山手線立ち呑み事情 JY14「Enoteca Gatarì」
駅前交番の裏手から銀鈴の坂を降りる。L字に曲がった石段は雨に濡れて西欧の下町の雰囲気だ。この石段の踊場で振り返った黄色の壁が、山手線で巡る14件目、EnotecaGatarìだ。スクエアな店内の対角線にカウンターが延びるのは、7〜8人は立てそうなイタリアワインの立ち呑みバーだ。Biancoは一杯500円から、先ずはお奨めボルトルッソの“リボッラ・ジャッラ”をいただく。ドライフルーツを齧りながら、潮のミネラルを感じる一杯を愉しむ。カウンターの主役はNOAWのハムスライサー、イタリア製にこだわってインテリアのようでもある。っで、せっかくなのでビスタチオ入りのハムを切ってもらおう。カウンターの彼はどう見ても20代だけど、知識は豊富だし立ち居振る舞いも好感が持てる。も少し近ければ通ってしまいたくなる居心地の良い店...山手線立ち呑み事情JY14「EnotecaGatarì」
2023/05/20 10:45