一つ一つ優作の脳裏に浮かんでは消えた。 つまり何? 俺はミドリに将清の
月夜の猫-BL小説です ひまわり(将清×優作)38 BL小説 「あのさ、むしろ俺なんか夕べ将清に一撃で吹っ飛ばされたへなちょこなやつなわけで、それこそ何も役にたちそうにない俺なんかにそんなヘヴィな話ふられてもって気がするんだけど? 元気とか元気の用心棒とか、ああいう頼もし気なやつに相談するのが妥当じゃないのか
月夜の猫-BL小説です ひまわり(将清×優作)37 BL小説 ミドリの話から、何かどす黒い重いものが優作の胸の中に広がり始めていた。 「あたしは、あとでジョーから聞いただけだけど、ケリーの家を探し当てて行ったらドアが開いてて、ジョーの制止を振り切って将清がケリーのこと呼びながら中に入っちゃって、そしたら将清の
【女性の為のデオドラントケア】柿のさち KnS パールボディソープのインスタ投稿モニター20名様募集! 「臭い」って言われたくないから。 モニター当選したらここぞとばかりに臭い対策したい! 【夏休み疲れに】『お水がいらない カドヤ食堂中華そば』で手間抜きしよう! 手抜きはもちろんだけど、お昼ご飯がマンネリ化してるのでぜひ! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ブログネタ&モチベがないのと娘が邪魔するのとで執筆が進まなくて森に逃げこんだ夏、今日も今日とて放置気味だったあつ森満喫中。 そんな中、押し入れで見つけた懐かしのおもちゃ? 娘からのGOサインをも…
月夜の猫-BL小説です ひまわり(将清×優作)35 BL小説 「モデルがそんなに食っても平気なのか?」 老婆心ながら優作は言ってみた。 「やだ、モデルのために生きてるんじゃなし、食べるななんて言われたらとっととやめるわよ」 これがミドリの潔さでもある。 「ランウエイに命かけてるって人には申し訳ないけど、あたしは
月夜の猫-BL小説です ひまわり(将清×優作)33 BL小説 「何があったんだ?」 優作は尋ねずにいられなかった。 「いや、将清がというより、将清の向こう隣りにいたカップルの男が女に何かクスリ渡してたらしいって、芽衣が見たって」 「クスリって……」 優作は絶句する。 「まあ……、いわゆるクスリ? で、一平の
月夜の猫-BL小説です ひまわり(将清×優作)32 BL小説 その夜、元気のアパートに連れて行かれた優作は、言われるままにシャワーを浴びると、元気が温かいミルクティを作ってくれた。 用心棒は缶ビールを飲みながら床に座っていた。 「手、貸してみ」 元気が優作の手を取ると、手のひらのかすり傷に絆創膏を貼ってくれた
月夜の猫-BL小説です ひまわり(将清×優作)31 BL小説 穂香と千秋が将清の腕を取って、その女子のところに行ってしまうと、優作は何となくつまらなくて、ノンアルだというそのカクテルを口にした。 ミドリと芽衣は元気と楽しそうに話している。 一緒に来た男たちは店で出会った女の子をナンパしかけている。 カクテルは
月夜の猫-BL小説です ひまわり(将清×優作)30 BL小説 二番手以下、その他大勢のうちの一人だということは自分でもよくわかっていたつもりだ。 だから、優作としては将清の仲間うちの一人として隅の方にいたかったにもかかわらず、授業でも、学食でも、何故か優作のいる場所は将清の隣ということに決まっていて、常に優作
月夜の猫-BL小説です 月夜の猫-BL小説ですbBL小説 ふとどこからかの視線に気づくと、女子や元女子らがこっちを見て何か言い合っている。 ああ、だよな、将清と元気が向かい合って笑っていれば。 優作は隣の大らかに笑う将清ときれいな顔でコーヒーをゴクゴク飲んでいる仕草までがサマになっている元気を交互に見て、心の
月夜の猫-BL小説です ひまわり(将清×優作)27 BL小説 「ゴメン、俺、この手の音楽はちょっとカンベン。何言ってるかわかんねーし」 今のバンドが引っ込んでから、普通に会話ができるようになると、優作はボソリと佐野に言った。 「そっか。まあ、でも元気のはきっと大丈夫だよ。昔の曲だけど、歌詞、わかるタイプの
月夜の猫-BL小説です ひまわり(将清×優作)26 BL小説 「ああでも、俺、今夜が東京デビューっつうか、肩慣らしっつうか、名古屋とか大阪とかでライブやったことはあんだけど」 腕組みをしたまま元気がそう答える。 「そうなんだ」 頷いたものの、優作には今一つピンとこない。 「そうだ、佐野も来るって言ってたぞ。
B病院の数少ないイケメンの一人が獅子谷医師である事は書いた。 utuutuyasuyasu.hatenablog.com 前の記事に書きそびれたが、患者たちは彼の事を「イケメンのゴリ」と呼んでいた。 ゴリとは、バスケットボール漫画「SLAM DUNK」の登場人物赤木だ。漫画を読んだ事のある方はお分かりだろうが、イケメンぞろいのプレーヤーのなかでゴリは決してイケメンではない。けれど、獅子谷医師は背が高くがっちりしていかつい感じなので、体格的には「ゴリ」が一番近い。けれど、ゴリラ顔ではなく塩系のイケメンなので、「イケメンの」と注釈がついていたのだ。 (精神科の患者は結構時間があるので、このようなた…
月夜の猫-BL小説です ひまわり(将清×優作)25 BL小説 ゴールデンウイークは家に帰らず、優作はアパートの近くにあるコンビニのバイト中心で過ごし、前からやろうと思っていた美術館巡りをした。 あらためて全く一人で行動しているのだと実感すると、四月中いつも騒がしい連中が周りにいたことを思い出して、少し寂しい気
月夜の猫-BL小説です ひまわり(将清×優作)24 BL小説 「んとに、あいつ、何とかしねぇと、あの、地の底を這うようなネガティブくん」 珍しく将清がイラつきを露わにした。 「繊細なんだ……謝らなきゃ……」 ミドリはミドリで上にいる優作の方へ行こうとする。 「だから、ちょっと時間おけっつうの。今なんか、
月夜の猫-BL小説です ひまわり(将清×優作)23 BL小説 「何だよ!」 「俺も授業行くんだよ!」 優作はムッとした顔で将清の腕を振り払った。 「まだ怒ってるのかよ」 優作の顔を覗き込むようにして将清が言った。 「面しろおかしく笑いものにするネタが欲しければ他をあたってくれ」 「はあ? お前、だからメイク
月夜の猫-BL小説です ひまわり(将清×優作)20 BL小説 急に眩しくなって、優作は眉を顰め、起きだしたくないところを無理やり起き上がった。 脳がまだ死んでいて目は開けられず、しばらくそのままぼおっとしていたが、ようやく重い瞼を開いた。 だが瞬きしてもどう考えても記憶にない部屋の状況に困惑が広がる。 恐ろし
月夜の猫-BL小説です ひまわり(将清×優作)19 BL小説 「何だよ、大学入ったからやっと大っぴらに吸えるってもんだろ」 「バッカ、煙草なんか、高校卒業したらすっぱりやめるもんだろ?」 「将清、お前……っ!!」 もうかなり酒が入ってみんながゲラゲラ笑っている。 「ほんとにやめたもんね、煙草、高校卒業したら」
月夜の猫-BL小説です ひまわり(将清×優作)17 BL小説 元気や古田、浅野、優作は外部受験組だが、他のメンツは大抵付属高校上がりだ。 幼稚園から付属といういかにもおぼっちゃまという風貌の佐野は意外にもロックファンで元気に懐いていた。 ミドリと一緒に常に将清の取り巻きという感じで女子学生が何人かいたが、一人
月夜の猫-BL小説です ひまわり(将清×優作)15 BL小説 将清は優作が突っ込んだために花が倒れたり折れたりしてしまったチューリップを植えなおしていたのだ。 「…っって…!」 慌てて立ち上がろうとして、ぶつけた腕の痛みに思わず声を上げる。 「おい、大丈夫か? 病院行った方がいいぞ」 「大丈夫だ。俺がやるからい
月夜の猫-BL小説です ひまわり(将清×優作)13 BL小説 車の免許も一緒に取ったのだが、田舎ならまだしも都会では車があったとしても駐車料はバカ高いし、維持費もかかる。 そこへ行くとバイク駐車OKのアパートを探したので駐車料はほぼゼロ、保険料はかかるが、そのうちバイトでも見つけて自分で何とかしたい。 明日こそは