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ルコの甘味日記 https://micropia.hateblo.jp/

京都住み。和菓子を中心に、日々見つけた美味しいものをご紹介しています。 趣味のお菓子作り・お料理のことも書きます。

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2023/12/14

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  • 京都人の京都観光案内・後編 高台寺ライトアップ〜れんこんやさん

    前編はこちら 夕方、高台寺にて再集合。 お会いするなり、彼女は銀閣寺をおすすめしたことへの感謝を伝えてくれました。 「メインの建物はもちろん、高台からの眺めが最高だったわ!」 仰る通り、銀閣寺のお庭は見事でして、歩いていると自然と心が洗われるような、静かな魅力があるのです。その良さを分かっていただけて何よりでした。 鷲峰山 高台寺 高台寺の開創は1606年。豊臣秀吉の妻、北政所ねね様が秀吉公の菩提を弔うために建てたとされています。 日の暮れ始めた境内 通常なら閉門しているお時間ですが、今の時期は問題ありません。「秋の夜間特別拝観」をしておられるからです。 www.kodaiji.com 一番の…

    地域タグ:京都市

  • 京都人の京都観光案内・前編 金閣寺〜あぶり餅〜カレーうどん

    先日、七年来のアメリカ人の友人からDMが届きました。 「僕のイタリア人の友人が、もうすぐ京都に行くんだ。彼女に会ってみないか?すごく楽しい人だし、博士号を持った科学者でもあるから、きっと気が合うと思うよ!」 「ぜひ!」とお返事したところ、彼女のインスタグラムのアカウントを教えてくれました。 そこからは直接のやり取りを開始。行きたいところをお聞きして、翌朝9時に金閣寺で待ち合わせることになりました。 お互いの姿をインスタで見ていたため、スムーズに顔合わせができました。軽く自己紹介をしつつ金閣寺へ。 出国の二日前に突然「日本に行こう」と思い立ち、航空券をとったと話す彼女。パワフルで明るくて、なるほ…

    地域タグ:京都市

  • 私のラーメン観を変えた、驚麺屋の超濃厚・驚濃魚介とんこつ。

    ラーメンほど好みの分かれる食べ物を、私は他に存じ上げません。 スープ、麺、トッピング ―全てがお店によって千差万別。「ラーメン」と一括りに呼ぶことが憚られるほど、多様な個性が認められ、愛されていると感じます。 そのため、「京都でおすすめのラーメンを教えてよ」と言われますと、いつも答えに窮してしまいます。 例えるなら、「おすすめの曲」を尋ねられるようなもの。 私はデフ・レパードの "Pour Some Sugar on Me" が大好きですけれど、これが老若男女万人に愛されるとは思っておりませんし、私自身 「24時間365日この曲を聞いていたい!」というわけでもありません。 ただ、時折無性に「体…

    地域タグ:京都市

  • お芋好きには堪らない高級ケーキ。慶希処みおやの和栗の慶希と林檎の慶希。

    先日、東京に住む伯父をお招きしました。 その際のお土産にリクエストさせていただいたのは、『慶希処みおや』さんのパウンドケーキです。 『みおや』さんの本店は飯田橋ですが、東京駅直結の丸ビルにも入っておられます。以前から気になっていたものの、自宅用にするには躊躇われるお値段ゆえ、挑戦できていなかったお店でした。 私が「これは!!」となったのは、こちらのケーキの生地のベースにはお芋が使われていると知ったため。 生地には「幻の蜜芋」と呼ばれる安納芋をたっぷりと練り込んであります。(中略)この蜜芋の自然で優しい甘味が、食べるとお口のなかいっぱいにひろがります。 引用:慶希処みおや(けいきどころみおや)オ…

    地域タグ:千代田区

  • 百万遍のインド料理RAJUの謎メニュー、アンコナン。

    人生の約三分の一を過ごした学生街には、思い入れ深いお店が数多くあります。 中でもよく行くのが、『ラジュ』というインドカレー屋さん。こちらの「アンコナン」がなかなか面白い一品でしたので、ご紹介させていただきます。 インド料理RAJU 百万遍店 百万遍にまだサイゼリヤもドラッグユタカも無かった時代からの行きつけ すぐ近くの『アジアンキッチン サロマーン』は、メニューを同じくする系列店 この二軒をどちらも「ラジュ」と呼んでおり、全く区別していません。 店舗によるお味の違いよりも、同一店舗でのブレの方が大きいように思います。塩気や辛さ、ナンの焼き加減など、日によってまあまあ異なりますが、いつでもちゃん…

    地域タグ:京都市

  • おいなりさんのマイ・ベスト。駅弁にもおすすめ、いづうの京いなり寿司。

    「京都旅行の締めくくりに京都駅でお夕飯を買うとしたら、どこの何がいいかしら」 このように尋ねられたとして、少し前の私ならどう答えたでしょうか。 『551蓬莱』の豚まん? www.551horai.co.jp 圧倒的な美味しさとコストパフォーマンスを誇る、関西人のソウルフード。 バスに乗った瞬間みんなが振り返るほどの「蓬莱の匂い」の強烈さに目を瞑れば、これ以上のものはないかもしれません。 『紫野和久傳』さんのお弁当? shop.wakuden.kyoto 四季折々のおかずやお寿司はどれも間違いない美味しさですし、「ローストビーフちらし寿し」は、付け合わせの奈良漬がオツで楽しい一折です。 同世代に…

    地域タグ:京都市

  • 朝8時に東京駅集合!個性派お煎餅、あんこ天米プレーンと安納芋バター。

    あんこの挟まれた、珍しいお煎餅「あんこ天米」。 こちらを知ったきっかけは、いつも美味しいお菓子をご紹介してくださる Frankie (id:frankie17) 様のポストでした。 富士見堂さんのあんこ天米が人気なのは、あのザラザラとした独特食感の甘いあんこが癖になるのか、ガリっと香ばしいお煎餅の美味しさからか、はたまた両者のマリアージュにより引き出される旨みゆえか。。。いまだにわかないのだけれど、なぜか後を引き次々と食べたくなる不思議なお煎餅🍘 pic.twitter.com/rDmDbXpsMI — Frankie (@Frankie_tokyo) 2024年9月24日 Frankie様に…

    地域タグ:千代田区

  • 素朴ながら気品のある秋の恵み。京都くりやの栗おはぎと金の実、道明寺製おはぎ。

    ついに、待ち侘びた秋の到来です! 和栗に南瓜にさつまいも、大好物の限定スイーツが目白押し。 そんな中、我が家が毎年必ずいただくのが、今回ご紹介する『くりや』さんの「栗おはぎ」です。 丹波栗のポテンシャルが限界まで引き出された、素朴ながら洗練されたお菓子。 今年も買いに行って参りました。 栗菓子本舗 京都くりや お店があるのは堀川丸太町。 「栗おはぎ」に並ぶ我が家の秋の風物詩、「栗赤飯」をお作りになる「鳴海餅本店」さんのすぐ近くです。 代表銘菓「金の実」の輝きがすごい。最中やどら焼き、栗饅頭もございます。 この日は「栗おはぎ」に加え、普通の「おはぎ」と「金の実」を購入しました。 名物くりやの栗お…

    地域タグ:京都市

  • どこまでも上品な和洋菓子。赤坂おぎ乃和甘の生どらやき。

    この週末は、東京に住む伯父を訪ねました。 手土産に選んだのは『赤坂おぎ乃 和甘』さんの生どらやき。こちらが「今すぐ記事にしなくちゃ!」と思うほど美味しかったので、早速筆をとっております。 赤坂おぎ乃 和甘 WAKAN 開業初年度にミシュランのひとつ星を獲得され、話題になったという日本料理店『赤坂おぎ乃』さん。 そのデザートを独立したお店で販売されているのが、今回伺った『和甘』さんです。 『紫野和久傳』 さんが「西湖」を一般販売されているようなものでしょうか。 お店は『虎ノ門ヒルズ ステーションタワー』の地下二階。 「本当にこんなところにあるのかしら」と不安になるような、煌びやかなフードホールを…

    地域タグ:港区

  • 広島旅行記3 うさぎと毒ガス資料館

    【2024年8月広島旅行|目次】広島旅行記1 平和記念公園とお好み村 - ルコの甘味日記広島旅行記2 宮島水族館と夕暮れ時の厳島神社 - ルコの甘味日記広島旅行記3 うさぎと毒ガス資料館 - ルコの甘味日記 随分前のことです。広島旅行に同行したお友達が、高校の社会科見学で「うさぎの島」を訪れたときのことを話してくれました。 「いっぱいうさぎがいて、触れ合えるんだけど、その理由を知ると『うさぎかわいい〜』では済ませられないんだ」 とても印象深かったから、もう一度行きたいという彼。私も興味を惹かれ、「いつか一緒に行こう」とお話していました。 念願叶いまして、旅行の三日目は「うさぎの島」こと『大久野…

    地域タグ:三原市

  • 『たま木亭』傾向と対策。カテゴリ別のおすすめ!

    以前ご紹介した、宇治・黄檗にございます京都イチのベーカリー『たま木亭』。その特長は異次元の美味しさと、とんでもない種類の多さです。 事前情報なしに飛び込むと、さながらテーマパークのような空気に呑まれ、レジにて諭吉さん改め栄一さんとお別れすることになりかねません。 そこで、『たま木亭』ビギナーの方のためのガイドを書くことにいたしました。カテゴリ別の傾向と対策をお伝えします! 万人受け 10人中9人は「美味しい!!!」と言うであろう、ただただレベルの高いパン。 まずはここから。「カツサンド」(キャベツ入り)と「カレーパン」 サンドイッチ系は基本的にここに入ります。安心してお買い求めください! サン…

    地域タグ:宇治市

  • 広島VS京都でもちもち和菓子対決!桐葉菓と阿闍梨餅・つばらつばら

    旅行記の途中ですが、先にイチオシの広島土産のご紹介をしたいと思います。 広島では知らぬ人のいない銘菓、『やまだ屋』さんの「桐葉菓」です! おひとつ137kcal・お日持ちは11日間でした 宮島に行くフェリーにも広告が こちらのお菓子は、茶道の家元さんから『お茶会の手土産になるお菓子』の相談を受けたことで生まれたそう。 「もみじ饅頭」も美味しいけれど、こちらの方がちょっと特別感があって、大好きなのです。 さてこの「桐葉菓」、しばしば「似ている」と言われるお菓子があります。 それが『満月』さんの京銘菓「阿闍梨餅」。 こちらは122kcal、お日持ちは4日間 小さい頃から数えきれないほど食べてきた、…

    地域タグ:京都市

  • 広島旅行記2 宮島水族館と夕暮れ時の厳島神社

    【2024年8月広島旅行|目次】広島旅行記1 平和記念公園とお好み村 - ルコの甘味日記広島旅行記2 宮島水族館と夕暮れ時の厳島神社 - ルコの甘味日記 最近、夏の旅行について書かれるブロガーさんが多く、旅行記大好きな私はホクホクで拝読しております。毎日いろんなところに行っている気分になれて、とっても楽しい。 やはりお盆というのは一大旅行シーズンなのですね! かくいう私も行ってきたわけですが。前回に引き続き、本日も広島旅行のお話です。 はっさく大福をいただく 二日目は、午後から宮島へ。 いきしに、広島駅併設のショッピングモール『ekie』のお土産売り場にて、おやつを購入しました。 『もち菓子の…

    地域タグ:廿日市市

  • 広島旅行記1 平和記念公園とお好み村

    今年のお盆は広島に行ってきました。お友達の故郷を訪ねる、二泊三日の広島旅。始まります! 出発 お友達とは京都駅で待ち合わせ。 出発前の腹ごしらえ 丁度お昼どきだったので、新幹線改札内の『総本家にしんそば 松葉』さんにて「おろしそば」をいただきました。 注文時の想像よりもずっと豪華な姿に、早速テンションが上がります。花かつおの香りの良さもさることながら、お蕎麦そのものが美味しいと感じられる一杯でした。 自分用に京都土産を買ってしまう お土産屋さんを物色していると、『大極殿本舗』さんの「若あゆ」があり、思わず購入してしまいました。まさか新幹線改札内で買えるとは! お友達と一匹ずつ。お付き合いしてい…

    地域タグ:広島市

  • ふわんふわんの和風ギモーヴ。百万遍かぎや政秋の益壽糖とときわ木。

    豆餅で知られる『ふたば』さんから鴨川を渡り、今出川通沿いに徒歩10分ほど。 京大の石垣が見えてきたら、そこが「百万遍」の交差点です。 最近ダイコクドラッグからドラッグユタカに変わった古いビルとローソンに挟まれて、『御菓子司 かぎや政秋』さんはあります。 こちらを訪れたきっかけは、高島屋名物バイヤーさんのポスト。 #販売情報 #迎春の和菓子たちいつも年末にご紹介しますのが、 #京都 の #百万遍かぎや さんの… pic.twitter.com/Ru8NgFFo6A — 畑 主税(高島屋和菓子バイヤー公式) (@wagashibuyer) 2023年12月27日 えっ『かぎや』って、あの百万遍の『…

    地域タグ:京都市

  • 美味しいもなかって本当に美味しい。奈良、白玉屋榮壽の名物みむろ。

    こちらの漫画で「みむろ最中」を知ったのは、ずいぶん前のこと。 mamekichimameko.blog.jp すごく美味しそう...!でも奈良に行くことない...! 「京都でも売っているでしょう!?」と調べましたが見つからず、催事などで探しても、これまでお見かけすることはありませんでした。 仕方ありません。それなら奈良に行くまでです。 白玉屋榮壽 奈良店 そんなわけで、伺ったのは近鉄奈良駅の近くにある『白玉屋榮壽』さん。 最中に埋め尽くされた店内。あれこれと手を広げない職人気質が素敵です。 「名物みむろ」には「小型」と「大型」がありまして、今回は「小型」10個入りを購入しました。 数少ない「最…

    地域タグ:奈良市

  • とらやの土用餅で暑気払い!黒糖餡と京都限定・小倉餡。

    いわずと知れた和菓子界の王者、『とらや』さん。 日本全国はおろかパリにまで店舗があり、季節限定に空港限定、赤坂店限定など、限定品の数は数知れず。 そんな『とらや』さんが、7月17日~19日の三日間「京都限定」で販売されたのが、「小倉餡の土用餅」でした。 そもそも「土用餅」とは、土用の入りに合わせていただくお餅のこと。 2024年の土用の入りは7月19日(金)。土用とは、暦の立春・立夏・立秋・立冬の前18日間を指しますが、現在は立秋の前の夏の土用がよく知られます。初日である土用の入りには、暑さ負けをしないように、土用餅を食べる習慣があります。餡に使う小豆には、厄除けの力があるとされています。 出…

    地域タグ:京都市

  • 新幹線で楽しむ、伝統と革新のあんこ玉。亀屋良長 京都伊勢丹限定、旬の烏羽玉。

    前回ご紹介した『亀屋良長』さんの「桃の菓」。 先週東京に行く道すがら、京都駅の伊勢丹で無事にゲット。件のお方にお渡しすることができました。 そのついでに、ずっと気になっていた一品をお試ししましたので、今回はそちらについて書きたいと思います。 亀屋良長 ジェイアール京都伊勢丹店 京都のお土産を買うとき、品揃えの点でピカイチなのはやはり『伊勢丹』さん。 お煎餅の『蕪村庵』さんに豆菓子の『豆政』さん、佃煮の『京・くらま林』さんと、私の中のテッパン京都土産を軒並み取り扱っておられます。 『亀屋良長』さんの烏羽玉もそのひとつ。 すっかり代表銘菓となった「スライスようかん」を中心に据えたディスプレイです。…

    地域タグ:京都市

  • 美しく爽やかな真夏のようかん。京菓子司 亀屋良長の桃の菓。

    先日、大変お世話になった方に、ちょっとしたお礼の品を差し上げる機会がありました。 さて、何を選びましょう? とってもお洒落な方なので、「ハッとするような美しさ」を第一条件にしたい。東京にお住まいですから「東京では手に入らない」もの。さらに「食欲の落ちる真夏に、美味しいと感じられ」、「常温で気楽に持ち運べて、ある程度日持ちする」...。 頭を悩ませ、ふと思い出したのは『亀屋良長』さんの「夏まつり」。 kameya-yoshinaga.com 「お口に合わないことはないだろうけど、ちょっと面白みに欠けるかしら...。」と思いつつ、ウェブサイトを眺めておりましたら、こちらが目に留まりました。 kam…

    地域タグ:京都市

  • 続・ホットクックで発酵あんこ。お米を入れて甘さUP!

    以前、こんな記事を書きました。 micropia.hateblo.jp その後も試行錯誤を重ね、食べ方のアレンジも貯まってきたのでご報告いたします。 お米をいれて発酵あんこ作り 先日、Instagramで流れてきたこちらの動画。 View this post on Instagram A post shared by あおぺこ🌾 麹でゆる無添加ごはん (@aoi_koji_mam) www.instagram.com 「お米を加えると甘さアップ」とのことです!早速試してみました。 小豆150g, お米30g, 水500mLを入れて「No.122 つぶあん」で炊きます。 炊いてみると、どろっとし…

    地域タグ:京都市

  • スパイスの魔法は実在したのね!奈良でインド料理、toi 印食店。

    先日、精華町に用があり、そのついでに奈良まで行ってまいりました。 お目当ては『白玉屋榮壽』さんの最中と、今回ご紹介する『toi 印食店』さんのターリー(インドの定食)です。 こちらを知ったきっかけは、いつも楽しく拝読しているキロクマニア (id:kiroku-mania) 様の記事でした。 kiroku-mania.hatenablog.com 大のカレー好きの私。こんな美味しそうなレポを見ましたら、いてもたってもいられない! 奈良に行く機会をずっと伺っていたのです。 toi 印食店 到着したのは開店五分前。たくさんの方が並んでおられました。 お名前とお電話番号を書いて、順番待ちをすることがで…

    地域タグ:奈良市

  • 我が家の定番、仙太郎のみなづき。解禁したての若あゆとともに。

    気づけば六月もあと少し。 「六月のうちに水無月を食べなくちゃ!」ということで、先日『仙太郎』さんに行ってまいりました。 仙太郎 本店 タカシマヤさんのすぐ横にある本店です。 お目当ては「みなづき」。 ショーケースに姿が見えず、「あらっ売り切れ!?」と思いましたが大丈夫でした。 レジの後ろに、こんなにたくさん控えていたのです!なんて幸せな光景。 無事に全種類をゲットすることができました。 店内を見ておりますと、「若あゆ 解禁」の赤い字に目が留まりました。お店の方いわく、「毎年、本当の鮎の解禁日に合わせて販売を開始しているんです」とのこと。 夏といえばやはり「若あゆ」です。こちらも一疋、連れて帰る…

    地域タグ:京都市

  • 湯島で甘味処めぐり。ゆしま花月で人気のかりんとう2種と、甘味処みつばちの白玉クリームあんみつ。

    前回に引き続き、東京・湯島の和菓子屋さんを巡ります。 かりんとう ゆしま花月 かりんとうといえば、以前『日本橋錦豊琳』さんの「きんぴらごぼうかりんとう」をご紹介しましたが、こちらの『ゆしま花月』さんも負けず劣らずの名店と伺っております。 昔ながらのお店構え 湯島の街は、大通り沿いは異国料理ばかり。少し入ると、クラブやパブのぎっしりと入った雑居ビルが立ち並んでいます。 あまり夜に歩きたくない感じの街なのです 『花月』さんがあるのはそのど真ん中。 ここはきっと数十年前か、もしかすると数年前までは、こんなに異国情緒のある街ではなかったことでしょう。『花月』さんはずっと昔からこの場所で、湯島という街の…

    地域タグ:文京区

  • 湯島駅前、つる瀬のむすび梅と豆大福。東京下町のほっこりイートイン。

    東京の湯島駅周辺には、下町らしい情緒のある和菓子屋さんが集まっておられます。 いつか湯島のお店巡りがしたいと思っておりましたのを、先日、ついに実現することができました。 『豆大福つる瀬』→『かりんとう ゆしま花月』→『甘味処 みつばち』のコースです。これらのお店はいずれも、湯島駅から歩いてすぐの、大変に周りやすい立地にあります。 朝食はサラダだけにして準備万端。下町の甘味処巡りに出発です! つる瀬 湯島本店 湯島駅の三番出口の階段を上がると見えてくるのが『つる瀬』さんです。 こんなに駅に近いとは知らず、心の準備のできていない状態で目に飛び込んできたので、一気にテンションが上がりすぎて心臓がどき…

    地域タグ:文京区

  • 京都の初夏の風物詩。唯一無二の瑞々しさ、老松の夏柑糖。

    ここのところ蒸し蒸しと暑い日が続き、本格的に夏が来たと感じます。 まさに今この季節、ご紹介したいのが『老松』さんの「夏柑糖」です。 夏みかんをくり抜いて、中の果汁を寒天と合わせ、皮に戻して冷やし固めたシンプルな涼菓。 かつては初夏の手土産の定番で、いただくことが多かったというこちら。母の強い思い入れは私にも受け継がれ、毎年この時期になると「食べなくちゃ!」という気持ちになるのです。 有職菓子御調進所 老松 北野店 『老松』さんといえば「有識菓子」。有識菓子とは、朝廷の儀式や典礼の際に献上されるお菓子のことです。 当主の家系は平安時代の宮廷祭祀官の流れを汲み、古来より朝廷に伝わる有職故実にもとづ…

    地域タグ:京都市

  • 日本橋三越、とっておきの山形展。白露ふうき豆に米沢牛、鯉の甘煮を堪能!

    先週末は千葉に滞在していました。 土曜日の夜SNSを開くと、高島屋の名物バイヤーさんのこんな投稿が目に入りました。 #菓子案内やった!2時過ぎの週末、並ばず買えるなんて!#山田家 さんの #白露ふうき豆 は大好物。ひと箱すぐ飲み干すもの。いやはや、#日本橋三越 さんの #山形展… pic.twitter.com/UHEP4Th3N4 — 畑 主税(高島屋和菓子バイヤー公式) (@wagashibuyer) 2024年6月1日 これは、憧れのブロガーさんが「絶品」「毎年行列」とおっしゃられていた『ふうき豆』! www.hw-frankie.com かねがね気になっておりましたが、京都に住む私には…

    地域タグ:中央区

  • 菓子舗榮太楼の春のクリームあんみつと赤まん・青まん。秋田から生菓子をお持ち帰り!

    秋田を代表する老舗和菓子店の『菓子舗榮太楼』さん。旅行初日に訪れた「幸町店」に引き続き、最終日には「いとく新国道店」を訪れました。 もともとは「幸町店」を再訪するつもりだったのですが、到着してみると日曜定休。「近くでやっている店舗はないか!」と検索してヒットしたのがこちらでした。 秋田・青森ローカルのショッピングモール『いとく』さんの中に入っておられます。 やはり一押しはさなづらシリーズ 「さなづら」には前回ご紹介したオリジナルだけでなく、「ゼリー」や「葛ようかん」もあります。 こちらには生ケーキもありました 和菓子屋さんがケーキも作っておられるのは、「まち子姉さんのごま餅」の旭南高砂堂さんと…

    地域タグ:秋田市

  • チェコ人と行く秋田 四日目

    【2024年4月秋田旅行|目次】チェコ人と行く秋田 一日目 - ルコの甘味日記チェコ人と行く秋田 二日目 - ルコの甘味日記チェコ人と行く秋田 三日目 - ルコの甘味日記チェコ人と行く秋田 四日目 - ルコの甘味日記 最終日の朝。 顔を洗っていると、おばあさまに「田んぼさ見だぐねか」とお誘いいただきました。「是非!」と申して友人に声をかけ、朝食前のお散歩に。 水田地帯と八郎潟の漁村 近くの水田 ちょうど田おこしの時期でした。あと二週間もすれば田植えをするのだそう。 ビニールハウスで育てられている苗。可愛らしい 友人の住むチェコは、国土の半分が農用地。 家庭菜園も一般的だそうです。この辺りのおう…

    地域タグ:秋田市

  • 大丸東京の春の味。塩瀬総本家の柏餅と、銀座鈴屋のれもん甘納豆・栗甘納豆。

    先日、東京に住む伯父がGWに帰省するということで、お土産のリクエストを求められました。 折角ですから、東京駅で(グランスタか大丸東京で)購入できる、今の季節限定の和菓子を食べてみたい! いろいろと調べた末、『塩瀬総本家』さんの「柏餅」と、『銀座鈴屋』さんの「れもん甘納豆」をお願いしました。どちらも大丸東京さんで購入が可能です。 当日、「お土産買えた」の連絡にガッツポーズをいたしました。 順にご紹介してまいります。 塩瀬総本家 柏餅 「お夕食後のデザートに、みんなで楽しめるような生菓子を」ということでお願いしたのがこちら。 創業670年の老舗、『塩瀬総本家』さんの柏餅です。 丁度5月5日までの期…

    地域タグ:千代田区

  • チェコ人と行く秋田 三日目

    【2024年4月秋田旅行|目次】チェコ人と行く秋田 一日目 - ルコの甘味日記チェコ人と行く秋田 二日目 - ルコの甘味日記チェコ人と行く秋田 三日目 - ルコの甘味日記 翌朝、ダイニングに行くと、朝食の準備がされておりました。 鮭かまと海苔のお味噌汁の朝ごはん 友人と従兄弟は結局2時ごろまでお酒を酌み交わしていたそう。すっかり仲良くなったようで何よりです。 安藤醸造 北浦本館 この日まず向かったのは、お味噌やお醤油の醸造元として人気の『安藤醸造』さん。 お食事処も併設の大型店 びっくりするほど美味しい「しろだし」が試飲できます こちらに和菓子とソフトクリームのお店があり、目を奪われました。 …

    地域タグ:仙北市

  • 春爛漫の繊細な和菓子を秋田で。菓子舗榮太楼の桜咲くさくらゼリーと銘菓さなづら。

    今回は秋田旅行の本編から離れ、一押しのお店のご紹介を。 菓子舗榮太楼 幸町店 秋田市内に六店舗を構えておられる『菓子舗榮太楼』さんは、秋田随一の老舗和菓子店です。 工場併設のためか、倉庫のようなお店構え 旅行初日に訪れたのは、本社があり工場も併設されている「幸町店」。最終日には「いとく新国道店」も訪れました(こちらはまた改めて)。 生菓子からお煎餅、洋菓子まで幅広いお品を扱っておられます 中に入ると、お品数の多さに圧倒されました。焼き菓子も置いておられる和菓子屋さん、という雰囲気です。 ショーケースには「クリームあんみつ」や「生どら焼き」の姿も 沿革の書かれた紙が飾られていました 明治16年(…

    地域タグ:秋田市

  • チェコ人と行く秋田 二日目

    【2024年4月秋田旅行|目次】チェコ人と行く秋田 一日目 - ルコの甘味日記チェコ人と行く秋田 二日目 - ルコの甘味日記 今回の旅では、友人の「ホテルは飽きた!もっとディープな体験がしたい」という希望を叶えるため、二泊目と三泊目は伯母のおうちに泊めていただくことに。両親は近くの温泉に泊まる運びとなりました。 伯母は伯父とそのお母様(おばあさま)と住んでおられます。また、仙台に住む従兄弟も私たちにタイミングを合わせて帰省し、案内をしてくれました。 うなぎ卸関谷 職人技を見学 二日目の朝一番。まず向かったのは、秋田市内のお魚屋さんです。 うなぎ卸関谷 こちらはおばあさまのお友達ご夫妻がやってお…

    地域タグ:男鹿市

  • チェコ人と行く秋田 一日目

    先日、三泊四日の秋田旅行に行ってまいりました。 チェコ人のお友達に「一度東北に行きたいんだよね、予定が合えば一緒に行かない?」とお誘いいただいたのです。私にとっても東北は未踏の地でしたが、伯母が秋田に住んでおり、随分前から「遊びにおいで」と言っていただいておりました。両親もずっと秋田に行きたいと申しておりましたので、折角なら一緒に、ということで四人での旅行が決まりました。 WOLFGANG PUCK PIZZAのハンバーガー 四月某日、伊丹空港から出発です。 家族みんなが大好きなステーキハウス、ウルフギャング系列のカフェが伊丹にはあるということで、フライトまでの時間を縫って買ってまいりました。…

    地域タグ:秋田市

  • ホットクックで発酵あんこ。甘くなかったので工夫して食べ切ります。

    今週のお題「あんこ」 先日、ホットクック部で「発酵あんこ」のレシピをお見かけしました。 なんでも、米麹の力で小豆を発酵させると、お砂糖要らずの甘いあんこが出来上がるとか。 低GIで低脂質、食物繊維も豊富。なのに甘いなんて、なんと魅力的な食べ物でしょう!早速挑戦してみました。 ホットクックで発酵あんこ作り 参考にしたのはこちらのレシピ。 kurasi8376.net まず、ホットクック「No.122 つぶあん」で小豆を茹でます。 茹で上がり。味見してみると、「お豆煮たなぁ」というお味。 あまり小豆の香りもお味もしないのは、スーパーの一番お安い小豆だからでしょうか。渋みや雑味がないのはよかったです…

    地域タグ:京都市

  • かげろうと黒あめ那智黒。古き良きCMと楽しむ紀州銘菓。

    先日、南紀白浜に旅行に行ってまいりました。 これはアドベンチャーワールドで見たパンダです。 リアルで見るのは人生初かもしれないし、そうでないかもしれない。どちらにせよ、よく知っているパンダの姿と動きをしていて、パンダだなあと思いました。 本題に移ります。 お土産として購入した「かげろう」と「那智黒」のご紹介です! 福菱 紀州銘菓 かげろう 「かげろう」は南紀白浜のお土産として、今一番人気のお菓子のように思います。赤と白のすっきりとしたデザインのお箱が、どこのお土産屋さんでも目立っていました。 二個入・四箱セットを購入しました。 お日持ちはひと月ほどで、常温保存が可能です。このくらい長いと、渡す…

    地域タグ:白浜町

  • ソウル旅行記6 辛ラーメン、蟹ダシダ、首カイロ

    【2024年2月韓国旅行|目次】ソウル旅行記1 計画、出発、夜市で晩ごはんソウル旅行記2 茹でカイコ、美術館、パン屋さんソウル旅行記3 クッキー、人間味のあるロボット、参鶏湯ソウル旅行記4 朝カフェ、ローカルなお祭りと商店街ソウル旅行記5 伝統菓子、パンスイス、帰国ソウル旅行記6 辛ラーメン、蟹ダシダ、首カイロ 今回は韓国旅行・お土産編。 左上は廃墟カフェ『onion』で購入したインスタントコーヒーです。丸ごと、コーヒー好きのお友達へのお土産にしました。 それ以外のものは全てお試ししてみましたので、順にご紹介してまいります。 農心 辛ラーメン BLACK 実家に居たころは時々食べていたインスタ…

    地域タグ:韓国

  • 永楽屋名物。母の焦がれた超巨大おはぎと、お彼岸限定金胡麻おはぎ。

    お彼岸がやってまいりました! 昨年末から年始にかけて訪れたマイブームにより、季節外れのおはぎネタを投稿し続けていた当ブログですが、やっと季節のお菓子としておはぎをご紹介することができます。 本日ご紹介するのは、『京佃煮・京菓子 永楽屋』さんのおはぎです。 『永楽屋』さんは「京のあまからや」として、「あまいもの」と「からいもの」の両方をお作りになるお店です。佃煮やお菓子の詰合せをいただく機会は多いものの、生菓子をいただくことはほとんど無く育ってまいりました。 しかし、母はこちらのおはぎに特別な思い入れがあると申します。 『永楽屋』さんの本店は四条河原町のど真ん中。京都に住んでいれば否が応でも前を…

    地域タグ:京都市

  • ソウル旅行記5 伝統菓子、パンスイス、帰国

    【2024年2月韓国旅行|目次】ソウル旅行記1 計画、出発、夜市で晩ごはんソウル旅行記2 茹でカイコ、美術館、パン屋さんソウル旅行記3 クッキー、人間味のあるロボット、参鶏湯ソウル旅行記4 朝カフェ、ローカルなお祭りと商店街ソウル旅行記5 伝統菓子、パンスイス、帰国 前回に引き続き、ローカルな商店街を歩きます。 伝統菓子「薬菓」と高級マンション 見慣れないものがずらりと並ぶお菓子屋さん こちらで韓国の伝統的なお菓子「薬菓(ヤックァ)」を購入しました。 三枚で2,000ウォン(225円)でした。お買い得です もう数年前になるでしょうか、こちらの動画で知ってからずっと「いつかお試ししたい」と思って…

    地域タグ:韓国

  • 創業670年の老舗、塩瀬総本家の生菓子四種。長命寺桜餅に初挑戦!

    先日、こんなハンカチを手に入れました。 『近沢レース』さんの、「桜餅」のタオルハンカチです。 その可愛らしさと遊び心に一目惚れ。ポチっとしてしまいました。 このレースには、二種類の桜餅がデザインされています。 桜餅には関東風の長命寺(ちょうめいじ)と関西風の道明寺(どうみょうじ)があるのをご存じですか? (中略)あなたはどちらの桜餅がお好みですか?コミュニケーションツールとしてお使い頂ける、楽しいハンカチです。 出典:シーズンタオルハンカチ/桜餅(イエローグリーン) 横浜元町 近沢レース店 京都に育った私が慣れ親しんできたのは、もちろん「道明寺」の桜餅。関東風はいただいたことがありません。…

  • ソウル旅行記4 朝カフェ、ローカルなお祭りと商店街

    【2024年2月韓国旅行|目次】ソウル旅行記1 計画、出発、夜市で晩ごはんソウル旅行記2 茹でカイコ、美術館、パン屋さんソウル旅行記3 クッキー、人間味のあるロボット、参鶏湯ソウル旅行記4 朝カフェ、ローカルなお祭りと商店街 最終日の朝、胸焼けとともに明け方起床です。胃もたれするようなメニューは食べた記憶がありません。恐らくただの食べ過ぎでしょう。常備薬である太田胃酸のお世話になります。 この日の予定はカフェ巡り。胃が持ち堪えられるかが心配です。 再開発地域で朝カフェのはしご ホテルをチェックアウトし、向かったのは『聖水洞』です。この辺りは元々、工場や倉庫の立ち並ぶ工業集積地でした。それが近年…

    地域タグ:韓国

  • 桜餅のマイ・ベスト。年中食べられる、鶴屋寿の嵐山さ久ら餅。

    早いものでもう三月。桜餅の季節がやってまいりました。 幼いころから、このもちもちした春色の和菓子が大好きで、「暖かくなってほしい」というより「早く桜餅が食べたい」という気持ちで春を待ち望んでいたように記憶しています。 そんな私が「人生で一番食べた桜餅は?」と問われればやはり、おはぎとセットで買ってこられていた『仙太郎』さんのものだろうと思いますが、「今の一番のお気に入りは?」に対する答えは異なります。 それは、嵐山にある『鶴屋寿』さんの桜餅。 我が家がこちらのお店を知ったきっかけは、数年前の婦人画報の記事でした。 www.fujingaho.jp 試しに一度買ってみたところ、なんとも品よく美味…

    地域タグ:京都市

  • ソウル旅行記3 クッキー、人間味のあるロボット、参鶏湯

    【2024年2月韓国旅行|目次】ソウル旅行記1 計画、出発、夜市で晩ごはんソウル旅行記2 茹でカイコ、美術館、パン屋さんソウル旅行記3 クッキー、人間味のあるロボット、参鶏湯 旧市街でクッキーをいただく 昼食後は『北村韓屋村』に。伝統的な家屋と入り組んだ路地が特徴のエリア、ということですが、新しい建物も多く、それほど旧市街という感じはしません。今回訪れた中では、一番外国人観光客の姿を多く見ることができましたが、それでも多くが韓国の方のようでした。 飲食店と雑貨屋さんの並ぶ観光地 高級香水屋さん『TAMBURINS』からの景色。上から見ると歴史を感じる街並みです この近くのお店で、クッキーを購入…

    地域タグ:韓国

  • 京都のベーカリーの絶対王者。たま木亭の沼にハマった私のおすすめ。

    京都の人はパン好き、というのは有名な話です。 市内にもたくさんの人気店がありますが、京都「府」全体で一番人気のパン屋さんがどこか、ご存知でしょうか。 食べログの「京都のパンのお店」ランキングで絶対王者として君臨している『たま木亭』。 このパン屋さんは、宇治の『黄檗』という超マイナーな町にあります。 『黄檗』は、大学と自衛隊の駐屯地がある以外は、ごくありふれた住宅街。にもかかわらず、パンを買うために連日たくさんの人が訪れ、列を成しているのです。 私が『たま木亭』を知ったのは、大学の宇治キャンパスに通っていた頃です。 やたら人の並んでいるお店がキャンパスの目の前にあり、「そんなに美味しいの?」と半…

    地域タグ:宇治市

  • ソウル旅行記2 茹でカイコ、美術館、パン屋さん

    二日目の朝です。 ローカルコンビニと同じくらい、セブンイレブンをよく見ました ホテル周辺は、大通り沿いは日本の大都市によく似た都会。少し入ると、台湾が思い出されるような、ノスタルジックなビルが並んでいます。 そして、目に入るのはハングル文字ばかり。これが私には未知の感覚でした。 というのも、これまで訪れた欧米の国では、なんとなくでも読み方や対応する英単語の推測ができましたし、台湾では漢字を見れば大体の意味がわかりました。それがハングルになりますと、読み方も意味も、想像もつかないのです。読めるのは偶に現れるアラビア数字とアルファベットだけ。見慣れた都市の姿でありながら、文字情報を何も受け取ること…

    地域タグ:韓国

  • ソウル旅行記1 計画、出発、夜市で晩ごはん

    2/10〜12の三連休に、お友達とソウルに行ってまいりました。 初めての韓国旅行。これをきっかけに知ったこと、感じたこと、今の私から見る「2024年の韓国の姿」の記録を残しておきたくて、旅行記を書くことにしました。 お付き合いくだされば幸いです。 事前準備 時期的には寒すぎると噂の真冬の韓国、しかも旧正月にがっつり被る日程。 韓国にも中国同様、旧正月を祝う文化があり、その期間は休みのお店も多いということを、ホテルもフライトも抑えてから知りました。「狙いのお店がやっていない」事態に備え、心の準備と代替候補の下調べをしておこう、ということに。 同行したお友達に韓国人のご友人がいらして、その方がソウ…

    地域タグ:韓国

  • チーズナンに合うヘルシーなもの選手権を開催しました。

    レコーディングダイエットアプリ『あすけん』を使っていて、一番しょっちゅう怒られるのが脂質の過剰です。チーズは脂質の多い食材の代表です。グラタンやサンドイッチ、チーズハンバーグなどは、あすけんを始めてから食べる頻度が激減しました。 それでも大好物というのはやめられないものです。うちの近くに、かつて完全にハマって週一で通っていた、チーズナンの有名なインドカレー屋さんがあります。あすけんによる抑止力をもってしても、ここには月一くらいで通い続けております。 いつも食べるのはお得なチーズナンセット。 これをあすけんに入力するとこうなります。 このグラフは、昼食の基準値ではなく、「一日」の基準値です。なん…

    地域タグ:京都市

  • 二子玉川 マヨルカ、感動もののバスクチーズケーキと明太トースト。

    先月のことです。父から突然メッセージが送られてきました。 それは、このページのスクリーンショット。 news.yahoo.co.jp 「これが気になる、次東京行くとき買うてきてよ」ということでした。 スペイン王室御用達のバスクチーズケーキとは、確かに気になります。早速行ってまいりました。 二子玉川駅は、渋谷から田園都市線で15分ほどのところにあります。ちょうど井の頭線の沿線に用があり、その帰りに寄ることにしたのですが、渋谷駅があまりに広く、混んでいて、乗り換えだけで随分と疲れてしまいました。 着いてみますと二子玉川は大きくて綺麗な駅です。憧れの玉川高島屋の広告に胸が踊ります。 お目当ての『マヨ…

    地域タグ:世田谷区

  • バレンタイン2024!『兎のことが好きすぎる蛙の戯画』をクッキーで作りました

    本日はバレンタイン!お菓子作りを趣味とする私にとっては、家族以外の人に手作りのお品を配っても許されやすい、嬉しい日です。 今年は、先日セリアから発売された、鳥獣戯画のクッキー型を使うと決めておりました。 というのも、毎年チョコを受け取ってくれるお友達が、LINEスタンプをいくつも取り揃えているほどの鳥獣戯画好きなのです。 さて、これを使って何を作ろうかしら、と頭を捻ります。小中学生のバレンタインではないのですから、単なる型抜きクッキーよりも手の込んだものを作りたいものです。アイシングはありきたりですし、生チョコサンドやバターサンドは美味しいでしょうけれど、鳥獣戯画である必然性にかけ、要冷蔵にな…

    地域タグ:京都市

  • 志野のおはぎの変わり種、青のりと黒ごま。京都タカシマヤで少しだけバレンタイン。

    おはぎといえば「あんこ」と「きなこ」が定番ですけれど、それらと別に、ちょっと変わったおはぎをご用意されるお店もございます。 仙太郎さんですと三種類目は「七穀おはぎ」。とらやさんが毎年お彼岸にお作りになるおはぎには、「黒糖餡」と、京都以外では「白餡」(京都はきな粉)があります。 2018年の調査では、「おはぎの3種類目は何を思い浮かべますか?」という質問に、「黒ごま」「ずんだ」「青のり」という回答が多く寄せられたそう。 都道府県毎に最も多い回答で色分けしてみると、北日本・東日本は「黒ごま」、近畿を中心とした西日本は「青のり」が多いことが分かります。 (中略) 当初、おはぎと言えば定番のあんこのみ…

    地域タグ:京都市

  • 日本橋錦豊琳のきんぴらごぼうかりんとう。中世日本の和菓子作りに思いを馳せる。

    東京駅のグランスタは、流行りのものから伝統的なものまで、またリーズナブルなものからギフトに最適な高級品まで、ありとあらゆるお土産の揃ったスイーツの迷宮です。地下にも一階にもたくさんのお店が立ち並び、どこもかしこも人がいっぱいで、慣れていなかったころは永遠に目的のお店に辿り着けないように感じたものです。今なお迷ってしまうことはありますが...。 きんぴらごぼうのかりんとうで有名な錦豊琳さんは、JR・新幹線の地下改札内、銀の鈴エリアと呼ばれるところにあります。先日東京へ行ったときに、こちらのかりんとうを自分へのお土産として買ってまいりました。 日本橋錦豊琳のきんぴらごぼうかりんとう お日持ちは二ヶ…

    地域タグ:千代田区

  • 昭和レトロな京のおうどん屋さんの、ガッツリ系手作りおはぎ。

    昨年末の仙太郎さんに端を発するおはぎのマイブーム。志野、松屋さん、今西軒さんといただいてきました。 未だ熱が冷めやらず、世の中はバレンタイン一色なのに、私の頭はおはぎの支配下から抜け出せません。 そんな中、たまに行くおうどん屋さんにおはぎがあったのを思い出しました。 この如何にも昭和チックなおうどん屋さん。実は、お店の前に行列ができるほどの人気店なのです。 毎日お出汁のいい匂いをさせていて、ショーウィンドウにはお稲荷さんにおはぎ、お赤飯。 絶滅危惧種のようなお店ですけれど、つい夢中になって食べてしまう、魔力のあるおうどんをお作りになります。 メニューは定番のおうどんにおそばたち。一番人気はカレ…

    地域タグ:京都市

  • ホットクックとうどんスープにおまかせ!ポテトサラダのハンドパイ。

    毎日、お野菜をただ焼いたり蒸したり煮たりした、料理名を付けるのも憚られるような食事ばかりしている私ですが、一応名前のついたお料理で、定期的に作るものがいくつかあります。 そのひとつがポテトサラダです。 ホットクックで作るポテトサラダ 元にしているのはこの方のレシピです。ホットクックでありとあらゆる材料をいっぺんに蒸して作るこちらは、なんと茹で卵までできてしまうところがお気に入り。手間のわりに美味しくて、お野菜をたっぷり摂ることができます。 hokkaido-child.com 本当は塩揉みしたきゅうりやスライスオニオンを入れたいところですが、日持ちするように、全ての材料に火を通すことが多いです…

    地域タグ:京都市

  • いちご大福のマイ・ベスト。菓子司 山もとの可憐ないちご大福と胡麻餅。

    今年もいちご大福の季節がやってまいりました。薄く透ける赤色の可憐さ、苺の甘酸っぱさとあんこのハーモニーに、瑞々しく柔らかな食感。いちご大福というのは美味しいものです。 苺というのは鮮度が命の、大変に繊細な果物です。いちご大福をいただいたとき、苺の水っぽさを残念に感じることは少なくありません。一方で、フルーツ大福の専門店さんのものなどは、果物の扱いはお上手ですが、どうしても餡の上品さやお餅の味わい深さの点で、歴史のある和菓子屋さんに敵わないことが多いように感じます。そのため、「美味しいいちご大福」に出会うのは難しくないけれど「全てが完璧ないちご大福」に出会うのは難しい、というのが私の持論です。 …

    地域タグ:京都市

  • 京都でおはぎといえば。今西軒の繊細でお上品なおはぎ。

    京都大原 志野のおはぎの記事を書いた日から、今西軒さんのおはぎってどんなだったかしらと気になって仕方がありません。年始の営業を再開されて早々、予約の電話をいたしました。 といいますのも近年、今西軒さんは大変な人気で、予約しないと行列必至なのです。開店前から列ができているとか…。 お電話での予約はひと月前から受け付けておられます。今回「三種類を三つずつ、直近でご用意が可能な日」を伺うと、24日とおっしゃいました。お電話した日からほとんど二週間後ですから、凄まじい人気です。 そしてついに一昨日、お引き取りに行って参りました。 予約のお引き取りは11時からとのことで、11時に伺いました。お店は地下鉄…

    地域タグ:京都市

  • 四人で食べるとちょうど良い?七条 松屋の特大おはぎ

    先日、仙太郎さんと志野のおはぎの記事を書いた折、京都のおはぎの有名どころを調べました。その時目にとまったのが、京都駅近くの「七条 松屋」さんの名物、特大おはぎです。 私も両親も聞き覚えのないお店でしたが、創業は昭和20年とのこと。とんでもなく大きな、美味しいおはぎを作っておられるということで、お試しする機会を伺っておりました。そして一昨日、京都駅に所用で行ったついでに寄ることができました。 お店は七条通沿い。もっと歩くかと思いましたら、驚くほど京都駅から近いところにあります。京都タワーから徒歩五分もかからないのではないかしら。 老舗感溢れるお店構えです。 この日、置いておられたのはおはぎに最中…

    地域タグ:京都市

  • 榮太樓總本鋪の生菓子3品と梅ぼ志飴。江戸から続く飴作りの職人技に驚き。

    前回の続きです。 日本橋の榮太樓總本鋪本店にて、三種類の生菓子を購入しました。 大きさが揃っていて可愛らしい。これは手土産にするにも綺麗でよいですね。 順にご紹介していきたいと思います。 名代金鍔 まずは金鍔から。金鍔は本当は当日中の期限なのですが、京都に戻る時間の都合上、やむを得ず翌朝にいただきました。 丸くて知っている金鍔と違うと申します母に、もとは「刀の鍔」をかたどっていたから、丸いのが本来の形らしいとお話しました。いわれてみれば、いわゆる四角い金鍔はどこが鍔なのかわかりません。榮太樓さんのものは薄く透けたあんこの色合いといい、まさに刀の鍔に見えます。いかにも江戸らしい、武家社会のお菓子…

    地域タグ:中央区

  • 日本橋 榮太樓總本鋪の本店でいただく、ほかほか焼きたて金鍔。

    随分前のことになりますが、日本橋三越から東京駅に戻る途中、気になるお店を見つけました。 煌びやかながらお上品、そして都会らしい垢抜け感を持ちあわせたお店構え。日本橋榮太樓總本鋪の本店でした。 イートインであんみつや焼きたての金鍔がいただけるよう。素敵!!と思ったものの、その日は新幹線の時間が迫っていて立ち寄ることができず、再訪の機会を伺っておりました。 昨年末、お友達と東京駅近くでお茶でも、というお話が持ち上がり、ここを提案させていただきました。 ビルの名前からして榮太樓ビルディング。なんと安政4年(1857年)からこの地でやっておられるそうです。今回ご紹介する金鍔は、このころからの看板商品で…

    地域タグ:中央区

  • パサパサのお芋を救いたい。いもようかんチーズのホットサンド。

    お芋の旬も終わりに近づいてきておりますが、さつまいもは一年を通してよく買う食材のひとつです。先日近くのスーパーで買った鳴門金時がなかなかのパサり具合で、これは残念、なにか一手間加えてみようと、芋ようかん作りに挑戦してみました。 さらにそれをアレンジして、チーズたっぷりのホットサンドを作ります。 ワタナベマキさんのいもようかん www.orangepage.net こちらのレシピを参考に、まずはホットクックで蒸したお芋を裏漉しします。 お菓子作りにおける憂鬱な作業ランキングがあれば三位に入ってきそうな裏漉しですが(きっと一位は計量で二位は後片付け)、私は嫌いではありません。ただただお芋やかぼちゃ…

    地域タグ:京都市

  • お餅の美味しすぎるドレッシング屋さん、味工房 志野の和菓子3種詰合せ。

    前々回、前回に続きまして、京都大原、味工房志野のお餅菓子のご紹介です。 味工房 志野のおもちの和菓子 詰合せ 志野では、いくつかの和菓子が様々に組み合わせられたパックの中から、好きなものを選ぶことができます。今回は3種類のお餅菓子のセットを選びました。 ひとつ申し訳ないのは、本当は当日中のお日持ちのこの子たちを食べ切れず、翌日にいただいたことです。元日の朝にいただきました。 黒豆餅 まずは黒豆餅から。先日「(出町ふたばさん以外の)よその豆餅を食べたことがないので〜」などと申していた舌の根も乾かぬうちに別の豆餅を紹介することになりお恥ずかしいですが(絶対よそのも食べているでしょう、覚えていないだ…

    地域タグ:京都市

  • おはぎ界のマイ・ベスト。味工房 志野の大きなおはぎ。

    前回に引き続き、京都大原、味工房志野で購入したお品のご紹介。今回は真打、おはぎについてです。栗餅などの和菓子詰合せについては、後日改めてご紹介したいと考えております。 味工房 志野のおはぎ 私たち家族が志野を知ったきっかけ、それこそがこのおはぎでした。 数年前、京都高島屋の地下一階の催事スペースに志野が出店しており、「とても立派なおはぎで、なんだか美味しそうだったから」と両親が買ってきてくれたのです。一口食べて、これは只者ではない、どこのお店だと調べますと大原。近いじゃないの!と早速行ってみたところ、とても楽しいお店でした。それ以降、定期的に訪れるようになりました。 このおはぎ、直径8センチく…

    地域タグ:京都市

  • 京都大原、味工房 志野のお餅で迎える新年。

    あけましておめでとうございます。今年も家族で新年を迎えることができました。 お正月用のお餅は大晦日に鳴海さんの本店で買うのがお決まりなのですが、ちょうど実家のポン酢が切れて、大原の「味工房 志野」まで行く用がありました。こちらはマイ・ベスト・おはぎをお作りになるお店ですから、お餅も美味しいに違いないと、今年のお餅は志野のものにいたしました。 志野は、三千院で有名な大原にあるドレッシング屋さんです。公式サイトにはこうあります。 京都・洛北の山里 大原。 この地で生まれたドレッシング屋。 元々はとんかつ屋「志野」、一品料理「志野」です。 ドレッシング屋を始めて40年、おかげさまでまだドレッシング屋…

    地域タグ:京都市

  • 出町ふたばの名代豆餅と小餅、とらやのAN PASTEとともに。

    今年ももう終わり。実家で紅白を見ながら、この記事を書いております。 一昨日、両親が出町の商店街に買い出しに行ったのですが、そのときふたばさんが期間限定の出店のようなものをされており、そちらには行列が無かったそう。コロナ禍が明けてからというもの、いつも尋常でない並び方をしているふたばさんの豆餅が並ばず買えるということで、いくつかお持ち帰りしてきてくれました。 さらに、年末だからか、白餅もそこで販売されていたそうです。つるんとしたただのお餅が八個で1,200円。思わず「たっか」と言ってしまった母に、店員さんが「餅米が違うんです!」とおっしゃり、気になってこちらもお持ち帰りしたということでした。 出…

    地域タグ:京都市

  • 仙太郎のおはぎと京都限定 栗むし。祖父の思い出の味。

    このブログを始めたときから、いずれ記事にしようと思っていたお菓子があります。 それが、仙太郎さんのおはぎです。美味しいとか大好きを超えて、「これで育った」と言えるような、私の人生にずっと寄り添っていてくれたお菓子であるからです。 以前の記事でも触れましたが(SUBSサンドイッチストアのエルヴィスサンド - ルコの甘味日記)、うちの実家は二世帯住宅で、私は祖父母に大層かわいがられて育ちました。 祖父は弱いのにお酒が好きで、毎晩少しの菊正宗を飲むのを日課としておりました。普段はおとなしく静かなひとでしたが、笑上戸だったのでしょうか、飲むと顔を真っ赤にしてからからと笑っていたのが印象的です。記憶の中…

    地域タグ:京都市

  • ビリキナータのクリスマス特製オードブルとアングレディアン京都のノエル ショコラ

    私も関西人の端くれ、幼少より漫才を見て育ちました。毎年、M-1グランプリの決勝は実家でわいわい言いながら見るのだと心に決めております。今年は奇しくもクリスマスイブということで、父が特別なプレートを用意しておいてくれました。 ビリキナータのクリスマス特製テイクアウトメニュー 京都北山大宮の住宅街にあるイタリアン、ビリキナータ(Birichinata)のクリスマスオードブルです。 こちらはミシュランビブグルマンに掲載されたこともあるお店で、我が家の今年の一大ヒットでした。これまでに二度伺いましたが、何をいただいても目を見開いてしまうようなとんでもない美味しさと新しさ、素晴らしいです。素材の味を生か…

    地域タグ:京都市

  • 若者向けコスメ店で見つけた中国のお菓子、玉米巻

    先日お買い物に行ったときの購入品。 中国人の友人が子供のとき大好きだったと言うので、食べてみたい!と買ってみました。 上好佳(Oishi)というスナック菓子メーカーの商品「玉米巻」です。調べるとフィリピンに本社があるとのこと、それなのに中国で非常に人気があるというのは面白いですね。 このお菓子を購入したのは、河原町OPAのmunit(ムニット)というお店です。OPAには7階のセリアをお目当てに時々伺いますが、6階に入っておられるこちらは韓国コスメが並ぶどう見ても若い方向けの空間で、私のようなものが立ち入るのは憚られ、いつもは素通りしていました。ですがこの日はお友達との折角のデートで、彼女が興味…

    地域タグ:京都市

  • 渋谷、メルズキャラメルワークスのCARAMEL Mels

    先日、渋谷スクランブルスクエアにてふと目についたのが Mels CARAMEL WORKS SHIBUYA と書かれた看板です。なんてったってシブヤとありますから、私のような観光客は思わず引き寄せられてしまいます。 チーズケーキ、キャラメルクリームを挟んだサンドといったお菓子たちの煌びやかさに心惹かれながらも、その後の予定が控えていることを考えますと要冷蔵のお品は選ぶことができず、生キャラメルにしました。 お味はどちらになさいますか、と言われて、たくさんの種類があることに気づきました。 (画像:https://melscaramelworks.com/) ベリーやエキゾチックは女性に、抹茶は外…

    地域タグ:渋谷区

  • SUBSサンドイッチストアのエルヴィスサンド

    いつかのグレーテルのかまどに、エルヴィス・プレスリーが愛したサンドイッチという回がありました。映されるアメリカンなダイナーをきらきらと見ていると、バナナにジャム、ベーコン、そしてピーナッツバターの組み合わせが登場して衝撃を受けました。これが?エルヴィスに愛され?現在でもアメリカで定番のサンドイッチの一つとして知られると?本当に! www.nhk.or.jp ジャムとベーコンはまだわかります。お肉にベリーやオレンジのソースを合わせるようなものでしょう。でもそこにピーナッツバター!どんなお味になるのか、どうにも想像ができません。番組を見終わると同時にグーグルに検索をかけたのを覚えております。 エル…

    地域タグ:京都市

  • 無水カレーのグラタンパイ

    私はカレーが大好きです。インドカレー、タイカレー、スパイスカレーなど、それぞれにお気に入りがあり、その時の気分に合わせて一人でもよく食べに行きます。しかしながら、家で作ることは滅多にありません。使った器具やお皿がギトギトとするのがどうにも嫌なのです。脂質が多いこともあり、レトルトカレーすら、基本的に家ではいただきません。 市販のカレールーというものは一年以上日持ちするものですが、あまりにもカレーを作ることがないため、食糧庫のゴールデンカレーの賞味期限が刻一刻と迫ってきていました。 先日やっと、腹を決めてカレーを作りました。うちのカレーは、ホットクックで作る無水カレーです。ホットクックの代名詞と…

  • 赤坂青野のごま名月と赤坂もち、一つぶ

    先日、赤坂の方で用事があり、それなら赤坂青野さんに足を伸ばしましょうと、喜んで行って参りました。 お目当てはごま名月に草だんご、赤坂もち。お名前は耳にするものの、デパートに店舗を持っていらっしゃらないこともあり、今回が初めての訪問です。 六本木のビル街を抜け、坂を下りると、張り詰めた空気がやや柔らかくなり、カジュアルなお店もちらほらとあるエリアへと出ます。赤坂青野さんの本店はこちらにありました。 店内には種々のお菓子が並んでおります。日持ちのするお菓子だけで、こんなに種類があるとは驚きました。どれもひとつから購入することができ、自分用のお土産に、あれもこれもとお持ち帰りしたくなってしまいます。…

    地域タグ:港区

  • ささみで脂質控えめ、2種のおかずパイ

    冷凍庫に眠るパイ生地を消費すべく、今日も適当なものを焼いています。 ささみのトマトグラタンパイ 作りおきのトマトソースで、グラタンパイのようなものを作ったら美味しいのではと思い、試してみました。 ささみ、お茄子、ブロッコリーはそれぞれレンジで蒸し、小さめに切ってトマトソースと和えます。冷やしておいたマフィン型にパイ生地を敷きこみ、フィリングを詰めたらまた冷蔵庫へ。天板をオーブンに入れて余熱を開始します。 余熱が終わったら、それなりの焼き色がつくまで焼いて、チーズをこんもりのせます。 オーブンに戻してプラス3分。 いい感じにチーズが溶けました。 型から外します。この生地は半量が全粒粉なので、独特…

  • お菓子工房sampoのシュトレンとエンガディナー

    私の中で、焼き菓子の女王だと思っているお方がいます。 京都の荒神口にある焼き菓子屋さん、お菓子工房sampoの店主さんです。 もう10年ほど前のことでしょうか。この小さな焼き菓子屋さんを両親が見つけてきまして、それが我が家の口にぴったりと合ったのです。南仏で修行されたという店主さんのタルトやパイ、クッキーなど、どれも繊細な素朴さと華やかさを持ち合わせた、計算されつくした味わいです。私が一番美味しいと思うカヌレをお作りになるお店でもあります。 我が家では特に父がこちらのお店を大好きで、プリンやシュトレン(シュトーレン)のような季節のお菓子の発売日を電話で確認しては、始められるや否やお引取りに行っ…

    地域タグ:京都市

  • ジョエル・ロブションのシュトーレン ショコラ

    クリスマスが今年もやってきます。 シュトーレンは毎年のお楽しみです。今年は、ジョエル・ロブションのシュトーレンが美味しいと聞きつけ、先日東京に行ったときに購入してきました。 和三盆とショコラ、2種類ありますが、今回はショコラを。 しっとりとした断面。具だくさんというよりはパンを味わう比率に感じます。チョコチップとナッツ、レーズンが入っています。 一口いただくと、スパイスの香りが一瞬にして口の中に充満します。外国のお菓子っぽい。チョコレートとレーズンの香り高さとナッツの食感が素敵です。予想よりずっと甘さ控えめで驚きましたが、食べ進むほどにしみじみ美味しい。私は飲めませんが、きっとお酒によく合うこ…

    地域タグ:新宿区

  • 上野、あんみつみはしのお赤飯

    上野の科学博物館で開催されている、特別展「和食」を見に行きました。 washoku2023.exhibit.jp 様々な展示がある中で、やはり和菓子のところには目を惹かれます。とらやの歴史の長さには恐れおののきました。 展示がほとんど終わったところに休憩スペースがあり、公式ガイドブックを読むことができます。平日で人が少なめなのをいいことに、小一時間も読みふけってしまいました。特に、お菓子に関する部分はしっかりと。 お菓子以外の部分では、江戸時代に卵が一般化したことにより、ぐっと現在の食に近づいたことが印象的でした。あと、最後にうなぎの幼生がいて、こんなに貴重なものを、それも生きた姿で見られるな…

    地域タグ:台東区

  • パンプキンパイ

    すっかり冬になったので、ここのところ、パイ生地を練習しています。 先日はパンプキンパイを作りました。フィリングはホットクックで蒸したかぼちゃに、冷凍庫で眠っていたクリームチーズを加え、メープルシロップ、シナモンなんかで適当に味付けをしたものです。 かぼちゃの水分が多い!どうしても個体差がありますね。焼いてちょっと水分が飛んでくれるといいんだけれど。 焼いてみると、半端なくバターが流れ出る!ぶくぶくと沸騰して、揚げ物みたい。ついには流れ落ちて天板の淵に溜まっていく…! そのうちに中のかぼちゃが爆発してきて、ああ〜と思いつつも見守ります。 焼き上がり。 マフィン型は思いのほかよい焼き色になりました…

  • 阪急うめだ本店、たねや茶屋の搗き餅

    阪急うめだ本店には、たねやさんのカフェがあります。 クラブハリエのカフェには行ったことがあるけれど、たねやのカフェってあるのかしらと調べてみると、こちらがヒットしました。ちょうど梅田でお友達と会う機会があり、ぜひここに行ってみたいと申しまして、付き合っていただきました。 お店に入ると大きな臼がまず目に入ります。滋賀が米どころであることに因み、搗きたてのお餅がこちらの売り。スタイリッシュながら落ち着いた店内は、古材を使用しているそうです。臼がよく見えるカウンターに座らせていただきました。 出してくださる小豆茶が美味しい!お菓子に使う小豆を使用しているとのことです。こういう香ばしいお茶が大好きなの…

    地域タグ:大阪市

  • 柿の牛乳かん

    ジャパニーズグランマの味。 とはいえ、私の祖母や母のレパートリーに牛乳かんはなく、私が牛乳かんというものを食べたのは自分で作ったものが最初でした。父いわく、父のおばあちゃんは作ってくれたとのこと。失われつつある文化なのでしょうか。それとも地域性? 今回は母からお裾分けしてもらった柿を入れています。 子供のころに食べていたわけではないのに、なんだか懐かしい味がします。こういうとき、人間の味覚って不思議だなとしみじみ感じます。

    地域タグ:京都市

  • 銀座鈴屋、かぼちゃとさつまいもの甘納豆

    東京に住む親戚から、銀座鈴屋さんの栗甘納豆をいただきました。こちら、えらい高級感たっぷりに一粒ずつ並べられた栗がとても美味しそうで、以前から気になっていたのです。お土産になにがよいか聞かれ、折角の機会ですし、栗好きの母もきっと喜ぶだろうと、お願いしてしまいました。 (写真はお借りしています: https://suzuya.shop-pro.jp/?mode=cate&cbid=1269098&csid=0) 母も私も、渋皮付きの方が個性的で美味しい、と同じ感想でした。普通のも渋皮付きのも、素材の味を繊細に生かしている印象です。 合わせて、これは私用に、かぼちゃとさつまいもの甘納豆もいただいてし…

    地域タグ:豊島区

  • 初めまして

    ルコと申します。 日々見つけた美味しいものや、趣味のベイキングの記録のために、このブログを始めました。 和洋問わず、甘いものが大好きで、毎日なにかしらのおやつを食べています。 コロナ禍をきっかけに本格的なお菓子作りを始め、今もゆるりと続けています。特に、ソフトクッキーやパウンドケーキなど、焼きっぱなしの素朴なお菓子を作るのが好きです。目指すはアメリカのグランマです。本物の祖母の思い出といえば、蒸した栗に手作りのおはぎですが。 あすけんユーザーでもあります。MYレシピであれば、マフィンやケーキでもお菓子扱いされないのをいいことに、好きなものを食べながら食事バランスを整えるのが楽しいです。 今日か…

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