メインカテゴリーを選択しなおす
【シャトレーゼ事件から学ぶ!】買ってきたケーキを無断で売ったらダメなの?知財のプロがざっくり解説!
京都のカフェがシャトレーゼで購入したケーキを自分の店でケーキセットとして提供していた。シャトレーゼは「ブランドを傷つける行為だ!」とカンカンになっている。 山梨の老舗スーパーの元社長・小林 久さんの投稿で、このニュースを知りました。昨年の9月に話題になったニュースみたいですね。 このニュース、法律屋から見ると面白い論点がいくつかあります。 自分の知識の整理も兼ねて、ざっくり解説してみます。 ❖商標権侵害の問題は生じるか? シャトレーゼは「ブランドを傷つける行為だ!」と言っています。ブランドといえば商標権。このお店のやってることはシャトレーゼの商標権を侵害することになるんでし
この記事は、ペグケースを探していた筆者が、希望のものが見つからなかったので、ダイソーのペグ収納ポーチを買ってみたという話で、事前に大きすぎると思っていたが、実際にペグを入れると少し大きいと感じる程度だったと書いている。
著作権こぼれ話・・・9.著作権と違う知財のお話。今度はユニクロが怒った。
ω・) ソーッ・・・ 皆さん、ご機嫌よろしゅうに。 また中国ですか・・・。もしかしたらこのニュースご存じの方も多いかも知れませんが・・・。 ユニクロが自社の販売するバッグの摸倣品、つまり”モノマネ商品”を出回らせたとして、中国のSHEINを提訴したということです。 ユニ...
こんにちは、読者の皆さん。今回はビジネスの世界で重要な役割を果たす「営業秘密」と、それを守る一方で仕事と生活の調和を保つ「ワークライフバランス」について、不正競争防止法の視点から探ってみたいと思います。とは言っても、法律を学んだ人でないと馴染みの無い言葉だと思います。直近で有名な事件だと下記中国籍の男、アルプスアルパインの営業秘密持ち出し 警視庁公安部が容疑で逮捕(参照元:ITmedia NEWS) 社外秘の情報を持ち出した後、母国へ送った疑いという形で、アルプスアルパイン社は車載機器等で凄く有名な会社です。その技術たるや凄い価値だということ、科学は間違って使うと武器等にも転用できてしまう為、…
退職後の従業員による営業秘密の不正使用・開示に対する法的対抗手段としては、不正競争防止法、労働契約上の守秘義務および競業避止義務があります。 1.不正競争防止法 不正競争防止法は、営業秘密の保護を主要な目的とする法律ですが、営業秘密の保護が退職従業員に対して講じられると、それは職業選択の自由(憲法第22条第1項)と抵触することになります。 退職従業員は、前の企業で取得したノウハウやスキルを活かして転職したり、自ら競争企業を設立することが多いからです。営業秘密が知的財産として法的保護に値することは当然ですが、同時に、職業選択の自由という法律上の価値との調整が求められることになります。営業秘密はき…
「かっぱ寿司」社長ら逮捕へはま寿司の秘密不正入手の疑い(共同通信)「かっぱ寿司」運営会社長を逮捕へ「はま寿司」の秘密不正取得容疑(asahi.com)上記、各メディアの報道の通り、警視庁が今日にも、回転ずしチェーン運営会社社長などを、競合他社から営業秘密の情報を不正に取得した疑いがあるとして、逮捕するとしています。これに関しては、各社、続報があるでしょうから、とりあえずそれをご覧いただければと思いますが、今回、逮捕容疑が「不正競争防止法」違反だとされています。個人的にそれが気になったので、採り上げてみます。・平成五年法律第四十七号不正競争防止法(e-Gov)上記の通り、現在の「不正競争防止法」は、平成5年公布とのことですが、上記ページの冒頭に「不正競争防止法(昭和九年法律第十四号)の全部を改正する」とあり...「不正競争防止法」について
[新]競争の番人【坂口健太郎・杏W主演!不正を暴くニューヒーロー誕生】 #01
[弱くても、戦え]企業の不正を暴き、弱者を救うニューヒーロー誕生!!日本初の公正取引委員会を舞台にした痛快爽快エンターテインメントが、幕を開ける!!