穀雨の雨。10日もすれば立夏。 満開のツクバネウツギ(衝羽根空木)濡れていました。スイカズラ科の対生の花はペアに咲いて静かに匂う。陶器のような白、うつむく花弁にオレンジの模様は蜜標。潜り込む昆虫を蜜に誘い、雄しべの花粉を他の花の雌しべまで運ばせる。花の後ろに、萼は衝羽根。結んだ果実の種子を風に乗せて散らばせる。 送粉者を呼び、種子散布の手段を備え、ツクバネウツギ逞しいがゆえに美しく。 by Oa...
名古屋市の相生山(あいおいやま)緑地には、大都会に残された貴重な自然がいっぱい。雑木林に樹木の花が咲き、野鳥が囀り、ヒメボタルが舞い、黄紅葉もまた見事です。人と自然の関わりについて、名古屋市政とのやり取りも、情報発信しています。
自然を大事にするってどういうこと? 人が「自然のために」出来ることってあるのかしら? そんなことを考えながら、123.7haの相生山緑地を歩いています。この雑木林の真ん中に「都市計画道路」工事が進められていました。今は大規模公園の「素案」が提示されています。 【自然と人間】このテーマに取り組んでいます。 みなさんのご意見をお聞かせ下さい。 http://lovelyearth.info/
穀雨の雨。10日もすれば立夏。 満開のツクバネウツギ(衝羽根空木)濡れていました。スイカズラ科の対生の花はペアに咲いて静かに匂う。陶器のような白、うつむく花弁にオレンジの模様は蜜標。潜り込む昆虫を蜜に誘い、雄しべの花粉を他の花の雌しべまで運ばせる。花の後ろに、萼は衝羽根。結んだ果実の種子を風に乗せて散らばせる。 送粉者を呼び、種子散布の手段を備え、ツクバネウツギ逞しいがゆえに美しく。 by Oa...
地域タグ:名古屋市
ズミ(酢実)の満開が近いです。あいにく小雨がポツリ。 バラ科リンゴ属、確かにそっくり!でも違いは こちら 真っ白な花びらが濡れて、点に透け部分に広がって、葯からこぼれたオレンジの花粉が滲んでいきます。ズミの魅力は蕾からの形と色の変化。この上なく可愛い。このままで何日も止まっていて欲しいとさえ思います。ズミ咲く相生山緑地の「展望台跡」、数株の枝に小さな札が昨年付けられました。こちら そんなことも踏まえて...
地域タグ:名古屋市
ズミ(酢実)咲いていました。小雨の中。「相生山の四季を歩く会」の14日は未だ小さなピンクのつぼみ。 18日、白くふくらみ始めて。 きょう21日午後には、いっせいに開花。相生山を代表する初夏の始まり。 by ツッチー...
地域タグ:名古屋市
散策路は、満開のミヤマガマズミやコバノガマズミの白が新緑に映えて涼しげでした。いつにも増して美しい森が、しばらくは楽しめそうです。稲田口では、ツクバネウツギ(衝羽根空木)すでに一輪咲いていました。 もうすぐ咲きそうなものも多かったです。開花前のでも、ちゃんと衝羽根です。(笑)ジャスミンにも似た甘い匂いが谷に充ちるのも、もう直ぐですね。 by ツッチー...
地域タグ:名古屋市
大きなコナラ(小楢)の木陰、立派な力枝から下がった枝に、更に垂れて雄花序ゆれて。ことしも皆群がって「雌花を見つけた人から順に前へ進めま~す!」 その先は先月命名の「バラ科3姉妹」 長女のヤマザクラ(山桜)は果実に、二女のカマツカ(鎌柄)歓声呼ぶ満開、末娘アズキナシ(小豆梨)遅れじと。。。。「見て触って匂って、ときに齧って」コバノガマズミ(小葉の莢蒾)とミヤマガマズミ(深山莢蒾)の違いを、この会では花の匂いで識...
地域タグ:名古屋市
桜が終わったコナラ(小楢)樹林。花ざかりはコナラ。3種のツツジ(躑躅)の色違いパステルカラー。ガマズミ(莢蒾)類の白。 こんどの日曜日は「相生山の四季を歩く会」 当日のスタッフで下見をしてきました。定例の第2日曜日、昨年は4月9日、ことしは14日。日付は5日も進んでいるのに、途中でスピードダウンした春は遅い。バラ科3姉妹、ヤマザクラ(山桜)の早い枝にはサクランボ。カマツカ(鎌柄)は開花寸前の蕾。アズキナシ(小豆梨...
地域タグ:名古屋市
週末の相生山徳林寺。 「花まつり」きょう4月8日。ミヤマガマズミ(深山莢蒾)、やっぱり匂いを確かめました。香木の品位。 お洒落なアケビ(木通)の雄花序。 花色が違うこちらはミツバアケビ(三つ葉木通)、葉が掌状全縁なのでmixの子かもしれません。 ヤマツツジ(山躑躅)は次々咲いて今も満開。コバノガマズミ(小葉の莢蒾)は咲き始め。 バラ科の姉妹。カマツカ(鎌柄)の蕾。 お隣にアズキナシ(小豆梨)も競って。 ツ...
地域タグ:名古屋市
山仕事に向かう林道に、ショウジョウバカマ(猩々袴)春の名乗り。 林内を流れる飛騨川の小さな支流、岸の岩場に水沫受ける青紫。 作業道の急こう配昇ると、クロモジ(黒文字)満開。相生山のヤマコウバシ(山香ばし)の仲間。 葯の無い仮雄しべを持つ雌花かな?確か秋に果実を見たので雌株のはず。ベージュの苞の中から絹毛の本葉がのぞく姿も美しい。 間伐で抜けた樹間から望める向こうの山、峪越えに白く光る大きな花。 地元の...
地域タグ:岐阜県
森の小径 「菫ほどな小さき人」になって紫の春をたどるスミレの種子はアリ散布種子にくっついている アリが食糧にするエライオソーム(elaiosome)食糧を運んで 要らないから捨てた種子が芽生えて 春の紫紫の花 点々と咲き延々と連なる 蟻の道スミレの列は アリの運搬路歩いた跡に 新しい花が咲く by Coco & Rami...
地域タグ:名古屋市
すっかり春。18℃まで上がりました。相生山の早い桜は、どこまで咲いたかな? エドヒガン(江戸彼岸)の桜並木。5分咲きくらいを予測していたのに、意外に進んでいません。 ほとんどが蕾のままで、開いた花が集まって見える枝。一昨年の大規模伐採、昨年の園路補修工事からのダメージが大きすぎて、痛々しいほどの枝ぶり。たくさんの花が咲けば隠してくれるだろうに。見る人を慰めてくれるだろうに。去年の満開日 こちら東側の梅畑...
地域タグ:名古屋市
「冬の散策の楽しみは、可愛い冬芽と葉痕のユニークな顔に会えること。自然からのごほうびを満喫💛」(Michi)先週日曜日の「相生山の四季を歩く会*午後の観察会」ヤマコウバシ(山香ばし)からアズキナシ(小豆梨) 午前中には会えなかった子たちを順に巡りました。余りにも小さくて見つけにくかったナツハゼ(夏櫨)の『にこちゃんマークの口』も、高い所にあって見えにくかったクサギ(臭木)の『馬蹄形』も。 ヤマウルシ(...
地域タグ:名古屋市
雑木の樹林入り口にパイオニアプランツ(=先駆植生)や蔓性植物たちが生育しています。「ごちゃごちゃしていて見苦しい」と言う人もいますが、森の生きものにとっては全体を守る大事な区域。私たちにとっても季節を感じとれる貴重な場所です。 アカメガシワ(赤芽柏)の一群が冬芽を育てています。その名の通りの真っ赤な葉身が展開 こちら するには、あと2ヵ月余り。「万歳で拍手してるみたい」「仏像の頭に見えるよね」「細かい...
地域タグ:名古屋市
「名古屋市の『森づくり』はおかしいのではないか?」と丁寧に説いても、止まることなく「明るい森にするための」伐採が続けられています。常緑低木は“一網打尽”・・・私たちの祖先は、太陽のエネルギーを受けた常緑樹を大事にし、身近な常緑樹を神棚や墓に供えたり正月飾りに用いたりしてきたはず。例えば、サカキ(榊)、ヒサカキ(姫榊)、ソヨゴ(冬青)、シイ(椎)、地域によって多種多様な常緑樹が今でも自然からの下されも...
地域タグ:名古屋市
青空が清々しかった菅田神社に新年のご挨拶登り慣れたアオハダ坂を今日も元気に登れたすっかり見通しが良くなって明るい森裸木も小さな芽を守って春を待っている相生山 今年もよろしく!! by hazuki 画像はR.61 「相生山の四季を歩く会」1/14の記録 ...
地域タグ:名古屋市
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穀雨の雨。10日もすれば立夏。 満開のツクバネウツギ(衝羽根空木)濡れていました。スイカズラ科の対生の花はペアに咲いて静かに匂う。陶器のような白、うつむく花弁にオレンジの模様は蜜標。潜り込む昆虫を蜜に誘い、雄しべの花粉を他の花の雌しべまで運ばせる。花の後ろに、萼は衝羽根。結んだ果実の種子を風に乗せて散らばせる。 送粉者を呼び、種子散布の手段を備え、ツクバネウツギ逞しいがゆえに美しく。 by Oa...
ズミ(酢実)の満開が近いです。あいにく小雨がポツリ。 バラ科リンゴ属、確かにそっくり!でも違いは こちら 真っ白な花びらが濡れて、点に透け部分に広がって、葯からこぼれたオレンジの花粉が滲んでいきます。ズミの魅力は蕾からの形と色の変化。この上なく可愛い。このままで何日も止まっていて欲しいとさえ思います。ズミ咲く相生山緑地の「展望台跡」、数株の枝に小さな札が昨年付けられました。こちら そんなことも踏まえて...
雨上がりの朝、緑に埋まる谷間には白い花々。手前からサワフタギ(沢蓋木)、コバノガマズミ(小葉の莢蒾)、ツクバネウツギ(衝羽根空木)の競い咲き。 丸い蕾が水玉模様に広がって、蕊が起ちあがる花ざかり。 コナラ(小楢)の谷の底、サワフタギ群落。 樹林の足もとを飾るサワフタギの白いヴェール。 相生山の初夏は白い花が知らせます。その先駆けを、今年はサワフタギが務めています。 by アイ...
ズミ(酢実)咲いていました。小雨の中。「相生山の四季を歩く会」の14日は未だ小さなピンクのつぼみ。 18日、白くふくらみ始めて。 きょう21日午後には、いっせいに開花。相生山を代表する初夏の始まり。 by ツッチー...
森の樹木は花の時。「相生山の四季を歩く会」ではヒサカキ(姫榊)の3月に続いて、雄花―雌花を探します。今月のメイン、バラ科やツツジ科は雌雄同株に両性花。 アズキナシ(小豆梨)もモチツツジ(黐躑躅)も、一つの花に雌蕊と雄蕊。「みんなそうとは限りませ~ん・・・」という当日の資料の一部分。観察順路に次々登場する花々に蝶や蜂のように群がって、「ホント?」確かめました。アオキ(青木)は分かりやすかったです。雌株...
散策路は、満開のミヤマガマズミやコバノガマズミの白が新緑に映えて涼しげでした。いつにも増して美しい森が、しばらくは楽しめそうです。稲田口では、ツクバネウツギ(衝羽根空木)すでに一輪咲いていました。 もうすぐ咲きそうなものも多かったです。開花前のでも、ちゃんと衝羽根です。(笑)ジャスミンにも似た甘い匂いが谷に充ちるのも、もう直ぐですね。 by ツッチー...
大きなコナラ(小楢)の木陰、立派な力枝から下がった枝に、更に垂れて雄花序ゆれて。ことしも皆群がって「雌花を見つけた人から順に前へ進めま~す!」 その先は先月命名の「バラ科3姉妹」 長女のヤマザクラ(山桜)は果実に、二女のカマツカ(鎌柄)歓声呼ぶ満開、末娘アズキナシ(小豆梨)遅れじと。。。。「見て触って匂って、ときに齧って」コバノガマズミ(小葉の莢蒾)とミヤマガマズミ(深山莢蒾)の違いを、この会では花の匂いで識...
強い雨の去った朝、ヤマザクラ(山桜)が満開になりました。岐阜の山奥も、ことしは春が戸惑って。 もう100年も生きてきたのでしょうね、裏山の高木。植栽のヒノキ(桧)に囲まれて上へ上へと伸びたので、数年前から周りを伐採したけれど、花の付く枝は高くて。いつも逆光。 そのヤマザクラの樹幹流が下るところ、ことしもシュンラン(春蘭)が咲きました。本当はもう少し早く、彼岸桜の頃から蕾が開いたのですけれど、庇護者の桜の開...
桜が終わったコナラ(小楢)樹林。花ざかりはコナラ。3種のツツジ(躑躅)の色違いパステルカラー。ガマズミ(莢蒾)類の白。 こんどの日曜日は「相生山の四季を歩く会」 当日のスタッフで下見をしてきました。定例の第2日曜日、昨年は4月9日、ことしは14日。日付は5日も進んでいるのに、途中でスピードダウンした春は遅い。バラ科3姉妹、ヤマザクラ(山桜)の早い枝にはサクランボ。カマツカ(鎌柄)は開花寸前の蕾。アズキナシ(小豆梨...
ヤマコウバシ(山香ばし)の花に出会いました。ことしは遅いから・・・と油断していたら、子房が膨らんでいるらしい子も。ヤマコウバシは雌雄異株で、雌株雌花しかありません。退化して花粉を持たない雄蕊なのに、その役割を果たしているのか、不思議ですがちゃんと果実は出来るのです。こちら先日、ヤマコウバシと同属クロモジ(黒文字)の画像を載せました。そっくりな花のようすを(芽吹きの葉も)比べて見て下さい。こちら b...
週末の相生山徳林寺。 「花まつり」きょう4月8日。ミヤマガマズミ(深山莢蒾)、やっぱり匂いを確かめました。香木の品位。 お洒落なアケビ(木通)の雄花序。 花色が違うこちらはミツバアケビ(三つ葉木通)、葉が掌状全縁なのでmixの子かもしれません。 ヤマツツジ(山躑躅)は次々咲いて今も満開。コバノガマズミ(小葉の莢蒾)は咲き始め。 バラ科の姉妹。カマツカ(鎌柄)の蕾。 お隣にアズキナシ(小豆梨)も競って。 ツ...
散り初めのヤマザクラ(山桜)、芳香のアケビ(木通)の奥にコナラ(小楢)芽吹き、そして開花しています。 高い枝は見えないけれど、こんなに!舞妓さんのかんざしみたいに揺れる雄花序。今日は撮れなかったけれど、根元には雌花も。濃い黄緑のアズキナシ(小豆梨)の上、もう匂い薄い常緑ヒサカキ(姫榊)の向こう。 今度晴れたら確かめましょう。きらめきの初舞台コナラ。 by アイ...
意外に青空が広がらなかった朝。山根口ではオオシマザクラ(大島桜)とヤマザクラ(山桜)が交差しています。いずれも植栽起源でしょうが、相生山の花の春を演出します。 おだやかな桜色。「お花見」訪問者を代表して。梅畑ゆうゆう散歩のサビ猫一頭。犬連れが増える中「自由」な春。徳林寺は「花まつり」のにぎわい。境内のソメイヨシノ(染井吉野)は満開でした。 人と花の出会いを巡ってきました。 by R.60...
落花盛んの時期を過ぎて葉桜になったエドヒガン(江戸彼岸)の向こう、梅畑奥にソメイヨシノ(染井吉野)が一本。満開の時。 山根口のオオシマザクラ(大島桜)花豊か、匂い充ちて。芽吹きのコナラ(小楢)の谷左岸はヤマザクラ(山桜)若葉のと花の紅白対比。 樹林の中に毎年悩む樹種不明なサクラ。 双子池の向こう近づけないので、この子も不明。色あいから集落や耕作地に近いから植えられたソメイヨシノかもしれない。花はサク...
森の秘宝、シュンラン(春蘭)の花。株が激減しています。たった数年のうちに。ラン科ゆえに微妙な環境の変化でも、その消長は儚いもの。自然なら仕方ないことですが、「自宅の庭に植えるために」盗掘する人間が未だ何人か居るようです。個人名まで分かっていますが、ここで摘発するのは当ブログの本意ではありません。「あんな人とは知らず、いっしょに自然の中で歓ぶことが出来ると思ったから教えたのに」後悔先に立たず。なので...
山仕事に向かう林道に、ショウジョウバカマ(猩々袴)春の名乗り。 林内を流れる飛騨川の小さな支流、岸の岩場に水沫受ける青紫。 作業道の急こう配昇ると、クロモジ(黒文字)満開。相生山のヤマコウバシ(山香ばし)の仲間。 葯の無い仮雄しべを持つ雌花かな?確か秋に果実を見たので雌株のはず。ベージュの苞の中から絹毛の本葉がのぞく姿も美しい。 間伐で抜けた樹間から望める向こうの山、峪越えに白く光る大きな花。 地元の...
すっかり雪が消えた伊吹山。名古屋の都心の奥に霞む。 展望地にハギ(萩)の芽吹き。枯死したかに見える細い枝からの生命力。万葉の人が「芽・芽子」と現して親しんだハギの向こうに、ヤマトタケルの伝説を残す伊吹山。相生山の今は春の盛り。 by Oak....
新しい月はの新しい朝の光に咲くコバノミツバツツジ(小葉の三つ葉躑躅)ツツジの同定に雄しべの本数は必須です。「コバノミツバツツジは10本、ヤマツツジ(山躑躅)やモチツツジ(黐躑躅)は5本のはず。数えてみて下さ~い」と「相生山の四季を歩く会」で案内人の声。たちまち、「うそぉ、11本あるよ」「雌しべ入れたらアカンよ、柱頭が赤いのは雌しべ」「10本無いもん、8本しかない」「10本あるよ」「ワタシのは9本」雄しべの本...
名古屋市で“夏日”ですって! ニオイタチツボスミレ(匂い立壷菫)の花も終わり。腹ばいになって嗅いだ、「お母さんの白粉」の匂いともお別れ。 相生山の春3月。ヒサカキ(姫榊)の強い匂いで始まり、このスミレの仄かな匂いで終わります。 by アイ...
ことしは3月の終わりになって、この樹も開花しました。森の中心のオオシマザクラ(大島桜)の白い花。エドヒガン(江戸彼岸)やヤマザクラ(山桜) に比べれば大きな花なのですが、頭上3m以上の高い枝にしか花は無いので、その大きさを実感するのは落花の後。真っ白い花、蕾の桜色、展開始める若い緑。花序がギッシリしていないので、清楚な感じに魅せられる人は多いです。 オオシマの名の通り、原生地は伊豆大島。見目の良さに...
森の園路 足早に横切って独特な慌て声とともに この小樹林の中に隠れた 後ろ姿はシロハラ(白腹)帰らなくていいのか案じていたけれど この数日の気温は「逗留」を納得森は雑木林常緑樹の硬い落ち葉 もう半分壊れた昨秋の落ち葉その上に うふわり重層 コナラ(小楢)の終わった雄花序サルマメ(猿豆)の蔓枝が揺れる コナラ幼樹が騒めく 坂の上に 未だ照明を余して空中湿度が増していく コシダ(小羊歯)尾根への坂ミズ...
ズミ(酢実)の花は終わりがけ展望台跡のズミの樹 何本かに掲示がつけられました1年前に提案し こちら ことしもこの頃 から注意喚起しこの記事 にあるように待望していましたがやっと 実現したようです 看板は 期待していたより小さく 記述には若干 問題点もあります(花期が違います)し生育域の全て 被害木の全てをフォローしきれてませんが 相生山の自然を大事にしていきたい人びとの声が 実現したことは一歩前進あと...
肌寒い日森に入ると 意外に暖かく 居心地良かったです谷間の園路に紫の花殻・・・ ああ! キリ(桐)の季節 傍らの 特徴ある皮目 見上げます周りの樹木に さえぎられて ‥‥ 見えない逆光 足場悪い樹間の隙間から 辛うじて遠いけれど さわやかな青紫長い間 桐の花は12月と思ってましただって 花札 ・・・何処から やって来たのでしょう誰が連れてきたのでしょういつからか ここに根付いて 春の終わりを告げる花 b...
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十人十色・・・その二 マツの花 こちら の続編です鶴舞公園の松雌花見つけ〰️😃 こんなに可愛らしい子だったのね😊雄花はもう脱け殻 by hazuki 相生山の伊吹山展望地で、マツの雌花を見つけました。この春から伸びた芽(枝?)の基に、1年経った実。受粉して松ぼっくりになるのが、良く分かりました。 by ツッチー...
初夏の日差しを和らげる 緑の木陰に和んでモチツツジ(黐躑躅)の 穏やかピンクが見えました遷移で周りが育ったためか 「整美」好きな人たちが伐採しすぎたせいか長身の彼女たちの姿が ぐっと減りましたそれでも 花咲くと 意外なところに意外な株を発見できます「相生山の四季を歩く会*4月」の時には モチツツジの花は未だでしたヤマツツジ(山躑躅)の華麗さが 人びとを魅了していました 比べて 大柄だけど地味なモチツ...
相生山樹林 緑のトンネルの両縁は飛翔能力のないヒメボタル(姫蛍)のメスが 光点滅させて飛んで来る雄を 微弱な発光で待ち受ける隠れ家なので 緑の道の真ん中を歩きます明るい斜面から ふだんは水路の無い谷間へ 高いコナラ(小楢)から 役割りを終えて落ちた雄花序が 花ざかりのサワフタギ(沢蓋木)の枝に掛かる ステージ登り返す 明るい尾根への常緑高木の道照度いっぱいツツジの小群落 交ってズミ(酢実)最後の...
眩い緑 吹き出した若い緑 冬を越えた強い緑相生山の全域で 緑が日に日に膨らんでいます緑のトンネルに入って行くように 樹林の中を歩きます野生の蔓が縦横無尽に伸びる フジ(藤)の天井 シャンデリア 木洩れ日の坂道 一息仰ぐ エゴノキの蕾が下がっていました 尾根上 ヤマツツジ(山躑躅)の彩り タカノツメ(鷹の爪)の花火 ウスノキ(臼の木)の花が鈴なりツツジ科の花たちが静まると 相生山はヒメボタル(姫蛍)の...
相生山では サワフタギ(沢蓋木)が満開になりましたことし新たに見つけた株 幼木ではなく樹高2mを超えています 他の植生に圧迫されたり 頂部を数年前に伐られた形跡があったり樹幹が乱れていますが 見事に花をつけています 一番株数の多い コナラの谷の出口では どの株も花盛りふと同じ白い花で よく似た感じのコバノガマズミ(小葉の莢蒾)とどこが違うかが気になりました 探して辛うじて見つけた残花1つの花のつくりは...
相生山緑地のシンボル-コナラ-(小楢) 容積が日毎に大きくなります今日は朝9時に23℃ しばらく4月らしかったのに再び 夏日送粉の役割りを終えた雄花序 順次枝から離れ 地表に積もっていく 雌花の子房がしっかりと認められる頃 相生口のニセアカシアに蕾がつきます 緑地周辺の多くの畑地は 名古屋市の「防災協力農地」になっています地震災害が発生した場合 避難空間や災害復旧用資材置場に提供される農地 ふだんは普通の畑...
相生山のズミ(酢実) 白い花 蕾のピンク 最高潮 目線から膝元の株も 樹高3mの高い枝にもズミの花びらは5枚 ズミの花序には5本の花柄 真ん中の花が先駆けて開き 周りの蕾が遅れて開く5個の花が やさしい一かたまりになって 相生山に 緑の初夏を呼んでいます by アイ...
相生山緑地の西境界は 県道59号=名古屋中環状線国道302号(名古屋環状2号線)完成前までの 旧名称は「名古屋第二環状線」明治維新後の産業経済政策では 瀬戸の焼物を名古屋港から輸出するため鉄道を敷くという当初の計画が変更になり 後に道路となったと聞きましたこの区域では 北は菅田町から片道2車線の車道 中央分離帯のレッドロビン 歩道はツツジ植え込み北沢を経て 野並へただいま花盛りの低木街路樹 ヒトツバタゴ...
コバノガマズミ(小葉の莢蒾)もう花はすっかり終わって実を付け始めていました。最盛期を迎えようとする ツクバネウツギ(衝羽根空木) ペアの蕾がぷうっとふくらん見ながら下がって伸びてくる、咲きかけが面白いですね。サワフタギ(沢蓋木)相生口に近い方では1つだけ。稲田口では結構な数の花が見られました。これからがピークです。 相生山ウオッチャーズの チエちゃんとツッチーさんからのレポートでした今週の木曜日から...
カスミザクラ(霞桜)が朝日の中 匂えるように満開ですヤマザクラ(山桜)と近い種らしいと 葉の展開や色から実感します こんなに高い大きな樹です 樹齢は数十年を越えていそうです 霞の花を見上げていると 杏仁の香りが降ってきます隣り合って ウワミズザクラ(上溝桜) こちらも高木後から植えられたヒノキに囲まれ 枝が張れず 太陽光を求めて 上へ上へ競って伸びた結果 12m以上の枝に 花がちらちら見えますzoom...
最近歩いていると「初めて相生山に来ました」という方にお会いします。本などで紹介されているようです。今日のズミ 「これがズミ?!」「さっきのは違ってたね。桜だったのかな?」初めて相生山にいらしたお二人。ズミの写真を撮っていかれました。サクラはもちろん、カマツカもアズキナシも花期は終わってるし。何だったのかな??本物を知ってもらえて良かったです。 by ツッチー...
林縁部や伐採地に多い 先駆植生(パイオニア‐プランツ)のアカメガシワ(赤芽柏) 「エッ、冬芽 あんな だったのに・・・!」「はい。これが名づけの謂れです」 「トウダイグサ科って、円錐花序だから灯台草?」「燈台の形から、らしいですよ」 *アカメガシワのてっぺんの赤い芽をよく見ると、うぶ毛のような毛がきらきら輝いてきれいだった。アカメガシワの花は見たことがないので想像がつかない。見てみたい。(Bee) 花は こちら...
「相生山の四季を歩く会*4月」の例会では 事務局の3名に加えて20代2人 10代1人の若いスタッフが大活躍してくれました*キノコ、虫担当の方、渋い。いろいろ教えていただきました。お孫さんもすごい。(せい)*ガマズミの種類の違いを観察できた。(セツコ)*ミヤマガマズミ、コバノガマズミ、ガマズミを覚えました。(KUMIKO) 「広場で見ていたキノコは、ヒサカキ(姫榊)の花を養分とするキンカクキン(菌核菌)の一種」(カイ...
体調が良い時は、雨の日の散策も好きです。だぁれも居ないので、森が貸切状態になります。心ゆくまで好きなものを観察します。 ズミは至るところで頑張ってくれてました。咲きかけの優しいピンクいつもと違う場所、徳林寺の南尾根で見つけました。今日はツクバネウツギを再訪。まだ咲いていないよね?・・・・❢サ・イ・テ・ル~❢❢もうすぐ咲きそうな蕾も。一度分かると、次々に発見できます。ご褒美をもらった気分です。 b...
「相生山の四季を歩く会4/9」参加者アンケート&その後のコメントから*ナラメリンゴフシ(楢芽林檎附子)……ナラメリンゴタマバチ(楢芽林檎玉蜂)がコナラの芽に寄生したもの……が多かった。(カイト)*リンゴタマバチの虫えいがリンゴの実みたいでかわいい。(ひめしゃが)*気をつけているとあちこちにありますね。綺麗な虫瘤だったので撮影しました。カッターを持っていなかったので、木の枝で割ってみました。意外に硬くて驚きま...
松の新芽が気持ちよく伸び その下方には雄花、 今にも花粉が飛び出しそう。 付け根に小さな小さな緑色の実、 これは去年の雌花が1年かかって作った松ボックリ。もう少しすると、新芽の先端に今年の雌花がお目見え。 ・・・・丁寧に説明頂いても???の連続 よく分からないけど面白い! しばらく松の新芽のルーペ覗き続きそう~ by hazuki 参考記事:「マツの雌花」こちら 「マツの実と花」 こちら...