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冥官・小野篁の京都ふしぎ案内 ~からくさ図書館移動別館~/仲町六絵
久しぶりになる篁メインの話ということで楽しみにしていました。別館ということで、篁が主に行っている道なしではないものへの対処を行う。最後は道なしでしたけども。時子のこととなると相変わらず変人になっていましたね。最初は神狐が抱えるもの。名前を明かさなかったのは、自分には贅沢な名前だと思っていたことと、名付けてくれた人が亡くなった悲しみがあったからだったのか。そういった想いがあり、記憶を封じられた中で自...
「あなたと式神、お育てします。」の第二集が後に発売されていますが、続きを読みたかったのであちらを優先していました。というわけで、本作は短編集となっていて6つの話が描かれています。表紙から現代の話はないのだろうと思っていたので、最初の話が現代のことで驚いたりも。デビュー作の話も含まれていたわけですが、「からくさ図書館」がきっかけで仲町六絵さんの作品にハマったので、今もそれより古い作品は読んでいません...
あなたと式神、お育てします。 第二集 ~京都西陣かんざし六花~/仲町六絵
さらに2人の陰陽師が式神を持つことに。芳舟は自分の年齢から心のない式神を、という風に考えていましたが、奥さんが話していた猫という姿に。時間の長さは関係なく宝玉はきっと幸せな日々を過ごすでしょうね。それだけ大切に想うことがわかっているからこそ最初の話になるわけですから。式神を持つ過程でそれぞれ宝剣の霊の話だったり、泡魂というその地に強く残る想いに触れたりも。そして、土地を守る山犬に説明したりも。夜雀...
あなたと式神、お育てします。 ~京都西陣かんざし六花~/仲町六絵
「からくさ図書館のある京都」のシリーズに含まれる新しいシリーズ作品。これまでハッキリとしたことが描かれていなかった茜が中心にいるため、茜のことをどういう風に触れていくのか楽しみですね。そんな茜は京都の結界を修復する晴明に頼まれて陰陽師と式神を育てることに。桃花と行ったさきがけ祭は終わったもののまだまだ先は長い。次の段階では京都の内外で陰陽師を育てる必要があるそうで、その一人目として選ばれたのが晴明...
おとなりの晴明さん 第九集 ~陰陽師は花の都で笑う~/仲町六絵
「おとなりの晴明さん」としては最終巻に。「からくさ図書館のある京都」のシリーズとしてはまだ続いていくようで楽しみですね。というか、現時点で茜をメインにしたであろう新刊は出ているので読むのが楽しみです。桃花にも式神を持つ日が来るのか、という感じでしたねぇ。陰陽師として修行をしているとはいえ、そこから式神をという風には考えていなかったなぁ。桃花自身も言っていましたけど、もっと先の話だと思っていました。...
おとなりの晴明さん 第八集 ~陰陽師は金の烏と遊ぶ~/仲町六絵
道真公に助力を求められ薬研通の魂を運ぶ手伝いを行う。そのために力を借りたのは応挙の虎。応挙の虎に会いに行った時に西王母に触れていて、それが今巻では軸となってくる話に。京都の守護にも関係してくる問題なわけですけど、桃花はそれどころじゃない状況になってしまったりも。自覚した想い。隠し通そうとしていたわけですが、こういう形で明らかになるのか、という感じでした。双葉の視覚などを共有して遠い場所の情報を得る...